英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

Author:Gail Honeyman
Category: Fiction
Length:   338ges / 11s and 41mins / about 104160

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.66(耳読書No.55)439冊目
お越しいただきありがとうございます。

たまたまイギリスアマゾンで見つけたのですが、ベストセラーになったもののようです。セラピーストーリーとでも言いましょうか。これはほんとにめっけものでした。

最初は心がないのかというぐらい冷たいエレノア。誰とも心を通わさず、ただ一人同じことを繰り返す日々。そこに小さな小さな変化が訪れることから、少しずつ閉じた心を開いていく物語です。

心と体に深い傷を負って、フォスターケア
(行政が成人するまで面倒を見る里親を含む制度)で心の交流がないまま育っているせいで、彼女は自分の生活にやってくる人たちにどう対応していいかわかりません。友人もなく、同僚とも交流がなく、冗談も言わない孤独な毎日で、KYな自分もわからない。

主人公の周りの人間が持つわだかまりを読者として同じように持ちながら、「大丈夫かな、この人」から徐々に「ああ、そうか」に変わり、最後はエールを送っている自分がいました。

精神的な病は治すのがほんとうに大変です。表に出て来るものにたいしてレッテルを貼られてしまい、避けられてしまう。好きでそうなったわけではなくても、世の中は冷たかったりします。逃げ場がない。コミュニケーションがうまくできないからよけいに孤立してしまう。

人間は、どんな人間でも、かならず必要なものがある。

それは自分でない生き物の存在。人や動物や、植物だったりもするときもある。(ここで出てくる観葉植物のシーンで映画「レオン」を思い出した私です)

どんな人もそれなしでは生きていることさえもわからないかも。 だから人間はややこしい。だから人間がいい。

これもお人よしの人物が出てくるんですが、そういう人がいないといけないなと思いました。思いやりが人の命をつなぎます。ほんとにこういうのを読むと世の中捨てたものじゃないなあとこころが柔らかくなります。

誰にも居場所を作ってあげようとする暖かさを感じました。

日本に暮らしていて、こうやって英語の環境を知り、英語で読んで、ふと思うのは、「裏のなさ」がある人がでてくることです。やさしさの感じがちょと違うなと思うのは私だけかなあ。アメリカの作品とはまた違う感じなんです。何というか、「あっさりしたやさしさ」とでも言いましょうか。

英語はしっかりした感じが感じられるイギリス英語です。男性、老人の使い分けもかなりうまいです。そしてグラスゴーという土地柄で、方言を聴くのも魅力的。イギリスものはaudibleはそういう意味で色鮮やかに感じる私です。文字では味わえないこの感覚を是非味わってほしいと思います。

ちょっとポイニャント(心苦しくなる)でもあるけど、心が少し軽く、優しくなるお話でもあります。

ちらっと映画化なんてものも目にしました。されるとしても少し先かもしれませんね。

物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計   475,354語

  累計   51,822,343語


Author:Patrick Ness  (著), Siobhan Dowd (著)
Category: Young Adult ( Fantasy )
Length:   224 pages / 3hrs and 51mins / about 33314 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.65(耳読書No.54)438冊目
お越しいただきありがとうございます。まただしちゃった赤★。ダークさがちょっとあるのもクラッときました。

この作品は発売された時から知っていたのですが、この作品の作者に関連があることに気が付いたのはこの本を手にとってからでした。2011年の1月に読みました。ニューベリー賞受賞作。
当時はまだ英語読書歴が浅くて、今読んだらもっと感動するかもと思います。だって、今だこの雰囲気と話をけっこう覚えているから。アイルランドの心が少しわかる気がする作品です。これが確か遺作となったと聞いていたけど、このあと、A Monster Callsの原案を託してこの世をさったのがこのひとだということに、パトリック・ネスの言葉で知りました。パトリック・ネスが託された原案を書き出すときには、シオバーン・ダウドの声を真似して響かせながら、彼女だったらと、思いながら書いたというので、「あ、あの人だ!」とやっと一致しました。

最近、この間この本を「読み聴き」されているかたをお見かけして、アマゾンでチェックしてみたら、表紙が変っていました。

映画化されたというサインです。これは読めというサインだと早速ダウンロード。

なんでもっと早くに読まなかったのだとさえ思いました。文学賞をとるだけのことはある。

言葉が持つ内面、強さ、その響きを感じ取ってほしいという、原案者とライター二人の渾身の力を込めたメッセージが感じられました。すばらしいの一言です。子供向けにしておくのはやっぱりもったいない深さがあるので、これは多読をされる大人の方にも超おすすめであることが間違いないです。

audibleもナレーションがなんとこの人,ルシウス・マルフォイ役の、ジェイソン・アイザック。イギリス英語で、すごく明瞭です。
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モンスターの声が特にすばらしいです。その他もほんとに上手い。これがaudiobookの醍醐味ってのを多く方が味わえると思います。

シンプルな言葉だからこそ、子供むけだからこそ、ジンジンと伝わってくる本当の意味。

私はaudibleで聴いたので、家にいたときに、響いてきた言葉を書きとっておきました。


There is not always a good guy. Nor is there always a bad one. Most people are somewhere in between.

Stories are important. They can be more important than anything, if they carry the truth.

You do not write your life with words . You write it with actions. What you think is not important. It is only important what you do.


映画はこちらです。もっとファンタジーっぽいですね。

予告編を見る限りでは、原作の私の好きなダークな部分がが随分雲隠れしている感じですが、別で楽しめそうです。また映画見てみます。これまた豪華キャストです。ジェイソン・アイザックもいいけど、リーアム・ニーソンの声もピッタリですねえ。ナルニアでも確かライオンの声やっててよかったので、これもいいだろうなあ。母にフェリシティ・ジョーンズ、おばあちゃんにシガニ―・ウィーバーというのもすごいぞ。

やってくるモンスター、心の中に潜むモンスター、そのモンスターは自分の心の反映だったり、自分がおびき寄せていたり、

実はモンスターではなかったりする。

もっと違うもので、それはただ形を変えてあなたの前にあらわれているだけのもの。

これは本当に読んでよかったお話でした。大人の心の成長まで促してくれそうです。

深い、透き通るような青く緑の湖の中のにいた気分です。

ああ、物語っていいですねえ。モンスターが言うのもわかるよ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計 371,194語
 累計  51,718,183語

Author:Hazel Gaynor
Category: Fiction ( Based on history / Dual time )
Length:   416 pages / 11hrs and 2mins / about 128960 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.64(耳読書No.53)437冊目
お越しいただきありがとうございます。この作者の作品はこれで2作目です。1作は大ヒットのこの作品でした。
タイタニックのお話は悲劇と決まっているので、どうしようか迷って手に取ったものですが、これはよかったです。聴いていて目の前で船室中のパニックが起こっているのが見えるようで、夢中になってききました。ラストが大好き。

で、今回のお話は舞台がヨークシャー。ヨークシャーに親しみを持つ私なので、聴いてみることにしました。どうも史実をもとに作られたフィクションのようでした。

史実とは、こちら、
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コティングリー妖精事件として知られる、ねつ造写真の真偽を主軸に丁寧に当時の少女とそのいとこ、そして現代の主人公を絡めたデュアルタイムでもあるお話です。

この写真が撮られるまでと、撮られてからのお話が丁寧に描かれていて、どんなことが起こったのかを、作者のうまい語りで知ることもできる一石二鳥なお話です。私は似たような話を聞いたことがあったので、興味深く聴きました。この写真をめぐってはコナンドイルも言及していて、当時はかなりの話題になっていたようです。

Cottingleyはマンチェスターとヨークのちょうど間で、皇室の人がこの間留学したリーズ大学の近くでもあります。有名な高級住宅街ハロゲイトのちょっと下あたり。ハロゲイトはいったことがあるのですが、地図や画像を見るとなるほど妖精がいてもおかしくない雰囲気が溢れています。
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事実が多く、意外性がないので、★は4つにしましたが、妖精はねつ造だったということがどうだというのでなくて、妖精がいてほしい、少女たちの心の中にはいつも妖精がいて、こころ押しつぶれそうになった時には小川のせせらぎのそばからやってくる。心に寄り添っているというやさしさを持ち合わせている本だなと思いながら聴きました。

同じようなテーマの作品はこちら。こちらもなかなか雰囲気があって面白かったです。ダークさがけっこうお気に入りの作家さん。
これはロケーションも違います。

デュアルタイムでもあるので、話が行ったり来たりする分、簡単とは言えないかもしれません。英語は二人のナレーションで、少女と大人の女性です。ヨークシャー、アイリッシュ、ちょっと南アフリカ?のアクセントが聴けます。

やっぱり物語が好きです。こんな教養つけてどうなるんだと思わないでもないですが、こんな教養こそいいじゃないかと思う自分もいます。心の図書室拡大化作戦を一生かけてしていると思っています。

