英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (Millennium Trilogy)
The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (Millennium Trilogy)
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闘う女性を描いた新しいヒロインのクライムストーリー完結偏!
続きが読みたくなりますよね。残念無念。

Author: Stieg Larsson
Period : 2011.1.28~2.6 (11days)
Category: Crime Thriller
743pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't -sleep-degree:★★★☆☆
Mystery-packed-dgree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(基準や感想は、あくまで一英語学習者の主観に基づく判断ですご了承ください)

「ミレニアム」トリロジー(3部作)の最終巻。(3部作っていうのが欧米の小説では定番)いやあ、1巻、2巻の複線を見事に3巻で終結させていく面白さを堪能させていただきました。いろんなジャンルを読み始めている私ですが、なんか「大人な1冊」だなあとしみじみ。これ週末でがんばって読めた自分を褒めてあげたい・・・。子供が昨日から新しい塾に通いはじめました。。かなり大変、だからママも自分の限界にまた挑戦。子供が塾でがんばってる間、ミスドでPB2時間も読んで待っていたママは私です。(コーヒー4杯おかわりした)この作品は1時間40ページを越えて読めることはありませんでしたが、苦手な英文を読むより「先に進む」ので、本当に大量に英語が押し寄せてきます。この調子でがんばってスピードを上げていきたいなあと思いながらも、精読も春には集中してしなくちゃいけないなあと思う次第です。

ストーリー(ネタバレなしです)
ストーリーは1巻から続く完結編で、Salanderが重症を負いBlomkvistに助けられて病院に収容されるところから始まります。Salanderには複数の殺人容疑がかけられ、裁判が待っている。彼女を救おうとBlomkvistはありとあらゆる手段を講じていく。秘密裏に行われる事件の核心部分の執筆、妹で弁護士のGianniniを弁護士として依頼し、Salanderの元上司や元保護司の協力も得る。その一方で不穏な動きが渦巻き、その背後まで迫ろうといていた。12歳の少女の闘いが国家を揺るがす事件へと発展し今真相が暴かれようとしている。最後の最後まで手に汗握る展開。第3巻は4つのパートからなり、最後にエピローグへと続きます。

3部作の中で一番長い作品です。1巻から引き続き出てくる登場人物、2巻でも出てくる登場人物、そして新たに3巻でも重要な登場人がでてきます。ややこしいですよね。で、最後までほぼ全員引っ張ってつれていきます「ええっとこれは確か刑事だったな。これはギャングで、え?これはファーストネームで確かさっきの刑事か?だ、誰やねん!」と怒った人も多いはず。途切れ途切れに読むと余計にわからなくなること請け合い。一気に読んだ部類の私でさえ。(3分の1ぐらいは大抵一気読みします)時々考えながら読んでいました。しかも東欧のお名前は覚えにくいっす。3巻まで来ると、もう地名は無視に近い(笑)でも、一度行ってみたくなりますね。

しかし、一貫して作品を覆っているなあと感じたのは、フェミニズム。今回は特にそれが顕著にでていると思いました。Salanderをはじめ、登場する多くの女性はmale chauvinismに対して闘い続けます。だから章の途中で何度も「アマゾネス」ついての記述が繰り返される。扱っているのも1巻から女性に対する性的虐待、ハラスメントへの復讐劇であるよにもとれます。これ書いている人が男性だからまたその作品の中立性が成り立って、事件解決のスピードや展開もあわせて賞賛されているんだろうなあと読んでいて思いました。ホントにスネに傷持つ男性がその痛いところを突かれてコテンパンにやられていきます。弁護士のGianniniが裁判で男性精神科医をこれでもかと言うくらい理論武装でやっつけてしまうところは見もののひとつ。私は本を置くことができませんでした。

それとこの本の魅力だなと思うところは、全く別の場所で行われていることこが、最後には一気に本筋に流れ込んできて事件が解決されていくところです。前巻でも主人公の2人が実際に会うのは(お互いに存在を確認するという意味で)たったの2シーンだけ。直接話を交わしたのは確か1回きり。今回もたくみに同じような設定を利用しています。物語の重要な小道具にコンピューターを配置させてある故にできること。web上でも話が進んでいきます。だから2次元というより3次元的な感覚で読みすすめました。おもしろい。

alarsson_0524そして、一番残念なことは、何度も触れてきましたが、この作者であるラーソン氏は次巻をコンピューターに残したまま、心臓発作で急逝されました。(写真はLarsson氏。パートナーの方の写真もありましたが,webでは見れないようです。)
私が読んだ記憶では、自分の事務所に入ろうとしたら、エレベーターが故障していたので、階段を使った。そうしたら、ドアのまえで急に発作に見舞われてしまったのだそう。彼のパートナーであり、ミレニアムシリーズを一緒に手がけてきたパートナーは結婚していない故に、この世界的なヒットの恩恵をほとんど受けておらず、すべては何年も音信普通だった、父親と兄に行ってしまっているという記事を去年読みました。なんともかなしいお話。思うに、そのパートナーの方がいなければ、これほどまでに強いキャラクターの闘うヒロインは生まれでなかったのでは?と勝手に思う私でした。ご興味ある方は記事がありました。こちら↓
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1989142-2,00.html

私はこの記事を読んでいなかったら、今頃のこの3部作を読んでいなかったと思います。

しかし、Salanderの「読書」の特技をうらやましいと思ったのは私だけではないはず。もっと早く英語読めるようになりたいよう。

最終巻では、随所に次巻に続いていくであろう書き込みが伺えました。キャラクターの書き込みがしっかりしている。ラストの終わり方も、扱った事件と反してホントにさわやか。著者の方のスタイルのかっこよさを感じました。

ほんとに、ほんとに残念です。

Kira-Kira
Kira-Kira
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アメリカ日系移民姉妹の「きらきら」した絆を描いた作品
少女の気持ちで読んで欲しい
(ハンカチ用意必須)
Author: Cyntiha Kadohata
Period : 1day (数時間)
Category: Children 10-14years
244pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't -sleep-degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-dgree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆


昨日読了しました。昨日感動そのままにPCに向い原稿をほぼ用意していたのに、また消えたのでこれ2回目です。くすん。今読んでいる「ミレニアム」シリーズは最終巻なのですが、1月も終わりに近づき、今月中によもうと思うと体を壊しそうなのと、ちょっと犯罪ミステリーは横に置いといて。自分の記録更新に挑戦。7月に4冊読めたので、今回は5冊達成。
日本語を読むようには無理かもしれませんが、もっとスラスラ読めるようになりたいです。

舞台は終戦後しばらくしてからのアメリカ、日系移民2世のKatieは毎日大好きな姉Lynnと貧しいながらも楽しく暮らしていた。ある日、一家は父の兄の住む南部Georgiaへと引っ越すことになった。そこでは、日本人は6家族しか住んでおらず、まだまだ偏見の残る土地でもあった。やげて弟のSammyが生まれ、両親は子供達と将来のために養鶏場で長時間働きはじめる。皆の最初の夢は「家」を持つこと。KatieはLynnと同じ学校に通うようになる。LynnはオールAを取る優秀な姉だったが、Katieはあまり勉強が好きではなかった。やがて姉妹にも差別の中にも友情が芽生え、それぞれに思いを持って過ごすなか、避けようのない試練がKatie達を待っていた。

前に打ったサマリーの方がわかりやすかったなあ。これは、主人公Katieが5歳から12歳までに過ごした日々を彼女の一人称で書かれた物語です。子供の視点で描かれているので、いっそう涙を誘います。200ページぐらいからはハンカチをご用意ください。ところどころ「うっ」と着ます。(私は涙だだ漏れ状態)子供ネタには弱いんだよう。

英語はとってもシンプルで日本の高校生でも読めると思います。できる子なら中学生でもいけるのでは?と思いました。それに日系移民の話なので、日本の習慣や、名前、日本語がたくさん登場します。(今読んでるのはスウェーデン語の固有名詞が多くて、ため息)チャプターごとに「きらきら」と日本語で表記されていてそれもかわいい。主人公達が好きな言葉です。

これは、大人の私にとっては話がシンプルだったから☆の数を減らしてますが、実は最初は3つにしていたんですが、涙の量の分でやっぱりもう一つ★をふやしました。何でも感動しちゃう私。でも、私の中の「少女」としては★5つです。まだまだ読み足りないことを承知で言えば、どうもこの手の話にはなにか共通のものがあることに気がつきました。この作品は2005年アメリカのニューベリー賞受賞作品。ちょっと前に読んだ2作

Bog Child                       A Northern Light
 Bog Child                   A Northern Light

これらの二つはイギリスのカーネギー賞受賞作品。どちらも10代の子供達向けの良書です。この3つを読んで私が感動したのは、10代の不安定で、透明感があって、ピュアな心情を見事に描いていて、それに「少女」な私の気持ちが反応したからではないかと思いました。いい言い方だなあ。裏を返すと私って子供?わはは。   

これらの本は是非わが娘に、ちょっと大きくなったら感受性の強いうちに是非読んでほしいと思いました。そのころになったら、今みたいに与える本を片っ端から読んではくれないだろうから、さりげなく手に取れるところに見計らっておいておこうと思った母でした。   

英語のできる高校生ぐらいに課題図書して出してもいいとも思いました。あっというまに読めるので、まだ洋書を読みはじめで、何か1冊読みたくて、最後まで読める達成感のを味わえる本としておすすめです。    

私も引き続きこの手の本読みます。だって、「少女」の自分に向かい合えるから。           

心を「きらきら」させることって大事ですよね。       

英検受験の皆様、おつかれさまでした!英検がんばってられる方と共に私も自分の記録を更新してみようとPBがんばってみました。ささやかながんばりですが。
The Girl Who Played with Fire (Millennium Trilogy)
The Girl Who Played with Fire (Millennium Trilogy)
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A bloody intriguing story
Author : Stieg Larsson
Period(読書期間): だいたい1週間?(間に1冊はさみました。)
Category: Crime Thriller
569Pages


Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't -sleep-degree:★★★★☆
Mystery-packed-dgree:★★★★★
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆



200ページあたりから最後まで週末を挟んで一気に読みました。この作品はまさに"Jaw dropping"(by Kate Moss)という表現があてはまる。

この本、ある程度字が詰まってるし、読むのに時間がかかるのでいくら集中型の私でも1時間に30ページすごくノリがいいときで40ページ近くいけばいいほう。(もっと早く読みた~い!)昨日は横で旦那が吉本や、レッドクリフを見る中、横でウォークマンの音楽でテレビの音を消しながら読みました。(いちおう気を使ってと、あったかい場所というのを選んだため。)テレビがガンガンに鳴り響く中(映画モードでスピーカの音がいいテレビを選んだので)まったくテレビを見ない妻。ヘンな光景です。だって一回みたし。でも金城武が出てきた時はちら見(笑)(昔珍しく見ていたテレビドラマでスパイの役をしていてちょっと好きになった。あの話もロマンチックで漫画チックで好きでした。ついでに一緒にでいてた刑事役のThe Boomのボーカルの人もよかった。)全然関係ないぞ。

ストーリーは前回からのキャラクターが引き続き出てきて、違う事件を扱います。Mikael Blomkvistが編集長を務める雑誌「ミレニアム」の特集と出版に外部からのジャーナリストDag Svensson の記事を出版することになった。内容は国の各関係者を揺るがすような一大スキャンダル。編集は秘密裏に進められる。
 しかし、執筆者であるDagとそのパートナーがある日何者かに拳銃で至近距離から撃たれて殺される。直後に居合わせたのはMikael Blomkvist。警察がつかんだ唯一の証拠は現場に残された指紋の残った拳銃。驚くべきことにそこにはMikaelの前回の事件パートナーLisbeth Salanderのものだった。直後にLisbethの保護観察官であるNils Bjurmanが同じ拳銃で殺されているのが発見される。しかも拳銃はBjurmanのものだった。
 指名手配されるSalander。しかし彼女はどこにもいない。事件が進展するにつれて明らかにされるSalanderの過去。無実を信じるBlomkvist。姿を消したSalanderと彼が連絡をとれる手段はたった一つ。

コンピュータのデータの中だけであった。そして驚愕の事実が明らかになっていく。


相反する二つの側面を描いているように思いました。陰と陽。善と悪。そして境のもの。

その間を行き来するのが主人公のMikael Blomkvist。だから主人公のキャラクターの肉付けもうまい。女好きで人好きで相手の視点に立てるやさしさ、でも正義感のあるジャーナリスト。このキャラクターなしにはこのむごい話はさらっとしないだろうなあ。それに相反する独自の世界を突っ走るヒロインLisbeth Salander。彼女がどんなに破壊的な性格だとしても、独自の正義感に賛同せざるをえない説得力があります。まったく正反対のキャラクターを描いています。とにかくこのヒロインが小さいのにつおい!(強い)だからこそこのシリーズが世界的にヒットしているんですね。すごく斬新。

そばで起こったらあまりにもむごい話を緻密な表現で淡々と進む。第一作でも感じた冷静さがさらに洗練された感がありました。だからこそ読める。ふつうだったらこういう題材は読まないだろうなと読みながら何度も思いました。それぐらいの力量を感じちゃうんですよね。翻訳でも。そうじゃなかったらこんなにノンストップで読めないですよね。

最初の200ページまではあまり進みません。前作と同じ。300ページを越えると俄然話が錯綜しながら展開される。同じシーンが違う人物の視点から語られる。これはすごい。これがこの本の面白さのひとつではないかと個人的に思っています。登場人物がおおいのと、人物名と地名がスウェーデン語なので、ごちゃごちゃになるときがありました。ややこしい。それに多分音にできないからよけいだと思います。

前回はアメリカの犯罪スリラー。こちらは場所はスウェーデン。場所がちがえば、作家のスタンスも全然違います。前のは「人間の業」に触れている感じをうけましたが、こちらはまったく違う視点とスタイル。著者自身も有名なアンチ右翼のジャーナリストなので、とてもリベラルです。私はこの話の内容はちょっとこわいけど、この言葉が全部あてはまらないかもしれないけど、そのリベラルさがとても好きです。ある意味むっちゃCool。

彼の視点は著者の視点ではと思いながら読んでいたんですが、普段皆がモラルからはずれていると思う視点を通して物語が語られる。そのモラルとははたして本当にふさわしいものか?正しいのは何?社会の枠とあわないことが悪なのか?そもそも社会不適格とはどういう定義なのか。それを正面から斬るいさぎよさ。しかし、話は私には推測不可能でした。やられた。

で、最後はどうなったかって?

これ前編だったのか?!ここで終わり?えー!
しかし、本当にローラーコースター的展開。

次すぐ読もうかどうか悩んでいます。ううん、寝不足が続くのは週末以外ちと体力的に無理。少しずつ読むとしても・・・あと何日もクライムシーンに自分を置かないといけないのか・・・。ちょっと考えます。読むとしたらちょっと自重しないと。

あとで今何センチほど読んだか測ってみます。(今年のもう一つの目標。自分の身長を越えること)

今日も来ていただいてありがとうございました。
明日もがんばりましょう!

The Last Child
The Last Child
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辞書を引くのさえ忘れるページターナー

引き裂かれた家族、残された少年は真相を突き止めようと戦いに出る。だれもが持つ愛と友情そして哀しさを描いた秀逸なミステリー

Author : John Hart
Period(読書期間): 1/16~1/17 2011 (2days)
Category: Crime Thriller
458Pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★★★
Can't -sleep-degree:★★★★☆(途中で一度寝たので星ひとつ減らしました。)
Mystery-packed-dgree:★★★★☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください)

よく考えると、Child続きの私ですね。

Detective storyは一気に読むに限ります。あまり切れ切れに読むと???となりますから。いやあおもしろかったです。英語ラーナーにはもってこいではと思います。なんか「これ、ヤングアダルトじゃないのに、私英語よめてるじゃん。」という気にさせてくれる1冊。

昨日から読み始めて昨日のうちに200ページ読んで、今日は家にこもってこれ読んでいました。自称「ネコ読み」もしくは「ひなたぼっこ読み」いやあ幸せでした。至福の至り。うちのリビング、暖房入れなくても今日の最高気温24度。ぬくいぬくい。体調もよくなくてここ2日はじっと家にこもるつもりだったので、いいパートナーとめぐりあえてよかったです。読み始めると止まらない。

周りに殺人事件が起こってしょうがない少年といえば、うちでは江戸川コナン少年なんですが、(子供が毎週見るので、いつも「ちょっと犯罪率高すぎ違う?」と真剣に文句をつける私。)これもまたすごいすごい。

13才の少年Johnnyの双子の妹Alyssaが誘拐され行方不明になって1年。Johnnyの家族はバラバラになってしまった。父は自分が迎えにいくはずだったことを忘れていたために、Alyssaが誘拐されたことを悔やみ、Johnnyと母の元を去っていき、母は耐えられなくなり薬に頼りながらもうろうとした日々を過ごす。Johnnyは妹を見つけるために行動に移ろうとしていた。

物語は主人公の少年Johnnyとそれを見守る刑事Huntを中心に展開されていきます。アメリカの推理ものはやっぱちがいますね。このジャンルに自信アリって感じ。実際にそれだけ犯罪が多いということも読み取れますよね。

まだまだかけだしのPB読者の私がこの作品を読んでいて、読んだことのある作品を思い浮かべたのは、まずやっぱりJohn Grishamです。
作品はやっぱ「The Client」(依頼人)をちょっと彷彿とさせます。あとで裏表紙に「第二のJohn Grisham」みたいなことも実際書かれています。それからHunt刑事に関しては「The Lovely Bones」の刑事さん。これはどちらかというとサスペンスのジャンルに入るかな?という感じの作品ですが、(ゴーストストーリといったほうがいいかも)設定が似ている。アメリカらしいです。

それに実際に作品にもでてきますが、ゴールディングの「蠅の王」からもエッセンスをとっています。少年が主人公だから。昔原書でよんだけど、ちょっとおぼろげ。かなしい悲劇。凝ってますね。こう引っ張るか。

きっと全部はわかってないだろうけど、こまかいセリフまで芸が達者だなと思いながら読みました。何度も繰り返し同じフレーズや違う場面で違う話が重なり合う。因果応報みたいな。うまい。作家ってすごいですね。緻密な計算が感じられます。たたみかけるように事実が発覚していく。うーん。

この作品はアメリカで起こりそうだなと思うような犯罪が主題ですが、単なるデテクティブストーリーではなく、人間の内面を通して事件を描こうとしているなあと思いました。John Hartの作品はこれがはじめてですが、今まで私が読んだ数少ないサスペンスのなかでは、すごく読みやすかったです。 Jeffery DeaverとかDan Brownとかよりあくが強くない感じ。この作品は子供が主人公なのでとてもとっつきやすかったです。女性でも話に入り込みやすいのでは思います。

これはエドガー賞っていうのを受賞しているとのこと。(エドガー・アラン・ポーは大好き!若かりし頃、日本語で読みました。ついでに「ポーの一族」も大好き。関係ないか。)折り紙つきですね。

私は推理するの大好き人間。今回登場したときに、「あ、この人だな。」と思っていた人が「なんだちがうのか。」とHart氏にだまされそうになりました。でも結局あってた。なんと心地よい!これぞ推理小説ですね。どんでん返しが面白いと思うかどうか。私はあくまでも楽しむタイプなので、また読まれた方は感想おしえてください。

おすすめです。

でも、休みの前に読み始めることを警告しておきます(笑)

