英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2014年12月

Author: Lucinda Riley
Category:Dual time story (Historical )

Total recommends:★★ 
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
☆☆☆☆  
Romance-packed-degree:
★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

舞台はアイルランド。アメリカで恋人と住んでいた主人公はある事件をきっかけに彼の元を去りふるさとのアイルランドの両親の家に帰って来た。ある早朝のランニング中に、崖に一人佇む少女を見つける。崖を漂うように歩き、危うく落ちそうになるところを助けた彼女は、そこから徐々に少女と話を交わすようになる。8歳の少女は学校にもいかず、忙しい父親のもと、一人寂しく過ごしていた。それをきいた主人公の母親は「あの屋敷には近づかないで欲しい」と懇願した。過去に何があったのか、徐々にその謎があきらかになっていく。

この著者の作品は2作目です。やっぱり前の世代に何か絡みがあって、現代にそれが解決されるというお話です。二つの世代でヒロインが苦しみながらも未来をつかもうと、健気に生きていくというお話がすきな私。

実は今の時点でこの著者の作品は3作読みましたが、3冊中ではこの本が一番インパクトが弱いです。だからといって楽しめないわけでもないです。読みやすさ、時代の設定、舞台は完全に自分の好みなので、また全作品制覇しようかなと思っています。

英語は読みやすい方だと思います。会話文も多い。読んでいて描写が続くと、それをイメージする力をたくさん必要とするので、会話文やモノローグの多いものが読みやすいものではないかと思います。この人の作品はヒストリカルというよりは、人間関係に重きを置いているので、読みやすほうだと思います。

こうやってお気に入りの作家が増えていくので、読む本を探す時間も以前より減ったかも。誰かの新作がでてたりするとそれを読むというサイクルがけっこう出来上がってきています。

同じ傾向の作品を読むのは善し悪しがもちろんあると思いますが、その分野に関してはかなり深い理解も得られるという利点もあります。ミステリー、アドベンチャー、ロマンスとか自分の得意分野を作るのはいいことだと思っています。好きこそもののですからね。

どうも、今年中に今年読んだ本の読書日記を書き終わりそうにないですね。本当は過去に読んだ作品、別のブログでUPしていたものもここに統合してまとめたいなあと思っていたんですが、なかなかできないですね。でも、自分が数年前に読んだ本が映画化されたりして話題になると、その記事のアクセスが増えます。そういう意味では自分のブログが役に立ってるんだと思えてかいた甲斐があります。 

読んでいただきありがとうござます。 

Author:George R.R.Martin
Category:Fantasy

Total recommends:★★☆☆ 
Difficulty:★★
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
☆☆☆☆☆  
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆☆  
Adventure-packed -degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

ご存知Game of Thronesの第4巻です。やっぱり長いお話。長いお話と言えば、ケン・フォレットですが、ファンタジーの分野ではこの人のが一番長いんじゃないか?とにかく細かいところまで書き込んでいく勢いがあります。

普段ドラマを見る直前に耳で聞いて予習するタイアップ方式で読んでるんですが、シーズン4はアメリカで今年の春にオンエアされてから、DVD化はアメリカでも来年の2月です。実は字幕なしだけど、ドラマを見るチャンスを与えられたので、まずは原作に取り掛かりました。30時間はゆうにあったような。覚えていない。字幕なしに備えようと今回はこれを2回繰り返して聞くという暴挙に出ました。だから60時間ぐらい費やしたことになります。それを2冊と数えてもいいのかもしれないけど、読んだ冊数を稼ぐために本を読んでるわけでもないですからね。ページで行くと1600~2000ページコースかも。それかける2。audibleだからできただけですね。あはは。

7王国のそれぞれの行方が描かれていくんですが、新しいキャラクターも登場。だからますますややこしいですね。この巻ではなんと、ドラマでも男性にダントツ人気のヒロイン、デナちゃんが全く出てきません。ファンが怒るぞ。中心はラニスター一族です。宮中の陰謀数術が延々と続く感じです。

