英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

Author:Fiona Davis
Category: Dual time
Length:  368 pages
  / 11 hrs and 42 mins / About  114080 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.60(耳読書No.50)433冊目
お越しいただきありがとうございます。私の読書は偏りがあるんですが(笑)おそらくこれも偏りの理由の一つだと思います。ヒストリカルやこの現代と過去の二つの主人公が登場する形のデュアルタイムというお話に目がありません。最初ヒストリカルだと思って聞き始めたら、デュアルタイムでした。

主な舞台はここです。
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本の表紙と全く同じ建物です。NYマンハッタンにあるダコタハウス。表紙はおそらくセントラルパークから見上げた感じで、まだ周りにビルがない状態だから違うように見えますね。当時はそうだったみたいです。私は旅行中に観光バスからのぞいたことがあるだけですが、豪奢で素敵な建物です。ジョン・レノンが住んでいて玄関前で殺されたことでも有名になった超高級マンションです。現代でも資産があるだけでも、有名なだけでも入れないと言われているマンション。これを設計したとされる人のアシスタントして働き始めた女性が主人公の一人です。あ、調べたら、設計者として出てくる登場人物も全く別の名前だったので、完全にフィクションだとおもいますが、それでもうまくつながっててかなり面白かったです。

時代はこのダコタハウスが建てられた1884年ぐらいと、100年後の1985年。舞台は同じダコタハウスで話が繰り広げられます。交互にヒロインが登場するのでそれさえ慣れればデュアルタイムは展開があってすごく面白いです。

ヒロインが、特に過去のヒロインがとても苦労するのですが、現代(といっても1985年です。設定上そうしないと無理があるのでしょう)で知る100年前の事実とは実は違っていたという話で、クライマックスに向かってわからなかった謎が明かされていくのですが、

途中思い出した本は二つ。まずはこの間も取り上げたこれです。
舞台が同じマンハッタンというのと、やっぱり同じような設定があるこちら、

この二つにもっとメロドラマチックさを加えた感じです。

このThe Addressはなかなか結末が面白かったです。すごいどんでん返しがありました。

フィクションなので、作りばなしなのですが、それでも作者の知識や調べた史実などからくる断片を拾って自分もいろんな知識をつけることが可能です。ここでは、マンハッタンの成り立ちを学べたり、自由の女神が運ばれてくる様子がわかったり、間接的にでもいろんなことが知れるのです。私は英語で話をするときに、この読書からくる情報で、いつも得をしたなと思うことが多いです。

それは、言語を学ぶという目的だけでないことを指しています。

それとドラマを通じていろんなことに共感したり、感動したり。言語を超えてそれができるうれしさがあります。たまらない魅力です。

ああ、物語っていいですねえ。

気が付くと、今年はaudiobookだけですでに50冊聴いていることに気が付きました。おお、これはタイ記録だと思います。今までで目と耳を合わせて100越えをしたことがるのですが、そのときは多分1年で50冊だったと思います。今年はまだ4カ月あるので、audibleに関しては新記録になりそうです。励みになるだけのことだけど、素直にうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:Peter Swanson
Category: Mystery
Length:  320 pages
  / About  119040 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.59(目読書No.10)432冊目
お越しいただきありがとうございます。最近はaudibleがますます充実してきているので、じっと座ることがなかなかできない私には嬉しい限りな読書生活なんですが、たまにaudiobookが入手できないものがあります。日本からは輸入制限か何かでダウンロードできなかったりもあります。これはあるにはあるんですが、なぜか値段がべらぼうに高い。なので目で読むことにしました。

人が結構死ぬのに、この軽快な感じはなんなんだというぐらいテンポのいいお話で、意外な展開にうなります。予想不可能。読んでいて思い出したのが、

の不気味感が15%ぐらいで、
これのテンポが10%ぐらい。

そしてそれをもっともっとあっさり爽やかにしたような印象を持ちました。どんどこ人が死ぬのにです。これはページーターナーです。展開が意外で先が知りたくなる要素が満載。

読み始めてはじめて気が付いたのですが、サイコパスを扱ったお話です。Gone Girlのヒロインもそうですが、人を殺すことにまったく罪悪感がない人たち。ほかにもたくさんありますが、思い出したのがこれです。
ここでは悪役でサイコパスが出てきて、主人公の刑事が対決するという設定ですが、あげた例のサイコパス達はものすごく残酷です。

この作品のサイコパスはちょっと違います。それがこの作品がヒットした要因かも。イメージは猫です。淡々としていて、そつがない。簡単に完全犯罪をやってのけるのですが、本来にっくき殺人犯のはずなのに、読んでいるとそう思えなくなってくるのです。これは作者のうまさにやられた感じです。おちもいい。これはヒットしたのがうなずけました。

なんとか1か月に1冊、せめて1年で12冊という目標は達成できててうれしいです。相変わらずですが、目で読むのはお昼ご飯の時とかが中心です。夏休みで読書がしたかったので、時間ができた後半にやっと手に取ることができました。この作品は毎日1時間ぐらいずつ読めて嬉しかったです。

読みやすいのもあるし、ストーリーも先が読めないのでおもしろくってお勧めです。これも映画化されそうなお話でした。

さて次はこれまた好みのデュアルタイム。これも展開が面白かったです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction
Length: 465 pages
 / 18 hrs and 33 mins / About  153760 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.58(耳読書No.49)431冊目
お越しいただきありがとうございます。つい最近この著者の最新作を聴いたんですが、「やっぱり夏はフィリッパ・グレゴリー」と思ったのと、人物に興味を持ったのと、本の評価もかなり高いので迷わずこの作品を購入しました。

いろんな人の立場からのテューダー朝を書くことで有名な著者ですが、このお話はヘンリー8世の最後の王妃、ヘンリー8世の寿命を延ばし、当時では珍しく、知性派としてのクイーンとして扱われているキャサリン・パーという女性の目を通してのヘンリー8世晩年のお話です。

やっぱり表向きの歴史だけでは知り得ないエピソードが満載で満足でした。これの前のカズンズワーシリーズ、ばら戦争をもたらしたプランタジネット朝は夢中になって連続で聴きました。でも、もともとテューダー朝は暗いのであまり手をつけていなかったのですが、

やっぱすごいわ、の一言でした。

イギリス史の中でも燦然と輝いているような有名なテューダー朝ですが、前回の娘のエリザべス女王の時と同じく、

暴君のなれの果てを見ることができます。徹底的に悪人のヘンリー8世。どこまでも冷酷な、ひとを人とも思わなくなってしまう独裁者が描かれています。

キャサリン・パーは王とは再再婚で王妃になり、彼の子供たちの庇護者として教育にも骨を砕きます。一方で、王妃になる前に結婚しようとしていた相手にずっと愛情を持ち続けて、ヘンリー8世の王妃として耐えに耐え忍ぶ姿、賢いがゆえにもたらされる危機はまるでサスペンスドラマのようでした。こんなに不安定な立場だったとは知らなかった。

以前に読んだヘンリー8世が狂気の境地に陥っていく様子は、見るも憐れで、思わず同情心も芽生えたんですが、ここではその後のさらに悪化したあとの王の状態なので、ただの悪人としか映りませんでした。ただのゴッドコンプレックスのおっさんになっていてびっくりした。そこまで描ける作者にもびっくりしました。負傷した足の傷口から常に腐臭がただよう中で、だれも信用できなくなっていく姿は壮絶です。それに耐えるキャサリン・パー。おとぎ話の王に見初められる女性とは全く違う、絵本とは違う、本当は監獄のような世界。

このお話では相思相愛の相手、トーマス・シーモアは非常にいい人物として描かれています。史実ではちょっとずるい彼ですが、イケメンヒーローは必要なので、良しとして聞いていました。まあ、実際には中世の人たちの価値観はかなり違っていたはずですしね。

いやあ、すごい重厚なドラマでした。舞台はイングランドのお城を転々とするので、ますますもともとの夢であるお城巡りに拍車がかかりました。王が住んだお城だけでなく、貴族が住んでいたお城も途中いろいろ調べて、行きたいところが増えちゃいました。調べたものの一つにこの間見た映画の舞台になっていたところもありました。

昔、イギリスのコッツウォルズ周辺を友人とドライブしながら泊まり歩いたことがあるんですが、その時に、キャサリン・パーが過ごした最後のお城に行ったことがあります。こじんまりとしていてお庭も素敵で、また行きたいなあと思っています。

