英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

2015年11月


Author: Robert Masello
Category: Occult

Length:  338pages / 11hrs and 7 mins

Total recommends:★★★★☆
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★★★☆

2015年英語読書日記 No.49(耳読書No.35)313冊目   

同じジャンルばっかり読んでると、たまに飽きてくるので、こうやって違うジャンルを読んだりしています。インディー・ジョーンズや、マイケル・クライントンとかも好きだったりするので、たまには超常現象ものも。たまたま見つけたこれ、非常に高評価だったのと、audibleがあったので、聞いてみました。

話は第二次世界大戦中が舞台です。歴史的事実と、オカルトを混ぜて無理やりそうくるか、みたいなところに面白さがあるみたいで、まるで映画でした。まあ、こういうのもあり。映像にしたら面白くなるか、駄作になるかの二つに分かれそうな危うさもあります。

エジプトの有史以前のオカルト現象と、ナチスドイツを絡め、さらにアインシュタインの相対性理論がどうやって出来上がったというところまでを描くフィクションです。あくまでフィクションですが、エンタメとしては面白いです。

この物語、そのアインシュタインが主な登場人物で登場します。近代史の登場人物が出てくると、ちょっと違和感があります。中世の歴史上の人物なら全然大丈夫なんですが、写真があって、言動を見聞きしたことがある人はちょっとこそばゆい感じですね。

でも、フィクションとはいえ、当時のアインシュタインの生活を垣間見るようで、そこは面白かったです。

映画「ハムナムトラ」な感じもややあります。でもあんなにスケールは大きくなくて、主な舞台はほとんどアメリカです。

主人公は戦争で負傷した、若き大学教授と、エジプト人の父とイギリス人の母を持ち、古代の秘法の秘密を発見した美貌の考古学者。二人の出会いとロマンスも描かれています。

男性作家なので、ロマンスに関しては女性読者から見るとちょっと物足りないですが、いろんな要素が入っていて楽しめる作品とも言えます。

英語は男性のアメリカ英語のナレーションで400ページ台で11時間なので、ゆっくり目なほうだと思います。前回のDon't Let Me Goが300ページ台で同じぐらいなのを考えるとやっぱりゆっくりだとわかります。アドベンチャーものやオカルトが好きな人にはとっつきやすいと思います。

がんばって連日UP。一つ追いついた。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
 


Author: Catherine Ryan Hyde 
Category: Fiction

Length:  432pages /
11 hrs and 17 mins

Total recommends: 
★★★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

2015年英語読書日記 No.48(耳読書No.34)312冊目  

 映画「Pay Forward」の原作者として有名な著者です。この人の作品は以前に1作読んだことがあったので、また読んでみたいなと思っていました。地味だけど、アマゾンでの評価はすごく高いです。audibleになったものもあるんですが、見つけたときは制限がかかっていて日本には販売してくれませんでした。これもそんな作品の一つで、発売してからしばらくしてaudibleが日本からも購入可能になったのを見つけたのでダウンロードしました。

読んで(聴いて)よかったー。心温まるお話です。これはお勧め

10歳のグレースはいつも独りぼっち。ママは薬物中毒から抜け出せなくて、何日も寝て過ごしてる。だからグレースはいつもアパートの外で座っている。

そこに同じアパートのビリーが出てきた。彼は元ダンサーで、今は家からほとんど出ることができない。12年間、宅配で買い物を済ませて引きこもっている。でも、毎日座っているグレースがどうしても気になって。

「なぜ毎日そこにいるんだい」
「誰かが私のことを気づいてくれるのを待っていたの」

同じアパートに住む隣人たちが10歳のグレースのために奮闘するお話なんですが、それぞれの登場人物がそれぞれの事情と気持ちをもって、グレースをなんとか施設や里親制度の手に渡らないように協力しあいます。引きこもりの男性、移民の若者、夫に先立たれて一人暮らしの老婦人。グレースに心を寄せた同じく同じアパートの独身女性ウェイレインが中心になってグレースを守ろうとします。