わかってはいたんですが、ドラマを見たときに、「ドラマのシーズン4はほぼ3巻のみ」と気がつきました。2回も聞いたのになあ。まあいいか。3巻からドラマと原作はずれて行く感じです。

これはシーズン4のトレイラーですね。ご存知ない方いらしたらいけないので、一応これの原作だということお知らせしときます。わたしは普段ドラマをなかなか続けて見れません。仕事のない長期休暇が中心です。これは例外となりました。週末になるべく集中させて時間を作って見ました。字幕なしでもだんだん慣れるもんなんだと思いました。イギリス英語ですが、北のアクセントがメインなので、なかなか手ごわいです。

4巻は、いままでで一番中だるみする感じではないかと思いました。どこまで引っ張るのだ?まだ新しいキャラが出てくるのか?でもここまできたらもうやめられないです。最後まで付き合おうかなとは思っています。

とにかく長い。

Author:Mrrilynne Robinson
Category:Fiction 


Total recommends:
★★☆☆☆ 
Difficulty:
★★☆☆ 
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
☆☆☆☆☆  
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆☆  
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆☆

このお話はたしかライフハックというサイトで「読むべき本」のリストの中から選んだものです。数十年前のアメリカが舞台で、ある孤児の女の子と、牧師の交流と愛を描いたもの。普段つい読んでしまうエンタ系とは違い、これは文学の香りがします。読んだ人の評価もかなり高かったので、読み始めました。

孤児の女の子の半生を描いているんですが、audiobookで聞いたのもあるのか、同じ主人公の場面が続くので、普段読む好みのデュアルタイムストーリーよりはわかりやすいはずなんですが、時代が行ったり来たりして、なんだかすごくわかりにくかったです。主人公が大人のシーンだと思ったら、急に少女のシーンにもどったり、逆だったりもしました。

文体も舞台の時代を意識してか、あまりやわらかくありません。そういう意味では俗っぽい言葉が少ないので読みやすいかな。すごく真面目なお話です。宗教を扱っているので、そこも私の理解が足りなかったのかも。

聞いていて淡々と進むので、半分でいったんやめてほかの作品を聞いてからまた聞きました。途中までで終わらせるのもなんかもったいなかったから。

どうしても気がそがれるものは、スルーして読まないこともあります。これも英語が難しいわけでもなく、知らない単語がそれほど出てこないのに読みにくかったもののひとつだと思います。たまーにまだそういうのに出会います。本を選ぶのは一苦労ですよね。でも楽しめることが大事なので無理もあまりしなくてもいいと思います。日本語の本でも同じですからね。

これは私の理解が足りないというおすすめ度なので、人によってはいい作品になるのではと思います。

1月4日追記:お恥ずかしい話ですが、この著者がノーベル文学賞受賞者だとは気がつきませんでした。今日気がついた。どうりで文学だと思った次第です。文学に心沸き立たなかった私ですね(笑)

Author:Andy Weir
Category: Ficiton SF
Pages:


Total recommends:
★★★★★
Difficulty: 
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★ 
Romance-packed-degree:☆☆☆☆   
Adventure-packed -degree:
★★★★★★
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆      

ひさびさのアドベンチャーもの。しかもSFです。audibleのサイトを彷徨っていたら、これ見つけたと思います。audibleとして評価が高い、すなわちナレーションがうまいもののひとつのようだったし、作品自体の評価も高評価だったので、たまにはマイケルクライトンばりのものも読みたいなと思ってダウンロードしました。

止まりませんよ。おもしろーい。案外こういうの見つけるのに苦労するんですよ。これは超オススメ。

まあよくもここまで考えたものだというぐらいすごいです。 タイトルは「火星人」とあるのがご愛嬌なんですが、実は有人火星探査で一人置き去りになった宇宙飛行士のサバイバルストーリーです。果たして主人公は生きて地球に帰ることができるのか?

