英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2015年01月


2015年英語読書日記 No4.(耳読書No.4) 268冊目


Author: Terry Hayes 

Category: Thriller

Print Length: 22hrs and 42mins or 
 896pages 
  • Total recommends:★★
    Difficulty: 
    Story:★★  
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:☆☆  
    Adventure-packed -degree:☆☆☆☆
    Mystery-packed-degree:
    ★★

久々に唸るスリラー読んだって感じです。

これは、ネタバレすると面白くないから、冒頭あらすじなしにしますね。

スパイものです。謎解きもあります。

アマゾンUSをうろうろしていておすすめに出てきたものなんですが、「ジャッカル日の再来」なんて文字を見つけて飛びついてしまいました。あれは面白い。 ミステリー好きの上司に「おすすめのものを」を聞いたら、「ジャッカルの日」を貸してくださったのがきっかけです。翻訳でも唸りました。で、映画も見ました。たしかブルース・ウィルスのリメイクあるけど、やっぱり古いほうが好きですね。悪役のエドワード・フォックスがまたかっこよかったなあ。

ということで、聴き始めたものの、普通なら1割か2割ぐらいで話にのめり込めるのが多いのですが、これは時間がかかりました。3割ぐらいいかないと把握できないかったです。 全部で22時間なので、長い。

でもバラバラに見えた違う話がひとつになってきてやっと面白くなってきました。冒頭の事件は惨殺事件でいきなりちょっと気分が悪かったです。でもこれもただの一エピソードでなく、ちゃんと絡みがありました。

あるひとりの伝説のアメリカ人スパイ通称ピルグリム。なかなかふるってます。このピルグリムのナレーションで話は進みます。あるテロリストがアメリカを狙ってとてつもなく恐ろしい手を使おうとしていることを察知して、ピルグリムがテロリストを探すという筋です。あんまりネタばれすると全然面白くないので、これもこの辺で。

舞台は主にトルコですが、アメリカvsイスラム過激派という主軸です。

本人がナレーションというのも、かえっていいかも。淡々としているようなしていないような雰囲気を持たすことに成功してるんじゃないかと思いました。これは賛否両論あるようです。

この主人公の生い立ちや、CIAの他の特殊任務についてのエピソードが途中に挿入され、テロリストの生い立ちや活動、ある殺人事件の推理も絡んできて、もう最初はどこいっちゃうのかまったくわからず迷走しそうになったんですが、あるときそれが一線上にならんですっきりしたときに、俄然面白みが増すというつくりです。

脇役がよかったです。黒人の刑事。設定もアメリカって感じでした。私からするとピルグリム(いろいろ名前持ってるんですが、これで統一しときます)が彼をすごく信用するエピソードがあるんですが、あそこは最初は感動したけど、くり返し出てくると、ちょっとしつこいかなあとも思いました。

これはなかなか読み応えのあるスリラーだ、翻訳もすぐにされるだろうと思っていたら、もうすでに翻訳されてました。へえー。
英語は5月に発売されて、もう8月には翻訳がでてるなんて。最近は特に日本語の本より英語を読むのでよくわかっていないんですが、文芸翻訳ではかなり早いんでないの?出版される段階ですでにヒットするのわかってた感じなのかなあと思いました。

おそらくそれぐらい面白いってことですね。うんうん、面白かったです。日本のアマゾンに行ったら、英語版ですでに有名な渡辺さんも書評を書いてらっしゃいました。

英語は話が前後する中盤までは英語自体にではなく、話についていくのが大変です。ラストはすっきりするのでわかりやすいと思いました。

年末からミステリーやらスリラーやらがちょっと自分の中でブームです。これの次もミステリーを聞いているんですが、全く趣向の違うコミカルなものです。

やっぱり何がコワいって、

人間が怖い。

でもその怖い人間にも深い奥底に「愛」が横たわってるんです。

この本のラストシーンの情景を思い浮かびながら終わりたいと思います。

海のシーンです。映画のような小説でした。でもあまりにタイムリーなので危険かも。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 


2015年英語読書日記 No.3(耳読書No.3) 267冊目
Author: Susan Meissener
Category: Dual time Story (Fiction)
Print Length: 8hrs 56mins or 336pages
  • Total recommends:★★
    Difficulty: 
    Story:★★  
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:  
    Adventure-packed -degree:☆☆☆
    Mystery-packed-degree: 

アメリカの企業のCEOの娘として育ち、自分のアイデンティティを確立できない大学生のローレン。一人娘の彼女は自分の立場に戸惑い続け、州立大学で英文学を専攻し、寮で普通の大学生として振舞っていた。 

ある日キャンパスの求人欄で手書きの求人情報を見つけたローレン。それはある女性が、先祖から受け継いだ17世紀に遡るある女性の手紙の内容を復刻するアルバイトであった。

もちろんお金には何不自由のない彼女だったが、その手書きの求人情報に惹かれて応募してみた。インタビューに行った時に出会った屋敷の女主人は「これは我が家の女性に代々手渡せれてきた、Mercyと呼ばれる女性が1600年代に書いた手紙。彼女は魔女裁判にかけられて、処刑された女性」と告げられる。有名な「セイラムの魔女裁判」の生きた証拠でもあった。

大学の授業のあと、老人の屋敷に通って手紙を原稿に書き写す日々。 手紙の主、死んで何百年も立つ女性から受け取ったメッセージとは?


