英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

The Scorpio Races
The Scorpio Races
クチコミを見る
Author :Maggie Stiefvater
Period:November 22nd ~December 5th
Category:Paranomal
421pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★☆☆☆☆

大ヒット作「Shiver」シリーズとは一線を画した世界。荒々しい11月の海と伝説の馬をめぐる孤島の世界。その中にひっそりと芽生える青年と少女の心の交流。

あらすじ
舞台はアイルランドの小さな島。ここは伝説の馬「capaill uisce」がいる唯一の場所だった。島では年に一度この獰猛な馬に乗るレースが開催される。 Sean Kendrickは父をcapaill unsceに殺されあと、capaill unsceを飼育する馬主のもとで名ブリーダーとして過ごす日々だった。かれはすでに4回連続でレースに優勝していた。そのレースは危険な馬に乗ってのレース。命を懸けたレースでもあった。気を許すと人は馬に殺されてしまうという危険もはらんだものだった。

同じ島で海で両親を亡くした少女Puck。彼女は住み慣れた家を手放さないためにも海の馬ではない自分の馬でレースに出場することを決意。しかし女性がレースに参加することはかつてないことだった。レースまでの間なんとか練習を始めるPuckだったが、思うようには進まない日々だった。

やっぱり詩的な世界が健在でした。ロマンチック度は落ちたものの。これまたなんともいえない荒涼な世界に伝説の海からやってくる馬。風と寒さの11月。伝説の馬に親を殺された少年と少女。そして年に一度のレース。

スピードがありながらも、随所に垣間見れる少年と少女の心のふれあい。最後30%は心をぎゅっとつかまれる個所がいくつかありました。読みやすさや、とっつきの良さはShiverシリーズには勝てませんが、これはなんだか玄人受けするようなお話だなというのが私の感想です。ヤングアダルトの枠もちょっと超えた感じです。馬好きの人は心をわしづかみにされるかも。少年と少女の恋の始まりとともに、馬と人間の対立と愛情もていねいにていねいに描かれています。

英語は何度か書いたように、デビュー作とは一線を画しています。使う単語も難しくなってるし、スケールも大きいです。すごく落ち着いた感じで進みます。淡々と。これは舞台が崖の切り立つ伝説の馬がやってくる風の島だからですが、どこまでも荒涼感がつきまとう感じです。こんな私にまで風の音と寒さが読んでてぞわっと感じさせてくれるのはやっぱり作者の力量なんでしょうね。なんか雰囲気だけですが、嵐が丘の北ヨークシャーの冬の舞台にたってるような暗い感じもありました。

伝説の馬、実際には実在しないwater horse「海に巣食う人食い馬」(ケルトの神話に出てくるようです)をテーマに書いているので、馬の説明がすごく多くて、そこが最初はつかみにくかったです。water horseと普通の馬がでてきますしね。実際にwater horseに人が殺されるシーンもあります。一応そういう意味ではパラノーマルですが、この人の作品はパラノーマルという仮面をかぶっているだけで、全然そんな感じじゃないです。とってもピュアな感じがひたひたと伝わってきます。だから好きなのでしょうね。

作者はこの伝説の馬のお話を作家を志した学生の頃からずっと温めていたそうです。何度も何度も挑戦しては失敗してやっと作品になったそうです。崖の舞台を描くために確かイギリスの崖をご主人たちと2回も登って体験したとご主人たちに謝辞を贈っていました。

これもちらっと映画化のお話があると聞いたのですが、これは絵になると思います。馬のレースがクライマックスにきますからね。読む速度も最後にがぜん上がりました。最初は「こ、これはヤングアダルトのスピードで読めないな。」という感じで読み始めました。最後40%ぐらいからちょっと展開が早くなるので読みやすくなって上がりました。最初がとっつきにくかったので、これは最後まで★3つにしようか4つにしようか悩みました。透明感が健在で、やっぱり最後の読了感がよかったので自分の好みで4つです~。おそらくこれで完結だと思われます。3部作じゃないと思います。(サスペンスは怖いので4つぐらいでも3つになってるのあります。)

さて、これであと1冊で記念すべき50冊。でも12月は忙しいので大作に手をだすと危ないので、またロマンチック路線で行こうかなあと思っています。心は少女なのだ。

PBをペースダウンしてるので、ちょっとひやひや。でもがんばります。

A Discovery of Witches
A Discovery of Witches
クチコミを見る
Author :Deborah Harkness
Period:November 3rd~20nd 
Category:Fantasy
750pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆

ハリー・ポッターとトワイライトの合体版?
バンパイア、魔法使い、そしてタイムトラベルと映画になりそな要素盛りだくさんのお話(映画化決定済)
二つの要素を絡めて作り上げたようなパラノーマルロマンス

あらすじ
エール大学を出てオックスフォードで錬金術の研究をするダイアナ。あるひオックスフォードのボドリアン図書館でひょんなことから1冊の本を手にする。
Ashmole 782と呼ばれるその古い本に何かを感じるダイアナ。手にしたとたん、彼女にしか感じない何かがよみがえる。実は彼女は由緒ある魔女の血を引く両親のもとに生まれて、幼いころに両親を事故で無くしてから魔法を拒否し続けてきた過去を持っていた。
 Ashmole 782を見た日を境に、彼女の身辺で不思議とことが次々を起こるように。突然現れた超ハンサムな謎の天才医師でありオックスフォードの研究者であるマシューが「Ashmole 782について知りたい。」とダイアナに接近する。魔女の直感ですぐに彼がバンパイアであることに気づくダイアナ。しかし、彼女に接近してきたのはマシューだけではなかった。研究を続けようと図書館に通う彼女の周りには、魔女、デーモンと呼ばれる「人間」とは違う種族のものたちが本の情報を得ようと群がってきたのだ。Ashmole782は実はいまだかつて誰も開けたことのない本だったのだ。それをダイアナがいとも簡単に見つけてしまったので、彼女は注目の的になってしまった。そして情報を得ようと、ある魔法使いに頭の中に無理やり入られようとするダイアナ。それを助けたのはバンパイアのマシューだった。
 やがて二人は徐々に惹かれあい、 「他種族とは交わらない」という厳しい掟を超えて、マシューはダイアナを守ろうと決意。そこにはすべてを敵に回す覚悟が必要だった。しかし、それもみな彼らの種の起源に迫る謎をはらんだ運命の輪に定められたものだったのだ。二人の愛はどこへ向かうのだろか。

いや、もう読み終わらないかと思いましたよ。18日かかりました。ぜーはー。土日に「まとめ読み」が余りできなかったのが痛かったです。こういうお話は一気読みしたほうが楽しいと思いますが、これはヤングアダルトではないようで、単語の難易度も高いような気がしました。後半20%は慣れもあってサクサク読めましたが、前半半分までが苦労したような気がします。薀蓄多い。

これ、最初見つけたのが、アマゾンUKだったし、舞台がいきなりロンドンなので、イギリス人が書いたのかなあと読み始めたんですが、英語はどうもアメリカ英語。で、話の展開もどうもアメリカ人が書いているような感触でした。読み終わってみたら、アメリカ人の方でした。よく考えたらアメリカアマゾンの書評が飛びぬけて多いからそうですよね。発売されるやいなや映画化決定ですしね。英語が難しいけど話に興味あるなって方には翻訳も出ています。映画化されるものは翻訳も早いですね。「Fallen」もそうでした。

でもすごく歴史もお好きなようでヨーロッパきっと大好きなんだろうなあ。あら、ヨーロッパの歴史を教えてらっしゃる先生でした。やっぱりね。もう十字軍の話からはじまりいろんな土地の名前が出てきます。おもしろい。授業聞きたいなあ。

おそらくトリロジーの(もっと続くのか?)1巻。序章って感じです。タイムトラベルが入るのでそのへんはご愛嬌。
今度は16世紀が舞台のようなので、私は読みますよ。→歴史好き。

ラブラブですが、1巻は手に汗?握るラブラブシーンはない。だからかえって上品です。いやラブラブシーンを否定してるわけじゃあないでっせ(笑)どう考えても今度出てくるでしょう(笑)話の展開上。いやあこれはエドワードとべラの関係の再来。マシューがどこまでもダイアナを守りつくします。キャー(ミーハーなおばちゃんでもあります。)出てくる単語は2冊とも同じですね。 ’I am so protective.'一つ間違えると怖いけど、ググッときます。

英語は何度か触れましたが、分かりやすいところと、分かりにくいところに分かれるような感じです。なんのこっちゃ?語彙はけっこう難しい単語が出てくるところもあります。歴史的な事に触れている個所が多いのもあるかもしれません。ワインの薀蓄も私にはタフでした。ボジョレー・ヌーボーも飲んでないぞ。面白いのが「匂い」の描写。辞書で調べるものの。「で、カタカナでこの花の名前書いてあってもわたしにはわかりましぇーん。」の連続でした。鼻の効くバンパイアと魔女の話ですからね。バンパイアは匂いで考えてることもわかる、みたいな描写もあったりしました。なんじゃそりゃ。

と文句つけようと思ったら突っ込みどころは満載なのがファンタジーですが、ハリポタのストーリーの矛盾すら愛する人だってたくさんいますしね。だから細かいことは気にしない。またエンターテイメントとして楽しもうと思っています。来年の発売ですね。でもこれだけ売れた2冊目は勝負かかってるんだろうなあと思います。

で、これで48冊目。やっぱり年末にかかってくると忙しいです。おもわず長編読んでしまって、あと残り2冊でぎりぎりって感じかも?でも頑張ります。大人の?ベストセラー長編のあとはヤングアダルト寄り。また見つけちゃった。これ、この本(A Discovery of Witches)の映画化の話の記事読んでたら記事の下に「映画と言えば・・」と見つけた本です。これまた映画化の権利を獲得された本。しかも私の(PB姉妹あっこさんの)好きな作家!(だよね?)これも3部作だったような。でもいいや。
The Scorpio Races
The Scorpio Races
クチコミを見る

「映画化決定?」シリーズを続けようかと思い。次はこれ読んでみます。彼女のポエティックな世界は健在だと聞きました。楽しみ♪でもしばらくは一気読みはできないからゆっくり味わって読もうと思います。

いや、読書日記はあんまり一般受けしていないようで、興味のない方も多くて来ていただいてがっかりしたらごめんなさい。スルーしてくださっていいんですよ~。でも好きな方もいらっしゃるのでうれしいです。もう少し暇になったら、読書部門はきちんと整理して本を探してらっしゃる方の一助になればいいなと、ぼんやり考えています。検索しにくいみたいですしね。レベルとか、カテゴリーとかを分けたいけど、どうしてよいのやら→IT苦手おばちゃん。

でも、さっきオンライン英会話で(いい先生でした!大ヒット。時間が合う限りあの先生に決定!先の3つのクラスの予約をしました。)「英語で50冊?普通読めないです。素晴らしい。そのままぜひ続ければもっと英語が豊かになります。」とお褒めいただき満悦至極。褒めてもらえるとうれしいですね。生徒を子供をもっと褒めなくっちゃ。

おお、またつい書きすぎて時間があっという間に立ちます。子供が帰ってくるまでに今日中に仕上げなくちゃいけない仕事をなんとか終わらせたいと思います。昨日は1時までがんばってやったので、あと少し・・・。

今日も読んでいただきありがとうございました。
英語がんばりましょうね。

Number the Stars (A Yearling book)
Number the Stars (A Yearling book)
クチコミを見る
Author :Lois Lowry
Period:October 31th ~November 2nd
Category:Children's book
132pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

ナチスドイツ占領下のデンマークの10歳の少女が走る。友人の命をかけて。
読みやすさピカイチ!子供にぜひ読んでほしい良書

あらすじ
デンマークのコペンハーゲンに住む10歳のAnnemarieが親友のEllenと妹のKirstiと3人で学校からの帰り道でドイツ兵たちに声をかけられた。ドイツ軍がデンマークを占領しているため、街のあちこちに兵が目を光らせていたのだ。AnnemarieとEllenは同じアパートに住んでいて、一家で仲良くしていた。

そしてある日ついにドイツ軍がユダヤ人を強制移動するためにAnnemarieの住むアパートにやってくる。彼女の親友Ellen一家を探していたのだ。しかし、Ellenの両親はその情報を先にラビからきいていて、ドイツ軍の魔の手から逃れる。EllenはAnnemarieの姉妹としてかくまわれていた。Ellenだけ「髪の色が違う」といぶかしげに尋ねる兵士。はたしてAnnemarieたちはEllenと両親を救うことができるのか。

読みたい本がたくさんあるのはあるのですが、「うう、これは600ページもあるし、む、難しいぞ。2,3週間かかるべ。」とか、でもかえって短いので300ページぐらいでも難解なものもあります。

読書自体を楽しみたいけど、まだまだだなあと思うのが英語学習者の通る道。

そんな時は「読みたい本」と「読める本」を交互に持ってくるというのがいいことに気が付きました。
大人が読む普通の英語の小説と児童書やヤングアダルトを読む。ハリポタは児童書からヤングアダルトの両方を兼ねるようないや、後半になってくると大人も読む本ですね。

この2種類の本を交互に読むことでスピードが格段にあがるのではないかと今のところ感じています。
難しい本のあとの児童書は実際のスピードが上がっていなくても、本当に「スイスイ」という音が聞こえる感じです。負荷が少ないことが体感できるのが続く秘訣でもありますね。

しかし、日本語でも年間50冊最近読んでいないので、苦労するのが

本探し。けっこう時間を費やします。最近はアメリカやイギリスアマゾン、果てはカナダまで行くことも。ネイティブの友人におすすめを訊いたり、海外の日本人の方のブログを見たり。国内も見たり。他の方のブログは本当に参考になりますよね。だからこそがんばって読書日記も書いてます。自分のために、そして誰かの役に立てばもっとうれしい。

最近は「読める本」を探すのにも苦労します。同じジャンルが続くと疲れちゃったりしますしね。殺人事件が続くとどうもだし、吸血鬼ばっかりでもねえ。かといってラブラブばっかりでもねえ。とまあおばちゃんは浮気性です。この本は多読の大御所サミアドさんが教えてくださいました。
ありがとうございます♪

これの前がかなり無理して頑張って読んだものなので、こういうのが本当にうれしい。しかもいいお話。
1000ページとか750ページとかと並べて1冊としてカウントするのはちと気が引けますが、ゆるしてええ。これも1冊にするのだ。

児童書やヤングアダルトはさすが40超えのおばちゃんにとっては、時々「もうそろそろいいかなあ」と思うときもあるんですが、私には9歳の娘がいて、つい「今はぜんぜん英語読めないけど(予定では読めてるはずだった(汗))そのうちに手に取ってくれるかもしれないというヨコシマな動機と、生徒も読めるかもしれないという実際に必要な動機もあるので、読むことができるのかもしれません。

舞台はデンマーク。ナチ支配の話を英語の小説で読んだのはええっと、3作目かな?The Book Thiefのアプローチと似た話です。あちらの方が難しく長め。英語学習者の方にはこちらを先に読んだ方が「読めた!」感がえられますし、小学生高学年から中学生の子がこれ読めたらとてもいいお話だと思いました。児童書ですが、このお話をもっと膨らましたらもっと感動作になると思います。でも130ページぐらいの本なので1冊読みの多読一気読みにはいいですね。でもやっぱりラストはマクドで読んでたんですが、涙してちょっと恥ずかしかったおばちゃんでした。

巻末に著者がどれがフィクションでどれが史実か書いてくださっています。児童書はけっこう多いです。でもデンマークのこういう様子は本を読んで初めて知ったことなので、読んで本当によかったです。

単語は辞書なしでもわかると思います。難しめなのは、

swastika 卍ですね。これ、「イングローリアルバスターズ」を夫が見てた時に出てて定着したような気がします。
synagogue ユダヤ教の礼拝堂 
typhus チフス (これ読んで音が響けばすぐわかるのに、見ると悩みますね。)

この3つ抑えとけば大丈夫なような気がします。

ナチス関係で読んだ本はこちら。
The Book Thief                Sarah's Key
  angelの感想はこちら                              angelの感想はこちら
 
The Book Thiefはジャンルは児童書。Sarah's Keyは大人のお話です。夏に映画化されましたね。
The Book Thiefもトレイラーあるのに、ちっとも聞かないのはポシャッてしまったのかなあ。ジャン・レノやら、デヴィッド・シューリス(ハリポタのルーピン先生)が画面に出ていたようなきがするのですが・・・。 

児童書がなかなか受け付けなくなってきているとはいえ、やはり「やさたく」は英語学習者にとってはとてもいいやり方ではないかと思います。「angelさん、薄いのばっかりでずるいでえ。」と言われそうですが、生徒に読ませる手前、来年はもう一度Graded Readersを買って読もうかと思っています。最後までそろってないから生徒用を兼ねてってのもあるんですがね。しかし、生徒がそこまで借りにきてくれるかは不明(笑)

さて、次は真面目なテーマが続いたので、娯楽大作行こうか、真面目路線そのままでSteve Jobs行こうか。さっきサンプルちょっと読んだらTIMEの記事と重なる部分もあったような気がします。でもどっちもゆうに600ページ超え。

うーん。考えます。休もうかなあ。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日は祝日。よい休日を。
また英語がんばりましょうね!

