英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!


Torment
Torment
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狙われるヒロイン。守る天使。少女と天使の恋の行方は?話の展開のある第二巻。

Author:Lauren Kate
Period: May 23th ~28th (about 5 days)
Category:Paranomal for teenagers
464pages

Total recommends: ★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★☆☆
can't-sleep-dgree
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(基準や感想は、あくまで一英語学習者の主観に基づく判断ですご了承ください)

一巻を終わってすぐにKindleで注文して初めて電子書籍で読んだものでした。1巻に比べて展開があるので読みだすとあっという間に終わりました。風邪をひいて途中読めない日もあったんですが、その反動で熱が引き出したとたん一気に読みました。

あらすじ

ジョージアで出会ったLuceとDaniel。二人には避けられない運命が待ち受けていた。「出会うと一瞬で恋におち、KissをしたとたんにLuceは煉獄の炎に包まれ死んでしまう。そしてその後Luceは転生を繰り返し天使Danielと17歳での出会いと死を永遠に繰り返す」という過酷な運命。ジョージアの更生寄宿学校でDemon(悪魔)であるCamとAngelのDanielとの戦いに巻き込まれるLuce。彼女の命を守るためにDanielはLuceをカルフォルニアにある全寮制の私立高校に転校させる。そこは今までとは違い、天使と人間の間に生まれた子供が一部通う学校だった。彼女を狙うものは他にもたくさんいた。そしてだんだんとLuceに迫る「影」。実はそれは彼女の過去を知る手段でもあったのだ。
戦いに出るDanielに「数週間だけ学校からでずに我慢してほしい。」と理由を告げず命令されたLuceは憤慨する。なぜ、彼女は狙われるのか、なぜ二人は出会うのか、Danielはなぜ戦っているのか。堕天使と悪魔とは?そして第3の魔の手が彼女に忍び寄ろうとしていた。

ざっとあらすじを読んでもらうだけでもいかにマンガちっくかわかっていただけると思います。舞台はアメリカの寄宿学校。プレップスクールとでもいいましょうか。1巻からの登場人物に加えて、2巻は新しい登場人物がたくさんでてきます。1巻ででてくるキャラは2巻ではかなり魅力的に描かれていきます。これは10代の女の子は「私はDaniel派よ。」とか「いえCamがいいわ。」「いやRolandがcool。」なんて聞こえてきそうな感じです。読者はヒロインの置かれた状況とともに少しずつ謎解きをしていく楽しみがあります。小出しにでてくるので、構成がしっかりしていてうまいなあと思いました。1巻での謎がずいぶん解かれてちょっとすっきりします。でもまだまだ引っ張ります。3巻まで読まないとすっきりしませんね~。しかたない。6月に最終巻が発売なのであと2週間ほど待ちましょう。

英語は1巻でも申し上げた通り、英語学習者にぴったりなんじゃないかなと思いました。ほどよく難しい語彙がちりばめられ、読みにくくない。今回はKindleなので、新しく買ったiPad用のスタンドを持ち歩き、辞書を片手に読みました。こんなにたくさん辞書を引いたPBはこれが初めてかも。両手があくので面倒でなくてストレスかからずに引けました。しかもヤングアダルトなので、引く回数も適度なのが学習者向き。英検1級語彙がさりげなくちりばめられている感じです。この本はほとんど外で読みました。おもしろい表現いっぱいありました。同じ単語が出てくると覚えていいですね。

トワイライトをはじめアメリカのヤングアダルトがこれほど充実して層が厚いのはたどると最初はイギリスのハリポタの影響もあるんじゃないかと思うんですが、昔クリントン政権で教育改革しようとしたか、していましたよね。「アメリカの子供たちの読解力の向上」みたいなのやっていたような。だからヤングアダルトを読むと、私たち英語学習者も繰り返しでてくる語彙に出会って同じ効果があるような気がします。この本は中高生向きだからちょっと難しめかもしれません。

それと1巻でもふれたように、若者っぽい表現がちらほらでてきます。ハイフンで単語をやたらつなげて形容詞化してしまう言い方とか。これ2行ぐらいのものもありました。これは日本の若い子が言葉を短縮していうような感じと似ているような気がします。一見動きがあるように見えて、一語の形容詞を使わない。これ憂えている大人もいるかも?お年を召したネイティブに聞いてみたいですね。

プラス、ヤングアダルトは使うべきでないスラングが少ないのが特徴じゃないかなあと感じました。これもノンネイティブの英語学習者が英語を読むのに適している理由のひとつじゃないかなと思いました。

昨日は子供の塾に車で行って、パパを職場に送ったあと、ファミレスでモーニングを食べながらレストランで3時間ほど子供のお迎えまで読んでいました。(自分だけ朝ごはんを食べる暇がない)いや風邪で寝込んだ反動ですな。スープもドリンクも飲み放題で、駐車料金もいらない。PBもおもいっきり読める。半分近くの量を昨日でよんでしまいました。ちょっと幸せ感じた昨日の午前でした。これからもこれしたいなあ。

名付けて、「モーニングPB」 
人によっては「happy hour PB」とか、「通勤電車PB」とか、「ベッドサイドPB」などなど。
私は「子供のお稽古待ちPB」が主流ですね。

ということでこの本と共にやってきた風邪も仕事の忙しさも相まって熱あり、咳あり、鼻水ありの状態でこの本と共にやっと去っていったようです。免疫が弱いので風邪ひくと大変です。まさにtorment状態ですな。

次回はリンカーン・ライムシリーズでもと思ったんですが、アマゾンから届かなくて、思わずkindleで
好きな作家の最新作を入れてしまいました。結局宅急便入れに入ったままで、うちにその伝票を入れ忘れたかなにかで手違いがあったようでした。まああとにします。しかしPBの字がち、小さーい!次回の洋書はイギリスでは発売中で、アメリカではまだ発売されておらず、Kindleバージョンだとアメリカでも手に入る。そんなことあるんですね。イギリスとアメリカだとタイトルも変更されたりすることも結構見ます。なるほど~。

まあ、でもちょっと体も休めないといけませんね。

今日もきていただきありがとうございました。
いい休日をおすごしくださいね。台風きてますね~。


Fallen
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テーマはズバリ「エターナルラブ」
少女マンガを英語で読むとこうなる?ヤングアダルトパラノーマル。

Author:Lauren Kate
Period: May 16th ~22th (about 5 days)
Category:Paranomal for teenagers
452pages

Total recommends: ★★☆☆☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★☆☆☆
can't-sleep-dgree
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(基準や感想は、あくまで一英語学習者の主観に基づく判断ですご了承ください)

おばちゃんは少女マンガ育ち、映画育ちなので、どんな矛盾したお話にもひるまないぞ。これもそんなお話でした。中学生か高校生でこれ読んだら夢中になったかも。まるで少女漫画をよんでいる気分で読み終わりました。

舞台はアメリカ南東部。主人公のLuceはある事件をきっかけにthe Sword & Cross というボーディングスクール(私立の寄宿学校)に両親から遠く離れて転校することになった。そこはreform schoolと呼ばれる「ちょっと訳あり」の高校生たちが集まる寄宿学校だった。Luceには誰にも知られたくない秘密があった。彼女の周りには不可思議な影がまとわりつき、彼女に興味を持った前の学校の男の子が一人原因不明の謎の死を遂げたのであった。

そこでLuceは初めて出会う青年lから目を離すことができなくなる。翳のあるグレーの瞳に金髪の青年Daniel。Luceにはなぜ彼女がDanielから目をはずせないのか自分でも理由がわからなかった。彼が人目を引くイケメンだからという理由ではなかった。なぜか前から知っているようなデジャヴを感じていたのだ。ある日ふとした拍子にDanielと手が触れた瞬間、Luceは今までに経験したことのない感覚におそわれるのであった。しかし、そのLuceに対するDanielの態度はあまりにも冷たいものだった。彼の口から出た一言は、「僕を追い回すのはやめてほしい。」

暗い過去を引きずる少女。謎めいたクラスメイト達。そしてあまりにも残酷で美しい青年。黒い服を必ず着用し、外に出ることを許されないボーディングスクール。このあまりにも少女マンガチックなゴシックチックな感じにひかれてぽちっとしてみました。

最初の100ページまで、美青年Danielのツンデレがたまらなくよかったです。全編を通して実は主人公のLuceがやたらもてだす。これも高校が舞台のお話らしいですよね。でてくる男の子がみなゴージャスで主人公にくびったけ。で、案外主人公も美人だったことがあとで判明。10代の読者の願望をうまく映し出しています。

ふつう、200ページぐらいで面白味がましてくるんですが、この本は少し遅かったです。300ページを超えてやっと展開がありました。ということは3部作の序章である感は否めませんでした。最後に次への展開を思わせるふしがあるので、2巻を読まざるを得ないかんじですな。でもおもしろくなりそうな予感です。1巻でも少し触れられていますが、リーインカーネイションのお話。これはちょっとそそりますね。

英語はヤングアダルトなので読みやすく早いペースで読めることは読めますが、単語が難しく感じました。というかどんどん私の単語が頭の中からぬけているせいかなあ。辞書を片手にたくさんひきました。

たとえば、1級で覚えたけどちょっとあやしいもの
akimbo, feeble, nausea, bifocal, decree, eschew, parable などなど。

初めての単語もいっぱい
grit, keel, gush, kadzu, natatorial, tawny などなど。

私の電子辞書は100語以上は消えるので、記録に残っている中の一部です。

まあ、いちいち全部はひかなかったけど、結構今回は辞書とともに読みました。
単語がどんどん消えていくのは嫌ですからね。認識語彙のbuild upを試みました。
でも、英語学習者にはけっこういいレベルではないかとおもいます。理不尽さに目をつぶれば、謎解きの楽しみもあります。読み進めやすい。

面白くないわけではないんですが、大人のロマンスはちょっと私にはたまに汗汗だし、ティーンのロマンスもちょっと物足りないかなあ。TwilightやPoison Studyみたいな本もっとないかなあ。でも結末が知りたいからこの2巻を初めてのKIndle体験してみようかなと思っています。2巻は1巻より評判がよさそうですしね。

主婦さんからリンカーンライムシリーズ正式に招待状が届いたので(笑)今度またKindleで頼んでみますね~。あの警察用語にたえられるかなあ。

今からdownloadに挑戦です。なんかWi-Fiって不思議ですね~。あとは辞書機能をうまく使えるかなあ。英和も入れてほしい。

今気が付いたんですが、いつの間にか去年のタイ記録を破っていました。18冊?たぶん。去年は17冊でした。やればできるもんですね。半年もたってないから、素直にがんばったなあと自分をほめてあげたいです♪ いや結構くるしいときもあるんですがね。

といいながら、PB三昧の日々です。ラジオ講座もしなくっちゃ。せめて。

明日は月曜日うちは子供が代休です。どっかに連れて行ってほしい攻撃をどうかわすか検討中。体調も戻ってないし、まだ仕事もしなくちゃいけないので。

きていただいてありがとうございました。





Atonement
Atonement
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多感な少女のFantasyが人の人生を変えてしまう。岐路に立ったあと、人々のたどる道とは。心の奥底に深く、深く浸透します。「贖罪」とはなしえるものなのか。せつない、哀しいお話。
Author:Ian MacEwan
Period:.About 5days
Category:Fiction
372pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★★★
Story:★★★★☆
Can't-sleep-dgree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

