英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2013年08月

The White Queen                                 The White Queen

実際はUSアマゾンのaudibleサイト
http://www.audible.com/pd?asin=B004JOZTCCでunabridged版をダウンロードしました。

Author:Philippa Gregory
When:August 12th ~ August 20th 2013
Category: Historical fiction
Pages: 464 pages (14 hours and 58 minutes
)

Total recommends:★★★★★
Difficulty:
★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★☆


英語読書累計 13365 pages  

ばら戦争をまるで見てきたように語るPhilippa Gregoryの真骨頂

これは去年イギリスに行った時に2巻を読んでいて、(1巻だと思って読み始めていた)残りの2巻分をヨークの本屋で買って帰っていました。2巻はね、1巻ほど読み進みませんでした。ちょっと退屈。リベンジだけが目立つ地味な女性象でしたしね。でも1巻のこちらは魔女と異名を持つ成り上がり王妃のお話。かなりドラマチックです。プランタジネット朝は面白い。ドラマがいっぱい。

この間イギリス人の友人が我が家に滞在したときに、持ってきた本が終わってしまったので、私の本棚から積読と知らずにこれをとって読み始めました。でも読み終わらなくて、「帰りの飛行機で読んでね」とあげてしまったので、ふと、「そうだこれ耳読書でどうだろうか?」とサンプルを聴いて決めました。大正解。かえって耳読書できたことに感謝です。友人も続き読んでるかなあ。

この作品のいいところは、アマゾンの書評に書いてあって、なるほどと思ったんですが、「言葉使い」です。

舞台は中世ですが、セリフはまるで今のドラマを見ている感じもあります。現代の作家による中世の再現で、わかりやすく、親近感が持てるようにわざとそのように書かれていると思うのですが、(ちょっと現代的過ぎる感もある(笑))その中にはいわゆる「スラング」がほとんど存在しません。なるべく昔風に、でも今風に。ということは、教科書的な英語に慣れているノンネイティブスピーカーには読み物としてはもってこいなんだなあと聞いていて思いました。

例えば、王の出生に疑問を投げかけるときに、「あの王は実は前王の実の子供ではなく、妃の不倫の結果生まれた子供だ」というくだりで、出てくる言葉はbasterd。でもこれは中世では非摘出子供という意味で使われていたものが、今はあんまりいい言葉じゃなくなったみたいですね。今読んでる目読書でも出てきます。そうやって単語を覚えるのは忘れないけど、時間がかかりますね(笑)普通なら、もっとスラング出てきそうですが、それ以外は出てこない。娼婦もwhoreという言葉しか出てこなかったような気がします。だからある意味わかりやすい。

そういう意味では難しさレベルはそう高くないんですが、難しいなと感じるのはほかの要素。歴史の知識じゃないかと思います。とにかく登場人物が多いので、ややこしいです。同じ名前も多い。私はすでに2巻を読んでいて、同じ時代を違う視点で読んでいるし、もともとイギリス史が好きなので、自分の趣味としてものすごく楽しめましたが、こういうのが好きでなければ読めないかもしれません。でも1巻は知らなくてもかなりドラマチックな感じもするなあ。

史実をもとに、いかにも本人たちを代弁するような語り(実際は本人の語り)で話が進みます。歴史上では意見が分かれる史実もうまくまとまっていて、エピソードにもイギリス史大好きな私は魅了されちゃいました。

英語は勿論イギリス英語ですが、私には心地よい響きでした。

この人の一番有名な作品はこれ。映画化されました。私は飛行機の中で見たことがあります。結構暗いお話。
セレブ俳優の共演で有名になりました。豪華キャスト。二人の女優さんはアメリカ人ですがね。イギリス人に「フィリッパ・グレゴリーの話を読んでいる」と言うと、「ああ、The Other Boleyn Girlの人ね」とよく言われます(笑)

