英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

Author: Sheryl Sandberg
Category: Non-fiction
Length: 240 pages
 / 6hrs and 14mins / About  74400 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.50(耳読書No.41)423冊目
お越しいただきありがとうございます。

しばらくファンタジーが続いたので、久々にノンフィクションです。この著者の前作"Lean in"も聞いたことがあって、そのあとすぐにご主人の訃報のニュースを聞きました。そのあたりのことやその後のことが書かれていて、これは前のハリポタタスクが終わったら、すぐに聴こうとスタンバイしてました。

メキシコのホテルでランニングマシーンで突然倒れて亡くなられたご主人。倒れて意識のないご主人を見つけたのは妻である著者自身でした。そこから2年後にこの本が生まれました。

愛する人の死をどのように乗り越えていくか

イコール、突然やってくる心が壊れそうな困難をどうやって乗り越えていくか、まったく同じ状況じゃなくて、いろんな不幸が襲いかかってきたときの対処を自身の体験を通してていねいに書かれていました。

ただ単に泣き暮らすだけでなく、具体的にどう過ごしてきたか、前作でもそうでしたが、数字をたくさん示して、レポートのような感じもあるし、具体的なこともたくさんです。
 

たとえば、日記の効用については、起こった出来事を書くのも方法なんですが、さらに効果の高いのは、その日に良かったこと、できたこと(小さなことでも)を書くというもの。最初は3つからでもいい。そうすると、ストレスレベルが緩和されるデータが出ているそうです。

全編を通して、家族を亡くした人を皮切りに、どうしても仕事を休まなければいけない人が安心して仕事を休み、安心して復帰できるように、もっと会社の福利厚生を向上させるべきだと、細かい数字や、人種、性別のデータも示しながら訴えています。実はそのほうが会社にとっては得なのだと。

そんな仕事に就ける人は未だ一握りの人しかいないだろうけど、ホイッスルブロウワーとして大きな声をあげることに共感しました。随所でぐっとくるところが多いのですが、

前作での自分が気が付いていなかったこと、例えば、ペアレンティングにおいてシングルペアレントの大変さを分かったつもりだったけど、本当はわかっていなかったと非を認め、それを少しでも是正するにはどうしたらいいかと真摯に考えたり、自分が子供たちに苦しみを乗り越えるために教えているつもりが、息子に「ママ、今悲しくて、来ているお客さんの前で泣きそうになったら、我慢せずに泣けばいいんだよ。きっとお客さんも一緒に泣いてくれるひとばかりでしょ。我慢しなくていいんだよ」と逆に教えられてというエピソードにもぐっときました。

あと、テロリストに妻を殺された男性が「私の子供たちの母である、私の愛する人を奪っていったが、私は決しておまえたちに対しての「憎しみ」だけは渡さない」という例もすごく心に沁みました。憎まれても自分が同じ目線で相手を憎むことはしない。これは私達が日常でも気をつけたいことの一つです。私も「あ、嫌われてるのね」なんて思うこともあるけど、決してされた、言われたことを相手にはしないでおこうと気を付けています。エネルギーはいい方向に向かうべき。

一番共感したことは、「人を助けることが自分を救っている」という強いメッセージです。私もかねてからずっとそう思ってきました。それがどれほど小さなことでも、一番大切なことだと思います。

そして、著者は説きます「自分を受け入れて自分を愛せる人が人を助けることができる」

聴きながら、ますます家族やまわりの人に感謝の気持ちを持ち、自分ひとりで生きているのではないのだと再度思いました。お互いに体をいたわりあいながら、笑いながら過ごすことが一番大切。

また本からたくさん学びました。

やっぱり私にとって本は心の貯金です。

本っていいですね。
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読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  Paulo Coelho
Category: Fiction
Length: 208 pages
 / About  64480 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.49(目読書No.9)422冊目
お越しいただきありがとうございます。今月3冊目達成です。短めのものを読んでいるのもあるのですが、なんだかうれしい私です。最近audibleが充実してきてなかなか探すのが大変なんですよね。

これは、このタイミングで読んで本当によかったです。なぜなら、ハリーポッターを読んでいたから。ハリポタのところですでに書いたのですが、確か1985年に書かれたこの本。私の読んだKindle版は再版に際して著者が新たに寄稿したものが最初に載っていたのもよかったです。最初に「これは寓話的な話なんだ」ということもわかりました。

英語は翻訳というのもあって、非常に読みやすいです。なので、難易度の★は一つですが、

内容がとても深いなと思いました。文字の中にたくさん思いが詰まっている感じです。

スペインの羊飼いが、アフリカのエジプトに真理を求めて旅をするお話。そこで錬金術師に出会うのですが、そこで、「ああ、ハリポタで錬金術師の大会がエジプト出会ったとうのはここから来てるのかも」と勝手に思いながら聴きました。でも、多くの人に影響を与え続けているこの作品ですから、おおいにあり得ると思います。

錬金術師の登場はかなり多くの作品であります。ルネッサンスの時代にもすでにあった発想なので、ヨーロッパの歴史をひも解くと必ず出会います。私が錬金術師に初めて出会れった作品は漫画です(笑)舞台がベネチアでドーチェ(元首)が女性という設定のシリーズものでした。

このお話では、もっとスピリチュアルなことが中心です。本当に大事なことは富でもなく、名誉でもない。旅を通して主人公が得るものはやっぱり心の中にあるもの。

だからこそこの物語がずっと人々の中に息づいているのだなと思いました。

読んでよかったです。読書は心の貯金。英語の習得を超えて、たくさんのことを私たちの心の中に持ち込んでくれる。

読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 608 pages
 /23hrs and 59mins / About  198227 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.48(耳読書No.40)421冊目
お越しいただきありがとうございます。ああ、ついに最後になってしまいました。聞き終わるのがものすごく寂しかったです。感動のフィナーレ。

ネタバレありなので、読んだことのない方はスルーしてくださいネ。映画で扱ってないない部分のネタバレもあります。

この巻は目で2回読んで映画も数度見て、そして今回は耳で聴ききました。2回目に読んだのは、今から7年か8年前でした。旅行にもっていって、夢中で数日で読み切ってしまったのを思い出しました。今回も23時間を1週間で聴いてしまいました。最後はもう止まりません。

ほとんどの謎が解ける最終巻なので、一字一句しっかりと受け止めながら聴きました。難易度が高くなっているので、聞き返しも一番多かったです。

今回、読んでいて思い出したのは、The Lord of the Rings、指輪物語です。ホークラックス(分霊箱の一つ)のペンダントを身に着けると、ハリーはヴォルデモートとリンクしやすくなって、皆も怒りっぽくなる。どんどんペンダントの虜になるような描写は、指輪の虜になるホビット達を彷彿とさせます。もちろんわかって書いているはず。ファンタジーで指輪物語を抜かすことは不可能なぐらい浸透しています。

シルバードウが出てくるシーンは(女鹿の形をした光。ここではそれぞれの魔法使いの守護霊みたいな感じであつかわれています)「もののけ姫」の世界のようだったし、

あと、スピンオフで作品も出たDeathly Hollowsのお話も、グリムやイソップの寓話が根底にあるのではないかなと思いながら聞きました。昔読んだ「3匹ヤギのがらがらどん」も思い出しました。

その他にも、錬金術がエジプトで行われるというくだりは"The Alchemist"で出てきます。ちなみに、「賢者の石」も出てきます。そう、ハリポタでも出てくる賢者の石や錬金術はもともとの歴史的なもとがあります。ニコラスフラメルは実在の人物だというのは有名ですね。作者の博識さもたくさん感じました。

どの巻でもそうですが、映画と若干細かい設定が違うのを見つけるのも面白い部分です。例えば、グリンゴッツに忍び込んでドランゴンで脱出しようという知恵は映画ではハーマイオニーですが、原作ではハリーが思いついたり、ヴォルデモートがスネイプを呼び出すのは映画ではホグワーツの湖の船の保管場所のようなところですが、原作ではルーピン先生の元屋敷。ホグズミードとホグワーツの間の場所です。他にもたくさんあります。

