英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

Author: Charlotte Bronte
Category:  Classic (Romance)
Length:    531pages  / 19 hrs and  10 mins / about  193,440 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
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Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.75
(耳読書No.63)448冊目
170年たっても色あせない、永遠のロマンス

起こしいただきありがとうございます。ロマンス大好き♡と、前回と全く同じセリフで始めますが、そんじょそこらのロマンスじゃないです。

クラッシック。ご存じブロンテ姉妹の一人シャーロッテ・ブロンテです。私はこれはおぼろげですが、Graded Readerで読んで、映画も見たことがあるのですが、今回は原作。これもセールで手に入れたものですが、

このナレーションがすごかった。ああ、ビバaudible。ドラマチックな話はよけいに楽しい。

この女優さんです。見たことある人もいるかも。
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タンディ・ニュートンという女優さんで、ミッション・インポッシブル2のヒロイン役で一躍有名になった人ですが、もともと知性派、演技派女優。ケンブリッジ大学出身だそうです。才色兼備。

前回のクラッシックでもレイチェル・マクアダムスの赤毛のアンを聴いて感心した私ですが、今回は何倍もうなりました。かなーりうまい!イギリスの寒い、暗い感じと、ジェーンの芯の強さと、純粋さ、ロチェスター卿(Mr.で語られるので、どの爵位か覚えていないです。すみません。)のメランコリックさ。孤高のシンジェン牧師の傲慢さの混じった崇高さもすべて演じ分けてくれます。

すーばーらーしーい!

さらに感心したのが、この作品170年前のものなんですが、全然色あせてません。どなたかが、日本語で読んでちらっと「メロドラマすぎる。突っ込みどころ満載」みたいなことかいているのを見たけど、翻訳でこの感じがどれだけ出てるのかわかりませんが、私はそんなこと一切思いませんでした。

170年前にこれほどすすんだ考えをもって書かれた作品があるなんて信じられませんでした。当時では考えられない設定のはずです。そりゃ永遠に読まれるわ。170年を経ても色あせないこのドラマチックさはなかなかないと思います。

それに、まるで詩を聞いているような気持ちにもなりました。言葉遣いがやっぱり今と違うので、それもとても素敵だったりします。なので語彙は簡単とは言えないかも。うっとりします。それもあって、難易度は高めにしました。

170年前に現代と同じように苦しみ、恋に落ち、愛に生きる。永遠のテーマを書ききったからこそ、こうやって生き続けてきた物語なのだなと思いました。

私が観た映画は一番新しいものです。

今まで何度も映画化、ドラマ化されているこの作品。きっと原作を超えるものはないかもですが、映像であの舞台や衣装を見るのは楽しかったりします。(イギリス史大好きおばちゃん)原作を聞き終えたので、また観たい。

このところクラッシックも聞くようになったら、アマゾンのお勧めに「おおこれは」という作品をお勧めされたので、すぐにポチッとしてしまいました。これまたすごい俳優さんが演じてくれてます。

ドラマっていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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11月合計   538,160語
  累計 53,270,153語


Author: Jenny Colgan
Category:  Romance
Length:   416 pages  / 10 hrs and 8 mins / about 128,960 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
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2017年英語読書日記No.74
(耳読書No.62)447冊目

起こしいただきありがとうございます。ロマンス大好き♡この人の作品で最近聴いたのはこちら、去年聞きました。
全部で3冊か4冊聞いたと思うのですが、去年までのこの著者の印象は、

「キュート」

たいていのテーマが、食べ物で、前回は珍しく本でした。今回のこの作品も食べ物が中心です。お料理が大好きな方なのか、レシピも付録であるぐらいです。

でも、今回はちょっとシリアスな感じでした。シリアスさを増したのはもう一つ重要な要素がありました。

audibleのナレーションがものすごく大人っぽい声の人です。いままですごくラブリーな感じのイギリス英語でこの人の作品に慣れていたので、ものすごくびっくりしました。ナレーションでこれほど印象が変わるのですね。まあ、作品自体もいつもよりシリアスだったのもあります。主人公の性格もかなり真面目で大人っぽい。

もともとのラブリーさのある方がやっぱり好きなので、ちょっと★が減りました。

それでも舞台がスコットランドの島なので、スコティッシュアクセントが満載です。主人公の英語も島に戻り、時間がたつにつれてアクセントが強くなる感じがおもしろかったです。

舞台はちょっとロンドンであとはスコットランドだし、時間のずれで出てくる回想シーンもなくて、(あってもセリフの中なので)そういう意味では分かりやすいです。

セリフの役の演じ分けはかなり上手ですが、
前述のとおり、ナレーションがちょっと淡々とした感じです。

次は、実は子供向けのファンタジーを聴いていたんですが、3時間ほど聞いてやめました。子供向けでわかりやすく、ストーリーも面白いのがあれば、多読をされている方にお勧めできると思って張り切って聞いたのですが、ちょっとストーリーに乗れなくて、やめました。残念。

今度はちょっと前にキャンペーンで入手したクラッシックです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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11月合計     344,720語
累計    53,076,713語

Length:   696pages  / 18 hrs and 52 mins / about 215,760 words

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Difficulty: 
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2017年英語読書日記No.73
(耳読書No.61)446冊目
起こしいただきありがとうございます。クラッシックの後は、打って変わって映画のようなドラマのようなエンタメ聴いてみました。

アフリカのケニアで起こった正体不明の伝染病のパニックものです。エボラ出血熱の記憶が浅いので、きいているとなかなかリアルでコワいなあと思いながら聴き始めました。そこに派遣されるアメリカ人の主人公の女性医師ペイトン。そして遠いヨーロッパのドイツで、もう一人の主人公デズモンドがホテルで目が覚めたとき、部屋で見つけたのは、床に横たわった死体だった。恐ろしいことに、彼にはそれまでの記憶が一切なかった。自分が書いた「彼女に警告しろ」と電話番号と一緒にメモだけが残っていた。電話はペイトンの自宅の電話番号だった。

とまあ、見たことある映画がここまでで数本思い浮かぶようなストーリー。舞台がアフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアと規模も大きく、まるで映画を観ているかのような展開。

この作品19時間近くある長編なんですが、半分ぐらいで、私は「早く終わってくれ」と思いながら最後までこぎつけました。

面白いんですが、どうも映画やドラマの二番煎じのような感覚が最後まで振り落とせなかったのと、

ぶっちゃけ、「なんで地球の存亡が数家族の内輪もめで決まるんだ?」という展開です。あかんやろそれ。陰謀もなんだか胡散臭い。

アメリカアマゾンでは★5つ近く、コメントもものすごく多い作品だったんですが、私には響きませんでした。ドラマでありそうな、「これでもか展開」が私にはついて行けません。かえって安っぽい。取って付けた感が強すぎです。あきらかに見え見えの実はこうだった、というどんでん返しがしつこいなあと感じました。半分ぐらいまではなかなかいけてたんですがね。