ヘンリー8世は有名ですね。

この本はドラマ化されているので、またチャンスがあれば見たいなあ。Kindleの表紙もドラマ版のようです。実はaudibleもドラマの女優さんのまた違うものです。トレイら―はこれ。見たいなあ。

ケン・フォレットの"The World Without End"も見たいなあ。でもDVD買ってもまた置きっぱなしになるのが目に見えていますしね。

とうことで、引き続き3巻に行こうと思ったんですが、これ。
The Lady of the Rivers
The Lady of the Rivers [ペーパーバック]
でも耳読書で聴くとドラマチックで、ラジオを聴いているような気分にはまっているので、我が家に本があるにも関わらず、耳読書にすることに。今度は確認しようと思えばできる。でも、audibleがなくて、CDだけ。めずらしくCDを購入しました!でもイギリスからの配送なので、2週間は待たないといけない。

そうこうしているうちに、今日聴き終った直接の続編はこっちだということに気が付きました。hinajiroさんがブログで書いてくれてたのになあ。気付くの遅い私です。上のはThe White Queenのお母さんの話。audibleをチェックするとこちらはすぐにダウンロードできる。
これ、
The White Princess
The White Princess [ペーパーバック]
こちらが先に入手できたので、聴こうと思います。
この新作以外は、もう何年も前からずっと読もうと温めていたものです。去年のブクログの本棚にも入れてありました。やっと楽しめるようになって、しかも耳読書でも聴けるようになって嬉しいです。イギリス史が大好きで、イギリスに何度も足を運んで、思いをはせてきました。お城や廃墟もまたまわってみたいとずっと思っています。

また娘と行けるかな。

完全に自分の趣味で、すみません。

英語の勉強は必要だけど、本当は好きな世界にどっぷりつかる時間が欲しいなあとこういうのを読む(聴く)と思いますでもそれでは食べて行けないので仕方ないですねえ。くすん。

では、次はジャーナルUPです。次も長いです(笑)

読んでいただきありがとうございました。


実際はUSアマゾンのaudibleサイト
http://www.audible.com/pd?asin=B00CS961DGでunabridged版をダウンロードしました。

Author:Daniel Silva
When:August 5th ~ August 11th 2013
Category: Thriller
Pages:  498 pages (12 hours and 14 minutes
)

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:
★★★★☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★


英語読書累計 12901 pages  

'Allon is the 21st century Bond - elegantly paced, subtle and well-informed.'' Daily Mail 
アマゾンから引用

21世紀のボンド!今のスパイ物の旬。さすがなお話です。

始めてこの人の作品を読んだんですが、これはシリーズものの13巻目。でも「これが初めてのガブリエルシリーズものでも大丈夫」みたいなのを読んだので、挑戦してみました。

すでにキャラクターの作り込みがしっかりしていて、ものすごく安定感を感じました。なんの知識もなしに読んだんですが、これはスパイものだったんですね。イスラエルの諜報機関きっての切れ者、生ける伝説のスパイ?、ガブリエル・アーロンが渋く活躍します。

スリラーで、ネタバレすると全然面白くなくなるので、言わないでおきますが、ストーリーは最初からテンポが速く、展開も早くてびっくりします。「え?ここでそうなっちゃうの?話がこれで終わらない?え?そんな規模が大きかったの!」と言った感じ。まったくそつがない。私たちにとって非日常の諜報活動を描いているのに、なんだかその辺で起こっているかのように淡々と、ダイナミックに話が進みます。ユダヤ人スパイが主人公なので、イスラエルも出てくるし、ヨーロッパが活動の舞台なので、雰囲気もヨーロッパな感じです。

夏にバカンス先で読むのにもいい感じのお話でした。サマーリーディングにとアマゾンでも謳ってましたね。

最初にアマゾンからデイリーメイルのコピーを引用しましたが、私の中ではダニエル・クレイグが動いてしまっています(笑)そう、まさに007を冷静沈着にしたイメージです。だってボンド以外にも、映画「ミュンヘン」でスパイ役してましたしね(笑)実際の外見はカーリーヘアみたいなので、違うかな。でも、ボンドと違って女癖が悪くなくて、一途なところが好感持てました。ずるさがない。

