英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2010年12月

今日でやっと本当の仕事納めでした。帰ってきてまた爆睡。来年はこの「疲れて寝てしまう」昼ね時間を減らしたいと願う私です。

今日は今年読んだ英語の本の総括をしてみたいと思います。一体何冊読んだんだろう。

まずは本格的に欠かさず読み始めた2009年は6冊読んでいました。夏からがんばりました。まだ英検1級1次にも合格していませんでした。
(★の評価はあくまで主観です。)

2009年
①8月Harry PotterandtheDeathlyHarrows : J.K.Rolling★★★★★(2度目)
②9月Angels & Demons :Dan Brown ★★★★☆
③10月The Coffin Dancer : Jeffery Deaver ★★★☆☆
④11月Twilight : Stephenie Meyer ★★★★★
⑤12月New Moon :Stephenie Meyer ★★★★★
⑥12月Eclipse :Stephenie Meyer★★★★★

2010年に入ってからこの1年間で読んだ本です。今年の英検1次までに読んだ本たち。合計5冊でした。

2010年 
①1月Breaking Dawn :Stephenie Meyer★★☆☆☆
②1月~2月Deception Point :Dan Brown ★★★★☆
③2月The Lovely Bones : Alice Sebold ★★★★☆
④3月The Reader: Bernhard Schlink ★★★☆☆
⑤3月~4月The Time Traveler's Wife ★★★☆☆

英検1次以降、一気に英語読書が加速。6月の1次7月の2次と一気に合格できました。2次が終わってからさらに夏休みに突入したのでまた加速。

⑥6月The Girl with the Dragon Tattoo:Stieg Larsson
★★★★★
⑦7月A Knight in Shining Armor:Jude Deveraux★★★★☆
⑧7月Dark Lover: A Novel of the Black Dagger Brotherhood:J.R.Ward★★★★☆
⑨7月Lover Eternal: A Novel of the Black Dagger Brotherhood:J.R.Ward★★★★☆
⑩7月Poison StudyMaria V. Snyder★★★★★
⑪8月The Forgotten GardenKate Morton★★★★★★
⑫8月The Lost Symbol:Dan Brown★☆☆☆☆
⑬9月Magic StudyMaria V. Snyder★★★★☆
⑭9月The House at Riverton:Kate Morton★★★☆☆
⑮10月Fire Study (MIRA)Maria V. Snyder★★☆☆☆
⑯12月Outlander:Diana Gabaldon★★★★★
⑰12月A Northern Light:Jennifer Donnelly★★★★★

うーん、今初めて数えたんですが(ズボラ)目標の20冊行ってませんでした。
2010年は17冊読んだことになります。間に英検とTOEICがあったのと、ホームスティ受け入れとかがあったからですね。5月6月11月はほとんど読んでいませんもの。

簡単にご紹介すると、①⑩⑬⑮⑰はいわゆるヤングアダルト向き、向こうの高校生ぐらい向けの本です。一番読みやすいんですが、内容をえらばないといけないので探すのが一苦労。

大人向けですが、読みやすいのが④です。ドイツ語からの翻訳で薄いです。⑥もスウェーデン語からの翻訳ですが、そこそこです。これは今でもベストセラーの本。「ミレニアムシリーズ」作者が昨年4巻目を執筆途中で心臓麻痺で51才で亡くなられたので惜しまれます。TIMEで特集がありました。

いわゆるロマンス本とそれに近い「大人」の女性向きは⑦⑧⑨⑯一番難しいのが「Outlander」(続き物)で、他は結構すっと読めると思います。ラブシーンが多いし(笑)⑧⑨はまだ続いていて、結構ハードボイルドなバンパイアものです。

ミステリー・サスペンス系は②⑥⑫と2009年の②③もです。どれも有名なベストセラーです。

どのカテゴリーにも入るようで入らないのが③⑤⑪⑭です。文学作品というか、たまにミステリーというか、タイムトラベルというか。この4作品は完全に私の趣味です。ヤングアダルトの⑰も好みでここにカテゴライズしてもいいと思います。ここは女性作家が並びます。

