英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2012年08月

The Princess Diaries
The Princess Diaries
クチコミを見る
写真はPB版です。
実際はU.S.Amazonの( audible )でUnabridged版をダウンロードしました。

Author :Meg Abott
Period: August 27th ~ August 29th 2012
Category:Young Adult
Length: 5 hrs and 46 mins(
256 pages


Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★★☆(耳読書としての難易度です)
Story:★★☆☆☆
Can't-sleep-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

2012年読書合計60冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

これはオンラインの先生と話をしていて名前が出てきた作家の作品です。アマゾンで作家の名前で検索するとぱ出てきたのが、映画で見たことのある「プリンセス・ダイアリー」アン・ハサウェイとジュリー・ガーランドが出てたのですね。「おお、短いし、アン・ハサウェイのナレーションじゃないですか」とポチットしました。

しかし、内容はおぼろげに覚えている映画とは違いました。ジュリー・ガーランドの清楚なイメージじゃないぞ。ヘビースモーカーでガラガラ声のフランス語訛りの強烈なおばあちゃん。プリンセスももっと文句が多い。でもあれが本家本元の原作だから、文句言えないですね。

ある日突然、「あなたはヨーロッパの小国ジェノビアのプリンセス」と知らさせた、アーティストでシングルマザーの母のもとで育ったコンプレックスだらけのミア。フツーのティーンエイジャー感覚でプリンセス修業の日々を過ごす15歳の少女が語る日記形式のお話でした。

聴いてて思い出したのはなぜか「ブリジット・ジョーンズの日記」いやあそこまで俗っぽくはないですがね。ヤング・アダルトだし。

アン・ハサウェイがすごくがんばってて、ナレーションにすごく抑揚がありました。でも私にはけっこう速く感じました。これは読む方がかなりやさしいかもしれません。

でもティーンの女の子が話してるようにも聞こえる。うまいなあ。声の使い分けやアクセントの使い分けもちゃんとありました。

話も中学生や高校生が読んだら楽しいだろうなあと言う内容です。ちょっとすっちゃかめっちゃか(しっちゃかめっちゃか)な雰囲気があって、そのclumsyさに女子中高生は笑いを見つけるのかなあと思いました。まあ実際こんなわけないじゃんという世界が展開されるけど、そこはご愛嬌。楽しい学園ドラマともいます。

Wildflower Hill
Wildflower Hill
クチコミを見る
写真はPB版です。
実際はU.S.Amazonの
( audible. )でUnabridged版をダウンロードしました。

Author :Kimberley Freeman
Period: August 21th ~ August 26th 2012
Category:Fiction
Length: 16 hrs and 28 mins( 544
pages


Total recommends:★★★★★★
Difficulty:★★★☆☆(耳読書としての難易度です)
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree::★★★★★
Romance-packed-degree★★★★★
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆

2012年読書合計60冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

これは大当たり。「こういうの、待ってました~」。と思いながら聞きました。素晴らしいドラマでした。耳読書は朗読者の感情の入った声で聴くので、感動もまた違うような気がします。アメリカ作品をきこうとして、「あれ、これもアメリカ英語ちゃうなあ。おお、グラスゴー訛り。これいっちょ聴いとこう」とポチッとしました。

もうみなさんよくご存知だとは思うのですが、アマゾンで本を買ったり、wishlist に入れたり、見たりしている履歴から分析にして「おすすめ」の作品をあげてきますよね。それとか、「この本を買った人はこういう本も」とか。そういう中の一つの作品で、以前からwishlistに入れてあったものです。

16時間半を6日ほどで聞いたんですが、かなりがんばりました。今回、1日3時間弱の時間を確保するのは私にはかなり工夫が必要でした。金曜日の時点で7時間以上残っていて、これを週末家できくのはかなり苦しかったんですが、どうしても聞きたかった。派手さはないけどていねいに女性の一生を描いていて、本当に面白かったです。家事をしながら、聞き続けました。ちょっと家族に話しかけられるときに1テンポ遅れて返事するのが申し訳なかったな(汗)ごめんよ。