個人的に大好きな分野なので、思い入れも強くて、面白いと感じるのも人の倍ぐらい感じてるんだと思います。

英語はこのシリーズの多くを手掛けているナレーションの方で、イギリス英語が心地よくなること請け合い。真似したくなります。

さて、8月は前半読書を我慢していたのもあって、ストレス解消に読書を後半2週間で増やしました。仕事も始まったので、なかなか大変でしたが、なんとか目標を超えることができました。うれしい。たまった読書日記を一気に書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Category: Nonfiction
Length: 352 pages
 / 6 hrs and 36 mins / About  84320 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.57(耳読書No.48)430冊目
お越しいただきありがとうございます。今回はノンフィクション。犬Loverなので、犬ものを見つけるとついついポチットしてしまう私です。

最初はランナーである著者の生い立ちやマラソンの話に終始します。「犬の話じゃなくて、マラソンの話か?」と思うほど(笑)

事の起こりは著者がゴビ砂漠のマラソンに参加したことから始まります。マラソンの最中に出会った小さな野良犬。なぜか著者についてきて離れない。短い距離は一緒に走ったり、長い距離はボランティアの車で同行したりと、みなのアイドルにもなってしまう。ゴビ砂漠で出会ったので、名前はもちろんゴビ。
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強い絆を感じた著者はゴビの本当の飼い主なることを決意。信頼のおける現地の人に預けてゴビをスコットランドに連れて帰る手段を探し出します。

このお話を通して、わかってはいたんですが、動物が国境を超えるのがどれほど難しいかがわかります。

かつて、私の家にやってきたイギリス人がうちのトイプードルにほれ込んで。この犬を売ってくれ、連れて帰りたいと言いました。お金も糸目をつけないとも(笑)半分冗談、半分本気。地球を半周して連れて帰るまでにストレスで弱ってしまうと想像できる小さい子です。それを思い出しました。もちろんお金にはかえられません。


犬と人間の間には見えない糸がもちろんあると信じる私です。英語ではbond。この著者とゴビのboncのお話を聞きながら、私の膝の上で安心して寝ている愛犬を見ながらうなずく自分がいました。

小さなころから、親の愛を十分に得られなかったり、友達の親に拒絶されたり、差別されたり、学校では先生からダメ扱いを受け続けたと語る著者。マラソンと愛する人、犬に出会い、つながりを保とうとしたことによって、徐々に氷が解けるようにまわりに信頼の輪ができていく。世界中にも。

この小さな小さな犬が世界中の人の心を動かしたのには、やっぱりみんないいニュースが欲しいから。幸せを求めているから。

それを通して自分の成長を素直に認める、素直な文体にとてもこころ洗われました。

世界中の人から差し伸べられた手。寄付によって中国にゴビを探しに戻り、4か月間滞在し、
飛行機と船と車を乗りついでスコットランドにゴビを連れてこれたのも、世界中にちらばる一人一人が助けてくれたことだと著者は書きます。

"The World is still a loving kind place.."

これからもこんな話がたくさん語られる世界になってほしいなと思いながら聴き終わりました。

英語は読んだら読みやすいと思います。audiobookはちょっと速めで、アクセントもありますが、慣れると心地いいです。

実話なので、映像もたくさんありました。
16分のと6分のを貼っときますね

 
こんな小さな犬が耐久レースを果敢にはたしたんですねー。人懐こそうでほんとに可愛いです。

犬だけでなく、動物が人間をいつの間にか救っているという本は他にも読みました。

A Street Cat Named Bob: How one man and his cat found hope on the streets
A Street Cat Named Bob: How one man and his cat found hope on the streets [ペーパーバック]
れもYoutubeで話題になってから本がでて、映画化もされました。続きもでているようですが、私は最初の一冊を読んだのみです。

犬も猫も言葉が話せない。でも話せないからこそなんだかつながりを感じるというのは悪いことではないなと思います。伝わりにくいから相手を理解しようとこちらから歩む気持ちって、私達が忘れがちな態度です。それを思い出させてくれるのが彼らだったりする。

私も犬の世話をしていて、たまに餌をあげるのを忘れたときにはすごく罪悪感を感じます(うちの犬は超小型であまり食に対する執着がないのもあって、一日に1回食べるときと2回食べるとくムラがあって結構大変)自分にこの子の命をつなげる責任があるんだと思うと、なんだか張りも感じます。私からはなれようとしない態度に、愛されるうれしさも感じます。かけがえのない家族の一員。

これもお勧めしたい作品となりました。これが難しいと感じたら子供用もあります。
Finding Gobi (Younger Readers edition): The True Story of One Little Dog's Big Journey
Finding Gobi (Younger Readers edition): The True Story of One Little Dog's Big Journey [ペーパーバック]
私はこちらは読んでないけど、こちらだと多読にはもってこいかも。

ああ、読書っていいですねえ。お気に召したら是非手に取ってみてくださいネ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:Lisa Wingate  
Category: Dual time Fiction

Length: 352 pages
 / 14 hrs and 28 mins / About  109120 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.56(耳読書No.47)429冊目
お越しいただきありがとうございます。デュアルタイムです。これもベストセラーから見つけたものですが、この作家さんの作品は1冊読んだことがあって、ものすごい高評価の本だったにも関わらず、自分ではそこまでと思った記憶があるので、しばらくスルーしてました。

でもあらすじを読んで、孤児ではないのに誘拐されて孤児として売られるという実際に起こったお話をもとにつくられたものだと知って読むことにしました。

これも読んでよかったお話でした。

最初は謎が多いのと、大人の女性と12歳の女の子の二人の主人公が交互にでてくるので、話を把握するのがちと大変なんですが、これはデュアルタイムでは普通のことなので、そこさえクリアすると、途中から平行した二つの時代が絡んで話が見えてくると非常におもしろくなってきます。これも途中からは止まらなかったです。

これを読んでいて思い出したお話がこちら。
私の読書日記はこちら。What She Left Behind

無理矢理愛する人の元から引き離され、閉じ込められるという設定が同じ。今回は子供たちとうところが違います。子供たち、とくに小さな子は記憶があまりないので、本当に悲劇だったそうです。当時、「シャーリーテンプルのような金髪」で、小さければ小さいほど人気があったという描写に、人間のエゴを感じるのは私ひとりじゃないと思います。人間であって、ペットじゃない。

お金持ちで子供を欲している人たちをカモに、組織がらみで子供たちを売買する。施設ではもちろん虐待が横行しているという、考えられないことが少し前におこっていたのです。実際には物語で語られるよりもひどいことが起こっていたそうです。そんなことが起こらないようにと願って書かれたのだと思います。

デュアルタイムなので、最初は少しゆっくり目ですがすぐにテンポが速くなって展開があるので、さらわれた兄弟たちがどうなるのかハラハラしながら聞きました。

英語はaudiobookだと12歳の女の子の英語が聴くのに少し慣れがいると思います。テネシーが舞台なので南部訛りの子供という設定なので、語彙とかではなく、リスニングという意味で簡単ではないかもしれません。大人の女性の声はそれもあって、非常に聴きやすく感じました。

これは映画化されるかも。お勧めです。トータルで★5.3ぐらいのお勧め度です。あと少しで赤星になるぐらい。

さて、次は実話をもとにしたお話ではなくて、実話を聞いています。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

 個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction

Length: 529 pages
 / 19 hrs and 10 mins / About  163680 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.55(耳読書No.46)428冊目
お越しいただきありがとうございます。常連の方はもうご存知だと思いますが、

私はイギリス史が大好きです。萌えます(笑)イギリス史、特に中世を物語の面から語る時、フィリッパ・グレゴリーは欠かせない存在です。まるでその時代にタイムスリップして王族や貴族が自ら語る人生を直接その場で聴いてるような力強い物語を描きます。かなり濃いのですが、萌えてるわたしは全然大丈夫(笑)人によってはこれはベストじゃないみたいなのを見ましたが、いつもこんな感じじゃないかなあ、と思いながら聴きました。

フィクションですが、一応史実を調べ上げた上でのフィクション。人物像の性格は著者が色づけしてあるだろうけど、細かい部分まで歴史っぽいので、ものすごく厚みがあります。語られない歴史を垣間見ることができます。

偉大であると思っていたエリザベス女王。実はこれほどきらわれていた君主もめったにいないかもと思わせるほどのパワーを持つ本でした。

大英帝国を築くきっかけとなったエリザベス1世。イギリスで最も有名な王家の一人。しかし、彼女の代で一番有名なテューダー朝が途絶えます。

テューダー朝の崩壊を招いたもの、

それは「嫉妬」。

教科書や知っている知識では、エリザベス女王は国と結婚して、国のために生涯独身を通し後継者をスコットランド王のジェームズ・ステュアートに指名して世を去る。

後継者は本当に彼でよかったのか?ほかにいなかったのか?

