Category: Fiction
Length: 368 pages 
Total recommends:★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★

2016年英語読書日記 No.27(目読書No.7)351冊目 

今年は本を読む時間がなかなか確保できない状態なんですが、最近はaudibleが充実してきているのもあって、作品を選ぶときにaudibleのないものが目で読む読書という選び方になってきています。これもaudibleが出ていませんでした。これはイギリスアマゾンで見つけたんですが、舞台がイギリスで、評価もなかなかだったので読んでみました。

自分の子供を産後の育児ノイローゼで無意識に殺害してしまったかどで罪を問われた女性のお話です。お話は主人公が刑期を終えて社会復帰するところから始まります。

物語はなかなか先が見えないという意味ではこれは犯人がわかりません。主人公の立ち位置がすごく不安定なのが話を左右しています。設定はあり得ないかなあとも思いましたが、でも読ませるミステリーでした。

イギリスでは「いい大学」としてはオックスブリッジという言葉がひと昔前によく言われたものですが、オックスフォードとケンブリッジが代表格。でも小説を読んでいて、よく出くわす大学名はダラムです。小説の上での印象では、オックスブリッジはまだまだハイソな感じがあって、ダラムは庶民の頭のいい生徒が行くような感じをうけました。イギリスではトップ10位以内に入る大学みたいです。このお話ではダラム大学出身の登場人物が話の軸に置かれます。ダラム大学の中はハリポタのロケ地になったとあって、写真見て、昔観光に行ったような。家族で参加した一日観光のルートに入っていたようです。忘れてた。すごくイギリスって感じでした。

話の土台には、人間関係の強さやもろさが描かれていて、それも引き付けられる一因となっています。学生時代の優越感、嫉妬、悪意がどのように人間関係を支配していくかというのも読んでいて、ありそうもないけど、こういうシチュエーションはおこりそうで怖いと思わせてくれます。

これを読んで思い出したのが、これら。
The Girl on the Train [ペーパーバック] 
Gone Girl: A Novel [ペーパーバック]
 
上の3作品は容赦ない感じですが、これらよりかなりソフトな感じだと思いました。母と赤ちゃんが絡んでいるのもあります。それに主人公が素直でやさしい。

上3つは読了感の悪さもマックスですが、切れ味も抜群。ここまでのキレはないですが、「振り回され感」は似ているところもあります。この類の本たちは、人間の心って闇がたくさんと教えてくれます。この「振り回され感」を味わいたければ上の3冊はうってつけです。2冊は映画化されてます。

犯人のめどがなかなか立たなくて、展開が見えなくて最後まで読ませてくれました。

最後まで行くと、読了感はいいです。

このところミステリーも増えました。犯人探しが結構得意なんですが、どんでん返しにやられるとなんだか嬉しい快感を味わっています。なんとなくわかったとしても楽しんでますが(笑)

連日UPできました!うれしなあ。地味なこのブログですが、引き続きよろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

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