さて、つぎは映画化されている子供向けの作品です。これはなんで今まで手に取ってなかっただろうと思いながら聴いています。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 
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9月合計  337,880語
 累計  51,684,869語

Author:Ruth Hogan
Category: Fiction
Length:  288 pages
 / 8hrs and 35mins / About 75000 words (語数はだいたいです)

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.63(耳読書No.52)436冊目
お越しいただきありがとうございます。でました。六つ★でも、私がこんな物語好きで好きでたまらないので、他の方には六つとは言い難いかもしれなけど、とにかくこれは聞き始めたときから胸がキューンとし続けて、最後までキューンとし続けました。ラブリーなお話です。

見つけたのはイギリスアマゾンです。イギリスではランキングに入っていました。

薔薇のお庭があるエリザベス朝の大きな静かなお屋敷にひっそりと住んでいる紳士。妻が亡くなってから40年間、あることをずっとやり続けてきた。それは亡き妻へのレクイエムでもあった。

この何とも言い難い雰囲気を出すのはかなり難しいと思っている私です。聴き終わってまたチャプターワンを聞き返して、「ああ!なるほど」と思いました。す、素晴らしい!もう一回このまま聴き直そうかなあ。

目だと、わかりにくくなってもすぐにページに戻れるのでもう少しわかりやすいと思いますが、これはaudibleで聴くのは難しい部類ではないかと思いました。デュアルタイムではないのですが、二つのお話が交互に進んでいき、最初の接点がわかりにくくて、最後の最後まで全く接点がないまま進みます。

そして、それとはまた違うたくさんのエピソードが入ってくるので、とてもとらえにくいです。なので難易度をちょっと上にしました。それでも、聴いている間は私の心の水際に小さな波を常時起こすような感動でした。

アマゾンのカテゴリーはオカルトとか、ユーモアとかでもカテゴライズされているのですが、これはそんな枠にとらわれないフィクションであることは間違いないです。

この世界に共通点があります。
この作家さんの世界をイギリスの小さな町にもってきて、もっとフワフワさせた感じ。この作品も思い出しました。
上の物語を全部ひっくるめたような愛おしさがあります。こういう世界にどっぷりつかりたい私なので、聴き終わりたくなかったです。

オブおじさんとはちょっと違うけど。おじさんがカギです。あ、怖くないアントニーおじさんという人です。

アントニーおじさん以外にもお手伝いさんのローラ、庭師のフレディ、近所の女の子サンシャインと個性豊かな登場人物が出てきて読ませます。

この物語では、アントニーが見ず知らずの人の落とし物を拾っては、拾った時と場所を記録して、自宅の書斎に保管しつづけます。いつの日か落とし主が見つかることを祈って。

世の中は捨てたもんじゃないんだと思い出させてくれる本は貴重です。

聴きながら、自分のこの読書ブログと重なりました。

7年間来る日も来る日も読んだり、聴いた本について綴り続けてきました。読者が一桁でも、拍手がなくても、ひっそりと綴り続けるのは時に難しい時もありましたが、いつの日か誰かが一人でもいいから読んでもらえて本を手に取ってもらえたらいいなと思いながら。手に取ってもらったかどうかもわからなくてもです。上質の物語は心を震わせてくれる感動を伝えたくて綴り続けてきました。

数年前に綴った思いが、今もしかして誰かの思いと重なってるかもしれないと思うと、またこのブログを書く気持ちが湧いてきます。

静かな静かなローズガーデンに、大きな大きな愛情が詰まっているような物語。また出会えました。地味ですが、こういうのがあるから、こんな世知辛い世の中で息ができる気分にさせてくれるお話でした。

この本を聴いていて、audibleがいかに素晴らしいかをまた味わってしまいました。ナレーションの3人のうち、速めのブリティッシュアクセントもそのうち慣れたし、主軸の女性の英語がもう愛おしくって。頭の中はずっとイギリスをさまよっていました。

ああ、物語っていいですねえ。

こうやって読みたい本に出会える喜び。読んでくださるあなたにもこんな気持ちになれる時がありますように。なんだか雑音も遠くに小さく聴こえるようなって、どうでもよくなる。本が私を救ってくれます。

読んでいただきありがとうございました。


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9月合計   208,920語
 累計   51,555,909語

Author:Marc Levy
Category: Romance ( Romantic comedy )
Length:  288 pages
 / About 89280 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.62(耳読書No.51)435冊目
お越しいただきありがとうございます。

こういうの待ってたんですよね。超キュート。大人のキュートなロマンス!爽やかで、ちょっとコミカルで、幸せな気分になる作品。これは文句なしです。粋でテンポもよくて、ロマンチックで聴き終わりたくなかったほどです。やっぱパリは恋人の街ですねえ。うーんパリ行きたくなってきた。大昔パリに行ったときはけちってルーブル美術館に水曜日の割引デーに午後から入って、時間足りなくて後悔したので、今度はちゃんと時間かけていきたい。

思い出した作品というか映画ですが、ずばりこれです。これは舞台がイギリスで主人公が逆のパターンですが、これを思い出した人は多いと思います。
自分の中で、ロマンス部門久々の大ヒットです!

目で読んだら★二つと三つの間です。すごく読みやすいと思います。audiobookとしては難易度は少し上になると思います。目で読む平均が5時間57分で、audibleの長さが6時間24分とその差が少ない。ナレーションが速めだと思います。それとフランス語なまりの英語はけっこうタフです。

二人の主人公の場面がころころ変わるのですが、その変わり目がほとんどわかかりにくく、最初登場人物が一気に5人以上ダダっとでてきて把握するのがややこしくて、確認のため最初の30分を聞き返しました。いったんわかれば、もうロマンチックでキュートな世界にどっぷりつかれます。

これはおそらくフランス語からの翻訳本だと思うのですが、まったく違和感がなかったです。というか主人公がアメリカ人とイギリス人なので、それも不思議ですが、著者はフランスのベストセラー作家です。

一筋縄ではいかない大人の恋愛を描いていて、友情をはぐくもうとしているのか、恋人として意識しているのかのすれすれの線を描くのがすごくうまいです。それに、小説のエピソードはなかなかひねりがあります。フランス以外の舞台もあるのですが、なかなかタイムリーな政治色も感じる素材を扱ってもいます。

爽やかさも感じるのですが、ちょっとこれにも雰囲気が似ています。

これもキュートですよね。

9月に発売されてすでにもう大ヒットしているので、これも映画化の予感です。私はaudible解禁日に予約してダウンロードしました。

ソフィ・キンセラはちょっとどぎつくてどたばたで物欲ありすぎ、デビ―・マッコーバーやキャロリン・ブラウンがちょっと年齢が行き過ぎかなと思う方は、これうってつけだと思います。ハッピーな気分にもなれると思います。

大好きなリチャード・カーティスの雰囲気も持っているこの作品。みんなこういうの大好きだと思います。私は大好き♡

夏は暴走したのですが、くらべるとちょっとペースを落として聞いています。耳はイギリス英語で、目はアメリカ英語を読んでいます。仕事が始まって、他の英語の取り組みも徐々に変えつつあるので、もう少し本を読む時間もとれるといいなあと思っています。

ああ、物語っていいですね。こういうロマンスもっと読みたいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計   133,920語

 累計   51,477,909語


Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.61(目読書No.11)434目
お越しいただきありがとうございます。今回はノンフィクションです。自分の前の壁をなんとか超えようと頑張る人にとってはうってつけの作品。テキサス大学の卒業式で行われて有名になったスピーチ。その長いバージョンであるのがこの作品です。144ページと短いものなので、すぐに読めます。4万語って印象じゃないですがね。語数はサイトから調べたものなのでご了承ください。

内容は何度も大事だと思うことを繰り返し述べるので、わかりやすいです。

この方はアメリカで37年間海軍でずっと活躍して最後は海軍大将として軍を引退した人物です。サダム・フセイン捕獲やアルカイダのオサマ・ビン・ラーデン殺害の指揮者でも有名だそうです。詳しくはWikipediaにて。

スピーチの映像があるので、貼りますね。短いのでも中身がわかります。

毎朝起きたときに、かならずベッドを整える。シーツに皺ひとつなくまるできちんとベッドメイクする。それと同じ行動を日々のタスクに応用して、一日でやるべきことをきちんとやり終えた一日を蓄積していくことが世界を変えるきっかけになるのだ。というような内容です。

自分に厳しく、大きな組織をひっぱってきたからこそ説得力のあることが言えるのだなとという言葉が満載でした。これは私達の普段の生活にあてはめることができます。これ読み始めてからは、毎日ちゃんとベッドを整えるようになりました。それするだけでもすごく気持ちがしゃんとすることにも気が付きました。