この本のタイトル、Deathly Hallowsがこの巻の目玉なのですが、最初の設定ではなかったお話だと思うのですが、これもうまくつながっていて面白いです。3兄弟が死神から逃れる話ですが、死神からもらった3つの伝説の宝、エルダーワンドと、リサレクションストーン(復活の石)とインビジブルクローク(透明マント)ですが、それぞれの兄弟の子孫が持ち合わせている、すなわち、長男の末裔がダンブルドアで、次男がボルデモード、そして生き残る3男がハリーとなっていると私は理解しました。英語だけなので、間違っていたらすみません。で、おとぎ話と同じような運命をたどるというのもうまいなあと思いました。最終巻はほんとに複雑で読み解くのがなかなか大変ですよね。日本語でもわかりにくいと聞いたことがあります。

そして私が映画でも原作でも一番大泣きするのが、前半を飾る最も悲しいシーン。

エルフのドビーが死ぬあたりです。この辺は涙で顔がぐしゃぐしゃになります。何度見ても、読んでも聴いても悲しいです。ここでもハリーの心にぽっかり穴があくのですが、そこにやっぱり作者の強い弱者への視点が感じられます。

そして、私の一番好きな愛のスネイプここにありのくだりはこの作品の中でもっとも好きなシーンです。彼の生涯を通じて愛しぬいた女性のための彼の大きな大きな犠牲がこの作品の一番大事な部分だと、勝手に自分で思っております。これは愛の物語であると。この読者にとっては大きな裏切りとも取れる展開がこの作品の一番の功労者じゃないかと。意外性があるのがやっぱりストーリー展開には必要で、こののちのミステリーへの成功をすでにここで手にしていると思いました。この作品自体もファンタジーの形をとったミステリーといってもいいかも。謎解きがかなり面白いですものね。

ラストにスネイプの愛は違う形となって、ハリーの心に宿るくだりもなんともいえない愛おしい気持ちを持ちました。

特に最終巻では主人公ハリーに本当に大きな大きな試練があたえられます。17歳の少年が愛するものたちだけでなく、自らの「死」を乗り越えることを突き付けられる。「死」を受け入れたもののが本物のDeathly Hallowsの持ち主になれる、すなわち「死を制する」ことができる、「生」を与えられる。それには、奢らず、よく生きること、「友情」「愛」をかみしめることが必要。

著者の生きることは苦しいけれど、それだけで愛おしいものだということを、多くの読者がハリーを通して知ってほしいという思い、私はしっかり受けとりました。

1巻からたどると、ほんとうに大人になったなあ、苦労して苦労して、悲しみを乗り越えたからこそ、エルダーワンドをいとも簡単に捨て去ることができたと納得もいきます。人間のエゴとそれの乗り越え方を描いているともとれました。ここでは、やっぱり指輪物語のテーマと重なるなと思いました。

徹底した作者のメッセージ。それは著者が苦しんで昇華してきた過程を見るようでした。

ただの子供のファンタジーが世界を席巻したのにはやはり理由がある。

人間に一番大切なものが何かを全巻を通して伝えようとするメッセージ性も強いからこそここまでヒットしたとも私は思っています。

私達にとっては英語を学ぶ上でこの本を通らない人は少ないほど、ハリーポッターを読むことが一つの目標になっている。私の生徒達もいまだ憧れを持っている本の一つです。ハリポタが変えたものは、英語圏の子供たちの読書への向上だけでなく、非英語圏の人にも強い影響を与えました。

私は子供を妊娠中にこの本に出会いました。子供もハリポタを読んで(日本語ですが)観て育ちました。

実は私は著者のJ.K. Rollingと同い年です。同じ年齢の女性としても、尊敬の念を抱かずにはいられません。そんなこともあって、いつもすごく敬意をもってこの本を読んできました。

私を英語読書に導いてくれたコアの本の一つであるこのシリーズ。感謝の気持ちをもって終わりたいと思います。読み終わってしまった。本当に寂しいです。ちょっとぽっかり穴が開いたよう。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 560 pages
 /20hrs and 56mins / About  168923 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.47(耳読書No.39)420冊目
お越しいただきありがとうございます。私は全巻の中でこれが一番怖いなあと思った巻です。いろんな要素を取り込んであるこのファンタジーですが、やっぱりゾンビみたいなのは怖いっす。(怖がり)実際には呼び名がInferiで、どちらかというと、ロード・オブ・ザ・リングの沼で出てくるのと同じ感じです。

なので、これが一番オカルト色が強いのではないかと勝手に思っています。トム・リドルの登場もまるで映画オーメンのダミアンのようだし。著者がそれらを示唆しているかどうかは別として、読んでるでいて何かを彷彿とさせる瞬間はほんとに面白く感じます。

この巻では、ボルデモードの過去が明らかにされて、彼がスリザリンの末裔であることがはっきりとします。そのあたりのつなぎ方もさすが。今回はボルデモードが直接出てこないので、それも不気味な感じもしました。矛盾がいろいろあると言われているこのシリーズですが、いや、これだけのエピソードをよくまあうまくつなぎ合わせているものだと私は感服です。

今回は悪役である、ドラゴ・マルフォイもダークなイメージでたくさん登場します。でも、悪役も心を持っている、卑怯であっても、ほんの少しでも善の心が垣間見えたら、その小さな小さな善を少しでも救い出すことが大事だということも描かれています。他にも随所で垣間見れる弱者を決して見捨てない作者の視点が好きです。

それと私の好きなのは、このあたりから、スネイプが話の中でかなり大事なキーだということが徐々にあきらかになるところです。彼の過去がオクラメンシィ(だったかな。音だけが頼りなのですみません)の個人授業で垣間見れます。そしてプリンスという人物の謎もいい。私は本を目で読んで、映画を数回見て、これを聴き直しているので、わかってはいるものの、伏線がはってあるのが今度はわかってなお面白かったです。スネイプとハリーの父親ジェイムスが若かりしことに憎しみあっていて、今度はスネイプとハリーの間で憎しみの火花を散らすのですが、それはまるで、父親と息子が対立するのをハリーが疑似体験しているのだと感じたのは私だけかもしれないけど、ここにも、スネイプの強い役割がかくれていると思って聞いていました。あ、すみません。私スネイプびいきで(笑)

前巻でシリウスが死んでしまったので、もしかしてと思ったのですが、一番最初はショックでした。それと同時に作者の話運びに感嘆しました。すごい。そしてハリーの喪失感をまたまたうまく描いているので、著者が深い悲しみをわかっているからこそこの描写が出てくるんだなと、ハリーの心の叫びと共に涙している自分がいました。あはは。

最終巻一つ手前になってくると、各キャラクターもそれぞれの持前を存分に発揮しています。細かく細かく描写を重ねて、それがこの作品の一つの魅力となっていると思いました。この巻はアンブリッジやリタ・スキーターが出てこないのもプラスポイントです。そのあたりの描写はあまり読みたいくないのが正直なところです。あのやらしさと意地悪さは私には余分(笑)

映画は原作より短いので、もちろんいろんなところが編集、変更されているのが当たり前なのですが、映画の後半になるにつれて、特に後半3作品は、かなり原作に近くて忠実です。原作を読んでちょっとした違いを知るのもかえって面白いのがこの作品の醍醐味でもあります。

英語は前作よりは作品自体が短いのはいいのですが、やっぱり難易度は難しくなると思います。回想シーンも多いので、ややこしさが増します。

これも聴き終わってすぐに書きたかったのですが、なかなかここまで行き着かないです(涙)やっとかけて嬉しい。読み終わってすぐに映画も見たいんですが、それも全然できてません。

さて、次は最終巻。ウィザリングワールドから離れるのがちょっとさみしいなあと思いながら聴いています。また1巻から聴き直そうかな(笑)
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読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 304 pages
  / About  94240 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.46(目読書No.8)419冊目
お越しいただきありがとうございます。なんとかコンスタントに自分に課した「せめて1か月に1冊は目で本を読もう」の目標をなんとか達成できてうれしい私です。今月は2冊も読めました!休みに入ったので、ちょっとは時間が取れてるということですね。これは試験を受けに行ったときに、電子書籍が禁止されているので、これ読んで過ごしていた私です。もっと試験勉強をすべきだったかなあ(笑)だからダメなんですよねえ。