こういうのは、科学的な真偽が必要なので、本物らしく物語を書くのがとても苦労するんだろうなと思いますが、それを凌駕するかのごとくの面白さでした。私のような科学音痴の素人でも楽しめました。 息つく暇もないようなパニックの連続だったりもするんですが、それを主人公が知恵と勇気を振り絞ってなんとか解決しようとするところに面白さがあります。

展開が早く、面白すぎるので、これは映画化されるだろうと調べたら、マット・ディモン主演で映画化決定だという記事を見つけました。うまくつくってよ。

英語はとってもアメリカンな兄ちゃんでした。たしかに上手です。主人公はウィットに富んでいて、すごく好感が持てます。パニックシーンでもちょっとした冗談が交えてあったりもする。

ノンストップのページーターナーならこれが今年は一番かも。老若男女楽しめる作品だと思います。

Author:KarenMacQuestion
Category:Romance
Pages:


Total recommends:
★★★
Difficulty:☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★★    
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆    

何か軽く読めるものはないかなあとアメリカアマゾンをうろうろしていた時にキンドルでその時けっこう売れていた本だったらしく、犬のアップに惹かれて読み出した作品です。犬を飼い出してから、犬ラブなので、犬モノに弱い私です。さっと読めて、ロマンスを楽しめるやさしい本でした。英語も読みやすかったです。

妻を突然なくした主人公は高校生の娘と、愛犬一匹と暮らしていた。犬は妻がこよなく可愛がっていて、とても性格のいい犬だった。しかし、ある日ふとしたすきに、家の前で酔っぱらいの若者にその愛犬が連れ去られてしまう。必死に捜す父と娘だったか、犬の行方はわからないままだった。

舞台は変わって夫の浮気で離婚したもうひとりの主人公の女性。不動産会社に勤めていて、あるときテナントの管理人から苦情の電話をもらったので、たまたま彼女が出かける羽目に。雪の降る寒さの中、ベランダに太い鎖でがんじがらめにされて、ほったらかされた犬が悲しそうに座っているのを見つけた。あきらかに虐待されている様子だったので、いたたまれず犬を連れて帰ることにした。

犬が縁になるかわいい話ですが、すれ違いが続くので、それが面白かったです。とにかく犬がかわいい。お話もとってもあたたかいハッピーエンドです。こういうのもいいですねえ。

たしか200ページ台だったので、多読の読みやすいものをおさがしで、子供向けじゃなくても読めるやさしいものを探している人にオススメ。マッコーバーの本に共通する読みやすさでした。



Author:Deborah Harkness
Category: Fantasy

Total recommends:
★★★☆☆  
Difficulty:★★★★☆ 
Story:★★★☆☆  
Can't-sleep-degree:★★★☆☆ 
Romance-packed-degree:★★☆☆ 
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:★★☆☆

トリロジー(三部作)のトリです。映画化も決定のはずの最終回。魔女もバンパイアも、デーモンも龍も、お約束のものはすべて出てくる大人の女性を意識したファンタジーロマンス。作者は大学の教授でもあったと思うので、でティールも隙がない。完璧な感じです。

でも、その完璧さが面白さを生むかどうかはまた別。最後までストーリーを知りたくて読みましたが、昔、「トワイライト」を読んだ頃の自分なら喜んだかもしれないなとは思いました。それを大人版にしたようなお話だと思います。登場人物はみな金持ち過ぎるのも玉に瑕ですね(笑)最近そういうの流行ってるからしかたないですね。物語は憧れを反映するものでもあるから。

面白い要素はすべて盛り込んであるのに、なぜ自分の中で盛り上がらなかったのかというと、主人公が完璧すぎる、守るヒーローが完璧すぎる。といっても、主人公たちは悪者にこてんぱんにやられるんですが、それでもまだその完璧さは拭えないのが残念でした。最終巻ではバンパイアがほんとに死ぬ瀬戸際までやられてしまうんですが、それまで無敵に近い完璧さだったので、かえって興ざめでした。今更って感じ。

