英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

カテゴリ: 難易度★★★

Author:Gail Honeyman
Category: Fiction
Length:   338ges / 11s and 41mins / about 104160

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.66(耳読書No.55)439冊目
お越しいただきありがとうございます。

たまたまイギリスアマゾンで見つけたのですが、ベストセラーになったもののようです。セラピーストーリーとでも言いましょうか。これはほんとにめっけものでした。

最初は心がないのかというぐらい冷たいエレノア。誰とも心を通わさず、ただ一人同じことを繰り返す日々。そこに小さな小さな変化が訪れることから、少しずつ閉じた心を開いていく物語です。

心と体に深い傷を負って、フォスターケア
(行政が成人するまで面倒を見る里親を含む制度)で心の交流がないまま育っているせいで、彼女は自分の生活にやってくる人たちにどう対応していいかわかりません。友人もなく、同僚とも交流がなく、冗談も言わない孤独な毎日で、KYな自分もわからない。

主人公の周りの人間が持つわだかまりを読者として同じように持ちながら、「大丈夫かな、この人」から徐々に「ああ、そうか」に変わり、最後はエールを送っている自分がいました。

精神的な病は治すのがほんとうに大変です。表に出て来るものにたいしてレッテルを貼られてしまい、避けられてしまう。好きでそうなったわけではなくても、世の中は冷たかったりします。逃げ場がない。コミュニケーションがうまくできないからよけいに孤立してしまう。

人間は、どんな人間でも、かならず必要なものがある。

それは自分でない生き物の存在。人や動物や、植物だったりもするときもある。(ここで出てくる観葉植物のシーンで映画「レオン」を思い出した私です)

どんな人もそれなしでは生きていることさえもわからないかも。 だから人間はややこしい。だから人間がいい。

これもお人よしの人物が出てくるんですが、そういう人がいないといけないなと思いました。思いやりが人の命をつなぎます。ほんとにこういうのを読むと世の中捨てたものじゃないなあとこころが柔らかくなります。

誰にも居場所を作ってあげようとする暖かさを感じました。

日本に暮らしていて、こうやって英語の環境を知り、英語で読んで、ふと思うのは、「裏のなさ」がある人がでてくることです。やさしさの感じがちょと違うなと思うのは私だけかなあ。アメリカの作品とはまた違う感じなんです。何というか、「あっさりしたやさしさ」とでも言いましょうか。

英語はしっかりした感じが感じられるイギリス英語です。男性、老人の使い分けもかなりうまいです。そしてグラスゴーという土地柄で、方言を聴くのも魅力的。イギリスものはaudibleはそういう意味で色鮮やかに感じる私です。文字では味わえないこの感覚を是非味わってほしいと思います。

ちょっとポイニャント(心苦しくなる)でもあるけど、心が少し軽く、優しくなるお話でもあります。

ちらっと映画化なんてものも目にしました。されるとしても少し先かもしれませんね。

物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計   475,354語

  累計   51,822,343語

Author:Hazel Gaynor
Category: Fiction ( Based on history / Dual time )
Length:   416 pages / 11hrs and 2mins / about 128960 words

Total recommends: 
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.64(耳読書No.53)437冊目
お越しいただきありがとうございます。この作者の作品はこれで2作目です。1作は大ヒットのこの作品でした。
タイタニックのお話は悲劇と決まっているので、どうしようか迷って手に取ったものですが、これはよかったです。聴いていて目の前で船室中のパニックが起こっているのが見えるようで、夢中になってききました。ラストが大好き。

で、今回のお話は舞台がヨークシャー。ヨークシャーに親しみを持つ私なので、聴いてみることにしました。どうも史実をもとに作られたフィクションのようでした。

史実とは、こちら、
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コティングリー妖精事件として知られる、ねつ造写真の真偽を主軸に丁寧に当時の少女とそのいとこ、そして現代の主人公を絡めたデュアルタイムでもあるお話です。

この写真が撮られるまでと、撮られてからのお話が丁寧に描かれていて、どんなことが起こったのかを、作者のうまい語りで知ることもできる一石二鳥なお話です。私は似たような話を聞いたことがあったので、興味深く聴きました。この写真をめぐってはコナンドイルも言及していて、当時はかなりの話題になっていたようです。

Cottingleyはマンチェスターとヨークのちょうど間で、皇室の人がこの間留学したリーズ大学の近くでもあります。有名な高級住宅街ハロゲイトのちょっと下あたり。ハロゲイトはいったことがあるのですが、地図や画像を見るとなるほど妖精がいてもおかしくない雰囲気が溢れています。
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事実が多く、意外性がないので、★は4つにしましたが、妖精はねつ造だったということがどうだというのでなくて、妖精がいてほしい、少女たちの心の中にはいつも妖精がいて、こころ押しつぶれそうになった時には小川のせせらぎのそばからやってくる。心に寄り添っているというやさしさを持ち合わせている本だなと思いながら聴きました。

同じようなテーマの作品はこちら。こちらもなかなか雰囲気があって面白かったです。ダークさがけっこうお気に入りの作家さん。
これはロケーションも違います。

デュアルタイムでもあるので、話が行ったり来たりする分、簡単とは言えないかもしれません。英語は二人のナレーションで、少女と大人の女性です。ヨークシャー、アイリッシュ、ちょっと南アフリカ?のアクセントが聴けます。

やっぱり物語が好きです。こんな教養つけてどうなるんだと思わないでもないですが、こんな教養こそいいじゃないかと思う自分もいます。心の図書室拡大化作戦を一生かけてしていると思っています。