なんだかこの世界に迷い込んで、物語が終わってほしくない気分にさせてくれるお話でした。

人間は捨てたもんじゃないんだよ。と著者が物語を通して語っているよう。でもそのメッセージも押し付けではなくて、登場人物たちは、時に苦しみ、笑い、一生懸命生きている。それを通して小さな勇気が湧くようなお話。

地味でもこういうお話が好きです。社会の隅でひっそりと生きている人たちも、その人生を懸命に生きている。どの人生でも平等なんだと思わせてくれるようなオーラに包まれます。

サスペンスや怒涛のドラマに疲れたら、是非これを手に取ってみてください。これも「ああ、どうなるんだろう?」とちょっとハラハラもするけど、すべてがハッピーエンドじゃないけど、だからこそ心に沁み込んでくるものがあると思います。

ああ、物語っていいですねえ。

読書日記がどんどんたまって追いつかない(汗)記憶のあるうちに書かないと。でも書いてるうちに思い出すもんですね。なんとか追いつきたいです。

読んでいただきありがとうございました。

 お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Paula McLain 
Category: Historical fiction

Length:  384pages 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

2015年英語読書日記 No.47(耳読書No.33)311冊目 

これは実在の女性を描いた作品です。アフリカのケニアで育ったあるイギリス人女性の半生。1900年代初めに、競馬の馬の調教師、騎手として活躍し、飛行機乗りとしても活躍した彼女。そんな女性が当時いたんだとびっくりしますね。エドワード王の時代です。

描写がすごくよくて、ドラマを見ているような感じでした。登場するキャラクターもしっかりと書き込んであって、自分の中で俳優さん達が動いて演技しているのを頭に浮かべながら聞きました。私はこの時代前後の話や映画に親しみを感じているので、まったく違和感ありませんでした。これは映画化されるかもと思わせるような設定です。

しかし、びっくりしたと書きましたが、時代の先を行き過ぎていたために、こういう人生を送ったんだなあと思わざるを得ない強い女性です。

実在の女性のお話なので、作家の人の想像を膨らませて書いているにしても、作りばなしのようには響かないうまさがありました。

この作家はこのお話で注目されたみたいです。
私はこれは読んでいないんですが、今回のCircling the Sunはアフリカが舞台だと聞いて、

ポチッとしました。ケニアが舞台で時代としては、同じぐらいの時代設定のこの作品を思い出しました。
これはロンドンとケニアだったと思います。大英帝国が繁栄の陰りがそろそろ見え隠れする時期。アフリカ開拓に必死になっている時でもあります。

当時イギリス人がケニアにこれほどの社会を作って生活していたんだと、改めて知れて興味深かったです。

面白かったのは、実在したイギリスのロイヤルファミリーも登場したことです。主人公と仲良くなった皇太子。

このThe Circling the Sunのヒロインは他のヒロインとまた違います。強さの後ろにすごく陰りがあります。読者がそうあってほしいという像というよりは、時に苦しみ、あきらめ、時に理不尽なこともし、好きなことを突き詰めて行く。当時は相当、はたから勝手な人物にきっと映っただろうけど、実在の自分だからゆえにその陰りが感じられたのではないかとも思いました。

作者があとがきに少しこの女性について語っている部分もありました。私は初めてそこでこのヒロインが実在の人物だと知りました。で物語がすごく腑に落ちました。

読んでからしばらくたつので、なかなか言葉が出てこないですねえ。書いているうちに物語が映像とともに出てきました。暑い暑い国の物語。

読書日記がたまっています。すこしずつ書き始めたらまた読んでくださる人が少し出てきて嬉しいです。

次は心温まるキュートはヒューマンドラマです。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Rosamund Lupton
Category: Mystery 

Length:  352 pages 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆ 
Romance-packed-degree:☆☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★☆ 