で、私の今年の1冊はもちろん。
「The Forgotten Garden」です。
The Forgotten Garden
またこういう本に出会いたい。
そんな1冊でした。この著者は今まで3冊本を出していますが、私が読んだのは2冊。こちらが一番よかったです。

歴史と謎解きとロマンス。人のつながりのすばらしさを丁寧に描いた作品。イギリスとオーストラリアが舞台です。すごく自分の好みの作品でした。


2011年の目標は前にも書いたことがあるんですが、24冊!
でも20冊ぐらいかなあ。いかん弱音吐いていては。そういう場合はヤングアダルトや子供向きを増やすとか、とにかく量を読みたいと思っています。力的にはそのへんをたくさん読んだほうがいいと思ってはいます。間にTOEICも受ける予定なのと、来年の仕事の量がまだわからないのでなんともいえませんが、来年もがんばりたいと思います。

今日も来ていただいてありがとうございました。ちょっと母子共々寒気がしているので、葛根湯飲んで寝ます。

明日は大掃除。おきれるかな?








A Northern Light
A Northern Light
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英語読書日記「A Northern Light」

1906年に実際に起きたGrace Brownの死の真相と
16歳の少女Mattieの成長物語。

心の湖に小さなさざなみを起こすように響くノベル

Author : Jennifer Donnelly
Period(読書期間): 12/20~26.2010 (7days)
Category: Historical Fiction /Young Adult
380Pages

Total recommends: ★★★★★
difficulty:★☆☆☆☆
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★☆☆☆
romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

まず、読みやすさレベルのハードルが低いのに話の内容のクオリティが高い!こういうのが読みたかったんだよおばちゃんは。できればもっと若い時に。英語ラーナーにうってつけの作品が今年最後を飾りました。しかも読んだ後に求めていた「さわやかな読了感」をくれました。すばらしい。

お話は1906年に実際に起きたGrace Brown という女性の死をめぐる真相が話の一つの軸です。主人公はその湖の前で働く16歳の文学が好きで大学に行くことに憧れるが現状がそれを許さない少女Mattie Gokey。彼女も実在の人物のようです。彼女はGraceの死の直前に彼女から手紙の束を託されます。「必ずすぐに燃やして。」というメッセージと共に。その後Graceは帰らぬ人となってしまいます。

MattieはGraceから託された手紙を処分することができずに、手紙を読み始める。そこには・・・。
死の真相が明らかになる前後に少女Mattieの生活を軸に物語りは進んでいきます。最後に死の真相が明らかになりますが、ミステリーではなく、Mattieの視点を通して、彼女の成長物語としてこの話は進みます。

話がMattieの視点なので、時間の軸が前後して話が進みます。これはヤングアダルト、ティーンエイジャー向きに書かれたものですが、とても質の高い文学作品のようにもとれます。感受性が豊かな少女の揺れ動く感情を見事に描いていて、彼女の苦悩、喜びが素直に伝わってきます。お話は決して込み入っていなくて、最初からどうなるか分かります。でもそれでも読みすすめたくなるのは主人公の揺れ動く心情の描き方が上手。そして1900年最初の厳しい農民の暮らしがビビッドに描かれ、話を後押ししています。

この話の前に大人の女性向き?の「Outlander」を読んだあとなので、いっそう読むのが楽でした。おそらく倍近い速度で読めたかもしれません。出てくる単語は文学を愛する主人公なので、すべてが簡単な言葉ではありません。私の電子辞書には載っていない言葉もありました。章ごとに主人公が新しい単語を毎日覚えることを課していて、難しい単語が出てきます。単語の定義が説明されていて違う意味で面白いです。