The Distant Hours
The Distant Hours
クチコミを見る
Author :Kate Morton
Period:October 18th~ 30th
Category:Fiction
600pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★★★
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆

結末までのdistant hours(pages)を
耐えたもののみがたどり着けるKate's world!
ひっそりとたたずむ古いお城で生まれた物語の本当の秘密とは?

あらすじ
編集の仕事をしている30歳のEdithはある日訪れた村の古城の見学を申し出る。実はその城は彼女の母が戦時中に疎開して暮らしたことのある城だった。そこにひっそりと暮らしていたのは3人の年老いた姉妹。双子の姉二人が具合の悪い妹の面倒を見ていた。3人姉妹の父は語り継がれる名作「The Mud Man」の作者だった。Edithが本に魅了されるきっかけとなった1冊だった。

母のことを伏せて見学するために訪れた城はまるで人を拒絶するかのような場所だった。案内してくれたのは長女のPercy。城の中を見学してPercyが用事で席をはずした時にEdithは末の妹のJuniperに話しかけられる。「もうすぐ彼が来るのよ。私たち結婚するの。ね?Meredith。」と母の名前で呼ばれた時にちょうどPercyがやってきて会話は途切れた。Percyは「今Juniperと話したことは忘れて。彼女は昔を漂っているの。」

城を跡にしたEdithはロンドンに戻るが、城と3人姉妹そして母との関係のことが頭から離れない。母と話をしようとするが、母は閉じた貝のように心まで閉じてしまう。過去になにがあったのか?彼女は母の過去をなにも知らなかった。

ある日、出版社から「The Mud Manの物語の誕生秘話と作者についての本を執筆して欲しい。娘のPercyからのたっての依頼だ。」という連絡を受けるEdith。実はもう執筆者がすでにいて、インタビューも終わっていたのをPercyが無理やり変更したというのだ。

Edithは一路城と3姉妹の住む村Milderhurstへと向かう。真実を求めて。

やっぱり悲しい悲しいお話でしたね。しかしこれが彼女の作品の持ち味。でもやっぱり難しかったです。いやね。80%以降は本当に面白かったです。謎が解明されますからね。もう私の大好きなケイト・モートンの世界っが繰り広げられるぅぅぅ。感涙。でもそれまでの480ページを耐えられればですがね。まあもうちょっと譲歩すれば半分ぐらい過ぎるとちょっと楽になるでしょうか。それでも300ページ過ぎだから、短いお話なら終わっていますね。

最後の謎の解明がなければここまで読めませんよ。私が最初にこの著者の作品を読んだのは3作のうちの2作目の「The Forgotten Garden」。雷を打たれたようにしびれました。最後は涙が。2作目がやっぱり一番評価が高いようです。3作目は長くなりすぎで間延びした感じでどうもという声をきいていたので躊躇してました。「これは時間がかかるだろうな。」と。時間かかりました。おお、だからdistant hoursなのか。意味違うがな!私にはまだ2作目がベストかな。

今年は目標50冊だったので、二の足踏んで読まずにここまで引っ張ってきました。でもなんとか目標達成できそうなのと、この夏の後半に「The Pillars of the Earth」の1000ページが私の背中を押してくれました。あれもなかなか骨がありましたが、これも読みやすいとは言えないです。単語が妙にむずかしかったです。例えば、履歴に残っている中からあげてみると、
kerfuttle ばか騒ぎ 
precocity 早熟性
coterie 常連
jabber 早口でぺちゃくちゃしゃべる
verbatim まったく同じ語で
dossier 調査書類 
いやあげるときりがないですがもうごろごろと・・・。新しい電子辞書よありがとう。ですので、今の私レベルでは難しさマックスで★5つとさせていただきました。名詞が難しかったです。名詞がわからないと意味取れない場面も多かったのでけっこう調べたと思います。なかなか一気読みできませんでしたしね。これより長い本も読んでいるはずなんですが、これは長く感じました。

これはやっぱり文学の匂いがぷんぷんするというか、+ちょっとミステリーというか。私は一英語学習者なので、偉そうに言うのはやめときます。しかし、この人を拒絶した古いお城の匂いと緑の匂い土の匂いを漂わした世界。好きな人にはたまりませんが、読む人を選ぶような気がしました。後半は最後の最後まで引っ張られます。いやのこり100ページ超えての話ですよ。最後の約100ページはやっぱり圧巻でした。なんで最初から後半のおもしろさを出してくれなかったのでしょうか。それもディテールにこだわる作者のなせるわざなんでしょうね。つい書き込んでしまうのかなあと思いながら読みました。

このお話で著者の全作3つ読みました。もうパターンがだいたいわかっているので、「おおここでやっとこの展開!待っていましたよ~(今回は特に)」と思うほど同じ匂いが3作品から漂います。だから読んじゃうんですよね。文学的で謎解きがあって、上品でノスタルジーいっぱいの世界。まだまだ私には手ごわいですが、病み付きになります。

昨日のうちに読み終われたんですが、じっくり読みたいので、残り5%を残して床に就きました。
英会話のレッスンが終わった後読んでこれ書いています。
これで46冊目。あと4冊できりがいいです。おお50冊超えるか?いや、打ち止めしてほかの事もせなあきませんよねえ。この後はサミアドさんに教えていただいた本を読みたいと思います。

そのあとはSteve Jobs いっちゃう?あっこさん。いや、もう一つ違うの行こうかなあ。迷います。だってあれ650ページですもんね。しかも難しそうだしなあ。サンプルはポチッとしましたが。娯楽大作行こうかなとも考えています。

昨日はたくさんの拍手メッセージほんとうにありがとうございました。心にしみました。
いろんな方がいろんな苦労をしながらも日々がんばっていらっしゃる。

共に歩ませてくださいね。

では、勉強しま~す。
さて、いまから子供が帰ってくるまでどれだけできるかな?

読んでいただきありがとうございました。

LeviathanBehemoth (Leviathan)Goliath (Leviathan)
Leviathan        Behemoth (Leviathan)  Goliath (Leviathan)
クチコミを見る  クチコミを見る                クチコミを見る

Author :Scot Westerfeld
Period:October 4th~ 17th
Category:Thriller
1巻448pages   2巻512pages 3巻560pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree::★★★★★
Mystery-packed-degree☆☆☆☆☆

Barking Adventures!
第1次世界大戦の疑似世界を舞台に少年たち(?)が大活躍
宮崎アニメにもなってほしいし、実写版映画にもなってほしい痛快アドベンチャー3部作
あらすじ
時は1914年オーストリアの皇太子夫妻が暗殺され、第一次世界大戦が始まろうとしていた。突然の訃報に皇太子夫妻の一人息子であるAlekは父の親友である伯爵と数人の共とともに追手から逃れるために用意された隠れ家のあるアルプスへと向かう。ドイツ、オーオーストリアは友好国だったが、ドイツ軍に追われることになったAlek。ドイツ軍は機械兵器を発達させて、最先端の戦闘機技術を誇っていた。彼に課せられた任務は「皇位継承をして、戦争を終わらせること。」だった。一方、場所は変わってイギリス。イギリスではドイツとは打って変わってダーウィンの大発見から動物の遺伝子操作で作られた兵器を発達させていた。兄のあとを追って空軍に志願したDerynは入隊テストで空をさまよい、イギリス空軍随一のクジラからつくられた「Leviathan」に従軍することとなった。DerynはLeviathanに乗り込んできた動物遺伝子の権威であり、ダーウィンの孫であるBarlow博士とともにトルコへと向かう。しかし、途中ドイツ軍と戦い負傷したLeviathanはアルプスで座礁してしまう。Derynは雪の中倒れて意識を失っていた。そこに助けに現れたのが、純粋な皇太子Alekだったのだ。二人の運命の輪がいま回り始めた。


前に読んだ本がサスペンスでなかなか重かったので、なにか爽快な本をと探して洋書ファンクラブでUPされていたのと、(あちらへ行けばプロが書いたあらすじや解説がかなり的確にわかりますよ。)PB姉妹のあっこさんに以前からご推薦をもらっていたので、ここらで一息痛快アクションものいっとこうかなと思いポチッとしました。ちょっと最近ヤングアダルトに気持ちが向いてないかったんですが、前に子供が図書館で借りた本を翻訳で読んでいた本と同じ作者の作品でした。翻訳された作品は「Night Riders」というもの。1巻で「すごく面白いけど、怖くなってきたらから2巻はやめる。」と娘は言っていました。かなり臨場感があったようです。なるほど、でもこれは娘も翻訳を読めばすごく楽しいだろうなあ。フィクションですが、第一次世界大戦が舞台なので史実がちりばめられていて児童書だなって感じました。最近気づいたんですが、子供が読むファンタジーの翻訳の多くが、金原 端人という方のもの。もともとどちらかの大学で教鞭をとられていた先生のような気もします。本に書いてあったような。間違っていたらすみません。ネットではご本人のHPしか見ていないのでよくわかりませんでした。例えば、気づいただけでもいくつか。「レイチェルと滅びの呪文」やパーシージャクソンシリーズも同じ方でした。これも翻訳してくれないかなあ。先生、待ってます。うちの9歳の子供が先生の翻訳だと夢中になって読んでます。

読書日記は3部作は1冊づつ書くと、けっこう書きづらいのでトリロジーで一つとしました。冊数は3冊で数えますがゆるしてえ。全部で1500ページ超えるし。ホントは1週間から10日で読み終えたいとぼんやり考えていたんですが、連休に子供孝行でUSJへとへとになってからどうも調子がくるって読めない日々もあったのでちょっと日数オーバーしました。だいたい1冊3,4日ずつかけて読みました。

渡辺由佳里さんがアマゾンで書いてらっしゃったので、思わず、「なるほど~。これ宮崎アニメになったらどうなるだろうか?」と思い浮かべながら読みました。「ハウルの動く城」も昔英語で原作を読んだことがあります。昔一緒に働いていたアメリカ人の子が「これならあなたも読めると思う。」と貸してくれたものです。本を読み終わって思わず一人で見に行ってあまりの違いにびっくりしたんですが、両方とも好きです。(ちなみにそのアメリカ人の子はがんばって日本語で(しかもちろんやってない)映画を見て結構感動したそうです。)原作と離れてもいいものはいい。このレヴァイアサン3部作もそうなっても面白いかなと勝手に想像しました。

だって、なんだかこの原作者日本のアニメ好きなんじゃないか?かなり見てるんじゃあないか?と思うほど中身が・・・。普通、欧米のお話って、ロボットは結構友達じゃない設定が多いけど、このお話はなんだか名前のつかない遺伝子操作された半動物飛行船に始まり、いろいろ出てきます。どうしても「ナウシカ」等を頭に置いてしまします。だってよく一人(または二人)で飛ぶし、あれはメ―ヴェに乗ってるナウシカそのもの。反対に敵側のドイツの歩くロボットはモビルスーツを着たアムロが出てきそうなんですよ。古すぎ?ちょっととびすぎかな。違うか。エヴァンゲリオンとかのほうがいいのでしょうか?見てないからわからない。すみません。機械にに顔のあるのもある。他に2足歩行だったり。手もいっぱいあったりする。いや、マジで宮崎アニメでみてみたいんですが・・・。かえってやわらかく描かれていいかも。うちの子供も大喜びしそうです。どなたかスタジオジブリの人がこの片隅で細々やってるブログに気づいてくれないだろうか。宮崎駿氏は有名な戦闘機マニアだし。(昔イギリスに戦闘機と童話作家に会いにいかれる本を読んだことがあります。)これ無理でしょうかね?

まあ、でも実写版でDerynの決め台詞をききたい気もします。”Barking spider”っての。セリフは「びっくりいた~。」てな感じだと思うのですが。本読んでたらもう刷り込まれます(笑)もう頻繁に出てくるのでDerynが言うたびに「くすっ」とくる感じになってきます。ハリポタでロンがよく使う"Blimey”に近い感じでもうちょっとガラを悪くした感じでしょうか?意味がちょっとねえ。といいながら生徒に教えてしまった。BarkingとかBlisterとか独特の言い回しも面白かったです。グラスゴーの人が使うのか?グラスゴーの人と深く話したことはないので、なんとも言えませんがね。(それ以前に全部聞き取れないでしょう(笑))と書いたところで、渡辺さんのところで「創作語」だとわかりました。でも癖になる言い回しですね。その他にも独特の言い回しができてて最初はとまどいましたが、だんだん慣れてきます。この前買った、おそらく最強の電子辞書でも載っていないことばがありました。Clanker, bum-ragなどなど。これらも創作語のようですね。

英語は児童書の割には結構難しいなあと感じました。特に戦闘シーンや機械の説明。いろんな戦闘マシーンとか、機械とかがあるんですが、大抵が実在しないものなので、私にはそこがちょっとつらかったです。でもイラストがほんとに多くて、たぶんこれほど多いPBを読んだのは初めてです。ずいぶんそれで助けられます。その部分をなんとなく読んでもストーリーは追えるので大丈夫ではないかと思います。けっこう辞書を片手に読みました。私の場合は久々のヤングアダルト(ゲド戦記は入れてませんよ~。)で最大瞬間風速が吹いたように(笑)1時間でだいたいですが、60ページを超えて読み進みました。(3巻ででちょっと測ってみました。(いつものモーニング読書)560ページを3時間で35%読めてました)3巻まで行くと最初からストーリーも結末に向かって盛り上がるのでかなり読みやすくなりました。

それと、ところどろこドイツ語が出てきますが、私昔第二外国語ドイツ語とってたんですよねえ(汗)ぜんぜん覚えてないっす。まあだいたいすぐあとに英語で言い換えてくれているので気にする程度ではないです。

ストーリーは史実をもとに実際は実在しないオーストリアの皇位継承者Alekを物語の軸にして事実とフィクションを取り混ぜて最後にアメリカの参戦にまで持っていくのがおもしろかったです。「へえ、そうくるか。」と。Alekについては、もともと事実としてオーストリアは第一次大戦後崩壊していき、皇帝が国を統べることはないので、どうなるかと思いながら読んでおもしろかったです。もう一人の主人公イギリス、グラスゴー出身のDerynは読者が一番思いを投影できるキャラクターです。勇敢で頭が切れて誠実。危機を何度も切り抜ける姿に思わず応援したくなります。特に女の子が応援しちゃうでしょう。読者が「こうなって終わって欲しい」という声をちゃんと聞きながら書いているかのようなエンディング。笑顔で読み終われます。

さて本文からのクイズです。って私もよくわからないんですが(笑)

the white substance, which turned out to be pickled radishes chopped into mush. There were also silvers of a pearly fruit, as tangy as lemon rind.