その答えの一つに当たるものがこの本にありました。

ちょっとだけ、angelの一口イギリス中世いっときますね(笑)

この本はヘンリー8世の妹の孫である3姉妹が主人公です。英国国教会をおこし、カソリックから離脱したヘンリー8世。プロテスタントとカソリックが対立する中、エドワードの次の王位継承者としてプロテスタントの妹が王位継承者に名を連ねていました。エドワードには二人の娘、異母姉妹である、メアリーとエリザベスがいますが、長女メアリーはスペイン王家の母の影響もあるので、カソリックで、母が離婚を言い渡されました。次女エリザベスは母親のアンブーリンが離婚の末断頭台の露と消えたので有名ですが、その時点で二人はバスタード、すなわち庶子の身分となり、正当な子供として認められていませんでした。のちに最後の王妃キャサリン・パーの尽力によって王女となったのですが、王位継承者として誰がふさわしいのかは議論の分かれるところとなったのです。

ヘンリー8世には姉と妹がいて、姉はスコットランと王家に嫁ぎ、その孫が有名なスコットランド女王メアリとなります。しかしスコットランドは強烈なカソリック。妹はもともとフランス王の王妃でしたが死別後はイギリスの貴族と再婚します。ほんとに複雑なんですが、大変な時代だったわけです。そこにヘンリーのたった一人の王子であるエドワード6世は王位をついであっという間に死んでしまいます。ヘンリー8世もですが、遺伝により病だったと言われています。昔は梅毒というのが定説でしたが、違う遺伝病という説もでてきているそうです。

ということで、ヘンリー8世の妹メアリの孫であるプロテスタントの3人姉妹が脚光を浴びることになったのです。

その長女が、ヘンリー8世の妹の孫にあたる3姉妹で一番有名なのは9日間女王と言われるジェーン・グレイです。ずっとLady Greyとして扱われていましたが、今では女王として認められたというのも聞いたことがあります。ちなみにGreyはプランタジネット朝の祖となったエドワード王の王妃の連れ子が先祖です。家系図が入り乱れてほんとに面白い。

この本のすごいところは、有名なジェーン・グレイの部分はほんの一部分で、そのあとの残された王位継承者である妹たちについて詳細にえがかれているところです。実はジェーン・グレイ自身についても、あまり資料が残っていなかったのもあって、歴史的に埋もれている部分がすごく多いと聞きました。これも以前にジェーン・グレイを扱った小説を読んだときに書いたのですが、私が学生だった頃、彼女にすごく興味をもったものの、資料が少なすぎてあまりたくさんのことはわかりませんでした。日本語でもないし、英語でも今みたいになかったのと、自分の英語力も問題もありました。

以前に読んだフィクションはこちら。
読書日記はこちら
Lady in Waiting
これはあればいいなというロマンチックなお話で、後で考えるとかなりなフィクション。一方、今回のThe Last Tudorは特にジェーングレイの部分はもっと史実に忠実なのではないかと思いながら聴きました。長女ジェーンについてのお話は最初の一部で、次女と三女のキャサリンとメアリー、特にキャサリンに焦点があてられています。

ジェーングレイ亡き後、プロテスタントの唯一の後継者になったキャサリンですが、エリザベス女王の侍女として仕えることになります。その後のエリザベス時代を彼女たちの目を通しながら知る。有名なメアリ女王も出てきます。

フィリッパ・グレゴリーのすごいところは、読んでると、いや、聴いてるのでよけいなんですが、まるで500年ほど前のロンドンにタイムスリップしたような感覚に襲われるところです。もうすごい臨場感です。

キャサリンは当時めずらしく恋愛結婚をします。相手はこれまた王室に近い貴族であるエドワード・シーモア。そして妊娠。しかし女王の許可なしに秘密裏に結婚したかどで、ロンドン塔に幽閉されてしまいます。生まれた子供は誰よりも王位に近い王子となるはずなのに、庶子扱いされます。その王子を後継者にすれば、強烈な国民の支持を得るはずなのに、あえて無視する。

そこには、嫉妬以外のなにものも存在しない。

最愛の夫と子供から引き離され、監禁状態の中泣き暮らした日々。それが彼女を蝕んでいきます。

猿と猫と犬を飼っていた彼女ですが、病に伏せってベットに横たわる横で、主人に従うように何も食べずずっとベッドの横に離れずずっと寝ていたパグ。キャサリンの死に際、目を閉じた瞬間、犬が「キューン」と泣いて、こうべを垂れた。彼女が生きている時と同様に、そしてキャサリンが死んだ後も決して離れようとしなかった。そしてチャペルに埋葬された後は、お墓の横から離れず、誰かが餌をあげても食べず、家に連れて帰ってもまた墓の前に戻り、ただひたすら墓の横でまるで喪に服すかのように寝そべる数日をおこったあと、そこで眠るように死んだいうエピソードで一気に涙が溢れました。(愛犬家なのですみません)

これがほんとかどうかは別として、それぐらいひどいしいうちを受けたのは事実だと思います。

王権ではなく愛をとったはずなのに、愛するものをすべて剥奪され王権のために黙殺された姉妹。時代が時代だけに仕方がないのですが、怒りがこみ上げてきそうになりました。

フィリッパ・グレゴリーはテューダー朝の主な貴族の女性たちをほぼ網羅して物語していますが、王権が周りの人間と本人を蝕んでいく様を描いたのは、この本と、もう一冊のこちらが飛びぬけています。
読書日記はこちら。The King's Curse

こちらは主人公はヘンリー8世のおばですが、彼女を通して狂気ともいえる人間に変身していくヘンリー8世の人生を描いています。

これらの本で私たちは独裁者が国に何をもたらすかを学べると思いました。そして、人間のエゴが人間を殺すに至る過程。普通ならありえないことも、王座にいるというだけで安易に人を傷つけることができるという危うさ。権威がどれほど怖いものかを思い知らせてくれます。

エリザベル女王のとった行動は、父王のヘンリー8世がとったのとまったく同じ末路。

このタイトルであるThe Last Tudorとは、エリザベス1世を指すともとれますが、実はこの3姉妹、特に残された二人の姉妹も同時に指していると思います。

いやあ、素晴らしい。夢中になりました。著者ご本人も書いていますが、無名のころに書いたOther B Girlを書き始めて、このThe Last Tudorでテューダー朝のお話も終わりだそうです。私はテューダー朝よりプランタジネット朝のほうが暗くなくて好きですが、テューダーちょうは全部制覇していないので、またすこしずつ読んでみようかなと思いました。

イギリス史がもともと好きだった私をイギリス中世の物語にいざなってくれた張本人。感謝の気持ちでいっぱいです。これはかなわない夢かもしれないけど、イギリスで講演会があったら是非聞いてみたいほどです。

これは中世のヒストリカルフィクションですが、お次は現代と過去の二つの主人公がいるこれも史実をもとに書かれたデュアルタイムというジャンルの本です。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Rachel Caine   
Category: Thrillers

Length: 302 pages
 /10 hrs and 4 mins / About  93000 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.54(耳読書No.45)427冊目
お越しいただきありがとうございます。ほんとはロマンスしたいんですが、なかなか見つからないのでベストセラーからピックアップしてあったものを選びました。夏のサスペンス劇場。

これはなかなかスリリングでした。連続女性殺人犯の家族のその後を描いています。夫が猟奇殺人を密室のガレージで繰り広げていたこともつゆ知らず、二人の子供をもうけ、幸せに暮らしていた主人公。ある日、車が事故でガレージに追突したことから、密室殺人が判明。夫は死刑が確定したが、妻であった主人公も共犯の疑いがかけられる。証拠がなく、(もちろん共犯じゃあない)不起訴になり、子供たちと殺人犯の家族としての姿をくらまさないといけない人生が待っていた。

殺された被害者たちの家族をはじめ、社会的制裁が待ち受けていたから。

いや、これ怖いです。殺人や謎の犯人におわれるのがこわいのではなくて、(実際はそこも見どころですが)ネットや電話や、直接バッシングを受けるという制裁がコワいです。加害者の家族も罪を償わないといけないという無理やりな理論で家族3人が追いやられていく。現代におこっていそうな設定です。

でも母は強しです。子供たちを守るためなら母は強くなれる。偽造した身分証明を買い、護身術を習い、銃の腕を磨き、ある一定期間で引っ越しを重ね、家のセキュリティーをこれ以上はないぐらいに強化。

それでも敵は襲ってくる。刑務所にいる夫の脅威と共に。

差別に耐えかねて逃げながらも果敢に戦う姿に手に汗握るシーンも多かったです。しかし、こんな世の中あかんやろと思いながら聞いていました。いじめは子供の世界だけで起こっているのではないということをまざまざと見せてくれる作品でした。