これで28作品目。来週で29作品となると、惜しい!半年で30作品は無理そうです。短いのさがそうかな。いや、無理はやめときます。仕事が本格的に始まるし・・・。

最初はシドニーが舞台で、プリマドンナを夢見る少女がバレエを踊るシーンで、祖母とその孫娘の会話で話は始まります。だから現代の話だと思っていたら、その祖母の若かりし頃のグラスゴーに舞台がパッと飛んでいきます。そう、主人公は実は孫娘ではなく、どちらかというとこのおばあさんのほうだったんです。

二人のヒロインが現代と過去を舞台に交互にでてくるのですが、孫娘が祖母の屋敷を遺産として受けて、売却するためにタスマニアのWildflower Hillに滞在してから初めて孫娘は祖母のだれも知ることのなかった過去の断片に出会います。

祖母のビーティがオーラリア有数の企業の持ち主として、議員の妻としての前の過去。一人グラスゴーからやってきて、一人でどうやって自分の人生を切り開いていくかが淡々と語られていきます。途中涙がうるうるきそうな場面もたくさんありました。その苦しみながらたどってきた過去をだれにも打ち明けられない状況に追い込まれ、その苦しみを乗り越え、その慟哭を心に秘めながら生きていく芯の強い女性の一生。

そして孫娘がバレリーナの道を閉ざされた時、彼女の残りの人生のために祖母が唯一残した血縁者への財産Wildflower Hill。

祖母がたどった人生、孫娘がたどる人生、それは一見バラバラにみえて、実は祖母が選べなかった道、選ぶ選択肢を与えられなかった道を孫娘が選んで、二人の道がクロスするという物語にも感動です。

たくさんの愛情がつまったこのドラマ、女性として、母として、働く一人の人間として、いろんな角度からの感動をもらった気がしました。

きいている間にふと頭に浮かんで来たストーリーたちではこれらです。

オーストラリア [DVD]
オーストラリア [DVD]
クチコミを見る
オスカーとルシンダ (初回限定生産) [DVD]

オスカーとルシンダ (初回限定生産) [DVD]
クチコミを見る
The Forgotten Garden

The Forgotten Garden
クチコミを見る
この3つの要素がどれも入っているような感じで、また違う色がある。映画「オーストラリア」よりはもっと内向き、あれはスケールも大きかったですね。ちと長いし。で、小説「The Forgotten Garden」の端正さよりももう少しメロドラマ。映画「オスカーとルシンダ」のようなプラトニックでもない。でも時代のうねりに翻弄され、女性として、自立した人間として生きる愛と別れが描かれています。

類似作品は上のThe Forgotten Gardenがイギリスとオーストラリアを舞台にしていますが、女の細腕繁盛記という意味ではこちらも近い。
The Tea Rose
The Tea Rose
クチコミを見る
いやあ、メイクドラマしてますよ、二つとも。どっちもangel的ベスト作品になりました。

最後の最後まで主人公ビーティの尽きることのない、届くことのなかった愛情が息づいています。
いつまでも生き残る物語、私の中でまた一つきらっと光る何かが増えました。今日は娘をだっこして寝たいと思います。(読んだ方はこの部分にうなずいてくれると思います)

いやあ、ドラマチック耳読書たまりません。Join the club.

読んでいただきありがとうございました。
来週もいい1週間でありますように。

Where We Belong
Where We Belong
クチコミを見る
Author:Emily Giffin
Period:July15th~August 25th 2012
Category: Fiction
Pages:  383
pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree::☆☆☆☆☆

Kindle
2012年読書合計59冊目  忘れるので全部の合算を書くことにしました。(目読書+耳読書+裏読書)

この著者の作品を目読書で読むのは実は初めて最初の2作品を耳読書でききました。3作のなかでは一番「腹が立つシーンが少ない」作品でした。(笑)読んだ3作ともなぜか主人公の愚かさから起こる本人の人生の一大事を描いているんですが、これは若気のいたりで、今は十分反省してて、大人になったつもりだけど、やっぱり置き忘れたものを無視しちゃだめよねという教訓めいたものも、読んでいて感じる作品でした。おもしろかったです。