春から違う職場で働きだしてからなかなか時間がとれません。ゴールデンウィーク前にあっこさんと一緒に読み始めたこの本。彼女はあっという間に読まれたんですが、私は本を開く時間もなく、この週末で読むぞー!と昨日から重い腰を上げて読了しました。90ページから250ページまで昨日いっき読み。残り372ページまでをさっき読み終えました。(午後2時ぐらい。ブログは写真をアップいた状態で置いてあったので朝の時間ですね。)集中して読まないときっといつまでもカバンの中にこの本が入れられている状態が続くことが予想されたので。これは映画を先に見ました。原作があるって知らずに。原作があると気づいた時点ではまだまだ自分の英語力に自信がなかったたので、お気に入りにおいてありました。あっこさんがいなかったらきっと読んでいなかっただろうなあ。ありがとう。

お話の主な舞台は1930年代から40年代の戦時中。これは「ナルニア国物語」の現代の設定と同じくらいですよね。郊外への疎開とか、ロンドンの街の様子が似ています。イギリス郊外の富裕層のお屋敷で、Brionyは末っ子として育った。母や年の離れた兄Leonと姉Ceciliaにかわいがれながら、彼女は本を通して少女時代をファンタジーの中で過ごす。

ある夏のこと。屋敷の子供たちがそれぞれ寄宿生活から帰省し、いとこや、幼馴染の使用人でLeonとCeciliaとともにケンブリッジ大へ行っていたRobbieも集まる中、ある事件が起きる。事件はBrionyが自分の空想癖から思い込んで真実とは全く違う方向にことが進んでしまうことから、悲劇がはじまったのだった。

「もしあの時ああしていれば今頃は、あの人たちはあの子は幸せなはず。」と仮定を描きながら読むお話。せつないです。それがこの物語の魅力の一つでは?と思いながら読みました。映画でお話しの筋もしっているし、悲しい結末も知っていただけにより一層せつなくなりまいした。本を2度読みする感じをちょっと味わえたかもしれまません。

英語の難易度は初めての★5つとつけました。なぜなら、この本をリビングに置いていたら、滞在していたニュージーランド人が手にとって、「これ、読んでるの?ぼくはこれちょっと読んで挫折した。」とおっしゃる。ええ?そうなの?わたしゃただの英語学習者なのでそんな判断むずかしいわと言うと本を開いて、「ほら見て、まずここに主語があるよね、そのあとずーっと散文的に描写が続いて、ああ、やっと3行飛ばして動詞があった。これは読みにくいよ。わざとこうやって書いてある。僕はマキューアンのほかの作品は読んで読みやすかったけど、これはスタイルが好きじゃない。僕はこれだけは読んでない。僕の母はこれもだいすきだけどね。」ほおお。そうなんですね。ちなみに彼は旅に出る前は編集のお仕事をしていたようです。だから彼にとってはこの本は「難しい」のではなく、「趣味に合わない」だけにしても、よかった、安心しましたよ。私には難しいはずですね。どこかの書評に「英語が簡単で読みやすかった。」とあったような気がしますが、わたしのこの読書日記と同じで、やはり主観がかなり入っているようですね。人によって違う。あれはきっと海外の大学なんかで文学を専攻した日本人のお言葉かもしれない。私の場合は難しかろうが、なんでもけっこう読んで楽しいと思えるところが変さかもしれませんが。この本の特徴の一つかもしれませんが、英語ネイティブがご指摘の通り、1文が長く、ピリオドまでにコンマで文が細かく仕切られる状態が続く文章です。うう~。

もう一つの難しさは、散文的である(文学は詳しくないのでまちがっていたらご容赦ください。)と同時に、表現が非常に回りくどいです。技巧的に挑戦した作品だそうで。そうだったんですね。特に主人公の少女の屈折した心情は情景描写と心理描写を交えながら読者に「この少女は実はこう考えてるんだ。」と類推するよう求められているような気がしました。屈折した印象を覚えました。3部構成ですが、(実際にはエピローグがあるので4部とも言うんでしょうかね。)part1は読みにくい気がしました。part2は大人のカップルの心情が軸になっているので、そのへんは非常にわかりやすくて、part1でわかりにくかった点を解消もできるようになっています。part3は少女の成長を描きながら話が急展開します。part1~part3までは語り手が第三者で、エピローグが少女本人の語りにかわります。

imagesCANAU32B映画も私のお気に入りの映画の一つです。2,3年ぐらい前に見たと思います。原作を読んでみて、あの映画すごく丁寧に原作のイメージを伝えようとしているなと思いました。抑えた感じがよく伝わっていました。なんといってもジェイムズ・マカヴォイがいいです~。原作とは違う感じですがね。少女の繊細さと残酷さそしてその後の自分の人生の捧げ方もよく描けてたんじゃないかと思いました。いや悲しいのでもう一回見たいとはおもいませんがね。よく同じスタッフ、同じ俳優(キーラ・ナイトレイ)の「高慢と偏見」と比べて地味だとか言われていますが、私は映画が「つぐない」のほうが断然いいと思っています。「高慢と偏見」はかつてのBBCドラマをなかなか超えられない。あれでMr.Darcyことコリン・ファースがイギリスの国民的俳優となったんですものねえ。原作はかなり手ごわいかもしれないけど、映画でも感じはすごくでているので私としてはお映画で観ても感じはわかるんじゃないかと思います。

しかし、カズオ・イシグロの「Never let me go」を原書で読んで、そのあとテレビの彼の特集番組で翻訳の朗読を聞きながら、同じ個所を原書で探して読んだんですが、

まるで印象が違う。

きっとこの作品もそんな作品なんじゃないかと思いました。きめ細やかな印象です。男性作家だけど、違和感なかったです。すごく繊細な人なような気がする。

イギリスのブッカー賞候補にもなった大作を読んだあとは、やっぱヤングアダルトでいきましょう。といっても明日からまた怒涛の仕事。今週は夜のお仕事が3回も~。しかし代わりのきかないお仕事ですし、必要とされているのもありがたいことですね。よく寝なくちゃ。でも読書時間を週日にもほしい私です。

でも、何でも面白いと思ってしまって書くんですが、ありがたいことにここにきてくださったかたが、いくつか同じ本を読んでくださいます。とってもうれしい。でも読んだ方にとって、おもしろくないこともおきています。すみません。この作品に関しては「深くて文学してて、面白いけど、難しい」です。まだまだ一英語学習者の感想なのでご容赦ください。

今いまから洗濯物取り入れて(主婦さんのブログで気が付いて、うちも布団を入れ替えました。シーツをいっぱい洗濯しました。)子供が帰ってきたらお稽古に連れて行って、帰ってきたら明日の仕事の準備ですぅ。うへえ。

日も来ていただいてありがとうございました。
いい一日をお過ごしください。


The Passion
The Passion
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Author:Donna Boyd
Period:4.18. 4.24. 4.25.2011(About 3days)
Category:Paranomal
389pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-dgree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

まさにパッション!ドラマチックWerewolfものの元祖?

薬が効いて持病が治まりつつあり、先週は何時間も寝てましたが、そうなると収まらない「PB読みたい病」。
今日は他の英語の勉強をかなぐりすてて、朝早くに家事をがんばって済ませて、朝からPBだけで過ごしちゃいました。というのも、うちにきたPBの表紙は上のやつとは違うヤツで、カバーなしには持ち運べないもの。それにちょっと気恥ずかしいメロドラマでもあるので、今週末にやってくるお客さんの前においとくのはちょっと恥ずかしくって。でも今日読まないと明日からは仕事。で、2日ぐらいで130ページほど読んでいたんですが、今朝から一気に全部読みました。ちょっとく、くるしかったですが一日200ページ以上越えに挑戦しました。いえ、かなり苦しかったです。でも後半は盛り上がっておもしろかったので、一気読みできました。

パラノーマルものを久々に読んだような・・・これはけっこう古いものだと思います。一つ前が結構自伝的なお話で現代が舞台だったので、今度は現実離れした昔風なドラマチックな話を読んでみようと、ロマンスの大家雪柳さんのところで紹介されていたのを選んでみました。今はハリポタやアンダーワールドやらで狼男は当たり前ですよね。あ、ヴァン・ヘルシングも結構好きなミーハーな私です。ヒュー・ジャックマンが気に入っているのか、あの話がすきなのか・・・どっちもー!

パラノーマルで最近でてきたウェアウルフといえば、トワイライトシリーズですね。欧米の方は好きなんですね。これとバンパイア。私も大好き。ポーの一族また読みたい。

舞台は現代のニューヨーク巨大財閥の会長ニコラスの持つある機関で殺人事件が起こる。その殺人は人間が起こしたものとは思えないような残虐な現場だった。実はニコラス率いる一族はウェアウルフ(狼人間)の一族で、敵は人間ではなさそうだった。嗅覚の優れた彼らは犯人を捜そうとする。その中には人間のにおいも含まれていた。犯人は人間なのか。疑うニコラスに父であるアレキサンダーがこの闘いの発端となったある悲劇を語りだす。それは19世紀の華やかなパリ、そして極寒の地アラスカで起こった愛の悲劇の話だった。

この話を読んでいて、ちょっと思いだしたのは、「インタビュー・ウィズ・バンパイア」いつか原書も読んでみたいような気もしているのですが、映画を見ました。あとで見るとやっぱり、「バンパイアがアンライスなら、ウェアウルフはドナ・ボイド」みたいなことが表紙に。そう、共通点ですが、なんか貴族っぽいウェアウルフものです。女性ならでは。ウェアウルフ一族の存亡と禁断の人間とのかかわり、愛憎劇とでもいいましょうか。とてもドラマチックな展開が用意されています。

一気読みするとやっぱり長くかかるものよりは面白みを感じて読めました。ありえない話でも楽しんでしまう私なので、万人受けするかどうかは判断できません~。短い読書遍歴ではまだ判断しかねますが、前に読んだ「Outlander」といい、なんだかドラマチックで壮大なお話です。というワケでついでに最近のウェアウルフものも読んでみようかなあとも思っています。「Shivers」でしたっけ?

ちょっと最近は字を読むのがつらいこともあるので、これは字が細かくて、印刷がよくなくて(字が読めないところもあった)それも苦しかったです。本は新品だけど本があきらかに年数たってる感じもしました。古い在庫のようです。英語もやっぱりOutlanderと重なりました。そんなに簡単ではないような。軽い感じはありません。最後100ページぐらいで電子辞書の電池が切れたのでなしでまたタドキスト読みしてしまいました。電池入れます。

次回はちょっとお客さんが来るのでちょっと見栄はって「Atonment」を読んでみようと思っています(笑)イアン・マキューアンってイギリスの方ですよね。週末イギリスの方がちょっとだけうちにインドから来るので。話のネタになるかもしれないし。

映画見て、原作を前から読もうと思っていたんですが、戦争物でもあるので、ちょっと暗くてね~。あっこさんが読まれると聞いたので、アマゾンに行ってみたら、「あと4点です。」なんてあるとついポチッとしてしまうんですよね。こんなことでもなければ手にしていなかったかも、ブログ仲間に感謝ですね。ありがとう。

ブログを更新できない間に、御見舞いをたくさんいただきありがとうございました!