この本はkindleではなくて、紙の本で買いました。新古品をイギリスから取り寄せて少しだけ安く手に入れました。映画を子供と映画館で観たので、できればですが、子供が英語力が付いたときに、手に取って読んでくれないかなあと思ったからです。今のところは無理そう。

本を入手して、わかってはいたんですが、これは脚本をそのまま書籍化したものです。なので、映画を観ていないとかえって難しいのではないかなと読んでいて思いました。一見すると、1ページに字が詰まっていないし、簡単そうに見えるのですが、セリフと人物の動きが中心なので、小説ではある登場人物の心理描写がほとんどない。そこが案外難しいのではないかと思って、難易度は2つと3つの間の3つにしておきました。

それと、小説のように、特にこの著者の特徴である、「詳細にわたる書き込み」がないので、すごくあっさりした感じです。でも映画を見て読むと映像を思い出すので、これは映画を観てから読んだほうがいいと思います。

ご存じの方も多いかもしれませんが、この夏は「ハリポタ誕生20周年」にちなんで、1巻から7巻までを集中してadiobookで堪能しています。それもあって、これもその一環として読みました。前の記事でも書きましたが、セリフでジンクス(呪文)が出てきても慣れっこです(笑)

時間ができたら、一連の映画をまた見直したいと思います。こちらはFantastic Beast ですね。
 
グリンデンワルドが出てきているので、多分次ぐらいにはちょっとだけ若いダンブルドアも出てくるはずです。この間イギリスのニュースで配役がジュード・ロウに決まったと聞きました。エズミくんもまた出てきてほしいなあ。7巻でたくさん出てくるダンブルドアの過去の謎を明かしてくれるのだろうなと期待しています。私は小説で読みたいけど、この分だと脚本しかなさそうですね。でもまあいいか。

あと1冊、これまたハリポタがたまっています。書く時間をとるか、読む、聴く時間をとるか、いつも悩むところです。本を読めるのはたいてい、お昼ご飯を食べるときになっているので、このところは毎日平均15分(涙)もう少し増やしたいなあ。せめて30分ぐらい読みたいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 896 pages
 /29hrs and 46mins / About  257045 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.45(耳読書No.38)418冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記まで至らず、またためております。読みながら思ったことをもっと書き留めておけばよかったと後悔中の私です。かなりビハインド。

ご存じハリポタ5巻。これが一番長いです。長いったら長いので、目で読んでいる時も息切れそうになりました。書き込みの細かさも半端じゃなくなってくるので、聴くだけでもかなり時間を要しました。映画はほんとにこれを上手くまとめたもんだと感心しますよね。この本が7巻の中で一番派手さがなくて、次巻に続くダークな世界の皮切りという感じがします。

この巻は長くて説明が多い印象です。人間の嫌な部分も詳細に書かれるのですが、ここでも新しい登場人物アンブリッジに焦点を当てて描かれます。あまりそこに焦点を当てるのもなんだか好みではないのですが、その傾向はもう前巻で新聞記者を出すところからの流れで、どんどん強くなる。この本の特徴の一つとも言えるかも。

それとなんだか腑に落ちない感覚によく襲われました。まずはハリーとチョウちゃんの恋愛。あんまりさわやかじゃない。現実ではそんな感じだといわれたらそれまでですが、面白みもあまりなかったです。女性があまり魅力的に映らない、男の子の恋愛ものを女性が書くからかなあ。このあたりからネビルがいいですよね。お気に入りのキャラの一人です(脇役大好き)

やっぱりシリウス・ブラックの扱いはあまりいい印象ではなかったです。

読んだときもおもったのですが、最初からこの巻で死ぬ予定だったとしても、シリウスが殺されるのが特に無理やり感を感じました。読み返すと最初から布石を置いてますね。あの時空を超えるみたいな石の門は結局なんだったんだとやっぱり思いました。映画でもなんだか無理やりって感じを受けました。なんでシリウスだけ死体なくしちゃうのかなあ。え?ちゃんと読めてない?すみません。でも原作ではシリウスがいなくなった後のハリーの喪失感を書くのはかなりうまいとも思いました。

読んでいて思い出した一つが、なぜかスターウォーズ(笑)戦いのシーンは杖をライフセーバーに替えれば、なんだか通じるんじゃないかと思いながら聴きました。迫力あります。

長いので、映画とかなり違う部分もありました。それはそれでかなり面白いなあと思いながら聴きました。原作では人間描写はちょっとどぎついところも増えますが、ストーリー展開はほんとに上手いです。よくもまあ、ここまで考えれるものだと舌を巻きます。先の展開をかんがえながらだろうから、やっぱりすごいです。

特筆すべきは、やっぱりナレーションです。ほんとにどっぷりハリポタの世界に入れます。アンブリッジの咳払いも上手い!演技力を声でも感じます。

英語はぐっと難易度が上がると思います。長いし、登場人物も複雑になっていくので★4つにしました。英語は1巻から聞いていれば慣れもあるので、入り込めて、難易度を忘れてストーリーを終えるのがこの本の魅力でもあります。

ハリーポッターはここからが真骨頂。ダークな世界が展開されます。ここまでくると、いろんなジンクスにもなれて、「アクシオ―」とか叫ばれても全然大丈夫な自分がいます(笑)

なんととかためずになるべく早くに記事を書きたいです。私が持っている本の表紙はコチラです。これも世界同時発売の日に予約して手にしました。もちろんイギリス版。
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読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Mary Higgins Clark
Category: Suspense
Length: 308 pages
 /About  94240 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.44(目読書No.7)417冊目
お越しいただきありがとうございます。

昔イギリスの知り合いのおうちに滞在していた時に、この著者の本が本棚にならんでいたので、「この本はどんな本ですか?」と聞いたら、「アメリカの読みやすいサスペンスよ」と教えてもらったのが最初でした。それから多読王国の方々がそれぞれにこの著者の作品を読まれていたので、私も読んでみることにしました。この作家さんはaudibleは出していないし、他でも読みやすいと聞いたので、最近目に負担をかけないようにしているのもあって、ちょうどよかったです。勝手にですが、シェアさせていただいき感謝です。

これは読みやすい。隙間でもかなり短期で読めたのは、読むスピードだと思います。 1時間60ページを超えて読めていたようです。とうことは、子供向けの本と変わらないスピード。ランチやおやつのお供に読んでもこんなに速くよめました。これはうれしい。

英語はスラングも少なくて、読みやすいので、読みやすさレベルを★一つにしました。大人の多読としてかなり読みやすい本。この1点だけでももうお勧め度★5つですね。案外ないですよね、この感じ。しかも300ページという長さは多読にちょうどいいと思います。

随分前の作品なので、いろいろ古さはあるものの、なかなか王道を行く面白さです。携帯とかがない分かえって違う面白みが出ているような気もします。犯人が途中でわかってしまってもそれはご愛嬌。未だベストセラー作家のこの著者ですが、「サスペンスの女王」と呼ばれるだけあって、この人の作品を皮切りにこういう話が増えたんだろうなあと思いながら読みました。

夏は少しは目で読む量が増やせたらなあとは思っていますが、他の英語の取り組みも同時並行なので、なかなか苦しいです。普段できないことをやりたいのですが、よくばりでだめですね。目はルテインをまた購入して毎日飲むようになったので、少しは効いてくれたらもっと読めるかなと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 752 pages
 / 21hrs and 35mins / About  190637 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.43(耳読書No.37)416冊目
お越しいただきありがとうございます。ハリポタ20周年記念に乗じて「ハリポタをaudiobookで楽しもう月間」中の私です。

1,2巻に比べると3巻は長かったけど、4巻からはその比じゃないです。長いったら長い。4巻ともなるともう完全に世界が確立されております。作者の細かいところまで描き込んで行く様がますます出てきた感じがあります。

しかしハリポタで育った子供たちはある意味ラッキーかも。子供たち、とくに当時の男の子達の活字離れがピタッととまって読書率がぐんとあがるほどだったそうです。しかし、脂が乗り切った、全世界が発売日に徹夜して並んで手に入れる現象が起こっていたこの作品、悪者の描き方もかなりどぎつくなっていく感じです。 かくいう私もこの巻からは先行予約して解禁日から読んでました(笑)