この人の作品はこれで2作目です。最初に読んだのは最新作のこれ、
これは心に響きました。なんとも繊細なお話。心に残りました。

気に入ったので、少し前のものですが、audibleを見つけたので聞いてみました。

金持ちさが鼻につくことを気にして過ごすある大学生が主人公。自分は差別はしていないとおもっているが、そのナイーブさに気づく女の子のちょっとした成長物語でもあります。

デュアルタイムと言ってもいい設定で、あと二人女性が登場します。主人公の女性が古い手紙の原稿おこしを手伝うことになったお金持ちの孤独な老人。

そしてその手紙の主である、魔女裁判で死んだ女性マーシー。やっぱりこのタイトル,The Shape of Mercyも掛詞なんだなと思いながら読みました。

何よりも私が面白いなとおもったのは、やっぱり1600年代のマーシーの手紙です。セイラムの魔女裁判はアーサー・ミラーで有名ですよね。私は映画「クルーシブル」で知ったんですが、まさにあの世界が展開されます。


クリーシブルとはまた違う視点ですが、摘発者であるアビゲイル、テュテュバ等、実名がでてきてなんともオーセンティックな雰囲気で引き込まれました。頭の中であの時代を思わすような、アーミッシュで見るような服装で暮らす人々の映像が頭を駆け巡ってました。

ピルグリムとして、アメリカ大陸にやってきた信心深い、人々の暮らしに思いを馳せました。その素朴さ、熱心さが生む悲劇。ひとつのヒステリー状態ですね。歴史が絡むとやっぱり面白いです。やっぱり人間より怖いものはないのかも。嫉妬が生む悲劇。

小説を通して歴史を知るのが好きです。なぜかというと、その時代の人物が直接かたりかけてくれる気分になれるから。


さて、なかなか時間が確保できなくて、思ったより英語読書が目でできていません。聞いてばかりですねえ。これも子供のお受験たけなわの時に聞いていました。聴き終わって2週間以上たってしまって、なかなかかけませんでした。忘れないうちに書かないとね。

なかなか更新できないのに、毎日見に来てくださる方がいる。感謝です。

お気に入りの本見つけて下さるといいなあ。

読んでいただきありがとうございました。お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


2015年英語読書日記 No.2(耳読書No.2) 266冊目

Author: Kristin Cashore
Category: Young Adult (Fantasy)
Print Length: 482 pages (13hrs)
  • Total recommends:★★
    Difficulty: 
    Story:★★  
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:  
    Adventure-packed -degree:★★
    Mystery-packed-degree:
     

舞台は中世を思わせる7国王の支配する世界。どっかできいたことあるな(笑)ミッドランドの王ランダの姪として、青い目と緑の目を持ち、戦闘能力が飛び抜けて高いグレイス(特殊能力)を持つものとして恐れられている主人公カッツァ。王の命令で国内で王に歯向かう者には、彼女を使わすという脅しで王国を守ってきた。ある日、任務を終えた彼女は、誘拐されて重症を負った老人を助ける。その老人は近隣の王国の王妃の父だった。


多読を本格的に始めた5年前ぐらいに出版されたこの本はウイッシュリストにはいっていたんですが、すっかり忘れてました。最近アマゾンでやたらに目にするなあと思って、よく見るとaudileがあるので、聞いてみることに。ヤングアダルトもあいだに挟んで読んじゃう。それと、やたらにランキングに上がってきたり、話題になるのは、映画化かドラマ化であろうというのがわかってきました。聴き終わってからウィキったら、おととしに版権が買われて映画化が決まってました。

表紙は左が従来のオーソドックスなもの。私のaudibleの表紙は右のものでした。それからトレイラーみたいなのもあったけどあれば映画のかな?

ファンタジーらしくて面白かったです。アクションが多くてヒロインがかなり潔いのが人気の秘訣じゃないのかなと思いました。世界で一番強い戦士という設定の主人公です。普通なら魔法がでてくる中世のファンタジーですが、これはちょっと違う感じです。上でも書いたようになにかに突出した能力を持つ人間が時々でてくるというもの。主人公のカッツァ以外にもグレイスを持った登場人物が出てきます。それぞれに違う能力なので、その力が拮抗するところもなかなか面白いです。

王国もので、王や妃、王子に姫がぞろぞろ出てきますが、封建的な世界で、「結婚もしないし、子供もいらない」と一人現代的で超アマゾネスなヒロイン。その相手役ポーはまるでトワイライトのエドワード(笑)読んだ人はわかるはずですね。でもポーのほうが好感が持てるかも。