さて、つぎは映画化されている子供向けの作品です。これはなんで今まで手に取ってなかっただろうと思いながら聴いています。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 
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9月合計  337,880語
 累計  51,684,869語

Author:Marc Levy
Category: Romance ( Romantic comedy )
Length:  288 pages
 / About 89280 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.62(耳読書No.51)435冊目
お越しいただきありがとうございます。

こういうの待ってたんですよね。超キュート。大人のキュートなロマンス!爽やかで、ちょっとコミカルで、幸せな気分になる作品。これは文句なしです。粋でテンポもよくて、ロマンチックで聴き終わりたくなかったほどです。やっぱパリは恋人の街ですねえ。うーんパリ行きたくなってきた。大昔パリに行ったときはけちってルーブル美術館に水曜日の割引デーに午後から入って、時間足りなくて後悔したので、今度はちゃんと時間かけていきたい。

思い出した作品というか映画ですが、ずばりこれです。これは舞台がイギリスで主人公が逆のパターンですが、これを思い出した人は多いと思います。
自分の中で、ロマンス部門久々の大ヒットです!

目で読んだら★二つと三つの間です。すごく読みやすいと思います。audiobookとしては難易度は少し上になると思います。目で読む平均が5時間57分で、audibleの長さが6時間24分とその差が少ない。ナレーションが速めだと思います。それとフランス語なまりの英語はけっこうタフです。

二人の主人公の場面がころころ変わるのですが、その変わり目がほとんどわかかりにくく、最初登場人物が一気に5人以上ダダっとでてきて把握するのがややこしくて、確認のため最初の30分を聞き返しました。いったんわかれば、もうロマンチックでキュートな世界にどっぷりつかれます。

これはおそらくフランス語からの翻訳本だと思うのですが、まったく違和感がなかったです。というか主人公がアメリカ人とイギリス人なので、それも不思議ですが、著者はフランスのベストセラー作家です。

一筋縄ではいかない大人の恋愛を描いていて、友情をはぐくもうとしているのか、恋人として意識しているのかのすれすれの線を描くのがすごくうまいです。それに、小説のエピソードはなかなかひねりがあります。フランス以外の舞台もあるのですが、なかなかタイムリーな政治色も感じる素材を扱ってもいます。

爽やかさも感じるのですが、ちょっとこれにも雰囲気が似ています。

これもキュートですよね。

9月に発売されてすでにもう大ヒットしているので、これも映画化の予感です。私はaudible解禁日に予約してダウンロードしました。

ソフィ・キンセラはちょっとどぎつくてどたばたで物欲ありすぎ、デビ―・マッコーバーやキャロリン・ブラウンがちょっと年齢が行き過ぎかなと思う方は、これうってつけだと思います。ハッピーな気分にもなれると思います。

大好きなリチャード・カーティスの雰囲気も持っているこの作品。みんなこういうの大好きだと思います。私は大好き♡

夏は暴走したのですが、くらべるとちょっとペースを落として聞いています。耳はイギリス英語で、目はアメリカ英語を読んでいます。仕事が始まって、他の英語の取り組みも徐々に変えつつあるので、もう少し本を読む時間もとれるといいなあと思っています。

ああ、物語っていいですね。こういうロマンスもっと読みたいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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9月合計   133,920語

 累計   51,477,909語

Author:Fiona Davis
Category: Dual time
Length:  368 pages
  / 11 hrs and 42 mins / About  114080 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.60(耳読書No.50)433冊目
お越しいただきありがとうございます。私の読書は偏りがあるんですが(笑)おそらくこれも偏りの理由の一つだと思います。ヒストリカルやこの現代と過去の二つの主人公が登場する形のデュアルタイムというお話に目がありません。最初ヒストリカルだと思って聞き始めたら、デュアルタイムでした。

主な舞台はここです。
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本の表紙と全く同じ建物です。NYマンハッタンにあるダコタハウス。表紙はおそらくセントラルパークから見上げた感じで、まだ周りにビルがない状態だから違うように見えますね。当時はそうだったみたいです。私は旅行中に観光バスからのぞいたことがあるだけですが、豪奢で素敵な建物です。ジョン・レノンが住んでいて玄関前で殺されたことでも有名になった超高級マンションです。現代でも資産があるだけでも、有名なだけでも入れないと言われているマンション。これを設計したとされる人のアシスタントして働き始めた女性が主人公の一人です。あ、調べたら、設計者として出てくる登場人物も全く別の名前だったので、完全にフィクションだとおもいますが、それでもうまくつながっててかなり面白かったです。

時代はこのダコタハウスが建てられた1884年ぐらいと、100年後の1985年。舞台は同じダコタハウスで話が繰り広げられます。交互にヒロインが登場するのでそれさえ慣れればデュアルタイムは展開があってすごく面白いです。

ヒロインが、特に過去のヒロインがとても苦労するのですが、現代(といっても1985年です。設定上そうしないと無理があるのでしょう)で知る100年前の事実とは実は違っていたという話で、クライマックスに向かってわからなかった謎が明かされていくのですが、