明日の仕事の準備しなくちゃあ。ひえええ。

今日もきていただいてありがとうございました。
今週もがんばりましょうね。





Bog Child
Bog Child
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激動のアイルランド紛争を背景に描かれる青年の選択

Author : Siobhan Dowd
Period(読書期間): 1/5~1/9 2011 (実質4days)
Category: Young Adult  Fiction based on the history
322Pages

Total recommends: ★★★☆☆
difficulty:★★☆☆☆
story: ★★★★★
can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

舞台はアイルランドと北アイルランドの国境。時代はいまから30年ほど前の設定です。深くて長~い歴史のある国境。なぜアイルランドはアイルランドと北アイルランドで1つの島を分割されているのか知らなければわからないお話です。語ると長くなりますしね。鉄の女サッチャー女史の時代。IRAの時代。

もうすぐ高校を卒業する主人公Fergusは叔父と一緒に国境に行き、その沼地で偶然小さな女の子の死体を発見する。死体は他殺体だった。しかもそこには不可思議な事実が。

その小さな女の子の正体が明らかになるのと共に、Fergusの日常、「紛争」が身近にある日常で起こることの2つが絡んで話は進んで行きます。
そしてそれが実はリンクされて象徴として描かれている。

季節は夏にもかかわらず、まるで冬のようなお話。いつも雲がよどんでいて晴れ間がない。この国の過去を嘆くかのように。

悲惨な背景を舞台に透明感があるのは確か。非常に繊細で岐路に立たされる少年。生と死のコントラスト。

テーマは多岐に渡っています。アイルランドの大地、国境の緊張感。無差別テロ。国のために死をいとわない獄中の兄。さらっと流れるように描かれていますが、すごく重いテーマです。あの地域(イギリスとアイルランド)の人々がともすれば目をそむけたくなるテーマを正面から扱った故に賞賛される作品であるともいえます。

お話はフィクションですが、実際の史実に沿って書かれているので、当時のアイルランドの息苦しさが、少年の目を通して伝わってきます。

ちょっと前でいうと、ドイツの壁で隔たれているとか、それか38度線付近で暮らすといった感じでお分かりになるでしょうか。IRAの活動は「爆弾」や「ハンガーストライキ」で有名です。私が初めてロンドンを旅していたときにも、一度地下鉄で爆弾があるとかないとかの騒ぎで地下鉄が閉鎖されてバスに乗った記憶があります。いや30年も前ではありませんがね。やぶへび。活動の終息期だったかな。

こんな作品を読んでいる若者達。日本ももっとそうなってほしいと思うおばちゃんでした。日本でもこんな重くて良質なテーマを読んでいるんだろうか?ヤングアダルトですが、考えさせられるテーマの作品です。カーネギー賞受賞作。「A Northern Light」はシルバー受賞で、これはゴールド。個人的には「A Northern Light」が読みやすくて分かりやすいと思いました。

IRAの活動を描いた映画はいくつかメジャーなものありますね。例えば、
ブラピとハリソンフォードの「デビルズオウン」ブラピのアイリッシュなまりがかわいい。「パトリオットゲーム」とか。「マイケル・コリンズ」とか。ちょっとスピンオフになるけど私の好きな映画「クライングゲーム」なんかも一応関連。前にあげた「父の祈りを」もIRAと間違われて投獄されるお話です。

早く読めますが、けっこう手ごわかったです。辞書が手元にない状態で読んだので「タドキスト読み」しました。使われている単語もあの地域独特の言い方もあったと思います。だいたい想像できますが。ときどき頭に入りにくいときは音読けっこうしました。読みはじめにとっつきの悪さを感じたので。

ちょっと大げさですが近代の歴史を再認識させてもらいました。

この作者はデビュー後、数作書いて若くしてガンに倒れました。遺言で作品の収益は本をよめる環境にいない子供達のために使われる基金として使われているそうです。素晴らしい。

ちなみに私が行ったことのあるダブリン周辺は田舎でとっても緑が多くていいなあという印象。この本のようには感じませんでした。ボノや二ール・ジョーダンの家横を通ったり、映画の舞台にも行きました。楽しかったのを覚えています。

アイルランドは人は親切だし。アイリッシュ訛りは愛らしいし。今はEUの台風の目の一つですが、また行ってみたい国です。

本を読んでいる私の横で夫がサッカーを見ていて一言。

「ヨルダンの首都はにくまんちゃうで。」

「・・・・・・・。」

オヤジギャクを飛ばす横で平和でいいなあと思う私でした。


The Thirteenth Tale: A Novel
The Thirteenth Tale: A Novel
著者:Diane Setterfield
Washington Square Press(2007-10-09)
販売元:Amazon.co.jp
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誕生と喪失そして再生の物語

少女達に与えられた運命を紡ぐゴシック感溢れるStorytelling

Author : Diane Setterfield
Period(読書期間): 12/31.2010~1/3.2011 (4days)
Category: Gothic-styled mystery
406Pages

Total recommends: ★★★★★★
difficulty:★★★☆☆
story: ★★★★★
can't-sleep-degree:★★★★☆
romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

年末年始を過ごすために訪れたホテルで大晦日にページを開いて、そこから閉じたくないと思うほど読みました。2011年初めの記念すべき本がいきなり星6つつけちゃいました。年末に3冊買ったので、どれを読もうか悩んだ挙句、じっくり時間があるときにはやっぱ大人向きの?本にしました。これの前がヤングアダルトだったから。

表紙がまたいいんですよね~。すごーく感じが出ています。最初に見つけたのは、アマゾンで。その次に洋書ファンクラブで。で、先日viva romanceの雪柳さんが読まれていて、どこで見たか教えてもらいました。ああ、そうかと内容を少し知ったとたん、ポチっと思わずしてしまった1冊です。(ちなみにアマゾンのコーナーの「この本を買った方はこの本も買われています」とあるほとんどは私が買った本になっている。全部じゃありませんが、なんか恥ずかしいですねえ。)

だって、舞台がヨークシャー、しかも廃墟。おもな舞台の一つはHarrogate。これを私が読まないわけがない。ヨークシャーにしばらく滞在したことがある私。で、Harrogateだって行ったことあるし。またまた頭に風景が住み着いてましたこの3日半の間。400ページほどですが、31日の夜に家族が「ガキの使い」を見る横で40ページほど読み。(どうしても横でちらっと見て一緒に笑う自分がいました。)あとの3日間は一日100ページ以上のハイペース。今日はカレーを作りながら読みました。(主婦は読書に没頭できないのがくやしい)舞台はイングランドですが、出版社はアメリカ。もしかしてこれはアメリカ英語に書きかえられてるのか?とおもうぐらい読みやすかったです。(実際のYorkshire訛りは分かりにくいです)でももっと早く読みすすめたい気持ちになりました。まだまだだなあ。

ざっとしたあらずじですが、イギリスで知らない人はいないほどと言われるの作家Vida Winterからある日若き無名の伝記作家で内面に苦悩を抱えるMargaret Leaに突然手紙が送られてくる。いままで誰も知りうることのなかった彼女の半生の伝記の依頼だった。なぜ自分に依頼があったのかいぶかしい気持ちを抱きながら、MargaretはVida Winterの住むヨークシャーへと向かいます。

「あなたはGhostを信じる?」とVitaWinterは秘められた過去の扉を開けます。そこに存在していたのは、ある一家の悲劇の歴史でした。はたしてVita Winterの話はほんとうなのか?悲劇の少女達の運命は?Margaretは自分の過去と向き合いながらVita Winterの世界へと旅立ち、そこにある謎、絡んだ糸を一つ一つをほどいていきます。ヨークシャーを舞台にジェーン・エアの話の再来のように物語は驚きの事実へと突き進んで行きます。

話はとても丁寧に語られていきますが、最初から一つ一つの章に布石を置くように謎が語られ、事実が発見されの連続です。だから続きがどうしても知りたくなる。一つ一つのエピソードが最後には一つになる。主人公の若き伝記作家は自分の中に苦しみを持ちながら生きる女性。父親の営む骨董本を扱うお店で育ちます。友達は古い本。いつも「死」と向きあって生きています。彼女が扱うのも「死んだ」作家についてです。その彼女が有名な作家Vita Winterから依頼を受けるのですが彼女の過去は謎だらけ、彼女の過去はいままでにも伝えられているのですが、真偽のほどが分からない。その本当の過去をミステリーのを解く探偵のようにMargaretが答えを出していきます。死んだ過去を。

謎解きが面白いのと、話の雰囲気がもうイギリスが舞台でしか語ることができない内容です。GhostにTwins、governess(女家庭教師)そしてTruth。これがキーワードになって、イギリスのお屋敷にあるベルベットのカーテンが何層ににもかさなって掛けられているのを一つ一つカーテンを通っていくような感覚で読み進みました。秘密の上にまた秘密。ブロンテの雰囲気を知る方には必須!って感じの話しです。「ジェーン・エア」が読みたくなります。昔スカーボローという場所に1人でふらふらしている時に見つけた姉妹のアン・ブロンテのお墓をなぜか思い出しながらも読んでました。
話にかげりがあるというか、なんというか、この感じやっぱりGothicともいえます。まあ中には「そうくるか!」というエピソードもない訳じゃあありませんが、あくまでフィクションですしね。意外性が大事。舞台のすべてが実在の場所という訳ではないようですが、実によくできています。(思わず地名を調べて航空写真を眺めた私。ムーアと緑のコントラスが懐かしい)最後のところでは涙してしまうシーンもありました。それとちょっとDragon Tattooと類似点があると感じました。雰囲気は違いますがね。女性作家だし。

日本のアマゾンは書評が一つしかなかったので、イギリスのアマゾンに行って書評を読んでますます読みたくなって、買いました。(最近そうやって本を選ぶようになりました。英語の勉強にもなります。)