ほら、よくドラマが好評だったので、次のシーズンが始まったというドラマは、とってつけた感が強い。あれです。あれを地でいっている感じです。いちおういろいろ工夫は感じられたので★3つあげる。あ、厳しめですみません。

英語はわかりやすいアメリカ人男性のナレーションです。舞台があちこち変わるのと、回想シーンがやたら多いので、わかりにくい部分もあるかもしれません。

伝染病ものなので、たくさん類語が学べるのはいいかも。pandemic, epidemic,contangion,plague ほかにまだあるかなあ。

Xファイル、アウトブレイク、コンテンジョン(ソダーバーグ監督引退して間もないけど復帰したんですねえ)ボーンシリーズ、とか他にもたくさん思い出したのですが、忘れました。それらが好きなら大丈夫かも。

このところ、こちらのブログにもコメントをいただけるようになって嬉しく思っています。ありがとうございます。audiobook歴10年の方がコメントをくださいました。すごーい!私はaudibleを始めてこの冬で丸6年です。知り合いの方でやっぱりおそらく10年ぐらいaudiobookを楽しまれている方にいろいろ教えていただいて今に至ります。

さて、お次はまた打って変わってロマンスです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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11月合計     215,760語
累計   52,947,753語

いつも読書日記にご訪問くださりありがとうございます。地道に書き続けた甲斐あって、徐々に読者の方が増えて。定期的に訪問してくださるのがほんとにうれしいです。

多読王国もaudiobookの記録をつけることで、ご気分を害された方々がいらっしゃったので、遠慮して記録を止めました。

自分がいったいどれぐらいの語数かという目的も果たしたし、競争に取りつかれてしまっても本末転倒かなと、自分のペースで心地よく読書を、耳でもいい、楽しんでいます。目で読む読書はペースが落ちています。飛蚊症と付き合いながらなので、無理は禁物ですしね。そんなこともあって、最近は自分自身も多読王国から遠のいてしまっています。

多読王国から来られる方は日に日に減っていたんですが、それでも来てくださった方がいらっしゃって、コメントを残してくださったので、ちょっと感激しています。

ご質問で、スマートフォンで読んでくださっている方がいらっしゃいます。どうもスマホでは、検索機能が使えないようです。

ためしに私も自分のkindle fireから覗いてみたら、やっぱり検索機能は使えませんでした。booklogの本棚もないですね。すみません。

PC版だと一番右上に貼ってあるのですが、そのほかのデバイスでは無理なようです。

ブログは常にPCで作っています。でも他のデバイスでPCでついているいろんなパーツは見れない仕組みのようです。

ご迷惑をおかけします。それでも少しでも読んでいただけると嬉しいです。

ご質問ありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Lucy Maud Montogmery
Category:  Fiction
Length:  391 pages  / 9 hrs and 22 mins / about 154,070  words

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Difficulty: 
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2017年英語読書日記No.72
(耳読書No.60)445冊目
起こしいただきありがとうございます。たまにはクラッシック。イギリスアマゾンで「3つで2つの値段でええで」キャンペーンで買いました。リストの中から選ばないといけないので、読みたいものを選ぶのがちょっと大変ですが、これならと選んだものの一つです。

このaudibleはこの人が読んでいます。聞き覚えがあるなあと思いました。有名な女優さん。
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多作でほんとにいろんな映画で観ます。この間はドクターストレンジにでてましたよね。ちょっと前のスポットライトもよかったし、私の好きなリチャード・カーティス監督をも絶賛させたアバウトタイムでもキュートでした。

ただ、ちょっと速くって、読んだらもっと簡単なのかもしれませんが、聴く分にはなかなか集中が必要でした。なので作品自体は十分★5つですが、このaudibleはちょっとだけ難しめだったので、一つ減らしています。

女優さんなので、やっぱりお上手。特にアンのおしゃべりのところはすごく感じが出ていて楽しめました。

時代を経ても愛される作品はやっぱりいいですね。

私はアニメは見たことがあるのですが、あまり覚えてなくて、最初のアンが引き取られるエピソードから、ラストのマシューのところまで、胸がキュンとなることが多かったです。

セリフもアンのセリフが特に仰々しくて面白かったです。

うちの子供は読んだようなのですが、アンがけっこうおっちょこちょいなのがあまり好みじゃないようでした。アニメの感じとは違うので、最初に原作を読みたかったです。

でも聴いていて、今の小説と遜色ないほどリズミカルで軽やかで、時にホロリとなる。

私は脇役のマニラが好きになりました。

英語はaudibleで聴いたので、難しめに感じたのですが、使われている語彙も英検1級とかででてくる単語がたくさんあったので、簡単とは言えません。

前回ではスペインに行きたくなり、これを聴きながらカナダに行きたくなりました。夢が広がります。せめて脳内旅行です。

今聴いているのは、ちょっと長編で映画みてるみたいな気分です。

最近少しずつ読者の方が増えているようで、うれしいです。読みたい作品が是非見つかりますように!

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

10月合計     689,550語
累計   52,731,993語

Author: Dan Brown
Category:  Fiction
Length:  482 pages  / 18 hrs and 9 mins / about 130000  words

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Difficulty: 
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2017年英語読書日記No.71
(耳読書No.59)444冊目
起こしいただきありがとうございます。また読書日記がたまってきたので早く書きたいです。今回も男性作家、ダン・ブラウンです。舞台はスペイン。

バルセロナやグラナダにはずっと行きたいと思っているので、これはと思って聴きました。この人の作品はまるで観光案内のようなので、結構旅を楽しんでいる私です。ダ・ヴィンチコードの時はたくさんのアメリカ人観光客が押し寄せたと聞いたことがあります。確かに読んでたらゆかりの場所に行きたくなりますよね。予習になりますように。いつか行きたいです。

この作品は種の起源と未来がテーマ。無神論者の億万長者がIT知能を開発して宗教に挑むのですが、足元をすくわれるっていうお話です。読んだ人はこの意味がわかります。その億万長者を教え子に持つハーバードの象徴学の権威?(実際はないそうです)ロバート・ラングドンが大活躍するといういつものパターンです。

でも、いつものパターンだからこそけっこう安心して読んだのは私だけじゃないと思います。読んでてすぐに結末がわかってしまうのもご愛嬌。私も最初からこうなるだろうと思いながらでした。それでも面白いと思いました。

ダーウィン以来の大発見ともったいをつけて、最後までそれをひっぱるのですが、ふたを開けてみると「なんだ」とちょっとなりました。でも、国によっては無神論、科学的な根拠を示すのはご法度でもあるので、この「なんだ」という反応は日本ではあってもそうでないところもあると思います。ダーウィンの進化論を教えない国もあるわけですから。