今日も来ていただいてありがとうございました。
いい一日をお過ごしください。

Eat, Pray, Love. Movie Tie-In
Eat, Pray, Love. Movie Tie-In
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Author:Elizabeth Gilbert
Period:4.5.2011~4.17.2011(About 2 weeks)
Category:Fiction based on the author's experience
445pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★☆☆☆
Can't-sleep-dgree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Spiritual:★★★☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

アラサー(一応アラフォーも)女性のスピリチュアル入門書?読めば気持ちもすっきり・・・するところも多々ありで、モヤモヤな気持ちを晴れやかにしたいときにいい本

「週末でこの本を読み終えるぞ。」と誓ってやっと読み終わりました。ながかった。仕事のどたばたと共に読み始めたのが悪かったです。もっと一気に読めていればもう少し楽しめたはずなお話でした。

作家として成功を収めている著者ご本人の体験記に近い本とでもいいましょうか。主人公もご本人が実名で出ていて、ところどころは名前を変えてあるそうですが、すべて実在の人物がでてきます。

結婚4年目の彼女は夫との終わりのない協議離婚にけりをつけ、ずたずたの心を引きずって1年の旅にでる。イタリア、インド、インドネシア。4ヶ月ずつ滞在して「自分」を取り戻すために。イタリアではイタリア語を習い、おいしい食事に舌鼓を打ち、インドではAshram(ヨガの修行場のようなもの)でひたずら瞑想に打ち込み。インドネシアではMedicine Manに弟子入りして人生を学び「愛」を再度確認する。そして著者のLizは再び旅立とうとしていた。

最後のインドネシア編はほとんどこの週末で読みました。話の展開も早かったです。著者の体験談なので、すごく納得して読めました。スピリチュアルなお話を毛嫌いしていなければ大丈夫です。結構教訓めいたことがたくさん書いてあるので、「そうよね~。やっぱりネガティブ志向じゃだめだめ~。」と4月前半の忙しさで目がまわりそうな時に癒してもらえてよかったです。

しかし、出版社持ちで1年も「自分探しの旅」に出れるなんて、なんてうらやましい。だいたい欧米の人はもともとHolidayは長期滞在志向ですが、これはすごい。まあ、もうすぐうちにやってくるイギリス人?もよく考えれば、仕事せずに旅を半年以上続けているんだから(今はおそらくインドのムンバイ付近。おとつい「今からラクダで砂漠旅行いってくるね~。」とメールが来ていた。ああ!うらやましい。)それって、結構普通なのでしょうかね。夢ですね~。

しかも、場所も憧れの場所。私は3つの国のインドだけは行ったことがないのですが、行きたくなりますよ~。ガイドブックの側面もあるような気がします。

イタリアのナポリのピザのシーンはめずらしく私を食いしん坊にしましたし、インドのヨガ修行では、いつもYogiの友人に「インドに行こうよ~」の誘惑にのりたい気持ちになりましたし。バリはまた絶対訪れてバリの編んだカバンとか、家具とか買うぞ~と誓ったことを思い出しました。

スピリチュアルなお話なので、著者の精神に対する変化も書かれていて興味深かったです。いろんな宗教が出てきますが、結論は非常に平和的でいいです。さすがバリは神々の住まう土地ですな。

英語は現代の英語なので(アメリカの)、言い回しがネイティブっぽいなあと思うものもたくさん出てきました。著者の独白部分はちょっと難しいと思います。会話は読みやすいとは思いました。バリのMedicine Manの英語は不完全なままの英語で面白かったです。Nice to meet you.とNice to see you.は違うという説明があって勉強になりました。ご存知ですか?

というわけで、今年に入ってこれで記念すべき15冊。がんばりました~。
4ヶ月で15冊がんばって読んでみて、自分に変化が感じられるか。うーんよくわかりません。変化が感じられるまで、限界まで読んでみようというのが今年の私のコンセプトではあるので、まだまだがんばってみます。

しばらくは、ちょっと自分を甘やかして、ちょっと甘め路線で自分を甘やかしていこうかと思っています。ロマンス多し。いやミステリーもたまにはいれようかなあ。

今日も来ていただいてありがとうございました。
いい一日をお過ごしください。

Sophia's Secret
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Author:Susanna Kearsley
Period:3.29.2011~4.3.2011( about 1 week )
Category:Fiction based on history
521pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-dgree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★★★★

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

What a romantic, history-rich story!
埋もれた歴史を秘密を掘り起こしてなおかつ現代につながっているラブストーリー 

日曜日にまたまた最後の200ページ一気読みしました。お、おもしろかったです。イギリスのアマゾンで見つけてこれは完全に私好みの作品だと思って、日本のアマゾンで取り寄せたんですが、大当たり!表紙はちょっと甘めだと思うかもしれませんが、中身はすごーくリッチです。

私はおそらく普通の方よりイギリスの歴史に明るいと思うのでこの本で語られている歴史について全く違和感を感じずに魅了されるまま読みましたが、そうでなくてもきっと惹かれる方も多いのではないかと思います。イギリスオタクというかイギリス史おたくかも。昔イギリス人にばら戦争の説明をして驚かれたことがあります。いや、今はかなり忘れたのでできませんがね。

舞台は2つ。現代と300年前の同じスコットランドの海岸。カナダ人作家であるCarrieはあるスコットランドの史実に基づいた物語を書くために訪れた古い古城のあとのそばに惹かれるようにコテージを借りて作品を書き始める。そこで彼女は不思議な体験をする。作品を書こうとするとじぶんのなかから湧き出るように話が出てくる。それは300年前のSophiaという女性の目を通して見る300年前の記憶であったのだ。Carrieは自分の創作なのか「記憶」なのか不思議に思うが。史実によってそれが事実だと明らかにされていく。300年前に主人公Sophiaがであったのはジャコバイト(カソリック王のシンパ)であるJohn Morayひと目あったその時から2人は恋に落ち、愛を誓うが、プロテスタントの女王とカソリックの王との政権争いのさなかだった。会ったのもつかの間、Johnはパリの王のもとに帰らねばならない日がやってきた。二人の再会の日はあるのだろうか。そして守り抜かねばならない「秘密」とは。

史実に基づき、その中に埋もれている人物を生き生きと蘇らせてるその力量が素晴らしい。歴史を捻じ曲げずにこれほどまでに「物語」を展開するなんて。歴史好きの私が読んでいてどれだけわくわくしたか。途中、大学の歴史の先生役の男性が歴史にうとい弟にイギリスの王室のことについてわかりやすくレクチャーします。それだけでも楽しかったです。「そうだった。そうだった。」と思いながら読みました。おそらく300年前のヒロインはフィクションかもしれませんが、あとは「実在した人物」が書いてあるので、そこが魅力だなあと感じました。それと、タイムトラベルではなく「記憶」を使ったのもとても新鮮で作品の中の「歴史」を浮き彫りにできていると思います。記憶が現代まで繋がって、人が再び出会う。背中がちょっとぞくっとしました。素晴らしい。作者のリサーチ力はすごいと思います。最後にどうやってつじつまを合わせていったかとか、実在の人物の書簡を調べたこととか、実在の人物のその後が巻末に書いてありました。

ヒロインの2人のSophiaとCarrieの2人の恋が平行して同じように進行していきます。それもちゃんと理由が残されて。非常にロマンチックな話ですが、ベッドシーンがほとんどなく、あっても抱擁して温かみを感じるというようなほっとするシーンのみです。そのあたりがまたこの作品をただのラブストーリにしていないと思いました。だからこれはイギリス史が知りたい学生の方でも読める作品だと思います。本当に歴史が豊かに語られていきます。歴史にご興味があってロマンチックなお話が読みたい方はほんとうにおすすめ。

難易度を星4つにしたのは、現代のシーンはそれほど難しくなく、読みすすめられるんですが、300年前のシーンでは、時代の感じを出すために少し堅い感じだったのと、歴史が絡むのでその理解が必要だと思ったからです。3つか4つかそのあいだかってかんじだと思います。

いつものことなんですが、私ってラストが結構よめちゃう人間で、これもやっぱり自分の推理がズバリ当たってしまったんですが、それでも大満足のお話でした。ファンクラブ入ろうかなあと思うくらい。

日本でこれ読んでいるのがもし私1人だったらもったいない。どなたか読んでらっしゃらないかなあ。きっとどこかにいらっしゃるはず。どなたかいらっしゃいませんか~?

ヒストリカルロマンスお好きな方どうか読んでみてほしいです。素晴らしい作品でした。

今日から新しい仕事がスタートです。新しい職場にはじめて足を踏み入れました。しばらく慣れるまでPB読むの自粛かなあ。

1月から数えて14冊目。1ヶ月5冊はちょっと無理でしたが、今のところ4冊ベース。今からペースダウンする予定ですが。目標は達成できるかな。読めば読むほど「もっと読みたーい!」となりますな。PB中毒状態。

今日も来ていただきありがとうございました。

The Book Thief
The Book Thief

死神が人間から奪うものは魂?それとも?ナチスドイツをホロコーストではなく、ドイツの民間人側から描いた感動作。

Author:Markus Zusak
Period:3.15.2011~3.28.2011(about 2weeks)
Category:Fiction based on the history
554pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-dgree:★☆☆☆☆
Myster-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

この本はニュージーランドの知り合いの方に薦めていただいた本の一冊です。偶然にもイギリスのアマゾンで評価が凄く高くて、私がチェックしていった本からもお薦めと出てくるのでアマゾンですでに購入していました。

早速本を開きましたが、予備知識なしで読み始めたら、どうもナチスドイツ下のドイツが舞台でした。

この本のナレーターは死神。舞台はヒトラーが台頭し始めたドイツ。あるドイツ人夫婦の養子になるために弟と列車に揺られて母に連れられていく主人公リーゼルは、列車の中で弟が死んでいるのに気づく。途中母と弟の埋葬を済ませてから里親のもとを訪れる。墓場で拾った(盗んだ)本を抱えて。

そこで待っていたのは、厳しそうな養母と無口だけれども心優しい養父であった。貧しい夫婦に引き取られ、リーゼルは学校になかなかなじめず、夜は弟の夢で苦しむ日々だった。リーゼルを気にかけてくれるのは養父のハンスと近所のルディという少年。養父のハンスはリーゼルをあたたかく見守り、字の読めないリーゼルに自分も苦手な字を教え始める。やがて焚書の際にリーゼルは表紙が燃えてまだくすぶっていた本を拾う(盗む)。それを死神はいつも見ている。彼が名づけたリーゼルのあだ名は「The Book Thief」(本泥棒)

やがて、ナチスドイツが台頭し恐ろしい日々がやってくる。死神は魂を拾うのに忙しくしながらも、リーゼルを見つめつづける。

そしてある日、リーゼル一家の家をノックする人物がいた。

この本の要約はすごく難しいです。史実に基づいた事実もあるし、もちろんフィクションだし。章が細かく分かれていて、時系列も時々前後します。ナレーターが死神ですが、少女リーゼルの視点が中心。彼女がナレーターでないところがすごくポイントです。

読み終わったあとでいろいろ見ていたら、この本一応「ヤングアダルト」部門でもあるらしいけど、大人にも評価が高い本だそうです。え?ヤングアダルト?読みやすい?私はなぜか時間がかかりました。すごく早く読める部分と、遅くなる部分が混在していて、いつもなら、200ページを越えると乗ってくるんですが、このお話に関しては300ページを越えてやっと読めるようになってきました。まあ、子供の春休みに引っかかったのもちょっと原因でしょう。しかし、最後になればなるほど物語の層をなす構成にうなりました。

著者はドイツ人の母とオーストリア人の父の移民である両親を持つオーストラリア人の方です。ドイツでの戦時中の話を聞いて育ったそうです。だからドイツの戦時中の生々しい伝わってきたんですね。でも客観的でもある。だからすごい。インタビュー見つけました。オージーイングリッシュ入っています。


最後の30ページで星四つから5つに変わった本の一冊となりました。ラストの50ページを家で1人で読めてよかったです。涙で字がかすみました。今日、子供の講習を待つカフェでこれしたらヘンなおばちゃんだった。淡々とした語り口なので余計にラストがつらかったです。さらっとした死神の語り口とその心(があれば)の変化の脚色に脱帽しました。センス感じちゃいました。

