Category: Romance
Length: 384ages / 11hrs and 11 mins / about 119040 words

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Difficulty: 
Story
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記 No.4読書No.3)378冊目 

久しぶりのコリン・フーバー。この人の作品はページターナーなんですが、メロメロプラス、ローラーコースターに乗ったようなスピード感があります。しかも主人公たちには必ず辛い過去を背負って、切ない恋心をずっと募らせて思い続けるというおまけつき。なのでせつなさもマックス。

これの前がけっこう社会派のお話だったので、打って変わってロマンスにしてみたんですが、ロマンスでもこの人のはけっこうドスンとくるお話でした。

最初に出会ったのはこの作品。この人のデビュー作です。
今考えると超爽やかです。私は大好きでした。この人はこの先ヒットするんじゃないかなあと思ったものです。予想は大当たりでした。そのあといくつか読んでました。多作だし、ティーンから大学生を対象にしたお話なので、全部は読んでいません。

そのあとに読んだこれもなかなかヒットでした。
たしかこれも発売してすぐに読んだんですが、あっという間に読んじゃいました。この著者の特徴である「過去」と「現在」のからみを描く手法とドラマチックな描き方もけっこうピークに来た感じです。全作品は読んでないので、この作品からかどうかはわかりませんが、踏み出したのが、「一線を超える」場面の描写。どちらかというと爽やか路線からだんだん大人向けになってる兆しが見えました。

そのあとこれをaudibleできいて、ちょっとたまげました。
これは、とにかく「一線超え」があふれ出した感のある作品で、ここで私は読むのを止めていました。いやはや(汗)おもしろいし、相変わらず過去をからめた怒涛のお話でしたが、どんな意味でも濃い。

HopelessとUgly Loveはおそらく一番評価が集まったコリン・フーバーではなかろうかと思うのですが、それをきっと超えるのが本作品かもしれません。どんどん進化してるのがわかります。

冷静になって考えると、「一つ間違えるとストーカーになりそうな設定」がこの人の手にかかるともうマジックの様に素晴らしいロマンスとなって完成されます。それが魅力の一つです。よく似た感じの作家さんは何人か読んだことがあるんですが、ぐっとこらえてぐわっと事実があきらかになるという溜め度が一番強い。それと最後の終わり方がデビュー作からそうなんですが、希望がある終わり方です。なので、どんなに濃くても(笑)読了感がいいのが特徴ではないかと思います。

テーマは案外重いし、ドメスティックバイオレンスの描写はそれほどひどくはないものの、私はダメです。なので、引きずってずっとその世界に身を置いていたい気分でもなかったし、ページターナーでもあるので、一気に聞いてしまうことにしました。3日で聴き終わってしまいました。

この本はあとがきで、自分のご両親の経験をもとに書かれているので、なかなか説得力も持っていると思います。どうしてこういう作風になったのかも理由がわかって親近感がわきました。

英語はかなり読みやすいので、以前からこの人の作品はお勧めでした。だんだんと主人公の年齢があがってきていて、大人の部分も増えているので、読む層も上がっていると思います。なので、これもお勧めできると思います。英語はすごく聞きやすいアメリカ英語でした。男性の声の出し方も上手。

タイトルの由来は最後の最後でわかります。ちょっと見てみるとドメスティックバイオレンスについては甘めの見方ではなかろうかという意見が見受けられました。白黒つけられないからこそコワさがあるということを描きたかった著者ですが、私は「もっと早くに行動せなあかんやろこれ」と思いながらでした。わざとだと思いますが、ライルという登場人物をあまりにも美化しすぎとも途中思っていました。

なんだかんだと言っても、軽さがないけど、ドラマチックで読み応えのあるロマンスならこの人です。

なんだかこのところ、ちょっとハイペースなので、息切れしないようにしないとです。それにあまりに終わるのが早いとその分クレジットが減っていく(汗)

この間kindeunlimitedの仮会員になったので、読むほうに時間を割けれたらいいんですがなかなかね。audibleの洋書でそれしてくれたら嬉しんですが。問い合わせたらありませんでした。残念。

読んでいただきありがとうございました。