アクションもさることながら、アドベンチャーもついてくる。このあいだ読んで"The Martian”の主人公も真っ青な雪山越えのシーンはなかなか面白かったです。

★5つ上げたいぐらいの気持ちですが、前半が少しペースが遅目に感じました。キャラクターを確立させたい感じに思えました。後半からはすごいスピード感があるので、盛り返します。前半まで耐えると面白が倍増します。

日本語の翻訳が出てて、タイトルが「剣姫」ってタイトルでした。そのものなんですが、なんだか竹刀とか、日本刀振りそうな感じもしますねえ。イラストもなんか今風で可愛すぎて萌え系に見える・・・。この差はなんなんでしょう。まあ日本の中高生はああいうコミック風のイラストの方が好きですしね。うちの子もそうです。

さて、次は何しようかなあ。まだ決めていません。目読書はラブコメなので、またサスペンスに挑戦しようか、感動系にしようか考え中です。うーん。

読んでいただきありがとうございました。 

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 


2015年英語読書日記 No.1(耳読書No.1) 265冊目

Author: Robert Dugoni

Category: Mystery
Print Length: 418 pages
  • Total recommends:★★
    Difficulty:☆☆ 
    Story:★★   
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:☆☆  
    Adventure-packed -degree:☆☆
    Mystery-packed-degree:
    ★★ 

People are not always being entitled to the answers,
not with the answers could do more harm than do good.


シアトルで刑事をするトレイシーはつらい過去を背負っていた。本来自分が一緒に乗るはずだった車に、妹サラを一人運転させて帰らせたために、妹は帰らぬ人に。当時レイプ犯として逮捕された犯人は、死体を埋めた場所を語ろうとはせず、捜査もあやふやなまま無期懲役の判決を受けた。トレイシーは疑問を持ち続け、隠蔽を疑った。彼女は教師の職を捨てて、刑事になるために家を出る。妹の事件をほんとうに解決するために。

しかし、それは開けてはいけないパンドラの箱だった。


年末ぎりぎりにダウンロードして、聴き始めたものです。普段あまり読まないミステリー仕立ての本にこのところ恵まれたのと、試験が終わって、タガが外れた私の読書熱が再燃したのと相まって、本をたて続けてに聞いていたために、いつもの「デュアルタイム」ばかりだとね。こんな私でも違うもの読みたくなりました。

これは幸先が良いスタートです。これも面白かったです。最近は集中して作品を終えることが多いので、面白みが増すのかもしれません。ミステリーとサスペンスとスリラーのどのジャンルなんだ?と思えるような作品でした。スリラーが一番少ないかなあ。とにかく全部味わえる美味しい作品。

ラストのほうはかなり気分の悪い結末が待っているんですが、この作品に関してはわたしは「これはうまいぞ」と思いながらあっという間に終わりました。昔はミステリーやサスペンスが好きだったことを思い出したほどです。この作品の上手さはあまりにも突飛でないオーソドックスさを残す書き方。突飛じゃないのがかえって説得力があります。人間の心理を掘り下げすぎないところもかえっていいです。情緒的だけど、過ぎない王道な感じ。

前に読んだ”Gone Girl"とか、”Defending Jacob”はある一定の不気味さをもって、ツイストが多く、意外性を前面に出してます。あそこまで行くと、わたしはちょっと辟易。だから、怖いのきらいなわたしも、これは納得です。これは面白いとおすすめできます。ノンストップのページーターナー。

たとえば、日本でよくこれ読まれてたような気がしますが、
これよりもっともっと軍配の上がる上級の面白さです。ジョン・グリシャムの法廷シーンよりもっとスピードがあってわかりやすくて、ジョン・ハートの情緒さをちょっと併せ持ちながらもバランスのとれていて、感動も覚えます。しかも戦慄のサスペンススリラーという美味しいどこどりのストーリーでした。ぐっと読者をわしずかみです。

調べてみるとやっぱりa lawer turned a writerでした。しかし作家になる夢のほうが先だったようで、なるほどと思わせる緻密さを感じました。

耳で聴いたので、4日かかりましたが、目で読んでたら徹夜してしまったかも(笑)妹を思う姉の心情、父の子供への愛情が絡まって単なるスリラーじゃないのがよかったです。

英語もわかりやすかったです。最近は耳で聞いたほうが臨場感もあるし、楽な気がしています。気のせいかなあ。忙しくて座って本を読む時間がないなら、耳だけ使おうと、12月の読書はほとんどaudibleで聞いたんですが、大量に聴くことによって、へんに慣れてきたのかも。会話文が多いとaudibleはほんとうにオススメです。笑えるシーンはもっと笑える。泣けるシーンは読み手の震える声につい涙してしまう。演技してくれますしね。

映画化されるんじゃないか? 