ドイツ民間人からの第二次世界大戦を描いたのも私にとっては初めての経験でした。ナチスといえばホロコーストですものね。この前見たナチス物といえば、タランティーの映画だったしなあ。これ、実は映画化されているそうです。日本にきましたっけ?なんとハンス役にはジャン・レノが出ていていました。(だと思います。他のトレーラーではハリポタのルーピン先生のデヴィッド・シューリスとも思われる映像もありましたが。どちらでしょう?)ユダヤ人のマックス役は「戦場のピアノニスト」の人。これどこかでなんとか観ようと思っています。トレーラーを見つけました。



ちょっと原作読んだ感じよりこのトレーラーはドラマチックですが。本を読んだ感じではもっと淡々とした印象でした。でも実写のフィルムがあるから生々しい感じはでてるかもしれませんね。でも、日本にはどうも来ていないのか?く、くやしいなあ。「アレキサンドリア(原題Agora)」とか、「私を離さないで(原題Never let me go)」みたいに来るのが遅いだけなんでしょうかね。字幕なしで挑戦する映画がまた増えてしまいました。シアター系の映画はママには観に行くのが困難なんですよね。独身の頃なら観にいったんですが。

ちなみにここ最近で字幕なしで観ようと思っていた作品は「Never let me go」です。都会の小さな映画館で1週間で終わってしまう。春休みに。ママには無理ざんす。観にいけないのでアメリカのアマゾンでネットレンタル初挑戦するつもり。(この前見つけた)字幕がないからよけい英語の勉強になるということで。

PB生活三昧ももうそろそろ休業にはいるかもしれません。くすん。仕事しなくちゃ。

今日も来ていただいてありがとうございました。

The Fall (The Seventh Tower)
The Fall (The Seventh Tower)
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Author:Garth Nix
Period:3.13.2011~3.15.2011(3days)
Category:Fantasy for children 9-12 years old
195pages

図書館で日本語の本を子供に借りてきて、子供が夢中になった本の原作です。子供は一気に7巻までとっくに読みきって、「ママも読んで欲しい。」というので、日本語も1巻を読みましたが、なんだか時間がもったいないので、「どうせなら英語で読むわ。」と1巻の原書を購入して置いてあったものです。実は週末の一日ぐらいで読もうと思っていました。でも、心がざわついてあまり本をとることができずに、3回ぐらいに分けて読みました。

日本語と英語の構成がかなり違うと聞いていました。英語だけで読むとおそらく出てくるクリーチャーすなわち想像上の生き物達の説明がないのでわかりにくいだろうという翻訳者の配慮でそうなったんだと思います。日本語も英語もざっと読んでしまって厳密ではありませんが、前半部分に翻訳者が加筆したのではないかと思いました。日本語を読んで3ヶ月はたっているので、ちょっと覚えていません。後半はけっこう原作に忠実ではなかろうかと思いながら読みました。

英語は子供向けなので早く読めると思います。Kira-Kiraと同じ程度でしょうか。英語子育てをしている方で2級をとられているような小学校高学年から中学生ぐらいの子でファンタジーが好きならよめるかもしれません。うちの子供もそのうち読んでくれたらと思いながら、道のりは長いです。

日本語を先に読んで英語の原書を読むのはダン・ブラウン以来です。さすがに映画がはやった当時に原書にいきなり挑戦するのは無理だとおもったので、日本語を読んで英語を読みました。「ダヴィンチ・コード」と「悪魔と天使」の2冊です。ダンブラウンの作品はそれ以外にも2冊読みましたが、それらは英語だけで挑戦しました。その時は「やればできるじゃん!」とうれしかったなあ。まだまだ修行の旅は続きますがね。

でも、この本はさすがに子供向けなので、それはしなかったほうがよかったと思いました。読んでいてあまりわくわくしませんでした。だから偏った感想しかかけません。

アマゾンの書評にもあるように、ハリポタが難しくて、ファンタジーが好きならば、この本は読みやすくていいかもしれません。

The Bride Finder: A Novel
The Bride Finder: A Novel
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夢見る大人の女性のためにささげられたEnchanting Story!

女性限定英語力向上応援本?

Author:Susan Carrroll
Period:3.8.2011~3.10.2011(3days)
Category:Historical Rommance
400pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-dgree:★★★★★
Myster-packed-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★★★★

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。


いやあ、止まりませんでした。すでにもうこんな時間。

朝からいつもの英語ニュースを聞いて、午前中に最後の実ビシをやって、午後から読み始めて、他の取り組みをせずに一気に完走してしましましました。

ここのところとっても真面目な本が続いたのもあったのかもしれません。むしろ本筋はそっちのほうがすきなのですが、ちょっと文学の薫りがするもの。

でも、間にロマンスはさんで結構ヒットでした。この本は日本語だったら、ちょっと躊躇するだろうなあという内容だなあと思いながら読み始めたのですが。やられた~。おもしろかったです。

舞台はイギリス、コーンウォールの崖が切り立った上に立つ古城。その城の城主であるAnatoleは逃げられない運命に苦しんでいた。彼はその宿命を背負いながら、彼の花嫁を探すことに。しかし一族の教えは土地の司祭の特殊な能力に頼らねばならなかった。司祭の仕事とは、
「The Bride Finder」
彼が見つけた花嫁でなければ、一族に待っているのは不幸な死だった。
その司祭がロンドンで見つけた花嫁MadelineはAnatoleのミニチュアを見て彼の花嫁になることを決意する。
 胸いっぱいに夢を膨らませてやってきた彼女を待ち受けていたのは、幽霊屋敷のような古城と、ミニチュアとはかけ離れた粗野で冷たいAnatoleの態度だった。しかし、それには理由があった。彼に隠された秘密とは。

これ、はっきりいって、大人の女性版「美女と野獣」ですね。いや別に野獣はでてこないんですが、読んだ人は少なからず思い浮かべるんじゃないかなと思いながら読みました。一応R指定入れないといけないから大人の女性としました。そのような描写は出てきますが、それまでのAnatoleの身を焦がすような心情がなんともいえませんでした。暗い過去を引きずって心を愛する女性にささげきれない彼のジレンマ。いいなあ、うっとりしましたよ~。ほんとに。そのじれったさと愛のシーンのおかげでページターナー本になるということで、歴史物や、ちょっと現実離れしててもOKって女性の方には英語読んだって感じの本になると思います。

これ、アマゾンJapanで書評書いている人が全員★五つだったので購入してみたんですが。納得しました。まだそんなにたくさんロマンスを制覇しているわけではありませんが、これぞロマンスだなあと。なんかすごく円熟味がかんじられたんですけど、書き手がもう上手。ツボを知り尽くして書いてるって思いました。愛のマジックとでもいいましょうか。前に読んだロマンスの大御所「Outlander」の時代よりちょっと先だと思うんですが、あそこまで壮大ではないにしても、すごくまとまっていて、安心して読めました。
タイムトラベルものではありません。

単語はけっこう難しいものが登場しますが、それを超えられるストーリーだったので、読みすすめれました。ラスト100前までは結構辞書を片手に読んでいました。ラストはそんな暇もなく一気読み。

恐るべしロマンス。また読もう。でもいろいろはさんでね。

朝起きれるかどうか自信ありません。仕事なのに・・・


Down River
Down River
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どんな嘘もどんな罪もすべてを内包して川は流れる 
5年前、罪に問われた主人公が故郷にもどるとき、家族を取り巻く時計がふただび動き出す

Author: John Hart
Period: 2.28.2011~3.6.2011 (6days)
Category:Crime Thriller
361pages

Total recommends: ★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★☆☆
can't-sleep-dgree★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

John Hart 2冊目です。私は3作目を先に読みました。主人公が子供のほうがとっつきがよかったので。

お話は5年前に起きた殺人で義母から犯人であるという証言をされ、街を出ざるをえなくなったAdam。その彼に幼馴染のDannyから電話が入る。どうしても帰郷してほしいといわれ、彼は悩んだ挙句にDannyをたずねることにする。しかし、肝心のDannyはフロリダに行ったという。そしてその夜Adamは襲われる。久々の家族や元恋人、そして家族同然の父の友人の祖父とその娘Graceと再開するもつかの間。幼馴染のGraceが突然誰かに襲われる。

5年離れている間に、Adamの父の所有する土地をめぐって争いが起きていた。果たしてGraceを襲ったのは土地を売らない彼への嫌がらせなのか。そして第2の殺人が明らかになろうとしていた。果たして犯人は?

最後の30ページまであまり乗ってなかったのが正直な感想です。きっと主人公Adamに感情移入できなかったのが原因だと思います。でも最後は前回読んだものと同じく、派手ではないけど、やっぱり謎解きがおもしろかったのと、すごく作者の思い入れを感じたのでちょっと感動しました。

きっとこれは男性の方が読んだほうが感情移入しやすいと思いました。でも、登場人物の性格はみなとても曲がった感じがないと思いました。みなそれぞれに自分の思う道を行っている。いいすぎかもしれませんが、へんなずるさがでてこない。土地柄を表しているのでしょうかね。内容が内容だけにご陽気な性格の人は出てこない。みなむっちゃシリアス。

ネタバレになるので、いえませんが2冊読んで納得したのが、犯人設定の時にやる情報操作ってやつですか?なんといえばよいのか。表現へたですみません。犯人をこの人とにおわせるいろんなトリックが面白かったです。推理物は作者にだまされることではじめて楽しいのだと改めて気づかせてもらいました。

英語はLast Child読んでいるときよりも意味が取りにくいなあと少しだけ思いました。Last Childよりも読むのに時間がかかりました。乗りもよくなかったのもあると思いますが。言葉も例えばsuicidal watchというのが最初?と思って、読んでいるうちに分かりました。

でも、やっぱり人間の業を描いていて、すばらしいなあと思いました。人間は1元的ではない。楽しさも苦しさもすべてを受け入れて自分のなかでそれを大きくしたり、小さくしていきながら生きていくのだというメッセージを感じました。

今年にはいってこれで10冊!がんばってます。先週も今日もネイティブの友人に本のお薦めをきいたので、読みたい本がいっぱい!まあ、それが自分の実力にあっているかどうかは別にしてですが。次は何を読もうかなあ。

Never Let Me Go. Film Tie-In
Never Let Me Go. Film Tie-In
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心のひだをていねいにそっと描き出す。車の中から雲と雨の風景を見ているように深く静かに進行するはかない命の物語

Author: Kazuo Ishiguro
Period: 2.21.2011~2.27.2011 (7days)
Category:Fiction
288pages

Total recommends: ★★★★★
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★☆
can't-sleep-dgree★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

読み始めた最初に感じた何かがずっとずっと奥深く蓄積していきました。英語が超難しいわけでもないのに、時間をかけて読みました。深く静かに。邦題は「私を離さないで」うまいなあ。翻訳のタイトルがそのまま映画のタイトルにもなっているようですね。

感じたものは「違和感」「不安」「静けさ」ごちゃ混ぜにしたような感覚。その感覚は最後の最後まで引きずられます。昨日最後の100ページあまりを読むときに、最後の40ページを残して眠りに着きましたが、朝どうしても気になって目が覚めたので早朝に読み終わりました。ちょっとQueasyな感覚でした。

31歳のキャシーはヘルシャムと呼ばれるイギリスの奥深くの寄宿学校でずっと過ごした経験を持つ。彼女は今の仕事をしながら、かつて同じ学校で過ごしたルースとトミーに出会い、ヘルシャムで過ごしたことや、その後移ったコテージでの出来事と今までのことを淡々と語りだす。その語りの中から姿を現すのは戦慄の事実だった。彼らの存在とは何なのか。

この物語の凄さは一定の「不安定さ」を読んでいる間同じレベルで保ち続ける淡々とした語りです。真実を垣間見せながらもその不安定さを最後まで引っ張っていって真実が明らかになる。決して複雑な話ではなく、こうなんだろうなと思いながらも最後にその不安定さの出所を感じ取る。私が感じたひとつは深い倫理観。

物語の構成上詳しくは語れないのですが、本を通じてまたイギリスを旅した気分になりました。なだらかな丘が続き、木々の中にあるHailshamの石作りの寄宿学校。閉ざされた世界の中で子供達が作品を作ったり、ひそひそ話をしたり。いつか来るその日に向かって繰り広げられる彼らのファンタジー。淡いはかない思い。外の世界はその対比として、現実として語られます。イギリス海岸沿いの曇った日の風景。ただようボート。降っては止む雨や度々出てくる有刺鉄線は主人公達の心をうつしているよう。

そんな風景を思い浮かべながらこの本を閉じました。

心情や風景描写がとても細やかで、一つ一つ薄いベールをはがしていくようにして語られる物語。めくられた中にあるのは孤独ではりめぐらされた深い悲しみに満ちた空虚のような世界。私はそう感じました。行間に張り巡らされた世界をどれだけ自分が捉えられたのか不安にさせられる話でもありました。静かに静かに何かを訴えかけられている感じ。あとを引きます。

もっともっと英語でも日本語でも本を読まないとという思いと、ちょっとヤスみたい思いが交錯した本でした。感じた思いを言い表せないもどかしさを感じながら。

Inside Out (MIRA)
Inside Out (MIRA)
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希望のない閉塞空間からの脱出劇。果たしてヒロインは外の世界へと旅立てるのか?