半分ぐらい聞いたところで、夫にそれまでのあらすじを教えてあげると「それはかなりおもろそうやな」と言っていました。→ジェームズ・ボンド大好き。このお話は先が読めないという意味での面白さがあると思います。ミーハーな感じは全然なくて、ハードボイルドの中にあったかいハートが時折感じられるというお話でした。尋問したりするシーンはちょっと怖かったです。

しかし、audibleで聞くと、最初はかなり難しく感じました。ナレーターは有名な人みたいで、この人に朗読してもらうのはけっこう名誉なこと見たいです。ナレーションはほんとに渋ーい感じ。でもノン・ネイティブスピーカーの私にはけっこうタフでした。がんばって聞きました。だから★は4つにしときました。

明日は子供のためにお出かけするので、残り少ないこの作品が途中で終わると悲しいので、急いでこの作品を聴き終わりました。次のダウンロードしなくっちゃ。次は目読書にしようと思っていたものに耳読書で挑戦してみようと思います。でもまたうわの空で話をきかないと悪いので、遠慮気味にしようと思っています。明日は読書について質問をいただいたので、それをUPしますね~。

読んでいただきありがとうございました。
明日もがんばりましょうね。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Orphan Train: A Novel
Orphan Train: A Novel [Kindle版]

Author:Christina Baker Kline
When:July 28th ~ August 7th 2013
Category:Fiction
Pages: 
273
pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:
★★☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★☆☆☆☆

英語読書累計 12403 pages  

今から100年ほど前に実際にアメリカであったお話をもとに作られた物語です。"Orphan Train”、それは1900年代からのアメリカへの移民ラッシュにより生まれた、たくさんの孤児たちがニューヨークの施設から里親を求めて旅立った列車のことです。

アメリカの農村地帯では働き手が必要だったので、労働力となる少年は引き取り手がありました。また、まだおしめも取れていないような小さな子供たちも、子供に恵まれない夫婦に引き取られていきました。でも、親を覚えていて、労働力になりにくい女の子たちで、引き取り手がない場合は、また乗ってきた列車に乗って次の町にいかなければいけません。最後まで残った子供たちはまた元の列車にもどってニューヨークの施設に戻ります。

小さな子供たちは「家族」として扱われたケースもあるものの、たいていの子供たちは「家族」ではなく、「労働力」としてひどい目に遭います。移民としてやってきて、自分たちのルーツも忘れて、アイデンティティを失う子供たち。

主人公の一人はそのOrphan Trainでミネソタに住み着いた90歳を過ぎたVivian。彼女の邸宅に、17歳で里親の元で暮らすMollyが保護観察の一環として、物置の整理の手伝いにやってくることから始まります。

二人で荷物を整理しながら、だんだんとVivianの過去が明らかになっていきます。悲しい過去。

登場人物は架空ですが、史実をもとに丁寧に描かれているお話です。Vivianの少女時代は胸を打たれます。

英語も難しくはなく読みやすかったです。最後も上手な終わり方で涙を誘います。
素直なお話で、感動も呼びますが、欲を言うと、もうちょっとページを割いて後半を盛り上げてほしかったかなと思います。読み始めは「これは久々に★6ついってくれるか?」とも思ったんですが、そこまではドラマチックでもありませんでした。

これを読んで思い出したのがこちら、
The Chaperone
The Chaperone [Kindle版]
これも主人公がOrphan Trainで田舎に引き取られて行ってからの人生が描かれています。話がもっと複雑で大人なお話。

次はもう一人の主人公の17歳のMollyと同じく里親を転々として育った少女のお話。
The Language of Flowers
The Language of Flowers [Kindle版]
これももっと話が複雑でドラマチックです。