ああ、面白かった。

やっぱり読んですぐ書くほうが読書日記は書きやすいです。これからはサボらず書こう。できるかな(汗) 次はファンタジーと、明るめのラブコメを並行しています。どちらもやっぱり楽しいなあ。来週から本格的に仕事も始まるし、お受験もあるので、ちょっとペースが落ちると思います。せっかく読者が増えつつあるのになあ。くすん。

読んでいただきありがとうございました。 

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 

Author: Jodi Picoult
Category: Mystery
Print Length: 417 pages

  • Total recommends:
    ★★★★
    Difficulty:☆☆ 
    Story:★★   
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:☆☆  
    Adventure-packed -degree:☆☆
    Mystery-packed-degree:
    ★★★★

    文句なしに面白い!さて、あなたはこのミステリーに気が付くか?Picoult女史の巧みなストーリーテリングにはまってください。

    中学生になるジェマは祖母と二人暮らし。母はジェマが3歳の時に失踪し、その後すぐに父は精神疾患で病院に隔離されている。ジェマは母が死んだとは信じたくない。なぜ彼女を置いて母はいなくなったのか?死んでしまったのか?その謎を追う決意をした彼女はある人のもとへ相談に行くのだった。

    面白かったですよおおお。これ。この人の作品はかなり重たくて、前回読んだのかこれ、
    ホロコーストがテーマなので、重さのなかでも最大級に重い。それをここまでよくもまあのめり込ませるもんだと感心したんですが、

    今回の話は、わたしは重さよりも、その書きっぷりに舌を巻きました。

    実際にはaudibleで聞いたんですがね。それがまたすごかった。人気作家なのもあるのか、audiobookもかなり豪華なんです。語り手によって、ナレーションを変えるという豪華さ。これは4人のナレーターが、役が話し手になる時に交代するという上のStorytellerと同じ形式でした。そういうのは滅多になくて、たいてい一人です。ひとりの人が男女をすべて読む。だから、このaudibleはある意味一昔前のラジオストーリーを聞いているようです。読んでももちろん楽しめるはずですが、とても色彩豊かでaudibleとしておすすめの一作でもあります。
     
    いちおうジャンルはミステリーに入れといたんですが、これはジャンルを超えると思います。謎ありきなので、一番書きにくいパターンなんですが、このゴシック感とズシッとした重さを持ちながらも鋭い刃を持つ。でも感動をおぼえる話。こんなのなかなかないです。 

    主人公の一人が象の動物学者なので、象に関して詳しくなれるおまけ付きです。ちょっと思い出したのが、ストーリーは全然違うけど「ナイロビの蜂」の雰囲気も持ってるかも。アフリカと北米が中心のお話です。 

    このどんでん返しはいままでも使われているのを記憶していますが、(言いませんよ(笑))それでもこれは群を抜く、抜群のどんでん返しでした。途中「あれ?」と何度も思いながら進むんですが、とにかくうまい。騙されて読み続けたほうが、面白みが数十倍違うこと請け合い。

    タイトルもうまいです。読み終わったあとに、タイトルを読んでさらにうるっときた私です。

    そう、感動も用意されてるんです。ああ、ネタバレできない。ネタバレしたらまったく面白くないです。

    是非ピコー女史の手のひらの上で地団駄踏んで欲しいです。

    今年のベストにもちろん入る作品となりました。私がミステリーを絶賛するのは珍しいでしょ?

    本を読み続けると、だんだんと小説のロジックやどんでん返しに慣れてきます。だからちょっとしたからくりでは驚かないよん、みたいな気持ちになってくる人も多いと思います。だからなんなの?おどろかないよ。という気持ちになってません?もともとよほどじゃなければ批判的なことは書きたくないタイプだとは自分では思うんですが。たまにあるかな(笑)人間ですから、好みもありますしね。

    わたしはこの本を読み終わって、なんだか「初心に帰った」気持ちになれました。

    素直に作者の意図にハマることを楽しむ。夢中でむさぼるように読み進む。止まらない。これは3日か4日ぐらいで聞き終わったと思います。

    ああ、読書っていいですねえ。

    この気持ちを誰かとシェアできるとうれしいです。是非読んでみたください。
    angel一押しの今年の作品の一つです。 おもしろくなかったら返品対応します。うそうそ。

Author: Dian Chamberlain
Category: Mystery
Print Length: 353 pages

  • Total recommends:
    ★★
    Difficulty:☆☆ 
    Story:★★☆   
    Can't-sleep-degree:★★ 
    Romance-packed-degree:☆☆  
    Adventure-packed -degree:☆☆
    Mystery-packed-degree:★★

主人公は子供のカウンセラーの25歳の女性。ある日一人で暮らしていた父親が心筋梗塞で急死してしまい、遺品の整理に故郷に帰ってくる。彼女に残された肉親は5歳上の兄だけだが、精神的に安定していない兄は父から離れて父が所有する公園のトレイラーで一人暮しをしていた。年の離れた姉がいたが、22年前に自殺しており、10年ほど年前には母をガンでなくしていた。

遺産相続や、遺品の整理をするうちに、彼女が知らなかった驚愕の過去が徐々に明るみになってきた。

この人のヒット作はこれです。
これもけっこうなツイストのあるお話。最後まで謎を引きずるミステリー仕立てですが、それだけでないwoman's fictionとしての位置づけになっています。ポイニャントな雰囲気もあるので、単に謎ときの話でもないです。