途中思い出した本は二つ。まずはこの間も取り上げたこれです。
舞台が同じマンハッタンというのと、やっぱり同じような設定があるこちら、

この二つにもっとメロドラマチックさを加えた感じです。

このThe Addressはなかなか結末が面白かったです。すごいどんでん返しがありました。

フィクションなので、作りばなしなのですが、それでも作者の知識や調べた史実などからくる断片を拾って自分もいろんな知識をつけることが可能です。ここでは、マンハッタンの成り立ちを学べたり、自由の女神が運ばれてくる様子がわかったり、間接的にでもいろんなことが知れるのです。私は英語で話をするときに、この読書からくる情報で、いつも得をしたなと思うことが多いです。

それは、言語を学ぶという目的だけでないことを指しています。

それとドラマを通じていろんなことに共感したり、感動したり。言語を超えてそれができるうれしさがあります。たまらない魅力です。

ああ、物語っていいですねえ。

気が付くと、今年はaudiobookだけですでに50冊聴いていることに気が付きました。おお、これはタイ記録だと思います。今までで目と耳を合わせて100越えをしたことがるのですが、そのときは多分1年で50冊だったと思います。今年はまだ4カ月あるので、audibleに関しては新記録になりそうです。励みになるだけのことだけど、素直にうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction
Length: 465 pages
 / 18 hrs and 33 mins / About  153760 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.58(耳読書No.49)431冊目
お越しいただきありがとうございます。つい最近この著者の最新作を聴いたんですが、「やっぱり夏はフィリッパ・グレゴリー」と思ったのと、人物に興味を持ったのと、本の評価もかなり高いので迷わずこの作品を購入しました。

いろんな人の立場からのテューダー朝を書くことで有名な著者ですが、このお話はヘンリー8世の最後の王妃、ヘンリー8世の寿命を延ばし、当時では珍しく、知性派としてのクイーンとして扱われているキャサリン・パーという女性の目を通してのヘンリー8世晩年のお話です。

やっぱり表向きの歴史だけでは知り得ないエピソードが満載で満足でした。これの前のカズンズワーシリーズ、ばら戦争をもたらしたプランタジネット朝は夢中になって連続で聴きました。でも、もともとテューダー朝は暗いのであまり手をつけていなかったのですが、

やっぱすごいわ、の一言でした。

イギリス史の中でも燦然と輝いているような有名なテューダー朝ですが、前回の娘のエリザべス女王の時と同じく、

暴君のなれの果てを見ることができます。徹底的に悪人のヘンリー8世。どこまでも冷酷な、ひとを人とも思わなくなってしまう独裁者が描かれています。

キャサリン・パーは王とは再再婚で王妃になり、彼の子供たちの庇護者として教育にも骨を砕きます。一方で、王妃になる前に結婚しようとしていた相手にずっと愛情を持ち続けて、ヘンリー8世の王妃として耐えに耐え忍ぶ姿、賢いがゆえにもたらされる危機はまるでサスペンスドラマのようでした。こんなに不安定な立場だったとは知らなかった。

以前に読んだヘンリー8世が狂気の境地に陥っていく様子は、見るも憐れで、思わず同情心も芽生えたんですが、ここではその後のさらに悪化したあとの王の状態なので、ただの悪人としか映りませんでした。ただのゴッドコンプレックスのおっさんになっていてびっくりした。そこまで描ける作者にもびっくりしました。負傷した足の傷口から常に腐臭がただよう中で、だれも信用できなくなっていく姿は壮絶です。それに耐えるキャサリン・パー。おとぎ話の王に見初められる女性とは全く違う、絵本とは違う、本当は監獄のような世界。

このお話では相思相愛の相手、トーマス・シーモアは非常にいい人物として描かれています。史実ではちょっとずるい彼ですが、イケメンヒーローは必要なので、良しとして聞いていました。まあ、実際には中世の人たちの価値観はかなり違っていたはずですしね。

いやあ、すごい重厚なドラマでした。舞台はイングランドのお城を転々とするので、ますますもともとの夢であるお城巡りに拍車がかかりました。王が住んだお城だけでなく、貴族が住んでいたお城も途中いろいろ調べて、行きたいところが増えちゃいました。調べたものの一つにこの間見た映画の舞台になっていたところもありました。

昔、イギリスのコッツウォルズ周辺を友人とドライブしながら泊まり歩いたことがあるんですが、その時に、キャサリン・パーが過ごした最後のお城に行ったことがあります。こじんまりとしていてお庭も素敵で、また行きたいなあと思っています。

個人的に大好きな分野なので、思い入れも強くて、面白いと感じるのも人の倍ぐらい感じてるんだと思います。

英語はこのシリーズの多くを手掛けているナレーションの方で、イギリス英語が心地よくなること請け合い。真似したくなります。

さて、8月は前半読書を我慢していたのもあって、ストレス解消に読書を後半2週間で増やしました。仕事も始まったので、なかなか大変でしたが、なんとか目標を超えることができました。うれしい。たまった読書日記を一気に書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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Author:Lisa Wingate  
Category: Dual time Fiction

Length: 352 pages
 / 14 hrs and 28 mins / About  109120 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.56(耳読書No.47)429冊目
お越しいただきありがとうございます。デュアルタイムです。これもベストセラーから見つけたものですが、この作家さんの作品は1冊読んだことがあって、ものすごい高評価の本だったにも関わらず、自分ではそこまでと思った記憶があるので、しばらくスルーしてました。

でもあらすじを読んで、孤児ではないのに誘拐されて孤児として売られるという実際に起こったお話をもとにつくられたものだと知って読むことにしました。

これも読んでよかったお話でした。

最初は謎が多いのと、大人の女性と12歳の女の子の二人の主人公が交互にでてくるので、話を把握するのがちと大変なんですが、これはデュアルタイムでは普通のことなので、そこさえクリアすると、途中から平行した二つの時代が絡んで話が見えてくると非常におもしろくなってきます。これも途中からは止まらなかったです。