この二つを超えることはなかったけど、こういうお話は好きなので、私は楽しみました。

去年の今頃はすでに自分のベスト作品が頭にあったんですが、今年はまだないです。あまりに読みすぎて感覚が麻痺しちゃってるのかも~。まあ、どちらかと言うとエンタ系統や大作が多い今年なので仕方ないですね。いつになく男性作家が多い今年です。去年読みすぎて読むものを選ぶのが大変というのもあるかも(笑)

次は大作。ファンタジーを読み始めました。でも今年は他の取り組みができてからのご褒美の読書なので、なかなか進みません。でもできるだけ楽しみたいです。

今日は家族でお墓参りに行ったので、暑さでへとへとになりました。夕方は盆踊りで子供がお友達を引き連れて我が家にお泊りです。ベッドルームで女の子で女子会中です(ピノも含む)うれしそうな娘を見るのは母もうれしい。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

The Cuckoo's Calling         The Cuckoo's Calling (Cormoran Strike)                   The Cuckoo's Calling
The Cuckoo's Calling [ハードカバー]
The Cuckoo's Calling (Cormoran Strike) [Kindle版]          
The Cuckoo's Calling [CD]

実際はUSアマゾンのaudibleサイト
http://www.audible.com/pd?asin=B00CS522EWでunabridged版をダウンロードしました。

Author:Robert Galbraith  or  J.K.Rolling
When:July 26th~ August 4th 2013
Category: MystePages:  464  pages (15 hours and 53 minutes
)

Total recommends:★★★★★
Difficulty:
★★★★☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★

英語読書累計 12130 pages  

「ハリポタ」作者のJ.K.Rollingが当初男性の偽名を使って、1500部売った後にばれて、そのとたん売り上げが150,000%に激増した話題のミステリー。

ある日ロンドンの高級フラットで、今を時めくスーパーモデルがバルコニーから落ちて死亡した。はたしてそれは自殺なのか、それとも・・・。

ひさびさに「この先どうなるのだ?犯人は?」とミステリーの醍醐味を味わいました。面白かったです。

特筆すべきは、もうナレーションのすごいこと。今までもたくさんイギリス系のaudibleを聞き続けてきましたが、このaudibleのナレショーンは私にとっては5本の指に確実にはいるほど、うまいと思いました。

特にイギリス版はアクセントが命。ロンドンに始まり、コックニーや、ウエルッシュや、スコッテイッシュ、ヨークシャーに、ランカスター、グラスゴーもあったな。ああ、アイリッシュ訛りもありますね。上げるときりがないし、階級でも違うんですよね。BBC流ってのも昔きいたことがあるほどですからね。そのうえ、外国語訛りも多いです。インド訛りとか、ヨーロッパ訛り。今回はジャマイカ訛りもありました。それらが魅力の一つでもあります。私はアクセントの違いを楽しむことはできているとは思いますが、場所までは確定できません(笑)

本当に一人の人が読んでいるのだろうかと思うほどでした。

ハリポタでも同じような感覚を持ったのですが、セリフがすごく生き生きしています。これは「大人向き小説」第2弾
なので、言葉遣いも上品じゃないのがバンバン出てきます。ロンドンの下町の話し方なんでしょうが、ものすごく感じが出てるなあ。

前の作品もBBCでドラマ化されるとのことですが、これも映画化かドラマ化されるんじゃないか?と言うような作りです。ものすごく映像が巡るような感じです。やっぱりさすがだなあというのが素直な感想。キャラクターの作り込みも十分でした。

主人公の私立探偵コムランはグラミーを取るようなスーパースターの落しだね。でも父とは2度ほどしかあったことがない。オックスフォードを中退後、志願したアフガニスタンで足を切断してしまった退役軍人というキャリアを持っていますが、(この作品で偽名が発覚した後、賠償金みたいなものをもらったローリング氏は、そのお金を全部「アフガンの兵士のために使って」とすべて寄付した記事があったような気がします)ボクシングの経験もあって、体が大きい。でも心は温かい。死んだ母と殺された被害者が時々重なり、どんな死に対しても敬意を払える人物。推理もずば抜けていますが、人間味があって他の探偵像とはまた違う像を描くのに成功しているのではと思いました。