ページターナーです。

よく似た本を読んだことがあります。こちら。
これは主人公の父親が女性を監禁し殺すという設定で、それを娘の主人公が最後の被害者を助けてからのその後を描いています。

サスペンス度では、こちらのStillhouse Lakeの方がスリリングです。上の方がロマンス色がつよい。女性の強さも全然違うので、強さを描いたこちらのほうが私は好みです。カッコいい女性がでてくるのはけっこう好き。

英語は落ち着いた女性のナレーションで主人公同様かっこいいです。英語もわかりやすいと思いました。ロケーションが素敵で実際にある湖かなあと想像しながら聴きました。1巻で続きをにおわせる終わり方をしたので、出るだろうなと思ったら、2巻がでてました。私は今のところ読む予定はないです。もっと怖い犯人が出てくるのわかってるし(笑)

次はまたがらっと趣向を変えて、完全に自分の趣味の作品です。夏にはその作家の作品をよく読んでいるのを思い出して新作をポチットしました。

やっぱり物語が好きだなあ。ドラマチック大好き。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:Carolyn Brown  
Category: Romance

Length: 226 pages
 /6hrs and 8mins / About  68200 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.53(耳読書No.44)426冊目
お越しいただきありがとうございます。ちょっとファンタジーが続いたので8月はアツいついでにロマンス色を増やしてみることに。ベストセラー作家の人気作品を聴いてみました。

英語読書ってちょっと女性に向いてるところがあると思うのですが、その理由がロマンスです。ロマンスはたいてい英語がすごく軽妙で読みやすいからです。これを聴いていて、自分が読んだりした中で思い出したのは、こんな感じの作品たちです。
上の方が共通点が多いです。大人の女性のロマンスという共通点があります。子供がいたり、夫と離婚する羽目になったり、でもちゃんと白馬に乗った王子様がいる。セカンドラブ、中年女性の夢を描いたような作品です。

ここまで遠慮なく書いてもらえるとかえって気持ちがよかったです。

洋書はなかなかハードルが高いと思ったら、こんな感じのロマンスがお勧めです。生活感があったり、女性の気持ちを描いていたりとすごく理解しやすいし、こういうのは単語も小難しいものはもちろん少ないです。

このThe Lady's Roomはページ数も200ページ台なので、本当に読みやすいと思います。私はaudiobookで聴いたのですが、2,3日で聴いてしまいました。

ナレーションは舞台がオクラホマなので(と思います)ちょっと土地柄のある英語です。少し語尾が伸びる感じの英語。私は昔オクラホマに遊びに行ったことがあるのですが、当時の英語力ではまだまだだったので、英語で英語を通訳してもらった覚えがあります(笑)audibleなので、これは聞きやすい英語ですが、独特の訛りを少し楽しむことができると思います。南部の作品はそれも楽しいですね。

小難しい作品や重い作品、あまりに濃いロマンス(笑)どこまでもファンタジーとかの間にこういう軽妙なのを挟むとリズムがつきます。

私は文学作品を読むべきとか思って英語読書をしていません。それよりも楽しむことを優先しています。いろんな人の悲喜こもごもを通していろんな人生を味わう、いろんな学びがある。英語で読んで、「ああ、違う国の人も同じように悩んで、笑ってすごしているんだ」と思えることが何よりもいいなと思います。

読み方はひとそれぞれですしね。

さて、次は久々のサスペンスです。真夏の夜のサスペンスしてみました。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Amy Harmon 
Category: Fantasy 

Length: 342 pages
 /10hrs and 57mins / About  106020 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.52(耳読書No.43)425冊目
お越しいただきありがとうございます。このお話には1巻があります。こちら、
私の読書日記はこちらThe Bird and the Sword 

表紙がちょっと怖い感じですが、ファンタジー兼ロマンスです。昔話を聞いているような錯覚に陥りそうになるほど、グリムな雰囲気プンプン。完全に自分の好みにはまるので、夢中で聴きました。これは自分の中でヒットです。

その2巻であるこのThe Queen and The Cureも読んだ人の評価がものすごく高い。主人公は1巻で脇役だった王の異母兄弟が主人公です。自分は正当でないのもあるけど、王の器でなく戦士だと自称する主人公なので、武骨な筋肉ムキムキなイケメンのイメージです(笑)1巻でも魅力的に描かれていたので、2巻では主人公に抜擢なんてのはよくありますね。

これもそうでした。
コートシリーズは読者の対象が完全にティーンエイジャーであることは否めませんが、

今回のThe Bird and The Swordの2巻はもうすこし童話っぽくしてあって、かえって大人っぽい。セリフも昔っぽくて、すごく素敵だと思いながら聴きました。

2巻のこちらも、切なさをうまく描いています。運命の出会い、愛する二人が結ばれないやるせなさ。やっぱり作家の特色じゃなかろうかと思われる「ロマンス」「愛」が前面に出ていて、これはファンタジーとうまく絡み合っているのではないかと思いました。1巻もですが、2巻でも戦いのシーンがあるので、映像にしたら迫力ありそうです。

よくあるテーマである、普通の人間が持ち合わせない特殊能力を持った登場人物たちが主人公ですが、その手のものは、踏み間違えると、なんでもそこで解決策を見出して面白みがちょっと減るってのがあります。上のローズシリーズは2巻からその感が強い。

このシリーズはその特殊能力を逆手にとって、それがゆえに迫害されたり、能力もすべてに万能でないという弱点をつくることで、かえって困難が伴ったりもすることでうまくつなげてあります。どこまでもグリム童話を彷彿とさせる作りがとても好きでした。1巻の方がそれが強い。2巻はもうすこしいろんな神話を取り入れたような印象です。

言葉の使い方もおもしろくて、例えばDenderという名前の国がでてくるのですが、そこに生まれた人の特殊能力が、木に変身できる能力であったりする。これの前にどこかでdendrology「樹木学」とう言葉を覚えたばかりだったので、一人「なるほど」と思いながら聴いていました。こういうの私のボキャビルの方法の一つなんですが、マメじゃないので(笑)途方もなく時間をかけてやっているんだと思います。でも楽しく覚えられるのがいいです。

しばらくバタバタしていたので、やっと一息ついてこうやって読書ブログ書けてうれしいです。気が付くと3つも溜めていた(汗)また忘れないうちに書かないとです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Kathryn Hughes 
Category: Fiction ( Dual time )

Length: 416 pages
 / 9hrs and 11mins / About  128960 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.51(耳読書No.42)424冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記までこれなくて、またたまってきました。わすれないうちに書かないとと思いながらなかなかかけません。

久々のデュアルタイムです。私はaudibleのヘビーユーザーなので、これはaudibleのサイトと、アマゾンのサイトでお勧めとしてずっと出ていた作品です。じわじわとヒットした作品のようで、ちょっと前にアマゾンのチャートに躍り出てきたときに、他の作品と一緒に購入してありました。(アマゾンチャートとランキングもよく見ています)年間会員なので、気に入ったものが見つかったら、2,3作品一緒に購入したりします。クレジットはお得感がありますが、最近は値段をよく見てからです。クレジットより安いのもかなり出てきてます。

このデュアルタイムは第二次世界大戦と現代ですが、現代も少し前だったと思います(忘れかけ(汗))マンチェスターに住む主人公ティナはハンサムなバスの運転手と恋に落ちて結婚するが、夫のアルコール依存からくる暴力におびえる日々だった。ある日、週末だけ働いていたチャリティショップで、チャリティに出されていたコートの中から開封されていない古い手紙を発見する。戦争に出る前の男性が、自分の子供を妊娠した恋人にあてた手紙だった。彼女はなんとか恋人の女性を見つけ出して手紙を渡そうと決意する。

主人公の一人がドメスティックバイオレンスに苦しむ女性。もう一方の主人公は戦争が始まる時に、恋人の子供を身ごもり、時代が許さなかったために、医者である父親にアイルランドの叔母の農場に追いやられてしまうという設定です。過去と現代が絡んだときに、また新しいなにかが始まります。

手紙がつなぐ運命。時に人を引き離し、時に人をつなげる。偶然が起こす悲劇と出会い。違う時代が交互にでてくるので、飽きません。ちょっとredundantかなと思うとこと、ちょっと都合がいいかなと思うところはありましたが、久々のデュアルタイムだったので、楽しみました。中盤までにちりばめた謎を説明しようとしているのだと思いますが、説明っぽいなという印象をちょっとうけました。おじいさんの登場は私は別にいらなかなったなあ。ケイト・モートンとかの類をたくさん読んでると、そのあたりにうるさくなってしまうのです。すみません。これはこれで面白かったです。