それと主人公が36歳の大人が中心だったのが読みやすかったです。よく思うのは、アメリカが舞台だと、恋愛ものでも主人公の年齢が若くないといけないという固定概念があまりない。だからちょっと日本に置き換えるとなかなか想定しにくいなあというシチュエーションもよくあるんですが、自由がゆえ自己責任も大きいだろうなあとも同時に思う私です。

ネタバレになるので言えないんですが、やっぱ6冊ヒット作をを書かれているだけあって、言葉をちゃんと選んで一筋縄でいかない人間関係を上手に描いてるなあと思いました。何もかもが「こうなるんちゃうか~?」とはならない。人生そんな甘くないけど、捨てたもんじゃないというメッセージが込められているような気がしました。ラストの終わり方もなかなかうまい。もしかしてこうなる?と思うところをわざと外して終わっています。タイトルもこれまた渋い。ちゃんと作品にはまっています。

描き方も、キャラクターたちの心情をていねいに描いているので、とても感情移入しやすいです。それぞれの違う世代の登場人物の心をいろんな角度から書かれてると感じました。今年はChick Litと呼ばれるContemporary Women's Fictionをよく読む(聴く)ようになったんですが、発売と同時に読むとすごく時代を反映してるなと感じます。すごく旬。それも現代ものを読む魅力の一つではないかなと思いました。

おもしろかったのは、18歳の女の子が「トライライトは読んだけど、どうもあのいちいち『彼はゴージャス』『ギリシャ彫刻のような体』みたいにいちいち外見をほめそやすのがきになる」といったようなセリフがあったんですが、「わかるで、その気持ち。あれおもろいけどいちいち物欲的すぎんねんなあ」と笑いながら読みました。そういうちょっとしたところもまた面白かったです。

前に読んだこの著者の2冊同様、やっぱり先が気になってとても読みやすいです。単語も読み飛ばしてもそんなに迷宮に陥るような話ではないです。

数えてみると読了するのに11日かかっていました。途中昼夜逆転したりしてあんまり読めなかったのが原因ですね。目読書はカフェにこもると一気に進むんですが、今は夏休みなので家にいることが多いし、まとまった時間がとれないからなかなか進みませんでした。一日10%ずつ。仕事が始まってお昼休みメインに読みました。昨日はほとんど読めなかったので、ラスト20%ぐらいは今日読みました。でもこれは前回の「Gone Girl」に比べると、半分ぐらいの労力で読めるんじゃないかと思います。話もとっつきやすいし読みやすい。

読んでいてふと感じたのは、たとえば文の中に知らない単語がでてきてもあんまり気になっていないということです。映像が浮かんできて、それがちょと間違っていてもつじつまがあうという感じ。簡単な例を挙げるとホテルで車を止めるシーンがあるんですが、そこでthe valetと見たことない単語がでてきても、「ベルボーイやな」と頭の中で男の人が車にのって駐車場に行くというのが浮かびます。そういう処理ができればできるほど、洋書は読みやすくなるのではないかなあと思いました。

昨日聴いた話にも重複したことがあるのですが、例えば「termという言葉を多義語としていちいち別に日本語の意味を暗記するより、term「枠組み」として頭にイメージしておけば、そんなに読んでいて苦にならないし、これからはそういう風に英語を勉強したほうがいい」と夫が聴いてきた話を、この本を読んでいてtermという単語が出てきたときに「わかるわ、いちいち日本語せんなあ」と思いながら読んでいました。え?ええ加減?そうとも言えるかも(汗)

確かこれで今年59冊ぐらいだと思うのですが、もうこれぐらい読むと数えるのが・・・。実は前のブログを覗いておそれに「ええっと耳読書がこの間に1冊あったよな」ともう1冊たして書いたりしています。裏読書はもう忘れました。(笑)目の前に実態がない本を読むとこうなります(笑)Kindleで読んだり、ipodで聞いたりして消去してまたダウンロードしたりもする。裏読書は記録すらしていないので、たまに忘れて(笑)たりなので、もう頭がぐちゃぐちゃです。だから、実はこの読書記録が頼りなんです。これからは耳読書にもちゃんとカウントしてUPしようと誓った今日でした。