Author:Maria V. Snyder
Period: 2.14.2011~2.20.2011 (7days)
Category:Youn Adult Fiction
315pages

Total recommends: ★★★☆☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★☆☆
can't-sleep-dgree★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(基準や感想は、あくまで一英語学習者の主観に基づく判断ですご了承ください)

前回がなんともかなしい、本当にあってもおかしくないお話だったので今回は完全にフィクションでさわやかなものを!とこれを手にとりました。この著者の作品は前回「Poison Study」が好きだったので。語り口が好き。3部作の第一部のようです。2巻がもうすぐでるようですね。

話はある近未来?でパイプや金属で囲まれたある閉塞空間の中。舞台の社会は二つの階級に分かれる世界。The Scrubと呼ばれる下界に住む住人は生まれたときから産みの親から離され、施設での集団生活で育てられて、労働することで一生を終える。The Upperと呼ばれる上階に住む住人とは接触を禁止されている。この社会を支配するのはTravaと呼ばれる一族。この社会の均衡を壊そうとするものに待っているのものは「死」。Chomper(体を切り刻んでしまう機械)と呼ばれるところで体をリサイクルされて再利用される。例えば肥料に。
 Scrubとしてパイプ掃除を担当する少女Trellは別名「パイプの女王」と呼ばれている。一匹狼で、仲のいいのは兄弟のように育った同じScrubのCogのみ。彼女は1人を好み、パイプの中を縦横無断に行き来して過ごす日々だった。ある日TrellとCogの前にUpperからやってき預言者と呼ばれるBrokenManが現れる。彼は言う。「外界に通じる出口があるので探すのを手伝って欲しい。」と。外に出て自由の見になりたいCogはTrellならパイプの中を行き来して出口を見つけることができると彼女に頼む。Trellは出口の存在を信じてはいなかったが、CogのためにBrokenManが隠したディスクを単独探しあてる。しかし、そこに待ち受けていたものは、恐ろしいPCP(人口統制警察)の追っ手であった。つかまればChomper行き。PCPにつかまったCogがChomperに送られるまでのカウントダウンでTrellは彼を救い出し、出口を見つけなければならない。彼女は果たして出口を見つけて自由を手にすることができるのか?PCPの役割とは?The Upperとは?そこからノンストップのTrellの闘いの日が幕を開けるのであった。

ヒロインほTrellは「Poison Study」とほぼ同じタイプのヒロイン。魔法使いじゃないけれど。孤児で両親の顔も知らず育ち、パイプの中を縦横無尽に行き来できて、頭が切れる。なかなか他人に心を許さない。そして強い。

同じような強いヒロインが今度はパイプと金属で囲まれた狭い空間で戦うお話です。最初にこの舞台設定はまるで○○だなあと思いながら読んだら、最後はやっぱりそうだった。だから自分の想像した世界はかなり、いや正解だったんだと安心しました。ネタバレになるのはいやなので、あえて伏せておきますね。

よく似たヒロインなので、どうしても自分の中でPoinson Studyと比較してしまうための★3つですが、話は複線が一杯はってあって、あのしゃっきりした語り口も健在で読むのは楽しかったです。私は歴史物が好きなので、どうしてもPoison Studyに軍配が上がってしまうだけで、こちらが好きになる人も多いかもしれません。こちらは中世の香りもなくて、魔法使いも出てこない。だから現実味が高い。無機質の中で繰り広げられる人間ドラマです。ファンタジー苦手な人もけっこういますからね。

ここで繰り広げられる世界は「歴史は繰り返される」ような支配する側、される側と恐怖政治を描いています。でも結局はその支配も永遠ではない。

ヤングアダルト向けの話ですが、英語がすごく簡単というわけでもないと感じました。英検1級単語は結構でてきます。実際前回読んだ本より読む速度は遅かったので思ったより時間が必要でした。前回の本はすごく情緒がある感じでしたが、この本はもっとロジックがしっかりした感じです。それがこの作者の魅力でもあると思います。でてくる登場人物たちがみんなけっこういさぎよい。すごく強さを感じました。お話は相変わらずスピード感あふれています。タイムリミットまでにミッションを完了しないといけないという場面がたくさん出てきます。そういう意味ではさきに読み進むとは思います。密閉空間でのお話なので、けっこう想像力が必要だなと感じました。描写も結構多い。あたまに描かないとすぐに迷路に陥りそうになります。

続きはどうなるんだろ?というところで終わります。この題名が「Inside OUT」で続きは「Outside IN」だそうです。

さて、次は文学作品?に挑戦。TIMEかBBCで女優さんのキーラ・ナイトレイの話を読んで、前から読もうと思ってたけど急に読みたくなりました。映画を借りて観る前にまず読みます。

でも、ここのところ本ばかりで映画見ていません。仕事も落ち着いてきたのでそろそろ映画館に足を運ぼうかなと思っています。うふふ。



A Thousand Splendid Suns
A Thousand Splendid Suns
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2人の女性を通して見るアフガニスタンの深く悲しい歴史

降り注ぐ千の太陽(希望)の光がたくさんのアフガニスタンの女性のもとに届いて欲しいと願わずにはいられない

Author:Khaled Hosseini
Period: 2.7.2011~2.13.2011 (7days)
Category:Fiction (based on the history)
448pages

Total recommends: ★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
can't-sleep-dgree★★☆☆☆(読み出すと寝られないではなく、読んだあと寝られない度のほうが高めでしょうか)
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(基準や感想は、あくまで一英語学習者の主観に基づく判断ですご了承ください)


この一週間この本と共にアフガニスタンで過ごした気分で帰ってきました。そんな気にさせてくれる本です。若かりしころに読んでたら、思わずNGO活動に行きたくなったかも。TIMEに載っている悲惨な事実からアフガニスタンを垣間見るより理解できるかも。王制崩壊からソビエト侵攻、そしてタリバン政権の誕生、崩壊までが目の前で繰り広げられていきます。2人のアフガン女性の目を通して。

実はこの本はイギリス人の友人に「最近洋書に目覚めたので、なにかお薦めを」という質問の答えとして帰ってきた本の題名でした。この本と共にデビュー作の「The Kite Runner」もよかったと書いてありました。さっそく日本やイギリスのアマゾンで確認。主人公が男性と女性。女性のほうが好みなのとページ数とお値段の少ないほうとまずはポチッとしました。どうもハンカチ用意なのは必須と買うときに覚悟しました。

主人公はアフガニスタンで生まれ育った女性二人、Marian とLaila。2人が自らの人生をイスラム的、政治的(タリバン)な理由で内戦のさなか、自分で切り開いていくことを決して許されず、弱者の立場を容赦なく突きつけられ、運命に翻弄されていきます。アフガニスタンでは、かくも女性がこれほどの扱いをうけるとはということが詳しく書かれています。ストーリーは親子関係、夫婦関係、内戦、どれも私達が考えているものを越えた形で進みます。この話はアフガニスタン以外では考えられないだろうと思います。なんともドラマチック。2人の女性の幸せを切に願いながら、ハラハラしながら、応援しながら読み進みました。

最初はまったく別立ての章で年齢がまったく違う2人の生い立ちが語られて行きます。2人が出会ってからも、「Marian」と「Laila」の章が交替ででてきます。視点をこの2人の視点にあわせて話が組み立てられています。そこが面白いなと思いました。

ストーリーはあえてあまり触れていないのは、実はアマゾンの書評で詳しすぎるのを見てしまって、読む前にストーリーがわかってしまってちょっとがっくりしたからです。この話を読みたい方は先にあの書評は読まれないほうがいいと思います。主人公の名前が何度も出てくるやつは要注意。

フィクションだとはわかっていながら、全くそのような印象を受けません。きっとこのような生活をしている女性がアフガニスタンには何万人もいるだろうなと思わせる何かがありました。

英語の間にたくさん、現地の言葉がでてきます。前回読んだミレニアムで出てきた以上かも。代名詞とか、一般的な人の呼び方が英語ではありません。そういうの今まで読んだ中でもありました。スコティッシュが混ざっていたり、スウェーデン語が混ざっていたり。それにはちょっと慣れるまで、「これは?だれだ?なんだ?」の世界です。人名も聞きなれない名前が多いです。英語もアフガニスタンから亡命した作者が英語で書かれたものですが、とっても詩的に感じました。(英語学習者なので、そのへんの判断はええ加減かもしれません。すみません。)詩やコーランもたくさん出てきます。そういう意味では★はもしかして4つかもしれません。でもストーリーが理解できないほどではありませんでした。 

ヒロイン達の運命に深く深く、苦しく、せつなく、やるせない気持ちに何度もなるので、読んでいて爽快な気分になれる本ではないかも知れません。寝る前に読むと、寝られなかったし。でも、やはり思ったのは、

「これは読まなきゃいけない本でしょ。」

顔を背けたくなるような事実でも、平和ボケした私達にはこのような素晴らしい語り口で語られる物語を通して現実を教えてくれた著者に拍手を送りたいです。昨日も書きましたが、かつてTIMEの表紙にもなった夫に鼻と耳をそげ落とされた女性や、投石刑(stone to deathと呼ぶ)なども最近見聞きしていたので、さらに目の前にタリバンの怖さをみたような気がしました。

ヒロイン達のことを思えば、自分の日々の悩みなんてと思える作品です。私は涙もろいので、やっぱり何度も涙しました。子供の前ではつらかったので、本を読むのをやめた時もありました。

最後のほうのシーンで一番涙がとまらなかったシーンで思い出した映画が一つ。

「ニューシネマパラダイス」
私の大好きな映画です。

あの有名なラストシーン。私が何度見ても泣いてしまうラストシーンを彷彿とさせるワンショットがありました。ああいうの持ってこられたら弱いんだよなあ。

物語っていいですねえ。

ちょっと重いの続きすぎ。次はすこしはさわやかであることを願って、ヤングアダルトで行きます。





The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (Millennium Trilogy)
The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (Millennium Trilogy)
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闘う女性を描いた新しいヒロインのクライムストーリー完結偏!
続きが読みたくなりますよね。残念無念。

Author: Stieg Larsson
Period : 2011.1.28~2.6 (11days)
Category: Crime Thriller
743pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't -sleep-degree:★★★☆☆
Mystery-packed-dgree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(基準や感想は、あくまで一英語学習者の主観に基づく判断ですご了承ください)