これを聴いていて思い出したのは、この映画。

婚外の妊娠で翻弄されるお話であるという共通点があります。ちょっとまえまで結婚せずに妊娠してしまった女性が修道院に入れられて子供を取り上げられてしまうということが結構当たり前だったようです。特にカソリックでは厳しい。この小説では主人公はカソリックではないけどアイルランドに舞台を移してうまくつなげてありました。私はBBCでこの映画のことや歴史を知りました。学びが多い。

このエピソードとドメスティックバイオレンスをかけ合わせて、デュアルタイムに仕上げているのですが、ドメスティックバイオレンスのほうの描き方もかなりドラマチックでちょっと荒いかな?とは思ったのですが、そうじゃないと話が収まらないのでいいのだ。

特筆すべきは、舞台がマンチェスターなので、audibleで聴くと英語が楽しいです。マンチェスター出身の人は知ってても、マンチェスターに滞在したことはないので、偉そうには言えませんが、実際はもっと砕けた感じだろうけど、感じが出てるのではないかと思いました。アイリッシュの英語もちょっとでてきて和みました。audibleはやっぱり朗読なので、きれいに聞こえます。母音の使い方が違うのが顕著で面白い。訛りを意識してナレーションをしているところも多いので、そういう意味では目で読んだほうが簡単かもしれません。聴いた途端、ナレーターの声になじみがあったので、調べたらロンドンが舞台のミステリーと同じで、そちらでもロンドンの人たちのアクセントがうまかったので、なるほどと思いながら聴きました。なかなか声も渋くてクールな感じです。

あと、イギリスが舞台だとよくお目にかかるのが、この小説にも出てくる「チャリティーショップ」というもの。古いものを大事にするお国柄から、アンティークショップもでてきますが、チャリティーショップは寄付されたものを扱うお店で、古着とかが多い。Oxfamとかが有名ですよね。

ちょっと忙しくて、親ブログでは書いたのですが、目で読む読書を我慢しています。やること多くて手が回らないので、いっそのこと止めました。楽しい方に流されてしまう自分をなんとか食い止めないといけません。それでもブログがたまるのは、家事をしたり、用事をしたりしながら聴く時間があるからです。主婦が英語漬けになるのは案外難しいなというのを自分も思うし、周りの方々を見ていても思います。時間が有限ですからね。充実させたいです。

せっかく読みに来てくださる方の数が安定してきたのもあるので、なんとかがんばって書きたいです。こちらのブログは反応があまり見えないことが多くて、拍手だけでもうれしいけど、コメントいただけると一層うれしいです。ありがとうございます。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Sheryl Sandberg
Category: Non-fiction
Length: 240 pages
 / 6hrs and 14mins / About  74400 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.50(耳読書No.41)423冊目
お越しいただきありがとうございます。

しばらくファンタジーが続いたので、久々にノンフィクションです。この著者の前作"Lean in"も聞いたことがあって、そのあとすぐにご主人の訃報のニュースを聞きました。そのあたりのことやその後のことが書かれていて、これは前のハリポタタスクが終わったら、すぐに聴こうとスタンバイしてました。

メキシコのホテルでランニングマシーンで突然倒れて亡くなられたご主人。倒れて意識のないご主人を見つけたのは妻である著者自身でした。そこから2年後にこの本が生まれました。

愛する人の死をどのように乗り越えていくか

イコール、突然やってくる心が壊れそうな困難をどうやって乗り越えていくか、まったく同じ状況じゃなくて、いろんな不幸が襲いかかってきたときの対処を自身の体験を通してていねいに書かれていました。

ただ単に泣き暮らすだけでなく、具体的にどう過ごしてきたか、前作でもそうでしたが、数字をたくさん示して、レポートのような感じもあるし、具体的なこともたくさんです。
 

たとえば、日記の効用については、起こった出来事を書くのも方法なんですが、さらに効果の高いのは、その日に良かったこと、できたこと(小さなことでも)を書くというもの。最初は3つからでもいい。そうすると、ストレスレベルが緩和されるデータが出ているそうです。

全編を通して、家族を亡くした人を皮切りに、どうしても仕事を休まなければいけない人が安心して仕事を休み、安心して復帰できるように、もっと会社の福利厚生を向上させるべきだと、細かい数字や、人種、性別のデータも示しながら訴えています。実はそのほうが会社にとっては得なのだと。

そんな仕事に就ける人は未だ一握りの人しかいないだろうけど、ホイッスルブロウワーとして大きな声をあげることに共感しました。随所でぐっとくるところが多いのですが、

前作での自分が気が付いていなかったこと、例えば、ペアレンティングにおいてシングルペアレントの大変さを分かったつもりだったけど、本当はわかっていなかったと非を認め、それを少しでも是正するにはどうしたらいいかと真摯に考えたり、自分が子供たちに苦しみを乗り越えるために教えているつもりが、息子に「ママ、今悲しくて、来ているお客さんの前で泣きそうになったら、我慢せずに泣けばいいんだよ。きっとお客さんも一緒に泣いてくれるひとばかりでしょ。我慢しなくていいんだよ」と逆に教えられてというエピソードにもぐっときました。

あと、テロリストに妻を殺された男性が「私の子供たちの母である、私の愛する人を奪っていったが、私は決しておまえたちに対しての「憎しみ」だけは渡さない」という例もすごく心に沁みました。憎まれても自分が同じ目線で相手を憎むことはしない。これは私達が日常でも気をつけたいことの一つです。私も「あ、嫌われてるのね」なんて思うこともあるけど、決してされた、言われたことを相手にはしないでおこうと気を付けています。エネルギーはいい方向に向かうべき。

一番共感したことは、「人を助けることが自分を救っている」という強いメッセージです。私もかねてからずっとそう思ってきました。それがどれほど小さなことでも、一番大切なことだと思います。

そして、著者は説きます「自分を受け入れて自分を愛せる人が人を助けることができる」

聴きながら、ますます家族やまわりの人に感謝の気持ちを持ち、自分ひとりで生きているのではないのだと再度思いました。お互いに体をいたわりあいながら、笑いながら過ごすことが一番大切。

また本からたくさん学びました。

やっぱり私にとって本は心の貯金です。

本っていいですね。
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読んでいただきありがとうございました。

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Author:  Paulo Coelho
Category: Fiction
Length: 208 pages
 / About  64480 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.49(目読書No.9)422冊目
お越しいただきありがとうございます。今月3冊目達成です。短めのものを読んでいるのもあるのですが、なんだかうれしい私です。最近audibleが充実してきてなかなか探すのが大変なんですよね。

これは、このタイミングで読んで本当によかったです。なぜなら、ハリーポッターを読んでいたから。ハリポタのところですでに書いたのですが、確か1985年に書かれたこの本。私の読んだKindle版は再版に際して著者が新たに寄稿したものが最初に載っていたのもよかったです。最初に「これは寓話的な話なんだ」ということもわかりました。

英語は翻訳というのもあって、非常に読みやすいです。なので、難易度の★は一つですが、

内容がとても深いなと思いました。文字の中にたくさん思いが詰まっている感じです。

スペインの羊飼いが、アフリカのエジプトに真理を求めて旅をするお話。そこで錬金術師に出会うのですが、そこで、「ああ、ハリポタで錬金術師の大会がエジプト出会ったとうのはここから来てるのかも」と勝手に思いながら聴きました。でも、多くの人に影響を与え続けているこの作品ですから、おおいにあり得ると思います。

錬金術師の登場はかなり多くの作品であります。ルネッサンスの時代にもすでにあった発想なので、ヨーロッパの歴史をひも解くと必ず出会います。私が錬金術師に初めて出会れった作品は漫画です(笑)舞台がベネチアでドーチェ(元首)が女性という設定のシリーズものでした。

このお話では、もっとスピリチュアルなことが中心です。本当に大事なことは富でもなく、名誉でもない。旅を通して主人公が得るものはやっぱり心の中にあるもの。

だからこそこの物語がずっと人々の中に息づいているのだなと思いました。

読んでよかったです。読書は心の貯金。英語の習得を超えて、たくさんのことを私たちの心の中に持ち込んでくれる。

読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 608 pages
 /23hrs and 59mins / About  198227 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.48(耳読書No.40)421冊目
お越しいただきありがとうございます。ああ、ついに最後になってしまいました。聞き終わるのがものすごく寂しかったです。感動のフィナーレ。

ネタバレありなので、読んだことのない方はスルーしてくださいネ。映画で扱ってないない部分のネタバレもあります。

この巻は目で2回読んで映画も数度見て、そして今回は耳で聴ききました。2回目に読んだのは、今から7年か8年前でした。旅行にもっていって、夢中で数日で読み切ってしまったのを思い出しました。今回も23時間を1週間で聴いてしまいました。最後はもう止まりません。