これを読んでいて思い出したお話がこちら。
私の読書日記はこちら。What She Left Behind

無理矢理愛する人の元から引き離され、閉じ込められるという設定が同じ。今回は子供たちとうところが違います。子供たち、とくに小さな子は記憶があまりないので、本当に悲劇だったそうです。当時、「シャーリーテンプルのような金髪」で、小さければ小さいほど人気があったという描写に、人間のエゴを感じるのは私ひとりじゃないと思います。人間であって、ペットじゃない。

お金持ちで子供を欲している人たちをカモに、組織がらみで子供たちを売買する。施設ではもちろん虐待が横行しているという、考えられないことが少し前におこっていたのです。実際には物語で語られるよりもひどいことが起こっていたそうです。そんなことが起こらないようにと願って書かれたのだと思います。

デュアルタイムなので、最初は少しゆっくり目ですがすぐにテンポが速くなって展開があるので、さらわれた兄弟たちがどうなるのかハラハラしながら聞きました。

英語はaudiobookだと12歳の女の子の英語が聴くのに少し慣れがいると思います。テネシーが舞台なので南部訛りの子供という設定なので、語彙とかではなく、リスニングという意味で簡単ではないかもしれません。大人の女性の声はそれもあって、非常に聴きやすく感じました。

これは映画化されるかも。お勧めです。トータルで★5.3ぐらいのお勧め度です。あと少しで赤星になるぐらい。

さて、次は実話をもとにしたお話ではなくて、実話を聞いています。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

 個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author:Philippa Gregory
Category: Historical Fiction

Length: 529 pages
 / 19 hrs and 10 mins / About  163680 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.55(耳読書No.46)428冊目
お越しいただきありがとうございます。常連の方はもうご存知だと思いますが、

私はイギリス史が大好きです。萌えます(笑)イギリス史、特に中世を物語の面から語る時、フィリッパ・グレゴリーは欠かせない存在です。まるでその時代にタイムスリップして王族や貴族が自ら語る人生を直接その場で聴いてるような力強い物語を描きます。かなり濃いのですが、萌えてるわたしは全然大丈夫(笑)人によってはこれはベストじゃないみたいなのを見ましたが、いつもこんな感じじゃないかなあ、と思いながら聴きました。

フィクションですが、一応史実を調べ上げた上でのフィクション。人物像の性格は著者が色づけしてあるだろうけど、細かい部分まで歴史っぽいので、ものすごく厚みがあります。語られない歴史を垣間見ることができます。

偉大であると思っていたエリザベス女王。実はこれほどきらわれていた君主もめったにいないかもと思わせるほどのパワーを持つ本でした。

大英帝国を築くきっかけとなったエリザベス1世。イギリスで最も有名な王家の一人。しかし、彼女の代で一番有名なテューダー朝が途絶えます。

テューダー朝の崩壊を招いたもの、

それは「嫉妬」。

教科書や知っている知識では、エリザベス女王は国と結婚して、国のために生涯独身を通し後継者をスコットランド王のジェームズ・ステュアートに指名して世を去る。

後継者は本当に彼でよかったのか?ほかにいなかったのか?

その答えの一つに当たるものがこの本にありました。

ちょっとだけ、angelの一口イギリス中世いっときますね(笑)

この本はヘンリー8世の妹の孫である3姉妹が主人公です。英国国教会をおこし、カソリックから離脱したヘンリー8世。プロテスタントとカソリックが対立する中、エドワードの次の王位継承者としてプロテスタントの妹が王位継承者に名を連ねていました。エドワードには二人の娘、異母姉妹である、メアリーとエリザベスがいますが、長女メアリーはスペイン王家の母の影響もあるので、カソリックで、母が離婚を言い渡されました。次女エリザベスは母親のアンブーリンが離婚の末断頭台の露と消えたので有名ですが、その時点で二人はバスタード、すなわち庶子の身分となり、正当な子供として認められていませんでした。のちに最後の王妃キャサリン・パーの尽力によって王女となったのですが、王位継承者として誰がふさわしいのかは議論の分かれるところとなったのです。

ヘンリー8世には姉と妹がいて、姉はスコットランと王家に嫁ぎ、その孫が有名なスコットランド女王メアリとなります。しかしスコットランドは強烈なカソリック。妹はもともとフランス王の王妃でしたが死別後はイギリスの貴族と再婚します。ほんとに複雑なんですが、大変な時代だったわけです。そこにヘンリーのたった一人の王子であるエドワード6世は王位をついであっという間に死んでしまいます。ヘンリー8世もですが、遺伝により病だったと言われています。昔は梅毒というのが定説でしたが、違う遺伝病という説もでてきているそうです。

ということで、ヘンリー8世の妹メアリの孫であるプロテスタントの3人姉妹が脚光を浴びることになったのです。

その長女が、ヘンリー8世の妹の孫にあたる3姉妹で一番有名なのは9日間女王と言われるジェーン・グレイです。ずっとLady Greyとして扱われていましたが、今では女王として認められたというのも聞いたことがあります。ちなみにGreyはプランタジネット朝の祖となったエドワード王の王妃の連れ子が先祖です。家系図が入り乱れてほんとに面白い。