悪役に、登場人物が蔑まされる様子は読んでいてあまり気分がよくないのですが、それも計算のうちなんだろうなあと思いながら聴きました。例えば、ハグリットのお母さんがジャイアントだということが暴露されて、落ち込むシーンがあるのですが、そのシーンも含めて、差別に対しての強いメッセージを打ち出しています。いろんな人、人種、考えが共存する世界を願っている。その描き方の中に強さがあるからこそこれほど読まれているのかもしれません。

このお話の大成功した要素のいくつかは、最終巻に向かってヴォルデモードとの関係が徐々に明らかになっていく全巻を通してのクライマックスのほかに、各巻でもそれぞれに大きな謎解き、クライマックスが用意されているところと、一人一人のキャラクター性が出ているところじゃないかなと思います。ほんとに読ませます。

私が好きなキャラクターはよく驚かれるのですが、スネイプ先生です。それとハグリットも好きです。父親不在のハリーの実は陰と陽の父親役である(と私が思っている)この二人がとてもお気に入りです。

難易度は、1巻から読み進むので、実際にはそれほど難しく感じないのですが、★3つにしておきます。登場人物もかなり多いので、はじめて読むと難しいかもしれません。単語は英語母語者ではない人にはハードルが高くなっていると思います。

やっぱり原作がかなり厚みがある分、映画では描かれていない裏の部分がわかって面白いです。映画もまた見てみようかな。

この巻からは、今(2017年7月現在)はアメリカアマゾンでは会員価格では購入できません。なので、わざわざイギリスアマゾンに行ってダウンロードしました。ということで、これはサービス特典である無料で聴きました。得した気分。そのうちアメリカアマゾンでも会員価格が解禁になるだろうけど、待てません(笑)そのまま購入するのは1巻でも、ましてや7巻分合わせるとえらい金額になりますが、1巻1000円ぐらいならなんとかなります。なので、英米両方のクレジットを使い分けることとなりました。で、気が付いたのですが、年間クレジットだと、今はイギリスアマゾンの方が安い?計算したら1冊840円ぐらい。うーん、もっと早くに気がつけばよかった。以前もイギリスアマゾンの会員だったのですが、あまりにも制限が多くてアメリカアマゾンに絞った経緯があります。

今後はうまく活用しようと思います。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
images (3)

Author: Karen White 
Category: Fiction

Length: 426 pages
 / About  138880 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.42(目読書No.6)415冊目
お越しいただきありがとうございます。

6月読書になんとか間に合った1冊です。最近は目を酷使できなくなってきているので、30分ぐらいの単位で読んでいます。でもお休みだったのもあったし、ひと月に1冊はせめて目で読みたいと思っているので、最後は何度も休憩しながら、目薬と睡眠を挟みながら今月中に読み終えることができました。うれしい。

ある飛行機が突然爆発して、乗客が全員亡くなる事件が起きます。飛行機からたまたま自宅に落ちてきたトランクを見つけたEdith。そこにはその事件の真相が隠されていたという始まりなのですが、読んでいるときにはまったく気が付きません。最後の最後までいろんな真相が明らかにされないのもなかなかやります。謎も気になりながらも、それよりもメインなのはのちにEdithの孫の嫁がその家を相続して引っ越してからの出来事です。でも全部話が絡んできて最後に全部つながるのですが、やっぱりミステリーとしてではない終わり方がよかったです。展開が甘めでもこれは好きな作品となりました。

この作家さんは確か2冊目です。4年ほど前に読んだのがこの作品です。
これで好印象を持っていたので、是非また読んでみたいと思っていました。

しかし、この人の作品はお値段がけっこうします。それにaudilbeも日本では入手ができない。でもこの人の作品はすごく落ち着きがあります。今は少しずつしか読めないので、贅沢しちゃうのと同時に、じわじわと味わえる感じのものをまた選んでみました。

この2冊目の本も大当たりでした。こういう落ち着いたのが好きだなあ。キャラクターの設定は甘めですが、描き方が案外あっさりしていて大人な感じです。耳ではJ.K.Rollingを聴いているので、対照的なのがかえってバランスが取れました。

このThe Sound of Glassはちょっとした謎解きもありますが、ただ謎が明るみにでるだけでない、そこに伴う人々の悲しさや、つらさをも含んでいるところに惹かれました。

それぞれがいろんな苦しさを静かに乗り越えていく様は読んでよかった一番いいところです。たくさんハイライトをつけてメモしました(kindleの機能がさらにUPしてますねえ)

例えばこんなフレーズたち。
The greatest moments in life are usuallly the smallest.

Try to remember that the best days of your life are still agead of you.


うなづくこと数回。元気のない時に見返したいような言葉が溢れています。最後はやっぱり泣きました。

何度も書いたように、今、目で本を読むのがなかなかつらいです。これも昨日ぐらいから字体を一回り大きくして読みました。ページめくるのがちょっと面倒(笑)以前の様に長時間読めなくなっています。

それでも読書を楽しめるのは、audiobookのおかげです。

そのことを以前に書いたときに、たくさんの方が励ましをくださいました。その励ましのおかげでまたてくてくと読書の旅を続けることができています。ありがとうございます。

その中の何人かは、多読王国でよくお見かけする方々です。その方々が本を読んで記録するのを私も励みに一緒に頑張らせてもらっています。月に100万語という目標を掲げて頑張られている方にも触発されて、私も耳でもいい、頑張ってみようとやっています。なかなか至りませんが、すごく励みにさせてもらっています。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、その多読王国を主催されいる管理人の方にも励みになるサイトで記録する機会をいただいて、感謝です。

今月もたくさん物語に出会って心洗われました。

来月もまたたくさん感動をもらって、心の洗濯したいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 453 pages
 / 12hrs and 31mins / About  107253 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.41(耳読書No.36)414冊目
お越しいただきありがとうございます。このシリーズの中でも私が一番好きなのはこの3巻。ここまではすでに出版されていたので子供が赤ちゃんの頃にじっくり読んだ覚えがあります。

3巻はキャラクターもかなり出そろって、こなれた感じもします。このクライマックスも最後までひっぱってすごくうまいと思いました。どんでん返しが面白いですよね。目で原作読んで、映画を何度か見て、結末がわかっていても楽しめました。

しかし、audiobookのナレーションの俳優さんの演じ分けにクラクラしている私です。うますぎ。声で誰がでてくるかわかるのが面白い。ルーピン先生のかすれ声といい、お馴染ハグリットといい、ほんとに上手い。

難易度は2,5に近い感じの★二つにしました。ストーリーの展開は1巻2巻よりは複雑なので、このあたりから勾配がちょっときつくなる感じでしょうか。このあとはもうとにかく長いですからね。

この巻が好きなのもあるので、やっぱりあっという間に聴いてしまいました。聞き終わりたくなかったなあ。巻を追うにつれていい意味でも、悪い意味でもこの作者特有のどきつさも顕著になっていくので、やっぱり3巻が好きです。

映画のシーンも思い出すのですが、映画にないシーンがつながって、かなり面白く聞けます。イギリス英語を聴きたい人にももってこいです。毎日イギリスにいるみたいな気分(笑)

あと4巻、ハリポタ20周年記念として制覇するつもりです。

本家ブログにも書いたのですが、最近は目がかなりツライ状態なので、1か月に1冊を目標にランチの時中心に読んでいます。でも今月もあと少しなので、1冊達成したいなあ。ほんと、せめて耳で読書が楽しめてよかったです。ビバaudiobook。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 395pages
 / 10hrs and 08mins / About  85141 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 

Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.40(耳読書No.35)413冊目
お越しいただきありがとうございます。これ聞きだすと、次になににしようか考えなくていいのはいいかも。しかも面白いのはもうわかってますしね。続き物の2作目はよく不評なりがちですが、このシリーズに関しては心配なし。1巻からさらにスピードアップ、トリックもアップしているので、ノンストップです。映画を想定して書いているとしか思えないぐらいビビッドです。このころからミステリーの才能がもともとあるんだとよくわかります。謎解きも面白い。