さてお次はChick Litを間に一つ置いたので、サスペンス行ってみようと思います。もう行っていいかい?主婦さん。え?まだあかん?これ。届いたんやけど。きっといつもの「先行っといて」やろな(笑)
Relentless
Relentless
クチコミを見る
なんかノンストップで「ちょっと読み終わらないと落ち着きないで」みたいな展開だと聞いています。日本アマゾンでもよく見ます。ということは英語学習者にはいい感じかもしれませんね~。どなかた一緒にどうですか?PB姉妹募集中(笑)いや兄弟でもいいですが、なかなか応募はないですねえ(爆)

A Vintage Affair
A Vintage Affair
クチコミを見る
写真はPB版です。
実際はU.S.Amazonの( audible. )でUnabridged版をダウンロードしました。

Author :Isabel Wolff
Period: August 12th ~ August 21th 2012
Category:Fiction
Length: 12 hrs and 11 mins(
432pages


Total recommends:★★★★★(★5つ半ぐらい!)
Difficulty:★★☆☆☆(耳読書としての難易度です)
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree::★★★★☆
Romance-packed-degree★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★☆☆☆☆

これは前からWish list に入っていたもの。Audibleがあるのをたまたま見つけて、サンプルを聴いて「お?ブリティッシュイングリッシュ?かつとっても聞きやすい~」とポチットしてものです。

こ、これは大正解でした。これはおススメ!チックリットだと思ったら大間違いというどなたかが英語でかいてらしたのもうなずけます。これは私的ベスト10にもちろん入った作品です。ずっと聴いときたかったなあ。なんとも落ち着いた悲しくもすがすがしい物語でした。

エピソードが多いので、耳読書でも小さな区切りがあって私にはかえってわかりやすかったです。作者の「このお話も入れたい」みたいない意図が伝わってきました。

これは古着の小さなブティックを開いた主人公フィービー本人と、彼女と古着を通じて知り合った人たちのとってもいとおしい物語。悲しい過去を背負いながらひっそりと生きる人、過去を引きずりながらも何かに打ち込もうとする人、その人たちが出会って新たな悲しみも含んでるけど、それを超えて喜びや幸せがやってくる。心打たれました。

こういう話が大好きな私です。過去と現代がどこかで交差して、その人が亡くなったあとでも心が通じ合うというお話。それも霊的なものとかに頼らずに間接的に。そこに気持ちがぞわっときます。これもそのエピソードがあって、ラストがなんとなくわかったとしてもとてもいい!

これは目読書でも、耳読でも読んだらちょっとこころキュウンとなってちょっと癒される物語です。いいお話を紹介できてうれしく思います。日本語訳がないのが惜しい。でもこういうしっとり癒し系ははやんないですかね。超ベストセラーのスケベなやつとか(笑)、有名な著者とか、根性ものとかはすぐ翻訳されるのになあ。残念。好きなひとはこの空気感がなんとも魅力に感じると思うのですが。

ある意味共通部分があるお話は・・・。
Sarah's Key
Sarah's Key
クチコミを見る
1エピソードのみですが、ホロコーストも扱っているという意味で。そのエピソードが泣かせます。

読書を通して英語を学ぶ。これ本当に実りがあると思う一瞬です。いい物語に出会うと、感動となんともやさしい
い気持ちになる。感動を疑似体験することを繰り返すことは心を豊かにします。それはなかなかテストで測れない奥深いもので、魅力的なものです。たくさんの人がこうやって英語を学べたらどんなにいいかと思います。

今28冊目を聴いていて、最初ぼおっとしてたので、(グラスゴー訛りに躊躇したのもあります(笑))電車の中で最初の部分30分ぐらいを2回聞きして内容をクリアにしてみるなんてこともしています。本は最初がかなりおぼろげになるので、冒頭の2回聴きは効果が高いことに気が付きました。