うーんこんな話にすぐ感動してしまう私。完全に私の好みのお話でした。読んでよかったです。紹介してくださりありがとうございました。メイクドラマだったなあ。(また長嶋さん登場)こういうていねいなお話翻訳ないんでしょうかねえ。日本語にするとちょっとドラマチックすぎるでしょうかね。多分。ちょっと調べてみたら、アメリカで2007年ぐらいにベストセラーになったデビュー作でした。日本語の紹介もほとんどなかった。私ってもしかしてマニアック?なぜなら、さっき夫が横でテレビ見ていて、「ドカベンの岩鬼くんがなぜ関西弁なのか?」という答えをスラスラと答える私に「何でそんなこと知ってんねん!」と叫んでました。やっぱマニアック。え?ご存知?答えはドカベンの31巻にあります。

いや、でも面白かったです。夢中になりました。
うーん、ヨークシャーに行きたいよ~。

220px-Upper_NidderdaleWikipediaで見つけたヨークシャーの風景です。




今日でやっと本当の仕事納めでした。帰ってきてまた爆睡。来年はこの「疲れて寝てしまう」昼ね時間を減らしたいと願う私です。

今日は今年読んだ英語の本の総括をしてみたいと思います。一体何冊読んだんだろう。

まずは本格的に欠かさず読み始めた2009年は6冊読んでいました。夏からがんばりました。まだ英検1級1次にも合格していませんでした。
(★の評価はあくまで主観です。)

2009年
①8月Harry PotterandtheDeathlyHarrows : J.K.Rolling★★★★★(2度目)
②9月Angels & Demons :Dan Brown ★★★★☆
③10月The Coffin Dancer : Jeffery Deaver ★★★☆☆
④11月Twilight : Stephenie Meyer ★★★★★
⑤12月New Moon :Stephenie Meyer ★★★★★
⑥12月Eclipse :Stephenie Meyer★★★★★

2010年に入ってからこの1年間で読んだ本です。今年の英検1次までに読んだ本たち。合計5冊でした。

2010年 
①1月Breaking Dawn :Stephenie Meyer★★☆☆☆
②1月~2月Deception Point :Dan Brown ★★★★☆
③2月The Lovely Bones : Alice Sebold ★★★★☆
④3月The Reader: Bernhard Schlink ★★★☆☆
⑤3月~4月The Time Traveler's Wife ★★★☆☆

英検1次以降、一気に英語読書が加速。6月の1次7月の2次と一気に合格できました。2次が終わってからさらに夏休みに突入したのでまた加速。

⑥6月The Girl with the Dragon Tattoo:Stieg Larsson
★★★★★
⑦7月A Knight in Shining Armor:Jude Deveraux★★★★☆
⑧7月Dark Lover: A Novel of the Black Dagger Brotherhood:J.R.Ward★★★★☆
⑨7月Lover Eternal: A Novel of the Black Dagger Brotherhood:J.R.Ward★★★★☆
⑩7月Poison StudyMaria V. Snyder★★★★★
⑪8月The Forgotten GardenKate Morton★★★★★★
⑫8月The Lost Symbol:Dan Brown★☆☆☆☆
⑬9月Magic StudyMaria V. Snyder★★★★☆
⑭9月The House at Riverton:Kate Morton★★★☆☆
⑮10月Fire Study (MIRA)Maria V. Snyder★★☆☆☆
⑯12月Outlander:Diana Gabaldon★★★★★
⑰12月A Northern Light:Jennifer Donnelly★★★★★

うーん、今初めて数えたんですが(ズボラ)目標の20冊行ってませんでした。
2010年は17冊読んだことになります。間に英検とTOEICがあったのと、ホームスティ受け入れとかがあったからですね。5月6月11月はほとんど読んでいませんもの。

簡単にご紹介すると、①⑩⑬⑮⑰はいわゆるヤングアダルト向き、向こうの高校生ぐらい向けの本です。一番読みやすいんですが、内容をえらばないといけないので探すのが一苦労。

大人向けですが、読みやすいのが④です。ドイツ語からの翻訳で薄いです。⑥もスウェーデン語からの翻訳ですが、そこそこです。これは今でもベストセラーの本。「ミレニアムシリーズ」作者が昨年4巻目を執筆途中で心臓麻痺で51才で亡くなられたので惜しまれます。TIMEで特集がありました。

いわゆるロマンス本とそれに近い「大人」の女性向きは⑦⑧⑨⑯一番難しいのが「Outlander」(続き物)で、他は結構すっと読めると思います。ラブシーンが多いし(笑)⑧⑨はまだ続いていて、結構ハードボイルドなバンパイアものです。

ミステリー・サスペンス系は②⑥⑫と2009年の②③もです。どれも有名なベストセラーです。

どのカテゴリーにも入るようで入らないのが③⑤⑪⑭です。文学作品というか、たまにミステリーというか、タイムトラベルというか。この4作品は完全に私の趣味です。ヤングアダルトの⑰も好みでここにカテゴライズしてもいいと思います。ここは女性作家が並びます。

で、私の今年の1冊はもちろん。
「The Forgotten Garden」です。
The Forgotten Garden
またこういう本に出会いたい。
そんな1冊でした。この著者は今まで3冊本を出していますが、私が読んだのは2冊。こちらが一番よかったです。

歴史と謎解きとロマンス。人のつながりのすばらしさを丁寧に描いた作品。イギリスとオーストラリアが舞台です。すごく自分の好みの作品でした。


2011年の目標は前にも書いたことがあるんですが、24冊!
でも20冊ぐらいかなあ。いかん弱音吐いていては。そういう場合はヤングアダルトや子供向きを増やすとか、とにかく量を読みたいと思っています。力的にはそのへんをたくさん読んだほうがいいと思ってはいます。間にTOEICも受ける予定なのと、来年の仕事の量がまだわからないのでなんともいえませんが、来年もがんばりたいと思います。

今日も来ていただいてありがとうございました。ちょっと母子共々寒気がしているので、葛根湯飲んで寝ます。

明日は大掃除。おきれるかな?








A Northern Light
A Northern Light
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英語読書日記「A Northern Light」

1906年に実際に起きたGrace Brownの死の真相と
16歳の少女Mattieの成長物語。

心の湖に小さなさざなみを起こすように響くノベル

Author : Jennifer Donnelly
Period(読書期間): 12/20~26.2010 (7days)
Category: Historical Fiction /Young Adult
380Pages

Total recommends: ★★★★★
difficulty:★☆☆☆☆
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★☆☆☆
romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

まず、読みやすさレベルのハードルが低いのに話の内容のクオリティが高い!こういうのが読みたかったんだよおばちゃんは。できればもっと若い時に。英語ラーナーにうってつけの作品が今年最後を飾りました。しかも読んだ後に求めていた「さわやかな読了感」をくれました。すばらしい。

お話は1906年に実際に起きたGrace Brown という女性の死をめぐる真相が話の一つの軸です。主人公はその湖の前で働く16歳の文学が好きで大学に行くことに憧れるが現状がそれを許さない少女Mattie Gokey。彼女も実在の人物のようです。彼女はGraceの死の直前に彼女から手紙の束を託されます。「必ずすぐに燃やして。」というメッセージと共に。その後Graceは帰らぬ人となってしまいます。

MattieはGraceから託された手紙を処分することができずに、手紙を読み始める。そこには・・・。
死の真相が明らかになる前後に少女Mattieの生活を軸に物語りは進んでいきます。最後に死の真相が明らかになりますが、ミステリーではなく、Mattieの視点を通して、彼女の成長物語としてこの話は進みます。

話がMattieの視点なので、時間の軸が前後して話が進みます。これはヤングアダルト、ティーンエイジャー向きに書かれたものですが、とても質の高い文学作品のようにもとれます。感受性が豊かな少女の揺れ動く感情を見事に描いていて、彼女の苦悩、喜びが素直に伝わってきます。お話は決して込み入っていなくて、最初からどうなるか分かります。でもそれでも読みすすめたくなるのは主人公の揺れ動く心情の描き方が上手。そして1900年最初の厳しい農民の暮らしがビビッドに描かれ、話を後押ししています。

この話の前に大人の女性向き?の「Outlander」を読んだあとなので、いっそう読むのが楽でした。おそらく倍近い速度で読めたかもしれません。出てくる単語は文学を愛する主人公なので、すべてが簡単な言葉ではありません。私の電子辞書には載っていない言葉もありました。章ごとに主人公が新しい単語を毎日覚えることを課していて、難しい単語が出てきます。単語の定義が説明されていて違う意味で面白いです。

実際に起こった事件と実在の人物について調べてそこからこのようなinspiringなお話を作るなんてやっぱり今回も作者の想像力に感激しました。

読んでいる最中は「これは星4つぐらい。」と思っていたんですが、最後の最後で★五つになりました。最後になにかすごいことがおこるとかそういうことではなくて、郷愁をさそうような情景の描写と共になんともいえない主人公の感情が流れ込んでくるようなラストに★を一つ増やしました。私の中で主人公が息づいているような、映画のラストをみているような感覚になったので。

それもそのはず、数々の賞に輝く小説でした。はずれなし。読む価値ありです。英語ラーナーにはもってこい。私はしばらくこのレベルでずっと読み進んだほうがいいかも。年末は夫の両親とみなで近くのホテルで過ごします。何のPB持っていこうか悩み中。(去年は「Breaking Dawn」持って行きました。)

ここのところ、別の仕事が午前中連日あって、帰ってくると昼寝コース。それも明日まででやっと終わりです。だから寝る前とかに本を読むので精一杯です。今日は今から子供が見たがっている映画「K20」(今は少年探偵団中毒)をお風呂に入ってからパジャマパーティー称して家族で観る予定です。年末は適当に大掃除やってすごします。