「ミレニアム」トリロジー(3部作)の最終巻。(3部作っていうのが欧米の小説では定番)いやあ、1巻、2巻の複線を見事に3巻で終結させていく面白さを堪能させていただきました。いろんなジャンルを読み始めている私ですが、なんか「大人な1冊」だなあとしみじみ。これ週末でがんばって読めた自分を褒めてあげたい・・・。子供が昨日から新しい塾に通いはじめました。。かなり大変、だからママも自分の限界にまた挑戦。子供が塾でがんばってる間、ミスドでPB2時間も読んで待っていたママは私です。(コーヒー4杯おかわりした)この作品は1時間40ページを越えて読めることはありませんでしたが、苦手な英文を読むより「先に進む」ので、本当に大量に英語が押し寄せてきます。この調子でがんばってスピードを上げていきたいなあと思いながらも、精読も春には集中してしなくちゃいけないなあと思う次第です。

ストーリー(ネタバレなしです)
ストーリーは1巻から続く完結編で、Salanderが重症を負いBlomkvistに助けられて病院に収容されるところから始まります。Salanderには複数の殺人容疑がかけられ、裁判が待っている。彼女を救おうとBlomkvistはありとあらゆる手段を講じていく。秘密裏に行われる事件の核心部分の執筆、妹で弁護士のGianniniを弁護士として依頼し、Salanderの元上司や元保護司の協力も得る。その一方で不穏な動きが渦巻き、その背後まで迫ろうといていた。12歳の少女の闘いが国家を揺るがす事件へと発展し今真相が暴かれようとしている。最後の最後まで手に汗握る展開。第3巻は4つのパートからなり、最後にエピローグへと続きます。

3部作の中で一番長い作品です。1巻から引き続き出てくる登場人物、2巻でも出てくる登場人物、そして新たに3巻でも重要な登場人がでてきます。ややこしいですよね。で、最後までほぼ全員引っ張ってつれていきます「ええっとこれは確か刑事だったな。これはギャングで、え?これはファーストネームで確かさっきの刑事か?だ、誰やねん!」と怒った人も多いはず。途切れ途切れに読むと余計にわからなくなること請け合い。一気に読んだ部類の私でさえ。(3分の1ぐらいは大抵一気読みします)時々考えながら読んでいました。しかも東欧のお名前は覚えにくいっす。3巻まで来ると、もう地名は無視に近い(笑)でも、一度行ってみたくなりますね。

しかし、一貫して作品を覆っているなあと感じたのは、フェミニズム。今回は特にそれが顕著にでていると思いました。Salanderをはじめ、登場する多くの女性はmale chauvinismに対して闘い続けます。だから章の途中で何度も「アマゾネス」ついての記述が繰り返される。扱っているのも1巻から女性に対する性的虐待、ハラスメントへの復讐劇であるよにもとれます。これ書いている人が男性だからまたその作品の中立性が成り立って、事件解決のスピードや展開もあわせて賞賛されているんだろうなあと読んでいて思いました。ホントにスネに傷持つ男性がその痛いところを突かれてコテンパンにやられていきます。弁護士のGianniniが裁判で男性精神科医をこれでもかと言うくらい理論武装でやっつけてしまうところは見もののひとつ。私は本を置くことができませんでした。

それとこの本の魅力だなと思うところは、全く別の場所で行われていることこが、最後には一気に本筋に流れ込んできて事件が解決されていくところです。前巻でも主人公の2人が実際に会うのは(お互いに存在を確認するという意味で)たったの2シーンだけ。直接話を交わしたのは確か1回きり。今回もたくみに同じような設定を利用しています。物語の重要な小道具にコンピューターを配置させてある故にできること。web上でも話が進んでいきます。だから2次元というより3次元的な感覚で読みすすめました。おもしろい。

alarsson_0524そして、一番残念なことは、何度も触れてきましたが、この作者であるラーソン氏は次巻をコンピューターに残したまま、心臓発作で急逝されました。(写真はLarsson氏。パートナーの方の写真もありましたが,webでは見れないようです。)
私が読んだ記憶では、自分の事務所に入ろうとしたら、エレベーターが故障していたので、階段を使った。そうしたら、ドアのまえで急に発作に見舞われてしまったのだそう。彼のパートナーであり、ミレニアムシリーズを一緒に手がけてきたパートナーは結婚していない故に、この世界的なヒットの恩恵をほとんど受けておらず、すべては何年も音信普通だった、父親と兄に行ってしまっているという記事を去年読みました。なんともかなしいお話。思うに、そのパートナーの方がいなければ、これほどまでに強いキャラクターの闘うヒロインは生まれでなかったのでは?と勝手に思う私でした。ご興味ある方は記事がありました。こちら↓
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1989142-2,00.html

私はこの記事を読んでいなかったら、今頃のこの3部作を読んでいなかったと思います。

しかし、Salanderの「読書」の特技をうらやましいと思ったのは私だけではないはず。もっと早く英語読めるようになりたいよう。

最終巻では、随所に次巻に続いていくであろう書き込みが伺えました。キャラクターの書き込みがしっかりしている。ラストの終わり方も、扱った事件と反してホントにさわやか。著者の方のスタイルのかっこよさを感じました。

ほんとに、ほんとに残念です。

Kira-Kira
Kira-Kira
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アメリカ日系移民姉妹の「きらきら」した絆を描いた作品
少女の気持ちで読んで欲しい
(ハンカチ用意必須)
Author: Cyntiha Kadohata
Period : 1day (数時間)
Category: Children 10-14years
244pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't -sleep-degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-dgree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆


昨日読了しました。昨日感動そのままにPCに向い原稿をほぼ用意していたのに、また消えたのでこれ2回目です。くすん。今読んでいる「ミレニアム」シリーズは最終巻なのですが、1月も終わりに近づき、今月中によもうと思うと体を壊しそうなのと、ちょっと犯罪ミステリーは横に置いといて。自分の記録更新に挑戦。7月に4冊読めたので、今回は5冊達成。
日本語を読むようには無理かもしれませんが、もっとスラスラ読めるようになりたいです。

舞台は終戦後しばらくしてからのアメリカ、日系移民2世のKatieは毎日大好きな姉Lynnと貧しいながらも楽しく暮らしていた。ある日、一家は父の兄の住む南部Georgiaへと引っ越すことになった。そこでは、日本人は6家族しか住んでおらず、まだまだ偏見の残る土地でもあった。やげて弟のSammyが生まれ、両親は子供達と将来のために養鶏場で長時間働きはじめる。皆の最初の夢は「家」を持つこと。KatieはLynnと同じ学校に通うようになる。LynnはオールAを取る優秀な姉だったが、Katieはあまり勉強が好きではなかった。やがて姉妹にも差別の中にも友情が芽生え、それぞれに思いを持って過ごすなか、避けようのない試練がKatie達を待っていた。

前に打ったサマリーの方がわかりやすかったなあ。これは、主人公Katieが5歳から12歳までに過ごした日々を彼女の一人称で書かれた物語です。子供の視点で描かれているので、いっそう涙を誘います。200ページぐらいからはハンカチをご用意ください。ところどころ「うっ」と着ます。(私は涙だだ漏れ状態)子供ネタには弱いんだよう。

英語はとってもシンプルで日本の高校生でも読めると思います。できる子なら中学生でもいけるのでは?と思いました。それに日系移民の話なので、日本の習慣や、名前、日本語がたくさん登場します。(今読んでるのはスウェーデン語の固有名詞が多くて、ため息)チャプターごとに「きらきら」と日本語で表記されていてそれもかわいい。主人公達が好きな言葉です。

これは、大人の私にとっては話がシンプルだったから☆の数を減らしてますが、実は最初は3つにしていたんですが、涙の量の分でやっぱりもう一つ★をふやしました。何でも感動しちゃう私。でも、私の中の「少女」としては★5つです。まだまだ読み足りないことを承知で言えば、どうもこの手の話にはなにか共通のものがあることに気がつきました。この作品は2005年アメリカのニューベリー賞受賞作品。ちょっと前に読んだ2作

Bog Child                       A Northern Light
 Bog Child                   A Northern Light

これらの二つはイギリスのカーネギー賞受賞作品。どちらも10代の子供達向けの良書です。この3つを読んで私が感動したのは、10代の不安定で、透明感があって、ピュアな心情を見事に描いていて、それに「少女」な私の気持ちが反応したからではないかと思いました。いい言い方だなあ。裏を返すと私って子供?わはは。   

これらの本は是非わが娘に、ちょっと大きくなったら感受性の強いうちに是非読んでほしいと思いました。そのころになったら、今みたいに与える本を片っ端から読んではくれないだろうから、さりげなく手に取れるところに見計らっておいておこうと思った母でした。   

英語のできる高校生ぐらいに課題図書して出してもいいとも思いました。あっというまに読めるので、まだ洋書を読みはじめで、何か1冊読みたくて、最後まで読める達成感のを味わえる本としておすすめです。    

私も引き続きこの手の本読みます。だって、「少女」の自分に向かい合えるから。           

心を「きらきら」させることって大事ですよね。       

英検受験の皆様、おつかれさまでした!英検がんばってられる方と共に私も自分の記録を更新してみようとPBがんばってみました。ささやかながんばりですが。
The Girl Who Played with Fire (Millennium Trilogy)
The Girl Who Played with Fire (Millennium Trilogy)
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A bloody intriguing story
Author : Stieg Larsson
Period(読書期間): だいたい1週間?(間に1冊はさみました。)
Category: Crime Thriller
569Pages


Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't -sleep-degree:★★★★☆
Mystery-packed-dgree:★★★★★
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆



200ページあたりから最後まで週末を挟んで一気に読みました。この作品はまさに"Jaw dropping"(by Kate Moss)という表現があてはまる。

この本、ある程度字が詰まってるし、読むのに時間がかかるのでいくら集中型の私でも1時間に30ページすごくノリがいいときで40ページ近くいけばいいほう。(もっと早く読みた~い!)昨日は横で旦那が吉本や、レッドクリフを見る中、横でウォークマンの音楽でテレビの音を消しながら読みました。(いちおう気を使ってと、あったかい場所というのを選んだため。)テレビがガンガンに鳴り響く中(映画モードでスピーカの音がいいテレビを選んだので)まったくテレビを見ない妻。ヘンな光景です。だって一回みたし。でも金城武が出てきた時はちら見(笑)(昔珍しく見ていたテレビドラマでスパイの役をしていてちょっと好きになった。あの話もロマンチックで漫画チックで好きでした。ついでに一緒にでいてた刑事役のThe Boomのボーカルの人もよかった。)全然関係ないぞ。

ストーリーは前回からのキャラクターが引き続き出てきて、違う事件を扱います。Mikael Blomkvistが編集長を務める雑誌「ミレニアム」の特集と出版に外部からのジャーナリストDag Svensson の記事を出版することになった。内容は国の各関係者を揺るがすような一大スキャンダル。編集は秘密裏に進められる。
 しかし、執筆者であるDagとそのパートナーがある日何者かに拳銃で至近距離から撃たれて殺される。直後に居合わせたのはMikael Blomkvist。警察がつかんだ唯一の証拠は現場に残された指紋の残った拳銃。驚くべきことにそこにはMikaelの前回の事件パートナーLisbeth Salanderのものだった。直後にLisbethの保護観察官であるNils Bjurmanが同じ拳銃で殺されているのが発見される。しかも拳銃はBjurmanのものだった。
 指名手配されるSalander。しかし彼女はどこにもいない。事件が進展するにつれて明らかにされるSalanderの過去。無実を信じるBlomkvist。姿を消したSalanderと彼が連絡をとれる手段はたった一つ。

