Category: Mystery Thriller( Psychological Suspense)   
Length:  481 pages / about 146940 words

Total recommends:

Difficulty: 
☆☆
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記 No.16(耳読書No.14)390冊目 

「耽美的なサイコスリラー」 

お越しいただきありがとうございます。 これは、なかなかな衝撃作だと思いながら聞きました。ヒミツの花園に囲われた美少女たちという表面いかにもきれいな耽美さとは裏腹に、羊たちの沈黙を彷彿とさせながら、それとGone Girlの行っちゃった感にレイプ犯を連れてきたようなお話です。ちょっとはじめての経験かも。実際に読んでみると気分の悪いのを超えてかなり読み進んでしまう自分に気が付きました。

読む前は書評が賛否両論で、ひどいのはかなりコケおろしているので、残酷な話だろうと最初はさけていました。でも読み始めると止まらない。狂気と残酷さを美しくコーティングしてあります。

犯人だけでなく、主人公の女性も行っちゃってる感じなんですが、実際はそこまで変じゃなかった。最初とまどったのは、主人公の女性の声の担当の時と、FBIの男性捜査官の声の時の主人公のキャラクターがまるで別人のように聞こえたことです。なのでもっと裏があるのか?と思ったりもしてしまいました。ウラがあったのではなくて、続編が出るようです(笑)なるほど。

美しさにこだわる犯人は今までの犯人像と少し違います。「羊たちの沈黙」も思い出したけど、もう一つ頭に浮かんだのなぜか「Never Let Me Go」でした。少女から女性に変わる年齢でその美をガラスケースの中に永遠に閉じ込めたい。犯人は少女たちを「蝶」にたとえてコレクションしていくのですが、ある儀式、すなわち背中に蝶の羽の入れ墨を施して犯人なりの歪んだ愛情を注ぎ続けます。かなり怖い設定ではありますが。

英語は女性のナレーションが速いと思いました。若い女性特有の話し方かな?癖がありますが、だんだん慣れるとそれはそれで面白かったです。それに比べると男性のほうはゆっくり目です。回想シーンが多いものの、筋がとりにくい感じでもなかったです。

いやあ、続編どうしようかなあ。1巻でいいような気もしますが。また考えます。あ、これもKindleunlimitedの対象なので、会員の人は読み放題で読めます。(最近けっこう利用しています)

読んでいただきありがとうございました。