今日も来ていただいてありがとうございました。お掃除疲れ出ませんように。

OutlanderOutlander
著者:Diana Gabaldon
Delta(1998-08-10)
販売元:Amazon.co.jp
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Author : Diana Gabaldon
Period(読書期間): 11/28~12/17 2010 (20days)
Category: Historical Fiction (Romance)
Page: 850pages

Total Recommends: ★★★★★
difficulty:★★★★★
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★★☆☆
romance-packed-degree:★★★★★
Hot? ★★★☆☆ 
(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

これぞヒストリカルロマンスの王道!?波乱万丈物語
濃~い、壮大な愛のお話をお求めの方に是非
(大人の女性限定ですがね)

約20年前に書かれて、今や普通の本屋にも翻訳本の文庫本が並ぶ人気のシリーズ第一作です。私はまだまだロマンスに関してはひよっこ同然なのでこれがヒストリカルロマンスの金字塔なのかいえる立場ではないんですがね。いやPB全般に関してまだまだ青二才ですけどね。でも、そう感じる何かがあったのは確かです。

私の嗜好はけっこうばらばら、子供絵本からヤングアダルト、Graded Readers、サスペンス、ファンタジー、パラノーマル、なんでもござれの乱読です。とにかく読むみたいな。本格的に読み始めてまだ1年ちょっと。

しかし、この本は今までに読んだ中で一番長くて、英語も難しいほうだといえます。だからとってもChallengingな1冊となりました。辞書と首っ引きのページもいくつかありました。もし興味がある方は1級単語の記憶の浅いうちに読むことをおすすめします(笑)

舞台は第二次世界大戦後のイギリス。主人公の元従軍看護婦クレアは戦後夫のフレッドと共にスコットランドに第二のハネムーンに赴く。(そこで不思議なストーンサークルの誘われ、気がつくと18世紀のスコットランドだった。そこで出会ったのはなんと夫にそっくりの先祖であるイングランド人ランドール大尉(だったかな)。意識が遠のく中、気がつくとクレアはスコットランド人の一団の中にいた。そこで怪我をしていた若きハイランダー、ジェイミーと出会う。18世紀のまだイングランドとスコットランドが敵対していた時代の激動の中で、クレアとジェイミーの愛の叙情詩が今幕を開けようとしている。二人の愛の行方はいかに?

とまあ、よくある感じでまとめてみました。この作品はどうも熱狂的なファンがいらっしゃるようです。確かに話は何もかもリッチ。構成やdetailまですべてびっくりするほどの凄い書き込みようです。圧巻。軽い感じはひとつもありません。なにもかも濃い!(この「濃い」という表現がどれだけこの話にあっているか読んだ方はわかってくださいますよね。)

それもそのはず、元々学者さんなんですね。著者の方。しかも理系の。またすごい。で、このロマンスか。

最初につまづくのはまず、スコットランド訛り。慣れるまで意味がとりにくい。慣れるとだんだんなんとなくわかります。音で読めばいい。最初はけっこうゆっくりとしたペースでヒロインとヒーローの出会いが描かれます。

舞台が舞台なだけに、歴史モノが好きでないひとは最初で挫折しそうになるかもしれません。私は大の歴史モノ好き。特にイギリス史に目がない。頭の中ではスコットランドの風景や、訪れたことのあるお城(お城探訪がちょっとした趣味。まだまだ行ってないところばかりですが)イギリスで見た18世紀を舞台にしたドラマのシーンとか、映画「ロブ・ロイ」とかちょっと時代はさかのぼるけど「ブレイブ・ハート」やらコスチュームモノを頭に浮かべながら読んだ私です。

最初はちょっと「どうなるの?これ」と思いながら、急にドラマが急展開を始めます。半分を超えると平和なシーンは1箇所だけかも。あとはスクリューコースターコース。ぜいぜい。

この話の目玉はなんと言ってもヒーロー役のハイランダーJamie Fraser。最初は少し謎めいた無骨で誠実な戦士という感じですが、まあ熱いこと熱いこと。とことんまで愛を貫き通す。これに全世界の大人の女性がはまったのね。と感心いたしました。どんな目に会おうとも、愛する女性を守るためなら火の中水の中。必ず助けに来てくれる。自分の命に代えてもです。しかも自分の貞操は愛する女性のためにだけ。ここがロマンスたるゆえんです。こりゃメロメロでしょう。Viva Romanceの雪柳さんもおっしゃってましたが、Jamieの語録を作っていいかもと私も思いました。顔が赤らむほどの愛の言葉が満載。

この「熱い」ドラマはこの時代設定だから成し得たことだと妙に感心しながら最後まで作者に強烈に説得させられたようにラストまで走っていきました。ヒーローの性格の描き方が妙を得ている。「こんな男性いるわけないよね。」みたいな男性像を見事に書いています。全世界の女性のために。だから主人公達ははとってもたくさんな目に会います。それがちょっと目を覆いそうになりました。

ヒロインはあまり感情的になりすぎず、ちゃらちゃらもしていなかったのでよかったです。以前に読んだよく似たテーマの話は主人公の女の人がちょっとと思ったので。 

大人の女性向ロマンスなので、「爽やか」では決してないです。だからある意味読む人を選ぶとも思えます。まあ私は大丈夫でした。(結局なんでも読む)濃いmaking loveのシーンでは、以前にも書きましたが、「マクドで読んでなくてよかったあ。」みたいなシーンがありました。次はどこでくるかなあとニヤニヤしながら読んだりなんかして。でも、自称「読みとばしの女王」なので、ふと考えると、「あ、さっきの濡れ場だったのか」なんてことも(笑)それと、やたら単語が難しかったりして、普段なら読み飛ばしそうなところも「こ、これはまたラブラブか?」と必死で辞書引いたりなんかしてました。すみません。でも、それも英語力向上の秘訣の一つということで。

でも、実際はラブラブシーンは話のほんの一部。すごく練られたプロットの中で繰る広げられるので、それも「愛の叙情詩」たるゆえんかなと思えます。実際の史実にうまく絡ませてあるので、作者の方の豊かな想像力の前にひれ伏すばかりでした。

と言う訳で、実は続巻もすでに我が家の本棚に収められています。アマゾンで新古品が超御値打ち価格で売られていたので。でも、濃いので、また続きはなんか読みやすいものをはさんで読もうかなと思っています。ちょっとお休み。(そんなん多くて、積み上げられていますが)年末も忙しいですからね。

もし年内にもう一冊読めれば、その次に今年読んだ中でのベスト1を決めたいと思っています。PB生活、もうやめられません。Join the club!






ここのところペーパーバックを読んでいません。試験前1ヶ月ほどは自主規制です。勉強と英語読書を両立する時間が私にはないからです。
DVDをかりるのも我慢。でもTOEICはリスニング重視だからちょっと見ようかなあ。

英語ラーナーにとって読解力を養い、速度を上げ、読みやすくてしかも話が面白いものを探すのは結構大変。英検1級をとったからといってスラスラとペーパーバックがネイティブ並に読めるわけではありません。実力はせいぜいネイティブの高校生から大学生レベル。

私はジャンルを問わず子供から大人までの本を読みます。子供用に買った英語絵本も、ネイティブに薦められたダン・ブラウンまで。でも普通の大人の英語ラーナーは「子供っぽい」ものやファンタジーは苦手って方もいらっしゃるようです。そこが難しいですよね。本って好みがそれぞれですのものね~。

昔、子供が生まれたばかりで家から出られない時に、ちょうどはやっていた「100万語英語」というのをやったことがあります。ちょうど、「Harry Potter」や「The Lord of the Rings」を乳飲み子を抱えながらひたすら読んでいるときでした。中学1年生レベルからはじめます。どんな人でもそのレベルからはじめるそうです。辞書はなし。薄い本を毎日どんどん読みました。途中でハリーの続巻が出たので、そちらを読むためにそこで、多読用の本はストップしました。50冊は読んだかなあ。スゴーく薄いからすぐ読めます。多読はもう有名ですね。読んだ語数は途中まで数えていたけれど、すぐやめました。数えてないけど私もタドキストに仲間入りできたでしょうか?

太い本(多読の本は最初の方はGreaded Reader と言って原作を読みやすく書き直されたものが多い)を読むようになってからも、勤務先の図書室にある多読用の本をいまだに読むこともあります。(難点は高校生レベルなので、あまりムズカシメの本はない)買うのはすごく、高くつくから(笑)すぐに読めるけど一人前の値段だし。今は貸し出してくれる場所もあるようですね。薄いと言ってもバカにできませんよ。原書では手が出ない名作も勢ぞろい。英語読書をする上で知っておくべきジェーン・オースティンとかブロンテ姉妹のものとか、シャーロック・ホームズだってディケンズだってそろっています。

しかし、本を探すのは一苦労。大抵は「熱帯雨林」に旅にでます。(ブログのお友達がこう呼びます。おもしろーい。)あと、海外行くチャンスがあれば、必ず本屋で本を買って帰ります。でも海外で自分にあった本を探すのは一苦労。だから、映画化されたサスペンスなんかを買ったりしてました。

英語読書を本格的に再開したのは去年の秋の英検受験後。そして春にまた一時がまんして夏に再開しました。

この夏アマゾンの書評を読んで「面白そう」と思ったあとに、偶然見つけたリンクの「洋書ファンクラブ」で同じ本を見つけたので、買いました。あとでその評者は同じ人だときずきました。ここで見つけた「The Forgotten Garden」は私の中で今までの最高の評価!出会えた良かった1冊。渡辺さんは作家でもあります。すごーい読書量。アメリカ在住の方のようです。尊敬してます。

http://watanabeyukari.weblogs.jp/yousho/


それ以外にも面白いサイトを見つけました。その頃ファンタジーとかサイコスリラーとか異常犯罪とかを読んでいたので、「何か軽めのもの。そうだロマンス?」と思って見つけたものです。私は大の歴史好き。特にイギリスの中世に目がない。いろいろ調べると「ヒストリックロマンス」なんて分野があると知りました。そこから見つけたもの。

http://book.geocities.jp/yukiyanagi3romance/

すごい!ここは「ロマンスの宝庫」です。ちゃんと許可いただいてきました。勝手に主催者の方を「ロマンスの神様」と呼んでいます。ハーレクイーンだけでなく、ロマンスもいろいろ分野があるようです。賞を受賞したものとか、いろいろ情報があります。私はあまりメロメロすぎるのは苦手。だからタイムスリップものでも大丈夫なので、歴史がらみのものとバンパイアものを選んで読んでみました。