コンピュータのデータの中だけであった。そして驚愕の事実が明らかになっていく。


相反する二つの側面を描いているように思いました。陰と陽。善と悪。そして境のもの。

その間を行き来するのが主人公のMikael Blomkvist。だから主人公のキャラクターの肉付けもうまい。女好きで人好きで相手の視点に立てるやさしさ、でも正義感のあるジャーナリスト。このキャラクターなしにはこのむごい話はさらっとしないだろうなあ。それに相反する独自の世界を突っ走るヒロインLisbeth Salander。彼女がどんなに破壊的な性格だとしても、独自の正義感に賛同せざるをえない説得力があります。まったく正反対のキャラクターを描いています。とにかくこのヒロインが小さいのにつおい!(強い)だからこそこのシリーズが世界的にヒットしているんですね。すごく斬新。

そばで起こったらあまりにもむごい話を緻密な表現で淡々と進む。第一作でも感じた冷静さがさらに洗練された感がありました。だからこそ読める。ふつうだったらこういう題材は読まないだろうなと読みながら何度も思いました。それぐらいの力量を感じちゃうんですよね。翻訳でも。そうじゃなかったらこんなにノンストップで読めないですよね。

最初の200ページまではあまり進みません。前作と同じ。300ページを越えると俄然話が錯綜しながら展開される。同じシーンが違う人物の視点から語られる。これはすごい。これがこの本の面白さのひとつではないかと個人的に思っています。登場人物がおおいのと、人物名と地名がスウェーデン語なので、ごちゃごちゃになるときがありました。ややこしい。それに多分音にできないからよけいだと思います。

前回はアメリカの犯罪スリラー。こちらは場所はスウェーデン。場所がちがえば、作家のスタンスも全然違います。前のは「人間の業」に触れている感じをうけましたが、こちらはまったく違う視点とスタイル。著者自身も有名なアンチ右翼のジャーナリストなので、とてもリベラルです。私はこの話の内容はちょっとこわいけど、この言葉が全部あてはまらないかもしれないけど、そのリベラルさがとても好きです。ある意味むっちゃCool。

彼の視点は著者の視点ではと思いながら読んでいたんですが、普段皆がモラルからはずれていると思う視点を通して物語が語られる。そのモラルとははたして本当にふさわしいものか?正しいのは何?社会の枠とあわないことが悪なのか?そもそも社会不適格とはどういう定義なのか。それを正面から斬るいさぎよさ。しかし、話は私には推測不可能でした。やられた。

で、最後はどうなったかって?

これ前編だったのか?!ここで終わり?えー!
しかし、本当にローラーコースター的展開。

次すぐ読もうかどうか悩んでいます。ううん、寝不足が続くのは週末以外ちと体力的に無理。少しずつ読むとしても・・・あと何日もクライムシーンに自分を置かないといけないのか・・・。ちょっと考えます。読むとしたらちょっと自重しないと。

あとで今何センチほど読んだか測ってみます。(今年のもう一つの目標。自分の身長を越えること)

今日も来ていただいてありがとうございました。
明日もがんばりましょう!

The Last Child
The Last Child
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辞書を引くのさえ忘れるページターナー

引き裂かれた家族、残された少年は真相を突き止めようと戦いに出る。だれもが持つ愛と友情そして哀しさを描いた秀逸なミステリー

Author : John Hart
Period(読書期間): 1/16~1/17 2011 (2days)
Category: Crime Thriller
458Pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★★★
Can't -sleep-degree:★★★★☆(途中で一度寝たので星ひとつ減らしました。)
Mystery-packed-dgree:★★★★☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください)

よく考えると、Child続きの私ですね。

Detective storyは一気に読むに限ります。あまり切れ切れに読むと???となりますから。いやあおもしろかったです。英語ラーナーにはもってこいではと思います。なんか「これ、ヤングアダルトじゃないのに、私英語よめてるじゃん。」という気にさせてくれる1冊。

昨日から読み始めて昨日のうちに200ページ読んで、今日は家にこもってこれ読んでいました。自称「ネコ読み」もしくは「ひなたぼっこ読み」いやあ幸せでした。至福の至り。うちのリビング、暖房入れなくても今日の最高気温24度。ぬくいぬくい。体調もよくなくてここ2日はじっと家にこもるつもりだったので、いいパートナーとめぐりあえてよかったです。読み始めると止まらない。

周りに殺人事件が起こってしょうがない少年といえば、うちでは江戸川コナン少年なんですが、(子供が毎週見るので、いつも「ちょっと犯罪率高すぎ違う?」と真剣に文句をつける私。)これもまたすごいすごい。

13才の少年Johnnyの双子の妹Alyssaが誘拐され行方不明になって1年。Johnnyの家族はバラバラになってしまった。父は自分が迎えにいくはずだったことを忘れていたために、Alyssaが誘拐されたことを悔やみ、Johnnyと母の元を去っていき、母は耐えられなくなり薬に頼りながらもうろうとした日々を過ごす。Johnnyは妹を見つけるために行動に移ろうとしていた。

物語は主人公の少年Johnnyとそれを見守る刑事Huntを中心に展開されていきます。アメリカの推理ものはやっぱちがいますね。このジャンルに自信アリって感じ。実際にそれだけ犯罪が多いということも読み取れますよね。

まだまだかけだしのPB読者の私がこの作品を読んでいて、読んだことのある作品を思い浮かべたのは、まずやっぱりJohn Grishamです。
作品はやっぱ「The Client」(依頼人)をちょっと彷彿とさせます。あとで裏表紙に「第二のJohn Grisham」みたいなことも実際書かれています。それからHunt刑事に関しては「The Lovely Bones」の刑事さん。これはどちらかというとサスペンスのジャンルに入るかな?という感じの作品ですが、(ゴーストストーリといったほうがいいかも)設定が似ている。アメリカらしいです。

それに実際に作品にもでてきますが、ゴールディングの「蠅の王」からもエッセンスをとっています。少年が主人公だから。昔原書でよんだけど、ちょっとおぼろげ。かなしい悲劇。凝ってますね。こう引っ張るか。

きっと全部はわかってないだろうけど、こまかいセリフまで芸が達者だなと思いながら読みました。何度も繰り返し同じフレーズや違う場面で違う話が重なり合う。因果応報みたいな。うまい。作家ってすごいですね。緻密な計算が感じられます。たたみかけるように事実が発覚していく。うーん。

この作品はアメリカで起こりそうだなと思うような犯罪が主題ですが、単なるデテクティブストーリーではなく、人間の内面を通して事件を描こうとしているなあと思いました。John Hartの作品はこれがはじめてですが、今まで私が読んだ数少ないサスペンスのなかでは、すごく読みやすかったです。 Jeffery DeaverとかDan Brownとかよりあくが強くない感じ。この作品は子供が主人公なのでとてもとっつきやすかったです。女性でも話に入り込みやすいのでは思います。

これはエドガー賞っていうのを受賞しているとのこと。(エドガー・アラン・ポーは大好き!若かりし頃、日本語で読みました。ついでに「ポーの一族」も大好き。関係ないか。)折り紙つきですね。

私は推理するの大好き人間。今回登場したときに、「あ、この人だな。」と思っていた人が「なんだちがうのか。」とHart氏にだまされそうになりました。でも結局あってた。なんと心地よい!これぞ推理小説ですね。どんでん返しが面白いと思うかどうか。私はあくまでも楽しむタイプなので、また読まれた方は感想おしえてください。

おすすめです。

でも、休みの前に読み始めることを警告しておきます(笑)

明日の仕事の準備しなくちゃあ。ひえええ。

今日もきていただいてありがとうございました。
今週もがんばりましょうね。





Bog Child
Bog Child
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激動のアイルランド紛争を背景に描かれる青年の選択

Author : Siobhan Dowd
Period(読書期間): 1/5~1/9 2011 (実質4days)
Category: Young Adult  Fiction based on the history
322Pages

Total recommends: ★★★☆☆
difficulty:★★☆☆☆
story: ★★★★★
can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

舞台はアイルランドと北アイルランドの国境。時代はいまから30年ほど前の設定です。深くて長~い歴史のある国境。なぜアイルランドはアイルランドと北アイルランドで1つの島を分割されているのか知らなければわからないお話です。語ると長くなりますしね。鉄の女サッチャー女史の時代。IRAの時代。

もうすぐ高校を卒業する主人公Fergusは叔父と一緒に国境に行き、その沼地で偶然小さな女の子の死体を発見する。死体は他殺体だった。しかもそこには不可思議な事実が。

その小さな女の子の正体が明らかになるのと共に、Fergusの日常、「紛争」が身近にある日常で起こることの2つが絡んで話は進んで行きます。
そしてそれが実はリンクされて象徴として描かれている。

季節は夏にもかかわらず、まるで冬のようなお話。いつも雲がよどんでいて晴れ間がない。この国の過去を嘆くかのように。

悲惨な背景を舞台に透明感があるのは確か。非常に繊細で岐路に立たされる少年。生と死のコントラスト。

テーマは多岐に渡っています。アイルランドの大地、国境の緊張感。無差別テロ。国のために死をいとわない獄中の兄。さらっと流れるように描かれていますが、すごく重いテーマです。あの地域(イギリスとアイルランド)の人々がともすれば目をそむけたくなるテーマを正面から扱った故に賞賛される作品であるともいえます。

お話はフィクションですが、実際の史実に沿って書かれているので、当時のアイルランドの息苦しさが、少年の目を通して伝わってきます。

ちょっと前でいうと、ドイツの壁で隔たれているとか、それか38度線付近で暮らすといった感じでお分かりになるでしょうか。IRAの活動は「爆弾」や「ハンガーストライキ」で有名です。私が初めてロンドンを旅していたときにも、一度地下鉄で爆弾があるとかないとかの騒ぎで地下鉄が閉鎖されてバスに乗った記憶があります。いや30年も前ではありませんがね。やぶへび。活動の終息期だったかな。

こんな作品を読んでいる若者達。日本ももっとそうなってほしいと思うおばちゃんでした。日本でもこんな重くて良質なテーマを読んでいるんだろうか?ヤングアダルトですが、考えさせられるテーマの作品です。カーネギー賞受賞作。「A Northern Light」はシルバー受賞で、これはゴールド。個人的には「A Northern Light」が読みやすくて分かりやすいと思いました。

IRAの活動を描いた映画はいくつかメジャーなものありますね。例えば、
ブラピとハリソンフォードの「デビルズオウン」ブラピのアイリッシュなまりがかわいい。「パトリオットゲーム」とか。「マイケル・コリンズ」とか。ちょっとスピンオフになるけど私の好きな映画「クライングゲーム」なんかも一応関連。前にあげた「父の祈りを」もIRAと間違われて投獄されるお話です。

早く読めますが、けっこう手ごわかったです。辞書が手元にない状態で読んだので「タドキスト読み」しました。使われている単語もあの地域独特の言い方もあったと思います。だいたい想像できますが。ときどき頭に入りにくいときは音読けっこうしました。読みはじめにとっつきの悪さを感じたので。

ちょっと大げさですが近代の歴史を再認識させてもらいました。

この作者はデビュー後、数作書いて若くしてガンに倒れました。遺言で作品の収益は本をよめる環境にいない子供達のために使われる基金として使われているそうです。素晴らしい。

ちなみに私が行ったことのあるダブリン周辺は田舎でとっても緑が多くていいなあという印象。この本のようには感じませんでした。ボノや二ール・ジョーダンの家横を通ったり、映画の舞台にも行きました。楽しかったのを覚えています。