今月末でちょうど耳読書をして半年になりますが、旅行が入ったのでちょっとした目標の30冊はちょっと無理かなあ。今聞いてるのも14時間で長めだし。

試験勉強も大事かもしれなけど、本を読んで感動しながらついでに英語力がいつの間にかついているというほうが私にはあってるなあと思う今日この頃です。去年実験的に本だけ読んで英語力を伸ばすことをやってみたけれど、片手落ちでした。リスニングが確実に落ちます。今度はそれに耳読書を抱合せ。ちょっとはましなような気がします。いろんな英語を聴いてなんとなく違いを楽しめるようになってきました。

まあ、今は座って勉強できる環境でないからなあ。ながらで耳読書、寝る前に、朝ごはんを食べながら読書するでは試験勉強っぽいことは無理ですね(笑)→ずぼらさに完全にいいわけですな。

仕事を持っていても、ママでも、日本でも、英語の力は維持、そして伸ばせるできることを証明したいと思って毎日楽しみながらやっています。そしてそれにもっと要領よくできるコツを会得して今度はみなさんにご紹介できればと思っています。

でも気持ちは常に「一学習者として一緒に英語がんばってる」が私の基本です。

一緒にがんばりましょう!

Gone Girl
Gone Girl
クチコミを見る
Author:Gillian Flynn
Period:July13th~August 14th 2012
Category: Mistery
Pages:  432
pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★

Kindle
2012年読書合計57冊目  忘れるので全部の合算を書くことにしました。(目読書+耳読書+裏読書)

イギリス旅行を挟んでちょうど半分ずつ読み見ました。前半と後半でまったく印象の違う作品。すごく玄人受けするような印象でした。Goneが意味深です。

夫婦ってなに?男と女って何?長ーい溝があるんだよね~。と問われているような作品。キツネと狸のばかしあいという言葉がぴったりくるような(笑)でもミステリーです。でもやっぱりどこの世界もどうも女性が強い?ああ、読み終わってほっとしました。

前半はすごく素直な展開です。結婚記念日の5周年の日に妻が突然失踪する。夫のナレーションと妻の日記が交互に出てきます。家に残る血痕。はたして妻はどこに?殺されたのか?犯人は?容疑者は?

一転して後半50%以降は「い、一体どうなるのだ?この夫婦」という様態を呈し、もうなんかどうしようもない状態へと走るんですが、その走り方がかなり迷走。しかもそれがすべて作者の計算された迷走。それがこの本の魅力のひとつなのかもしれなともとれます。登場人物の相手をコントロールしようとするその心理戦についてけない。それでも耐えて読んだのは、「最後はどうなるのだ?」の一言。エンディングに結構うなります。「ええっ!こう来るか」となりました。

ホンマに振り回されるんです。登場人物たちも、読者も。
「その腹に一物もったものいくつあんのんや?」と言いたくなるぐらい、evilでcunning。よくぞここまで書いたもんだ。

悪意で人とコントロールしようとして、コントロールできない(当たり前なんですが)。思いもしない展開が待っていてそして崩壊。でもまだエンディングが待っています。一体夫婦ってなんだ?どこまでが仮面で、どこまでが本気で、どこまで相手を束縛しているのだろうか?とちょっと考えてしまう。

この本はそのへんに存在する男女のフツ―の関係、カップル特有の儀式を「ちょっと大げさにしたら事件になった」ともとれるところに不気味さがあります。お互いに「こうあるべき」感が強くなるとこうなるよって言われてるようです。こわい~。

読んで思ったのは、何よりも怖いのは人間の悪意だなあと。そして人間は思い通りになっているようで、思い通りにならないってことですね。

ベストセラーで、話のつなぎ方に驚き、作者の頭の切れも感じたけど、読んだ後に「事件は解決した」と思わせるようなミステリーではなかったです。考えさせられる。

でも、ここまで読者を迷走させてquirkyな気分にさせるという意味ではこの小説は成功しているのではとも思いました。以前に読んだミステリー「Still Missling」もかなりショッキングな内容で「うわあ」と思ったけど、あれはこれに比べたら直球でした(笑)これは変化球。しかもかなりカーブがある。