困ったときにどこからともなく魔法や、幽霊がなんとなくしてくれるってのがやっぱり都合が良すぎます。ストーリー運びもちょっと安楽。主人公がいろんなスーパー能力を身につけすぎ。キャラクターの書き込みが浅くて、感情移入しにくいです。登場人物多すぎかも。

それなりにストーリーは楽しみましたが、書いてみるとちょっとひどいですね。すみません。私たいていのものは楽しんで読むので、滅多にこんなことはないんですが。ファンタジーも好きだしなあ。

でも映画は見てみよっと(笑)映像では面白くなるかも。


 

Author:Colleen Hoover
Category: Romance

Total recommends:★★★★☆ 
Difficulty:★★☆☆☆ 
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★★☆☆ 
Romance-packed-degree:★★★★★★★ (very hot)
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:★★★☆☆

熱いラブストーリーを読みたければこの人なんですが、ちょっと前から読者の成長に合わせてなのか、もう火傷しそうなぐらい熱いです。それを覚悟で読んだほうがいいです(笑)間髪入れずに濡れ場がやってきます。試験勉強ばかりしたあととかに、すぐに読めるロマンスなんかを選ぶこともあるんですが、たまたまこれをaudibleで聞いて、聞く場所を選ぶぞと思った程です。 

でも、ただえっちなだけだったらこの人の作品はこれほど人気を集めません。骨太なストーリーで、グイグイっと読者を引っ張る力は健在。心に傷を持つ主人公の癒しと再生を描き出すのはどの作品も同じです。熱い話によくあるんですが、これも愛とセックスは同位という構造を持ちます。女性のロマンスはそういうのが多いです。一途な愛というのは永遠のテーマですもんね。物語はそうでなくっちゃ。

人気の出る方法がわかっているかのような怒涛の書きぶりに完敗しました。これは若い女性が夢中になって読むんじゃないかなあ。この間再度読んだヒストリカルロマンスの"Outlander”に共通する愛のシーンです。こっちは若い子版って感じ。あっという間に聴き終わりました。

よんだら案外スカッとした感じです。多読で一気に読める本の一つかも。非常に読みやすいです。先にすすみたくなること請け合い(笑)

最後はちょっと感動すらします。★3つか4つのところを「読み進むでしょう」度に軍配をあげて4つにしときました。

Author:Lusinda Riley
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★  
Difficulty:★★☆☆ 
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★★  
Romance-packed-degree:★★★★    
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:★★☆☆  

舞台がイギリスでお屋敷が出てきて、ちょっと歴史が絡むとすぐに読み始めてしまう私です。これも現代との絡みのあるデュアルタイムストーリーです。

フランス人の夫と子供とともにフランスに暮らす主人公は、世界を飛び回るピアニストだったが、公演中に夫と子供を自動車事故で一度になくしてからはピアノに触れることもなく、故郷のイギリスの姉のそばのコテージを借りて心の傷が癒されることもなく、ひっそりと暮らしていた。ふと通りかかったマナーハウス、そこは彼女の祖父が庭師として暮らしていた屋敷だった。そこで屋敷を継いだ男性と出会う。彼は先代の当主の甥だった。先代に子供がいなかったので、一番近い親族として屋敷を引き継いだのだが、屋敷は維持することが難しく、手放すためにそこに滞在しているところだった。

ふたりの出会いを境に、過去に起こった悲劇が徐々にあきらかになっていく。

戦争を挟んでいるので、舞台はタイにも移ります。イギリスの石造りの屋敷と広大な緑の庭と、南の国の花の香りあふれるトロピカルな風景と、フランスの田舎と舞台は主に3つです。そのコントラストも面白いです。

この著者の作品はこれが初めて手にとったものですが、自分の好みの範疇に入っているのでストーリーを楽しみました。

この人の作品はヒストリカルで、お屋敷が出てきて、豪華な感じが味わえます。貴族階級のタイトルを重視しながらも、実は貴族といっても財産を手放さないといけない危うさも描きます。そしてブルジョアな感じ。やっぱりお金かというところもあります。そこは現代っぽい。