そして、英語学習者としては、自分に課した英語のタスクを一つ一つ丁寧にきちんとこなしていく。主婦なら家事をこなしていく。仕事場では仕事をきちんとこなしていく。

そのことが明日につながり、長い先の結果になっていく。

ちょっと落ち込み気味な時に手にしたので、とても心にすっと入り込んできました。

心新たにまた勉強したいなと思いました。

海軍の経験談が主な内容なので、軍で使われるような単語がちょっと多めです。frogmenなんて普段は目にしないですよね。

短いものなので、2時間ぐらいで読んだと思います。今日は半分の1時間分を読みました。

これはaudibleも出ているのですが、目で読んでハイライトをしたかったので、kindleで読みました。

最近は目で読むものを探すのが大変。それぐらいaudibleが充実してきています。それに年間会員になるとそちらのほうが断然安いです。次回の目の読書はaudiobookがダウンロードできないベストセラーのサンプルを読み始めました。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:Fiona Davis
Category: Dual time
Length:  368 pages
  / 11 hrs and 42 mins / About  114080 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.60(耳読書No.50)433冊目
お越しいただきありがとうございます。私の読書は偏りがあるんですが(笑)おそらくこれも偏りの理由の一つだと思います。ヒストリカルやこの現代と過去の二つの主人公が登場する形のデュアルタイムというお話に目がありません。最初ヒストリカルだと思って聞き始めたら、デュアルタイムでした。

主な舞台はここです。
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本の表紙と全く同じ建物です。NYマンハッタンにあるダコタハウス。表紙はおそらくセントラルパークから見上げた感じで、まだ周りにビルがない状態だから違うように見えますね。当時はそうだったみたいです。私は旅行中に観光バスからのぞいたことがあるだけですが、豪奢で素敵な建物です。ジョン・レノンが住んでいて玄関前で殺されたことでも有名になった超高級マンションです。現代でも資産があるだけでも、有名なだけでも入れないと言われているマンション。これを設計したとされる人のアシスタントして働き始めた女性が主人公の一人です。あ、調べたら、設計者として出てくる登場人物も全く別の名前だったので、完全にフィクションだとおもいますが、それでもうまくつながっててかなり面白かったです。

時代はこのダコタハウスが建てられた1884年ぐらいと、100年後の1985年。舞台は同じダコタハウスで話が繰り広げられます。交互にヒロインが登場するのでそれさえ慣れればデュアルタイムは展開があってすごく面白いです。

ヒロインが、特に過去のヒロインがとても苦労するのですが、現代(といっても1985年です。設定上そうしないと無理があるのでしょう)で知る100年前の事実とは実は違っていたという話で、クライマックスに向かってわからなかった謎が明かされていくのですが、

途中思い出した本は二つ。まずはこの間も取り上げたこれです。
舞台が同じマンハッタンというのと、やっぱり同じような設定があるこちら、

この二つにもっとメロドラマチックさを加えた感じです。

このThe Addressはなかなか結末が面白かったです。すごいどんでん返しがありました。

フィクションなので、作りばなしなのですが、それでも作者の知識や調べた史実などからくる断片を拾って自分もいろんな知識をつけることが可能です。ここでは、マンハッタンの成り立ちを学べたり、自由の女神が運ばれてくる様子がわかったり、間接的にでもいろんなことが知れるのです。私は英語で話をするときに、この読書からくる情報で、いつも得をしたなと思うことが多いです。

それは、言語を学ぶという目的だけでないことを指しています。

それとドラマを通じていろんなことに共感したり、感動したり。言語を超えてそれができるうれしさがあります。たまらない魅力です。

ああ、物語っていいですねえ。

気が付くと、今年はaudiobookだけですでに50冊聴いていることに気が付きました。おお、これはタイ記録だと思います。今までで目と耳を合わせて100越えをしたことがるのですが、そのときは多分1年で50冊だったと思います。今年はまだ4カ月あるので、audibleに関しては新記録になりそうです。励みになるだけのことだけど、素直にうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Peter Swanson
Category: Mystery
Length:  320 pages
  / About  119040 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.59(目読書No.10)432冊目
お越しいただきありがとうございます。最近はaudibleがますます充実してきているので、じっと座ることがなかなかできない私には嬉しい限りな読書生活なんですが、たまにaudiobookが入手できないものがあります。日本からは輸入制限か何かでダウンロードできなかったりもあります。これはあるにはあるんですが、なぜか値段がべらぼうに高い。なので目で読むことにしました。

人が結構死ぬのに、この軽快な感じはなんなんだというぐらいテンポのいいお話で、意外な展開にうなります。予想不可能。読んでいて思い出したのが、

の不気味感が15%ぐらいで、
これのテンポが10%ぐらい。

そしてそれをもっともっとあっさり爽やかにしたような印象を持ちました。どんどこ人が死ぬのにです。これはページーターナーです。展開が意外で先が知りたくなる要素が満載。

読み始めてはじめて気が付いたのですが、サイコパスを扱ったお話です。Gone Girlのヒロインもそうですが、人を殺すことにまったく罪悪感がない人たち。ほかにもたくさんありますが、思い出したのがこれです。
ここでは悪役でサイコパスが出てきて、主人公の刑事が対決するという設定ですが、あげた例のサイコパス達はものすごく残酷です。

この作品のサイコパスはちょっと違います。それがこの作品がヒットした要因かも。イメージは猫です。淡々としていて、そつがない。簡単に完全犯罪をやってのけるのですが、本来にっくき殺人犯のはずなのに、読んでいるとそう思えなくなってくるのです。これは作者のうまさにやられた感じです。おちもいい。これはヒットしたのがうなずけました。

なんとか1か月に1冊、せめて1年で12冊という目標は達成できててうれしいです。相変わらずですが、目で読むのはお昼ご飯の時とかが中心です。夏休みで読書がしたかったので、時間ができた後半にやっと手に取ることができました。この作品は毎日1時間ぐらいずつ読めて嬉しかったです。

読みやすいのもあるし、ストーリーも先が読めないのでおもしろくってお勧めです。これも映画化されそうなお話でした。

さて次はこれまた好みのデュアルタイム。これも展開が面白かったです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction
Length: 465 pages
 / 18 hrs and 33 mins / About  153760 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.58(耳読書No.49)431冊目
お越しいただきありがとうございます。つい最近この著者の最新作を聴いたんですが、「やっぱり夏はフィリッパ・グレゴリー」と思ったのと、人物に興味を持ったのと、本の評価もかなり高いので迷わずこの作品を購入しました。

いろんな人の立場からのテューダー朝を書くことで有名な著者ですが、このお話はヘンリー8世の最後の王妃、ヘンリー8世の寿命を延ばし、当時では珍しく、知性派としてのクイーンとして扱われているキャサリン・パーという女性の目を通してのヘンリー8世晩年のお話です。

やっぱり表向きの歴史だけでは知り得ないエピソードが満載で満足でした。これの前のカズンズワーシリーズ、ばら戦争をもたらしたプランタジネット朝は夢中になって連続で聴きました。でも、もともとテューダー朝は暗いのであまり手をつけていなかったのですが、

やっぱすごいわ、の一言でした。

イギリス史の中でも燦然と輝いているような有名なテューダー朝ですが、前回の娘のエリザべス女王の時と同じく、

暴君のなれの果てを見ることができます。徹底的に悪人のヘンリー8世。どこまでも冷酷な、ひとを人とも思わなくなってしまう独裁者が描かれています。

キャサリン・パーは王とは再再婚で王妃になり、彼の子供たちの庇護者として教育にも骨を砕きます。一方で、王妃になる前に結婚しようとしていた相手にずっと愛情を持ち続けて、ヘンリー8世の王妃として耐えに耐え忍ぶ姿、賢いがゆえにもたらされる危機はまるでサスペンスドラマのようでした。こんなに不安定な立場だったとは知らなかった。

以前に読んだヘンリー8世が狂気の境地に陥っていく様子は、見るも憐れで、思わず同情心も芽生えたんですが、ここではその後のさらに悪化したあとの王の状態なので、ただの悪人としか映りませんでした。ただのゴッドコンプレックスのおっさんになっていてびっくりした。そこまで描ける作者にもびっくりしました。負傷した足の傷口から常に腐臭がただよう中で、だれも信用できなくなっていく姿は壮絶です。それに耐えるキャサリン・パー。おとぎ話の王に見初められる女性とは全く違う、絵本とは違う、本当は監獄のような世界。

このお話では相思相愛の相手、トーマス・シーモアは非常にいい人物として描かれています。史実ではちょっとずるい彼ですが、イケメンヒーローは必要なので、良しとして聞いていました。まあ、実際には中世の人たちの価値観はかなり違っていたはずですしね。

いやあ、すごい重厚なドラマでした。舞台はイングランドのお城を転々とするので、ますますもともとの夢であるお城巡りに拍車がかかりました。王が住んだお城だけでなく、貴族が住んでいたお城も途中いろいろ調べて、行きたいところが増えちゃいました。調べたものの一つにこの間見た映画の舞台になっていたところもありました。

昔、イギリスのコッツウォルズ周辺を友人とドライブしながら泊まり歩いたことがあるんですが、その時に、キャサリン・パーが過ごした最後のお城に行ったことがあります。こじんまりとしていてお庭も素敵で、また行きたいなあと思っています。