ほとんどの謎が解ける最終巻なので、一字一句しっかりと受け止めながら聴きました。難易度が高くなっているので、聞き返しも一番多かったです。

今回、読んでいて思い出したのは、The Lord of the Rings、指輪物語です。ホークラックス(分霊箱の一つ)のペンダントを身に着けると、ハリーはヴォルデモートとリンクしやすくなって、皆も怒りっぽくなる。どんどんペンダントの虜になるような描写は、指輪の虜になるホビット達を彷彿とさせます。もちろんわかって書いているはず。ファンタジーで指輪物語を抜かすことは不可能なぐらい浸透しています。

シルバードウが出てくるシーンは(女鹿の形をした光。ここではそれぞれの魔法使いの守護霊みたいな感じであつかわれています)「もののけ姫」の世界のようだったし、

あと、スピンオフで作品も出たDeathly Hollowsのお話も、グリムやイソップの寓話が根底にあるのではないかなと思いながら聞きました。昔読んだ「3匹ヤギのがらがらどん」も思い出しました。

その他にも、錬金術がエジプトで行われるというくだりは"The Alchemist"で出てきます。ちなみに、「賢者の石」も出てきます。そう、ハリポタでも出てくる賢者の石や錬金術はもともとの歴史的なもとがあります。ニコラスフラメルは実在の人物だというのは有名ですね。作者の博識さもたくさん感じました。

どの巻でもそうですが、映画と若干細かい設定が違うのを見つけるのも面白い部分です。例えば、グリンゴッツに忍び込んでドランゴンで脱出しようという知恵は映画ではハーマイオニーですが、原作ではハリーが思いついたり、ヴォルデモートがスネイプを呼び出すのは映画ではホグワーツの湖の船の保管場所のようなところですが、原作ではルーピン先生の元屋敷。ホグズミードとホグワーツの間の場所です。他にもたくさんあります。

この本のタイトル、Deathly Hallowsがこの巻の目玉なのですが、最初の設定ではなかったお話だと思うのですが、これもうまくつながっていて面白いです。3兄弟が死神から逃れる話ですが、死神からもらった3つの伝説の宝、エルダーワンドと、リサレクションストーン(復活の石)とインビジブルクローク(透明マント)ですが、それぞれの兄弟の子孫が持ち合わせている、すなわち、長男の末裔がダンブルドアで、次男がボルデモード、そして生き残る3男がハリーとなっていると私は理解しました。英語だけなので、間違っていたらすみません。で、おとぎ話と同じような運命をたどるというのもうまいなあと思いました。最終巻はほんとに複雑で読み解くのがなかなか大変ですよね。日本語でもわかりにくいと聞いたことがあります。

そして私が映画でも原作でも一番大泣きするのが、前半を飾る最も悲しいシーン。

エルフのドビーが死ぬあたりです。この辺は涙で顔がぐしゃぐしゃになります。何度見ても、読んでも聴いても悲しいです。ここでもハリーの心にぽっかり穴があくのですが、そこにやっぱり作者の強い弱者への視点が感じられます。

そして、私の一番好きな愛のスネイプここにありのくだりはこの作品の中でもっとも好きなシーンです。彼の生涯を通じて愛しぬいた女性のための彼の大きな大きな犠牲がこの作品の一番大事な部分だと、勝手に自分で思っております。これは愛の物語であると。この読者にとっては大きな裏切りとも取れる展開がこの作品の一番の功労者じゃないかと。意外性があるのがやっぱりストーリー展開には必要で、こののちのミステリーへの成功をすでにここで手にしていると思いました。この作品自体もファンタジーの形をとったミステリーといってもいいかも。謎解きがかなり面白いですものね。

ラストにスネイプの愛は違う形となって、ハリーの心に宿るくだりもなんともいえない愛おしい気持ちを持ちました。

特に最終巻では主人公ハリーに本当に大きな大きな試練があたえられます。17歳の少年が愛するものたちだけでなく、自らの「死」を乗り越えることを突き付けられる。「死」を受け入れたもののが本物のDeathly Hallowsの持ち主になれる、すなわち「死を制する」ことができる、「生」を与えられる。それには、奢らず、よく生きること、「友情」「愛」をかみしめることが必要。

著者の生きることは苦しいけれど、それだけで愛おしいものだということを、多くの読者がハリーを通して知ってほしいという思い、私はしっかり受けとりました。

1巻からたどると、ほんとうに大人になったなあ、苦労して苦労して、悲しみを乗り越えたからこそ、エルダーワンドをいとも簡単に捨て去ることができたと納得もいきます。人間のエゴとそれの乗り越え方を描いているともとれました。ここでは、やっぱり指輪物語のテーマと重なるなと思いました。

徹底した作者のメッセージ。それは著者が苦しんで昇華してきた過程を見るようでした。

ただの子供のファンタジーが世界を席巻したのにはやはり理由がある。

人間に一番大切なものが何かを全巻を通して伝えようとするメッセージ性も強いからこそここまでヒットしたとも私は思っています。

私達にとっては英語を学ぶ上でこの本を通らない人は少ないほど、ハリーポッターを読むことが一つの目標になっている。私の生徒達もいまだ憧れを持っている本の一つです。ハリポタが変えたものは、英語圏の子供たちの読書への向上だけでなく、非英語圏の人にも強い影響を与えました。

私は子供を妊娠中にこの本に出会いました。子供もハリポタを読んで(日本語ですが)観て育ちました。

実は私は著者のJ.K. Rollingと同い年です。同じ年齢の女性としても、尊敬の念を抱かずにはいられません。そんなこともあって、いつもすごく敬意をもってこの本を読んできました。

私を英語読書に導いてくれたコアの本の一つであるこのシリーズ。感謝の気持ちをもって終わりたいと思います。読み終わってしまった。本当に寂しいです。ちょっとぽっかり穴が開いたよう。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 560 pages
 /20hrs and 56mins / About  168923 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.47(耳読書No.39)420冊目
お越しいただきありがとうございます。私は全巻の中でこれが一番怖いなあと思った巻です。いろんな要素を取り込んであるこのファンタジーですが、やっぱりゾンビみたいなのは怖いっす。(怖がり)実際には呼び名がInferiで、どちらかというと、ロード・オブ・ザ・リングの沼で出てくるのと同じ感じです。

なので、これが一番オカルト色が強いのではないかと勝手に思っています。トム・リドルの登場もまるで映画オーメンのダミアンのようだし。著者がそれらを示唆しているかどうかは別として、読んでるでいて何かを彷彿とさせる瞬間はほんとに面白く感じます。

この巻では、ボルデモードの過去が明らかにされて、彼がスリザリンの末裔であることがはっきりとします。そのあたりのつなぎ方もさすが。今回はボルデモードが直接出てこないので、それも不気味な感じもしました。矛盾がいろいろあると言われているこのシリーズですが、いや、これだけのエピソードをよくまあうまくつなぎ合わせているものだと私は感服です。

今回は悪役である、ドラゴ・マルフォイもダークなイメージでたくさん登場します。でも、悪役も心を持っている、卑怯であっても、ほんの少しでも善の心が垣間見えたら、その小さな小さな善を少しでも救い出すことが大事だということも描かれています。他にも随所で垣間見れる弱者を決して見捨てない作者の視点が好きです。

それと私の好きなのは、このあたりから、スネイプが話の中でかなり大事なキーだということが徐々にあきらかになるところです。彼の過去がオクラメンシィ(だったかな。音だけが頼りなのですみません)の個人授業で垣間見れます。そしてプリンスという人物の謎もいい。私は本を目で読んで、映画を数回見て、これを聴き直しているので、わかってはいるものの、伏線がはってあるのが今度はわかってなお面白かったです。スネイプとハリーの父親ジェイムスが若かりしことに憎しみあっていて、今度はスネイプとハリーの間で憎しみの火花を散らすのですが、それはまるで、父親と息子が対立するのをハリーが疑似体験しているのだと感じたのは私だけかもしれないけど、ここにも、スネイプの強い役割がかくれていると思って聞いていました。あ、すみません。私スネイプびいきで(笑)

前巻でシリウスが死んでしまったので、もしかしてと思ったのですが、一番最初はショックでした。それと同時に作者の話運びに感嘆しました。すごい。そしてハリーの喪失感をまたまたうまく描いているので、著者が深い悲しみをわかっているからこそこの描写が出てくるんだなと、ハリーの心の叫びと共に涙している自分がいました。あはは。