愛があると思った結婚が破綻していく、愛さえあれば生きてけると思った人生だけど、それだけが手に入らないというそれぞれの人生を描きながら、それでも先祖代々伝わる屋敷は深く、静かに佇むだけ。

その思いを現代の主人公が繋げる役をになっている。その構図はやっぱり読んでいていいものです。 

Author:Kathleen Tessaro
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★★  
Difficulty:★★☆☆ 
Story:★★★★  
Can't-sleep-degree:★★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★★★    
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:★★★☆☆

ロンドンに夫とふたりで暮らす主人公がある日突然受け取ったのは、パリで亡くなった身寄りのない女性の遺言状だった。全く身に覚えもなく、全く知らない女性から莫大な財産を受け継ぐことになった主人公は、夫の浮気に気づいた時、飛び出すように、単身パリへと赴く決心をした。

これも女性ふたりのデュアルタイムストーリーです。最初の舞台ニューヨークで孤児の少女だった女性がなぜパリで人生を終わるのか、そしてイギリスの女性になぜ財産を残すのかが丁寧に描かれています。

過去からの無言のメッセージを受け取ったとき、現代に生きる主人公は新たな気持ちで旅立つことができる。この構図は多くの作品が持っているものですが、これも同じ路線。でもそれが王道で、そういう結末を体感したくて読者が読んでいるのを作者はわかっている。いいですね。わたしもその一人です。

デュアルタイムの難しさは、舞台が最低でも二つで同時並行でストーリーが進むことです。そして時代を隔てているのも難しいのではないかと思います。最初はどう関係するのか全くわかりません。それが急にクロスするところに面白さがあります。途中で真実が明るみになるんですが、そのストーリーラインにちょっと感動しました。

英語は普通だと思いました。舞台がパリなので、audiobookだと、フランス語訛りの英語も聞けます。

これを読んで連想する作品は
これはデュアルタイムとは言えませんが、テーマが古着。小道具に香水がでてくるのと、フランスが舞台になるという意味で雰囲気がちょっと似ています。

これは絵画が小道具。戦争が出てくるのも共通しています。

どちらもちょっと哀しさを漂わす感じのしっとりした作りです。わたしは匂いに敏感なので、香水はあまり興味がないのですが、これを読んで面白いなと思いました。

女性が悩みながら、悲しい過去を背負いながら生きていく。そのことが最後になって愛情として溢れ出す構図で、とても読み応えがありました。女性の作家が女性のために描いたストーリーが好きな私ですが、好きなのは、読んでいて、作者から読者へ、作品を通して熱いエールを感じるものです。

「がんばってるね」というメッセージ。そして人間は癒されるものなのだということが文から溢れ出るもの。

 これも好きな作品となりました。


Author:Santa Montefiore
Category:Romance
Pages:


Total recommends:
★★★★  
Difficulty:
★★☆☆ 
Story:★★★★  
Can't-sleep-degree:★★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★★★    
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:
★★★☆☆

夏の旅行に持って行って読むんだったらこういうのって感じの本です。読みやすくて、ロマンスがあって。先が読めるところもあってもいいじゃないの。と思えるやさしい本でした。先読みできても、よほどのことがなければ「なんだ」と思わないたちですが、これもそういう感じの本でした。いいのよ、楽しいんだから。

この本は数年前にイギリスに行った時に本屋でいろいろ購入した中の1冊です。本屋に行くと売れ筋がわかりやすいのでいいですね。でも他の人の評価はわからないので、ハズレもあったんですが、これはあたりの1冊でした。イタリアとイギリスのお屋敷が舞台です。そういうのが好き。読みやすかったので、タドキスト読みで、あ、ここでは辞書なしでってことですが、10時間もかからなかった記憶があります。数日で読めました。だからホリディリーディングにはいいですね。