この本のすごいところは、有名なジェーン・グレイの部分はほんの一部分で、そのあとの残された王位継承者である妹たちについて詳細にえがかれているところです。実はジェーン・グレイ自身についても、あまり資料が残っていなかったのもあって、歴史的に埋もれている部分がすごく多いと聞きました。これも以前にジェーン・グレイを扱った小説を読んだときに書いたのですが、私が学生だった頃、彼女にすごく興味をもったものの、資料が少なすぎてあまりたくさんのことはわかりませんでした。日本語でもないし、英語でも今みたいになかったのと、自分の英語力も問題もありました。

以前に読んだフィクションはこちら。
読書日記はこちら
Lady in Waiting
これはあればいいなというロマンチックなお話で、後で考えるとかなりなフィクション。一方、今回のThe Last Tudorは特にジェーングレイの部分はもっと史実に忠実なのではないかと思いながら聴きました。長女ジェーンについてのお話は最初の一部で、次女と三女のキャサリンとメアリー、特にキャサリンに焦点があてられています。

ジェーングレイ亡き後、プロテスタントの唯一の後継者になったキャサリンですが、エリザベス女王の侍女として仕えることになります。その後のエリザベス時代を彼女たちの目を通しながら知る。有名なメアリ女王も出てきます。

フィリッパ・グレゴリーのすごいところは、読んでると、いや、聴いてるのでよけいなんですが、まるで500年ほど前のロンドンにタイムスリップしたような感覚に襲われるところです。もうすごい臨場感です。

キャサリンは当時めずらしく恋愛結婚をします。相手はこれまた王室に近い貴族であるエドワード・シーモア。そして妊娠。しかし女王の許可なしに秘密裏に結婚したかどで、ロンドン塔に幽閉されてしまいます。生まれた子供は誰よりも王位に近い王子となるはずなのに、庶子扱いされます。その王子を後継者にすれば、強烈な国民の支持を得るはずなのに、あえて無視する。

そこには、嫉妬以外のなにものも存在しない。

最愛の夫と子供から引き離され、監禁状態の中泣き暮らした日々。それが彼女を蝕んでいきます。

猿と猫と犬を飼っていた彼女ですが、病に伏せってベットに横たわる横で、主人に従うように何も食べずずっとベッドの横に離れずずっと寝ていたパグ。キャサリンの死に際、目を閉じた瞬間、犬が「キューン」と泣いて、こうべを垂れた。彼女が生きている時と同様に、そしてキャサリンが死んだ後も決して離れようとしなかった。そしてチャペルに埋葬された後は、お墓の横から離れず、誰かが餌をあげても食べず、家に連れて帰ってもまた墓の前に戻り、ただひたすら墓の横でまるで喪に服すかのように寝そべる数日をおこったあと、そこで眠るように死んだいうエピソードで一気に涙が溢れました。(愛犬家なのですみません)

これがほんとかどうかは別として、それぐらいひどいしいうちを受けたのは事実だと思います。

王権ではなく愛をとったはずなのに、愛するものをすべて剥奪され王権のために黙殺された姉妹。時代が時代だけに仕方がないのですが、怒りがこみ上げてきそうになりました。

フィリッパ・グレゴリーはテューダー朝の主な貴族の女性たちをほぼ網羅して物語していますが、王権が周りの人間と本人を蝕んでいく様を描いたのは、この本と、もう一冊のこちらが飛びぬけています。
読書日記はこちら。The King's Curse

こちらは主人公はヘンリー8世のおばですが、彼女を通して狂気ともいえる人間に変身していくヘンリー8世の人生を描いています。

これらの本で私たちは独裁者が国に何をもたらすかを学べると思いました。そして、人間のエゴが人間を殺すに至る過程。普通ならありえないことも、王座にいるというだけで安易に人を傷つけることができるという危うさ。権威がどれほど怖いものかを思い知らせてくれます。

エリザベル女王のとった行動は、父王のヘンリー8世がとったのとまったく同じ末路。

このタイトルであるThe Last Tudorとは、エリザベス1世を指すともとれますが、実はこの3姉妹、特に残された二人の姉妹も同時に指していると思います。

いやあ、素晴らしい。夢中になりました。著者ご本人も書いていますが、無名のころに書いたOther B Girlを書き始めて、このThe Last Tudorでテューダー朝のお話も終わりだそうです。私はテューダー朝よりプランタジネット朝のほうが暗くなくて好きですが、テューダーちょうは全部制覇していないので、またすこしずつ読んでみようかなと思いました。

イギリス史がもともと好きだった私をイギリス中世の物語にいざなってくれた張本人。感謝の気持ちでいっぱいです。これはかなわない夢かもしれないけど、イギリスで講演会があったら是非聞いてみたいほどです。

これは中世のヒストリカルフィクションですが、お次は現代と過去の二つの主人公がいるこれも史実をもとに書かれたデュアルタイムというジャンルの本です。

読んでいただきありがとうございました。

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ダウンロード (3)

Author:Rachel Caine   
Category: Thrillers

Length: 302 pages
 /10 hrs and 4 mins / About  93000 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.54(耳読書No.45)427冊目
お越しいただきありがとうございます。ほんとはロマンスしたいんですが、なかなか見つからないのでベストセラーからピックアップしてあったものを選びました。夏のサスペンス劇場。