アイルランドは人は親切だし。アイリッシュ訛りは愛らしいし。今はEUの台風の目の一つですが、また行ってみたい国です。

本を読んでいる私の横で夫がサッカーを見ていて一言。

「ヨルダンの首都はにくまんちゃうで。」

「・・・・・・・。」

オヤジギャクを飛ばす横で平和でいいなあと思う私でした。


The Thirteenth Tale: A Novel
The Thirteenth Tale: A Novel
著者:Diane Setterfield
Washington Square Press(2007-10-09)
販売元:Amazon.co.jp
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誕生と喪失そして再生の物語

少女達に与えられた運命を紡ぐゴシック感溢れるStorytelling

Author : Diane Setterfield
Period(読書期間): 12/31.2010~1/3.2011 (4days)
Category: Gothic-styled mystery
406Pages

Total recommends: ★★★★★★
difficulty:★★★☆☆
story: ★★★★★
can't-sleep-degree:★★★★☆
romance-packed-degree:★☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

年末年始を過ごすために訪れたホテルで大晦日にページを開いて、そこから閉じたくないと思うほど読みました。2011年初めの記念すべき本がいきなり星6つつけちゃいました。年末に3冊買ったので、どれを読もうか悩んだ挙句、じっくり時間があるときにはやっぱ大人向きの?本にしました。これの前がヤングアダルトだったから。

表紙がまたいいんですよね~。すごーく感じが出ています。最初に見つけたのは、アマゾンで。その次に洋書ファンクラブで。で、先日viva romanceの雪柳さんが読まれていて、どこで見たか教えてもらいました。ああ、そうかと内容を少し知ったとたん、ポチっと思わずしてしまった1冊です。(ちなみにアマゾンのコーナーの「この本を買った方はこの本も買われています」とあるほとんどは私が買った本になっている。全部じゃありませんが、なんか恥ずかしいですねえ。)

だって、舞台がヨークシャー、しかも廃墟。おもな舞台の一つはHarrogate。これを私が読まないわけがない。ヨークシャーにしばらく滞在したことがある私。で、Harrogateだって行ったことあるし。またまた頭に風景が住み着いてましたこの3日半の間。400ページほどですが、31日の夜に家族が「ガキの使い」を見る横で40ページほど読み。(どうしても横でちらっと見て一緒に笑う自分がいました。)あとの3日間は一日100ページ以上のハイペース。今日はカレーを作りながら読みました。(主婦は読書に没頭できないのがくやしい)舞台はイングランドですが、出版社はアメリカ。もしかしてこれはアメリカ英語に書きかえられてるのか?とおもうぐらい読みやすかったです。(実際のYorkshire訛りは分かりにくいです)でももっと早く読みすすめたい気持ちになりました。まだまだだなあ。

ざっとしたあらずじですが、イギリスで知らない人はいないほどと言われるの作家Vida Winterからある日若き無名の伝記作家で内面に苦悩を抱えるMargaret Leaに突然手紙が送られてくる。いままで誰も知りうることのなかった彼女の半生の伝記の依頼だった。なぜ自分に依頼があったのかいぶかしい気持ちを抱きながら、MargaretはVida Winterの住むヨークシャーへと向かいます。

「あなたはGhostを信じる?」とVitaWinterは秘められた過去の扉を開けます。そこに存在していたのは、ある一家の悲劇の歴史でした。はたしてVita Winterの話はほんとうなのか?悲劇の少女達の運命は?Margaretは自分の過去と向き合いながらVita Winterの世界へと旅立ち、そこにある謎、絡んだ糸を一つ一つをほどいていきます。ヨークシャーを舞台にジェーン・エアの話の再来のように物語は驚きの事実へと突き進んで行きます。

話はとても丁寧に語られていきますが、最初から一つ一つの章に布石を置くように謎が語られ、事実が発見されの連続です。だから続きがどうしても知りたくなる。一つ一つのエピソードが最後には一つになる。主人公の若き伝記作家は自分の中に苦しみを持ちながら生きる女性。父親の営む骨董本を扱うお店で育ちます。友達は古い本。いつも「死」と向きあって生きています。彼女が扱うのも「死んだ」作家についてです。その彼女が有名な作家Vita Winterから依頼を受けるのですが彼女の過去は謎だらけ、彼女の過去はいままでにも伝えられているのですが、真偽のほどが分からない。その本当の過去をミステリーのを解く探偵のようにMargaretが答えを出していきます。死んだ過去を。

謎解きが面白いのと、話の雰囲気がもうイギリスが舞台でしか語ることができない内容です。GhostにTwins、governess(女家庭教師)そしてTruth。これがキーワードになって、イギリスのお屋敷にあるベルベットのカーテンが何層ににもかさなって掛けられているのを一つ一つカーテンを通っていくような感覚で読み進みました。秘密の上にまた秘密。ブロンテの雰囲気を知る方には必須!って感じの話しです。「ジェーン・エア」が読みたくなります。昔スカーボローという場所に1人でふらふらしている時に見つけた姉妹のアン・ブロンテのお墓をなぜか思い出しながらも読んでました。
話にかげりがあるというか、なんというか、この感じやっぱりGothicともいえます。まあ中には「そうくるか!」というエピソードもない訳じゃあありませんが、あくまでフィクションですしね。意外性が大事。舞台のすべてが実在の場所という訳ではないようですが、実によくできています。(思わず地名を調べて航空写真を眺めた私。ムーアと緑のコントラスが懐かしい)最後のところでは涙してしまうシーンもありました。それとちょっとDragon Tattooと類似点があると感じました。雰囲気は違いますがね。女性作家だし。

日本のアマゾンは書評が一つしかなかったので、イギリスのアマゾンに行って書評を読んでますます読みたくなって、買いました。(最近そうやって本を選ぶようになりました。英語の勉強にもなります。)

うーんこんな話にすぐ感動してしまう私。完全に私の好みのお話でした。読んでよかったです。紹介してくださりありがとうございました。メイクドラマだったなあ。(また長嶋さん登場)こういうていねいなお話翻訳ないんでしょうかねえ。日本語にするとちょっとドラマチックすぎるでしょうかね。多分。ちょっと調べてみたら、アメリカで2007年ぐらいにベストセラーになったデビュー作でした。日本語の紹介もほとんどなかった。私ってもしかしてマニアック?なぜなら、さっき夫が横でテレビ見ていて、「ドカベンの岩鬼くんがなぜ関西弁なのか?」という答えをスラスラと答える私に「何でそんなこと知ってんねん!」と叫んでました。やっぱマニアック。え?ご存知?答えはドカベンの31巻にあります。

いや、でも面白かったです。夢中になりました。
うーん、ヨークシャーに行きたいよ~。

220px-Upper_NidderdaleWikipediaで見つけたヨークシャーの風景です。




今日でやっと本当の仕事納めでした。帰ってきてまた爆睡。来年はこの「疲れて寝てしまう」昼ね時間を減らしたいと願う私です。

今日は今年読んだ英語の本の総括をしてみたいと思います。一体何冊読んだんだろう。

まずは本格的に欠かさず読み始めた2009年は6冊読んでいました。夏からがんばりました。まだ英検1級1次にも合格していませんでした。
(★の評価はあくまで主観です。)

2009年
①8月Harry PotterandtheDeathlyHarrows : J.K.Rolling★★★★★(2度目)
②9月Angels & Demons :Dan Brown ★★★★☆
③10月The Coffin Dancer : Jeffery Deaver ★★★☆☆
④11月Twilight : Stephenie Meyer ★★★★★
⑤12月New Moon :Stephenie Meyer ★★★★★
⑥12月Eclipse :Stephenie Meyer★★★★★

2010年に入ってからこの1年間で読んだ本です。今年の英検1次までに読んだ本たち。合計5冊でした。

2010年 
①1月Breaking Dawn :Stephenie Meyer★★☆☆☆
②1月~2月Deception Point :Dan Brown ★★★★☆
③2月The Lovely Bones : Alice Sebold ★★★★☆
④3月The Reader: Bernhard Schlink ★★★☆☆
⑤3月~4月The Time Traveler's Wife ★★★☆☆

英検1次以降、一気に英語読書が加速。6月の1次7月の2次と一気に合格できました。2次が終わってからさらに夏休みに突入したのでまた加速。

⑥6月The Girl with the Dragon Tattoo:Stieg Larsson
★★★★★
⑦7月A Knight in Shining Armor:Jude Deveraux★★★★☆
⑧7月Dark Lover: A Novel of the Black Dagger Brotherhood:J.R.Ward★★★★☆
⑨7月Lover Eternal: A Novel of the Black Dagger Brotherhood:J.R.Ward★★★★☆
⑩7月Poison StudyMaria V. Snyder★★★★★
⑪8月The Forgotten GardenKate Morton★★★★★★
⑫8月The Lost Symbol:Dan Brown★☆☆☆☆
⑬9月Magic StudyMaria V. Snyder★★★★☆
⑭9月The House at Riverton:Kate Morton★★★☆☆
⑮10月Fire Study (MIRA)Maria V. Snyder★★☆☆☆
⑯12月Outlander:Diana Gabaldon★★★★★
⑰12月A Northern Light:Jennifer Donnelly★★★★★

うーん、今初めて数えたんですが(ズボラ)目標の20冊行ってませんでした。
2010年は17冊読んだことになります。間に英検とTOEICがあったのと、ホームスティ受け入れとかがあったからですね。5月6月11月はほとんど読んでいませんもの。

簡単にご紹介すると、①⑩⑬⑮⑰はいわゆるヤングアダルト向き、向こうの高校生ぐらい向けの本です。一番読みやすいんですが、内容をえらばないといけないので探すのが一苦労。

大人向けですが、読みやすいのが④です。ドイツ語からの翻訳で薄いです。⑥もスウェーデン語からの翻訳ですが、そこそこです。これは今でもベストセラーの本。「ミレニアムシリーズ」作者が昨年4巻目を執筆途中で心臓麻痺で51才で亡くなられたので惜しまれます。TIMEで特集がありました。

いわゆるロマンス本とそれに近い「大人」の女性向きは⑦⑧⑨⑯一番難しいのが「Outlander」(続き物)で、他は結構すっと読めると思います。ラブシーンが多いし(笑)⑧⑨はまだ続いていて、結構ハードボイルドなバンパイアものです。

ミステリー・サスペンス系は②⑥⑫と2009年の②③もです。どれも有名なベストセラーです。

どのカテゴリーにも入るようで入らないのが③⑤⑪⑭です。文学作品というか、たまにミステリーというか、タイムトラベルというか。この4作品は完全に私の趣味です。ヤングアダルトの⑰も好みでここにカテゴライズしてもいいと思います。ここは女性作家が並びます。

で、私の今年の1冊はもちろん。
「The Forgotten Garden」です。
The Forgotten Garden
またこういう本に出会いたい。
そんな1冊でした。この著者は今まで3冊本を出していますが、私が読んだのは2冊。こちらが一番よかったです。

歴史と謎解きとロマンス。人のつながりのすばらしさを丁寧に描いた作品。イギリスとオーストラリアが舞台です。すごく自分の好みの作品でした。


2011年の目標は前にも書いたことがあるんですが、24冊!
でも20冊ぐらいかなあ。いかん弱音吐いていては。そういう場合はヤングアダルトや子供向きを増やすとか、とにかく量を読みたいと思っています。力的にはそのへんをたくさん読んだほうがいいと思ってはいます。間にTOEICも受ける予定なのと、来年の仕事の量がまだわからないのでなんともいえませんが、来年もがんばりたいと思います。

今日も来ていただいてありがとうございました。ちょっと母子共々寒気がしているので、葛根湯飲んで寝ます。

明日は大掃除。おきれるかな?








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