これは子供が結構怖がっていたので、映画は1巻ほどしつこくは見ていないですが、それでもかなり映像が頭に残っています。トムリドルがなかなかよかった。それにこれまたロックハート役のハムレット俳優ケネス・ブラナーが素晴らしい。原作に忠実なヘラヘラどが上手いですよねえ。本はこれまた2回読んだ覚えがあります。聞きながら思ったのですが、語彙は結構難しいですね。準1級ぐらいでも読み飛ばす語がかなり多いのではないかと思いながら聴きました。いきなりspectaclesとか出てくるし。glassesって言ってあげればいいのにとか思いながらでした。

語彙は決して簡単なものばかりではないですが、「先に進みたい、何が起こっているのか知りたい」という気持ちが先行するのも相まって、これは英語学習者にとってのバイブルのような存在かも。セリフも多くて、場面展開もほどよぐらいにあるので、飽きさません。20年たっても、これだけ夢中になれるのはさすがです。

それに、最終章までになっていくと、いろいろ矛盾があるとは言われているものの、結末を知りながら読むのもかなり面白い。先のエピソードが前の巻とかでちらっと出てくる、または出てきたものをうまくつなぎ合わせてあるのがすごいです。

英語はやっぱりわかりやすいのですが、★2ぐらいにしました。1よりはちょっと難しいと思います。

audiobookの醍醐味がわかるこのシリーズ。ほんとに上手です。映画を観て、原作を目で読んで、これを聞くという多重理解で、audibleのとっかかりになると思います。

さて、お次は3巻。原作を初めて目で読んだときには、3巻が一番お気に入りでした。暗さと切なさがもっとにじみ出てきて、脂に乗った感じもいい。楽しみです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 324 pages
 / 8hrs and 44mins / About  77000 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 

Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.39(耳読書No.34)412冊目
お越しいただきありがとうございます。知らない人はいないこの作品。今まで確か2回読んだ覚えがあるのですが、今度はaudibleで聴いてみました。CDは以前から出ていて日本でも買えると思うのですが、アメリカアマゾンでaudibleが出ていて、日本からはダウンロードさせてもらえなかったようなのですが、先日クリックしてみたら、購入可能でした。勘違いだったかもしれないけど、いい機会なので久しぶりに聴いてみようと思いたちました。会員価格だと半額以下で買えるので、1000円ちょっとのお買い物です。

これはaudiobookとしてもかなりレベルが高い出来です。びっくりしました。このナレーションは今まで聴いた中でもベストに入る演技力です。映画を子供と何度も何度も見ているのですが、まるで映画の俳優たちはこのaudiobookを見本にしたんじゃないかと思うほどイメージが同じ。本もイギリス版を読んだ私ですが、この俳優さん(Steven Fry)のハリポタも、かなりイギリスという感じがしました。いやあ堪能しました。あとで見たら、映画Hobbitの悪役で出てますね。おお、あの人か。

原作も読んで、映画も数えられないぐらい何度も見ているので、聴きながら映画のシーンが浮かんできます。これは昔ブログ記事にしたことがあるのですが、映画とタイアップで見るとかなり楽です。この作品と映画は共通のセリフも多くてブレが少ないのでよけいです。もちろん映画の方が圧縮されているので、その違いもわかって楽しめました。

私はハリポタは2001年にはじめて読んだのですが、全然色あせてないくて、ほんとうにスピード感があります。今読み返してみると、このころからコムランシリーズでも色濃く出ているJ.K.Rollingの作風が感じられます。少しtenaciousというか、悪役を隅々まで描くというか。コントラストが強いというか。そういう発見もなかなか面白いです。

英語は語彙がなんとかなれば、かなりわかりやすいので、難易度は1,5に近い★1つとしました。私は特にイギリス英語に親しみがあるのでよけいにききやすかったです。他のaudibleより断然聞きやすい。

これは映画を観てから読んでも(聴いても)面白いと思います。抱き合わせでaudiobookの楽しさをさらに味わえるのではないかと思います。

超おすすめです。最初の記念すべきaudiobookとしていかがですか?

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Trevor Noah
Category: Biography
Length: 285 pages
 / 9hrs and 50mins / About 94240 words


Total recommends: 
★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.38(耳読書No.33)411冊目
お越しいただきありがとうございます。ファンタジーから打って変わって今度はめずらしくノンフィクション。これも面白くて3日で聴き終わってしまいました。なんと著者ご本人のナレーション。たまに訪問させていただくブログで見かけたのと、お友達も聴いて面白かったと言っていたので、聞くことにしました。これも大正解。

南アフリカ出身のコメディアンで、国で有名になった後にアメリカでも活躍している彼の南アフリカでの生い立ちが中心のノンフィクションです。アパルトヘイトがまたあった南アフリカで、アフリカ人の母とスイス人の父の間に生まれたトレバー。当時は異民族同士の結婚は犯罪とされていたので、「生まれが犯罪」という意味のなかなかすごいタイトルです。

結婚が許されていないというのは結構最近まであった話で、アメリカでも60年代に白人と黒人との結婚が認められていなかったというエピソードを扱った小説をこの間も聴きました。

WhiteでもBlackでもない彼はColored ( Coloured )とカテゴライズされて、幼少、少年時代を過ごします。かなり面白く読めるのですが、語られている内容はかなりつらい現実。さらっと語るところもすごいけど、それを笑いに持っていけるところが才能なんだろうなあと感心しました。聞きながらかなり大笑いしましたが、笑えない話もかなり多かったです。

ひとつひとつのエピソードが、笑うことも、びっくりすることも、すべて人生の教訓として彼が消化していくのが素晴らしいです。彼の生い立ちで、グレもせずに、人を大笑いさせながらも、人間味あふれるその人間性がすごいなと思いました。アパルトヘイトの矛盾を鋭く突いていて、感心しました。自分のアイデンティティを確立するのに苦労もしながらも自分自身を見失わない強さとしなやかさに拍手です。なんだかんだあったとしても、強い母の愛に育まれたのだということが作品からもうかがえます。

先にも書きましたが、これはトレバー・ノアご本人が読んでいて、朗読ではなくて、まるでそばで話をしてくれているかのような語り口。これも良かったです。すごく軽快です。ほんとに話が上手で、抑揚があって面白い。
英語はすごく聞きやすいと思います。なので、難易度を★二つにしてみました。私は南アフリカの人とは一度しか話したことがないのでなんとも言えないのですが、聞きやすいのではないかと思いました。

ノンフィクションに興味があるのなら、これはいいかも。ついでに南アフリカの現状も彼の目を通して学べます。

興味を持ったので彼がアメリカでホストを務めるThe Daily Show をちょっとのぞいてみました。。

結構弾丸トークです。アメリカのオバマケア始動したばかりなのになあ。ころころ変わって振り回されるのは国民ですからね。どこの国も同じなような。こちらの英語は報道番組でもあるので、かなり速く話していると思います。

でも、自叙伝のほうはもっとゆっくりで聴きやすいです。

やっぱりいろいろ学べて楽しいなあ。

読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Amy Harmon
Category: Fantasy ( Romance )
Length: 336 pages / 11hrs and 3mins / About 104160 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★★★★
Mystery-packed-degree:
★★

2017年英語読書日記No.37(耳読書No.32)410冊目
お越しいただきありがとうございます。でた、ひさびさに好みにぴったりはまったファンタジーロマンス。もう少女になって夢中で聴きました。これは自分の中でかなりヒットでした。表面的な感じだと、X-Menの世界を中世のようなファンタジーに持ってきた感じ?いやそれだけじゃなくて、ものすごくロマンチックなんです。しかも童話のような雰囲気が漂う。うーん、素晴らしい。

主人公のラークは5歳の時に王に目の前で母親を殺された。母は王に結婚を望まれたが、それを拒んで違う貴族の元に嫁いでラークを生んだ。ある才能を持った母はラークの未来のために彼女の「声」を自らの力で殺される瞬間に封印する。その16年後、ずっと父親に監禁に近い状態で、暮らしてきたラークだったが、森で傷を負った大きな鷹に出会った。そこからラークの運命が変わろうとしていた。

私は小さなころひとり本棚にあるグリム童話を繰り返し読むような少女でした。その血が疼きました。あのヨーロッパの森深くでなにかしら怪しげなことが起こっているような、短調な暗さを伴うような寓話っぽい話が大好き。

最初はこれ、アメリカアマゾンで「あんたこれ好きやと思うで」とお勧めされたもの。読み終わるまで全然気が付いていなかったのですが、実はこの作者の作品は2作品目でした。