舞台はイタリア、母が駆け落ちしてしまって、のんだくれの父と残された主人公の少女は、一人憧れの屋敷を覗いていた。そこに絵から出てきたようなハンサムで明るい青年が屋敷の中から現れて招き入れてくれる。少女の初恋。イタリアでも有数の有力者の青年は心やさしく妹のように少女をかわいがってくれるが、やがて青年はアメリカの大学院へと旅立ってしまう。

とまあ触りはここまでにしときますが、舞台はイギリスの方が多いです。イギリスの古い洋館をB&Bとして営む女性が中心。

謎が一気に最後に明るみに出ます。これも読了感は爽やかでした。

ロマンス好きです。憧れを描き出して、それを読むのはいいことだと思います。あたたかいロマンスを読むとこころやすらぎますね。殺伐としたお話の後にはこういううっとりするのを持ってこなくっちゃ。 

一気に読書日記書いてます。ぜいぜい。あと何冊あるかな・・・。 

Author:Katherine Webb
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★  
Difficulty:
★★★☆☆ 
Story:★★★★ 
Can't-sleep-degree:★★★★  
Romance-packed-degree:★★★☆☆   
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:
★★★★   

お気に入りの作家の一人です。普段はデュアルタイムストーリー(二つの時代を書く話)です。これもいわゆるデュアルタイムとも言えますが、空いている時代が数年。だからヒストリカルといったほうがいいかも。

家族を亡くし、ロンドンで住み込みの家庭教師として働いていた主人公が、出入りの酒問屋を営む男性に見初められて結婚する。男性の住む街に越してきた。ある日、
地元の屋敷に住む貴族の親子とそのメイドは彼女を見て驚愕する。主人公は何年も前に駆け落ちして行方不明になった貴族の婚約者だった女性に瓜二つだったのだ。

メイドの女性も重要な役割を果たします。わたしはかなり面白かったです。 

イギリスの1900年代はじめの濃厚な感じを堪能したければうってつけです。 しかも時代の暗さも滲み出るし、作品が非常に表情豊かだとおもいます。登場人物の情感がうまく描かれているので、非常にドラマチックに話が進みます。

この人を知ったのはもちろん好きな作家ケイト・モートンからです。似たような話をおすすめされるので読み始めました。

ケイト・モートンと比較するとキャサリン・ウェブのほうが情緒的です。 どちらも好きです。どちらもその時代をうまく描いてくれて、まるでその時代にトリップできるような気分でその世界を堪能できます。

タイトルを見て意味がとれなければ、わからないまま読んだほうが楽しめる本です。単語の意味調べない方がミステリーが面白いことを保証します。案外、読了感がさわやかなのもいいです。

What Alice Forgot
What Alice Forgot [ペーパーバック]
Author:Liane Moriarty
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★☆  
Difficulty:
★★★☆☆  
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:★★★★☆

ちょっと順番が前後してます。あとでつけるとこうなる。前の作品より先に読み終わったんですが、見落としていました。

去年ぐらいから大ブレイクしているオーストラリアの作家Liane Moriartyです。この作品でブレイク
その後出す作品すべてがよく読まれているようです。

私が読むのはこれが2作目ですが、やはり、オーストラリアの主婦が主人公。こんどは記憶喪失の女性で、妊娠した頃から記憶が飛んでしまい、10数年後の自分に戸惑いながらも、記憶の飛んだ期間に何が起こったのかを謎解きしていくお話です。

この人のすごいところは、日常を非日常に変える技があります。ふつーに見える家族でも実は蓋をあけるとすごいことが起こっている。wash dirty laundry in publicという表現があるんですが、まさにその感じです。恥というほどではないですが、夫婦関係、親子関係、恋愛関係、ありとあらゆる関係を徐々にさらけ出されていくのを見届けて、最後は収まるところに収まるという技をやってのける著者がすごい。そこが人気の秘訣かも。

これはThe Husband’s Secretに比べれば、どきつさがちょっとましです。でも痛いところをついてくるのは健在。それをコミカルにかけるところが絶妙です。