さすがにお年になってきたのか、美女が出てきても恋愛に絡まなくなってきてかえっていいと思います。

この作品はほんの少しだけ他の国も出てきますが、ほとんどがスペイン国内が舞台です。なのでいつもよりスケールは大きくは感じませんでした。

これを読んだ後、BBCのサイトを見ていて、この作品に関してのダン・ブラウンのインタビューを見つけたんですが、そこでは無神論者的な作品を書く経緯を語っていて、興味深く見たのですが、それは見つけることができませんでした。

下のインタビューはアメリカのもので、アメリカだからか、もっと柔らかい感じです。ついでにお話のアウトラインもわかるので、貼っておきます。

ダン・ブラウンの英語はわかりやすい方だと思います。これは英語字幕も出せるみたいです。スペイン好きそうですね。

このOriginの作品自体も英語はわかりやすい方です。ナレーションも速くなかったです。

エンタメとして完成度された感のある作家さんなので、多読にはお勧めです。

さて、男性作家のエンタメがつづいたので、お次は女性作家のクラッシックを聴き終わったところです。やっと追いついてきました。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

10月合計     535,480語
累計   52,577,923語

Author: Ken Follett
Category: Historical Fiction
Length:  928 pages  / 30hrs and 17 mins / 287680 about  words

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2017年英語読書日記No.70
(耳読書No.58)443冊目
起こしいただきありがとうございます。やっと読書ブログ再開です。これ聞いている途中で試験を受験したので、なかなか書けませんでした。

さて、何年かぶりの「ケン・フォレット先生と行く歴史講座」です。30時間もの旅でした。この間は近代史の3部作の最終巻で、それも何年か前に読みました。このあとこのKingsbridgeシリーズ、(1巻はThe Pillars of the Earth ( 邦題「大聖堂」)の最終巻、3巻に取り掛かったわけですね。

本当に起こった歴史的な事件を絡めながら、架空の人物が大活躍するという設定はどれも同じ。

どれもフォレット節炸裂。これも炸裂でした。今回はイギリス、フランスが中心で、スペイン、アフリカ、オランダも出てきました。

善良な主人公が悪い脇役にとことんやりこめられていって、ドラマが展開します。これも1巻からのキングスブリッジの主人公たちの末裔が主人公で、枝分かれした子孫がからんでいきます。

今回はヨーロッパ史も絡めて合って世界史好きな私はとっても面白かったです。若いころ、カトリーヌ・メディチについても、メアリ・ステュアートについても日本語で詳しい本を楽しむ歴女だったので(笑)思い出しながら聴いていました。

時代はヘンリー8世が英国国教会を作って、カトリックと対立したイギリスですが、ヘンリー8世亡き後、長男エドワードがすぐに病死し、長女のカソリックのメアリーが王位を継ぐところから始まります。

今回のテーマは宗教の対立。フランスではユグノー派のプロテスタントが虐殺され、対立が激化する事件が詳細に描かれます。

イギリスではエリザベス女王が王位を継ぎ、宗教に対して寛容な態度の政治をおこないます。このエリザベス女王の描き方は歴史の教科書にでてくるような描き方でした。私はフィリッパグレゴリーのエリザベス像を最近聞いたばかりなので、ちょっとその落差を感じながらでした。

その他に出てくる有名な歴史上の人物は、花火で知られるガイ・フォークス。この人についてはあまりしらなかったので、どういう経緯でそうなったのかわかって面白かったです。

たくさんの史実と実在した人物の中に架空の主人公たちを絡めて書くのですが、歴史でおこった大事件にこの主人公たちが必ずからんでいる胡散臭さはまあご愛嬌。それがこの人の作品の面白さでもあります。

軽さはないのですが、重すぎでもないエンタテイメント。歴史的な事件を一緒に追えるおまけつきです。

この3部作は2作品までリドリー・スコット監督がドラマ化しています。私はまだ2巻のドラマは見れてません。最終巻もドラマ化するのかな。

さて、次は現代のスペインにトリップです。エンタメな作品が続きます。

読んでいただきありがとうございました。

10月合計     405,480語
累計   52,447,923語

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Length:  380 pages  / 117800 about  words

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2017年英語読書日記No.69
(耳読書No.57)442冊目
起こしいただきありがとうございます。 久々の更新です。実はこれの前に超大作を聴いていたんですが、途中でipodで聴けなくなるというトラブルが発生し、ituneじゃないと聴けなくなりました。のこすところあと2時間ほどなんですが、PCの前でじっとして聞けないので、こちらが先になりました。

発売前なのに、アマゾンのランキングに入っていて、すごい評価が高いので先行予約しました。作品を聴き始めたら、おもしろくって先に終わってしまいました。、これは、マイケル・クライトン、ダン・ブラウンなどの作品が大丈夫ならかなりお勧めです。ノンストップスリラーとも言えます。最後まですごい。

主人公Theoは生物学とコンピューターの両方の分野をかけ合わせたcomputational biologistという肩書を持った大学の若き教授。天才だが、人付き合いはあまり得意でない。

ある日、研究のサンプルを取るために滞在していたモーテルに警察がやってくる。「ドクターセオ?署までご同行いただけますか?」落ち着いた感じの捜査官に見せられたのは、一連の被害者の顔が特定できない殺人現場の写真。

セオが捜査官に聞く、「これは僕の知り合いだね」

彼の元教え子が殺されたのだった。しかし、すぐに襲ったとされる熊が射殺され、事件が解決に向かう。

たった一人、それを信じない人を残して。

テオは科学者としての頭脳と才能を駆使して本当の犯人を捜すことにした。

読ませますが、途中やっぱり長めなところはありました。これもダン・ブラウンほどじゃないけど、薀蓄っぽさがあります。でもfar-fetchedじゃない感じは科学的なという薀蓄なのでなんだか納得して、感心してしまいました。真偽のほどはよくわからないし(笑)そつのなさは素晴らしい。そして最後になればなるほど緊迫した状況を作っていくのはすごいとうなりました。

謎解きも一筋縄ではいかなくて、読ませます。犯人は動物なのか、人間なのか、宇宙人なのか、モンスターなのか、ほんとに翻弄されます。

主人公テオもアンチソーシャルと本人が語るのですが、描き方は案外そうじゃないです。オタクというより、不器用な一生懸命な人に聞こえました。

英語は難しくないと思います。謎解きなので難易度は★3つにしときました。

これは映画化されるんじゃないかというエンタメ度です。されると思うなあ。

作者も一風変わっています。すごい経歴の人ですねえ。
 
なんとイリュージョニスト。マルチタレントいうのはこういうことを言うんでしょうね。イル―ジョ二ストとして人を欺くのがうまいので、本でもかなりうまく欺かれます。すごいなあ。一つだけ文句をいうと主人公が何度も大けがをするのがやりすぎかなあと思いました。

殺人事件だけど、描き方が嫌味がなくて、あっさりしてて、なかなか爽やかなので、気に入りました。

ページーターナーです。お勧め!