これ、何の食べ物でしょうかね。日本でAlekが食べたとされる日本食。この前にたぶんイクラも食べていたような。そばも食べていました。どなたかわかった方は教えてくださーい。コメント欄がないのがつらい。拍手コメントに一言食べ物名を書いてもらえるとうれしいです♪というか長すぎてここまでたどり着いてくれた方がいればうれしい・・


普通の大人向きのPBと児童書を挟んで読むとやっぱり速度があがるのを体感できるがいいですが、私の「もっと早くなりたい」の原体験は前にも書いたかもしれませんが、ちょうどハリポタの最終巻が出た夏にイギリスに行った時のこと。もうかれこれ5年前?勿論あのかさばる初版を持って。飛行機の中で映画を見たり子供の相手をしたり、寝たりの合間に読んだんですが、ちょうど前の席にイギリス人の姉妹がこれまた同じ本を読んでいる。(当時は空港や飛行機で同じ本を持っている人がうようよいました。)しかも各自1冊かいあたえられて。待てないですよね、やっぱり。で、飛行機に乗っている10時間以上のフライトで私がとろとろを半分もいっていない間にそのティーンエイジャーイギリス人姉妹は読み終わっていました。満足そうだったなあ。くすん。あれ以来、「大人のネイティブスピーカーと同じ速度で読むのは無理だが、あの姉妹ほどにはだだっと読んでみたい。」で、今に至ります。

追いついたか?微妙ですね~。

修業します。(万年修行中)

さて、3冊同時なのでカウントがおかしくなりそうですが、もう忘れない。今で45冊。あと5冊で目標達成です。年末に向けて何を読もうかな。長いのでもいけるかも。ちょっとヤングアダルトは減らそうかなあと思い始めました。おもしろかったけど、毎回この展開はいいかな。といいながらサミアドさんお勧めの1冊をすでにぽちっとしましたよ♪あれは英語のできる生徒が読んでくれるかもしれないので読んでみます。ありがとうございました。

ほんと、こんな長い文を最後までお付き合いくださりありがとうございました。

いい1週間でありますように!




Into the Darkest Corner. Elizabeth Haynes
Into the Darkest Corner. Elizabeth Haynes
クチコミを見る
Author :Elizabeth Haynes
Period:September 24th~ October2nd
Category:Fiction,Thriller
400pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★

逃げ場のない愛憎。追い詰められ、壊れた心を癒しながら、
心の闇と、やがてやってくる「彼」と対決する日を描いたサスペンス

 あらすじ
大学生の時に両親を事故でいっぺんに亡くしたCathy.彼女は今ロンドンで一人で住んでいた。彼女には毎日せねばならない「儀式」があった。それは同じ通勤ルートを使わない。アパートの鍵を閉めたか何度も確認。自分の部屋に入ると、カーテンの位置から始まり、すべての窓を何度も何度も、出たときと同じかどうか確認すること。手がちぎれるほど洗うこと。毎日毎日何度も何時間もそうすることを繰り返す日々だった。

ある日、空室だった上階の部屋にStuartという男性が引っ越してくる。とてもやわらかで紳士的な彼は彼女にやさしく言う。「鍵はちゃんとしまっているよ。大丈夫。君はOCD(強迫性障害またはパニック障害)なんだ。」彼はロンドンの病院で働く精神科医だった。最初はStuartを避けていたCathyだが、偶然彼女が酔っぱらった同僚の男性にキスをされてパニックに陥った時に助けたもらったのをきっかけに徐々に彼に心を開くようになる。

Stuartに紹介してもらった医師の診断で、彼女はOCD以外にもPTSD(心的外傷後ストレス障害)も併発していることがわかった。少しずつ病状と向かい合って努力する日々がはじまる。原因は彼女の故郷ランカスターで起こった事件がきっかけだった。彼女はつきあっていたLeeに殺されかけたのだ。逮捕され、懲役3年の刑を終えてLeeが出所する日が近づいていた。そして周りでは不審なことが起こるようになった。これは彼女の心の中で起こっていることなのか、現実にLeeが現れたのか・・・。彼女の心の闇が癒される時はいつの日かくるのだろうか。

読み終わってほっとしました~。ああ、こわかった。やっぱりサスペンスはどきどきします。最近読んだ同じようなジャンルのお話「Before I go to Sleep」「Sister」の間を行くようななんとも言えない行き場のない気持ちを持ちながら読み進みました。早く事件が解決してくれえと祈りながら読んだよ、おばちゃんは。だって主人公のCathyがほんとにこれでもかというほど追いつめられて行くんです。著者は警察で事件の分析をやっていた(いる?)女性のかたですが、フィクションとわかっていてもホントに起こった事件を追体験しているような気分でした。だからこわかった。

これ、イギリスアマゾンでチェックしてたものなんですが、Before I go to sleepを読んだ方々のブログを回っているうちにイギリス在住の日本人の女性の方が読んでらして、「Before・・」が面白かったのなら、これもきっと面白いとお墨付きをいただいたので、アメリカアマゾンでポチッとKindleへ。いや、でも日本在住の私にはきっとその方ほどはサクサクとは読めてないでしょうがね(笑)

あまりにも魅力的な男性と出会い、ドメスティックバイオレンスに陥り、そこから抜け出そうともがく美しきヒロイン。そしてパニック障害という重い後遺症を克服していく様を本当にていねいに描いています。「どうか、最後はCathyが幸せになりますように!」と願いながら読みました。で、サスペンスなので、OCDと戦いながら、最後はやっぱり現実と戦わないといけない。だから最後が知りたいながらも主人公の悲しさと苦しさをともに味わっているような気分になりました。

英語は前述の2作品のちょうど真ん中ぐらいの難易度ではないかと思います。400ページで10時間ちょっとかかっていると思います。なんか読み飛ばしできなくて、すごく丁寧に読みました。ひとつひとつなんか緊張感がただようからだだっと読めない感じです。辞書がぶっ壊れているのもあるので、時々英英引いてそれがイギリス独特の表現だったりしておもしろかったです。

最初は4年のスパンで過去と現在が交錯するので、わかりにくかったです。10%過ぎて少し「ああ、そうか。」となんとなく内容が見えてきます。なので、Kindleのサンプルで冒頭だけ少し読み返しました。しかし、本当に女性の刻一刻と変わる、ゆれる心理描写がすごいです。相手を本当に愛しているのか、いやこれは愛だ。と揺れ動く。そしてだんだんとコントロールされていく恐ろしさ。

内容はOCDとPTSDについてなので、かなり重いです。娯楽作品とは言えない。女性として読むのはつらい部分もありましたが、この苦しさを少しでも知れてよかったと思います。だから読んでよかったです。

I'm not bleeding now. I' not hurting any more. It's over, alright?
 We can't change what happened, but we can change what happens from now on.

今私は血を流していなし、怪我もしていない。そう、終わったのよ。
私たちは起こったことを変えられないけど、今から起こることは変えられる。

Cathyが自分に言った言葉。これは私たち皆が心に持っていていい言葉だなと思いました。

いやあ、重いの続きすぎ。今度こそなんか痛快ジェットコースターみたいなの読んでみたいですがね。

これであと50冊まで8冊。長いのも気にせず手を出そうかなあ。どうしようかなあ。と悩んでいたら、横から娘が「ママ私の本読んだら?8冊だったらあっという間だよ。貸してあげようか?」と小学生向きの英語絵本を数作持ってきてくれました。

それ読んどこかな。

今日もお越しいただきありがとうございました。
明日もいい一日でありますように。

Sarah's Key
Sarah's Key
クチコミを見る

Author :Tatiana De Rosnay
Period:September 21th~ 24th
Category:Fiction based on the history
320
pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆

体のどこか片隅にずっと残りそうな生と死の物語
こころの鍵を開けるのはいつ?

 あらすじ
アメリカ人のJuliaはフランスに住んで16年。40を過ぎていた。フランス人の夫と11歳の一人娘Zoeと3人で暮らしていた。3人は夫の祖母がかつて住んでいたパリのアパートを改装して新居にする予定だ。彼女はパリで発行される英文雑誌を
発行する仕事に携わるジャーナリスト。次回の特集は1942年にフランス警察がナチスに協力してフランスにいるユダヤ人の強制逮捕、強制収容所へ送ったことに関することだった。やがて、Juliaはある事実に気が付く。彼女のこれから住もうとしているアパートとあるユダヤ人少女のつながりに。Juliaはそれをしらべるうちに自分が妊娠していることに気が付く。

 

今日残りの40%をモーニング食べながら読みました。9時ぐらいから。レストランで辞書を引こうとすると、辞書が反応しない・・・。ついに壊れました。仕方がない、辞書なしのタドキスト読みでいきました。Kindleは英英辞典がついているので、どうしても調べたければそれを使えばいいし、

でもそれを忘れるほど読んでいました。

 
今日はPCも持ち込んで最後のほうを読みながらこの原稿を書き始めました。子供の塾が終わるまでの時間に、ほんとは仕事しようとPC持ってきたんですが、この本を読み終えないと落ち着かない。それぐらいの力をもっている本です。

 

最後のSarahの手紙はもうタオルを手に読みました so poignant! これほど深い悲しみを胸に生きていく少女の人生に涙なしには読めませんでした。ひとそれぞれの悲しみがあるけれど、それはその人にしかわからない悲しみ。大きくても、小さくても。でもそれを背負って生きていく。この本からもその重みを学んだひとときでした。この本のヒロインSarahにとっては封筒の中にそっとしまわれた一つの鍵。大切な大切な命の鍵だったんですね。レストランで読むんじゃなかった。でもそうじゃなかったら、その部分はもっと号泣していたと思います。

 

ホロコースト関連のお話は「The Book Thief」以来ですが、これもフィクションといえども胸につきささるお話です。また知らない史実を学べました。

 

内容は現代と過去を行き来するので、特にアメリカがロケーションになると少しドライな感じがします。そうやってわざとコントラストを明確にしているのかもしれません。まあ、最終的にもう一人の主人公Juliaが二人の子持ちでシングルマザーでマンハッタンのアパートに住めて、仕事もあるなんて設定は私にはちょっと現実離れしていないでもないんですが、まあそれはいいか。現代の部分がこの悲しいお話の読了感をちょっとさわやかにもしてますしね。


 英語は内容を先に読み進めたいのもあって、フランス語もちょっと難しめの単語も気にせずに内容をとれると思います。主人公は同じ40代女性で、一人っ子の10歳ぐらいの女の子がいる。もうExactlyに物語にはいっていけました。我が家と同じ家族構成。いや、もううちは子供は無理ですがね。フランス人とアメリカ人の考え方とは違うといえども、物語に入っていけます。

  

昨日ネットでタイトルを検索してみたら、やっぱりこれも映画化されていました。知らなかった。そんなん多い。日本には来てないけど、読んだあとにわかったのは7月ぐらいに読んだ「The Help」もでした。この作品はフランス映画でした。今年の8月に公開されているようです。何人かの日本の方が海外で見たらしく、ブログで見つけました。前に見つけた「The Book Thief」とあわせてどこかで入手してみたいなあ。The Book Thiefはどうもまだ製作段階な感じですがね。The Helpはきっとそのうち日本でも公開されるだろうけど、ホロコースト関連のこの2作は無理かなあ。フランス語だとなおさら。でも、こういうtouchyissueが風化してしまう今。英語で書物を読むようになってなおさら思うんですが、「ガラパコス化する日本」にいて自分がますます変人になっているような気がします。「ジャンケンでセンター」がニュースになる我が国にちょっと疲れている私。



最初はフランス語しかないと思ってたら、英語もありました。Youtube変更。原作は英語だと思うんですが、映画ももしかして英語が最初かな?この女優さんよく見ます。調べてないけど、English Patientとか、Four Weddings and a funeralに出てた人じゃあなかなあ。原作では金髪のアメリカ人だったと思います。この女優さんはイギリス人だったような。また調べたいです。これ日本語のタイトルにするんだったら、「鍵」の一言かなあと、ずっと読みながら考えていました。「サラの鍵」じゃちょっとなあと思ってたら、「サラの鍵」のままだった。そんなもんなんですね。

余談ですが、これレストランで書いてます。となりに2歳ぐらいのまだおしゃべりもままならないかわいい男の子とそのパパ二人が座っているんですが、そのパパが「パパこれからお仕事するから邪魔しないで。」と本を読みだしました。しかし、2歳になるかならないかの子供に絵本をテーブルに置いて「黙ってて。」なんて・・・びっくり、おばちゃんが相手したろか?と一瞬思っちゃいました(笑)その子供が字をんよんで(いや読んでいるふりをして)声をあげると、「静かにして。」と言う。思わず横から「大丈夫ですよ。」と言ってしましました(笑)

 

と、ムシャムシャ食べて、飲んで、気をそがれながらこれを書きながらも3時間弱で130ページほど読めました。読み始め水曜日は20%ほど、木曜日は仕事を優先したので10%。昨日の祭日は朝から子供とママ友と私立中学の文化祭に行っていたので、「これはちょっとゆっくりペースでいくしかないね。」と昨日の晩に子供とパパがテーブルで勉強しているときに読み始めたら結局ベッドに持ち込んで60%まで読んでいました。次の日に朝早くなければきっと読み終わっていたでしょう。(寝ないとダメな私です。)これは多くの方に読んでほしいなと強く思ったお話でした。

 

さて、午後の仕事が終わったら、こんばんは新しい本を探さずに、まず仕事を優先しなければ・・・。

今日も来ていただきありがとうございました。
明日は3連休の最後。よい休日をお過ごしください。 

仕事に行ってきまあーす。 


Before I Go to Sleep
Before I Go to Sleep
クチコミを見る

Author :S.J. Watson
Period:September 17th~ 19th
Category:Thriller
365pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★

ノンストップ心理劇  緊張感あふれる密室サイコスリラー!

