Category: Fiction
Length: 432pages /
16 hrs and 45 mins
Total recommends:★★☆☆
Difficulty: 
★★
Story:★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆
Romance-packed-degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆

2016年英語読書日記 No.28耳読書No.21)352冊目 

この作家のお話は何冊か読んでいます。現代ものよりもヒストリカルに重点が当てられていて、作品によってはデュアルタイムもあるけど、お話全体がかなり前の話というヒストリカルも多いです。どの作品も全体的にかなり暗い。でもその暗さがなんともいえない魅力でもあります。甘さがあまりなくて、著者の性格が出ているような気がしちゃう。

いつもはイギリスがもっと登場するのですが、これは主人公がイギリス人というだけで、舞台はほぼイタリアです。NYも出てくるけどほんのちょっと。中心は混沌としているイタリア、貧困がはびこる中、大地主に対して農民の不満がピークに達していてる状態。いままでそういうイタリアは知らなかったので、また学びました。

主人公は19才で、有名な建築家に嫁いだ女性。夫は妻に先立たれ、4才の男の子が残された。それから12年後、イタリア人の知り合いに乞われ、邸宅の設計を依頼された夫とともに家族でイタリアに訪れたところから話が始まります。

ヨーロッパの香りがプンプン、まるであちらの映画を観ているような雰囲気でした。白黒で見始めてイタリアの景色が急にカラーになったり、セピアになったりするような錯覚に陥るお話でした。この作家さんならではの色合いです。

いろんな謎があるのですが、やっぱり愛憎がもともとの原因となっていて、その吸引力でドラマにグイッと引き込まれました。

5冊読んだ中で、この作家さんの私のお気に入りはこちら、
左はヒストリカルで、右は現代も含むデュアルタイム。左はイギリスの香りがプンプンするし、右はアフリカも絡んでくるので、モザイクな感覚を味わえます。きっと訪れた場所でイメージが膨らんでお話ができてるのかなあと想像しています。描く景色がとても美しい。

どのお話もかなりノスタルジックです。

ちょっと時間ができたので、がんばって書いています。面白いことに書き出すと随分前に読み終わった野にも関わらず、物語が自分の中にざわっと沸き起こってきて面白いです。

仕事が週に6日あって、英検受け続けてるとやっぱりなかなかここまでたどり着きません(涙)でも今日も書けてうれしい。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

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