Category: Mystery Thriller 
Length:   372pages / 10
hrs and  59mins 

Total recommends:

Difficulty: 
☆☆
Story:☆☆
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:

2016年英語読書日記 No41耳読書No.33)365冊目 

イギリスの作品で、ロンドンの地下鉄が舞台の一つとなっています。イギリスが舞台だと想像しやすいし、自分が行ったことあるところが出てくるからうれしい。(実はロンドンより地方の方が好きですがね)面白みが増します。この人の作品は2作目です。1作目はこれ、
これは面白かったです。イギリスでは結構ヒットしていたもの。そのあとの2作目で評価もよかったので、聴くことにしました。

同じ系統のお話で、犯人探しがメインなんですが、2作目の方が犯人がけっこう最後までわからなくて、不気味さがありました。

離婚歴あり、子供二人を抱え、パートナーと子供二人と住む主人公が、通勤の地下鉄で不思議な体験をする。無料タブロイドの広告に自分にそっくりの写真が掲載されていた。その写真は実際に自分なのか、それともただの偶然か。誰かにいつも見られている気がするのは気のせいなのか。

世の中は急速に変わってきて、ネットや、監視カメラの情報がひしめき合って、誰がどこで見ているかわからない。誰を信用していいのかわからない。誰かに監視されているかもしれない。それは赤の他人なのか、自分の身近な人なのか。

日常を送る私たちに、その日常は本当に安全なものなのかということを問うような、ある意味コワいお話でした。こんなこと起こってほしくないなあと思います。

ネット社会の今をすごくうまく形容しているお話だと感心しました。緊張感もかなりありました。

犯人もわからないです。どんでん返しがうまい。

舌を巻くうまさにうなりましたが、後味もかなり悪い。The Girl on the Trainに匹敵するほどです(笑)それとDefendeing Jacobを完全にミックスした感じ。読んだらきっとうなずいてくださる方もいるはず。

ミステリーとしてはかなりうまいんじゃないかと思いました。犯人がわからなかったし、誰もが容疑者に思えてくるところもかなりうまいです。

ロンドンに住むある一家の日常も描かれるんですが、ここに描かれるのは、楽しいイギリスじゃなくて、ふつうはこうなんだというイギリス。それもまたいいです。かえって共感を抱きました。みんなそれぞれに苦労してるんだよと思わせてくれます。で、その上に降ってわいたこの不幸はなんだ?という展開なので、不安定さがかえって魅力じゃないかなと思いました。

冬休みに入ったので、なんとか読書日記を今年中に終わりたいなあと思っています。ガンバリマス。

読んでいただきありがとうございました。