でも前回読んだのはヒストリカルロマンスでとっても大人向けなんです。これ、
イタリアが舞台のナチス侵攻のお話。ユダヤ系イタリア人人女性とアメリカから祖父の元に預けられ、神父になった男性が主人公です。

これとは打って変わって、舞台は架空の中世を思わせる世界。ドワーフやフェアリーの末裔がでてきたり、Giftedと忌み嫌われ、畏れられる、ミュータント(X-Menを想像してくだい)のような人間が出てきます。

最近読んだファンタジーロマンスはこれ、
これは大ヒット作品で、かなり派手さもあるファンタジーです。この1巻はほんとにグリム童話かと思う雰囲気も満載で好きです。2巻以降はちょっとバブリーさもかなりなアクションも出てくる(笑)濃いロマンスでもあります。

このThe Bird and the Swordは上のローズシリーズや、トワイライトのようなナイーブさをすべて取り除いた感じの話。金満すぎもしないし、イケメンを強調しすぎもしない。あ、イケメンは出てきますがね(笑)それもかなり気に入ったところです。”Shiver"というパラノーマルを書いたMaggie Stiefvaterと少し似た感じもあります。

ファンタジーを書く作家はこの暗い感じの雰囲気を紡ぎ出そうとしているのではないかと思いながらよく読むのですが、この寓話的な雰囲気、クラッシックな雰囲気を出すのはかなり難しいような気がします。

ロマンスも満載で、最後まで愛の物語でもある。ああ、うっとりです。大昔観た映画「レディホーク」をちょっと思い出しました。映画よりももっとロマンチックです。

それと秀逸だなと思ったのは言葉のチョイスです。なんだかとても詩的で示唆的な意味深な言葉が多い。主人公が口がきけないという設定がよけいに感覚を研ぎ澄まされる感じです。うーん好き。

英語は時折難語かなと思うものも出てきます。中世で出てくるような家具なんかの名詞に慣れていればそれほど違和感はないと思います。

秀逸なのは、ナレーション。抑えた感じではあるけど、なんだか奥で響くようなすばらしい声だと思いながら聴きました。演技上手すぎ。

これも映画化して欲しいなあ。

ファンタジーとロマンスの二つの要素が絡み合ったこのお話、このジャンルが好きな方には超おすすめです。続編も先月出てるようなので、audibleを待ってみます。出なければ目で読もう。楽しみです。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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お越しいただきありがとうございます。

このところ、この読書日記も読んでくださる方が増えてほんとうにうれしい限りです。コツコツ書いてる甲斐があるなあ。これを参考にしてくださっている方もいらっしゃるようで、それも嬉しいです。自分の読んだ本を読んでる方を見つけるととても嬉しいです。

それがこのブログの目的でもあります。

本の語数をつけ始めたのは、多読王国に登録を始めた去年からです。

でも私の読む本は多読王国の中で語数が何語なのか見つけるのが困難なことがほとんど。

記録をつけ始めた去年の夏、1ページの語数を250語か300語だったか忘れたけど、それにページ数をかけて大体でつけていた時があります。

つけはじめて悩んでいたらすぐにお友達が「angelさん、こんなサイトがあるから利用してもいいのでは?」と教えてくださいました。こちらです。

http://www.readinglength.com/

多読王国でも何人かの方が利用されているみたいです。今自分のブログ見てみたら、ためていた読書日記をやっと書けるようになった去年の11月からでした。そこからはすごく楽になった覚えが。一気に読書日記と多読王国の記録がすすみました。いつも助けてくれる方がいて感謝です。

それまでは「語数不明だいたいです」と書いて数字をいれていたのですが、教えていただいてからはそのサイトで調べて書くようになりました。こちらでタイトルや商品番号を入れるとたいてい語数を提示してもらえます。ものすごく便利。

時々その語数があまり正確でないという意見も聞くし、実際に、ここでも「その数え方はちょっとおかしい。そんなに語数はないはず」とコメントを頂いたこともあります。

でも、booklogに読み終わった日で登録して、そこからこのブログを書くときに、ページ数、語数、audibleなら時間を各サイトに行って調べて、★をつけて、感想を書いて初めて多読王国にたどり着くということを自分に課しています。その一連の複数の作業だけでも自分にとってはかなり時間を割いてやっているので、語数はこのサイトに甘えさせていただいています。多めの時もあるし、実際のよりも少ない場合もあるようです。

正確な語数がわかるものは英語で調べてもでてこなくて、英語でやりとりしている相談室でも「1ページの語数を数えてページ数をかけるしかない」というような回答しか得られませんでした。

以前にも書いたことがあるのですが、語数は日本では多読が提唱されてからのもので、多読のもともとのサイトでも全部はわかりません。私は純粋に多読だけをしているわけではないので、100万語多読でどれぐらい読んだら、どれぐらいの英語力がつくかというのは専門の方々にお任せして、

自分の場合は今まで読んできたものと、これからの読書の励みのためにとつけるのでいいかなと。それが功を奏して読む時間が減ってもaudibleでその世界を堪能しています。それでよけいに弾みがついて本の冊数も増えています。

ちょっと肩身が狭い思いもしたけど、たくさんの励ましと、それで実際に英語の力が蓄積されているのだと少しは思えてきたので、それでいいと思うことにしました。

何が大事か。

読書を楽しむことが大事だと思います。何度も書いていますが、学ぶこと、心が柔らかくなること、本当にたくさんのことを、無形の財産を、自分の人生に与えてくれています。

今聴いているファンタジーが面白すぎて止まりません。明日にはもう聞き終わってしまいそうです。その「夢中になって読める」物語に出会うことが、

自分の目的なのだと思います。

このブログに来てくださった方が、お気に入りの1冊を見つけてくださることを願って、

今日もコツコツ読書をつづけて、書き続けています。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Mark Sullivan
Category: Mystery and Thriller
Length: 526 pages / 17hrs and 43mins / About 162440 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★

Romance-packed-degree:★★★★
Mystery-packed-degree:
★★

2017年英語読書日記No.36(耳読書No.31)409冊目
お越しいただきありがとうございます。事実は小説より奇なりとは言いますが、これはほんとにあったことなのか?と思うほど埋もれた歴史を元にフィクション化されている話です。すごい。

読む本を探すときに、もちろんベストセラーのランキングも利用します。アメリカアマゾンのランキングがつい先日リニューアルされて、この本がやたらに取り上げられていました。発売して間もないのに、「最も読まれている作品」として紹介されていて、コメントもけっこう絶賛。私は歴史ものには目がないのですが、第二次世界大戦物は特に好きというわけでもないです。でも洋書をたくさん読むようになって、この時代を避けることは無理なので、けっこう読んでいます。つい最近もイタリアが舞台の同じ時代のものを聞いているのでどうしようかと思いましたが、かえってわかりやすいかなと思って聞いてみることに。

大正解でした。ほんとに埋もれた歴史を教えてもらいました。

著者が知り合いから「誰にも知られていない伝説的な第二次世界大戦の隠れたヒーロー」の話を聞きつけ、その実在の自分にコンタクトをとって長時間にわたってインタビューして出来上がった作品だそうです。なので、出てくる登場人物はすべて実在の人物。ナチスドイツイタリア侵攻、イタリアパルチザン、ナチスドイツ崩壊、ムッソリーニ政権崩壊の詳細がわかりました。ほんとすごいわ。

主人公ピノが17歳の時、ドイツ軍がミラノを牛耳り始めます。心配した両親は彼と弟をスイス国境近くの山のふもとの教会が運営する寄宿学校に預けます。

そこで彼は、志高い神父に出会い、ユダヤ人救出の手伝いを秘密裏に始めます。ユダヤ人がスイスに逃亡できるように険しいアルプスの山越えのガイドとして何人もの人の命を救います。その活躍ぶりはハリー・クリフトンも真っ青?(笑)

たった17歳の少年が命を狙われながらも、自然と戦いながら人の命を救う姿だけでも感動ものなのですが、そのエピソードはほんの前半だけ。波乱万丈な彼の数年は続きます。一人の少年がこれだけ歴史の証人なってしまう偶然にびっくりしました。でも歴史的な事実は変わらないですから、ほんとにびっくりします。