やっぱり試験よりこっちのほうが好きだなあ。試験の準備が多少あったので、そうなると心がなえてくるのですが、こうやってまた栄養分とって生き生きした気分になります。今回はドキドキハラハラでした。最後までハラハラ。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。


個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

10月合計  117,800語
  累計   52,160,243語

お越しいただきありがとうございます。更新していないのに、読者の方が増えて嬉しいです。こちらは本を読み終えないと(聴き終えないと)書けないので、ほんとありがたいです。

過去の読書日記を読んでいただく機会も多いので、ご存じかもしれませんが、明記させていただきます。

最近のものは「最新記事」の一覧をクリックすればその記事に行きます。人気記事も題名をクリックするだけです。

自分でつけたものですが、一応だいたいの難易度別にカテゴリーを作っているので、そちらか、ジャンル別のカテゴリーも使えます。

数か月前、何年も前のものを知りたい場合は一番右上の「記事検索」を使っていただくことになります。

右側の本棚はBooklogのものなので、この記事に直接リンクがありません。本棚の下のアイコンを押すとbooklogの私のページーのサイトに行ってしまいます。

本棚で気になるものがあれば、本にカーソルを持っていくと、タイトルがわかります。そのタイトルを「記事検索」で探していただくとタイトルを含んだ記事が出てくる仕組みです。

お役に立つと幸いです。
素敵な本に出会えますように!

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Author:Jeannette Walls
Category: Non fiction ( Memoirs )
Length:  353 pages  / about 89280 words

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2017年英語読書日記No.68(目読書No.12)441冊目
起こしいただきありがとうございます。なんとか9月中に読もうと隙間を見つけては読みました。最後は時間を割いて1時間ぐらい費やして読めました。時間と目さえ許せばなあ。以前に比べてまだ目の疲れ具合はましにはなっているものの、なかなか思うようには読めません。

映画化されると、表紙がタイアップになるのでつい興味を持って読むという癖があります。これもその一つでした。

使われている単語のチョイスが難しかったので、ものすごく辞書を使いました。文が読めないとかではなくて、単語が親しみのないものが多い。普段目にしないもので、俗語とまではいかなくても辞書を引き引き読みました。

これはノンフィクションで、新聞のコラムニストとして有名な著者の育った環境を描いています。その環境がびっくりするほど過酷。現代にこんな貧困があり得るのかというぐらいひどかったです。

冒頭いきなり、いい暮らしをしている主人公が通りでホームレスの母親に出会うというなかなかショッキングな始まり方です。

定職につかずに、夢を追いかけているようで、実は飲んだくれの父。教師の資格を持ちながらも、芸術家になることを夢見て家事、育児を放棄する母。ボヘミアンな生活に憧れて、二人は最後にはホームレスとなっていきます。

逃げるように各地を転々として、どんどん貧困が増していく一家の様子が延々と描かれます。貧乏な生活を強いらながらも、必死で生き抜こうとする4人兄弟。やがて親元を離れて自立の道を選んでいき、主人公は奨学金とローンで名門大学を卒業しました。

どのアマゾンでも絶賛されているこの作品。たしかにすごいインパクトでした。その赤裸々さも半端じゃないです。育児放棄のため、自分たちの食べるものは自分たちで調達しなければならない。彼女のとった行動は、学校の生徒の残飯をあさることでした。ほかにも信じられないようなエピソードが続きます。

自分が読んでいて、それでも強く生きることを学べるなという気持ちと、現実から目を背けないことの勇気もすばらしいですが、

それ以外に、読んでいて嫌な感情が常に付きまといました。

貧乏でも心豊かに育つんだというきれいごとじゃなくて、世の中に貧困はあって、差別もあって、親の虐待に近いことがあって、子供であるがゆえに自分たちの生活を選べないやるせなさを感じながら、

この著者の感情が置いてきぼりになっているような感も受けました。本当に思ったこと、感じていることが省かれているではないかと思うことも。

個人的に読んでいて、いろんな感情が呼び起こされました。読んでいる間はすごく苦しい気持ちになりました。

タイトルのThe Glass Castleは父親が建てたいと思っていたガラズばりのドリームホーム。はかない夢、今にも壊れそうな家族などを象徴しているんだなと感じました。家族の絆も、一つ間違えればもろくはかない。それを忘れてもいけませんね。ガラスのお城の中の幻想かもしれない。

後味はあまりよくないと書いていた人がいたけど、私も同じです。でも読む価値もあると思うので★は4つにしました。映画は見るかどうかはわかりません。

予告編を見る限りでは、やっぱり「家族が貧乏でも幸せ」感があって、原作よりキレイ。実際はもっと汚く描かれています。(原作も現実よりは甘めなはず)映画なので、観てもらえるように作らないとだめですしね。

これで一応1年の目標の12冊達成しました。うれしいです。今の状態でこれだけ読めただけでもありがたいと思っています。最近聞きだしたaudibleがかなりな長編で月がまたがるので、9月の読書はこれで終わりです。

このところ、自分のペースで読めることが大事かなと思える自分に出会っています。

ただ数を稼ぐために読むのではなく、読みたい本を読む。まだまだ修行の身ではあるけれど、それでも、それを英語でできるようになれて本当に嬉しいなと思う今日この頃です。

この読書日記もいろんな方々に読まれるようになってきて、ありがたいです。過去の記事は恥ずかしいなと思うこともありますが、同時にお役に立ってたらいいなと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

9月合計    695,454語
  累計   52,042,443語

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Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
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2017年英語読書日記No.67(耳読書No.56)440冊目
お越しいただきありがとうございます。読もうかなと思っていたものが発売前だったので、ベストセラーのこちらをダウンロードしました。

このところ、ミステリーは読むものがなくなった時に読むことが多いこの頃です。これはどんでん返しがなかなかと評価も高かったものです。評価通りなかなか濃厚なお話でした。デビュー作は力作が多い。総合で★5つと4つでまよいましたが、ミステリーには一寸辛目な自分です。

舞台はアイルランドです。カトリックの教会で女性の遺体が発見されます。3年前に夫を亡くした主人公の刑事ロティが、難事件を解決していきます。シリーズ第一弾。

かなりドラマチックで練られているのですが、昔の自分ならうなっていると思うのですが、ドラマチックすぎるのと、エピソードが込み入っています。ちょっと昔っぽさを(それもいいと思うのですが)感じたのと、かなり暗い展開なので、5つになりませんでした。ミステリーで人が死ぬので暗いのは当たり前なんですが、これは読んだら「く、暗いぞ」と思うと思います。後味もよくない。

犯人がだれかをちりばめて謎にしてあるのですが、先が読めるところもあるといえばあります。
ダン・ブラウンのちょっと評価の低い作品のシーンも思い出してしまった。ごめんなさい。ただ単に好みの問題で読む人が読んだら面白いと思います。

私は辛口ですが、これは大ヒット作です。展開が速いのと、意外性があるので、ページーターナーだと思います。登場人物も多いので、簡単ではないですが、読み応えがあります。

さて次も新作を聴いています。なかなか重厚なのが続きます。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計   606,174語
  累計   51,953,163語