スパイスのきいたお話を求めているなら、この著者の作品はうってつけかも。 

If I Stay [Kindle版]

Author:
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★☆  
Difficulty:
★★★☆☆
Story:
★★★☆☆ 
Can't-sleep-degree:★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆ 

映画化されてベストセラーになっていた時に読みました。1巻で続きがあります。短いのですぐに読めます。映画のトレイラー貼ってみます。


チェリストを夢見る女の子が家族で車に乗っている時に交通事故に遭い、家族全員がその場で亡くなるなか、本人だけは命を取り留めて救急に運ばれます。意識不明の重体。事故にあった瞬間から本人は幽体離脱した状態で、まわりを眺めている。自分はここに留まるべきなのか、死んだ家族とともに死ぬべきなのか。ということで、タイトルがついたのだと思います。

こういう話は初めてではないです。これもよく似ていました。
これは犯人探しもあったのでミステリーぽくて面白かったです。Sisterという作品が有名な著者。
上の作品のときのも紹介したものですが、これも幽体離脱もの。これは幽霊に近いですね。

これらよりももっとソフトです。10代の読者対象のヤングアダルトですし。

ヤングアダルトは読みやすいといえば読みやすいです。しかし、独特さもあります。まず略語が多かったり、ハイフン形容詞が多かったりします。もちろん現代ものは特に読者を意識して若者言葉をたくさん使うので、その辺は若者でもない、英語ネイティブスピーカーでもない人にとっては、大人のものよりもかえって読みにくいところもあるかもしれません。キャッチーな言葉を使うことに結構気をつかっているところもあるのではないかなと思いました。それを除けば難易度は★2つぐらいかもしれませんが、それを考慮して3つにしときました。あくまでも主観なのでお許しを。

Author:Catherine Ryan Hyde
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★☆  
Difficulty:
★★★☆☆  
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★☆☆  
Romance-packed-degree:☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆  

実は読み終わってから知ったんですが、この著者で有名な作品は「ペイ・フォワード」という作品。映画化されたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。それを聞いてなるほどと思いました。
こちらはわたしは映画で見ました。

さて、本作は、
淡々と話が進むんですが、しっかりした感じのお話です。

子供のいない会計士の男性が飼い犬と猟に出かけた時に、犬が「ここほれわんわん」と示すので見ると、小さな小さな生まれたての赤ちゃんの手が見える。生後まもない赤ん坊が森に捨てられていたのを発見した主人子は病院に赤ちゃんを運びます。その赤ちゃんはなんとか無事に生き延びますが、捨てた母親は子供を捨てた直後に収監された刑務所の中で死んでしまう。そのため赤ちゃんの祖母が引き取って育て始めます。

男性は一瞬赤ちゃんを引き取りたいと思ったが、子供に興味のない妻に遠慮して申し出ることをやめ、誕生日や(実際は発見した日だったと思います)クリスマスに、玄関先にそっとプレゼントを置くことを続けていました。

やがて赤ちゃんは少年になりますが、非行に走ります。 少年院に入った少年に対して定期的に現れたのは祖母よりもその男性。その少年が出所するときに男性は少年を引き取ります。

共通点のないふたりの間にすこしずつできあがる信頼関係。まわりの人間の人間関係と並行して、ふたりの人間関係、少年の成長を描いたお話でした。

超感動というより、静かな感動といったほうが似合うお話。少年を引き取る男性が非常に淡々として落ち着いているのが印象的でした。

英語は読みやすほうだとは思いますが、ちょっと堅さがある感じも受けました。
 


Author:George R.R. Martin

Category:fantasy
Pages:


Total recommends:
★★★★☆  
Difficulty:★★
★★★
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
★★★★★  
Mystery-packed-degree:★★
★☆☆

 
ご存知「ゲーム・オブ・スローンズ」3巻です。かなりページ数が多いので、目で読むと時間かかる。読んでも聞いても難しいです。それでも登場人物を把握しているので随分ましになりました。テレビシリーズとタイアップで読むので描写が難しいところのエピソードをドラマの映像が取り上げていると「ああ、そういうこと」となるので、それも面白いです。