あらすじ

ロンドンに住むChristineが朝起きてみると、見知らぬ男が横にいた。彼女はそっと起きてバスルームへ行き、鏡に映った自分に驚愕する。記憶している自分よりも20年はたっているようだったからだ。驚く彼女に横にいた男性がやさしく話しかける。「君は事故で記憶喪失になったんだ。僕は君の夫のBenだよ。君は一晩寝ると、次の朝にはすべての記憶をなくしてしまうんだ。」

そういって仕事に出かけたBenを送った後、家に電話がかかってくる。「Chistine、君の日記を思い出して、僕は君の治療をしているNashだ。」信じられない彼女にDr.Nashは彼女が毎日書いている日記の隠し場所を伝える。日記は言われたところに隠されていた。彼女は毎日日記を書いてそれを最初から読み直すことで記憶を少しでも構築する治療を行っていた。しかしDr.Nashとの治療を夫のBenは知らずにいた。なぜ知らないのか、なぜ自分は隠れて治療をしているのかの記憶もないChrisitine。

そして日記とは少しずつ今生活していることとずれを感じ始めるChristineだった。そして少しずつ「記憶」がフラッシュバックするようになってくるが、日記を寝る前にかかなければ次の日には忘れてしまう。必死で日記を書きづつけ、彼女は自分の過去を知ろうととするのであった。


U.S.Amazonでランクインしていた時にポチッとお気に入りにいれてた作品ですが、サスペンスはロマンスのあととか、ジャンルを変えて読むようにしているので、その一つにおいてありました。続けてサスペンスばかりはつらい。そのあと、「洋書ファンクラブ」の渡辺さんも読んでらっしゃったので、「おおこれはいける。」と思っていたら、あっこさんが「読みやすかった」とおっしゃてたので、すぐにKindleでゲット。確かにサクサク読めました。さっき日本アマゾンのぞいたら、これ、すでに映画化されるかもと書いてありました。納得。謎解きの面白さとあいまって、英語がよみやすいので、これは英語学習者にとってはうれしい1冊だと思います。しかし、デビュー作ってすごく力入ってるからけっこうあたりが多いですよね。これもその1冊だと思います。

面白かったんで、止まらなかったです。読み始めは土曜の子供の塾待ちで、時間の許すまで40%読んで、昨日はこどものためのお出かけでへとへとだったんですが、ベッドで10%。残りの50%は今日昼寝をはさんでよんじゃいました。日常の視点で、設定もほとんど密室で舞台がほとんど変わらないのに、ここまで話が展開されてぐいぐい引っ張られる感じ。しかも英語が読みやすい。謎解きが半分「こうじゃないかな。」と思いながらも二転三転するのでなかなか本(いやKindle)を置けないんですよね。この先どうなるのだ?とつい読んじゃう。
昨日のおでかけ(子供孝行です)がなかったらきっと昨日のうちに読んじゃったと思います。

この作者はNHSでもともとお勤めだったそうで、イギリスの医療現場にいらしゃった経験からこのお話のプロットを立てたようです。

お話は最初からわざと違和感を持たせて始まります。どうもおかしいと。女の直感が正しいのか、記憶が正しいのか、自分の記憶に頼れないもどかしさを抱えながら主人公の自分を取り戻す旅がつづきます。それを疑似体験しているよな感覚に襲われます。そこが読んでいてこの本の魅力の一つだと思いました。

犯人はこの人だろうなあと疑いながらも、いろいろな場面で伏線が張られていくので、「うーん、やっぱり違うか?」と疑う。じゃあどうなるんだ?と最後まで引っ張られます。とちゅう、わざと読者にわかるようにヒントがばらまかれていきます。私が「あれ?」と思ったのは名前です。それもわざとだろうなと、よけいニヤリとしながら読み進めました。しかし最近いろいろ読みますが、みなさん次々いろんなお話作れてすごいなあ。素直に感服。

自分の記憶が朝起きたらなくなっている。そして自分の人生をまた一から構築しなくてはいけない。実際にそうなってみなければわからないかもしれませんが、そこをテーマにできあがった物語。何度も同じ記憶に立ち返っていきながら進んでいくのですが、読んでいてそれが退屈と感じさせません。すごいなあ。舞台はほとんど室内で登場人物も非常に少ない中でこれだけ話が膨らむなんて。読み終われば、「なんだやっぱりそうだったんじゃん。」と思わなくはなくても、それはhindsight。やっぱり面白かったです。

人間はうれしいことも、忘れてしまいたいつらいことも含めて自分で抱えて生きていくことがどれほど尊いことなのかということを教えられているようです。

ファンタジー(あれは一応ファンタジー(笑)む、難しかったゲド。)のあとはサスペンス。次はなんにしようかなあ。
いや仕事しなくちゃ。これで記念すべき40冊!あと10冊で目標ですぅ~。

今日も来ていただきありがとうございました。
明日もいい一日でありますように。

A Wizard of Earthsea (Earthsea#1)
A Wizard of Earthsea (Earthsea#1)
クチコミを見る

Author :Ursula K. Le Guin
Period:September 11th~ 15th (a few days)
Category:Fantasy
198pages

Total recommends:★★☆☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★☆☆☆
Can't-sleep-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

「ゲド戦記」第一話 
少年が導き出した「影」とは?二つの世界を統べるものを描いた古典

あらすじ
あるGontという島でヤギ使いをしていた少年Duny。ある日彼はおばがよく唱えている言葉をヤギに向かって唱えてみた。すると、ヤギたちはDunyからピタッとくっついて離れなくなってしまう。それを見たおばは「ちゃんと呪文を習いたい?」と尋ねた。Dunyはその日からおばのもとで呪文や薬草などを習い始めた。

平和だったGontにも戦いの波がやってくる。戦う大人たちを見て、Dunyはなんとか島の人たちを自分のちからで助けようとする。自分の限界を超えて。彼の潜在能力はあまりにも強大だったので、Dunyは偉大な魔法使いOgionのもとに預けらることになる。Ogionは彼に新しい名前を名づける「Ged」と。そこから彼の魔法使いとしての本当の修業が始まろうとしていた。

こ、これは・・・。あらすじもちょっと自信ないっす。

philosopherシルフさんでも苦しまれたものを、単細胞のこの私の頭でこの世界が理解できるのだろうかと思いつつ、がんばって最後まで読みました。ぜいぜい。しかし、理解したかは不明です・・・。あまりにもつらくなって3分の1は音読してまいした。そして柔軟体操しながらとか読みました(笑)歩きながらも読んだな。これ1968年の作品だったんですね。ベトナム戦争とかが国を覆っている時代だからでしょうか?く、暗く感じました。これほんとに児童書?

でも、10ページごとに眠気が襲い、がんばって半分まで頑張っておとつい浮気して前回のケルトのラブストーリーを読んじゃいました。これに比べればあれはサクサク。

これは我が家のファンタジー大好き娘に「ママ、ゲドのお話の続きどうなった?」と聞かれなければ挫折していたかもしれません(笑)娘よありがとう。2,30ページごとに要約をお話することで助けられました。明日最後までお話してあげるよ。正しく読めてなかったらごめんね。きっと読めてない。

今日は10ページ読むごとに、ポテトをゆで、また10ページ読み、玉ねぎ刻み、また10ページ。そしてひき肉を炒め、また10ページ。味付けをしてぐつぐつ煮る間10ページ。おお、50ページほどでマッシュポテトのグラタンの下ごしらえができました。(笑)それぐらいしないと何読んでるのかわからなくなりました。

なんで?

英語も子供向きのファンタジーなので、超難しくはない。いや私には難しかったかな。アニメも観てないし。

どうも平坦な気が。でもこれはいろんな学者さんが引き合いに出すような作品。宮崎駿もこれでインスピレーションをたくさんもらったと聞きます。実際の原作からのアニメは息子さんが作ったけど・・・。「カリオストロの城」のキーワードの「光と影」もここからきてるなかなあと想像しながら読んだけど、やっぱりさっぱり。

ちょっと最近「子供向け作品」に気が向いていないせいかもしれません。この前読んだ他のファンタジーもちょっとそうだったような。決して簡単じゃあないですしね。ほんとまだまだだなと自分の非力を呪うひとときでした。まだまだ修業です。

何が苦しいかって、シルフさんもおっしゃってたように、土地名がややこしい。名前もややこしい。登場人物もどの人が重要なのかわからなくなってくる。すごく淡々と語られるので。時代設定もファンタジー故、服装なども含め想像するのが苦しかったです。それにセリフが極端に少ない。これはつらい。眠気のもとです(笑)もう永遠に波と戦い続けるのか?ゲドも私も。とコーヒー飲みました。

私ファンタジー好きと思われているようなんですが、結構なんでも読むという意味では好きです。やっぱり一番好きなファンタジーは「指輪物語」です。ダントツで。あれはイギリスの昔話を彷彿とさせてくれて重厚な感じがあるのでいくら魔法使いやらエルフが出てこようと、「魔法」自体に頼るお話ではなく、個々の心の葛藤と戦うお話なので、歴史モノっぽいんです。原作者は大学教授でその道の権威だったような。あれは第一世界大戦中に構想をねられたか書かれた作品ですよね。ハリポタは逆に舞台が現代で想像しやすいです。作者が同世代というのもあるし、舞台設定がもう超イギリスっぽい。それが大きな理由。イギリスっぽい英語のセリフを堪能できますからね。現実社会と対比して書かれているとも言われていますね。この二つはまだ「大人の視線」が感じられるからじゃあないかと思いました。「アースシー」に関しては、確かに上の二つと同様に葛藤のお話なんだろうけど、紆余曲折が感じられなくてドラマが感じられなくて、つらかったです。私が子供すぎるのかもしれません。難しかった。

実は三大ファンタジーと言われている「ナルニア」もうちに全巻ありますが、一巻目で挫折しました。それと同様な感覚でこの「ゲド戦記」もどうも読み切れなかったと思います。

それと1ページに超字が詰まってる。198ページものですが、私には250ページぐらいの価値がありました~。

このお話は少年が自らのおごりから開けてはいけないパンドラの箱をあけてしまうようなお話です。そしてその「影」を自分の人生の中でどうあつかっていくか。どう戦っていくか。この「影」と少年の関係がすごく深いだろうと思われます。いろんなものに投影できる。自分の内面との闘いとも言えます。10代のころに読んだら(日本語でですがね)ちょっとは感じるものがあったんだろうか。謎ですわ。10代のころはすでにナウシカ読んでましたが、ゲド戦記は知りませんでしたしね。

とにもかくにも一応?読み終わったのでバンザイ。

こんなに苦しく感じて、「ああ、生徒はこんな感じで英文よんでるのかも。」とその苦しみを味あわせていただいたような気がします。という意味でも出会うべくして出会った作品かもしれません(笑)

次は系統を変えたいと思います。

今日もきていただきありがとうございました。
明日もいい一日でありますように。

Celtic Maidens
Celtic Maidens
クチコミを見る

Author :Ceri Norman
Period:September 13th~ 14th (2days)
Category:Historic Romance
215pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

mythology and history の合体したロマンス
ストーンサークルで砕かれた愛は世紀を経て成就するのか?

あらすじ
幼いころに両親を亡くし祖母に育てられたSian。彼女は大学卒業後、病気の祖母のために戻り祖母が亡くなってからも、町の雑貨店で働く日々。そこに村のそばにたくさんあるストーン・サークルの写真を撮るためにカメラマンのRyanが現れる。Ryanは最初一人で写真をとろうとストーン・サークルに赴くが、そこで不可思議な経験をする。彼が宿泊するパブ(イギリスのパブは宿泊施設も併設しているところが多い)のオーナーの勧めもあって、ストーン・サークルに詳しいSianに案内を頼むことに。なぜか二人は最初から心に触れるものを感じるのであった。しかし、二人が出会ってから村には霧が立ち込みはじめ天候がわるくなる一方だった。そして村の老人が不吉な兆しである。「黒い大きな犬」に出会うのであった。パブの女主人であるFfiはどす黒い念を感じストーンサークルに出かけてその力を封じようとするが、力がたりず、ついに古来の念が噴出することになったのだ。石器時代のいい伝えが今蘇ろうとしていた。

1000ページ巨編「The Pillars of the Earth」のあとはやっぱりロマンス♪と思いながら短めの別の1冊があったのでつい手に取る。今は長いのはゆるしてええという気分だったので。半分まで読んだんですが、どうもページをめくるたびに眠気が・・・。シルフさんあれは眠気が・・・(笑)頭の中には「権謀術数のあとにはやっぱ自分好みのロマンス読みたい」とうずうず。おもいきって短めのロマンスを探し出しました。これまた一苦労。読みやすくて、歴史的で、あんまりatrociousでもなくobscene過ぎないやつ。結構難しいです。

どうやって探すかというと、アメリカやイギリスアマゾンで好きな作品を検索してそこから探し出します。好みはやっぱりイギリスアマゾンで見つけることが多いです。でそのタイトルをアメリカアマゾンに移ってKindleで入手します。イギリスでは買えない。もう一つポンド建てでkindle買えばいけると思いますが、私は知らずにU.S.
amazonで買ったので。でも安かったですしね。日本アマゾンは結構母数が少ない?なのでお勧めも限られてきますよね。おすすめにたいてい自分の読んだ本が入ってきたりして、「これって、私じゃん。」と笑うときもしばしば。

どこのアマゾンでも似たようなカテゴリーを出してくれますよね。でもその間に本読み進みたい気持ちもありますがね。時間けっこう食います。で、もちろんネイティブ向けなので、「Easy to read」とか、「light」 「fun」「page tuner」ということばだけに騙されちゃあいけません。こっちはノンネイティブですからね。書評も英語の勉強になります。速読の勉強にも。全部は読みませんよ。本読みたいし。

だからと言って10代向けのお話はどうも食傷気味。なんかパラノーマルの嵐で・・・。なんでも読むおばちゃんですが、どうも疲れてる時は(ちょっと熱っぽかったので昨日は2回昼寝しました)好みの読んだほうがいいかなと思い探しました。大好きな作品「Sophia's Secret」(アメリカでは確かタイトルがWinter seaだったかな)から入っていきました。

昨日で60%(140ページ)読めました。子供が学校の図書室から借りてきた本を読む横でソファで二人で読書三昧。小さな夢が実現中。親子で静かに読書。素直にうれしいなあ。(子供は今「ぼくらの7日間戦争」の続きにはまっています。内容がけっこうすごくて大丈夫か?)