ある意味どんでん返しがたくさんあるので、先が読めません。これは評価が分かれる作品じゃないかと思いました。

英語は★3つ半ぐらいの感じじゃないかと思いました。内容はわかりにくいわけじゃないけどそんなに速くは読めませんでした。セリフも多いけど、心理描写が多いからでしょうか。ベストセラーでヤングアダルトや、Chick Litじゃないとそんなにサクサクは読める作品は多くないってことですね。話が入り組んでるからこそヒットする理由があるんですもんね。あ、例外もありますね。この作品アメリカアマゾンで一時は1位にもなってたけど、例のあれにまた盛り返されてランク落としてましたね(笑)

次はさわやかなのがいいなあ。


The Red Queen
The Red Queen
クチコミを見る
Author:Philippa Gregory
Period:July25th~August 11th 2012
Category: History based fiction
Pages: 422
pages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

Paperback
2012年読書合計56冊目  忘れるので全部の合算を書くことにしました。(目読書+耳読書+裏読書)

「せっかくイギリスを旅するので、ここは超イギリスっぽいもの」をチョイスして歴史大作に挑戦。この人の作品で一番有名なのが、映画化されて「The Other Boleyn girl」(邦題「ブーリン家の姉妹」)です。
これはどこまでも自分の趣味です。万人におすすめできないかな?でも読みにくというほどでもないです。イギリス好きな人なら大丈夫だと思います。

私が歴史好きなのを知っている英語ネイティブの方々が、前から「Phillipa Gregoryなんかいいじゃないの?」とすすめられてたんですが、ちょっと自分の英語力がつくまで待っていた作品たちです。

実はこれ「Cousin's War」シリーズの2作目でした。1作目は「The White Queen」3作目が「The Lady of the Rivers」です。どの本も表紙の女性が主人公で、他の二人はこの本にも登場してくるので、かなり絡みがあって、その主人公の側面から見た「薔薇戦争」の様子がわかりそうです。なんとかがんばって3冊よもうかなと思っています。

旅行中にちょこちょこ読んだので(主にイギリスの電車の中)疲れていたのもあったのか、どうも10ページ枚に睡魔が襲う~。でも最後の200ページは100ページずつ2日で読みました。ラスト50ページは具体的に薔薇戦争の緊迫感が伝わってきたのもちょっと眠気がさめました(笑)

英語は難易度は★3つぐらいだと思うのですが、イギリス史を知らないと登場人物が「???」となるのでは?と思い4つにしときました。よく昔の小説を読んだりするとtomorrowがmorrowになってたりするんですが、これはちゃんとtomorrowで現代風に読みやすいようにしてるんでしょうかね?

このお話は悪王とよく言われているリチャード3世と王位を疑問視されているヘンリー7世の「いとこ戦争」日本では「薔薇戦争」のことをかなり詳しく知ることができます。日本で薔薇と習うのは、ヨーク側とランカシャー側の紋章が白バラと赤バラに分かれているというところから来ています。血みどろの王位継承争奪戦。やたらに王様が乱立してややこしいったらありゃしない。別の持ってる家系図見ながら読みました。→それが結構好きだったりする。

この本は史実をもとにして作者が肉付けしたフィクションですが、かなり綿密な下調べがされいるのが特徴じゃないかなと思いました。なぜなら、巻末に著者がこの本を書き上げるために読んだ本なんと36冊。素人が専門書をよむのはけっこう大変ですが、こうやって物語に仕立ててまだ読みやすい英語でドラマチックに語ってもらえるのは素晴らしいなと思いました。私がイギリス中世に興味を持ったときにはまだこの著者の作品はありませんでした。だから読めてうれしいです。

旅行で英語読書がかなりい予定をビハインド。まあ仕方ない。無理は禁物ですしね。目読書は目をいたわりながら読むことにしました。

次は読みかけのアメリカでのベストセラー「Gone Girl」の続きを読みたいと思います。これ、
Gone Girl
Gone Girl
クチコミを見る
PBと両方読もうと思ってわざわざ重いのにKindleイギリスまで持って行ったのに。ほとんど読めませんでした(涙)今半分ぐらいなのであと200ページぐらいをクライマックスに向かって読み進みたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。今日はもう一本Upしますよ~。