今はそこでも紹介されている、「Outlander」という本を注文してアマゾンの箱から出していません。これも歴史タイムスリップロマンス。出したら最後読んでしまいそうだから。ガマン、ガマン。

という訳で、今「禁断症状」が出そうです。うう~。

今日の勉強

リスニング:移動時間に1時間半ぐらい。1,5倍で毎日同じもの。

英文法:「新TOEICテスト文法特急2急所アタック編」2周目終わり。こどもの習い事を待つあいだの「マクド勉」

リーディング::「極めろ!TOEICリーディング解答力」No.206~No.303まで。これも次の子供の習い事を待つ間の2件目の「マクド勉」

茅ヶ崎英語教本:次の英文を13文ほど。帰りの電車の中で。これからはマメに時事英語にも日々目を通そうと誓った今日でした。

もうちょっと家で勉強できるよにしなくっちゃ。

今日も来ていただいてありがとうございました。特に拍手をいただいた名無しさん。いつもありがとうございます。いっしょにがんばりましょうね!

明日もいい一日でありますよう。

Fire Study (MIRA)
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Maria V. Snyder
Period: 13.October .2010-19. Octorber 2010 (7days)
Category: Paranormal (Fantasy)

441pages

Total Recommends: ★★☆☆☆

difficulty:★★☆☆☆
story: ★★☆☆☆
can't-sleep-degree:★★☆☆☆
romance-packed-degree:★☆☆☆☆

続きものですからね。一応読まないと気がすまない。前回までのキャラクターが大活躍するので、面白いのは面白いし、すぐ読めます。といいながら、「お、これ1級単語」と思いながら調べる調べる。忘れていきますね。星2つなのはやはり、前作、前々作は越えられないというだけの理由です。1巻が圧巻。3巻はつじつまを合わせようとして場面が展開しすぎてるような気がしました。最初からヤマ場が用意されていて、「これが最終巻だよ。」みないなノリが感じられました。

ここ3日ほど、忙しかったにもかかわらず、ひょんなことから読書の時間を確保できるようになりました。恥ずかしながら、うちの子供はまだまだ一人でベッドルームにいけません。だからパパかママがかならず眠るまでそばにいないといけない。英検の勉強や夜の家事なんか(なんかヘンな響き。洗濯とかですよ~。いちおう働くママだから、夜に洗濯しないといけないときもあります。)で、寝かしつけるのはここのところたいていパパ。でも、英検が終わると「待ってました」とばかりに「今日はママと寝るの~。」の大合唱。(いや、ひとりだけですけどね。)いままでは、横で寝るのまってたんですが、3日ほど前にふと、「ライトつけて横で英語の本読んでいい?」ときくと、あっさり、「ライトが明るくてこわくないから、これからそうして。(超こわがりの癖に「怖い話」が好きなへんなヤツ)」やった~!読書時間ゲット~!

で、さっき読み終わりました。このシリーズは主人公がかわって、同じ舞台で新作がでているんですが、やっぱりヒロインは元気でなくちゃ。この主人公が好きです。でもその傍らの恋人が好きなんですがね。中世を思わせる架空の舞台。その世界を堪能できるだけでも楽しいです。つい最近DVDで「トリスタンとイソルデ」を観たんですが、やっぱ中世っていいですねえ~。だから、キャラクターがあんまり複雑な性格でない。ヒーローも単にかっこいい。「Twilight」とまた違います。あれは、一応舞台が現代(過去にさかのぼるシーンが好き~。)なので、なんかエドワードなんて超セレブ的なアプローチでべスにベンツくれたりするけど、「Study」シリーズはそういうのがないからとってもさわやかです。いや、「Twilight」も面白いですがね。ベースはブロンテや、ジェーン・オースティンが流れてますし。両方とも「ヤング・アダルト」のカテゴリーなので、欧米の高校生が読んでいるものです。ラーナーにはホントにおすすめ。語彙も馬鹿にできません。

明日から、次の本を手に取りたいところですがしばらく「禁PB」宣言。

そろそろ1ヶ月ほど勉強はじめます。すぐにペーパーバックばかりになってしまうので。うーん。ちょっと、いや、だいぶ寂しいです。

The House at Riverton
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Authoress : Kate Morton
Period(読書期間): 20.September.2010-10.October.2010
Category: Historical Fiction
Page: 593pages

Total Recommends: ★★★☆☆
difficulty:★★★★☆
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★★☆☆
romance-packed-degree:★★☆☆☆


今朝までダウンしてました。子供から風邪をもらって熱を出し、そのあと熱が引いたかな?とおもいきや、免疫が弱くなったせいで、持病もどきが顔をだしてまた寝込む羽目になりました。ああ、くるしかった。今日やっと歩くことができるようになりました。

熱を出して昼間に寝ているものの、熱が上がってかえって寝れない・・・。本読みました。(それがかえってダメだったかも)最後まで。ぜいぜい。

この本は以前に読んだKate Mortonの「The Secret Garden」の前に書かれた同じ著書の作品です、その作品にあまりにも感動したのと、アマゾンで「在庫あと2冊」とか書かれているとつい買ってしまいました。初作品とは思えない重厚なお話。歴史大作か?はたまた純文学か?いやミステリー?という感じのお話。熱にうなされながら読んでいて、思い出したのがジェーン・オースティンの「Sense and Sensibility」(映画も好きです。エマ・トンプソンとケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント、アラン・リックマンという豪華キャストですし)とカズオ・イシグロの「The Remains of the Day」(邦題「日の名残り」これまた映画もいいですよ。アンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンのしびれる名演!)時代はまさに日の名残の時代と少し重なります。この二つをミックスしたようなお話。ちょっと強引ですが。(この2つの映画観た事ある方、お茶してお話したいなあ。)

時代は第一次大戦前から後と、1999年。主人公が98歳のおばあちゃんです。彼女が1924年までに14歳から仕えた貴族の邸宅での出来事が中心です。1924年にその邸宅で当時有名なセレブのある詩人が館の池で自ら命を絶ちます。そこに居合わせたのはその館の美しき姉妹、ハンナとエメリ-ンそして。その歴史的史実を映画にするという話が1999年に持ち上がり、当時の唯一の生き残りである主人公グレースの元にプロデゥーサーが現れます。果たして自殺の真相は。

二つの話を彷彿とさせたのは、姉妹の部分がかなり「Sence・・」と重なります。きっと意識して書いたのでは?と思うほど、太い軸となっています。もう一つは忘れ去られようとしている戦前の古きよき貴族社会。これをメイドのグレースの視点から戦争を軸に語られます。ここが日の名残と重なる。

作品の展開上、かなり描写が多いです。会話文があまり多くない。だから英語ラーナーにとってつらい展開ですね。最初の250ページは忙しかったのもあってほんとに亀のごとく読みました。(ホームステイもあったりして)最後の250ページは熱にうなされながら一日で一気読み。体に悪い。でもパートが四つあって、パート3以降にかなりの展開があります。そこからは早く読めます。「どうなるんだ?」と思いながら、でもとってもやさしい作者さんみたいで、読者にそれとなく先にヒントをあたえて、分かった上でストーリーが進みます。やっぱりそうだったのでといろんなところで安心させてくれる。パート4が圧巻でした。すべてをつなげる部分。これは日本上映はされなくても映画化されるかもと思った作品でした。映画化されたら見たいなあ。

★を3つにしたのは、「The Secret Garden」のほうが最初から引き込む力があったからなのと、私の好みの時代はやはり戦時の歴史よりもっと前という個人的な嗜好からです。これはこれで現地でベストセラーになった名作だとは思います。ラーナーには最初の200ページぐらいはつらい。

次は大作のあとはやはり、ちょっと軽めに前の続き、「Fire Study」を入手しました。たのしみ~。

英検の続きを書きたいんですが、かなりのエネルギーと時間を使うため、まだちょっと無理そうです。みなさん、インフルエンザと風邪がはやっているみたいです。気をつけてくださいね。

英検まであと少しがんばってください。うちの子供も今過去問といてます。

Magic Study
Magic Study
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Maria V. Snyder
Period: 13.September.2010-17.September.. 2010 (5days)
Category: Paranormal (Fantasy)

443pages

Total Recommends: ★★★★☆

difficulty:★★☆☆☆
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★★★☆
romance-packed-degree:★★☆☆☆

前回のペーパーバックの読後感がとっても悪かったので。(ごめんなさい)今度は読みやすくてさわやかな読後感のものを。というわけで、知っている話の続きを選びました。「Poison Study」の続編「Magic Study」です。これは「Harry Potter」や「Twilight」などのシリーズを読んだ人なら十分読めるヤングアダルト向けのファンタジーです。上記の二つもとっても好きですが、これはくらべるとストーリは複雑ではありません。分かりやすい。ヒロインが強くて、それをささえるパートナーがすごーくすごーく魅力的で。おすすめのシリーズです。

話の内容は結構残酷な部分もあるにもかかわらず、(レイプのシーンは怖い)なぜこんなにさわやかな気持ちになれるのか。それは作者の力量なのかなあと、素人心に感じました。キャラクターの描き方も、性格がすごくいい。竹を割ったような感じの人がでてきて、安心できます。作者の方の聡明さを感じてしまって、ファンになりつつあります。やっぱり女性。