これはなかなかスリリングでした。連続女性殺人犯の家族のその後を描いています。夫が猟奇殺人を密室のガレージで繰り広げていたこともつゆ知らず、二人の子供をもうけ、幸せに暮らしていた主人公。ある日、車が事故でガレージに追突したことから、密室殺人が判明。夫は死刑が確定したが、妻であった主人公も共犯の疑いがかけられる。証拠がなく、(もちろん共犯じゃあない)不起訴になり、子供たちと殺人犯の家族としての姿をくらまさないといけない人生が待っていた。

殺された被害者たちの家族をはじめ、社会的制裁が待ち受けていたから。

いや、これ怖いです。殺人や謎の犯人におわれるのがこわいのではなくて、(実際はそこも見どころですが)ネットや電話や、直接バッシングを受けるという制裁がコワいです。加害者の家族も罪を償わないといけないという無理やりな理論で家族3人が追いやられていく。現代におこっていそうな設定です。

でも母は強しです。子供たちを守るためなら母は強くなれる。偽造した身分証明を買い、護身術を習い、銃の腕を磨き、ある一定期間で引っ越しを重ね、家のセキュリティーをこれ以上はないぐらいに強化。

それでも敵は襲ってくる。刑務所にいる夫の脅威と共に。

差別に耐えかねて逃げながらも果敢に戦う姿に手に汗握るシーンも多かったです。しかし、こんな世の中あかんやろと思いながら聞いていました。いじめは子供の世界だけで起こっているのではないということをまざまざと見せてくれる作品でした。

ページターナーです。

よく似た本を読んだことがあります。こちら。
これは主人公の父親が女性を監禁し殺すという設定で、それを娘の主人公が最後の被害者を助けてからのその後を描いています。

サスペンス度では、こちらのStillhouse Lakeの方がスリリングです。上の方がロマンス色がつよい。女性の強さも全然違うので、強さを描いたこちらのほうが私は好みです。カッコいい女性がでてくるのはけっこう好き。

英語は落ち着いた女性のナレーションで主人公同様かっこいいです。英語もわかりやすいと思いました。ロケーションが素敵で実際にある湖かなあと想像しながら聴きました。1巻で続きをにおわせる終わり方をしたので、出るだろうなと思ったら、2巻がでてました。私は今のところ読む予定はないです。もっと怖い犯人が出てくるのわかってるし(笑)

次はまたがらっと趣向を変えて、完全に自分の趣味の作品です。夏にはその作家の作品をよく読んでいるのを思い出して新作をポチットしました。

やっぱり物語が好きだなあ。ドラマチック大好き。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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Author: Amy Harmon 
Category: Fantasy 

Length: 342 pages
 /10hrs and 57mins / About  106020 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.52(耳読書No.43)425冊目
お越しいただきありがとうございます。このお話には1巻があります。こちら、
私の読書日記はこちらThe Bird and the Sword 

表紙がちょっと怖い感じですが、ファンタジー兼ロマンスです。昔話を聞いているような錯覚に陥りそうになるほど、グリムな雰囲気プンプン。完全に自分の好みにはまるので、夢中で聴きました。これは自分の中でヒットです。

その2巻であるこのThe Queen and The Cureも読んだ人の評価がものすごく高い。主人公は1巻で脇役だった王の異母兄弟が主人公です。自分は正当でないのもあるけど、王の器でなく戦士だと自称する主人公なので、武骨な筋肉ムキムキなイケメンのイメージです(笑)1巻でも魅力的に描かれていたので、2巻では主人公に抜擢なんてのはよくありますね。

これもそうでした。
コートシリーズは読者の対象が完全にティーンエイジャーであることは否めませんが、

今回のThe Bird and The Swordの2巻はもうすこし童話っぽくしてあって、かえって大人っぽい。セリフも昔っぽくて、すごく素敵だと思いながら聴きました。

2巻のこちらも、切なさをうまく描いています。運命の出会い、愛する二人が結ばれないやるせなさ。やっぱり作家の特色じゃなかろうかと思われる「ロマンス」「愛」が前面に出ていて、これはファンタジーとうまく絡み合っているのではないかと思いました。1巻もですが、2巻でも戦いのシーンがあるので、映像にしたら迫力ありそうです。

よくあるテーマである、普通の人間が持ち合わせない特殊能力を持った登場人物たちが主人公ですが、その手のものは、踏み間違えると、なんでもそこで解決策を見出して面白みがちょっと減るってのがあります。上のローズシリーズは2巻からその感が強い。

このシリーズはその特殊能力を逆手にとって、それがゆえに迫害されたり、能力もすべてに万能でないという弱点をつくることで、かえって困難が伴ったりもすることでうまくつなげてあります。どこまでもグリム童話を彷彿とさせる作りがとても好きでした。1巻の方がそれが強い。2巻はもうすこしいろんな神話を取り入れたような印象です。

言葉の使い方もおもしろくて、例えばDenderという名前の国がでてくるのですが、そこに生まれた人の特殊能力が、木に変身できる能力であったりする。これの前にどこかでdendrology「樹木学」とう言葉を覚えたばかりだったので、一人「なるほど」と思いながら聴いていました。こういうの私のボキャビルの方法の一つなんですが、マメじゃないので(笑)途方もなく時間をかけてやっているんだと思います。でも楽しく覚えられるのがいいです。

しばらくバタバタしていたので、やっと一息ついてこうやって読書ブログ書けてうれしいです。気が付くと3つも溜めていた(汗)また忘れないうちに書かないとです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Kathryn Hughes 
Category: Fiction ( Dual time )