Author:Gail Honeyman
Category: Fiction
Length:   338ges / 11s and 41mins / about 104160

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.66(耳読書No.55)439冊目
お越しいただきありがとうございます。

たまたまイギリスアマゾンで見つけたのですが、ベストセラーになったもののようです。セラピーストーリーとでも言いましょうか。これはほんとにめっけものでした。

最初は心がないのかというぐらい冷たいエレノア。誰とも心を通わさず、ただ一人同じことを繰り返す日々。そこに小さな小さな変化が訪れることから、少しずつ閉じた心を開いていく物語です。

心と体に深い傷を負って、フォスターケア
(行政が成人するまで面倒を見る里親を含む制度)で心の交流がないまま育っているせいで、彼女は自分の生活にやってくる人たちにどう対応していいかわかりません。友人もなく、同僚とも交流がなく、冗談も言わない孤独な毎日で、KYな自分もわからない。

主人公の周りの人間が持つわだかまりを読者として同じように持ちながら、「大丈夫かな、この人」から徐々に「ああ、そうか」に変わり、最後はエールを送っている自分がいました。

精神的な病は治すのがほんとうに大変です。表に出て来るものにたいしてレッテルを貼られてしまい、避けられてしまう。好きでそうなったわけではなくても、世の中は冷たかったりします。逃げ場がない。コミュニケーションがうまくできないからよけいに孤立してしまう。

人間は、どんな人間でも、かならず必要なものがある。

それは自分でない生き物の存在。人や動物や、植物だったりもするときもある。(ここで出てくる観葉植物のシーンで映画「レオン」を思い出した私です)

どんな人もそれなしでは生きていることさえもわからないかも。 だから人間はややこしい。だから人間がいい。

これもお人よしの人物が出てくるんですが、そういう人がいないといけないなと思いました。思いやりが人の命をつなぎます。ほんとにこういうのを読むと世の中捨てたものじゃないなあとこころが柔らかくなります。

誰にも居場所を作ってあげようとする暖かさを感じました。

日本に暮らしていて、こうやって英語の環境を知り、英語で読んで、ふと思うのは、「裏のなさ」がある人がでてくることです。やさしさの感じがちょと違うなと思うのは私だけかなあ。アメリカの作品とはまた違う感じなんです。何というか、「あっさりしたやさしさ」とでも言いましょうか。

英語はしっかりした感じが感じられるイギリス英語です。男性、老人の使い分けもかなりうまいです。そしてグラスゴーという土地柄で、方言を聴くのも魅力的。イギリスものはaudibleはそういう意味で色鮮やかに感じる私です。文字では味わえないこの感覚を是非味わってほしいと思います。

ちょっとポイニャント(心苦しくなる)でもあるけど、心が少し軽く、優しくなるお話でもあります。

ちらっと映画化なんてものも目にしました。されるとしても少し先かもしれませんね。

物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計   475,354語

  累計   51,822,343語


Author:Patrick Ness  (著), Siobhan Dowd (著)
Category: Young Adult ( Fantasy )
Length:   224 pages / 3hrs and 51mins / about 33314 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.65(耳読書No.54)438冊目
お越しいただきありがとうございます。まただしちゃった赤★。ダークさがちょっとあるのもクラッときました。

この作品は発売された時から知っていたのですが、この作品の作者に関連があることに気が付いたのはこの本を手にとってからでした。2011年の1月に読みました。ニューベリー賞受賞作。
当時はまだ英語読書歴が浅くて、今読んだらもっと感動するかもと思います。だって、今だこの雰囲気と話をけっこう覚えているから。アイルランドの心が少しわかる気がする作品です。これが確か遺作となったと聞いていたけど、このあと、A Monster Callsの原案を託してこの世をさったのがこのひとだということに、パトリック・ネスの言葉で知りました。パトリック・ネスが託された原案を書き出すときには、シオバーン・ダウドの声を真似して響かせながら、彼女だったらと、思いながら書いたというので、「あ、あの人だ!」とやっと一致しました。

最近、この間この本を「読み聴き」されているかたをお見かけして、アマゾンでチェックしてみたら、表紙が変っていました。

映画化されたというサインです。これは読めというサインだと早速ダウンロード。

なんでもっと早くに読まなかったのだとさえ思いました。文学賞をとるだけのことはある。

言葉が持つ内面、強さ、その響きを感じ取ってほしいという、原案者とライター二人の渾身の力を込めたメッセージが感じられました。すばらしいの一言です。子供向けにしておくのはやっぱりもったいない深さがあるので、これは多読をされる大人の方にも超おすすめであることが間違いないです。

audibleもナレーションがなんとこの人,ルシウス・マルフォイ役の、ジェイソン・アイザック。イギリス英語で、すごく明瞭です。
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モンスターの声が特にすばらしいです。その他もほんとに上手い。これがaudiobookの醍醐味ってのを多く方が味わえると思います。

シンプルな言葉だからこそ、子供むけだからこそ、ジンジンと伝わってくる本当の意味。

私はaudibleで聴いたので、家にいたときに、響いてきた言葉を書きとっておきました。


There is not always a good guy. Nor is there always a bad one. Most people are somewhere in between.

Stories are important. They can be more important than anything, if they carry the truth.

You do not write your life with words . You write it with actions. What you think is not important. It is only important what you do.


映画はこちらです。もっとファンタジーっぽいですね。

予告編を見る限りでは、原作の私の好きなダークな部分がが随分雲隠れしている感じですが、別で楽しめそうです。また映画見てみます。これまた豪華キャストです。ジェイソン・アイザックもいいけど、リーアム・ニーソンの声もピッタリですねえ。ナルニアでも確かライオンの声やっててよかったので、これもいいだろうなあ。母にフェリシティ・ジョーンズ、おばあちゃんにシガニ―・ウィーバーというのもすごいぞ。

やってくるモンスター、心の中に潜むモンスター、そのモンスターは自分の心の反映だったり、自分がおびき寄せていたり、

実はモンスターではなかったりする。

もっと違うもので、それはただ形を変えてあなたの前にあらわれているだけのもの。

これは本当に読んでよかったお話でした。大人の心の成長まで促してくれそうです。

深い、透き通るような青く緑の湖の中のにいた気分です。

ああ、物語っていいですねえ。モンスターが言うのもわかるよ。

読んでいただきありがとうございました。

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9月合計 371,194語
 累計  51,718,183語

Author:Hazel Gaynor
Category: Fiction ( Based on history / Dual time )
Length:   416 pages / 11hrs and 2mins / about 128960 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.64(耳読書No.53)437冊目
お越しいただきありがとうございます。この作者の作品はこれで2作目です。1作は大ヒットのこの作品でした。
タイタニックのお話は悲劇と決まっているので、どうしようか迷って手に取ったものですが、これはよかったです。聴いていて目の前で船室中のパニックが起こっているのが見えるようで、夢中になってききました。ラストが大好き。

