Author: Sheryl Sandberg
Category: Non-fiction
Length: 240 pages
 / 6hrs and 14mins / About  74400 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.50(耳読書No.41)423冊目
お越しいただきありがとうございます。

しばらくファンタジーが続いたので、久々にノンフィクションです。この著者の前作"Lean in"も聞いたことがあって、そのあとすぐにご主人の訃報のニュースを聞きました。そのあたりのことやその後のことが書かれていて、これは前のハリポタタスクが終わったら、すぐに聴こうとスタンバイしてました。

メキシコのホテルでランニングマシーンで突然倒れて亡くなられたご主人。倒れて意識のないご主人を見つけたのは妻である著者自身でした。そこから2年後にこの本が生まれました。

愛する人の死をどのように乗り越えていくか

イコール、突然やってくる心が壊れそうな困難をどうやって乗り越えていくか、まったく同じ状況じゃなくて、いろんな不幸が襲いかかってきたときの対処を自身の体験を通してていねいに書かれていました。

ただ単に泣き暮らすだけでなく、具体的にどう過ごしてきたか、前作でもそうでしたが、数字をたくさん示して、レポートのような感じもあるし、具体的なこともたくさんです。
 

たとえば、日記の効用については、起こった出来事を書くのも方法なんですが、さらに効果の高いのは、その日に良かったこと、できたこと(小さなことでも)を書くというもの。最初は3つからでもいい。そうすると、ストレスレベルが緩和されるデータが出ているそうです。

全編を通して、家族を亡くした人を皮切りに、どうしても仕事を休まなければいけない人が安心して仕事を休み、安心して復帰できるように、もっと会社の福利厚生を向上させるべきだと、細かい数字や、人種、性別のデータも示しながら訴えています。実はそのほうが会社にとっては得なのだと。

そんな仕事に就ける人は未だ一握りの人しかいないだろうけど、ホイッスルブロウワーとして大きな声をあげることに共感しました。随所でぐっとくるところが多いのですが、

前作での自分が気が付いていなかったこと、例えば、ペアレンティングにおいてシングルペアレントの大変さを分かったつもりだったけど、本当はわかっていなかったと非を認め、それを少しでも是正するにはどうしたらいいかと真摯に考えたり、自分が子供たちに苦しみを乗り越えるために教えているつもりが、息子に「ママ、今悲しくて、来ているお客さんの前で泣きそうになったら、我慢せずに泣けばいいんだよ。きっとお客さんも一緒に泣いてくれるひとばかりでしょ。我慢しなくていいんだよ」と逆に教えられてというエピソードにもぐっときました。

あと、テロリストに妻を殺された男性が「私の子供たちの母である、私の愛する人を奪っていったが、私は決しておまえたちに対しての「憎しみ」だけは渡さない」という例もすごく心に沁みました。憎まれても自分が同じ目線で相手を憎むことはしない。これは私達が日常でも気をつけたいことの一つです。私も「あ、嫌われてるのね」なんて思うこともあるけど、決してされた、言われたことを相手にはしないでおこうと気を付けています。エネルギーはいい方向に向かうべき。

一番共感したことは、「人を助けることが自分を救っている」という強いメッセージです。私もかねてからずっとそう思ってきました。それがどれほど小さなことでも、一番大切なことだと思います。

そして、著者は説きます「自分を受け入れて自分を愛せる人が人を助けることができる」

聴きながら、ますます家族やまわりの人に感謝の気持ちを持ち、自分ひとりで生きているのではないのだと再度思いました。お互いに体をいたわりあいながら、笑いながら過ごすことが一番大切。

また本からたくさん学びました。

やっぱり私にとって本は心の貯金です。

本っていいですね。
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