前作「Poison Study」にくらべると少しハラハラ感が減るものの。最後の200ページは私の性格も災いして、昨日一気に読んでしまいました。だって、お気に入りキャラのValekがでてくるもの。でも、今回はかなり脇役でちょっぴり寂しかったです。生かしきれてなかった。このキャラクター、みなさんもはまるのでは?わたしもはまってしまいました。彼のセリフに"As you wish, love"とか、"Trouble love?"とか、ヒロインをエレーナという名前ではなく、”love”と呼ぶんですが、これに私はなぜかメロメロ。外国人は普通にパートナーに使うんですがね。「ダーリン」とか「ハニー」と同じ感じですが、こちらは少しアメリカ風ですか?「ラブ」はイギリス風ですか?まあどっちもつかうけど、Valekに言われてみたいなあとうっとりするおばちゃんでした。おもしろかった。続きもまだあと一冊出てるのでまた読みます。

つぎは、この「Magic Study」を購入する時にアマゾンで「あと在庫残り3冊」(だったとおもう)につられてつい買ってしまった。「The House at Riverton」というお話です。以前に読んだ「The Forgotten Garden」と同じ作者、同じようなストーリです。1900年最初のイギリスが主な舞台。堪能できそうです。ちょっと難しいだろうけどがんばります。やっぱり女性作家に偏ってしまうなあ。


After reading Dan Brown's novel, I just wanted to read something fresh, enjoyable story. This story is for young adults and I knew the ending must be a kind of "happy end". And the most important point, this is easier to read in a short days for me as a English leaner.

This is the second story after "Poison Study" which was really good. So I could expect the magician heroine and his lover ( he is sooooo cool.)would beat any predicament. So did they.

The story included some gruesome scene I don't like, but even so, I was startled the auther's storytelling power.  She must be a magicinan!

Now I am relly getting to love the phrase which the heroine's lover and the most popular character in these story, Valek's line. He often finishes his line saying, "love". It souds really really nice. I am sure when you read this story, you will love this "love".

The reason I didn't give 5 stars is, this story was also good, but the previous one was much forcused and I couldn't stop it until late at night. . But I am sure I will read the next story "Fire Study".

The Lost Symbol
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Authoress : Dan Brown
Period(読書期間): 約1ヶ月?
Category: Fiction ,Mystery
Page: 670pages

Total Recommends: ★☆☆☆☆
difficulty:★★★☆☆
story: ★☆☆☆☆
can't-sleep-degree:★★☆☆☆
romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

ロンドン土産で買ってきてもらった、「ロストシンボル」ペーパーバック化でもちろん1位で積み上げられていたそうです。この前職場で話をしていたら、ネイティブの同僚が、「大きな書店でペーパーバックが来るのを待っているけど、まだハードカバーしか置いていない。」と言っていましたが、昨日もみたよ。アマゾンではあるようですね。

昨日も書きましたが、早く読み終わりたくてがんばって読了しました。
しかし~。


私の英語力や理解力が足りないのを棚に上げたとして、
フリーメイソンの知識が欠乏しているのを棚に上げたとして、(好きですねえ、アメリカ人ってこの手の話)
100個以上の単語を調べたとして。(途中から「登録機能」の使い方を覚えて数えたので、もっとですが)

なんでベストセラーになるのかわからない。が私の感想です。
いちおう謎解きもあるけど、その結論が。

いや、先が知りたくてもちろん読み進むことは可能です。現に最後の200ページはけっこう進む。それだけでも英語学習者には魅力の本かもしれませんが。

私の場合、幸か不幸か、今回の場合この本読んだ方も同じかもしれませんが、

犯人が・・・・。そうだろうなあと思ってたらやっぱりね。でした。なあんだ。
読めてしまう。先が。


「ダヴィンチ・コード」は日本人だからこそ、宗教の違いからかえって面白くよめました。謎解きはぴか一におもしろかった。(クリスチャンの友人に「この内容を信じてるの?」とちょっと詰問された。いえ、entertainmentとしてしか見てないよ。)

「天使と悪魔」も同様で、謎解きより、ちょっと人間離れしてるのが気になった。そんなんあり?みたいな。でも圧倒的なスピードではありました。

そのあと読んだ「デセプション・ポイント」はかえって安心して読めて楽しかった。ハリウッド映画見てるみたいで。「デセプション・ポイント」からは、日本語の翻訳を読むことなしに挑戦してますが、(前の2作は英語も翻訳も読んだ)「ロスト・シンボル」は素晴らしい翻訳を読んで理解したほうがいいかも・・・。

いやもうやめときます。内容が・・・

辞書で調べても私の安物の辞書では載ってない単語もありました。はは。

今日はもうエネルギー切れなので、英語かけません。
大作が続いたので、今度こそ軽いの読もう。Larssonの続きがうちにあるけど、長いのでちょっとおいときます。


英語ラーナーにとって、自分のレベルにあってしかも面白い洋書に出会うのはけっこう難しいです。アマゾンの書評や、他の方のブログをたよりに探すことも多かったのですが、見つけました。いいサイト。ここのところ読んだ2冊の本はこのHPで紹介されていたもので、大当たり!

http://watanabeyukari.weblogs.jp/yousho/

先週読み終えた「The Forgotten Garden」にあまりに感動してしまい、いきおい余ってそのHPの主催者でアメリカ在住の作家、翻訳家である渡辺由佳里 さんに感謝のメールを送ってしまいました。そして、執筆中であるにもかかわらず、お返事もいただき、感動しています。

アマゾンの洋書のレビューのベストビューアーさんでもあられるので、その書評は信用に値すると、本を読んで確信しています。もし、本をお探しでしたら、是非のぞいてみてください。


When I finished reading "The Forgotten Garden", I was moved and glad to meet that novel. Then, I immediately wrote a mail to the lady who introduced this novel, because I wanted to say thank you.

She is a writer, also a translator living in the States. I found her HP by chance. Now, her site is my favorite one.

Generously, she replyed my mail though she has hectic days while writing her works! How fabulous!

Her HP is for people who loves English novels, also, it is good for leaners.

I am sure you will find your favorite book in this HP.

http://watanabeyukari.weblogs.jp/yousho/


The Forgotten Garden
The Forgotten Garden
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Authoress : Kate Morton
Period(読書期間): 2.August.2010-7.August.2010 (実質5日)
Category: Historical Fiction
Page: 645pages

Total Recommends: ★★★★★★・・・・ (とにかく最高レベル!)
difficulty:★★★★☆
story: ★★★★★
can't-sleep-degree:★★★★★
romance-packed-degree:★★☆☆☆


いやあ、いままででこんなページ数のしかも1ページにこんなんにたくさんある大作を一気に5日で読んでしまったのは、はじめてです。それぐらいいいお話でした。なんともいえない質の高さを感じたのは私だけ?いえいえ、これはあるサイトで2009年のベストになった作品だったので、購入してみました。出会えてよかったと思える本に出会えたときの喜びを感じています。難しかったけど、是非是非読んで欲しい!(翻訳も出てるそうです。)

たまたま、この3日間は子供の夏期講習が入っていて、毎日二人で電車に乗って、学校へ行きそのまま約2時間ぐらい時間をつぶさないといけなかったので、もちろんそんな時間があれば、読書時間にあてる私。3日間2時間ぶっ続けでマクドナルドに居座ったのは私です。すみません。

月曜日から読み始めて、火曜と水曜はほとんど開けなかったので、最後の3日間で一日100ページから200ページぐらいを一気読みしていきました。(この3日間は一日4時間は読書に費やしました。)だいだい英検1級、TOEIC900点手前の私がこのペースで読めるのはかなり修行のような感じでした。でもがんばった。それくらい面白かったんです。前回読んだ「Poison Study」とは全然読むスピードが違う。おそらく1時間で30ページからよくても40ページぐらいしか読めませんでした。

英語はいろんな英語がでてきて、(と思う)おもしろかったです。きっとこれはオージー?いえコックニー訛りかな?とか、1900年代の古めかしい言い方なのかな?とか思いながら読みました。ハリーポッターでもよく出てました。スペルを崩して方言の感じを出す。あれです。これを日本語にするってどうするんだろうととも思いました。この感じはきっと原書で味わうのがいいんだろうなあ。いろんな方言が出てきたような感じを受けたのは、オーストラリア出身の作家の方だからでしょうか?日本語英語の域を超えて、ほんとっに物語の構成にうなりっぱなしでした。

そしてどこまでもディテールまでもこだわりが感じ、「美しい」の言葉がふさわしい。架空の話とわかっていても、コーンウォールに旅したくなります。
(イギリス大好き、いろいろ行ったけど、でもまだコーンウォールは行ったことない)

実は、サスペンスものは結構早い時点で犯人を察してしまう私。(The girl with the dragon tattoでは、犯人が登場してきた時点で、きっとこの人なんだろうなあと思っていた。かなり早かったです。)ごたぶんに漏れず、この話も途中でおそらく大半の人は主な謎が分かってしまいます。(文学作品なのに(と私は思います)、謎解きもあってむっちゃおもしろいんですよ!)として、登場人物が多いけど、ほとんど時代を超えて実はリンクしている!この作品の魅力の一つと思いました。だから、とまらない~。

そして最後に涙のエンディング。

単語は3ページ毎ぐらい(もっと?)に1級単語が必ずでてきて、名詞は特に難しい。さすが、博士課程の作者!?古い言い方も時々でてくるので、面白いけど、難しい。訛りもでてくる。文頭にAuthoressはつかったのはわざとです。(文語)わたしはいままで自称「読み飛ばしの女王」だったので、ここのところは、辞書を片手に読んでいます。今回で自分の電子辞書に「単語帳」機能を発見し、やっと使い始めたというおそまつさ。(文明機器に弱い)

読む速度と、理解度をもっともっと100%に近ずきたいと、新たに英語修行の旅に出ることを誓う私でした。

ママでおばちゃんの私でもまだ文学に対する「感受性」が残っていたんだと感じさせてくれた素晴らしい作品。BBCのドラマにでもなりそうなお話。(映画でこれを描ききるのはおそらく無理)やっぱりなまめかしいのや、ロマンチックすぎるのよりこんな作品が大好き。英語ラーナーなので、文句言ってる場合じゃないですがね。(読むのを早くしようとおもえば、軽めのも必要ですもの~)

あまりにも疲れたので、次は何にしようか悩んでいます。軽めのものにしようかすでにある、分厚い本(The Lost Symbolとmilleniumシリーズ)にしようか・・・。

薄い本さがそうっと。



I'm sure this novel is one of the best story I have ever read. I am still a English learner and have  difficulty reading a English book sometimes with dictionary. This story has rooted in my deep side.