で、結局パラノーマルの類であるような感じだったんですが、まあいいか。昔だったら、シャーマンか魔女のカテゴリーに入れられるだろう「むっちゃ感のいいおばちゃん」が出てきたり、死霊がよみがえったりします。ケルトのストーンサークルのお話なので、感じ出てます。基本はロマンスだもん。舞台も大好き。舞台、これ大事だったりします。私は偏ってますがね。

輪廻転生のお話は日本人好みではありますよね。私も大好き。マンガでもよくありますよね。思い出したのが「八雲立つ」ってマンガ。あれも古事記の時代と現代のお話でした。ちょっとミーハー?(これってもう死語?)あ、鈴木光司の「楽園」のほうがたとえがいいかな。このお話は紀元前の石器時代?と現代が交錯するお話でなおかつロマンスです。でもタイムトラベルものよりなんかまだ説得力あって私は好きです。でももうちょっと呪術的な説明に説得力があったらうれしかったです。最後はあっという間におわってしまってちょっと肩すかしな感が・・・。イギリス人なら、いやウェールズの人ならもうちょっとわかって読めるのかな?folklore(民間伝承)がベースにあるようです。でも短くてもお話に盛り上がりがあって、熱意が感じるのはいいですね。読んでいてその世界に旅行する気分を楽しむ私なので、心はウェールズでした。まあでももうちょっと時代設定新しめで(紀元前じゃあね)信ぴょう性が醸し出てるのが好きかなあ。なんでかとう登場人物の設定の説明がもっと知りたかったです。殺されちゃう人についてもいまいち無駄死にのような気が。石器時代じゃあまるで想像の世界のような。まあ、勉強不足もありますがね。作者の方はどうも専門家のようですね。

そうそう、ウェールズなので、名前や土地名が発音できないものがありました。あれはウェールズ語由来か、ケルト由来か。どっちもか。ウェールズは世界で一番長い地名があるんですよね。ウェールズ語も復権しているので、ウェールズの道路標識は面白いですよね。ああ、また行きたいなあ。あの丘だらけの、朽ちた城跡・・・。うう行きたい。6回ぐらいイギリスに飛んでいてもまだ私はストーンヘンジも行ったことがないので、前回の「大聖堂」でも思ったんですが、近くあるのでソールズベリーとペアで行きたいなあ。

この作品は完全に私の趣味なので、万人に受けるかどうかは何とも言えません~。私は面白くて2日で読んじゃいました。

今日も来ていただきありがとうございました。
明日もいい一日でありますように!

The Devotion of Suspect X
The Devotion of Suspect X
クチコミを見る

Author :Keigo Higashino
(Translated by Alexander o. Smith  )
Period:September 9th~ 10th (2days)
Category:Crime Thriller
298pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★★
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★★

すごい!の一言 読みだしたら止まらない深い深い愛の物語
英語で知る東野ワールド 英語学習者にもってこいの1冊?

あらすじ
東京のある川岸で身元不明の死体が発見された。顔をつぶされ、指紋も消されていた。しかし死体に残された髪の毛からある男の名前が浮上する。その男の名前は富樫慎二。警察は捜査の方向を富樫の離婚した元妻へと向けるのであった。しかし、捜査は難航。刑事草薙は友人の物理学の天才で大学准教授である湯川のもとへと向かうのだった。(ミステリーなのでこれ以上書かないでおきますね。)


もともと、以前にご紹介した世界一わかりやすい 英語の勉強法というので紹介されていたこの本。読んですぐに注文しておきました。新書で高~い!だから新古本を取り寄せることに。けっこう待ってロンドンからやってきました。関先生ご紹介ありがとうございました。


いやあ、おもしろかったです。本を置くことができない一冊となりました。私テレビ全然見ないのでガリレオシリーズも知らないし、東野圭吾も読んだことありません。すみません。だからこそ楽しめた一冊。これは英語を勉強している日本語ネイティブに本当にお勧めの一冊です。断言できちゃう。まさにページターナー。読み始めたのが朝だったらきっと一日で読んじゃったかも?

いや、暗いと聞いていたのでどうしようかと思いながら金曜日に職場に持って出ました。ちょっと時間があったので、授業の前に数ページ読んでから教室に持っていきました。

「先生これこれから読もうと思って」と表紙を見せると生徒が反応すること、すること。
日本語で原作を読んだ子も多いよう。映画も見てる子もいるのね。

「先生読んだら貸して。」と言い出す子も。読めたら貸してあげたいぐらいですわ。

そうか、これは読んでみようとお昼休みに本格的に読み始めました。いきなり、暗~い展開。そうかこれが有名な東野圭吾ワールドか。英語でもなんだか感じ出てます。翻訳ってすごいなあ。英語で読んでも日本人の登場人物が浮かんできます。福山雅治が湯川先生ということはさすがにうとい私でも知っていましたが、途中で教え子に「石神は堤真一やで」と言われ、まあちょっとハンサムすぎるイメージだけどなあと思いながらも止まらない~。実は堤真一はうちのパパの幼馴染の弟さんだそうで、出てくるとパパが応援しています。だから私もちょっと親近感を持って読み始めました。

気が付いたんですが、「文化の壁」のないことがいかに英語を読みやすくしているか。日本の事情を分かって読むのですんなり入れるから、難しく感じない。これポイントですね。

金曜日に100ページ読んで残りの200ページは今日で一気読み。全部で7~8時間ぐらいでしょうか。
それぐらいおもしろかったです。教え子が日本語を貸してくれるそうなので、時間がどれぐらいかかるか比較してみたいです。これ逆だったら面白くなかったかも。いや日本語読んでからでも学習者にとっては読みやすいので
いい教材となるのではと思いました。レベルによって日本語から英語というパターンでもいいと思います。ちらっと受験勉強してる生徒に読ませたら、「暇があれば読めそう、興味ある」と最初のページを読んでいました。昔この「日本語→英語」パターンで読んだのはダヴィンチ・コードと天使と悪魔です。天使と悪魔は何年か空いてたのでちょっと苦しかったのを覚えています。

原作が数ある賞を総なめにしているだけあって、謎解きと人間を深く深く描いていて英語であってもほんとに読みごたえがありました。アメリカアマゾンでの評価は総じて高いものの、たまにいまいちみたいのがありましたが、日本語読んでいない日本人の私にとっては「これほんとに面白い」と素直に唸りっぱなしいでした。ここまでやるか。

日本人の感覚を翻訳が一生懸命伝えようとしていると感じたのは私だけでしょうか?一度読んでみてほしいです。

うーん興奮冷めやらぬ私です。ベッドでお熱で寝ている娘の横で唸って読み終わりました。(風邪ひき)
ごめんね。

明日はまだ看病かなあ。
ちょっと寒暖の差が出てきました。
おかぜ召しませんように。

お越しいただきありがとうございました。




The Pillars of the Earth
The Pillars of the Earth
クチコミを見る
Author :Ken Follett
Period:August 22th~September 8th (about 16days)(病欠含む)
Category:Historical fiction
1000pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★★☆
Adventure-packed -degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆
(一応R指定しときますわ)

 12世紀の欲望渦巻く一大スペクタクルロマン抒情詩


一読者の声「メイクドラマしてますね~。」
やっぱりすごい!読んで損なしの王道1000ページ!

あらすじ(うーん長すぎて冒頭部分でも書きようがない・・・)

イギリスがまだ国家として混沌としている1100年代。国家は大陸を超えて支配され、ほとんど無政府に近い状態だった。

両親を王の兵に目の前で殺され6歳で弟とともに孤児として教会のやさしい修道院長に引き取られ僧侶として生きることとなったPhillipはその敬虔な信仰心と頭の回転の良さで、教会でその能力を発揮するようになる。彼はあるに落ちぶれた小さな修道院の院長としてその教会を復活させることに成功した。その後訪れたKingbrigeで彼はひょんなことからKingsbrigeの修道院長に推薦され、選ばれてしまう。

一方、ある大工の親方であるTomはいつの日か教会の大聖堂を作ることを夢見る男だった。彼はその土地の有力者の子息たちの結婚後の新居を建てている最中だった。しかし、伯爵の娘Alienaが婚約者Williamを嫌って婚約を破棄してしまったために、建設中の家は急きょ建設取りやめになってしまった。なんとかWilliamから最後の給金をもらって家族とともに新しい仕事を求めて大きな町の建造中の教会へ向かおうとする。しかし、旅の途中でTomの妻で妊娠中だったAgnesが急に産気づいて、森の寒いなかで家族が見守る中男の子を出産する。Agnesはそのまま出血多量で生まれたばかりの赤ん坊がお乳を吸う中帰らぬ人となってしまう。途方に暮れるTom。自分たちの食べるものも尽きている今、その赤ちゃんを育てることは不可能だった。Agnesを埋葬した横に赤ん坊を置き去りにするしか彼に残された道はなかった。息子のAlfredと娘のMarthaを連れて立ち去るTomだったが、途中で急に気が変わり、赤ん坊のもとへと走る。しかし、Agnesの墓には赤ん坊の姿はなかった。途方に暮れるTomの前に現れたのは、Marthaが倒れたときに、たまたま居合わせて助けてくれたEllenという女性だった。彼女は一人息子のJackとともに赤ん坊がある僧侶に拾われていくのを見たと教えてくれた。二人は赤ん坊を連れて行った僧侶が向かった修道院へと行く。そこにはヤギの乳を飲ましてもらっているTomの息子の姿があった。

その修道院がPhillipが院長を務める小さな修道院だった。赤ん坊はPhillipの弟Francisが拾ったあと兄の修道院へと向かったのだった。Phillipは自分の姿を重ね合わせこの赤ん坊を修道院で育てることを決意。そっと見守るTomとEllenは子供をそのままにして修道院をあとにするのであった。

そしてTomとPhillipが再び出会う日まであともうすこし。これから波乱の彼らの人生がはじまろうとしていた。

 
「バタッ」(←私が力尽きて倒れる音)

いやあ、1000ページ。これでブログ終わりたいぐらいすごいですわ。いや実際倒れて寝てました~。
病み上がりでぇ~す。

とにかく、超骨太の超濃いぃ~いお話です。

歴史上実在の人物がうようよ出てくるので、歴史を学びながら読めるドラマって感じです。
「エンターテイメントとして楽しみながらひも解く1000年前のイギリス史」とも言えますね。
誰が誰の子供で庶子で、どの人が実在なのかを調べだすときりがないので、私のわかる限りでは、

ヘンリー1世
スティーブン王(ヘンリー1世の甥)
マウド(ヘンリー1世の娘。他の表記ではマチルダともいうまたは皇后マチルダのとも言う)
グローチェスター公(ヘンリーの庶子、マウドの異母兄弟)
ヘンリー2世(後半で出てくるヘンリー1世の孫。)
トーマス・ベケット(カソリックの司教。カンタベリー大聖堂に祭られている聖人として有名)
あとは王様とか、騎士とか史実に基づくところで実在の人物が出てきます。

でも以上の登場人物は今のところすべて脇役実在であろうとなかろうと架空の?
人物と思われる主人公たちのドラマを堪能するだけでもすごい迫力でごわす。
「なんかほんとに起こってるみたい。臨場感ある~。」と思わせるのに一役買っています。

ロビンフッドだっていろんな人物像があるくらいですからね。(あれ、ブルーレイ借りたら、
傷で見れなかったので冒頭30分しか見ていないんですよね。昔のケビン・コスナーのはちょっと
よく描かれすぎだし。といいながらもまあ好きですが。)

私の場合はイギリスの昔のお話が大好きで、その類の映画を見つけるとみてしまうような人間なので、石造りの暗らああああい中でうごめく話を想像しながら読めました。日本で言うと戦国時代のドラマ好きおばちゃんでしょうか。子供は今大河ドラマにはまっています。

空の人物が実在の人物と混ざって織りなす壮大な物語、この舞台となるKingbrigeの大聖堂も架空の聖堂だそうです。モデルはWells cathedralとSainsbury cathedaralだそうです。私が行ったことがある大聖堂といえば、ウエストミンスター、セントポール、カンタベリー、ヨークてなところですかね。なので、なんとなく感じは想像つくんですが、やっぱこの二つも行ってみたいです。

話は二つの軸に分かれた展開です。善と悪。敬虔と欲望。愛と暴力などなど。いい側の登場人物たちが、まるで運命の輪に乗るように悪い側の人間と節目節目でぶつかりあって困難に立ち向かわなければいけません。100ページに1回はそれがでてくる感じですね(数えてませんが)とにかくドラマチック。

話の最初から登場人物とお話に伏線が張られていますが、それが次々と明らかにされていくので、それも
非常に読みごたえがあります。お話は教会の聖堂を建てるという一つの柱(pillarsですな)そして人間のドラマという柱です。そして王国と教会。すべてにおいてシンメトリーな印象を受けながら読みました。

私がとても感動したのは、主人公の一人である僧侶のPhillipが自分を裏切った僧侶に救済の手を差し伸べるんですが、その裏切った僧侶が彼に心を許した時に、「私は人間の心に打ち勝ったのだ」というけっこう感動するシーンがあります。その事が、もう何年もたったあとにまた生きてくる。人を助けたことが、今度は自分が助けられる。というあとのシーンでぐっと感動が深まりました。

でも、女性としては目をつぶりたいシーンも多くてのけぞりながら読みました。
本来ならスケールとしても星6つぐらいの規模なんですが、ロマンチストangelとしてはその部分でちょっと星一個減らして5つとさせていただきます。

まあ、中世よりももっと前の話で、人間のlustがあまりにも赤裸々に描かれていて
こわいところも多々ありなので。でもそのころはそうであってもおかしくない時代なんですが。欲望のままに生きる敵役のWilliamが出てくると、なんか怖いこと起こりそうで(実際起こるんですがね)怖かったです。この人はトマス・ベケットの暗殺の4騎士の一人として描かれているんですが、実在の人物とは違うようです。ドラマ上であてはめてるだけなようです。でもこの非常にデフォルメされたWilliamという脇役なしにはこの話は盛り上がらないでしょうね。

英語は宗教用語がバンバン出てきます。でも1000ページも読むと慣れてきます。決して簡単だったとは言えないですが。会話の部分はおそらく大丈夫。おそろしいのは教会という建造物を作る話でもあるので、その構造が説明されているときに「?で、それどこの部分じゃ?」と思ったりします(笑)私ヨーロッパの大聖堂見るのは大好きなんですがね。それでもだめ。読む速度も今までで最遅の部類の一つになったと思います。最後は読めずに寝る日もあったので~。だからこの1000ページは私にとってはヤングアダルトの3,4冊分に値します(笑)でも見栄はって1冊としときます。今で確か36冊目です。でもちょっとゆるゆるいこうかなあとこのところ考えています。

で、次に読むよはどちらにしようか悩んでいます。ちょっと軽いの読みたい気分ですからね。今手元にあるので、短めのものはこちらの二つ
The Devotion of Suspect X
The Devotion of Suspect X
クチコミを見


A Wizard of Earthsea (Earthsea#1)
A Wizard of Earthsea (Earthsea#1)
クチコミを見る

どちらも読了後さわやかな気分になれそうにはなしなあ。悩むところですなあ。うーん。
いや、しばらく「大聖堂」の録画でも見とこうかな♪これで晴れて全部観れますわ。

今日もお越しいただきありがとうございました。
明日もいい一日でありますように。

Forever (Wolves of Mercy Falls)
Forever (Wolves of Mercy Falls)
クチコミを見る
Author :Maggie Stiefvater
Period:August 18th~21th (4 days)
Category:Young Adult 
493pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★★☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆
489pages

"I like thinking about you thinking about me when I'm not around."
「私がいない時に私の事を考えてるあなたのことを思うのが好き。」
心をぎゅっと捉えて離さないSamとGraceの物語最終巻

あらすじ

Graceとのつらい別れ。彼女がいなければSamの世界は止まったも同然だった。Graceが行方不明になったことはSamを窮地に追いやる。警察は彼を「実の親に殺されかけて精神がおかしくなったサイコ」のような分析をされ、息子をオオカミに殺されたと信じて疑わないIsabelの父親は自分の権力を最大限に利用してMacy Fallの「オオカミ狩り」を実行しようとしていた。はたしてSamとGraceの愛の行方は?そしてオオカミたちの命をSamは救うことをできるのだろうか。

