英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2012年01月

The Sugar Queen
The Sugar Queen
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Author :Sarah Addison Allen
Period:January 17th~23rd
Category:Fiction
Pages: 352pages 

Total recommends:★★★★★

Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★★★
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆

Soooooo qute! 心がほんわかすること請け合い
「クローゼットの天使」(angel命名)


あらすじ:
アメリカノースカロライナの冬のスキー場。この地はイタリア移民の息子であるCirrini氏が開発し大成功を収めた土地だった。地元の名士となったCirrini家。しかしCirrini氏は年の離れた妻と遅くにできた一人娘Joseyが9歳の時に二人を残して亡くなった。

裕福だったか、あまり幸せでないJosey。彼女は27歳に成長し、年をとり、彼女を支配する母とメイドの3人で大きな屋敷に住んでいた。毎日母の世話で忙しいJosey。そんな彼女の楽しみはクロゼットに母に内緒でこっそり隠してあるたくさんの甘い甘いお菓子を食べることと、毎日手紙を届けてくれる郵便配達のAdamに会うことだけだった。

そんな彼女のもとに突然不思議なことがおこる。ある日、自分の部屋のクロゼットをあけると街でもちょっと札付きの中年女性Della Lee が寝ていたのだ。うろたえるJosey。警察を呼ばなければいけないと思いながら、「少ししたらすぐ出ていくわ。ここが居心地がいいのでちょっと隠れさせて。もうすこししたら北に向かおうとおもってるんだ。」と言われてお人よしのJoseyは寝袋を貸して目をつぶる。そして彼女のために彼女の好きなサンドイッチを買いに行ったお店の女性Chloeに出会う。彼女はちょうど一緒に住んでいた彼に浮気を告白されて、彼を追い出したところだった。連日サンドイッチを買いに行くうちにだんだんと仲良くなるJoseyとChloe。そこからJoseyの人生がすこしずつ変わろうとしていた。

連日更新していて、昨日のブログもまだ読まれていないうちに昨日の夜本読み終わったから、またUPします。実際は早朝に書いてますがUpは夕方にしました。今年になってやっと予約とか、下書きモードがあるのを知ったブログ音痴angel。これで記事が消えずに済む。今日のジャーナルも夜にUP予定です。

ああ、またまた読み終わるのがさみしかった一冊でした。もうなんてかわいらしい話なんでしょう。読んでよかったです。気持ちがほんわかあったかくなりました。

この作者の作品は2作目です。確かデビュー作「Garden Spells」がとても愛らしいお話だったので、迷わず読みました。やっぱりよかったです。お話の落ちは見えちゃうけど、わかっててもなんだか見守りながら読んじゃうのが摩訶不思議ワールド。ある意味ファンタジーともいえます。大人の女性のファンタジー。

1作目もそうでしたが、これも登場人物はみな何か悩みを抱えていながらもなんかいい人たち。(まあそうじゃない人もいることはいますが。)お互いにどこかつながりながらお話が展開していって、最後はハッピーエンド。ああよかったと暖かい気持ちにさせてくれます。こうやって心穏やかに読める本っていいですねえ。で、必ずちょっと非日常的です。

例えば面白いのが、登場人物の一人、Chloeはちょっと特殊な力を持っています。祖父母に育てられ、親を知らない彼女は本が大好きで、12歳のころから読みたいと思うと勝手に本が自分の前にやってくるようになる。恋人の浮気で彼を追い出した彼女の前にポンッと現れた本は「Finding Forgiveness」というタイトル。彼に怒っている彼女は本を手に取ろうとしない。でも本が彼女の行くとこ行くとこに現れる。てな感じでちょっと現実では起こりえないことがフツ―におこるんですが、それがなんとも自然。それ以上のなにか彼女が魔法が使えるとかはない。前のガーデン・スペルもそうでした。

それと「押し入れに突然話したこともないあまりいい噂のない中年独身女性がねそべっている。」というなんか変な状況。このDella Leeがけっこういい味出しています。どうせならかわいい小さな子供とかがいるべきところにおばちゃんがいるんですから、その摩訶不思議さ、アンバランスさがどうにもおかしい設定。Della LeeがただのstrangerからだんだんとJoseyにとって心を許せる友とななっていく過程もまた微笑ましいです。

女性が主人公なので、ラブ・ストーリーでもあるんですが、あんまり濃厚なラブシーンがなくて、キスシーンなんかもなんだか大人たちが初々しくドキドキしながら初恋のように描かれます。

英語もかなり読みやすかったし、夢中になると速度が上がるので、これは1時間でだいたいですが、45ページから50ページで読んでたようです。おもしろくて夢中になると中身がざわっと頭に入ってきてその作品ワールドにたどり着いて旅を満喫できる気分です。これはテストを解いていておこらないんですよね。

昨日の晩PBのラストを夢中で読む私を見て夫が一言。

「やっぱり英語読書してる時がいちばん幸せそうな顔してるで。」

はい、その通り。やっぱこっちの方が楽しくて英語も入ってきていいです。試験勉強はなんだか摩耗するので、やっぱりこうやってほわっと本が読めるのがいいです。

この人の作品は2作とも読みやすくて長くない。で読了感がとってもいいので英語学習者の方におすすめできると思います。また次の作品も読みたいです。

1作目「Garden Spells」の英語日記はコチラです。

The Tea Rose
The Tea Rose
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Author :Jennifer Donnelly
Period:January 1st~13th
Category:Fiction (Historical)
Pages: 675pages 

Total recommends:★★★★★★ (★5ツ半から6つ!)
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★★★★★
Adventure-packed -degree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆


圧巻!読む者を魅了するこのドラマ 最後まで息つく暇なし。
19世紀アイルランド人移民少女の波乱万丈細腕繁盛記!