Length: 416 pages
 / 9hrs and 11mins / About  128960 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.51(耳読書No.42)424冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記までこれなくて、またたまってきました。わすれないうちに書かないとと思いながらなかなかかけません。

久々のデュアルタイムです。私はaudibleのヘビーユーザーなので、これはaudibleのサイトと、アマゾンのサイトでお勧めとしてずっと出ていた作品です。じわじわとヒットした作品のようで、ちょっと前にアマゾンのチャートに躍り出てきたときに、他の作品と一緒に購入してありました。(アマゾンチャートとランキングもよく見ています)年間会員なので、気に入ったものが見つかったら、2,3作品一緒に購入したりします。クレジットはお得感がありますが、最近は値段をよく見てからです。クレジットより安いのもかなり出てきてます。

このデュアルタイムは第二次世界大戦と現代ですが、現代も少し前だったと思います(忘れかけ(汗))マンチェスターに住む主人公ティナはハンサムなバスの運転手と恋に落ちて結婚するが、夫のアルコール依存からくる暴力におびえる日々だった。ある日、週末だけ働いていたチャリティショップで、チャリティに出されていたコートの中から開封されていない古い手紙を発見する。戦争に出る前の男性が、自分の子供を妊娠した恋人にあてた手紙だった。彼女はなんとか恋人の女性を見つけ出して手紙を渡そうと決意する。

主人公の一人がドメスティックバイオレンスに苦しむ女性。もう一方の主人公は戦争が始まる時に、恋人の子供を身ごもり、時代が許さなかったために、医者である父親にアイルランドの叔母の農場に追いやられてしまうという設定です。過去と現代が絡んだときに、また新しいなにかが始まります。

手紙がつなぐ運命。時に人を引き離し、時に人をつなげる。偶然が起こす悲劇と出会い。違う時代が交互にでてくるので、飽きません。ちょっとredundantかなと思うとこと、ちょっと都合がいいかなと思うところはありましたが、久々のデュアルタイムだったので、楽しみました。中盤までにちりばめた謎を説明しようとしているのだと思いますが、説明っぽいなという印象をちょっとうけました。おじいさんの登場は私は別にいらなかなったなあ。ケイト・モートンとかの類をたくさん読んでると、そのあたりにうるさくなってしまうのです。すみません。これはこれで面白かったです。

これを聴いていて思い出したのは、この映画。

婚外の妊娠で翻弄されるお話であるという共通点があります。ちょっとまえまで結婚せずに妊娠してしまった女性が修道院に入れられて子供を取り上げられてしまうということが結構当たり前だったようです。特にカソリックでは厳しい。この小説では主人公はカソリックではないけどアイルランドに舞台を移してうまくつなげてありました。私はBBCでこの映画のことや歴史を知りました。学びが多い。

このエピソードとドメスティックバイオレンスをかけ合わせて、デュアルタイムに仕上げているのですが、ドメスティックバイオレンスのほうの描き方もかなりドラマチックでちょっと荒いかな?とは思ったのですが、そうじゃないと話が収まらないのでいいのだ。

特筆すべきは、舞台がマンチェスターなので、audibleで聴くと英語が楽しいです。マンチェスター出身の人は知ってても、マンチェスターに滞在したことはないので、偉そうには言えませんが、実際はもっと砕けた感じだろうけど、感じが出てるのではないかと思いました。アイリッシュの英語もちょっとでてきて和みました。audibleはやっぱり朗読なので、きれいに聞こえます。母音の使い方が違うのが顕著で面白い。訛りを意識してナレーションをしているところも多いので、そういう意味では目で読んだほうが簡単かもしれません。聴いた途端、ナレーターの声になじみがあったので、調べたらロンドンが舞台のミステリーと同じで、そちらでもロンドンの人たちのアクセントがうまかったので、なるほどと思いながら聴きました。なかなか声も渋くてクールな感じです。

あと、イギリスが舞台だとよくお目にかかるのが、この小説にも出てくる「チャリティーショップ」というもの。古いものを大事にするお国柄から、アンティークショップもでてきますが、チャリティーショップは寄付されたものを扱うお店で、古着とかが多い。Oxfamとかが有名ですよね。

ちょっと忙しくて、親ブログでは書いたのですが、目で読む読書を我慢しています。やること多くて手が回らないので、いっそのこと止めました。楽しい方に流されてしまう自分をなんとか食い止めないといけません。それでもブログがたまるのは、家事をしたり、用事をしたりしながら聴く時間があるからです。主婦が英語漬けになるのは案外難しいなというのを自分も思うし、周りの方々を見ていても思います。時間が有限ですからね。充実させたいです。

せっかく読みに来てくださる方の数が安定してきたのもあるので、なんとかがんばって書きたいです。こちらのブログは反応があまり見えないことが多くて、拍手だけでもうれしいけど、コメントいただけると一層うれしいです。ありがとうございます。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 304 pages
  / About  94240 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.46(目読書No.8)419冊目
お越しいただきありがとうございます。なんとかコンスタントに自分に課した「せめて1か月に1冊は目で本を読もう」の目標をなんとか達成できてうれしい私です。今月は2冊も読めました!休みに入ったので、ちょっとは時間が取れてるということですね。これは試験を受けに行ったときに、電子書籍が禁止されているので、これ読んで過ごしていた私です。もっと試験勉強をすべきだったかなあ(笑)だからダメなんですよねえ。

この本はkindleではなくて、紙の本で買いました。新古品をイギリスから取り寄せて少しだけ安く手に入れました。映画を子供と映画館で観たので、できればですが、子供が英語力が付いたときに、手に取って読んでくれないかなあと思ったからです。今のところは無理そう。