で、今回のお話は舞台がヨークシャー。ヨークシャーに親しみを持つ私なので、聴いてみることにしました。どうも史実をもとに作られたフィクションのようでした。

史実とは、こちら、
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コティングリー妖精事件として知られる、ねつ造写真の真偽を主軸に丁寧に当時の少女とそのいとこ、そして現代の主人公を絡めたデュアルタイムでもあるお話です。

この写真が撮られるまでと、撮られてからのお話が丁寧に描かれていて、どんなことが起こったのかを、作者のうまい語りで知ることもできる一石二鳥なお話です。私は似たような話を聞いたことがあったので、興味深く聴きました。この写真をめぐってはコナンドイルも言及していて、当時はかなりの話題になっていたようです。

Cottingleyはマンチェスターとヨークのちょうど間で、皇室の人がこの間留学したリーズ大学の近くでもあります。有名な高級住宅街ハロゲイトのちょっと下あたり。ハロゲイトはいったことがあるのですが、地図や画像を見るとなるほど妖精がいてもおかしくない雰囲気が溢れています。
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事実が多く、意外性がないので、★は4つにしましたが、妖精はねつ造だったということがどうだというのでなくて、妖精がいてほしい、少女たちの心の中にはいつも妖精がいて、こころ押しつぶれそうになった時には小川のせせらぎのそばからやってくる。心に寄り添っているというやさしさを持ち合わせている本だなと思いながら聴きました。

同じようなテーマの作品はこちら。こちらもなかなか雰囲気があって面白かったです。ダークさがけっこうお気に入りの作家さん。
これはロケーションも違います。

デュアルタイムでもあるので、話が行ったり来たりする分、簡単とは言えないかもしれません。英語は二人のナレーションで、少女と大人の女性です。ヨークシャー、アイリッシュ、ちょっと南アフリカ?のアクセントが聴けます。

やっぱり物語が好きです。こんな教養つけてどうなるんだと思わないでもないですが、こんな教養こそいいじゃないかと思う自分もいます。心の図書室拡大化作戦を一生かけてしていると思っています。

さて、つぎは映画化されている子供向けの作品です。これはなんで今まで手に取ってなかっただろうと思いながら聴いています。

読んでいただきありがとうございました。

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9月合計  337,880語
 累計  51,684,869語

Author:Ruth Hogan
Category: Fiction
Length:  288 pages
 / 8hrs and 35mins / About 75000 words (語数はだいたいです)

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.63(耳読書No.52)436冊目
お越しいただきありがとうございます。でました。六つ★でも、私がこんな物語好きで好きでたまらないので、他の方には六つとは言い難いかもしれなけど、とにかくこれは聞き始めたときから胸がキューンとし続けて、最後までキューンとし続けました。ラブリーなお話です。

見つけたのはイギリスアマゾンです。イギリスではランキングに入っていました。

薔薇のお庭があるエリザベス朝の大きな静かなお屋敷にひっそりと住んでいる紳士。妻が亡くなってから40年間、あることをずっとやり続けてきた。それは亡き妻へのレクイエムでもあった。

この何とも言い難い雰囲気を出すのはかなり難しいと思っている私です。聴き終わってまたチャプターワンを聞き返して、「ああ!なるほど」と思いました。す、素晴らしい!もう一回このまま聴き直そうかなあ。

目だと、わかりにくくなってもすぐにページに戻れるのでもう少しわかりやすいと思いますが、これはaudibleで聴くのは難しい部類ではないかと思いました。デュアルタイムではないのですが、二つのお話が交互に進んでいき、最初の接点がわかりにくくて、最後の最後まで全く接点がないまま進みます。

そして、それとはまた違うたくさんのエピソードが入ってくるので、とてもとらえにくいです。なので難易度をちょっと上にしました。それでも、聴いている間は私の心の水際に小さな波を常時起こすような感動でした。

アマゾンのカテゴリーはオカルトとか、ユーモアとかでもカテゴライズされているのですが、これはそんな枠にとらわれないフィクションであることは間違いないです。

この世界に共通点があります。
この作家さんの世界をイギリスの小さな町にもってきて、もっとフワフワさせた感じ。この作品も思い出しました。
上の物語を全部ひっくるめたような愛おしさがあります。こういう世界にどっぷりつかりたい私なので、聴き終わりたくなかったです。

オブおじさんとはちょっと違うけど。おじさんがカギです。あ、怖くないアントニーおじさんという人です。

アントニーおじさん以外にもお手伝いさんのローラ、庭師のフレディ、近所の女の子サンシャインと個性豊かな登場人物が出てきて読ませます。

この物語では、アントニーが見ず知らずの人の落とし物を拾っては、拾った時と場所を記録して、自宅の書斎に保管しつづけます。いつの日か落とし主が見つかることを祈って。

世の中は捨てたもんじゃないんだと思い出させてくれる本は貴重です。

聴きながら、自分のこの読書ブログと重なりました。

7年間来る日も来る日も読んだり、聴いた本について綴り続けてきました。読者が一桁でも、拍手がなくても、ひっそりと綴り続けるのは時に難しい時もありましたが、いつの日か誰かが一人でもいいから読んでもらえて本を手に取ってもらえたらいいなと思いながら。手に取ってもらったかどうかもわからなくてもです。上質の物語は心を震わせてくれる感動を伝えたくて綴り続けてきました。

数年前に綴った思いが、今もしかして誰かの思いと重なってるかもしれないと思うと、またこのブログを書く気持ちが湧いてきます。

静かな静かなローズガーデンに、大きな大きな愛情が詰まっているような物語。また出会えました。地味ですが、こういうのがあるから、こんな世知辛い世の中で息ができる気分にさせてくれるお話でした。

この本を聴いていて、audibleがいかに素晴らしいかをまた味わってしまいました。ナレーションの3人のうち、速めのブリティッシュアクセントもそのうち慣れたし、主軸の女性の英語がもう愛おしくって。頭の中はずっとイギリスをさまよっていました。

ああ、物語っていいですねえ。

こうやって読みたい本に出会える喜び。読んでくださるあなたにもこんな気持ちになれる時がありますように。なんだか雑音も遠くに小さく聴こえるようなって、どうでもよくなる。本が私を救ってくれます。

読んでいただきありがとうございました。


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9月合計   208,920語
 累計   51,555,909語

Author:Marc Levy
Category: Romance ( Romantic comedy )
Length:  288 pages
 / About 89280 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.62(耳読書No.51)435冊目
お越しいただきありがとうございます。

こういうの待ってたんですよね。超キュート。大人のキュートなロマンス!爽やかで、ちょっとコミカルで、幸せな気分になる作品。これは文句なしです。粋でテンポもよくて、ロマンチックで聴き終わりたくなかったほどです。やっぱパリは恋人の街ですねえ。うーんパリ行きたくなってきた。大昔パリに行ったときはけちってルーブル美術館に水曜日の割引デーに午後から入って、時間足りなくて後悔したので、今度はちゃんと時間かけていきたい。

思い出した作品というか映画ですが、ずばりこれです。これは舞台がイギリスで主人公が逆のパターンですが、これを思い出した人は多いと思います。
自分の中で、ロマンス部門久々の大ヒットです!