実際に起こった事件と実在の人物について調べてそこからこのようなinspiringなお話を作るなんてやっぱり今回も作者の想像力に感激しました。

読んでいる最中は「これは星4つぐらい。」と思っていたんですが、最後の最後で★五つになりました。最後になにかすごいことがおこるとかそういうことではなくて、郷愁をさそうような情景の描写と共になんともいえない主人公の感情が流れ込んでくるようなラストに★を一つ増やしました。私の中で主人公が息づいているような、映画のラストをみているような感覚になったので。

それもそのはず、数々の賞に輝く小説でした。はずれなし。読む価値ありです。英語ラーナーにはもってこい。私はしばらくこのレベルでずっと読み進んだほうがいいかも。年末は夫の両親とみなで近くのホテルで過ごします。何のPB持っていこうか悩み中。(去年は「Breaking Dawn」持って行きました。)

ここのところ、別の仕事が午前中連日あって、帰ってくると昼寝コース。それも明日まででやっと終わりです。だから寝る前とかに本を読むので精一杯です。今日は今から子供が見たがっている映画「K20」(今は少年探偵団中毒)をお風呂に入ってからパジャマパーティー称して家族で観る予定です。年末は適当に大掃除やってすごします。

今日も来ていただいてありがとうございました。お掃除疲れ出ませんように。

OutlanderOutlander
著者:Diana Gabaldon
Delta(1998-08-10)
販売元:Amazon.co.jp
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Author : Diana Gabaldon
Period(読書期間): 11/28~12/17 2010 (20days)
Category: Historical Fiction (Romance)
Page: 850pages

Total Recommends: ★★★★★
difficulty:★★★★★
story: ★★★★☆
can't-sleep-degree:★★★☆☆
romance-packed-degree:★★★★★
Hot? ★★★☆☆ 
(あくまで主観的判断ですので、ご了承ください。)

これぞヒストリカルロマンスの王道!?波乱万丈物語
濃~い、壮大な愛のお話をお求めの方に是非
(大人の女性限定ですがね)

約20年前に書かれて、今や普通の本屋にも翻訳本の文庫本が並ぶ人気のシリーズ第一作です。私はまだまだロマンスに関してはひよっこ同然なのでこれがヒストリカルロマンスの金字塔なのかいえる立場ではないんですがね。いやPB全般に関してまだまだ青二才ですけどね。でも、そう感じる何かがあったのは確かです。

私の嗜好はけっこうばらばら、子供絵本からヤングアダルト、Graded Readers、サスペンス、ファンタジー、パラノーマル、なんでもござれの乱読です。とにかく読むみたいな。本格的に読み始めてまだ1年ちょっと。

しかし、この本は今までに読んだ中で一番長くて、英語も難しいほうだといえます。だからとってもChallengingな1冊となりました。辞書と首っ引きのページもいくつかありました。もし興味がある方は1級単語の記憶の浅いうちに読むことをおすすめします(笑)

舞台は第二次世界大戦後のイギリス。主人公の元従軍看護婦クレアは戦後夫のフレッドと共にスコットランドに第二のハネムーンに赴く。(そこで不思議なストーンサークルの誘われ、気がつくと18世紀のスコットランドだった。そこで出会ったのはなんと夫にそっくりの先祖であるイングランド人ランドール大尉(だったかな)。意識が遠のく中、気がつくとクレアはスコットランド人の一団の中にいた。そこで怪我をしていた若きハイランダー、ジェイミーと出会う。18世紀のまだイングランドとスコットランドが敵対していた時代の激動の中で、クレアとジェイミーの愛の叙情詩が今幕を開けようとしている。二人の愛の行方はいかに?