The story is about one lady, who was abondoned on the ship from London to Australia when she was 4 years old. When she was told that she was adopted, she began to look for who she was. 4-year- girl's belonging is only a little truck with a beautiful picture book, and only memory she remember  was the person she called " Authoress".

This story is described about three main charactor's loss and regeneracy road.

However, how fascinating this story is! Everything was well plotted and linked toward the ending. How frustrating I could not read English faster!
The author has got unbelievable imagination and described detail which I enjoyed so much. While I was reading I felt as if I was standing at the cliff in the Cornwall. As if I heard the winds, the waves etc.

Also I sometimes felt sharp ache when I thought about the situation every character was facing thier plight. Especially a little 4-year girl. This is why I am also a mothre of a daughter.  

I am good at making inferences, so I have already found the basic mystery on the way,  but still could not stop reading.  

I am grateful to read this story which felt as if I were with characters and traveled about 100 year from Australia to Britain.

I also say thank you the site which recommend this story.



Poison Study
Poison Study
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Maria V. Snyder
Period: 29.July.2010-31.July.. 2010 (3days)
Category: Paranormal (Fantasy)

407pages

Total Recommends: ★★★★★

difficulty:★★☆☆☆
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★★★★
romance-packed-degree:★★☆☆☆

いやあ、面白かったです。合計8,9時間5回ぐらいに分けて読みました。(子供のスイミングスクールで1時間待ってるあいだとか)元々「中世のお城みたいな架空の場所が舞台」に目がない私なので、文句なしに楽しかったです。中世史大好き。アマゾンの書評で面白そうなので、予約して、あとで、他のサイトでもおすすめだったので、その方のおすすめの本を2冊購入しました。今見たら、アマゾンの評者とそのサイトの方が同じ人でした。(笑)(一番上の方、HPもありました。ありがとうございました。)

単語はTwilight や、Harry Potterと変わらないもしくは、もう少し読みやすいと思いました。多分。話もいいテンポで進むので、英語勉強中の方には超おすすめだと思います。上記の二つも好きといえば、好きですが、キャラクターはPoison Study のValekという登場人物が一番魅力的なような気がします。ほんとに。

中世っぽい話なので、登場人物の性格もemotionalでなくて。いい~。もちろん、メロウな部分もないではないけど、Twilightみたいにメロメロじゃないし、Harry Potter みたいに入り組んでない。映画になったらおもしろそうです。

特に、前回はとってもハードでエロティックな(ある意味ピュアなラブストーリではありますが)ブラックダガーシリーズを読んだあとなので、Poison Study の読後感の爽やかなこと!

英語に関しては、時々難しいかな?と思う名詞も出てこないわけではありませんが、ストーリーを読み飛ばすほど難解ではないので、だいじょうぶです。antidote(準1級か1級単語)とか、1級レベルの単語が各章に1,2個出てくる程度です。3巻まで出ていますが、また機会があったら続き読もうかな。

おすすめです。

次はKate Morton というオーストラリアの作家の作品
「The Forgotten Garden」という本に挑戦。600ページ以上もあるし、字もちいさーい。ゆっくり読みます。


 I assume it took about 8 or 9 hours to finish reading this novel. I opened the book just 5 times. So each reading time was about 1 or 2hours. If you have whole day to read, you can finish this in one day.
This is for teenagers but still worth reading for me. I am sure you can't stop reading this fantastic story.

The story was about one girl who would become 16 years old in a fictious time like medieval times. She is a prisoner who waits for the capital punishment for her murder.

Then one commander offered a choice if she accepted the food taster for his supreme commander, she could live. What would happen to her?

English is easy to read for non-native, also good for learners. The characters are so well-defined. Main characters are both clever and overcome predicaments by using their brain. ( sometimes magic?)

The way of narration was good.  I noticed I like the way "I" narration through this book.  I remenberd my favorite books, "Twilight" and "the Lovely Bones"both have also "I" narration.

Also, I prefer this authors style. This story is fantasy, so very exciting one, but I felt calm and intelligent not emotional.

If you have read "Harry Potter" or " Twilight", it is worth reading this, easier than Harry Potter.

RECOMMEND!


Lover Eternal: A Novel of the Black Dagger Brotherhood
Lover Eternal: A Novel of the Black Dagger Brotherhood
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Author:J.R.Ward

Period: 20.July.2010-28.July.. 2010
Category: Paranormal (Vampire)


Total Recommends: ★★★★☆

difficulty:★★★☆☆
story: ★★★☆☆
can't-sleep-degree:★★★★☆
romance-packed-degree:★★★★☆
hot?: ★★★★★ very hot!

Wow! It was very hot again. This time I was a bit busy, sometimes I had days without reading any page. But once open the page, I just forgot the time and read over 50 pages.

This story is the second volume of the vampire stories. I have already got used to reading this very hot story. Very masculine vampire fell in love with heroine instantly, ( they called it "bonded") and pursuits his love on and on, ( how? just read it, haha ) Their way of falling love with their mate seems to be based on their basic instinct. Very simple. Very bad men work behind the scenes. The danger is always next to their life.

However, it's really a entertainment! I'm not a person who likes to read gory details. But I understand these descriptions are indispensable in this story.

The most thing I took my hat is its vivid characters. The vampire acts like most women desired though it is not realistic. The vampire hero devote his love and loyalty to the heroine and sacrifise himself to protect his woman. What a love! I understand that evey woman once has such a dream.

If you want to improve your reading speed, this series will promise. Now I understand, someone said it is good to read erotic stories for learning. This is actually erotic but it is based on pure love. Good to read for women again, if you are ready for embarassing a bit. (much?)

I will read the next volume, however, for me it is better to space out days. So, next book I will read is : "Poison Study" it is for juvenile age, which may be not-hot one. ( laugh)

連続してこのシリーズを読むにはちと濃すぎ~。熱過ぎ~。夏にはいいかも?






Dark Lover: A Novel of the Black Dagger Brotherhood
Dark Lover: A Novel of the Black Dagger Brotherhood
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Author:J.R.Ward

Period: 14.June.2010-10.June19 2010 (6days)
Category: Paranormal (Vampire)

Total Recommends: ★★★★☆

difficulty:★★★☆☆
story: ★★★☆☆
can't-sleep-degree:★★★★☆
romance-packed-degree:★★★☆☆
hot?: ★★★★★ very hot!

 

After I took Eiken 1-kyu, I was just so tired and needed to read some non-stop story. I read in some site this novel has passion, speed, wild etc..

 

I like vampire story, (a couple weeks ago, when I turn on TV, the movie “Van Helsinki” was on air and I could not help watching it.
Last year I was engrossed in “Twilight”, and then I finished reading that series of hour books almost within 2months.

 

The story was very different from Twilight. Those books are for teenagers, but this book is for adult women, I thought. Very deep, very hot, sometimes voluptuous. On the other hand, this is paranormal story, so it was like watching a movie or comic books. But it is still worth reading because I could not stop reading due to its sexy, dangerous hero and heroine. Now I am reading the volume 2.

 

In this book, English is quite colloquial, and then I sometimes couldn’t follow their conversation, especially, the vampire’s macho words or some slang. But I could still enjoy.

 

The only negative point is its cover page. I could not carry this book without book wrapper. Also, while I was reading a very hot scene, I was a bit embarrassed because usually I was reading it at café, public space.

ちと恥ずかしい。 But it is good for learners.

The Girl with the Dragon Tattoo
The Girl with the Dragon Tattoo
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Author:Stieg Larsson
Category:Crime (modern age)

Priod: 28.June.2010 - 10.July 2010 (13days)

Total Recommends: ★★★★★

difficulty:★★★☆☆
story: ★★★★★
can't-sleep-degree:★★★★☆
romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
adult : ★★★★☆
 

This book is the first installment of trilogy; two main characters will solve the  murder case that happened almost 40 years ago. The book itself was written in         Swedish, (first, I thought the author wrote this in English because Swedish and use English quite fluently, often more accurate than native user.) but actually translated to English, thus many say it is easy to read.

The murder itself is quite psychotic but the author described them in a calm and reassuring way, which I felt this story is something. I am not good at too much psychotic and sadomasochistic one
, but I could not stop reading.

Until middle part of the book, three parts episodes go on respectively, then from the middle part, I promise you can’t stop. The most brilliant thing was how to solve, find the evidence. I really had some fun delving into this mystery.

First I expected this story is more Nazi-related story, still important roll it was, but it was not a main topic.

Unfortunately, I read an article in TIME magazine this author passed away by hart attack while he was writing his fourth story. He was about 50 years old! It is said that he intended to write and plotted around 10 more stories, which is pity. I will read his other two books soon, but I really wanted him to write more.

II also watched this film, however, the novel is much much brilliant. The film emphasized the psycho, lack of depiction its intelligence.

 

 

 

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