やっぱり、思いをすべて言葉に表さないSamとGraceの心の交流がぎゅっと心をわしずかみにします。どこまでも透明感があって読んでいてこの世界にどっぷりと浸れます。そう、この本の特徴の一つは「セリフを途中で止める」です。全部言いきらない。特にSamのセリフに多いです。そういうキャラクターに設定されているのもありますが。全部言い切ったらみもふたもない。日本人が理解できる感覚です。それがよけいに余韻を残す。たとえばこんな感じ

"Grace - " He stopped.
"I know," I said. " I do, too."
「グレイス・・・。」彼はいいかけてやめた。
「わかってる。」私は言った。「私もよ。」


そしてまたまた「なんと詩的な」という表現がやっぱりぴったり。ストレートに伝えないその思いがかえって重みがあって、なんだか吉本ばななと岩舘真理子の世界を足して、その上になにかを足したような感じ。何かを足すとしたら、楽器。Samがアコースティック・ギターなら、Coleはドラムでしょうか。え?違う?すみません。もっと日本語の本読むようにします。とてもとても繊細な中にもシャープな感じを言い表したいんですが、なかなか難しい。たとえも古いかなあ。

季節の移り変わりや描写で感覚をじわじわと感じ、本を読んでいて寒暖や、森の葉の匂いを感じたり、音楽が聞こえてきそうなこの感じは日本人の感性にもとてもマッチするものではと思いながら読みました。他の小説では味わえない独特な雰囲気。好きです。ある意味むちゃくちゃおしゃれです。センスが隅々まで感じられる。

登場人物一人ひとりがとてもせつなく感じるのは、それぞれが苦しみを抱えながらもがきながら懸命に生きているから。それを内包しているからこそ美しい。そしてそれぞれが完璧ではなく、月の満ち欠けのようにかけらになっていて、その不完全さを補い合うような登場人物たちだからでしょうか。2巻では「1巻でのSamとGraceのピュアな物語」がCole とIsabelの登場によって、話が複雑になっていきます。そこから3巻では違和感のあったこの二人の存在がだんだんと溶け込んでいく感じ。Samと対極にあるからこそColeの存在、魅力が感じられます。3巻ではその魅力がMax。ジーニアスColeにしてあの性格。これはファンがつくだろうなあ。物語の展開をほとんどすべて彼が握っている。そしてIsabelの苦悩に共感できるようになっていきます。

物語も大がかりな事件が押し寄せるのではなく、日常の延長上にふとあらわれるといった感じで淡々と進みます。ともすると退屈になりがちな室内での出来事も、どこかかけていて不安定なぎりぎりのバランスで進んでいくので、先に読み進むことができます。

先の2巻に比べると、話も複雑でいろいろな要素が絡み、展開も現れます。1巻で森から室内。2巻で室内から森ときたように、最後は「内から外へ」の開放を示唆していきます。

最終巻らしく、1巻からなんとなく持ち越されてきた「理由」があきらかにされていきます。Samの養父であるBeck
がこの物語の鍵になっていて、それを開けようとしないSamの代わりのColeの存在が重要ともなっています。おもしろい。そしてクライマックスの最後50ページあまりは圧巻です。ここだけはスピード感あふれる展開。オオカミが走る速度で話が進みます。

英語は1巻から2巻、3巻へと徐々に難しくなる感じかなと思いました。3巻は長いですしね。単語も好んで使う単語が何度も出てきます。だからこの本で覚えた単語もあります。normalcy, syringe など。

詩もたくさんでてきます。文章全体も詩のようですしね。文の構造ですごくおもしろかたったもののひとつがこれです。うなりました。私は日本語も英語も詩にぜんぜん詳しくないからよけいでしょうか。


     my hands sweaty on the steering wheel of his car
never
     endless evenings, all the same, standing by the grill
wanted
    
you're the best of us, Sam
this
    
ことばがこういう風にならんでいるんですが、最初の4つの単語を縦に読むと
" I never wanted this." となります。このセリフもすごく意味深です。目の前で起こっていることをしたくなかったのか、過去を振り返って言っているのかという余韻を残して言っているととれると思いました。

この3部作は読むとしたら、続き物なので間をあけずに読んだ方が面白さも倍増すると思います。終わり方もすごくすっと引くような感じで終わります。「もうこの続きはないよ。」という潔さが見えてほんとうにcoolだなあと本を閉じました。センスいいなあ。

最後のAuthor's noteでは読者からよくくる質問に著者が答えてらっしゃいました。物語の舞台がミネソタとあるが、Macy Fallという地名は架空の土地であるとか、登場人物の誰が架空で誰がモデルがいるかとか。あと最後に「SamとGraceの愛は本物か」について書かれているのがとても好感が持てます。詩についてもリルケやイェーツなと好きなドイツの詩人のことやおススメの詩集のことなどなど。

「Twilight」が好きならこれもきっと好きになるとよく言われていますが、内容はずいぶん違います。Twilightはその話の展開のはやさや豪華さに目をとらわれる感じで、このShiverシリーズはもっと内なるもの。もっともっと繊細です。英語を勉強するにはまずTwilightの方がスピードがあるので入りやすいかもしれませんが、(1巻はTwilightよりも読みやすいと思いますが)このShiverシリーズをもっと理解度の増えた今読めて本当によかったと思っています。500ページ近い本を4日で読むのは結構大変なんですが、その大変さを超えて「この本の世界に入っていたい。」という気持ちのほうが強かったです。

これで今月間違っていなければ5冊頑張って読みました。ふと、「5冊で約1900ページを約3週間かかったけど、これを多読の語数にしたらいくつかなあ。」と思いましたが、それ調べる時間があったら、次読んだ方がいいので次行きます。1月に5冊はタイ記録。今度は新記録の6冊に挑戦ですが、次は長いのでおそらく今月中には無理だと思います。来週から仕事だし。そこで短いの行っちゃえばいいんですが、まあそんな姑息になる必要もありませんね。でもペーパーバックマラソンには簡単で短いのを間に挟むのが長続きする秘訣です。だからその次は短いのさがそう!これで35冊。あと15冊です。ふうう。

ブログの回数も減っていて、この数日「この本を読み終わったらUPしよう。」と励みにがんばりました。ほんとはもっとUPしたいんですが、自分の気持ちがブログではなく、子供に向くように努力しています。

にもかかわらす、毎日いらしてくださる方がいらっしゃることに感謝しています。ありがとうございます。
今から子供のお願いでチェスをしまあす。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
来週もいい1週間でありますように。














Waterfall (River of Time)
Waterfall (River of Time)
クチコミを見る
Author :Lisa T. Bergren
Period:August 13th~17th (5 days)
Category:Young Adult ( Historical)
384pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

21世紀姉妹のイタリア中世での波乱万丈活劇

あらすじ
考古学者の両親を持つGabiとLiaは父を突然亡くしたあと、母に連れられてイタリアの中世の遺跡発掘現場にいた。二人は母がイタリア人学者と討論しているうちに、好奇心から遺跡の墓の奥まで足をのばす。そこで彼女たちは「手形」を発見する。おもしろがって二人はその手形に手を合わせるが、その手形は熱を持っていた。そしてあっという間に周りの景色が変わり、Gabiは一人その場に立ちすくんでいるのに気が付いた。墓の中から出てみると、そこは映画でもみているかのようなスペクタクルが繰り広げられていた。中世の衣装をまとい、男たちが戦っていたのである。驚くGabiはある青年にくぎ付けになる。彼はその領地争いの領主の息子Marcelloだった。戦闘の後、GabiはMarcelloに連れられ彼の城に向かう。しかし、彼女には一緒に手形に手を当てたLiaがどこかにいるはずだった。Liaを探すために、そして21世紀に戻るために彼女はなんとか城を抜け出そうとするのだが。

これ読む前がいわゆる普通の大人の人が読むアドベンチャーだったので、「今度はヤングアダルトでサクサクいきましょう。」と読み始めたものです。理由はなんと「無料」だったからです。今USアマゾンのぞいたら、もうタダではなくなっていました。キャンペーンかなにかでしょうか、3部作とも知らずにサンプル読んでいきなり読み始めてしまいました。サンプルの時は「歴史物は好きだし、高校生向き。いけるいける。」と意気揚々と読み始めたものの、時間がかかりました。

ページも300ページ弱と書いてあったと思うんですが、勘違いしていたようで、400ページ近くありました。どうりで時間かかると思いました。読む時間もかなり制限されていた中で読んだのもあるんですが、Kindleなので、全体が見れないからやみくもに進むだけ。で、なかなか進まない。字も小さかったです。

おまけに舞台が中世のイタリア。これまた英語が手ごわかったです。でも、10代の子がこれをスラスラ読むんだから、ちょっと凹みました。英語が難しいのではなく、語彙が難しかったです。たくさん辞書を引きました。イタリア語を話す前提なので、英語が古い感じで話されます。

でも、作者はベテランの作家さんのようで、この作品が初めてのYA作品だそうです。歴史がとてもお好きなようで、参考文献も載っていました。ちゃんと史実をもとにしてフィクションを作ってあるので、すごく中世の生活様式がわかります。おもしろかったもので覚えているのが、トイレの仕方。他には「中世で不便なのはコンディショナーがないことなのよね。」なんてセリフもあって、笑いました。歴史の勉強にもなります。

いわゆるタイムトラベルものなので、最初は「またかー」なんて思いながら読み進めましたが、ストーリーはすごく山場がたくさんあって、語彙さえクリアーすればどんどん引き込まれると思います。最初50%はとぎれとぎれ読んだので、いまいちな感があったのですが、今日半分を一気読みできたということは、やっぱりスピード感あふれるお話だと思います。たたかいのシーンや移動のシーンが難しかったです。

3部作なので、続きを読んでもいいかな?と思っています。トスカーナのシエナらへんの中世のお話なので、また調べながら読むと面白いかも。でもこれでYAか・・・。ただ単にベッドシーンがないだけでかえって難しいよな気が・・・。でも、YAのなかでこれは「Poison Study」にかなり近い感じです。好きなんですよね。お城がでてくるとロマンチックなおばちゃんははまってしまいます。

ここのところ英語に割ける時間が激減しています。それと最近PBを読んでいて、まだまだだなあと感じます。だから、difficultyの★がどうもいまいち・・・。一からまた勉強しなくっちゃ。

仕事も来週から始まるので、教材の準備も始めました。ここのところ、いろいろと考え始めると、こうやって寝れない夜が頻繁にやってきます。普段はlong sleeperなんですが、実は夜寝入るのがかなり難しいタチです。寝る努力をやめてブログ書くことにしました。

明日(いや、今日)はあってないような一日になりそうです。

しばらくブログの更新が不定期になると思います。せっかくたくさんの方々にきていただけるようになったのに、
ちょっと悔しいです。でも、ブログの更新で子供と費やす時間が減ったり、体調に影響が出たりする可能性が出てきたので、我慢します。またよければたまによってくださいね。案外連日できるかもしれませんし。

でも、年始に掲げた「PBを読む」目標だけは続けたいと思います。ほかのものはできなくても、PBだけは寝ながらでもできるし、子供のお稽古の待ち時間にも読めるので。(英語のシャドウイングや音読はちとはずかしいですしね。)でも、読書日記だけだと興味のある方も限定されてくるので、来ていただけないかもしれませんが、仕方ないです。またお暇ならぜひよってくださいね。

自分の英語力は低下する一方ですが、すこしずつでも前進していきたいです。

今年の目標は今初めて申し上げるんですが、

50冊です。

実は年始に「24冊」と掲げたんですが、(1か月2冊を予定していた)6月で25冊に到達したので、修正しました。あっこさんは気づいてましたね~。

今たしか、34冊目。(すぐ忘れる)あと16冊。教え子に誓ったのでストイックにやっていきたいと思っています。体が持つ限り。

能力の高いかただったら、「なんだそれだけ?」と思われるかもしれませんが、私にとってはギネス並みの記録です。ぜいぜい。記録樹立の際には家族でお祝いしてもらおう。ささやかに。

どこかでブレイクスルーが起こることを願って、毎日やっていきたいです。

今日も来ていただきありがとうございました。
いい一日をお過ごしください。



The Four Horsemen
The Four Horsemen
クチコミを見る

Author :Ben Sussman
Period:August 9th~12th (4 days)
Category:Fiction Adventure
294
pages

Total recommentds:★★☆☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★☆☆☆☆
Can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆

ちょっとだけ「トゥーム・レイダー」?
やっぱりハリウッド映画を見るようなお話

あくまで一英語学習者の感想です。ご了承ください。

あらすじ
Andieの仕事は世界中をかけめぐって、遺跡を依頼主にとどける「交渉役」をする「Culturist」。彼女は高校生の時に両親をモンゴルの鉱山の爆発でいっぺに失うという目に会っていた。彼女は今の仕事を終えたら、婚約者の待つロスへ帰るはずだった。しかし、突然婚約者は火事で焼死。またもや愛する人を失った失意の彼女のもとにあった依頼は「黙示録の4騎士を探してほしい」というある億万長者の依頼だった。家を火事で失い、こころのよりどころである最愛の婚約者を失った彼女はその仕事を引き受ける。そしてその禁断の秘密「4騎士」を探し出すたびに出ようとしていた。

表紙もなかなかかっこよかったし、「おお、黙示録の4騎士ってなんや?」となんか宗教的背景に興味を持ってよみはじめたんですが、(ヨハネの黙示録の四騎士)あとで確認すると、ジャンルはMen's adventure。ちょっと細かい薀蓄はなくて残念だったなあ。ただのアドベンチャーだった。表紙ってすごく決め手になるような気がしません?好きな感じの表紙なら読んでみたくなる。それと、英語を勉強するには畳み掛けるような展開のほうがいいやと思って読み始めました。畳み掛けるような展開であるとわかるのに必要なもの。語彙。うう~。いちいち辞書を引いていたらきりがない。やっぱり描写が課題です。名詞が難しい。

で、もうちょっとトレジャーハンターの謎解きがふんだんに用意されていると期待して読んだんですが、私にはいまいちでした。やっぱなにか得られるものがあるとうれしんですがね。結局じいさんのエゴだったのね。みたいな。それに主要なキャラだと思っていた人が突然死んだり、悪役をどこまでも引きずる感じの人が急に改心していいものになったり。悪役の極めつけみないな人の意図がわかりにくかったり。でもがんばって最後まで読みましたが、辛口になるのをお許しいただいて、どうしてもB級映画を見ているような気分でした。

キャラクターも、「金髪で、美人で頭脳明晰。どんな言語もお手の物のculturlist」でも悲しい過去を持つヒロインなんですが、私にはいまいちぐっときませんでした。どうやってculturlistになったのかというバックグラウンドもいまいち「親と一緒に世界中を旅していたから」と言われても説得力なかったし。持っている知識を活用するというよりは何もかも頭のなかにあって答えだけ出してくるみたいな展開なので、「その過程が知りたいんだよ」みたいな気持ちに何度もなりました。ちょっと表面的ですべったなあ。いっそのことトゥーム・レイダーまで派手にいけばかえって小気味いいんですが、知的さを強調したかったのでしょうかね。