The Good, the Bad and the Dumped
The Good, the Bad and the Dumped
クチコミを見る
写真はPB版です。
実際はU.S.Amazonの(
audible. )でUnabridged版をダウンロードしました。

Author :Jenny Colgan
Period: July 22nd ~ August 8th 2012
Category:Contemporaly  Romance (Chick lit)
Length: 9 hrs and 40 mins (
352 pages


Total recommends:★★☆☆☆
Difficulty:★★★☆☆(耳読書としての難易度です)
Story:★☆☆☆☆
Can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

このAudibleは実はイギリス出発ぎりぎりに聴き終りそうだったんです。帰ってきて残りの40分ほどを8日に聴き終りました。2週間ほど間が空いていたんですが、聴くとすっとロンドンにいるような感覚に襲われておもしろかったです。

実際にいろんな英語を聴いた後なのか、オーディブルを聴いていて違和感を感じなくなってました(笑)実際訛りはもっと強い。オーディブルは基本は一人の人の声なので、特にイギリス英語は老若男女の使い分け以外に方言も変えて話してくれるので面白いんですが、やはり一人の人なので限界もある。でもドラマや映画よりは英語を聴く効率は高いですからね。映像は映像で理解できるけど、オーディブルは映像の部分も耳で理解しないといけないので、負荷が高いです。

この話はChick Litらしく、結婚前の女性の揺れ動く気持ちを描いています。以前に同じ作者の話がすごくよかったのでこれも聞いてみたんですが、この話の主人公の気持ちにはあんまりついていけませんでした。わかるけどさ、そこまでしなくてもいいとちゃう?みたいな気持ちで聞いてました。若い独身の女性が聴いたらもっと賛同できるかも~。

「ほんとうにこの人と結婚していいのか?もっといい人がいるんじゃないか?」という婚約後の女性のマリッジブルーの過程を書いているんですが、これの前にきいていた話のほうが(それも私にはいまいちだったけど)まだましでした。前回のJill Mannsellという人はイギリスの本屋さんでも本を見かけました。

でもイギリス行直前だったから、イギリス英語をたくさん聞いとこうという意味で聴きました。さて、イギリスでこれが生きたのだろうか?
でも、帰ってきて、すこし聞いててしんどさがなくなったような気もするのでよしとします。

でもロンドンの知ってる場所が出てきたりすると、やっぱり楽しい。また行きたくなります。きいてて、「ああ、この雑な感じ分かるなあ」とニヤッとしたり。

で、お次もなんだかイギリス英語引き続き聴きたい気持ちなんですが、

なかなかない。

アメリカ英語そろそろ行っとく?どうしようか考え中です
アメリカアマゾンのオーディブルのwish listにたくさんためてあるので、夏らしい作品を選ぼうかなあと考えています。
それと、やっぱり最近年なのか、目がしんどいのでオーディブルが楽。
今年に入って急激にそう感じます。→これだけ本読んでブログ更新してりゃそうだろとうという横やりがはいりそうですね(笑)

アラフォーじゃなくて、アラフィフだしなあ(笑)四十肩じゃなくて五十肩(涙)で片腕もあがらなくて、旅行では苦労しました。いやめげてちゃダメですね。

目をいたわる意味でもやっぱりオーディブルを読書の中心に持っていこうかなあと考え始めました。
それにはもっともっと力つけなくちゃね。読んでなんとなくわかる難度の高い単語を聴いた瞬時にわかる必要がありますからね。

私の場合は1級の語彙の勉強で「耳から」覚えたという経緯があるのでまだましだと思うのですが、ずいぶん抜けてきてるのもあるので、ちょっとがんばらなくちゃ。

しかしオーディブル、3月から始めて目読書を超えてしまいました。今年はじっと本を読む時間も確保するのがムズカシイのもあるんですが、目読書も、実ビジもまたやりたいなあ。→遠い目

とにかく、一緒に楽しくがんばりましょう。
読んでいただきありがとうございました。

このページのトップヘ