目で読んだら★二つと三つの間です。すごく読みやすいと思います。audiobookとしては難易度は少し上になると思います。目で読む平均が5時間57分で、audibleの長さが6時間24分とその差が少ない。ナレーションが速めだと思います。それとフランス語なまりの英語はけっこうタフです。

二人の主人公の場面がころころ変わるのですが、その変わり目がほとんどわかかりにくく、最初登場人物が一気に5人以上ダダっとでてきて把握するのがややこしくて、確認のため最初の30分を聞き返しました。いったんわかれば、もうロマンチックでキュートな世界にどっぷりつかれます。

これはおそらくフランス語からの翻訳本だと思うのですが、まったく違和感がなかったです。というか主人公がアメリカ人とイギリス人なので、それも不思議ですが、著者はフランスのベストセラー作家です。

一筋縄ではいかない大人の恋愛を描いていて、友情をはぐくもうとしているのか、恋人として意識しているのかのすれすれの線を描くのがすごくうまいです。それに、小説のエピソードはなかなかひねりがあります。フランス以外の舞台もあるのですが、なかなかタイムリーな政治色も感じる素材を扱ってもいます。

爽やかさも感じるのですが、ちょっとこれにも雰囲気が似ています。

これもキュートですよね。

9月に発売されてすでにもう大ヒットしているので、これも映画化の予感です。私はaudible解禁日に予約してダウンロードしました。

ソフィ・キンセラはちょっとどぎつくてどたばたで物欲ありすぎ、デビ―・マッコーバーやキャロリン・ブラウンがちょっと年齢が行き過ぎかなと思う方は、これうってつけだと思います。ハッピーな気分にもなれると思います。

大好きなリチャード・カーティスの雰囲気も持っているこの作品。みんなこういうの大好きだと思います。私は大好き♡

夏は暴走したのですが、くらべるとちょっとペースを落として聞いています。耳はイギリス英語で、目はアメリカ英語を読んでいます。仕事が始まって、他の英語の取り組みも徐々に変えつつあるので、もう少し本を読む時間もとれるといいなあと思っています。

ああ、物語っていいですね。こういうロマンスもっと読みたいです。

読んでいただきありがとうございました。

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9月合計   133,920語

 累計   51,477,909語


Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.61(目読書No.11)434目
お越しいただきありがとうございます。今回はノンフィクションです。自分の前の壁をなんとか超えようと頑張る人にとってはうってつけの作品。テキサス大学の卒業式で行われて有名になったスピーチ。その長いバージョンであるのがこの作品です。144ページと短いものなので、すぐに読めます。4万語って印象じゃないですがね。語数はサイトから調べたものなのでご了承ください。

内容は何度も大事だと思うことを繰り返し述べるので、わかりやすいです。

この方はアメリカで37年間海軍でずっと活躍して最後は海軍大将として軍を引退した人物です。サダム・フセイン捕獲やアルカイダのオサマ・ビン・ラーデン殺害の指揮者でも有名だそうです。詳しくはWikipediaにて。

スピーチの映像があるので、貼りますね。短いのでも中身がわかります。

毎朝起きたときに、かならずベッドを整える。シーツに皺ひとつなくまるできちんとベッドメイクする。それと同じ行動を日々のタスクに応用して、一日でやるべきことをきちんとやり終えた一日を蓄積していくことが世界を変えるきっかけになるのだ。というような内容です。

自分に厳しく、大きな組織をひっぱってきたからこそ説得力のあることが言えるのだなとという言葉が満載でした。これは私達の普段の生活にあてはめることができます。これ読み始めてからは、毎日ちゃんとベッドを整えるようになりました。それするだけでもすごく気持ちがしゃんとすることにも気が付きました。

そして、英語学習者としては、自分に課した英語のタスクを一つ一つ丁寧にきちんとこなしていく。主婦なら家事をこなしていく。仕事場では仕事をきちんとこなしていく。

そのことが明日につながり、長い先の結果になっていく。

ちょっと落ち込み気味な時に手にしたので、とても心にすっと入り込んできました。

心新たにまた勉強したいなと思いました。

海軍の経験談が主な内容なので、軍で使われるような単語がちょっと多めです。frogmenなんて普段は目にしないですよね。

短いものなので、2時間ぐらいで読んだと思います。今日は半分の1時間分を読みました。

これはaudibleも出ているのですが、目で読んでハイライトをしたかったので、kindleで読みました。

最近は目で読むものを探すのが大変。それぐらいaudibleが充実してきています。それに年間会員になるとそちらのほうが断然安いです。次回の目の読書はaudiobookがダウンロードできないベストセラーのサンプルを読み始めました。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Fiona Davis
Category: Dual time
Length:  368 pages
  / 11 hrs and 42 mins / About  114080 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.60(耳読書No.50)433冊目
お越しいただきありがとうございます。私の読書は偏りがあるんですが(笑)おそらくこれも偏りの理由の一つだと思います。ヒストリカルやこの現代と過去の二つの主人公が登場する形のデュアルタイムというお話に目がありません。最初ヒストリカルだと思って聞き始めたら、デュアルタイムでした。

主な舞台はここです。
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本の表紙と全く同じ建物です。NYマンハッタンにあるダコタハウス。表紙はおそらくセントラルパークから見上げた感じで、まだ周りにビルがない状態だから違うように見えますね。当時はそうだったみたいです。私は旅行中に観光バスからのぞいたことがあるだけですが、豪奢で素敵な建物です。ジョン・レノンが住んでいて玄関前で殺されたことでも有名になった超高級マンションです。現代でも資産があるだけでも、有名なだけでも入れないと言われているマンション。これを設計したとされる人のアシスタントして働き始めた女性が主人公の一人です。あ、調べたら、設計者として出てくる登場人物も全く別の名前だったので、完全にフィクションだとおもいますが、それでもうまくつながっててかなり面白かったです。

時代はこのダコタハウスが建てられた1884年ぐらいと、100年後の1985年。舞台は同じダコタハウスで話が繰り広げられます。交互にヒロインが登場するのでそれさえ慣れればデュアルタイムは展開があってすごく面白いです。

ヒロインが、特に過去のヒロインがとても苦労するのですが、現代(といっても1985年です。設定上そうしないと無理があるのでしょう)で知る100年前の事実とは実は違っていたという話で、クライマックスに向かってわからなかった謎が明かされていくのですが、