ハラハラドキドキするシーンもけっこうありますが、戦争なので、残酷で、心が悲鳴をあげたくなるようなことも起こります。

ナチスドイツに抵抗するパルチザンがいつも正義を貫いているかというと、彼らのせいで犠牲になる人もいる。

独裁者ムッソリーニの最後やナチスに協力したとされるコラボレイターと呼ばれる人たちの最後は悲惨です。人々のヒステリー状態の中、まるで魔女裁判のように血祭りにあげられます。ほかにも、どんな落ち度も持ち合わせない人たちが簡単に「ファシスト」と言ってその場で殺され、金品をとられて、道にすておかれるというようなことは、二度と起きてはいけないなとゾッとしながら聴きました。

主人公ピノの体験を通して語られる世界は、「戦争は世界を、人間の心を狂わす」ということだと思いながら聴きました。「歯には歯を」の論理で人を殺すことがいかに人間のこころを蝕んでいるかということを描くことで、今私たちの世界でも起きている短絡的な事態に警鐘を鳴らしているかのようだと思いました。人は歴史から学べるはずなのに。

これは映画化されるんじゃないかと思いながら聴きました。アルプスの自然との闘いも、ロマンスも、カーチェイスもあるので、映像でもかなり派手さも出ると思います。

あくまでフィクションで、実際には正当化できないこともあっただろうけど、それを超える魅力があるのではないかと思いました。私が今まで出会った第二次世界大戦物では、これが好きです。
これは舞台がフランスです。思い出すだけで、夜空と張りつめた空気がよみがえるような気分です。透明感のあるお話が大好き。

Beneath the Scarlet Skyはもっと正面から構えた感じのお話だと思いました。

英語は歴史ものが苦手でなければ普通な感じです。男性のナレーションですが、かなり聴きやすいと思いました。ナチス将校のドイツ訛りがやけに気に入っていました。この曲者の将校は物語のキーになっていて、悪人だとしても描き方がかなりかっこよかったです。映画になったらこの役がほんとに大事だと思います(脇役好きな私)

歴史モノのの魅力は、起こったことが、まるで自分の前で起こっているかのような追体験ができることです。歴史の教科書を読んでロマンにはせていた少女の血がじぶんのなかで疼きます(笑)

17時間、500ページを超える作品でしたが、おもしろくて、これも止まらず、1週間で聴けました。

今は打って変わって、ファンタジーを聞き始めたんですが、これがまた大当たり。夢中で聴いています。この間聴いた3部作ローズシリーズより好きかも。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Angela Marsons 
Category: Mystery and Thriller
Length: 412 pages /  About 127720 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:

Mystery-packed-degree:
★★
★★

2017年英語読書日記No.35(耳読書No.30)408冊目
お越しいただきありがとうございます。世の中が殺伐としてるし、自分もこころ温まりたい気持ちも強いので、サスペンスから遠ざかってました。

これはめずらしく続きを聞き続けているので、新刊が出て、そのあとすぐにaudibleも出たのでいったん購入したのですが、デバイスの関係で音声が聞けずにいったん返品した経緯があります。あ、audilbeは返品可能です。私は数時間聞いて、気がそがれるものはすぐに返品するので、わからないのですが、期限もなかったような気がします。ノン・フィクションは気がそがれやすいのでノンフィクションで失敗することが今のところ多いです。その数時間を合わせるとけっこうな時間なんだけどなあ(笑)

でも、けっこう数を聴いているほうだと思うので。(年間で24冊購入できる会員になっていて、1年たたずにたいてい使い切ってしまいます。新刊は高いのでお得感がかなりあります。audibleは多分200冊は聴いていると思います。)よく「次何聴こう?」となった時に、デバイスもなんとかなっていた状態だったので、これを再購入しました。直す方法を教えてくださったaudibleの担当の方ありがとうございます。

で、肝心の作品の話ですね。

これは6巻目なので、最初から聞かないとわからない作りになりつつあります。事件自体、謎解き自体は大丈夫ですが、キャラクターがそれぞれの個性を発揮して活躍するので、そこが魅力であるこのシリーズは1巻から読むとより面白いと思います。

今回は、主人公の颯爽としたキム刑事の部下に危機が訪れます。よくまあここまで考えるわと舌を巻く息つく暇もない展開。今回は特に主人公キムの視点だけでなく、部下たちの視点も多めだったので、それぞれの事件を各々が追うのですが、その絡み具合を追っていくのがなかなか難しいところかもしれません。

今回のテーマはずばり「ヘイトクライム」。今の世情をキャッチした内容で、フィクションと言えども考えさせられることが多かったです。アメリカの作品で人種差別を真っ向から扱った作品で最近聞いたのはこれ、
これは弁護士が主人公の法廷ものですが、舞台がアメリカなので、また全然違います。

刑事キムシリーズは舞台がイギリス、イングランド北部なので、ヘイトクライムももっと違う印象です。これはかなりタイムリーな時期で聴いたので、なんだかなあと複雑な気持ちもありました。

現実ではキム姐さんはいないので、いてくれたらいいのになあと思いつつも、作品中では、桜吹雪が舞うごときの活躍ぶりで、人種差別に対して、極悪人に対して、容赦なくたたききってくれます。そうでなくっちゃ。

この主人公の性格にほれている読者の多いのではないかと思います。私もその一人。ほんとに気持ちがいい。

英語は読むより聴くほうが難しいと思いました。場面展開が多く、登場人物も多く、時代も交互して、違う事件が交互に描写されるので、難易度レベルを4つにしときました。私のこのナレーションの話し方と声がすごく好きなので、これは必ずaudibleでと決めています。キャラクターを演じ分けてくれるのも素晴らしいです。イギリスなので、もちろん方言もです。それを聞くのが大好きになっている私です。

続き物はきりがないので、今回もほかに興味のある作品が見つかったら、そちらを優先していたかも。でもこれも最後は爽やかでした。

次はヒストリカルものを聴いています。フィクションにみたてていますが、じっさいの主人公にインタビューをしたものをもとに、史実をもとにした物語です。これまた手に汗握るシーンも多いです。長めの作品ですが、おもしろいのでつい進みます。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
images

Author:Lucy Dillon 
Category: Fiction
Length: 545pages /  About 143840 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★

Romance-packed-degree:★★★★
Mystery-packed-degree:
★★

2017年英語読書日記No.34(目読書No.5)408冊目
お越しいただきありがとうございます。

以前に1冊読んでとても気に入った作家さんです。audibleが日本からでは入手できないので、kindleで読んでいますが、それがかえっていい感じです。

気に入っているのはその作風と、舞台がイギリスなので、イギリスにいるような感覚を楽しんでいます。

主人公のジーナはある事件で、最愛の恋人と別れてしまう。そのあと出会った親友の恋人の友人に見初められて婚約するが、結婚の直前に乳がんを発症していることがわかった。結婚して献身的に尽くしてくれた夫。しかし無事にガンを乗り越えたときに、待っていたのは夫の浮気と離婚だった。

主人公が離婚して一人暮らしをするところからお話が始まって、過去に起こった出来事を交えながら、徐々に現在の彼女とその事実が交差する形で話がからんできます。初恋の人と別れることになった理由をはじめ、いろいろな小さな謎が徐々に明らかになっていって、最後の最後まで引っ張る形でした。

日常の中からふと浮き出てくる人間の喜怒哀楽や、一見幸せそうに見える人たちもそれぞれに悩みを抱えながらも、小さな幸せを探している様子を味わせてくれる、地味だけどこころをじわりと満たしてくれるお話。読むのはたいていランチの時ぐらいなので、読めても一日15分から30分。多くて1時間。でも時間をかけてこの空気の中に入り込んでいくのが心地よいと思わせてくれる作品でした。ちょっとリチャード・カーティスを彷彿とさせます。(実際に描写で彼の名前も出てきます)

結末も、「え?そうくるのか」というちょっとしたひねりがあって、かえって現実的な終わり方だなと感心しました。そうでなかったら、ただの甘めのロマンスなるところを、ちょっと格上げした感じ。

人生にはつらいこともあって、でもその辛い中にすこしずつ小さな小さな幸せが転がっている。100個の自分の断片を拾い集めながら、その瞬間を生きようというメッセージがちりばめられています。

犬を愛する著者なので、犬の役割がすごくいいんです。自分も愛犬家なので、これを読んで犬のシーンを読んだ後に自分の犬がじっとこちらを見て目が合うとしっぽを振るのを見て、心がきゅっうっとなりました。小さな幸せ。

 語彙は案外難しいと思います。辞書を結構使いました。でもいろんな素敵な表現がたくさん。kindleでけっこうハイライトをつけました。

例えばこんなの。

I think you're waiting for someone to forgive you, and it's pointless, because the only person who can do that is yourself.