しかしこの大きな構造、登場人物の多さ、話がどう転んでいくかわからない、の三拍子。どの本よりも紆余曲折が多い気がします。

大人のファンタジーと銘打っているので、スケベな描写や残酷な描写もかなり多いです。オブラートで包まないのはリアリティを出したいからかなと思います。

私が好きなのは、残酷で困難な道のりでも、なんとか進んでいく善を象徴する弱者がいることです。物語の中では今のところ悪が圧倒的に強いです。善は小さな小さな灯火のようで、今にも悪の手にかかって消えてしまいそう。いいものはバッタバッタと殺されますしね。そこで、ファンタジーだけど、魔法でなんとかしてもらえないというのがこの作品の人気のひとつなのかもと思いました。

中世を思わせるファンタジーの世界でもやっぱり一番愚かだけど愛おしいのは人間なのだということが伺えます。

この作品は読んだ当時はまだドラマが見れなかったので、アメリカ版のDVDを購入して字幕なしと英語字幕で見ました。ここぐらいからすこしずつドラマと原作が離れた感がありました。

 

Author:Sarah Jio
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★☆  
Difficulty:★★☆☆
☆ 
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:★★
★☆☆

この著者の作品はどても「読みやすい」「長くない」という印象なので、新作が出るとけっこう手に取ります。作者が詳しいようで、アメリカのシアトルが中心の話が多いです。たいてい主人公はニューヨークにいて、シアトルにやってくるというのが定番です。これも同じ。

ニューヨークで傷ついた心が癒されぬまま過ごしていた主人公ですが、ある日自分のおばが亡くなったことを知ります。おばはシアトルで絵本専門の本屋を遺産として彼女に残しますが、その本屋さんは昨今の子供の本離れと、土地開発で、存在が空前の灯。 

シアトルに戻りおばの蔵書をふと手にとると、そこから1通の手紙が出てきます。そこには有名な絵本「Goodnight Moon」の著者からおばにあてた手紙が挟んでありました。Goodnight Moonの絵本ができた由来の家はまさに彼女がいたその部屋だったのです。

そこから主人公の過去の謎を解く旅が始まります。

お話の中には実在する有名な絵本の作者が登場し、最後ではビル・ゲイツも登場します。Goodnight Moonの絵本は実は我が家にもあります。アメリカでは誰もが知ってる本でしょうね。わたしも何度も子供に読み聞かせしたので、とっても愛着をもって読みすすめました。きっとそんな読者が多いのではと思います。

読んでからずいぶんたちますが、けっこう覚えてるもんですねえ。

結末はなかなかよかったです。いろんなデュアルタイムストーリーを読んできたと思うのですが、この人の作品は深いというより、爽やかさが漂う感じに思えます。ひねりは少ないけど、読みやすいのでけっこう読んでます。



AnthonyDoerr

Category:Historical Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★
Difficulty:
★★★☆☆ 
Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆  
Mystery-packe
d-degree:☆☆☆☆

まずはすこしずつ書いてみます。更新していないか見に来てくださる方がいらっしゃる。ほんとここまで手がまわらなくてすみません。まずはざっとつけて、あとで加筆できたらいいなあとは思っています。できるかな。

これは舞台がヨーロッパ。ナチスドイツとフランスのレジスタンスのお話です。非常にヨーロッパの匂いがプンプンして落ち着いた描写です。だから、著者がアメリカ人だと知ってちょっとびっくりしました。ヨーロッパの人が書いたとばかり思っていました。読んだあとに知りました。朝日新聞のGlobeでも取り上げていましたね。

主人公はドイツ人の孤児の少年と、盲目のフランス人の少女です。二人のモノローグが交互に出てきて、第2次世界大戦の様子が描かれています。

これはわたしは好きだなあ。落ち着いた感じがセンスを感じます。


 

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