謎解きも「その時代のその場所になんでそいういう設定が?」と???が頭をたくさんよぎりました。私が無知だからということを置いといて、そこを納得させてほしくて読み進めたんですが、納得しませんでした。謎解きや、アドベンチャーは完成度が高くないと危ない作品になっちゃうんだなと、へんに納得した私です。いや、英語力のせいで読み方が浅いだけかもしれません。どなたか勇気のあるかたは読んで教えてくださあーい。

もっとネイティブに近い英語力だったら、楽しめたのかもしれません。男性だったら楽しめたのかもしれません。ごめんなさい。でもアドベンチャー物はきらいじゃないんだけどなあ。でも最後まで一応「どうなるのだ?」と最後知りたさに読み進められるという点ではおもしろかったです。終わり方がどうであれ。でも、いち英語Learnerとしては★二つにさせていただきました~。一つでもいいかな?え?辛すぎですか?USアマゾンでは平均★が四ツ半と高かったんですがね。これからは10人以下の星はあんまり信用しないでおこうかなあ。でも、★つけるのほんと難しいです。読んでいるその時の気分とか、間隔とかもありますからね。でもこれは4日で読んだけど・・・。

まあ、でもいろいろ読んで楽しんで英語力をつけるのが目的でもあるので、これも読み切れたということでよしとしたいです。

これで今年公式記録33冊目。今月はあと2冊が目標です。できるかな。これの前も一応普通の子供向きじゃない作品で、これもまあ子供の本棚にならんでいるというようりは空港で売っているたぐいの本だと思うので、今度はYAに行きたいと思っています。

今日もお越しいただきありがとうございました。
お休みの方も多いと思います。
よい休日をお過ごしください。


images
Author :Susanna Kearsley
Period:August 5th~8th (4 days)
Category:Historical Romance
400pages

Total recommentds:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★★★

丘の中のひっそりとした小さなコテージ、緑のドレスの幽霊
霧の中から300年前の悲恋が今蘇る。

Juliaが5歳の時に、オックスフォードから叔母の家に家族で遊びに行った帰りに、ふと迷い込んだ小さな村で視界に入ってきたコテージ。「あれは私のおうち」と彼女は思った。そして時が経ち、30才前になった彼女はある日また同じ家の前を偶然通りかかり、引き寄せられるように、その家に住むことをなぜか急に決心してしまった。「この家には私とつながっている何かがある。」その小さな家を購入し、イラストレーターの仕事を再開するJuliaだが、彼女はそれから不思議な体験をするようになる。それは約300年前にその家に住んでいた女性Marianaの「記憶」だった。

いやあ、やっぱり大好きです。好みの1冊。★5つでもいいんですがね。一番最初に読んだのがこの著者の「Sophia's Secret」(US版では、「The Winter Sea」というタイトル)でかなり完成度が高い本だったので。一応それは5つということで一つ減らしました。うーん4ツ半ぐらでしょうか。珍しく一人の作家さんの本3冊目です。すごく安心して楽しく最後まで読めました。やっぱりよかったです。この「Mariana」は私のお気に入りのSophia's Secretの前身のようなお話でした。似たような設定ですが、Sophia's Secretの方がより練られた印象でした。似たようなお話でもいいの!この世界につかりたかったんだよねと思いながらニマニマしがら読みました。やっぱりロマンチックぅ。私の心は薄緑の丘の霧の中に立つ石造りのマナーハウスや、小さなコテージに寝泊まりしてました。うっとり。こんなことでストレス解消している自分がなんか変な人に思えてきました(笑)

これも17世紀と現代の二つの時代を描いたラブストーリーですが、あくまでタイムスリップものとは違う路線です。愛し合った二人がいつの日かどこかでまためぐり合うために時を経るとってもとってもロマンチックなお話で、
リッチな歴史を背景に進んでいきます。でもこれはスチュアート家とか、宗教の対立とか、クロムウェルとか歴史的なことは出てきますが、歴史がわからなくてもストーリーに影響を与えないお話です。しかもこの著者は違うペンネームでサスペンスも書いてらっしゃるようなので、こちらのバージョンでも謎解きの楽しみをちゃんと用意してくれてるんですよね。それも楽しみの一つ。最後に「ああ、こうなるのかあ。」と思える楽しさ。

私はまだPBひよっこなので、ジャンルを決めるときに時々悩みます。ロマンスとつくものは時にとっても描写がなまめかしいものもあるようなんですが、いや実際にあったんですが、私が読んだこの著者の3作品に関しては、あっさりしていて、とてもさわやかなロマンチックなんですよね。なんだかうれしい気持ちの後味だし。いやそういうのしかダメなんて言ってませんよ~。なんでも読みます(笑)

ホントはもう一日早く読み終わる予定だったんですが、昨日も今日もほぼ一日中出かける羽目になったので、ずれました。時々、こんなにPB読んで何が待ってるんだ?と思う日もありますが、(実は何にも待ってなかったりするんですが)まあいいか。こういうときは流れに任すのみです。こんなしょぼい英語日記にもだんだんよってくださる方も増えて、コメントまでいただけるようになったんだから、石の上にも1年ですね。(いやこのブログまだ1周年記念したばかりなんで)ほんとうれしい限り。

「今度読む本に悩んだらこれいっとこう。」という本を読んでしまいました。また似たようなの探すの一苦労です。まだアメリカから「Forever」は届かない・・・。ということでちょっと方向転換しようと思います。

今日も来ていただいてありがとうございました。
いい一日をお過ごしください。


Racing in the Rain: My Life as a Dog
Racing in the Rain: My Life as a Dog
クチコミを見る
Author :Garth Stein
Period:August 1st~4th (4 days)
Category:Special Adaption for young readers
336pages

Total recommentds:★★★★★
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

人間になりたかった犬を通して見る、
「家族」「人生」「死」そして「再生」
(ハンカチ、いやタオル必須本)

僕の名前はEnzo.犬だ。でも生まれ変わったら人間になる予定だ。テレビのおかげで、人間の言葉は理解している。ちょっと体に自由がきかなくなってきている今日この頃だけどね。憧れの人はアイルトン・セナ。僕のご主人Dennyはテストドライバーだ。ある日DennyはEvaという女の人を連れてきた。そしてちょっとやきもちもやいたけど、赤ちゃんが生まれたときにEvaは僕に言った「Enzo、これからどんな時でもこの子を守ってね。」それから僕はその赤ちゃんZoeを守ることを決心したんだ。僕の家族を。

でも、ある日Dennyがレースに参加しているときにEvaが突然の頭痛と嘔吐に襲われて僕をおいてEvaの両親のうちにZoeと行ってしまった。僕は3日間一人で頑張ったんだけど、一人でいるときにZoeの子供部屋で恐ろしいゼブラのモンスターに会ってしまったんだ。みんなに不幸をもたらすんだ。だからそのモンスターを消すために全部食いちぎったんだ。

Denny達に訪れた出来事を僕が話そう。僕が生まれ変わる前に。

Kindleで読みました。どうも後で見たら二つバージョンがあるようで、私は子供向けに編集されたバージョンを読んだようです。どうりでサクサク読めたはずた。あっという間に読めます。さっき計ったら、30分で11%、ページで言ったら33ページ、1時間で60ページ以上のスピードで読めました。すっきり。これ、暇な時ならおそらく一日で読めます。これは英語学習者にお勧めです。うーん、PBで買ってできる生徒に読ませたかったなあ。

で、内容も大人が読んでもそんなに違和感なく感動できます。最後はぐしゅぐしゅ泣きながら読みました。哀しいだけでなく、ちゃんと希望があって、読んだ後とってもさわやかな気持ちになります。最初は「ちょっとくらい。なんでここまで不幸がおこるのだ?」と暗い気持ちになったり、ちょっと観念的かなあといぶかしげに思ったりしなかったわけでもなくて、途中までは★いっても3つか4つかなあ。なんて思っていたんですが、最後がよかったです。

内容はかなり悲しいお話です。犬を愛して愛してたまらない著者が書いているんだなと、ひしひしと感じるお話です。犬のしぐさがかわいくてかわいくて。そして「死」の雰囲気が最初から最後まで漂います。子供向けに書き直されていてもここまで感じるのですから、原作はもっとpatheticかも。それでも感動が待っていると思いますが。

起こる話はアメリカって感じのお話です。ほかの国ではちょっと考えられないかも。

ラストのラストがかわいくて、涙があふれます。こういう終わり方いいですねえ。わかっちゃいるけど、これやられたらタオルで涙をぬぐいます。

Kindleで初めて「ハイライト」っていうのを使ってみました。好きな表現とかに線を引いてあとでそれだけまとめて見れます。こんなのを線引いてました。一部をご紹介。

To live every day as if it had been stolen from death, that is how I would
like to live. To feel the joy of life.


What he offered me is not for me to keep, but for me to give another.
That is why I feel very fortunate that I am able to offer my hand to you.

気に入ったセリフが編集できるっていいですね。2個目のセリフは映画「ペイ・フォワード」を彷彿とさせました。

子供向けに書き直されたお話で、「The Help」を読んだあとだったので、ちょット物足りなく感じたときもありましたが、読みやすい英語でこれだけの内容なら大満足だと思いましたそれでももちろん時々辞書は引きました。

これは、Graded Readersが物足りない、Young Adultはちょっとついていけないなんて
人も読めるかも?「火曜日、モリ―先生と」とか読める感じで読めると思います。もっと簡単かも。
でも私はなんでも読むのでおもしろくなかったらすみません。でもよかったですよ~。






The Help
The Help
クチコミを見る

Author: Kathryn Stockett
Period:July 25th~July 31th
Category: Fiction
480pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty: ★★★★☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree :★★☆☆☆
Mystery-packed -dgree☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆

教科書的な観点から離れて知れる「アメリカ公民権運動」?
いきいきとした登場人物、泣いて笑ってそして感動の物語

(ちょっと視点と変えると「家政婦は見た。ミシシッピ、ジャクソン編」)(笑)

あらすじ
Aibileenはミシシッピのジャクソンに一人で住む50代の女性。夫は彼女のもとを去り、大事な一人息子は白人の車に引かれて、そのまま放置され亡くなった。彼女は息子の死を嘆くが、生活のために再び仕事につかなければならなかった。Helpとして。Helpとは白人家庭に仕える家政婦のことで。Aibileenは特に赤ちゃんと子供の世話が得意だった。息子を亡くしたばかりの彼女は新しくHelpとして働き始めた家で生まれたばかりの白人の女の子Mae Mobleyの世話をするうちに、少しずつ心の傷がいえていくことを感じる。

1960年ジャクソンはまだまだ隔離政策が存在しており、その地の有力者の一人であるHillyは白人女性のサークルの会長として、幅を利かせていた。Aibileenの主人にあたるLeefoltはHillyの取り巻きの一人だった。Leefoltの家には毎週火曜日に「ブリッジの日」と称してHillyともう一人の友人で最近大学を出て故郷にもどってきたSkeeterも来ていた。彼女だけが独身であとの女性は結婚して子供もいた。Hillyは特に黒人への隔離政策に対して熱心で、「不潔だし、病気がうつらないように。」とLeefoltにAibileen専用のトイレを作るように説得していた。

台所で仕事をするAibileenにSkeeterがやってきてこう聞いた。
「あなたは本当は黒人専用のトイレがこの家につくられることにどう思っているの?」
本当の気持ちはもちろん言えないAibileenだが、Skeeterに他の白人と少し違う感覚を覚えるAibileenだった。
Skeeterは黒人女性のConstantineに本当の母親以上に愛情を受けて育った女性だった。

ある日SkeeterはAibileenにあるお願いをする。
「Helpとして働く女性たちの本音を書いて本にしたいの。どうか手伝ってほしい。」時代はまだ1960年代初めの隔離政策が根強く残る土地南部ミシシッピ。ちょっとしたことで黒人たちは投獄されたり、殺されたりしてしまう時代だった。


ずっと読もうかなと思っていたんですが、U.Sアマゾンでじりじりとランキングを上げて、今は1位。以前にこの作者が作品の登場人物としてモデルにされたとある黒人女性から訴えられたというTIMEの短い記事
Kathryn Stockettを読んで興味を持ちました。「へえ、そんな話なら読んでみたいなあ。」と。

なるべくヤングアダルトの次は普通のフィクションの順で読んでるので、まずはサンプルをぽちっとしたつもりが、サンプルぽちっとしたあと間違えてまたぽちっとしていて、結局購入していたので読みはじめました。読み始めて思ったのは、「まるでアメリカ映画をみているようだ。」という印象。読んでいて、「これは映画化されるでしょう。」と確信。で、ランキングも1位のままだし、もしかしてと思って調べてみたら映画化されていました。なるほど。

ちょっと原作のイメージより軽めで私のイメージよりみなさん若い感じですがね。もうちょっと重厚で南部の湿気のこもった感じで読みました。

高校で英語を教えていると何年かに一回は必ず出会う人物は、わかりますよね。
公民権運動のキング牧師です。それにローザ・パークス。どちらかが主人公になっている場合が多い。最近ではキング牧師のスピーチを読みました。全文ではないですが、結構長いバージョンで教科書に扱われたりしています。この本ではキング牧師やローザ・パークスは名前が出てきて、実在の人物であるメドガ―・エヴァンスは実際に登場します。メドガー・エバンスは「近所の人」として登場。そしてKKKに自宅前のポーチで殺され、お葬式には彼の10歳の息子の抑えた涙が、皆の涙をさそったなんてくだりも物語で出てきます。

授業で教科書的に学ぶのとは違って、これを読むと生き生きと主人公たちが動き回り、その泣き笑いに共感できます。いまからそんなに遠くない1960年代のアメリカの国の様子、特に
南部の様子が見事に映し出されます。なによりも魅力的なのが、黒人のThe Helpと言われる家政婦の二人の女性。友情、愛情いっぱいで勇気に満ちた役柄です。特にMimmyのキャラクターとそれを取り巻くエピソードが群を抜いていて、暗くなりがちなこのテーマに明るい光をさしているようだと思いました。そして息子を突然亡くしたこころやさしいAibileen。彼女がいなかったら、彼女の美しい心がなかったら、ジャクソンのhelpたちはもっと苦労していたことでしょう。

作品を読むなかで読者は虐げられているhelpの黒人女性たちの側に立ち、何度も何度も訪れるハラハラする瞬間に気をもみながら、「どうかだれも不幸な目に会わないで。」と祈る気持ちで読み進めます。黒人女性たちがバラバラだった心をある事件がきっかけで、その心を一つに重ね合わせていくその過程も感動ものです。

そして、反対側の人間、白人女性たちの矛盾した虚栄心、そして時に心温まるhelpたちとの心の絆にも心打たれ涙します。キャラクターはとてもステレオタイプ的に書かれていますが、それがかえっておもしろかったです。黒人女性側に立つたった一人の白人女性Skeeterの心の葛藤も気をもみました。

文章を読んでいて心温まるシーンはたくさんあるのですが、主人公の一人Aibileenの子供に対するまなざしがとてもとてもよかったです。子供のセリフもかわいくて声が聞こえてきそうでした。