個人的に大好きな分野なので、思い入れも強くて、面白いと感じるのも人の倍ぐらい感じてるんだと思います。

英語はこのシリーズの多くを手掛けているナレーションの方で、イギリス英語が心地よくなること請け合い。真似したくなります。

さて、8月は前半読書を我慢していたのもあって、ストレス解消に読書を後半2週間で増やしました。仕事も始まったので、なかなか大変でしたが、なんとか目標を超えることができました。うれしい。たまった読書日記を一気に書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
ダウンロード (5)

Category: Nonfiction
Length: 352 pages
 / 6 hrs and 36 mins / About  84320 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.57(耳読書No.48)430冊目
お越しいただきありがとうございます。今回はノンフィクション。犬Loverなので、犬ものを見つけるとついついポチットしてしまう私です。

最初はランナーである著者の生い立ちやマラソンの話に終始します。「犬の話じゃなくて、マラソンの話か?」と思うほど(笑)

事の起こりは著者がゴビ砂漠のマラソンに参加したことから始まります。マラソンの最中に出会った小さな野良犬。なぜか著者についてきて離れない。短い距離は一緒に走ったり、長い距離はボランティアの車で同行したりと、みなのアイドルにもなってしまう。ゴビ砂漠で出会ったので、名前はもちろんゴビ。
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強い絆を感じた著者はゴビの本当の飼い主なることを決意。信頼のおける現地の人に預けてゴビをスコットランドに連れて帰る手段を探し出します。

このお話を通して、わかってはいたんですが、動物が国境を超えるのがどれほど難しいかがわかります。

かつて、私の家にやってきたイギリス人がうちのトイプードルにほれ込んで。この犬を売ってくれ、連れて帰りたいと言いました。お金も糸目をつけないとも(笑)半分冗談、半分本気。地球を半周して連れて帰るまでにストレスで弱ってしまうと想像できる小さい子です。それを思い出しました。もちろんお金にはかえられません。


犬と人間の間には見えない糸がもちろんあると信じる私です。英語ではbond。この著者とゴビのboncのお話を聞きながら、私の膝の上で安心して寝ている愛犬を見ながらうなずく自分がいました。

小さなころから、親の愛を十分に得られなかったり、友達の親に拒絶されたり、差別されたり、学校では先生からダメ扱いを受け続けたと語る著者。マラソンと愛する人、犬に出会い、つながりを保とうとしたことによって、徐々に氷が解けるようにまわりに信頼の輪ができていく。世界中にも。

この小さな小さな犬が世界中の人の心を動かしたのには、やっぱりみんないいニュースが欲しいから。幸せを求めているから。

それを通して自分の成長を素直に認める、素直な文体にとてもこころ洗われました。

世界中の人から差し伸べられた手。寄付によって中国にゴビを探しに戻り、4か月間滞在し、
飛行機と船と車を乗りついでスコットランドにゴビを連れてこれたのも、世界中にちらばる一人一人が助けてくれたことだと著者は書きます。

"The World is still a loving kind place.."

これからもこんな話がたくさん語られる世界になってほしいなと思いながら聴き終わりました。

英語は読んだら読みやすいと思います。audiobookはちょっと速めで、アクセントもありますが、慣れると心地いいです。

実話なので、映像もたくさんありました。
16分のと6分のを貼っときますね

 
こんな小さな犬が耐久レースを果敢にはたしたんですねー。人懐こそうでほんとに可愛いです。

犬だけでなく、動物が人間をいつの間にか救っているという本は他にも読みました。

A Street Cat Named Bob: How one man and his cat found hope on the streets
A Street Cat Named Bob: How one man and his cat found hope on the streets [ペーパーバック]
れもYoutubeで話題になってから本がでて、映画化もされました。続きもでているようですが、私は最初の一冊を読んだのみです。

犬も猫も言葉が話せない。でも話せないからこそなんだかつながりを感じるというのは悪いことではないなと思います。伝わりにくいから相手を理解しようとこちらから歩む気持ちって、私達が忘れがちな態度です。それを思い出させてくれるのが彼らだったりする。

私も犬の世話をしていて、たまに餌をあげるのを忘れたときにはすごく罪悪感を感じます(うちの犬は超小型であまり食に対する執着がないのもあって、一日に1回食べるときと2回食べるとくムラがあって結構大変)自分にこの子の命をつなげる責任があるんだと思うと、なんだか張りも感じます。私からはなれようとしない態度に、愛されるうれしさも感じます。かけがえのない家族の一員。

これもお勧めしたい作品となりました。これが難しいと感じたら子供用もあります。
Finding Gobi (Younger Readers edition): The True Story of One Little Dog's Big Journey
Finding Gobi (Younger Readers edition): The True Story of One Little Dog's Big Journey [ペーパーバック]
私はこちらは読んでないけど、こちらだと多読にはもってこいかも。

ああ、読書っていいですねえ。お気に召したら是非手に取ってみてくださいネ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:Lisa Wingate  
Category: Dual time Fiction

Length: 352 pages
 / 14 hrs and 28 mins / About  109120 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.56(耳読書No.47)429冊目
お越しいただきありがとうございます。デュアルタイムです。これもベストセラーから見つけたものですが、この作家さんの作品は1冊読んだことがあって、ものすごい高評価の本だったにも関わらず、自分ではそこまでと思った記憶があるので、しばらくスルーしてました。

でもあらすじを読んで、孤児ではないのに誘拐されて孤児として売られるという実際に起こったお話をもとにつくられたものだと知って読むことにしました。

これも読んでよかったお話でした。

最初は謎が多いのと、大人の女性と12歳の女の子の二人の主人公が交互にでてくるので、話を把握するのがちと大変なんですが、これはデュアルタイムでは普通のことなので、そこさえクリアすると、途中から平行した二つの時代が絡んで話が見えてくると非常におもしろくなってきます。これも途中からは止まらなかったです。

これを読んでいて思い出したお話がこちら。
私の読書日記はこちら。What She Left Behind

無理矢理愛する人の元から引き離され、閉じ込められるという設定が同じ。今回は子供たちとうところが違います。子供たち、とくに小さな子は記憶があまりないので、本当に悲劇だったそうです。当時、「シャーリーテンプルのような金髪」で、小さければ小さいほど人気があったという描写に、人間のエゴを感じるのは私ひとりじゃないと思います。人間であって、ペットじゃない。

お金持ちで子供を欲している人たちをカモに、組織がらみで子供たちを売買する。施設ではもちろん虐待が横行しているという、考えられないことが少し前におこっていたのです。実際には物語で語られるよりもひどいことが起こっていたそうです。そんなことが起こらないようにと願って書かれたのだと思います。

デュアルタイムなので、最初は少しゆっくり目ですがすぐにテンポが速くなって展開があるので、さらわれた兄弟たちがどうなるのかハラハラしながら聞きました。

英語はaudiobookだと12歳の女の子の英語が聴くのに少し慣れがいると思います。テネシーが舞台なので南部訛りの子供という設定なので、語彙とかではなく、リスニングという意味で簡単ではないかもしれません。大人の女性の声はそれもあって、非常に聴きやすく感じました。

これは映画化されるかも。お勧めです。トータルで★5.3ぐらいのお勧め度です。あと少しで赤星になるぐらい。

さて、次は実話をもとにしたお話ではなくて、実話を聞いています。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

 個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction

Length: 529 pages
 / 19 hrs and 10 mins / About  163680 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.55(耳読書No.46)428冊目
お越しいただきありがとうございます。常連の方はもうご存知だと思いますが、

私はイギリス史が大好きです。萌えます(笑)イギリス史、特に中世を物語の面から語る時、フィリッパ・グレゴリーは欠かせない存在です。まるでその時代にタイムスリップして王族や貴族が自ら語る人生を直接その場で聴いてるような力強い物語を描きます。かなり濃いのですが、萌えてるわたしは全然大丈夫(笑)人によってはこれはベストじゃないみたいなのを見ましたが、いつもこんな感じじゃないかなあ、と思いながら聴きました。

フィクションですが、一応史実を調べ上げた上でのフィクション。人物像の性格は著者が色づけしてあるだろうけど、細かい部分まで歴史っぽいので、ものすごく厚みがあります。語られない歴史を垣間見ることができます。

偉大であると思っていたエリザベス女王。実はこれほどきらわれていた君主もめったにいないかもと思わせるほどのパワーを持つ本でした。

大英帝国を築くきっかけとなったエリザベス1世。イギリスで最も有名な王家の一人。しかし、彼女の代で一番有名なテューダー朝が途絶えます。

テューダー朝の崩壊を招いたもの、

それは「嫉妬」。

教科書や知っている知識では、エリザベス女王は国と結婚して、国のために生涯独身を通し後継者をスコットランド王のジェームズ・ステュアートに指名して世を去る。

後継者は本当に彼でよかったのか?ほかにいなかったのか?