このThe Silent Sisterも同じ。わたしは上のThe Midwife's Confessonよりこちらが好きです。アメリカアマゾンでも「これがベスト」と評している人もいました。うなずけます。わたしは謎解きものを読むと、けっこう先に謎を類推できてしまうことも多いのですが、それでもこれは面白かったです。最近ミステリーはあまり読んでなかったんですが、これは当たりでした。で、引き続きミステリーに挑戦しています。

まず、キャラクターが一人一人丁寧に描かれています。最初は「この人はいいものか?悪者か?」としばらく読者を誤魔化すのもうまいぞ。人はそんなに簡単に判断できないというのもうまく描いています。そして登場人物のそれぞれの思惑を描くのもうまい。

たくみに「で、次どうなるの?」というところでスパッと場面展開が来て、とにかく先にすすみたくなるページーターナです。

話は時代が前後するので、最初は少し戸惑うかもしれませんが、だんだんその散漫な感じも意図的であるとわかってきます。そこまでくると面白くなると思います。

設定が面白いです。ちょっと無理があっても、そういう理由ねと納得もできます。

英語は耳で聞いていて、自然に入る感じだったので、わかりやすかったです。場面展開が多いので、難易度はいちおう★3つにしときます。

前述したとおり、ミステリーを前面に押し出しながらも、実はある女性の半生を丁寧に描いているという作品。軽さはないですが、読み応えがあります。

次は2014年最後の作品です。次も大当たりの作品でした。これもそうですが、次はさらに、ほんとに止まりませんでした。

今日はがんばって2つ更新。「angelさん、怒涛の更新ですねえ」と言われています(笑)読んでいただけるとつい嬉しくって!

ああ、読書っていいですねえ。さよなら、さよなら。

Author: Richard Paul Evans
Category:Romance

Total recommends:★★
Difficulty:☆☆☆☆ 
Story:
★★☆   
Can't-sleep-degree:
★★☆☆ 
Romance-packed-degree:
★★  
Adventure-packed -degree:
☆☆
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

12月は英語以外のことでバタバタしていたので、英語読書もずっと耳で聴くのが中心になりました。実生活ではクリスマス気分じゃなかったので、せめてクリスマスっぽい冬の愛の物語でも聞こうとこれを聞いてみました。

ロマンチックでした。

夫に浮気されて離婚を突きつけられた主人公は一人で生きていこうと、旅行会社に務め、淡々と日々を過ごしていた。ある日、同じビルで働いていると思われるハンサムな男性の視線に気が付く。ビルのカフェテリアや、エレベーターでよくあっていたその男性がカフェテリアで彼女に近づいてきて、ある提案を申し出る。「クリスマスのシーズンはパーティーがあって同伴者のいない僕はなかなか大変。期限付きで彼女の振りをしてくれないか?」彼女はその申し出に戸惑いながらも、契約を交わすことに。

というちょっと「なんかいきなりナンパか?」と思われそうなプロローグ。傷ついた女性が、契約という形であるものの、毎朝事務所に豪華なプレゼントが届き、紳士的な男性からまるでプリンセスのような扱いを受けて、周りの彼女に対する見下す態度もだんだんと消えていく。 いままで惨めな思いをしてきた女性はすこしずつその男性に惹かれていく。

でも、ただのロマンスではなかったです。のっけからの上の展開にあしながおじさんか?はたまたハンサムなゲイか?(個人的にそういう経験がある私です(笑)こう書くとなんか意味深ですねえ。いや昔ゲイの友人がいたというだけですがね。)と訝しげに思うものの、だんだんと過去の出来事が浮き彫りになっていって、悲しい過去を背負いながら生きる女性が幸せな気持ちになっていくことを応援する気分にまでなりました。途中で話が簡単に見えてしまうんですが、それでもいいお話。

舞台はユタ州なので、お酒を飲まないというシーンもありました。アメリカは広い。途中ニューヨークのクリスマスシーンもあってタイムリーなときに聴いていたので、雰囲気を味わいました。私がニューヨークを旅したことがあるのは夏だったので、映画で見かけたイメージを持って聞きました。

タイトルにあるMistletoeは映画ハリー・ポッターでも出てくる葉ですね。クリスマスの飾りの宿切り。その下にいる少女にはキスをしてもいいと言う習慣があるという意味があります。 

オーディオブックだと4時間ぐらい、ページだとたしか200ページ前後の短編。 英語もすごく平易だし、ストーリーも複雑じゃない。これはオススメです。1日で聴き終わりました。子供向けの本じゃなくてもわかりやすいのはあると思える短いストーリーでした。

この著者の作品は初めてですが、クリスマスのロマンチックなお話が得意みたいです。

2014年に関してはあと2作品。最近ちょっと読んでくださる方が増えてうれしいです。拍手やコメント頂き感謝!