2015年英語読書日記 No.46(目読書No.12)310冊目 

この著者の作品はいままでこれ以外に2冊読みました。この作家も好きです。どれも女性が主人公のミステリー仕立てですが、どれも母と子に焦点が置かれています。ミステリーというよりフィクションのジャンルともとれます。自分は女性で、子供がいるので、母と子の話に惹かれます。あらすじの最初だけ書きますね。

アラスカの自然を撮り続けるカメラマンの夫が現地で行方不明になってしまった。取るものもとりあえず小さな娘を連れてイギリスからアラスカに向かった主人公。娘は耳が不自由で、片時も離すことはできない。現地は猛吹雪で、捜索も困難な状態。そこで起こっていたことは、アラスカで暮らす現地の人々の謎の集団死亡だった。死体はすべて火災で焼かれてその中に夫がいるのかわからない。

しかし、妻は夫の死亡を認めず、警察を頼らず娘と二人夫を探しに吹雪の嵐の中へと旅立った。果たして夫は生きているのか。

アラスカという舞台がまず気に入りました。それにタイトルもいい。そして小学生の娘が「無音の世界」で生きている。アラスカの星空、自然、雪と音のない世界という掛け合わせ、そしてミステリー。このお話も白い息が見えるような感じです。自然と常に向かい合わせなので、淡々として透明感もある。こういうのは好きです。

謎が出てきてそれが徐々に明らかになるのも面白かったです。ミステリー単体として見るなら物足りないかもしれないけど、夫婦、親子の絆を描いてあるので、私にはたくさんの殺人事件が起こって残酷よりもこちらのほうが好みでもあります。

何と言っても私が好きなのは、少女の視点で語られるシーンが好きでした。1つの舞台で、淡々ともしているので、単調になりがちなところを、語り部をかえることで、飽きがこないです。謎の解き方もなかなかおもしろかったです。

英語は会話文も多いし、舞台が自然の中で、登場人物も少ないので、語り手が母親と娘の交互に替わるのにさえ慣れれば難しいほうではないと思います。語彙は簡単じゃない語も出てきますが、名詞が多いので辞書機能がついていればそれほど苦にならないとも思いました。ページも352ページと長くないのもいいと思います。

この著者はデビュー作で一躍有名になりました。これ、
これはラストまで不気味さもあってなかなかでした。これも寒さが見える感じです。

その次はこれ、
これは幽体離脱もの。いやホント(笑)これは夏のお盆時期って感じですかね。

作品を追うにしたがって、鋭さから柔らかさも出ているような気もします。英語が簡単とも言い難いですが、いったん物語に入ることができれば、知的さも、抑えたエモーショナルな面もあって面白い作品たちだと思います。

今年はなかなか目で読める時間を確保しにくいので、隙間で聴いて行く耳読書が中心です。この作品はaudibleがなかったので、目で読みました。目ではそうたくさんは読めてないんですが、来年はもう少し読みたいなあと思っています。どうなるかなあ。

このところはaudibleがあればそのほうが早いので、audibleで聴くことが多くなってきました。3:1の割合で耳で聴くことが多い。時間と目の疲れもあります。紙ベースのマスマーケット物は安くても絶対手に取らなくなりました(笑)でもまだ規制があって、audible自体があっても手に入らないものもあります。TPPで緩和されたらそれもなくなるのかしら。

もう、ずいぶん前から気が付いてるんですが、耳で聞くほうが楽な自分もいます。これも膨大な慣れなのかなあと自分では思っています。今年はすでに30作以上耳で聞いてますしね。今年は耳だけできりよく50作品いくかなあ。いや、無理はやめときます。時々超大作もいれてるし。そうやって自分の首は締めないほうがいい(笑)他のことしながらだとちょっと苦しいですしね。

本だけ読める環境に憧れる私です。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Susan Meissner
Category: Dual time ( Historical story ) 

Length:  352 pages / 9hrs and 57mins 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★☆☆ 