その答えの一つに当たるものがこの本にありました。

ちょっとだけ、angelの一口イギリス中世いっときますね(笑)

この本はヘンリー8世の妹の孫である3姉妹が主人公です。英国国教会をおこし、カソリックから離脱したヘンリー8世。プロテスタントとカソリックが対立する中、エドワードの次の王位継承者としてプロテスタントの妹が王位継承者に名を連ねていました。エドワードには二人の娘、異母姉妹である、メアリーとエリザベスがいますが、長女メアリーはスペイン王家の母の影響もあるので、カソリックで、母が離婚を言い渡されました。次女エリザベスは母親のアンブーリンが離婚の末断頭台の露と消えたので有名ですが、その時点で二人はバスタード、すなわち庶子の身分となり、正当な子供として認められていませんでした。のちに最後の王妃キャサリン・パーの尽力によって王女となったのですが、王位継承者として誰がふさわしいのかは議論の分かれるところとなったのです。

ヘンリー8世には姉と妹がいて、姉はスコットランと王家に嫁ぎ、その孫が有名なスコットランド女王メアリとなります。しかしスコットランドは強烈なカソリック。妹はもともとフランス王の王妃でしたが死別後はイギリスの貴族と再婚します。ほんとに複雑なんですが、大変な時代だったわけです。そこにヘンリーのたった一人の王子であるエドワード6世は王位をついであっという間に死んでしまいます。ヘンリー8世もですが、遺伝により病だったと言われています。昔は梅毒というのが定説でしたが、違う遺伝病という説もでてきているそうです。

ということで、ヘンリー8世の妹メアリの孫であるプロテスタントの3人姉妹が脚光を浴びることになったのです。

その長女が、ヘンリー8世の妹の孫にあたる3姉妹で一番有名なのは9日間女王と言われるジェーン・グレイです。ずっとLady Greyとして扱われていましたが、今では女王として認められたというのも聞いたことがあります。ちなみにGreyはプランタジネット朝の祖となったエドワード王の王妃の連れ子が先祖です。家系図が入り乱れてほんとに面白い。

この本のすごいところは、有名なジェーン・グレイの部分はほんの一部分で、そのあとの残された王位継承者である妹たちについて詳細にえがかれているところです。実はジェーン・グレイ自身についても、あまり資料が残っていなかったのもあって、歴史的に埋もれている部分がすごく多いと聞きました。これも以前にジェーン・グレイを扱った小説を読んだときに書いたのですが、私が学生だった頃、彼女にすごく興味をもったものの、資料が少なすぎてあまりたくさんのことはわかりませんでした。日本語でもないし、英語でも今みたいになかったのと、自分の英語力も問題もありました。

以前に読んだフィクションはこちら。
読書日記はこちら
Lady in Waiting
これはあればいいなというロマンチックなお話で、後で考えるとかなりなフィクション。一方、今回のThe Last Tudorは特にジェーングレイの部分はもっと史実に忠実なのではないかと思いながら聴きました。長女ジェーンについてのお話は最初の一部で、次女と三女のキャサリンとメアリー、特にキャサリンに焦点があてられています。

ジェーングレイ亡き後、プロテスタントの唯一の後継者になったキャサリンですが、エリザベス女王の侍女として仕えることになります。その後のエリザベス時代を彼女たちの目を通しながら知る。有名なメアリ女王も出てきます。

フィリッパ・グレゴリーのすごいところは、読んでると、いや、聴いてるのでよけいなんですが、まるで500年ほど前のロンドンにタイムスリップしたような感覚に襲われるところです。もうすごい臨場感です。

キャサリンは当時めずらしく恋愛結婚をします。相手はこれまた王室に近い貴族であるエドワード・シーモア。そして妊娠。しかし女王の許可なしに秘密裏に結婚したかどで、ロンドン塔に幽閉されてしまいます。生まれた子供は誰よりも王位に近い王子となるはずなのに、庶子扱いされます。その王子を後継者にすれば、強烈な国民の支持を得るはずなのに、あえて無視する。

そこには、嫉妬以外のなにものも存在しない。

最愛の夫と子供から引き離され、監禁状態の中泣き暮らした日々。それが彼女を蝕んでいきます。

猿と猫と犬を飼っていた彼女ですが、病に伏せってベットに横たわる横で、主人に従うように何も食べずずっとベッドの横に離れずずっと寝ていたパグ。キャサリンの死に際、目を閉じた瞬間、犬が「キューン」と泣いて、こうべを垂れた。彼女が生きている時と同様に、そしてキャサリンが死んだ後も決して離れようとしなかった。そしてチャペルに埋葬された後は、お墓の横から離れず、誰かが餌をあげても食べず、家に連れて帰ってもまた墓の前に戻り、ただひたすら墓の横でまるで喪に服すかのように寝そべる数日をおこったあと、そこで眠るように死んだいうエピソードで一気に涙が溢れました。(愛犬家なのですみません)

これがほんとかどうかは別として、それぐらいひどいしいうちを受けたのは事実だと思います。

王権ではなく愛をとったはずなのに、愛するものをすべて剥奪され王権のために黙殺された姉妹。時代が時代だけに仕方がないのですが、怒りがこみ上げてきそうになりました。

フィリッパ・グレゴリーはテューダー朝の主な貴族の女性たちをほぼ網羅して物語していますが、王権が周りの人間と本人を蝕んでいく様を描いたのは、この本と、もう一冊のこちらが飛びぬけています。
読書日記はこちら。The King's Curse

こちらは主人公はヘンリー8世のおばですが、彼女を通して狂気ともいえる人間に変身していくヘンリー8世の人生を描いています。

これらの本で私たちは独裁者が国に何をもたらすかを学べると思いました。そして、人間のエゴが人間を殺すに至る過程。普通ならありえないことも、王座にいるというだけで安易に人を傷つけることができるという危うさ。権威がどれほど怖いものかを思い知らせてくれます。

エリザベル女王のとった行動は、父王のヘンリー8世がとったのとまったく同じ末路。

このタイトルであるThe Last Tudorとは、エリザベス1世を指すともとれますが、実はこの3姉妹、特に残された二人の姉妹も同時に指していると思います。

いやあ、素晴らしい。夢中になりました。著者ご本人も書いていますが、無名のころに書いたOther B Girlを書き始めて、このThe Last Tudorでテューダー朝のお話も終わりだそうです。私はテューダー朝よりプランタジネット朝のほうが暗くなくて好きですが、テューダーちょうは全部制覇していないので、またすこしずつ読んでみようかなと思いました。

イギリス史がもともと好きだった私をイギリス中世の物語にいざなってくれた張本人。感謝の気持ちでいっぱいです。これはかなわない夢かもしれないけど、イギリスで講演会があったら是非聞いてみたいほどです。

これは中世のヒストリカルフィクションですが、お次は現代と過去の二つの主人公がいるこれも史実をもとに書かれたデュアルタイムというジャンルの本です。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:Rachel Caine   
Category: Thrillers

Length: 302 pages
 /10 hrs and 4 mins / About  93000 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.54(耳読書No.45)427冊目
お越しいただきありがとうございます。ほんとはロマンスしたいんですが、なかなか見つからないのでベストセラーからピックアップしてあったものを選びました。夏のサスペンス劇場。

これはなかなかスリリングでした。連続女性殺人犯の家族のその後を描いています。夫が猟奇殺人を密室のガレージで繰り広げていたこともつゆ知らず、二人の子供をもうけ、幸せに暮らしていた主人公。ある日、車が事故でガレージに追突したことから、密室殺人が判明。夫は死刑が確定したが、妻であった主人公も共犯の疑いがかけられる。証拠がなく、(もちろん共犯じゃあない)不起訴になり、子供たちと殺人犯の家族としての姿をくらまさないといけない人生が待っていた。

殺された被害者たちの家族をはじめ、社会的制裁が待ち受けていたから。

いや、これ怖いです。殺人や謎の犯人におわれるのがこわいのではなくて、(実際はそこも見どころですが)ネットや電話や、直接バッシングを受けるという制裁がコワいです。加害者の家族も罪を償わないといけないという無理やりな理論で家族3人が追いやられていく。現代におこっていそうな設定です。

でも母は強しです。子供たちを守るためなら母は強くなれる。偽造した身分証明を買い、護身術を習い、銃の腕を磨き、ある一定期間で引っ越しを重ね、家のセキュリティーをこれ以上はないぐらいに強化。

それでも敵は襲ってくる。刑務所にいる夫の脅威と共に。

差別に耐えかねて逃げながらも果敢に戦う姿に手に汗握るシーンも多かったです。しかし、こんな世の中あかんやろと思いながら聞いていました。いじめは子供の世界だけで起こっているのではないということをまざまざと見せてくれる作品でした。