The world didn't end because you made a mistake. 

誰かに許してもらおうというのは誰かの気持ちを自分でコントロールしようとすること。でも、コントロールできるのは人の心ではなくて実は自分の心。

そして、間違いのない人生なんてない。

主人公の人生の一部をこころを除きながら、自分の心を合わせて読む。そして自分も心洗われる思いをさせてもらえる。

だから物語が好きです。なんだか豊かになります。

大団円のハッピーエンドは待っていなくて、ほろ苦いけど、なんだか爽やかなエンディングを紡ぎ出すこの作家さん。なかなかお気に入りです。

1か月に1冊の目標、なんとかぎりぎり頑張っています。これは500ページを超える作品なので、ちょっと時間がかかりました。読む速度は1時間50ページを超えていたようなので、時間を確保できたらもうちょっと早く読み終わったかも。読む時間をもっと確保したいなあ。でも無理は禁物ですね。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:Cheryl Strayed
Category: Non-fiction ( Biography / Travel )
Length: 315 pages /  13 hrs and 6 mins / About 97650 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★

Romance-packed-degree:★★☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆

2017年英語読書日記No.33(耳読書No.29)407冊目
お越しいただきありがとうございます。
これも出会えてよかったなと思えた本となりました。映画を先に見つけて、アマゾンではアメリカのセレブ司会者のブッククラブで有名になった本というをアメリカアマゾンで知っていました。そこに「話題になって、その後の編集がいまいち」みたいなことを書いてあったような気がしたので、(他の本と混同していたらすみません)躊躇していたんですが、この間お友達が読んでいたので、私も読んでみることに。

大正解でした。

22歳で最愛の母親が45歳の若さでガンで亡くなってしまい、母の死後、26歳まで迷走する著者。不倫、離婚、ドラッグ、中絶など、落ち込むまで落ち込んだ人生。それを経て、どうしてもぬぐい切れない母の死と向かい合うことを思い立ち、誰もなしえない旅、自分探しの旅に、当時はめずらしかった女性一人で数か月アメリカの大自然を歩くということをした女性の旅行記です。

このタイプの話は初めてだと思います。で、普段は物語が中心の私で、ちょっと心配でしたが、聞き始めると、

引き込まれました。

主人公が出会う人々、主人公を通してみるアメリカの大自然。彼女の体験を追うような形であっという間に聴き終わりました。

ここでの「旅」はやはりjourneyという言葉がぴったり。trip,travelではなくjourneyです。この違いは英語を教えてるとよく出会うので説明しますが、実際の旅にこころの旅を乗せて心の昇華をも体験するというところにこの話の良さがあると思いました。

実際にアメリカを歩く著者にまるで自分の心を一緒にモンスター(彼女の素人まがいの大荷物を指す)に乗せて旅をしているようでした。

誰もが苦しみを持ちながらも、一歩一歩進んでいく。

とても素直にこころにすっと入ってくる、平易な文。だけど深い。素晴らしいなと思いました。

英語もすごく読みやすいと思います。

audibldeで聴いても著者が語りかけているようでゆっくりとした、一緒に歩きながら話を聞いているような速度です。なので、ページ数に対して時間が長い。これはゆっくりという意味でもあります。

英語もすごく聞きやすいアメリカ英語だと思いました。

立ち止まってちょっと考える。いろんな重荷を抱えていても、こんなに人間はしなやかになれるんだと本から強さももらった気になれます。

あと、quoteもなかなか良かったです。気に入ったフレーズがたくさん出てきました。

映画はこちら。映画の評判もいいみたいですね。

主人公のリース・ウィザースプーンも著者に近いような。それにお母さん役がローラ・ダーンというのもいいですねえ。

本は映画よりもエモーショナルな感じが抑えられていると思いますが、その淡々としたところからにじみ出るものがよかったりもします。

またまた読書日記が滞ってきました。もう一冊読み終えたものがあるのですが、なかなか書けない。

そして、前回のつぶやきにコメントをいただきありがとうございました。本当に嬉しかったです。いただいた言葉を胸にしっかり刻みこんでまた英語読書、audibleに邁進しようと思いました。

こうやって、素晴らしい方々と一瞬でも繋がれることを誇りに思います。

これからもこのブログともどもよろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

お越しいただきありがとうございます。

以前にもちらっと触れたことがあるのですが、このところ、audilbleを否定する文言をよく目にします。それもそう書かれているのはおひとりじゃない。あきらかにあとからその文言を足されていました。嫌われてるのね。今までも否定、無視されることは何度もあったので、ブログを書く以上仕方のないことだとも思っています。

ブログを書く限り、やっぱり訪問してほしい、少しでも増えればと始めた多読王国への記録。普段は常連さんが支えてくださっているこのブログも毎日やっと一定の人数の方がきてくださるまでになりました。ほんとうに地道な歩みです。

多読王国に記録するのを始めたのは去年ですが、するんじゃなかったとさえ思うことも。

冊数も自分とよく似た感じで読まれている方がいっらっしゃっいます。その方は1年で100冊本を読むということをされていて、私もやったことがあったので、私は勝手に親近感を感じています。多読王国には登録されていないようです。ブログはお仕事がお忙しいのかあまりたくさんは更新されないんですが、他の方がご自身のブログで多読に関して記事を書いたときに、その方の例を挙げて引用されていました。多読をされている方の中では有名ではないかと思います。

その100冊の内訳は忘れましたが、

audibleの方が多いという、今の私と同じパターンです。私が時間がまだあった時に100冊に挑戦したのは、半分がaudibleというものでした。

それを経て、今時間がないけど、本を味わいたいからaudibleを聴いています。audibleを楽しんでいる人は私一人ではないし、多読王国でもたくさんの方々が記録されているのが実情です。記録せずに同じことをしている人もいる、でも記録すると数字に出てしまう。忙しい中なんとか英語に触れようと自分を鼓舞するのに有効利用しているつもりでやっています。

audibleを聴いて、ちゃんと理解しようと思ったら、

それなりの英語力が必要だと思います。今だわかりにくいところは何度も聞き返したりして時間をかけて聴いています。

暗に「目じゃないとだめ」という主張に対してしんどいなあと思うし、もう記録もいいかなと思うのですが、ここまでやってきてやめるのももったいない。

そもそも、多聴は多読を広めた方々が、大々的に推奨されている方法ですよね。「多聴多読マガジン」と出されていますしね。多聴を分けるという認識がそこにあるのでしょうか?それか別に記録するという、また原則でもあるのかな?あ、私は多読でも辞書をつかったりもしますので、おこられる?多聴王国というのがあるのかな?

「多聴は別」と仰られる方々は、別にaudibleを聴いて記録されていないのでしょうか。

audibleにはaudibleの醍醐味、楽しさがあります。聴きながら涙したり、感動したりもするし、映画を観ているような臨場感もあります。

それをまるで「目で読む読書よりは二流」の扱いにすることに抵抗があります。書かれた文章をそのまま聴いているのに。聞くほうが難しい場合も多いのに。

実際にaudibleを大量に聴くことを経てドラマや映画も英語だけで理解できる度合いが増えるという体験をしています。

それは悪いことですか?

私はこれからもaudibleはやっぱり聞き続けるし、本から夢をおすそ分けをもらうことはやめないと思います。昔、「TOEIC950点ない英語教師はだめ」みたいなことにかなり抵抗したことがある私ですが、それと同じ匂いを感じています。

こんな風に肩身がせまくなってしまう、まだまだ少数派のaudiobookですが、そのうちどなたかの参考になればいいかなと思い、

やっぱりてくてく歩いて行こうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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