最終巻一つ手前になってくると、各キャラクターもそれぞれの持前を存分に発揮しています。細かく細かく描写を重ねて、それがこの作品の一つの魅力となっていると思いました。この巻はアンブリッジやリタ・スキーターが出てこないのもプラスポイントです。そのあたりの描写はあまり読みたいくないのが正直なところです。あのやらしさと意地悪さは私には余分(笑)

映画は原作より短いので、もちろんいろんなところが編集、変更されているのが当たり前なのですが、映画の後半になるにつれて、特に後半3作品は、かなり原作に近くて忠実です。原作を読んでちょっとした違いを知るのもかえって面白いのがこの作品の醍醐味でもあります。

英語は前作よりは作品自体が短いのはいいのですが、やっぱり難易度は難しくなると思います。回想シーンも多いので、ややこしさが増します。

これも聴き終わってすぐに書きたかったのですが、なかなかここまで行き着かないです(涙)やっとかけて嬉しい。読み終わってすぐに映画も見たいんですが、それも全然できてません。

さて、次は最終巻。ウィザリングワールドから離れるのがちょっとさみしいなあと思いながら聴いています。また1巻から聴き直そうかな(笑)
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読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 304 pages
  / About  94240 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.46(目読書No.8)419冊目
お越しいただきありがとうございます。なんとかコンスタントに自分に課した「せめて1か月に1冊は目で本を読もう」の目標をなんとか達成できてうれしい私です。今月は2冊も読めました!休みに入ったので、ちょっとは時間が取れてるということですね。これは試験を受けに行ったときに、電子書籍が禁止されているので、これ読んで過ごしていた私です。もっと試験勉強をすべきだったかなあ(笑)だからダメなんですよねえ。

この本はkindleではなくて、紙の本で買いました。新古品をイギリスから取り寄せて少しだけ安く手に入れました。映画を子供と映画館で観たので、できればですが、子供が英語力が付いたときに、手に取って読んでくれないかなあと思ったからです。今のところは無理そう。

本を入手して、わかってはいたんですが、これは脚本をそのまま書籍化したものです。なので、映画を観ていないとかえって難しいのではないかなと読んでいて思いました。一見すると、1ページに字が詰まっていないし、簡単そうに見えるのですが、セリフと人物の動きが中心なので、小説ではある登場人物の心理描写がほとんどない。そこが案外難しいのではないかと思って、難易度は2つと3つの間の3つにしておきました。

それと、小説のように、特にこの著者の特徴である、「詳細にわたる書き込み」がないので、すごくあっさりした感じです。でも映画を見て読むと映像を思い出すので、これは映画を観てから読んだほうがいいと思います。

ご存じの方も多いかもしれませんが、この夏は「ハリポタ誕生20周年」にちなんで、1巻から7巻までを集中してadiobookで堪能しています。それもあって、これもその一環として読みました。前の記事でも書きましたが、セリフでジンクス(呪文)が出てきても慣れっこです(笑)

時間ができたら、一連の映画をまた見直したいと思います。こちらはFantastic Beast ですね。
 
グリンデンワルドが出てきているので、多分次ぐらいにはちょっとだけ若いダンブルドアも出てくるはずです。この間イギリスのニュースで配役がジュード・ロウに決まったと聞きました。エズミくんもまた出てきてほしいなあ。7巻でたくさん出てくるダンブルドアの過去の謎を明かしてくれるのだろうなと期待しています。私は小説で読みたいけど、この分だと脚本しかなさそうですね。でもまあいいか。

あと1冊、これまたハリポタがたまっています。書く時間をとるか、読む、聴く時間をとるか、いつも悩むところです。本を読めるのはたいてい、お昼ご飯を食べるときになっているので、このところは毎日平均15分(涙)もう少し増やしたいなあ。せめて30分ぐらい読みたいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 896 pages
 /29hrs and 46mins / About  257045 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.45(耳読書No.38)418冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記まで至らず、またためております。読みながら思ったことをもっと書き留めておけばよかったと後悔中の私です。かなりビハインド。

ご存じハリポタ5巻。これが一番長いです。長いったら長いので、目で読んでいる時も息切れそうになりました。書き込みの細かさも半端じゃなくなってくるので、聴くだけでもかなり時間を要しました。映画はほんとにこれを上手くまとめたもんだと感心しますよね。この本が7巻の中で一番派手さがなくて、次巻に続くダークな世界の皮切りという感じがします。

この巻は長くて説明が多い印象です。人間の嫌な部分も詳細に書かれるのですが、ここでも新しい登場人物アンブリッジに焦点を当てて描かれます。あまりそこに焦点を当てるのもなんだか好みではないのですが、その傾向はもう前巻で新聞記者を出すところからの流れで、どんどん強くなる。この本の特徴の一つとも言えるかも。

それとなんだか腑に落ちない感覚によく襲われました。まずはハリーとチョウちゃんの恋愛。あんまりさわやかじゃない。現実ではそんな感じだといわれたらそれまでですが、面白みもあまりなかったです。女性があまり魅力的に映らない、男の子の恋愛ものを女性が書くからかなあ。このあたりからネビルがいいですよね。お気に入りのキャラの一人です(脇役大好き)

やっぱりシリウス・ブラックの扱いはあまりいい印象ではなかったです。

読んだときもおもったのですが、最初からこの巻で死ぬ予定だったとしても、シリウスが殺されるのが特に無理やり感を感じました。読み返すと最初から布石を置いてますね。あの時空を超えるみたいな石の門は結局なんだったんだとやっぱり思いました。映画でもなんだか無理やりって感じを受けました。なんでシリウスだけ死体なくしちゃうのかなあ。え?ちゃんと読めてない?すみません。でも原作ではシリウスがいなくなった後のハリーの喪失感を書くのはかなりうまいとも思いました。

読んでいて思い出した一つが、なぜかスターウォーズ(笑)戦いのシーンは杖をライフセーバーに替えれば、なんだか通じるんじゃないかと思いながら聴きました。迫力あります。

長いので、映画とかなり違う部分もありました。それはそれでかなり面白いなあと思いながら聴きました。原作では人間描写はちょっとどぎついところも増えますが、ストーリー展開はほんとに上手いです。よくもまあ、ここまで考えれるものだと舌を巻きます。先の展開をかんがえながらだろうから、やっぱりすごいです。

特筆すべきは、やっぱりナレーションです。ほんとにどっぷりハリポタの世界に入れます。アンブリッジの咳払いも上手い!演技力を声でも感じます。

英語はぐっと難易度が上がると思います。長いし、登場人物も複雑になっていくので★4つにしました。英語は1巻から聞いていれば慣れもあるので、入り込めて、難易度を忘れてストーリーを終えるのがこの本の魅力でもあります。

ハリーポッターはここからが真骨頂。ダークな世界が展開されます。ここまでくると、いろんなジンクスにもなれて、「アクシオ―」とか叫ばれても全然大丈夫な自分がいます(笑)

なんととかためずになるべく早くに記事を書きたいです。私が持っている本の表紙はコチラです。これも世界同時発売の日に予約して手にしました。もちろんイギリス版。
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読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Mary Higgins Clark
Category: Suspense
Length: 308 pages
 /About  94240 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.44(目読書No.7)417冊目
お越しいただきありがとうございます。

昔イギリスの知り合いのおうちに滞在していた時に、この著者の本が本棚にならんでいたので、「この本はどんな本ですか?」と聞いたら、「アメリカの読みやすいサスペンスよ」と教えてもらったのが最初でした。それから多読王国の方々がそれぞれにこの著者の作品を読まれていたので、私も読んでみることにしました。この作家さんはaudibleは出していないし、他でも読みやすいと聞いたので、最近目に負担をかけないようにしているのもあって、ちょうどよかったです。勝手にですが、シェアさせていただいき感謝です。

これは読みやすい。隙間でもかなり短期で読めたのは、読むスピードだと思います。 1時間60ページを超えて読めていたようです。とうことは、子供向けの本と変わらないスピード。ランチやおやつのお供に読んでもこんなに速くよめました。これはうれしい。

英語はスラングも少なくて、読みやすいので、読みやすさレベルを★一つにしました。大人の多読としてかなり読みやすい本。この1点だけでももうお勧め度★5つですね。案外ないですよね、この感じ。しかも300ページという長さは多読にちょうどいいと思います。

随分前の作品なので、いろいろ古さはあるものの、なかなか王道を行く面白さです。携帯とかがない分かえって違う面白みが出ているような気もします。犯人が途中でわかってしまってもそれはご愛嬌。未だベストセラー作家のこの著者ですが、「サスペンスの女王」と呼ばれるだけあって、この人の作品を皮切りにこういう話が増えたんだろうなあと思いながら読みました。