ページターナーです。

よく似た本を読んだことがあります。こちら。
これは主人公の父親が女性を監禁し殺すという設定で、それを娘の主人公が最後の被害者を助けてからのその後を描いています。

サスペンス度では、こちらのStillhouse Lakeの方がスリリングです。上の方がロマンス色がつよい。女性の強さも全然違うので、強さを描いたこちらのほうが私は好みです。カッコいい女性がでてくるのはけっこう好き。

英語は落ち着いた女性のナレーションで主人公同様かっこいいです。英語もわかりやすいと思いました。ロケーションが素敵で実際にある湖かなあと想像しながら聴きました。1巻で続きをにおわせる終わり方をしたので、出るだろうなと思ったら、2巻がでてました。私は今のところ読む予定はないです。もっと怖い犯人が出てくるのわかってるし(笑)

次はまたがらっと趣向を変えて、完全に自分の趣味の作品です。夏にはその作家の作品をよく読んでいるのを思い出して新作をポチットしました。

やっぱり物語が好きだなあ。ドラマチック大好き。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:Carolyn Brown  
Category: Romance

Length: 226 pages
 /6hrs and 8mins / About  68200 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.53(耳読書No.44)426冊目
お越しいただきありがとうございます。ちょっとファンタジーが続いたので8月はアツいついでにロマンス色を増やしてみることに。ベストセラー作家の人気作品を聴いてみました。

英語読書ってちょっと女性に向いてるところがあると思うのですが、その理由がロマンスです。ロマンスはたいてい英語がすごく軽妙で読みやすいからです。これを聴いていて、自分が読んだりした中で思い出したのは、こんな感じの作品たちです。
上の方が共通点が多いです。大人の女性のロマンスという共通点があります。子供がいたり、夫と離婚する羽目になったり、でもちゃんと白馬に乗った王子様がいる。セカンドラブ、中年女性の夢を描いたような作品です。

ここまで遠慮なく書いてもらえるとかえって気持ちがよかったです。

洋書はなかなかハードルが高いと思ったら、こんな感じのロマンスがお勧めです。生活感があったり、女性の気持ちを描いていたりとすごく理解しやすいし、こういうのは単語も小難しいものはもちろん少ないです。

このThe Lady's Roomはページ数も200ページ台なので、本当に読みやすいと思います。私はaudiobookで聴いたのですが、2,3日で聴いてしまいました。

ナレーションは舞台がオクラホマなので(と思います)ちょっと土地柄のある英語です。少し語尾が伸びる感じの英語。私は昔オクラホマに遊びに行ったことがあるのですが、当時の英語力ではまだまだだったので、英語で英語を通訳してもらった覚えがあります(笑)audibleなので、これは聞きやすい英語ですが、独特の訛りを少し楽しむことができると思います。南部の作品はそれも楽しいですね。

小難しい作品や重い作品、あまりに濃いロマンス(笑)どこまでもファンタジーとかの間にこういう軽妙なのを挟むとリズムがつきます。

私は文学作品を読むべきとか思って英語読書をしていません。それよりも楽しむことを優先しています。いろんな人の悲喜こもごもを通していろんな人生を味わう、いろんな学びがある。英語で読んで、「ああ、違う国の人も同じように悩んで、笑ってすごしているんだ」と思えることが何よりもいいなと思います。

読み方はひとそれぞれですしね。

さて、次は久々のサスペンスです。真夏の夜のサスペンスしてみました。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Amy Harmon 
Category: Fantasy 

Length: 342 pages
 /10hrs and 57mins / About  106020 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.52(耳読書No.43)425冊目
お越しいただきありがとうございます。このお話には1巻があります。こちら、
私の読書日記はこちらThe Bird and the Sword 

表紙がちょっと怖い感じですが、ファンタジー兼ロマンスです。昔話を聞いているような錯覚に陥りそうになるほど、グリムな雰囲気プンプン。完全に自分の好みにはまるので、夢中で聴きました。これは自分の中でヒットです。

その2巻であるこのThe Queen and The Cureも読んだ人の評価がものすごく高い。主人公は1巻で脇役だった王の異母兄弟が主人公です。自分は正当でないのもあるけど、王の器でなく戦士だと自称する主人公なので、武骨な筋肉ムキムキなイケメンのイメージです(笑)1巻でも魅力的に描かれていたので、2巻では主人公に抜擢なんてのはよくありますね。

これもそうでした。
コートシリーズは読者の対象が完全にティーンエイジャーであることは否めませんが、

今回のThe Bird and The Swordの2巻はもうすこし童話っぽくしてあって、かえって大人っぽい。セリフも昔っぽくて、すごく素敵だと思いながら聴きました。

2巻のこちらも、切なさをうまく描いています。運命の出会い、愛する二人が結ばれないやるせなさ。やっぱり作家の特色じゃなかろうかと思われる「ロマンス」「愛」が前面に出ていて、これはファンタジーとうまく絡み合っているのではないかと思いました。1巻もですが、2巻でも戦いのシーンがあるので、映像にしたら迫力ありそうです。

よくあるテーマである、普通の人間が持ち合わせない特殊能力を持った登場人物たちが主人公ですが、その手のものは、踏み間違えると、なんでもそこで解決策を見出して面白みがちょっと減るってのがあります。上のローズシリーズは2巻からその感が強い。

このシリーズはその特殊能力を逆手にとって、それがゆえに迫害されたり、能力もすべてに万能でないという弱点をつくることで、かえって困難が伴ったりもすることでうまくつなげてあります。どこまでもグリム童話を彷彿とさせる作りがとても好きでした。1巻の方がそれが強い。2巻はもうすこしいろんな神話を取り入れたような印象です。

言葉の使い方もおもしろくて、例えばDenderという名前の国がでてくるのですが、そこに生まれた人の特殊能力が、木に変身できる能力であったりする。これの前にどこかでdendrology「樹木学」とう言葉を覚えたばかりだったので、一人「なるほど」と思いながら聴いていました。こういうの私のボキャビルの方法の一つなんですが、マメじゃないので(笑)途方もなく時間をかけてやっているんだと思います。でも楽しく覚えられるのがいいです。

しばらくバタバタしていたので、やっと一息ついてこうやって読書ブログ書けてうれしいです。気が付くと3つも溜めていた(汗)また忘れないうちに書かないとです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Kathryn Hughes 
Category: Fiction ( Dual time )

Length: 416 pages
 / 9hrs and 11mins / About  128960 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.51(耳読書No.42)424冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記までこれなくて、またたまってきました。わすれないうちに書かないとと思いながらなかなかかけません。

久々のデュアルタイムです。私はaudibleのヘビーユーザーなので、これはaudibleのサイトと、アマゾンのサイトでお勧めとしてずっと出ていた作品です。じわじわとヒットした作品のようで、ちょっと前にアマゾンのチャートに躍り出てきたときに、他の作品と一緒に購入してありました。(アマゾンチャートとランキングもよく見ています)年間会員なので、気に入ったものが見つかったら、2,3作品一緒に購入したりします。クレジットはお得感がありますが、最近は値段をよく見てからです。クレジットより安いのもかなり出てきてます。

このデュアルタイムは第二次世界大戦と現代ですが、現代も少し前だったと思います(忘れかけ(汗))マンチェスターに住む主人公ティナはハンサムなバスの運転手と恋に落ちて結婚するが、夫のアルコール依存からくる暴力におびえる日々だった。ある日、週末だけ働いていたチャリティショップで、チャリティに出されていたコートの中から開封されていない古い手紙を発見する。戦争に出る前の男性が、自分の子供を妊娠した恋人にあてた手紙だった。彼女はなんとか恋人の女性を見つけ出して手紙を渡そうと決意する。

主人公の一人がドメスティックバイオレンスに苦しむ女性。もう一方の主人公は戦争が始まる時に、恋人の子供を身ごもり、時代が許さなかったために、医者である父親にアイルランドの叔母の農場に追いやられてしまうという設定です。過去と現代が絡んだときに、また新しいなにかが始まります。

手紙がつなぐ運命。時に人を引き離し、時に人をつなげる。偶然が起こす悲劇と出会い。違う時代が交互にでてくるので、飽きません。ちょっとredundantかなと思うとこと、ちょっと都合がいいかなと思うところはありましたが、久々のデュアルタイムだったので、楽しみました。中盤までにちりばめた謎を説明しようとしているのだと思いますが、説明っぽいなという印象をちょっとうけました。おじいさんの登場は私は別にいらなかなったなあ。ケイト・モートンとかの類をたくさん読んでると、そのあたりにうるさくなってしまうのです。すみません。これはこれで面白かったです。

これを聴いていて思い出したのは、この映画。

婚外の妊娠で翻弄されるお話であるという共通点があります。ちょっとまえまで結婚せずに妊娠してしまった女性が修道院に入れられて子供を取り上げられてしまうということが結構当たり前だったようです。特にカソリックでは厳しい。この小説では主人公はカソリックではないけどアイルランドに舞台を移してうまくつなげてありました。私はBBCでこの映画のことや歴史を知りました。学びが多い。

