Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 560 pages
 /20hrs and 56mins / About  168923 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.47(耳読書No.39)420冊目
お越しいただきありがとうございます。私は全巻の中でこれが一番怖いなあと思った巻です。いろんな要素を取り込んであるこのファンタジーですが、やっぱりゾンビみたいなのは怖いっす。(怖がり)実際には呼び名がInferiで、どちらかというと、ロード・オブ・ザ・リングの沼で出てくるのと同じ感じです。

なので、これが一番オカルト色が強いのではないかと勝手に思っています。トム・リドルの登場もまるで映画オーメンのダミアンのようだし。著者がそれらを示唆しているかどうかは別として、読んでるでいて何かを彷彿とさせる瞬間はほんとに面白く感じます。

この巻では、ボルデモードの過去が明らかにされて、彼がスリザリンの末裔であることがはっきりとします。そのあたりのつなぎ方もさすが。今回はボルデモードが直接出てこないので、それも不気味な感じもしました。矛盾がいろいろあると言われているこのシリーズですが、いや、これだけのエピソードをよくまあうまくつなぎ合わせているものだと私は感服です。

今回は悪役である、ドラゴ・マルフォイもダークなイメージでたくさん登場します。でも、悪役も心を持っている、卑怯であっても、ほんの少しでも善の心が垣間見えたら、その小さな小さな善を少しでも救い出すことが大事だということも描かれています。他にも随所で垣間見れる弱者を決して見捨てない作者の視点が好きです。

それと私の好きなのは、このあたりから、スネイプが話の中でかなり大事なキーだということが徐々にあきらかになるところです。彼の過去がオクラメンシィ(だったかな。音だけが頼りなのですみません)の個人授業で垣間見れます。そしてプリンスという人物の謎もいい。私は本を目で読んで、映画を数回見て、これを聴き直しているので、わかってはいるものの、伏線がはってあるのが今度はわかってなお面白かったです。スネイプとハリーの父親ジェイムスが若かりしことに憎しみあっていて、今度はスネイプとハリーの間で憎しみの火花を散らすのですが、それはまるで、父親と息子が対立するのをハリーが疑似体験しているのだと感じたのは私だけかもしれないけど、ここにも、スネイプの強い役割がかくれていると思って聞いていました。あ、すみません。私スネイプびいきで(笑)

前巻でシリウスが死んでしまったので、もしかしてと思ったのですが、一番最初はショックでした。それと同時に作者の話運びに感嘆しました。すごい。そしてハリーの喪失感をまたまたうまく描いているので、著者が深い悲しみをわかっているからこそこの描写が出てくるんだなと、ハリーの心の叫びと共に涙している自分がいました。あはは。

最終巻一つ手前になってくると、各キャラクターもそれぞれの持前を存分に発揮しています。細かく細かく描写を重ねて、それがこの作品の一つの魅力となっていると思いました。この巻はアンブリッジやリタ・スキーターが出てこないのもプラスポイントです。そのあたりの描写はあまり読みたいくないのが正直なところです。あのやらしさと意地悪さは私には余分(笑)

映画は原作より短いので、もちろんいろんなところが編集、変更されているのが当たり前なのですが、映画の後半になるにつれて、特に後半3作品は、かなり原作に近くて忠実です。原作を読んでちょっとした違いを知るのもかえって面白いのがこの作品の醍醐味でもあります。

英語は前作よりは作品自体が短いのはいいのですが、やっぱり難易度は難しくなると思います。回想シーンも多いので、ややこしさが増します。

これも聴き終わってすぐに書きたかったのですが、なかなかここまで行き着かないです(涙)やっとかけて嬉しい。読み終わってすぐに映画も見たいんですが、それも全然できてません。

さて、次は最終巻。ウィザリングワールドから離れるのがちょっとさみしいなあと思いながら聴いています。また1巻から聴き直そうかな(笑)
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読んでいただきありがとうございました。

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