最後には澄み切った爽快な気持ちで読み終われるので、「ああ、いい話だったなあ。」と素直に感動しました。

英語はすごく難しい英単語が連続ででてくるというわけではないし、女性の視点で日常的なことが中心なので読みやすいはずなんですが、普段目にするのとは違う単語が飛び交うので最初はすごく戸惑い、読み進むのに苦労しました。黒人のメイドさんたちの英語の使い方が違う。I think もI specとかいう言い回しを筆頭にいろいろと違います。略語も多くて、古そうな言い方のような気がします。辞書引き損の連続。ひとつ面白いのはbe動詞の使い方。オーストラリアの映画でもアボリジニの男の子がこういう使い方をするのをきいたことがありますが、主語がなんであろうともすべて3人称単数扱い。is, was で済ませてしまう。これはノンネイティブにとってはかえって楽なんですがね~。生徒が喜びそうだ。

という理由とやっぱり大人が読むストーリーなので、いつもの倍近く、読むのに時間がかかりました。10%読むのに2時間。全編480ページなので、1時間25ページもいっていない。これほど進まなかったのは去年読んだ「The Forgotten Garden」以来かも。あれも辞書を引き引き読みました。1年前なので、そのころよりはちょっとは読むスピードも上がっているはず?なので、こちらの方が時間がかかっているかもしれません。乗ってくるともう少し早くはなっていたと思いますが、それでも1時間30ページを超えることはなかったと思います。なんだか最近わからなくなってきているような・・・。それだけ辞書を使いながらも中身を深く読もうとしている傾向が起こっているのかもしれません。(最初は450ページぐらいと思って、「2時間で45ページ?読むの遅すぎ!」と落ち込みましたが、もうちょっと読めてて少し安心しました。でも読了するのに15時間はゆうにかかったと思います。これもうちょっとやさしめだったら、超お勧めなんですがね。読むの時間かかっても価値ありました。

10冊読了毎にちょっとした達成感を感じるんですが、これで30冊。記念すべき記録はいい作品でした。なんとか7月いっぱいに読むという自分への締め切りを守ることができました。あと5か月でどれだけ読めるかわかりませんが、いろいろ取り混ぜて頑張っていきたいです。

今日の「つぶやき」でも書いたんですが、PBを読むときにある程度自分にリミットを設定します。今ならば「1週間で1冊」「3日で1冊」「いや今日だけで読めないか?」といった風に。本を味わう読書家がすることではないかもしれませんが、これが結構効いていて、ここまで来れました。「もう今日は無理だから明日。」と思うところを、「明日に伸ばしたら2週間にわたってしまう。がんばって読んでしまおう。」となるわけです。普通の英語の勉強だとこうはいかない。まず机に向かって何時間も問題解けません。というか机に向かうようなことすらまったくしていないような気が・・・。冊数を積み上げることは邪道かもしれませんが、一つ一つの作品を味わっていないわけではないので、私にとっては「最強の英語勉強法」となりえています。世界が広がるし。この作品一つ読むだけでもおおきくとらえれば、アメリカの歴史を再認識しましたしね。

「PB読んでいるだけでテストは受からない。」これは言えるかもしれません。でもいつの日か「PB読んでるだけでも結構な英語力つくよ。」と証明できたらいいなあと思っています。それに言語を超えた読書の感動はこの上ない蜜の味です。残念ながら私は2か国語だけでも四苦八苦。

まだまだ修業の旅は続きます。

今日もきていただいてありがとうございました。
明日もいい一日でありますように。

2012年1月15日追記:映画The Help についてUpしました。
詳しくはこちら
   ↓
映画「The Help」




Linger (Wolves of Mercy Falls)
Linger (Wolves of Mercy Falls)
クチコミを見る
Author: Maggie Stiefvater
Period:July 21th~July 23th
Category: Young Adult
416ages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty: ★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree :★★☆☆☆
Mystery-packed -dgree★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆

これはひとつのラブストーリー

今までこれほど多くの愛の形があって
それぞれの愛によって人が違う行動をすることなんて知らなかった

今までそんなにたくさん「さよなら」を言うすべがあったなんて知らなかった
(本文より)

あらすじ
GraceとSamは不思議な縁でつながれている。Samはかつて「オオカミ」だった。Graceが幼少の時にその「オオカミ族」にかまれたときに狼だったSamがGraceの命を助けてからの運命。GraceはSamのようにオオカミになるはずが、その後父親の車に置き去りにされたときに高熱を出したためにその作用が体のなかかで止まってしまい、人間の姿をとどめていた。人間の姿になったSamと生きていく決心をしたGraceだが、状況が変わろうとしていた。Graceの両親はSamを煙たく思うようになり、ある日Graceが高熱を出したのがきっかけで部屋にSamが毎晩泊まっていることが両親に明らかになってしまう。それが決定打となり二人の交際は強く反対され、二人は共にいることが難しくなっていった。

そして、Samの父親代わりで、オオカミから人間に変わる最後の季節を経てオオカミに完全になってしまったBeckがSamと仲間のために新しくオオカミにした人物が現れた。しかし、彼らの「Shift」(オオカミと人間の間をいったりきたりすること)はいままでのパターンと違っていた。新しくオオカミになったColeにSamは違和感を感じる。

そしてGraceとSamに訪れる運命。それはMercy Fallsに訪れる季節と共に移り変わろうといていた。

これはwarewolfのお話で「Twilight」を好きなら、きっとこれも・・・。みたいなキャッチコピーがあります。人間が狼男(女もあり)に変身するお話ですがから、ヴァンパイア同様、パラノーマルの分野なんですが、そのパラノーマルというジャンルが本当にふさわしいのかなあと思わせてくれるお話です。

人間でない主人公が超人的な力を持つわけではなく、ただひたすら悩み、苦しんでいきます。普通の人間が恋して悩み苦しむのとなんら変わりなく。「狼になる」というその非現実さがまるで現実にある、あるウィルスに感染するといった一種の「病気」のように扱われていて、そのハンディを背負って人生を歩んでいくといった形です。だかこそ読者がとても感情移入しやすい。

1巻よりちょっと話が複雑になっていて、語り部が増えます。だから1巻で主人公二人に焦点があてられていたのが、他の個性の強いキャラクターの視点によってちょっと二人のちょっと押したら崩れてしまいそうなfragileな雰囲気が少しぼやけた感じではあります。それでも切ないですがね。1巻のようにSamが今すぐにでもどうにかなるというハラハラ感がなくなって、ちょっとスローテンポに感じました。強力な新たなキャラクターの出現によって、もちろん主人公二人の場面も減るので、散漫な感じはしかたないです。

最後の最後の30ページほどですごい展開になって、「もうこれ以上Samをいじめないでぇ~。」状態に。あまりにも悲しすぎ。いつもいつも悲しみを背負って、Graceと過ごすことで時折見せる幸せに、「このまま続くのかな、この幸せ」といった感情を読者に与えるはかなさ。これがこの本の魅力なんでしょうね。

英語は1巻よりは難しいと感じました。★は前は1つでしたが、2ツ半ぐらいの感じ。若者向けって巻が進むにつれてちょっとずつ難しくなっていく傾向があるんでしょうかね。まだ数こなしていないのでなんとも言えないんですが。表現は1巻同様詩的だと私は感じました。1巻は冬の息が見えそうな感じ。2巻のテーマは「熱」かな?と思いながら読みました。すごく素敵だなあという表現がたくさんあるんですが、メモして覚えているのはこれだけ。家で最後らへんを読んでいた時。(あとはすべて外で読んだので)

I closed my eyes and opened them again. In between I saw  Victor. 

単語はけっこう調べました。特に医学っぽいのを。英検単語っぽいのでわかってるといいかもと思う単語は、

nausea むかつき
contemptuous 軽蔑する
rock-bottom どん底の
pang いたみ
cathartic 精神浄化作用のある
ooze にじみでる
gullible だまされやすい
lethargic 眠い
touche (仏)1本!参った!やれれた!(これ使ってみたい)
vindictive 復讐心に燃えた
catalyst 触媒
syringe 注射器
vertebrate 脊椎
penchant(仏)強い好み
albeit にもかかわらず
concoct でっちあげる

全部あげるときりがないので主要なもの。この半分以上は1級で見たことある単語です。「忘れたらまた出会う」これ私のモットー。

私は1巻は切なくて何か所か涙しちゃったんですが、2巻は泣くほどではありませんでした。ファミレスで読んでちゃあ泣けませんけどね。ごめんなさい、子供を待つ間に2時間以上長居したおばちゃんは私です。でも、そこで他の人が食べてるのを見て、また夜近所の違う支店に行って「夏カレー」食べたからゆるしてええ。(仕事で夜になったので今日はしかたなく外食)

で、ラストは?1巻と同じく何とも言えないミネソタの風が心に吹きます。Samの幸せを願うよ私。ほんとに。3巻読むよ。アマゾンさん早く届けてくださいね。

1巻で終わってもいいし、二人の愛の行方が知りたい人は2巻を読んでもいいと思います。そして
次は3巻。これは終わってよね。Fallenシリーズに裏切られた私。映画化されるそうですね。あれはゴージャスになるだろうなあ。ダニエルはだれがするんだろう。

そうそう、PB姉妹がじわじわと増えつつあるような?(笑)
うれしいかぎりです。

Join the Club!

今日もきていただいてありがとうございました。

The Lightning Thief: Percy Jackson and the Olympians: Book 1
The Lightning Thief: Percy Jackson and the Olympians: Book 1
クチコミを見る

Author: Rick Riordan
Period:July 13th~July 20th
Category: Children age around 12
375ages

Total recommends:★★☆☆☆
Difficulty: ★★★☆☆
Can't-sleep-degree :★☆☆☆☆
Mystery-packed -dgree★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

学校を転々としていた僕。みんな僕のことを「変なヤツ」って思ってたけど、
実は神様の子供だった!奇想天外の冒険譚、パーシー・ジャクソンの成長物語。

あらすじ
12歳のPercy は寄宿制の私立学校を転々とする日々を送っている。彼はディスレクシア(字が読めない症状)で、ADHDだと診断されていた。唯一心を寄せるのはやさしい母のみ。父親は彼が生まれる前に母のもとを去り、父の顔さえ覚えていなかった。友人と呼べるのは、1年前に知り合った足の不自由なGroverのみ。

ある日学校からの遠足で博物館を訪れ時に、クラスメートと喧嘩をして算数の先生に呼び出される。そして先生が突然モンスターに変身してPercyを襲ってきた!びっくりしたPercyに助け船を出したのは、彼が唯一先生として敬意を示すMr. Brunnerだった。彼は車いすに乗っていたが、突然部屋に現れて「ペン」を投げる。Percyがキャップをとると、それは剣に変身し、彼はモンスターからの危機から逃れることができたのだ。しかし、Mr.Brunnerは「夢でも見ていたんだろう?」と言い放つだけだった。

夏休みに入り母とその再婚者である義父の家に帰るPercy。しかし、おかしなことが起こり始める。母は言った。
「Percy 、あなたは本来行くべき場所がある。その時期が来たの。」そこに、急にGroverが現れ、そして再びモンスターが襲ってきた。母とGroverと3人で逃げるが、「ある場所」にたどり着く直前に母がモンスターにとらわれて突然消えてしまう。そして彼の前に現れ出た真実。

Percy Jacksonは実はオリンポスの神と人間の母との間にできた半神(Half blood もしくはDemigod)だったのだ。そして何かが起ころうとしていた。


英語が好きな男の子の生徒が「先生何か洋書挑戦したい」と言ってきた時に「先生僕ハリー・ポッターがいい。」「いやあ、まだ難しいんちがうかな。」「いや読む。」と言ったので、貸してあげました。そうか、ハリポタ読めるなら、次のも用意してあげないとと選んでいたのがこれ。だって、うちにあるのは「Twilight」とかどうも女の子向きのものばかり。

でも、結局「先生難しいから読まれへん。」だから言うたやん。まあいいか。また果敢に挑戦してくれる生徒が現れる日を私待~つわ。いつまでも待つわ~♪

子供と一緒に観た映画であらすじは知っていたので、もっとサクサク読めるとおもったんですが、実際最初の部分は実生活が中心の話だったので、サクサク。でも、だんだんと・・・。

あらすじは同じようでも原作はまた違った印象でした。映画のほうが10代後半といった感じ。原作は10代前半が対象です。だから映画のほうが落ち着きが感じられました。でももちろん、原作のほうが凝ってます。出てくる神様も多い。

なんだか、うちの子供がいつも読んでいる奇想天外な子供向けのファんタジーと並ぶお話じゃないかなあと思いながら読みました。これ日本語で娘に与えたらきっと喜びそう。「ママも読んでみて。」と言われること請け合いといった感じでした。

お子さんと一緒に子供向けの分厚い本をシェアされたことのある方ならわかると思いますが、子供が飽きないようになのかな、すごく場面展開が多いように感じました。描写もけっこう大げさで、ネイティブの子供が笑いそうなシーンなんだろうなと思いながら読みました。多分。でもネイティブじゃない私にはけっこうそれがつらいところですな。わかりにくい描写はたいてい「想像の世界」、冥界とかね。「これ、日本の地獄に似てなくもない。」と思いながら、ハデスは閻魔大王ってとこで。でも現代風ですがね。

「場面展開が多くて奇をてらった描写」・・・想像しにくいです・・・。

あと、気が付いたのが、「神様の名前」音にできないんですよね。そうなんです、英単語が音にできないと頭に映像が流れにくい。そう、昨日の続きになりますが、時々音も頼りに読んでいることに気が付きました。まだまだですがね。だから自分の頭の中で音にできない単語がでてくるとつっかえます。オリンポスの神様の由来がわかってることが前提で書かれている、もしくはそれを学びながら読むといった形の本です。このあたり知っとくと英語やるのにけっこう役に立つ知識なんですが、やっぱり全部はわかりませんからね。

私が一番オリンポスの神様のことをやけに詳しく学んだのはホメロスと言いたいところですが、マンガ「アリオン」だしな(汗)。あれ、けっこういけまっせ。ティターン族の話。いや私はガンダム世代じゃないですがね。シャア少佐3回いえないし。

と、いうことで、ネイティブの子供が大喜びしそうな本だなあと思いました。翻訳ならうちの3年生のお嬢もきっと大喜び。今度見つけて読ませてあげます。

しかし、12歳向けのPBでもまだまだクリアじゃないところがいっぱい!まだまだです。いまだ修業の身。謙虚に一つづつ階段上がっていきたいです。

今回は家にいるときはあっこさんがUpしてくださっていた。weblioを使って「マイ単語帳」に記録してみました。それをUPしたいんですが、わかんない。でもあっこさんがおっしゃってた「これはレベル12」とかいうのはこれですかね?私が調べた単語は35個ぐらいです。200ページ分ぐらいは家で読んだのでその中で。一番簡単のでレベル2の単語でも、これはPanという単語で「牧神」の意味で調べたので、レベル2ではないかも?一番難しいレベルで28でした。35個の単語うち29個はレベル10以上の言葉でした。神様用語が多いですからね。

セリフで’What a heck are you doing?'って言い方を覚えました。知らなかったなあ。

これで公式記録は28冊?あと2冊で30冊キリがいいですが、ふうっ。(ちょっと一息)
次は何読もうかなあ。今手元にもってるのは700ページ近い大作。ど、どうしようかなあと考え中です。

今日も来ていただきありがとうございます。
一緒に英語がんばりましょうね!

このページのトップヘ