このエピソードとドメスティックバイオレンスをかけ合わせて、デュアルタイムに仕上げているのですが、ドメスティックバイオレンスのほうの描き方もかなりドラマチックでちょっと荒いかな?とは思ったのですが、そうじゃないと話が収まらないのでいいのだ。

特筆すべきは、舞台がマンチェスターなので、audibleで聴くと英語が楽しいです。マンチェスター出身の人は知ってても、マンチェスターに滞在したことはないので、偉そうには言えませんが、実際はもっと砕けた感じだろうけど、感じが出てるのではないかと思いました。アイリッシュの英語もちょっとでてきて和みました。audibleはやっぱり朗読なので、きれいに聞こえます。母音の使い方が違うのが顕著で面白い。訛りを意識してナレーションをしているところも多いので、そういう意味では目で読んだほうが簡単かもしれません。聴いた途端、ナレーターの声になじみがあったので、調べたらロンドンが舞台のミステリーと同じで、そちらでもロンドンの人たちのアクセントがうまかったので、なるほどと思いながら聴きました。なかなか声も渋くてクールな感じです。

あと、イギリスが舞台だとよくお目にかかるのが、この小説にも出てくる「チャリティーショップ」というもの。古いものを大事にするお国柄から、アンティークショップもでてきますが、チャリティーショップは寄付されたものを扱うお店で、古着とかが多い。Oxfamとかが有名ですよね。

ちょっと忙しくて、親ブログでは書いたのですが、目で読む読書を我慢しています。やること多くて手が回らないので、いっそのこと止めました。楽しい方に流されてしまう自分をなんとか食い止めないといけません。それでもブログがたまるのは、家事をしたり、用事をしたりしながら聴く時間があるからです。主婦が英語漬けになるのは案外難しいなというのを自分も思うし、周りの方々を見ていても思います。時間が有限ですからね。充実させたいです。

せっかく読みに来てくださる方の数が安定してきたのもあるので、なんとかがんばって書きたいです。こちらのブログは反応があまり見えないことが多くて、拍手だけでもうれしいけど、コメントいただけると一層うれしいです。ありがとうございます。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Sheryl Sandberg
Category: Non-fiction
Length: 240 pages
 / 6hrs and 14mins / About  74400 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.50(耳読書No.41)423冊目
お越しいただきありがとうございます。

しばらくファンタジーが続いたので、久々にノンフィクションです。この著者の前作"Lean in"も聞いたことがあって、そのあとすぐにご主人の訃報のニュースを聞きました。そのあたりのことやその後のことが書かれていて、これは前のハリポタタスクが終わったら、すぐに聴こうとスタンバイしてました。

メキシコのホテルでランニングマシーンで突然倒れて亡くなられたご主人。倒れて意識のないご主人を見つけたのは妻である著者自身でした。そこから2年後にこの本が生まれました。

愛する人の死をどのように乗り越えていくか

イコール、突然やってくる心が壊れそうな困難をどうやって乗り越えていくか、まったく同じ状況じゃなくて、いろんな不幸が襲いかかってきたときの対処を自身の体験を通してていねいに書かれていました。

ただ単に泣き暮らすだけでなく、具体的にどう過ごしてきたか、前作でもそうでしたが、数字をたくさん示して、レポートのような感じもあるし、具体的なこともたくさんです。
 

たとえば、日記の効用については、起こった出来事を書くのも方法なんですが、さらに効果の高いのは、その日に良かったこと、できたこと(小さなことでも)を書くというもの。最初は3つからでもいい。そうすると、ストレスレベルが緩和されるデータが出ているそうです。

全編を通して、家族を亡くした人を皮切りに、どうしても仕事を休まなければいけない人が安心して仕事を休み、安心して復帰できるように、もっと会社の福利厚生を向上させるべきだと、細かい数字や、人種、性別のデータも示しながら訴えています。実はそのほうが会社にとっては得なのだと。

そんな仕事に就ける人は未だ一握りの人しかいないだろうけど、ホイッスルブロウワーとして大きな声をあげることに共感しました。随所でぐっとくるところが多いのですが、

前作での自分が気が付いていなかったこと、例えば、ペアレンティングにおいてシングルペアレントの大変さを分かったつもりだったけど、本当はわかっていなかったと非を認め、それを少しでも是正するにはどうしたらいいかと真摯に考えたり、自分が子供たちに苦しみを乗り越えるために教えているつもりが、息子に「ママ、今悲しくて、来ているお客さんの前で泣きそうになったら、我慢せずに泣けばいいんだよ。きっとお客さんも一緒に泣いてくれるひとばかりでしょ。我慢しなくていいんだよ」と逆に教えられてというエピソードにもぐっときました。

あと、テロリストに妻を殺された男性が「私の子供たちの母である、私の愛する人を奪っていったが、私は決しておまえたちに対しての「憎しみ」だけは渡さない」という例もすごく心に沁みました。憎まれても自分が同じ目線で相手を憎むことはしない。これは私達が日常でも気をつけたいことの一つです。私も「あ、嫌われてるのね」なんて思うこともあるけど、決してされた、言われたことを相手にはしないでおこうと気を付けています。エネルギーはいい方向に向かうべき。

一番共感したことは、「人を助けることが自分を救っている」という強いメッセージです。私もかねてからずっとそう思ってきました。それがどれほど小さなことでも、一番大切なことだと思います。

そして、著者は説きます「自分を受け入れて自分を愛せる人が人を助けることができる」

聴きながら、ますます家族やまわりの人に感謝の気持ちを持ち、自分ひとりで生きているのではないのだと再度思いました。お互いに体をいたわりあいながら、笑いながら過ごすことが一番大切。

また本からたくさん学びました。

やっぱり私にとって本は心の貯金です。

本っていいですね。
ダウンロード

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  Paulo Coelho
Category: Fiction
Length: 208 pages
 / About  64480 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.49(目読書No.9)422冊目
お越しいただきありがとうございます。今月3冊目達成です。短めのものを読んでいるのもあるのですが、なんだかうれしい私です。最近audibleが充実してきてなかなか探すのが大変なんですよね。

これは、このタイミングで読んで本当によかったです。なぜなら、ハリーポッターを読んでいたから。ハリポタのところですでに書いたのですが、確か1985年に書かれたこの本。私の読んだKindle版は再版に際して著者が新たに寄稿したものが最初に載っていたのもよかったです。最初に「これは寓話的な話なんだ」ということもわかりました。

英語は翻訳というのもあって、非常に読みやすいです。なので、難易度の★は一つですが、

内容がとても深いなと思いました。文字の中にたくさん思いが詰まっている感じです。

スペインの羊飼いが、アフリカのエジプトに真理を求めて旅をするお話。そこで錬金術師に出会うのですが、そこで、「ああ、ハリポタで錬金術師の大会がエジプト出会ったとうのはここから来てるのかも」と勝手に思いながら聴きました。でも、多くの人に影響を与え続けているこの作品ですから、おおいにあり得ると思います。

錬金術師の登場はかなり多くの作品であります。ルネッサンスの時代にもすでにあった発想なので、ヨーロッパの歴史をひも解くと必ず出会います。私が錬金術師に初めて出会れった作品は漫画です(笑)舞台がベネチアでドーチェ(元首)が女性という設定のシリーズものでした。

このお話では、もっとスピリチュアルなことが中心です。本当に大事なことは富でもなく、名誉でもない。旅を通して主人公が得るものはやっぱり心の中にあるもの。

だからこそこの物語がずっと人々の中に息づいているのだなと思いました。

読んでよかったです。読書は心の貯金。英語の習得を超えて、たくさんのことを私たちの心の中に持ち込んでくれる。

読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 608 pages
 /23hrs and 59mins / About  198227 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.48(耳読書No.40)421冊目
お越しいただきありがとうございます。ああ、ついに最後になってしまいました。聞き終わるのがものすごく寂しかったです。感動のフィナーレ。

ネタバレありなので、読んだことのない方はスルーしてくださいネ。映画で扱ってないない部分のネタバレもあります。

この巻は目で2回読んで映画も数度見て、そして今回は耳で聴ききました。2回目に読んだのは、今から7年か8年前でした。旅行にもっていって、夢中で数日で読み切ってしまったのを思い出しました。今回も23時間を1週間で聴いてしまいました。最後はもう止まりません。

ほとんどの謎が解ける最終巻なので、一字一句しっかりと受け止めながら聴きました。難易度が高くなっているので、聞き返しも一番多かったです。

今回、読んでいて思い出したのは、The Lord of the Rings、指輪物語です。ホークラックス(分霊箱の一つ)のペンダントを身に着けると、ハリーはヴォルデモートとリンクしやすくなって、皆も怒りっぽくなる。どんどんペンダントの虜になるような描写は、指輪の虜になるホビット達を彷彿とさせます。もちろんわかって書いているはず。ファンタジーで指輪物語を抜かすことは不可能なぐらい浸透しています。