その彼の事務所に短期の派遣社員としてやってきた秘書のロビン。同郷のフィアンセとロンドンにやってきたヨークシャー出身のやさしい女性ですが、探偵業とコムランに興味を持ち、契約が切れてもひそかに仕事をつづけ、コムランも驚くほどの才能を発揮します。この二人のちょっとお人よしなキャラクターが残酷な殺人や、人々の欲望渦巻く世界に対してうまい緩衝材となっています。時にコミカルさが出るのもかわいかったです。

難しさレベルは耳読書では5つです。かなり。目読書だと3,5~4の感じだと思うので、今回は4にしてみました。なんでかと言うと、今までで一番聞き直しが多かったからです。でも魅力的なお話なのでなんとか食いついていけました。

普段はながらが多いので巻き戻しとかをあまりしない方なんですが、これは別。ipodには30秒の巻き戻ししかないので、それを使って、特にセリフの部分は聞き返したものが多かったです。

理由は「アクセント」です。1回目でとらえきれない癖の強いセリフはもう一回聞き返して、自分が判断した内容と間違っていないか確認する感じできいて行きました。謎解きですしね。ミステリーは伏線が命。耳読書では紙ベースと違って、ずっと前の内容を確認しにくいです。実はkindleもしにくいので、私はほとんどもどらないです。あ、でも紙もそんなにもどらないな・・・。これは略語や俗語も多いので、辞書機能もお手上げのってのも多いかも。

でもそのアクセントの強いいろんなイギリス英語を聴けるのがaudibleの魅力です。vivid感が全然違う。この作品に関しては白黒とカラーの違いぐらいあるかもしれません。

ストーリーはいろんな人の証言で一つの殺人現場を何度も再生してくれるので、わかりやすいといえばわかりやすかったです。主人公のコムラン・ストライクは結構早い時点で犯人が分かっているみたいな展開なので、途中から読む速度が上がると思います。謎解きをするくだりはやっぱりおもしろい。私は犯人がけっこうわかってしまうことも多いのですが、これは最後まで撹乱してくれて面白いです。でも「やっぱりなあ」となりました。それでも面白いのには変わりありません。まあ不必要なところまで伏線がはられている気もしますが。

私がこの話をとても楽しめたのは、病的な心理的な怖さが全面に出てなくて、純粋に殺人事件を解くという、そのオーソドックスさがよかったからです。小学生のころに探偵ものを読んだ時のちょっとしたワクワク感さえ感じました。最後はシリーズ化されることをにおわす終わり方でした。

蛇足ですが、このタイトルCuckooがついていますが、これ、鳥の「カッコウ」と「まともじゃない、狂気の」と他の巣に卵を産み付ける、寄生というのがうまく絡み合っている意味深なタイトルなんだと思いました。いや、実は私の頭にこだましたのは、

「だ~れ~が殺したクック・ロビン」です(汗)いかん、ミーハーすぎる・・・。いや、笑ってる人がいるはずだ・・・。「あ、それ」まではつけないでおきますね。なんの話や。

重要な役柄の女性の名前ロビンなんですよねえ。いや、クックロビンは勝手に頭にこだましただけですが(笑)

これ、確かUSアマゾンの書評を読んでいた時に、この単語見て共著じゃなくて、そうなのかとわかったんですが、

pseudonym 英検1級単語ですね。

同義語が他にもたくさんありますね。スパイの時は違う単語。そんなの知ってて役に立つのはやっぱり読書ぐらいでしょうか(笑)

次もまた評判のよさそうなミステリーにしようかなあと思っています。

読んでいただきありがとうございました。
明日もがんばりましょうね。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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