どうも読む作品を探すのに苦労するこのところです。同じジャンルが続くとさすがに飽きてくるので、いろいろ取り混ぜるようにはしていますが、audibleが入手可能なものは耳でと選んでいくと、なかなか大変。目で読むときにあまりにページ数が長いと、今は隙間で読む日々なので、工夫が必要です。

でも、読むたびに思うのは、物語が自分の中に浸透していく、積み重なって行く嬉しさです。

読んでいただきありがとうございます。 

Author: Jojo Moyes
Category:Romance

Total recommends:★★
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★ 
Can't-sleep-degree:
★★☆  
Romance-packed-degree:
★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆

メロウなだけじゃない、ビターな芯のあるロマンスを読みたかったらこの人です。

この著者の作品は話題のこの作品が初めてでした。
これはすごいヒット作。映画化が決定してて、ヒロインにGame of Thronesの超人気女優が抜擢されてるので、映画もヒットするかもですね。そろそろ封切りされるかな?

ロマンスで、感動もしますが、あまりにもテーマが重い尊厳死。だからなかなか覚悟が必要で手が出なかった。

新作がaudibleになっていたので久しぶり挑戦してみました。

上の代表作、 "Me before You"と同じくポイニャンと系ではありますが、これはあそこまで苦しくないです。読了感がものすごく良かったです。

でも、ただのロマンスでもない。

それがこの作者の特徴なのではないかと2作目に挑戦してみて、思いました。最初のさわりだけなので、ネタバレないですよ。

イギリスのニューリッチの部類に入るITの会社を立ち上げ、ちょっとした過ちでインサイダー取引と疑われ、捜査を待っているエドと、失業して実家に帰ってしまった夫の代わりに、夫の連れ子ニッキーとふたりの間にできた娘タンジーを、仕事を掛け持ちしてきりもりするシングルマザーのジェス。そんな二人がひょんなことから出会う。

ジェスの娘タンジーは赤ちゃんの頃から数字に異様な興味を示し、小学校で先生から私立の中学(ミドルスクール)への進学を勧められる。かなり多額の奨学金も支給されることを約束されるが、それでもシングルマザーのジェスにはその不足分を補う資金がない。しかし、小学校の先生から「スコットランドで数学コンテストがある。それに応募すれば不足分のお金が賄えるのでは」と話を持ちかけられて、行くことを決意する。

しかし、スコットランドへ行くお金もないジェスたち。自宅に放置してあった夫の古い車をなんとか動かしてスコットランドへ向かおうとするが、立ち往生してしまう。そこへたまたま通りかかったエド。そこから4人プラス1匹の珍道中が始まる。


これは笑いもかなり多くて、ハチャメチャで、先が読めなくて面白かったです。それだけではなく、随所に締りがあって読んで(聴いて)いて止まりませんでした。ありそうもないけど、ありそうだなと思わせる上手さ。短い旅の間に、徐々に距離感を縮めていく男と女。でもロマンスよりも、現実が前に立ちはだかり、主人公たちと一緒に切ない思いもたくさんします。家族愛もうまく描かれています。子供が出てくるので、これまた弱いよ。

一言で言うとすごく魅力的なお話でした。

イギリスが好きな人は、これ読むと「うーん、イギリスって感じプンプン」と思うことうけあいです。ここには、イギリスを代表するような帝国主義的な感覚や、貴族や王様や、マナーハウスとは無縁のイギリスがあります。現代のイギリスっぽさを味わえます。イギリスに数度足を運び、現地の年金生活者、ワーキングクラスの人やアッパーワーキングクラスの人のおうちに滞在させてもらった自分としては、すごく感じがわかる気がしました。

イギリス好きな人はわたしも含めて、ヒストリカルロマンスを思い浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、これは違う。現実は貧富の差が激しくて、貧困に困っている人がいて、明日食べるものにも困るような社会。どこの社会でも格差社会が広がっていて、イギリスも経済的に停滞している国のひとつ。

小説はフィクションの世界なので、夢を語られることも多い。ビリオネアが出てきたり、なんかキャリアがあって、暮らすのに困ってなかったりする話が多かったりします。でもそれはそれでいい。

このお話はもっと現実的で身近に感じるお話。主人公が惨めになるシーンが多くて、思わず肩入れしていまいます。「もしかして、この先にどんでん返しがまっていて、超ハッピーエンドが待っているかも」という期待を結構裏切りながら、

最後はハッピーエンドになるという終わり方。なかなかできないですよ。うまい。やっぱり感動しやすいわたしは泣くシーンもありました。

さすがのJojo Moyesという感じです。ツッコミどころを作らない隙のなさと鋭さを持っているのに、ロマンスです。

好きです。この人の作品はまた読もうと思っています。会話文が多いので、audibleで聞くと生き生きしていました。audibleはいくつか出ているのでそれをまず聞こうかな。出ていないものは読もうかなと思います。ひとつ出ていないのですごく評価の高い作品がある。それ読みたいなあ。