途中思い出した本は二つ。まずはこの間も取り上げたこれです。
舞台が同じマンハッタンというのと、やっぱり同じような設定があるこちら、

この二つにもっとメロドラマチックさを加えた感じです。

このThe Addressはなかなか結末が面白かったです。すごいどんでん返しがありました。

フィクションなので、作りばなしなのですが、それでも作者の知識や調べた史実などからくる断片を拾って自分もいろんな知識をつけることが可能です。ここでは、マンハッタンの成り立ちを学べたり、自由の女神が運ばれてくる様子がわかったり、間接的にでもいろんなことが知れるのです。私は英語で話をするときに、この読書からくる情報で、いつも得をしたなと思うことが多いです。

それは、言語を学ぶという目的だけでないことを指しています。

それとドラマを通じていろんなことに共感したり、感動したり。言語を超えてそれができるうれしさがあります。たまらない魅力です。

ああ、物語っていいですねえ。

気が付くと、今年はaudiobookだけですでに50冊聴いていることに気が付きました。おお、これはタイ記録だと思います。今までで目と耳を合わせて100越えをしたことがるのですが、そのときは多分1年で50冊だったと思います。今年はまだ4カ月あるので、audibleに関しては新記録になりそうです。励みになるだけのことだけど、素直にうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Peter Swanson
Category: Mystery
Length:  320 pages
  / About  119040 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.59(目読書No.10)432冊目
お越しいただきありがとうございます。最近はaudibleがますます充実してきているので、じっと座ることがなかなかできない私には嬉しい限りな読書生活なんですが、たまにaudiobookが入手できないものがあります。日本からは輸入制限か何かでダウンロードできなかったりもあります。これはあるにはあるんですが、なぜか値段がべらぼうに高い。なので目で読むことにしました。

人が結構死ぬのに、この軽快な感じはなんなんだというぐらいテンポのいいお話で、意外な展開にうなります。予想不可能。読んでいて思い出したのが、

の不気味感が15%ぐらいで、
これのテンポが10%ぐらい。

そしてそれをもっともっとあっさり爽やかにしたような印象を持ちました。どんどこ人が死ぬのにです。これはページーターナーです。展開が意外で先が知りたくなる要素が満載。

読み始めてはじめて気が付いたのですが、サイコパスを扱ったお話です。Gone Girlのヒロインもそうですが、人を殺すことにまったく罪悪感がない人たち。ほかにもたくさんありますが、思い出したのがこれです。
ここでは悪役でサイコパスが出てきて、主人公の刑事が対決するという設定ですが、あげた例のサイコパス達はものすごく残酷です。

この作品のサイコパスはちょっと違います。それがこの作品がヒットした要因かも。イメージは猫です。淡々としていて、そつがない。簡単に完全犯罪をやってのけるのですが、本来にっくき殺人犯のはずなのに、読んでいるとそう思えなくなってくるのです。これは作者のうまさにやられた感じです。おちもいい。これはヒットしたのがうなずけました。

なんとか1か月に1冊、せめて1年で12冊という目標は達成できててうれしいです。相変わらずですが、目で読むのはお昼ご飯の時とかが中心です。夏休みで読書がしたかったので、時間ができた後半にやっと手に取ることができました。この作品は毎日1時間ぐらいずつ読めて嬉しかったです。

読みやすいのもあるし、ストーリーも先が読めないのでおもしろくってお勧めです。これも映画化されそうなお話でした。

さて次はこれまた好みのデュアルタイム。これも展開が面白かったです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction
Length: 465 pages
 / 18 hrs and 33 mins / About  153760 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.58(耳読書No.49)431冊目
お越しいただきありがとうございます。つい最近この著者の最新作を聴いたんですが、「やっぱり夏はフィリッパ・グレゴリー」と思ったのと、人物に興味を持ったのと、本の評価もかなり高いので迷わずこの作品を購入しました。

いろんな人の立場からのテューダー朝を書くことで有名な著者ですが、このお話はヘンリー8世の最後の王妃、ヘンリー8世の寿命を延ばし、当時では珍しく、知性派としてのクイーンとして扱われているキャサリン・パーという女性の目を通してのヘンリー8世晩年のお話です。

やっぱり表向きの歴史だけでは知り得ないエピソードが満載で満足でした。これの前のカズンズワーシリーズ、ばら戦争をもたらしたプランタジネット朝は夢中になって連続で聴きました。でも、もともとテューダー朝は暗いのであまり手をつけていなかったのですが、

やっぱすごいわ、の一言でした。

イギリス史の中でも燦然と輝いているような有名なテューダー朝ですが、前回の娘のエリザべス女王の時と同じく、

暴君のなれの果てを見ることができます。徹底的に悪人のヘンリー8世。どこまでも冷酷な、ひとを人とも思わなくなってしまう独裁者が描かれています。

キャサリン・パーは王とは再再婚で王妃になり、彼の子供たちの庇護者として教育にも骨を砕きます。一方で、王妃になる前に結婚しようとしていた相手にずっと愛情を持ち続けて、ヘンリー8世の王妃として耐えに耐え忍ぶ姿、賢いがゆえにもたらされる危機はまるでサスペンスドラマのようでした。こんなに不安定な立場だったとは知らなかった。

以前に読んだヘンリー8世が狂気の境地に陥っていく様子は、見るも憐れで、思わず同情心も芽生えたんですが、ここではその後のさらに悪化したあとの王の状態なので、ただの悪人としか映りませんでした。ただのゴッドコンプレックスのおっさんになっていてびっくりした。そこまで描ける作者にもびっくりしました。負傷した足の傷口から常に腐臭がただよう中で、だれも信用できなくなっていく姿は壮絶です。それに耐えるキャサリン・パー。おとぎ話の王に見初められる女性とは全く違う、絵本とは違う、本当は監獄のような世界。

このお話では相思相愛の相手、トーマス・シーモアは非常にいい人物として描かれています。史実ではちょっとずるい彼ですが、イケメンヒーローは必要なので、良しとして聞いていました。まあ、実際には中世の人たちの価値観はかなり違っていたはずですしね。

いやあ、すごい重厚なドラマでした。舞台はイングランドのお城を転々とするので、ますますもともとの夢であるお城巡りに拍車がかかりました。王が住んだお城だけでなく、貴族が住んでいたお城も途中いろいろ調べて、行きたいところが増えちゃいました。調べたものの一つにこの間見た映画の舞台になっていたところもありました。

昔、イギリスのコッツウォルズ周辺を友人とドライブしながら泊まり歩いたことがあるんですが、その時に、キャサリン・パーが過ごした最後のお城に行ったことがあります。こじんまりとしていてお庭も素敵で、また行きたいなあと思っています。

個人的に大好きな分野なので、思い入れも強くて、面白いと感じるのも人の倍ぐらい感じてるんだと思います。

英語はこのシリーズの多くを手掛けているナレーションの方で、イギリス英語が心地よくなること請け合い。真似したくなります。

さて、8月は前半読書を我慢していたのもあって、ストレス解消に読書を後半2週間で増やしました。仕事も始まったので、なかなか大変でしたが、なんとか目標を超えることができました。うれしい。たまった読書日記を一気に書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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