Length:  384 pages / 10hrs and  47mins / about 114080 words

Total recommends:

Difficulty: 
★☆
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記 No.13(耳読書No.12)387冊目  

お越しいただきありがとうございます。こちらも映画化されたものです。アメリカの最先端の技術の陰に隠された黒人女性の活躍を、埋もれた歴史から掘り起こしたもので、第二次世界大戦前から現代までNASAの前身の機関に才能のある数学者を集められました。その中には才能のあるもの、女性も、黒人女性もいました。その中でも3人の女性に焦点を合わしています。

ノンフィクションなので、心躍るという感じではないですが、3人の女性の生い立ちを淡々と追っていく語りです。物語のように山がないので、気がそがれやすく、ノンフィクションは私の中では難しいほうですが、難しめのものも聞き返しをしながらがんばって聞くこの頃です。ナレーションはそれほど速くないので英語自体は聴きやすい方だと思います。

このところ、アメリカの黒人を扱うお話をよく聞いています。これの次もそうなんですが、こんなことが、ここ数十年でいまだ起こっていたことなのかと改めて知ることが多いです。うーん。登場する黒人女性はNASAの前身である機関から数学の能力を買われて雇われた人たち。黒人女性の中ではエリート中のエリート。彼女たちはいわゆる数学の天才たち。それでもこの仕事を得るまで大変な苦労をしています。

まだまだ隔離政策があるなか、彼女たちは隔離された敷地で、トイレも別々。それでもその才能を武器にアメリカの最先端技術の縁の下の力持ちになっていく。宇宙飛行士の命も彼女たちの計算に命がかかっている。それがなければ今の発展はなかっただろうというところが胸のすく思いで、スカッとしました。なんでこんな話が今まで埋もれていたのかと私も思いました。

面白かったのは、computerという言葉。よく考えればなるほどなんですが、この作品でやたらに最初から出てきて、すぐに気が付いたのですが、今ではPC,今打っている機械を表すのが当たり前なんですが、語尾のerは例えばrunnerは「走る人」と人を示しています。

computerも同じ。計算をする人たちもcomputerと呼ぶ。主人公の女性たちはつねにcomputerと呼ばれていました。思わず聞きながら横で仕事していた夫に「computerって人を表す言葉みたいなんだけど、確認してみて」と辞書で確認してもらって、ふたりで「へえ」ボタンでした。あと、タイトルのfiguresというのも、人物と数字のダブルミーニングかなあと思いながら聞きました。

映画はこちら、

映画はHelpでも出てきた女優さんが出てきていい感じです。原作より抑揚がもちろんあるのでなかなかよさげです。

ちょっと仕事が立て込んでいるのでこれも数日前にきき終わったのですが、更新できませんでした。その間に次の作品も聞き終わってしまったので、ガンバリマス。お次はお気に入りの作家の作品で、これも心の洗濯になりました。

読んでいただきありがとうございました。