英語は読みやすいと思います。★二つと三つの間な感じ。

あと3冊で2014年の読書日記が完成です。ぜいぜい。英語ブログから独立させてから、あんまり人気がなくなっちゃったんですが、それでもいつの日か誰かの役に立てばいいなああと思います。日本で話題に上る数年前にトレンドが分かるのはちょっと楽しいとこもあるかな。洋書どころか、最近は日本語で本読む人も減ってるだろうし、多読もブームは去ったからまあ仕方ないですね。

私の多読ブームは未だ去ってないですねえ。 

読んでいただきありがとうございました。 

The Midnight Rose: A Novel [Kindle版]
Author: Lucinda Riley
Category:Dual time story (Historical )

Total recommends:★★
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
★★☆  
Romance-packed-degree:
★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★

舞台はインドとイギリスです。この本のヒロインはインド人女性。その女性が100歳(だったかな)で亡くなるところから物語は始まります。

女性が亡くなる直前にどうしても叶えたかった願いあった。イギリスに残してきた自分の当時3歳の息子のこと。死亡証明書もあったが、自分の母から譲り受けた特殊な直感力で、彼女は息子の死を信じなかった。なぜなら、いままで全ての自分の身近な人の死を悟ってきたからだった。 息子の行方をどうしても知りたかった彼女は、お気に入りのひ孫に真実を書いた手紙、生きていると信じて疑わない息子に当てて彼女の半生を綴った手紙を託した。

しかし、手紙を渡した直後、彼女は息子の死をはっきりと直感する。そして翌日眠るように天に召されたのだった。ひ孫はイギリスへと旅をする決意をする。

インド人女性の生涯と、現代のイギリスのマナーハウスで明るみになる過去を絡ませたデュアルタイムストーリーです。普通は過去と現代の女性二人というのが相場なんですが、この話は現代が舞台の方ではもうすこし複雑です。ひ孫のインド人男性とアメリカ人女優が現代においては主軸になっています。

カースト制度のまだ強かった時代のインド、そして貴族階級意識がまだ強いイギリス。これらをパズルのごとくうまく組み合わせてお話は作られています。 他の作品でもそうですが、ちょっと無理がありそうな設定を組み合わせるのが好きな作家じゃないかなと思います。ちょっときらびやかな世界を描き出してはくれるので、面白いですが、もうすこしキャラクターに厚みがあってもいいかなと時々思いながら読みました。でも醸し出される雰囲気は好みです。

たとえば、インドのマハラジャ、マハラーニー(お妃)やプリンセスの生活やイギリスの貴族の生活を再現してくれるので、そこは読んでいて楽しいです。当時のインドの上流階級の子供はたいていイギリスのボーディングスクールに行くのが主流だったとか、イギリスの広大な領地と屋敷を維持するのに、アメリカの成金の援助が必要だったとかいうエピソードが散りばめられています。ダウントンアビーに近い世界が展開せれていて、しかもドラマチックです。

ヒロインがインド人の女性ですが、非常に健気なのがよかったです。身寄りのない彼女が必死で自分の人生の活路を見出していく、ひどく悲しい想いを胸に生き抜いていく女性として描かれていて、最後の最後で明らかになるエピソードには感動の涙してしまいました。それまでに「ちょっと都合いいかな?」みたいなことろを全部払拭してくれるうまい終わり方でした。

この人の作品は3作目ではじめてaudibleで聞きましたが、インド訛りの英語が聞けて面白かったです。audibleの感想に「イギリス英語がちょっと配役でごちゃごちゃになっていた」みたいなことを書かれていました。これだけ使い分けて演じるのは私からすると驚きでした。インド訛りとイギリス訛り、それも貴族の英語と庶民の英語、アメリカ英語を分けているので、結構大変。ナレーションはインド人みたいなので、インド訛りが一番それっぽく聞こえました。当たり前か(笑)

audibleの魅力はこの「訛り」を意識して語られるところじゃないかなと思います。イギリスが舞台、ヨーロッパが舞台だとこういうのを楽しめます。アメリカが舞台でも、もちろん訛りを変えています。南部訛りとかがすごく特徴的に聞こえますよね。でもイギリスだともっとそれが多い。

いままで読んだ3作品の中でこれが一番印象的でした。ドラマチック度も一番高い。謎がなかなかわからないので、かなり早く読み(聞き)終わりました。面白かったです。

ああ、ドラマチックなロマンスいいですねえ。インドのマハラジャの宮殿とイギリスの貴族のお屋敷の旅、うっとりして終えた私です。

読んでいただきありがとうございました。 

2015年です。あけましておめでとうございます。

気持ち新たにタイトルも変えて、読んだ洋書の記録の再出発です。

すこしでも読んでいただけるようになってきてうれしいです。ありがとうございます。

本は目で読んだもの、耳で聴いたものの両方です。

★の評価はあくまでもその時の自分の主観でつけています。洋書を読み始めた当初より、多少は自分の理解度もあがってきているとおもうので、ずれてしまうこともあります。それから、自分の好きな分野の本は難しいと思うことを超えて楽しんでしまうこともあるので、人と違うこともあるかもしれません。ご了承ください。