2015年英語読書日記 No.45(耳読書No.32)309冊目

もともとこの作家さんはお気に入りです。ちょっと堅さと教訓めいた感じは自分の好みにピッタリまではいかないものの、いつも安心して選べる作家さんの一人です。しかも、デュアルタイム。現代と過去にヒロインがいてその過程を描くスタイルです。

偶然あらすじを見て、これは読まずには(聴かずには)いられなくなりました。

ヒロインの一人が歴史上の人物。

Lady Jane Greyだったからです。この人は「九日間の女王」という名前でも有名。イギリス史のテューダー朝のなかで唯一私の興味を引いたのはこの人。ロンドンのナショナルギャラリーに彼女の処刑シーンを描いた有名な絵があります。そこでしばしひとりたたずんで眺めたことを思い出しました。
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20代のころ、すごく興味を持ったんですが、日本ではあまり資料がありませんでした。イギリスに行ったときに関連の本を探したけど、探せずじまいでした。それに英語力もそこまでなかった。今はそのあと出された小説を持っています。

この人はヘンリー8世の妹を祖母に持ちます。グレイという名前でもわかるんですが、ドラマ化もされた”White Queen"の主人公エリザベス・ウッドヴィルの血を父方、母方両方から受け継いでいます。グレイの名前はエリザベス・ウッドヴィルがエドワード4世と結構する前の夫のもので、その息子の一人がジェーンの先祖に当たります。繋がってて面白いと思うのは私だけかな(笑)家系図を見て楽しんでるのも私ぐらいか・・・。

有名なヘンリー8世が亡くなった後、王国は混乱します。跡継ぎのエドワード6世は病弱。長女のメアリーはカソリックなので、エドワードに何かあれば、英国国教会の存亡が危ぶまれます。エドワードとメアリーの姉妹であったエリザベス(のちのエリザベス女王)はその当時は処刑された母(アン・ブーリン)を持つ身で、結婚が無効とされていたので、あてにされていませんでした。そこで、担ぎ出されたのがこのジェーン・グレイ。プロテスタントで、かなり由緒正しい王家の一員。王位継承の順位は低かったものの、エドワード6世がなくなる時に彼女を次の玉座にと遺言をのこした(側近に説得された)ので、王の死後、急に即位が決まったのでした。

しかし、エドワードの姉のメアリーがそれを覆したたため、9日間だけの在位でロンドン塔に送られ、処刑されることになります。夫の野心の犠牲になったとも言われています。あ、いかん。またミニレクチャーっぽくなってきた(汗)

そのジェーンのはかない、成就することのなかった愛を描きながら、メアリー女王に処刑されるまでの様子を刻々と語られていきます。

それと並行して、現代でアンティークショップを開く40代の女性ジェーンが、ひょんなことから16世紀の古い指輪を手に入れます。ここはあくまでフィクションなんですが、ジェーン・グレイのものではないかというところが接点です。現代のジェーンは息子が大学に(確かデューク大学だったかな)進学し、家を離れたところに、優秀な医者である夫から急に「別居したい」と申しだされていた状況。

時代を超えた二人の心の葛藤を描いていきます。

私は何といっても過去の場面が好きです。現代の舞台も、ニューヨークやロードアイランド当たりでとっても素敵なんですが、イギリス史が好きなのでね。

悲劇の人として有名なんですが、それを同じようにとらえて書いてもらえるとなかなか嬉しかったです。まるで歴史の目撃者になったよう。

これを聞き終えたのは9月なので、ずいぶん日がたってしまいました。本も読みたい、聞きたい、ブログも書きたい、でも仕事もあるし、それに伴って趣味以外の英語の勉強も並行していたので、なかなか書けませんでした。つらかったなあ。

まだ、落ち着いたとは言えませんが、今年もあとわずか、また読書日記徐々に再開したいと思っています。細々と書いていますが、こんなブログでも毎日訪れてくださる方もいらっしゃいます。感謝です。

ああ、物語っていいですねえ。心を人生を潤わせてくれます。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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