シルバードウが出てくるシーンは(女鹿の形をした光。ここではそれぞれの魔法使いの守護霊みたいな感じであつかわれています)「もののけ姫」の世界のようだったし、

あと、スピンオフで作品も出たDeathly Hollowsのお話も、グリムやイソップの寓話が根底にあるのではないかなと思いながら聞きました。昔読んだ「3匹ヤギのがらがらどん」も思い出しました。

その他にも、錬金術がエジプトで行われるというくだりは"The Alchemist"で出てきます。ちなみに、「賢者の石」も出てきます。そう、ハリポタでも出てくる賢者の石や錬金術はもともとの歴史的なもとがあります。ニコラスフラメルは実在の人物だというのは有名ですね。作者の博識さもたくさん感じました。

どの巻でもそうですが、映画と若干細かい設定が違うのを見つけるのも面白い部分です。例えば、グリンゴッツに忍び込んでドランゴンで脱出しようという知恵は映画ではハーマイオニーですが、原作ではハリーが思いついたり、ヴォルデモートがスネイプを呼び出すのは映画ではホグワーツの湖の船の保管場所のようなところですが、原作ではルーピン先生の元屋敷。ホグズミードとホグワーツの間の場所です。他にもたくさんあります。

この本のタイトル、Deathly Hallowsがこの巻の目玉なのですが、最初の設定ではなかったお話だと思うのですが、これもうまくつながっていて面白いです。3兄弟が死神から逃れる話ですが、死神からもらった3つの伝説の宝、エルダーワンドと、リサレクションストーン(復活の石)とインビジブルクローク(透明マント)ですが、それぞれの兄弟の子孫が持ち合わせている、すなわち、長男の末裔がダンブルドアで、次男がボルデモード、そして生き残る3男がハリーとなっていると私は理解しました。英語だけなので、間違っていたらすみません。で、おとぎ話と同じような運命をたどるというのもうまいなあと思いました。最終巻はほんとに複雑で読み解くのがなかなか大変ですよね。日本語でもわかりにくいと聞いたことがあります。

そして私が映画でも原作でも一番大泣きするのが、前半を飾る最も悲しいシーン。

エルフのドビーが死ぬあたりです。この辺は涙で顔がぐしゃぐしゃになります。何度見ても、読んでも聴いても悲しいです。ここでもハリーの心にぽっかり穴があくのですが、そこにやっぱり作者の強い弱者への視点が感じられます。

そして、私の一番好きな愛のスネイプここにありのくだりはこの作品の中でもっとも好きなシーンです。彼の生涯を通じて愛しぬいた女性のための彼の大きな大きな犠牲がこの作品の一番大事な部分だと、勝手に自分で思っております。これは愛の物語であると。この読者にとっては大きな裏切りとも取れる展開がこの作品の一番の功労者じゃないかと。意外性があるのがやっぱりストーリー展開には必要で、こののちのミステリーへの成功をすでにここで手にしていると思いました。この作品自体もファンタジーの形をとったミステリーといってもいいかも。謎解きがかなり面白いですものね。

ラストにスネイプの愛は違う形となって、ハリーの心に宿るくだりもなんともいえない愛おしい気持ちを持ちました。

特に最終巻では主人公ハリーに本当に大きな大きな試練があたえられます。17歳の少年が愛するものたちだけでなく、自らの「死」を乗り越えることを突き付けられる。「死」を受け入れたもののが本物のDeathly Hallowsの持ち主になれる、すなわち「死を制する」ことができる、「生」を与えられる。それには、奢らず、よく生きること、「友情」「愛」をかみしめることが必要。

著者の生きることは苦しいけれど、それだけで愛おしいものだということを、多くの読者がハリーを通して知ってほしいという思い、私はしっかり受けとりました。

1巻からたどると、ほんとうに大人になったなあ、苦労して苦労して、悲しみを乗り越えたからこそ、エルダーワンドをいとも簡単に捨て去ることができたと納得もいきます。人間のエゴとそれの乗り越え方を描いているともとれました。ここでは、やっぱり指輪物語のテーマと重なるなと思いました。

徹底した作者のメッセージ。それは著者が苦しんで昇華してきた過程を見るようでした。

ただの子供のファンタジーが世界を席巻したのにはやはり理由がある。

人間に一番大切なものが何かを全巻を通して伝えようとするメッセージ性も強いからこそここまでヒットしたとも私は思っています。

私達にとっては英語を学ぶ上でこの本を通らない人は少ないほど、ハリーポッターを読むことが一つの目標になっている。私の生徒達もいまだ憧れを持っている本の一つです。ハリポタが変えたものは、英語圏の子供たちの読書への向上だけでなく、非英語圏の人にも強い影響を与えました。

私は子供を妊娠中にこの本に出会いました。子供もハリポタを読んで(日本語ですが)観て育ちました。

実は私は著者のJ.K. Rollingと同い年です。同じ年齢の女性としても、尊敬の念を抱かずにはいられません。そんなこともあって、いつもすごく敬意をもってこの本を読んできました。

私を英語読書に導いてくれたコアの本の一つであるこのシリーズ。感謝の気持ちをもって終わりたいと思います。読み終わってしまった。本当に寂しいです。ちょっとぽっかり穴が開いたよう。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 560 pages
 /20hrs and 56mins / About  168923 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.47(耳読書No.39)420冊目
お越しいただきありがとうございます。私は全巻の中でこれが一番怖いなあと思った巻です。いろんな要素を取り込んであるこのファンタジーですが、やっぱりゾンビみたいなのは怖いっす。(怖がり)実際には呼び名がInferiで、どちらかというと、ロード・オブ・ザ・リングの沼で出てくるのと同じ感じです。

なので、これが一番オカルト色が強いのではないかと勝手に思っています。トム・リドルの登場もまるで映画オーメンのダミアンのようだし。著者がそれらを示唆しているかどうかは別として、読んでるでいて何かを彷彿とさせる瞬間はほんとに面白く感じます。

この巻では、ボルデモードの過去が明らかにされて、彼がスリザリンの末裔であることがはっきりとします。そのあたりのつなぎ方もさすが。今回はボルデモードが直接出てこないので、それも不気味な感じもしました。矛盾がいろいろあると言われているこのシリーズですが、いや、これだけのエピソードをよくまあうまくつなぎ合わせているものだと私は感服です。

今回は悪役である、ドラゴ・マルフォイもダークなイメージでたくさん登場します。でも、悪役も心を持っている、卑怯であっても、ほんの少しでも善の心が垣間見えたら、その小さな小さな善を少しでも救い出すことが大事だということも描かれています。他にも随所で垣間見れる弱者を決して見捨てない作者の視点が好きです。

それと私の好きなのは、このあたりから、スネイプが話の中でかなり大事なキーだということが徐々にあきらかになるところです。彼の過去がオクラメンシィ(だったかな。音だけが頼りなのですみません)の個人授業で垣間見れます。そしてプリンスという人物の謎もいい。私は本を目で読んで、映画を数回見て、これを聴き直しているので、わかってはいるものの、伏線がはってあるのが今度はわかってなお面白かったです。スネイプとハリーの父親ジェイムスが若かりしことに憎しみあっていて、今度はスネイプとハリーの間で憎しみの火花を散らすのですが、それはまるで、父親と息子が対立するのをハリーが疑似体験しているのだと感じたのは私だけかもしれないけど、ここにも、スネイプの強い役割がかくれていると思って聞いていました。あ、すみません。私スネイプびいきで(笑)

前巻でシリウスが死んでしまったので、もしかしてと思ったのですが、一番最初はショックでした。それと同時に作者の話運びに感嘆しました。すごい。そしてハリーの喪失感をまたまたうまく描いているので、著者が深い悲しみをわかっているからこそこの描写が出てくるんだなと、ハリーの心の叫びと共に涙している自分がいました。あはは。

最終巻一つ手前になってくると、各キャラクターもそれぞれの持前を存分に発揮しています。細かく細かく描写を重ねて、それがこの作品の一つの魅力となっていると思いました。この巻はアンブリッジやリタ・スキーターが出てこないのもプラスポイントです。そのあたりの描写はあまり読みたいくないのが正直なところです。あのやらしさと意地悪さは私には余分(笑)

映画は原作より短いので、もちろんいろんなところが編集、変更されているのが当たり前なのですが、映画の後半になるにつれて、特に後半3作品は、かなり原作に近くて忠実です。原作を読んでちょっとした違いを知るのもかえって面白いのがこの作品の醍醐味でもあります。

英語は前作よりは作品自体が短いのはいいのですが、やっぱり難易度は難しくなると思います。回想シーンも多いので、ややこしさが増します。

これも聴き終わってすぐに書きたかったのですが、なかなかここまで行き着かないです(涙)やっとかけて嬉しい。読み終わってすぐに映画も見たいんですが、それも全然できてません。

さて、次は最終巻。ウィザリングワールドから離れるのがちょっとさみしいなあと思いながら聴いています。また1巻から聴き直そうかな(笑)
ダウンロード (1)
読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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