とまあ、よくある感じでまとめてみました。この作品はどうも熱狂的なファンがいらっしゃるようです。確かに話は何もかもリッチ。構成やdetailまですべてびっくりするほどの凄い書き込みようです。圧巻。軽い感じはひとつもありません。なにもかも濃い!(この「濃い」という表現がどれだけこの話にあっているか読んだ方はわかってくださいますよね。)

それもそのはず、元々学者さんなんですね。著者の方。しかも理系の。またすごい。で、このロマンスか。

最初につまづくのはまず、スコットランド訛り。慣れるまで意味がとりにくい。慣れるとだんだんなんとなくわかります。音で読めばいい。最初はけっこうゆっくりとしたペースでヒロインとヒーローの出会いが描かれます。

舞台が舞台なだけに、歴史モノが好きでないひとは最初で挫折しそうになるかもしれません。私は大の歴史モノ好き。特にイギリス史に目がない。頭の中ではスコットランドの風景や、訪れたことのあるお城(お城探訪がちょっとした趣味。まだまだ行ってないところばかりですが)イギリスで見た18世紀を舞台にしたドラマのシーンとか、映画「ロブ・ロイ」とかちょっと時代はさかのぼるけど「ブレイブ・ハート」やらコスチュームモノを頭に浮かべながら読んだ私です。

最初はちょっと「どうなるの?これ」と思いながら、急にドラマが急展開を始めます。半分を超えると平和なシーンは1箇所だけかも。あとはスクリューコースターコース。ぜいぜい。

この話の目玉はなんと言ってもヒーロー役のハイランダーJamie Fraser。最初は少し謎めいた無骨で誠実な戦士という感じですが、まあ熱いこと熱いこと。とことんまで愛を貫き通す。これに全世界の大人の女性がはまったのね。と感心いたしました。どんな目に会おうとも、愛する女性を守るためなら火の中水の中。必ず助けに来てくれる。自分の命に代えてもです。しかも自分の貞操は愛する女性のためにだけ。ここがロマンスたるゆえんです。こりゃメロメロでしょう。Viva Romanceの雪柳さんもおっしゃってましたが、Jamieの語録を作っていいかもと私も思いました。顔が赤らむほどの愛の言葉が満載。

この「熱い」ドラマはこの時代設定だから成し得たことだと妙に感心しながら最後まで作者に強烈に説得させられたようにラストまで走っていきました。ヒーローの性格の描き方が妙を得ている。「こんな男性いるわけないよね。」みたいな男性像を見事に書いています。全世界の女性のために。だから主人公達ははとってもたくさんな目に会います。それがちょっと目を覆いそうになりました。

ヒロインはあまり感情的になりすぎず、ちゃらちゃらもしていなかったのでよかったです。以前に読んだよく似たテーマの話は主人公の女の人がちょっとと思ったので。 

大人の女性向ロマンスなので、「爽やか」では決してないです。だからある意味読む人を選ぶとも思えます。まあ私は大丈夫でした。(結局なんでも読む)濃いmaking loveのシーンでは、以前にも書きましたが、「マクドで読んでなくてよかったあ。」みたいなシーンがありました。次はどこでくるかなあとニヤニヤしながら読んだりなんかして。でも、自称「読みとばしの女王」なので、ふと考えると、「あ、さっきの濡れ場だったのか」なんてことも(笑)それと、やたら単語が難しかったりして、普段なら読み飛ばしそうなところも「こ、これはまたラブラブか?」と必死で辞書引いたりなんかしてました。すみません。でも、それも英語力向上の秘訣の一つということで。

でも、実際はラブラブシーンは話のほんの一部。すごく練られたプロットの中で繰る広げられるので、それも「愛の叙情詩」たるゆえんかなと思えます。実際の史実にうまく絡ませてあるので、作者の方の豊かな想像力の前にひれ伏すばかりでした。

と言う訳で、実は続巻もすでに我が家の本棚に収められています。アマゾンで新古品が超御値打ち価格で売られていたので。でも、濃いので、また続きはなんか読みやすいものをはさんで読もうかなと思っています。ちょっとお休み。(そんなん多くて、積み上げられていますが)年末も忙しいですからね。

もし年内にもう一冊読めれば、その次に今年読んだ中でのベスト1を決めたいと思っています。PB生活、もうやめられません。Join the club!






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