あらすじ:
アイルランド移民の娘としてロンドンの下町で生まれた快活で美しい少女Fiona。貧しいながらも彼女は大好きな家族のもと愛情いっぱいに育ち、将来を誓い合った幼馴染のJoeとお店を持つ夢を語りあう毎日だった。

しかし、その幸せな日々に影が差そうとしていた。Fionaと早く結婚して店を構えるための貯金を殖やすため、恋人Joeは違う町へ出稼ぎに出かける。そして彼女を一番かわいがっていた父親が倉庫上階から落ちて大けがをしてあっという間に息を引き取る。大黒柱を亡くした一家は家賃の安いアパートへ引っ越すが、それでも生活がままらない。そんななか、Fionaの母と妹が流行病に倒れる。弟のCharlyは家族を養うために賭博ボクシングに手をだす。

やがて、家族に彼女にまた過酷な運命がやってくる。それは目をおおいたくなるような現実だった。(これ以上はやめときます(笑))

なんとか自活して生活しようと父の慰謝料を請求しに行った父の元会社で、事故で死んだと思っていた父は実は雇い主の命によって殺害されていたという事実をFionaが偶然聞いてしまったのだ。それに気づいた雇い主とその手下の追手からなんとか逃げてきたFiona。残された道は、父の弟の住むニューヨークへ逃げることだけだった。

必死の逃亡が始まる。はたして彼女は魔の手から逃れられることができるのか、そして彼女とJoeの愛の行方は?

あらすじネタバレをせずにがんばって書いてみました。せっかくのお楽しみがなくなりますからね。

何で今まで読まずに本棚に置いといたんだろう?と思うほどのめりこんだこの作品。どうかんがえても今年の3本の指には入ります。他のことがなかったら徹夜してしまったでしょう(笑)展開があって、スリリングで、ロマンス満載。ドラマとして比較するにはちとジャンルが違うかもしれませんが、私の中では昨年読んだ「The Pillars of the Earth」を完全に抜いている~。女性が書くとやっぱ違う。(女性作家びいきな私ですみません)ページを開けるたびに「次はどうなるの~?」とハラハラドキドキしながら、主人公のFionaが敢然と彼女の波乱万丈な人生に向き合って強く生きて愛を貫く姿に、共感し、感動します。とにかくすごい。

この本は洋書ファンクラブで渡辺さんの書評を以前に読んで購入して積読してあったものです。先に同じ著者が書いているヤングアダルト作品であり文学賞もとった「A Northern Light」(←私の読書日記に飛びます)を読んで気に入ったので買ってありました。
A Northern Light
A Northern Light
YA向けというのもあって、前作は非常にピュアです。最後のなんともいえない感動を覚えています。これは英語ももっと読みやすいのでお勧めの作品でもあります。しかし次作であるこれは打って変わって、ものすごい躍動感のあるヒストリカルロマンスともいえる作品。ここまでするかというほどドラマチックに話が展開していきます。

話の舞台が19世紀の混沌の中で力強く生きる下町から始まります。そして新世界アメリカニューヨーク。ダイナミックな時代に合わせて登場人物たちも感情豊かに演じ続けてくれます。おもしろかったのが、その時代の象徴的な、歴史的なこともエピソードに織り交ぜられていることです。その時代の服装や、町の様子。はやっていた絵画など。時の人が登場したり。うまく利用しているのがJack the Ripper(切り裂きジャック)。この著者なりの「切り裂きジャックはだれ?」の答えを用意してくれるのもご愛嬌。

英語はコックニー訛りになれれば、わからない単語も「ああ、これはきっと文脈から娼婦ってことだな。」とか「これは食器棚というか飾り棚って感じ?」そんなにたくさん辞書を引かずに、とういか引く暇ないほど読むことに集中できました。コックニー訛りと多少違うかもしれませんが、例を挙げると、ハリポタのハグリットの英語のように音が抜けた形でスペリングされています。Heを'eと書いてあったり。ハグリットはスコティッシュ訛りなのかな?他にもこんな感じのスペル崩しはよく見かけます。「Outlander」とか、昨年読んだ「The Help」でもあったような気がします。あれはアメリカ南部なまりでした。それさえなれればあとはストーリーにぐいぐい引っ張られるので読み進むことができます。難しさは★3つより★3つ半といったところでしょうか。読むのに時間は結構かかりました。

いろんな要素が濃く詰まった感じのドラマチックな展開ですが、女性としてやっぱり胸キュンとなったのは主人公の愛、しかもニアミスぎりぎりの擦れ違いの愛です。ほんと引っ張る引っ張る。make loveシーンはありますが、そこだけを取り立てて強調した感じではないので、純粋にストーリーが面白いです。

私はこの本をこの2週間ほど、心身ともに疲れたときのカツをいれてくれるオアシスとして愛読しました。こんな悲惨な状況から立ち直って運命を切り開く女性を描いているこのお話にどれだけ元気をもらったか。本来はもう少しピュアな感じではかなげな感じの話を好む傾向にある私ですが、これは別格で★5ツ半以上。歴史がらみでドラマチックで、ラブストーリーだけど、ラブラブだけじゃない波乱万丈さ。

これは太鼓判です!読んでよかった。渡辺さん、ご紹介ありがとうございました。

これを読みながら音楽もけっこうドラマチック路線を流しながら一人で盛り上がっていました。ドラマを見ているような気分で楽しかったです。「Day Dream」というアルバムをダウンロードして流してました。
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次は何読もうかな。こんな作品にまた出会いたい気持ちと、さっと読める本がいいよって声が聞こえてきます。

とりあえず、どうも気が緩んでやっぱり熱があるので休むことにします。

読んでいただきありがとうございました。

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