洋書を読みたいけど、何を読んでいいかわからないという自分の経験から読書日記をつけ始めました。たくさんの方が参考にしていただいていたのを思い出してまた頑張って書いています。

これからもすこしでも参考にしていただければ嬉しいです。

よろしくお願いします。

Author:George Diana Gabaldon
Category:Historical Fiction

Total recommends:★★
Difficulty:★★  
Story:
★★  
Can't-sleep-degree:
★★  
Romance-packed-degree:
★★★★  
Adventure-packed -degree:
★★ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆

暇があるとしょっちゅUSアマゾンをうろうろしているんですが、その中で自分が読んだことのある作品が写真の表紙に変わっている時があります。

そう、映画化やドラマ化されていることが多い。夏休みに気がつきました。

映画化は無理ですね。これはしょると全然面白くない。ゴージャスにしないと映像化は無理。すぐにDVDが出てないかとチェックしたんですが、まだで待っていました。すると、日本でも見れるHuluという動画サイトでオンエアしていて、見ている人がいることを知りました。
無料期間で見るつもりだったんですが、夫が気に入って、そのまま会員になってます。そこではたいてい日本語字幕か、なしで英語のみという選択。英語字幕はあまりない。

もうそんなことにひるまないよん。字幕なしでも見たいものは見るようにしているこの頃。じゃあ、Game of Thronesでやったようにaudibleで原作を聞いて予習しようと聞き始めました。

これ実は目読書で一度読んだんですが、こんどはaudibleで聞きました。目で読んだ時の読書日記は
コチラ  
2010年に読んだので、まだまだ難しかったようです。4年後だとやっぱり進化があったのかな。覚えているのもあるので、ストレスなく聞けました。語彙力も前回より上だとおもうので、聞いて内容を把握するのはラクだったと思います。びっくりしたのは、ストーリーをけっこう覚えてたことです。

内容はとにかく濃い!耳で聞いてもやっぱり濃い。

原作聞いてからドラマを見始めました。なんと、1巻の半分以前でシーズン1が終わってました。このあとまだまだ怒涛のシーンがあるんだけど、おあずけでした。原作に忠実と聞いていたんですが、けっこう忠実だと思いました。ヒロインがすごくシリアスな感じではありますね。スコットランドを馬で駆け巡るシーン、山肌をバックになんかされると、もうワクワクします。実際はニュージーランドらしいですが(笑)

これは英語で読むのは難しい部分もあると思います。たしか700ページぐらいなので長い。いきなりこれを読むのは力が必要です。歴史も絡んでくるので背景知識がないとさらに苦しいところもあるかもしれません。わからなくてもかなりエンタな部分が多いし、セリフも多いので、読めないわけでもないとは思います。ヒストリカルロマンスが好きの人でこれを知らない人はいなかもというぐらい有名なシリーズです。ベッドシーンも多め。

コスチューム物には弱いんです、私。イギリス史が大好き。これもドラマが続きそうなので、このところのやり方で原作→字幕なしで楽しんで行きたいなと思っています。

最近読書日記を再開させたら、訪問者が増えてうれしいです。ありがとうございます。やっぱり読んでもらえると嬉しいものですね。書いた甲斐がある。

読んでいただきありがとうございます。あと少しで2014年に読んだ本の記録が終わります。ガンバリマス。

Author: Susan Meissner
Category:Dual time story
400pages

Total recommends:★★ 
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★  
Can't-sleep-degree:★★☆☆  
Romance-packed-degree:
★★  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆☆  

静かに静かに、すぐそばにあった想いが届いたとき、歩き出す勇気がもらえる。
地味だけどほんとうに素晴らしいお話。

 
これは大好き。文体も好きです。

舞台はニューヨークの現代と1910年代。1世紀を隔てて、ビルの大火災と9.11で大事な人をなくした女性の辿る道を丁寧に丁寧に描いた物語です。

時を隔てて、
まったく縁もゆかりもない女性二人を繋げるものは、一枚のマリーゴールドの絵のスカーフ。しかもそのさりげなさもうまいです。血縁がどうのとかいうドラマチックさはないのに、こころ癒される物語を紡ぎ出す著者のスタイル。

ニューヨークのビルの大火災、9.11のビル崩壊をうまくシンクロさせながら物語は進行します。うまい。

これはもちろん、2014年の私のベストに入るお気に入りの作品になりました。 

英語は単語が時々難し目のものが出てきます。でも女性の心情を丁寧に描いていて、わたしはとても読み進みました。小道具の使い方もかなり上手です。文体がかなり控えめですごく好感のもてる書き方だと思いました。

最後の「つながり」のエピソードはこういうのに弱いわたし。やっぱり涙しました。

こういうさりげない静かな感動をくれる本が好きです。哀しさをともないながらもそれを心にいつも持ちながらも、やさしい時間を過ごそうとする主人公たち。

私と似た本が好きな人はこれはオススメです。400ページだけど、それほど長くは感じませんでした。
地味だけど、こういうのが大好き。

ああ、読書っていいですね。2015年もたくさん静かな感動に出会いたい私です。

読んでいただきありがとうございました。

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