夏は少しは目で読む量が増やせたらなあとは思っていますが、他の英語の取り組みも同時並行なので、なかなか苦しいです。普段できないことをやりたいのですが、よくばりでだめですね。目はルテインをまた購入して毎日飲むようになったので、少しは効いてくれたらもっと読めるかなと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 752 pages
 / 21hrs and 35mins / About  190637 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.43(耳読書No.37)416冊目
お越しいただきありがとうございます。ハリポタ20周年記念に乗じて「ハリポタをaudiobookで楽しもう月間」中の私です。

1,2巻に比べると3巻は長かったけど、4巻からはその比じゃないです。長いったら長い。4巻ともなるともう完全に世界が確立されております。作者の細かいところまで描き込んで行く様がますます出てきた感じがあります。

しかしハリポタで育った子供たちはある意味ラッキーかも。子供たち、とくに当時の男の子達の活字離れがピタッととまって読書率がぐんとあがるほどだったそうです。しかし、脂が乗り切った、全世界が発売日に徹夜して並んで手に入れる現象が起こっていたこの作品、悪者の描き方もかなりどぎつくなっていく感じです。 かくいう私もこの巻からは先行予約して解禁日から読んでました(笑)

悪役に、登場人物が蔑まされる様子は読んでいてあまり気分がよくないのですが、それも計算のうちなんだろうなあと思いながら聴きました。例えば、ハグリットのお母さんがジャイアントだということが暴露されて、落ち込むシーンがあるのですが、そのシーンも含めて、差別に対しての強いメッセージを打ち出しています。いろんな人、人種、考えが共存する世界を願っている。その描き方の中に強さがあるからこそこれほど読まれているのかもしれません。

このお話の大成功した要素のいくつかは、最終巻に向かってヴォルデモードとの関係が徐々に明らかになっていく全巻を通してのクライマックスのほかに、各巻でもそれぞれに大きな謎解き、クライマックスが用意されているところと、一人一人のキャラクター性が出ているところじゃないかなと思います。ほんとに読ませます。

私が好きなキャラクターはよく驚かれるのですが、スネイプ先生です。それとハグリットも好きです。父親不在のハリーの実は陰と陽の父親役である(と私が思っている)この二人がとてもお気に入りです。

難易度は、1巻から読み進むので、実際にはそれほど難しく感じないのですが、★3つにしておきます。登場人物もかなり多いので、はじめて読むと難しいかもしれません。単語は英語母語者ではない人にはハードルが高くなっていると思います。

やっぱり原作がかなり厚みがある分、映画では描かれていない裏の部分がわかって面白いです。映画もまた見てみようかな。

この巻からは、今(2017年7月現在)はアメリカアマゾンでは会員価格では購入できません。なので、わざわざイギリスアマゾンに行ってダウンロードしました。ということで、これはサービス特典である無料で聴きました。得した気分。そのうちアメリカアマゾンでも会員価格が解禁になるだろうけど、待てません(笑)そのまま購入するのは1巻でも、ましてや7巻分合わせるとえらい金額になりますが、1巻1000円ぐらいならなんとかなります。なので、英米両方のクレジットを使い分けることとなりました。で、気が付いたのですが、年間クレジットだと、今はイギリスアマゾンの方が安い?計算したら1冊840円ぐらい。うーん、もっと早くに気がつけばよかった。以前もイギリスアマゾンの会員だったのですが、あまりにも制限が多くてアメリカアマゾンに絞った経緯があります。

今後はうまく活用しようと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Karen White 
Category: Fiction

Length: 426 pages
 / About  138880 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.42(目読書No.6)415冊目
お越しいただきありがとうございます。

6月読書になんとか間に合った1冊です。最近は目を酷使できなくなってきているので、30分ぐらいの単位で読んでいます。でもお休みだったのもあったし、ひと月に1冊はせめて目で読みたいと思っているので、最後は何度も休憩しながら、目薬と睡眠を挟みながら今月中に読み終えることができました。うれしい。

ある飛行機が突然爆発して、乗客が全員亡くなる事件が起きます。飛行機からたまたま自宅に落ちてきたトランクを見つけたEdith。そこにはその事件の真相が隠されていたという始まりなのですが、読んでいるときにはまったく気が付きません。最後の最後までいろんな真相が明らかにされないのもなかなかやります。謎も気になりながらも、それよりもメインなのはのちにEdithの孫の嫁がその家を相続して引っ越してからの出来事です。でも全部話が絡んできて最後に全部つながるのですが、やっぱりミステリーとしてではない終わり方がよかったです。展開が甘めでもこれは好きな作品となりました。

この作家さんは確か2冊目です。4年ほど前に読んだのがこの作品です。
これで好印象を持っていたので、是非また読んでみたいと思っていました。

しかし、この人の作品はお値段がけっこうします。それにaudilbeも日本では入手ができない。でもこの人の作品はすごく落ち着きがあります。今は少しずつしか読めないので、贅沢しちゃうのと同時に、じわじわと味わえる感じのものをまた選んでみました。

この2冊目の本も大当たりでした。こういう落ち着いたのが好きだなあ。キャラクターの設定は甘めですが、描き方が案外あっさりしていて大人な感じです。耳ではJ.K.Rollingを聴いているので、対照的なのがかえってバランスが取れました。

このThe Sound of Glassはちょっとした謎解きもありますが、ただ謎が明るみにでるだけでない、そこに伴う人々の悲しさや、つらさをも含んでいるところに惹かれました。

それぞれがいろんな苦しさを静かに乗り越えていく様は読んでよかった一番いいところです。たくさんハイライトをつけてメモしました(kindleの機能がさらにUPしてますねえ)

例えばこんなフレーズたち。
The greatest moments in life are usuallly the smallest.

Try to remember that the best days of your life are still agead of you.


うなづくこと数回。元気のない時に見返したいような言葉が溢れています。最後はやっぱり泣きました。

何度も書いたように、今、目で本を読むのがなかなかつらいです。これも昨日ぐらいから字体を一回り大きくして読みました。ページめくるのがちょっと面倒(笑)以前の様に長時間読めなくなっています。

それでも読書を楽しめるのは、audiobookのおかげです。

そのことを以前に書いたときに、たくさんの方が励ましをくださいました。その励ましのおかげでまたてくてくと読書の旅を続けることができています。ありがとうございます。

その中の何人かは、多読王国でよくお見かけする方々です。その方々が本を読んで記録するのを私も励みに一緒に頑張らせてもらっています。月に100万語という目標を掲げて頑張られている方にも触発されて、私も耳でもいい、頑張ってみようとやっています。なかなか至りませんが、すごく励みにさせてもらっています。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、その多読王国を主催されいる管理人の方にも励みになるサイトで記録する機会をいただいて、感謝です。

今月もたくさん物語に出会って心洗われました。

来月もまたたくさん感動をもらって、心の洗濯したいです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 453 pages
 / 12hrs and 31mins / About  107253 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.41(耳読書No.36)414冊目
お越しいただきありがとうございます。このシリーズの中でも私が一番好きなのはこの3巻。ここまではすでに出版されていたので子供が赤ちゃんの頃にじっくり読んだ覚えがあります。

3巻はキャラクターもかなり出そろって、こなれた感じもします。このクライマックスも最後までひっぱってすごくうまいと思いました。どんでん返しが面白いですよね。目で原作読んで、映画を何度か見て、結末がわかっていても楽しめました。

しかし、audiobookのナレーションの俳優さんの演じ分けにクラクラしている私です。うますぎ。声で誰がでてくるかわかるのが面白い。ルーピン先生のかすれ声といい、お馴染ハグリットといい、ほんとに上手い。

難易度は2,5に近い感じの★二つにしました。ストーリーの展開は1巻2巻よりは複雑なので、このあたりから勾配がちょっときつくなる感じでしょうか。このあとはもうとにかく長いですからね。

この巻が好きなのもあるので、やっぱりあっという間に聴いてしまいました。聞き終わりたくなかったなあ。巻を追うにつれていい意味でも、悪い意味でもこの作者特有のどきつさも顕著になっていくので、やっぱり3巻が好きです。

映画のシーンも思い出すのですが、映画にないシーンがつながって、かなり面白く聞けます。イギリス英語を聴きたい人にももってこいです。毎日イギリスにいるみたいな気分(笑)

あと4巻、ハリポタ20周年記念として制覇するつもりです。

本家ブログにも書いたのですが、最近は目がかなりツライ状態なので、1か月に1冊を目標にランチの時中心に読んでいます。でも今月もあと少しなので、1冊達成したいなあ。ほんと、せめて耳で読書が楽しめてよかったです。ビバaudiobook。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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