本を入手して、わかってはいたんですが、これは脚本をそのまま書籍化したものです。なので、映画を観ていないとかえって難しいのではないかなと読んでいて思いました。一見すると、1ページに字が詰まっていないし、簡単そうに見えるのですが、セリフと人物の動きが中心なので、小説ではある登場人物の心理描写がほとんどない。そこが案外難しいのではないかと思って、難易度は2つと3つの間の3つにしておきました。

それと、小説のように、特にこの著者の特徴である、「詳細にわたる書き込み」がないので、すごくあっさりした感じです。でも映画を見て読むと映像を思い出すので、これは映画を観てから読んだほうがいいと思います。

ご存じの方も多いかもしれませんが、この夏は「ハリポタ誕生20周年」にちなんで、1巻から7巻までを集中してadiobookで堪能しています。それもあって、これもその一環として読みました。前の記事でも書きましたが、セリフでジンクス(呪文)が出てきても慣れっこです(笑)

時間ができたら、一連の映画をまた見直したいと思います。こちらはFantastic Beast ですね。
 
グリンデンワルドが出てきているので、多分次ぐらいにはちょっとだけ若いダンブルドアも出てくるはずです。この間イギリスのニュースで配役がジュード・ロウに決まったと聞きました。エズミくんもまた出てきてほしいなあ。7巻でたくさん出てくるダンブルドアの過去の謎を明かしてくれるのだろうなと期待しています。私は小説で読みたいけど、この分だと脚本しかなさそうですね。でもまあいいか。

あと1冊、これまたハリポタがたまっています。書く時間をとるか、読む、聴く時間をとるか、いつも悩むところです。本を読めるのはたいてい、お昼ご飯を食べるときになっているので、このところは毎日平均15分(涙)もう少し増やしたいなあ。せめて30分ぐらい読みたいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:  J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 896 pages
 /29hrs and 46mins / About  257045 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: ★★
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.45(耳読書No.38)418冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記まで至らず、またためております。読みながら思ったことをもっと書き留めておけばよかったと後悔中の私です。かなりビハインド。

ご存じハリポタ5巻。これが一番長いです。長いったら長いので、目で読んでいる時も息切れそうになりました。書き込みの細かさも半端じゃなくなってくるので、聴くだけでもかなり時間を要しました。映画はほんとにこれを上手くまとめたもんだと感心しますよね。この本が7巻の中で一番派手さがなくて、次巻に続くダークな世界の皮切りという感じがします。

この巻は長くて説明が多い印象です。人間の嫌な部分も詳細に書かれるのですが、ここでも新しい登場人物アンブリッジに焦点を当てて描かれます。あまりそこに焦点を当てるのもなんだか好みではないのですが、その傾向はもう前巻で新聞記者を出すところからの流れで、どんどん強くなる。この本の特徴の一つとも言えるかも。

それとなんだか腑に落ちない感覚によく襲われました。まずはハリーとチョウちゃんの恋愛。あんまりさわやかじゃない。現実ではそんな感じだといわれたらそれまでですが、面白みもあまりなかったです。女性があまり魅力的に映らない、男の子の恋愛ものを女性が書くからかなあ。このあたりからネビルがいいですよね。お気に入りのキャラの一人です(脇役大好き)

やっぱりシリウス・ブラックの扱いはあまりいい印象ではなかったです。

読んだときもおもったのですが、最初からこの巻で死ぬ予定だったとしても、シリウスが殺されるのが特に無理やり感を感じました。読み返すと最初から布石を置いてますね。あの時空を超えるみたいな石の門は結局なんだったんだとやっぱり思いました。映画でもなんだか無理やりって感じを受けました。なんでシリウスだけ死体なくしちゃうのかなあ。え?ちゃんと読めてない?すみません。でも原作ではシリウスがいなくなった後のハリーの喪失感を書くのはかなりうまいとも思いました。

読んでいて思い出した一つが、なぜかスターウォーズ(笑)戦いのシーンは杖をライフセーバーに替えれば、なんだか通じるんじゃないかと思いながら聴きました。迫力あります。

長いので、映画とかなり違う部分もありました。それはそれでかなり面白いなあと思いながら聴きました。原作では人間描写はちょっとどぎついところも増えますが、ストーリー展開はほんとに上手いです。よくもまあ、ここまで考えれるものだと舌を巻きます。先の展開をかんがえながらだろうから、やっぱりすごいです。

特筆すべきは、やっぱりナレーションです。ほんとにどっぷりハリポタの世界に入れます。アンブリッジの咳払いも上手い!演技力を声でも感じます。

英語はぐっと難易度が上がると思います。長いし、登場人物も複雑になっていくので★4つにしました。英語は1巻から聞いていれば慣れもあるので、入り込めて、難易度を忘れてストーリーを終えるのがこの本の魅力でもあります。

ハリーポッターはここからが真骨頂。ダークな世界が展開されます。ここまでくると、いろんなジンクスにもなれて、「アクシオ―」とか叫ばれても全然大丈夫な自分がいます(笑)

なんととかためずになるべく早くに記事を書きたいです。私が持っている本の表紙はコチラです。これも世界同時発売の日に予約して手にしました。もちろんイギリス版。
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読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: J.K. Rowling 
Category: Fantasy
Length: 752 pages
 / 21hrs and 35mins / About  190637 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.43(耳読書No.37)416冊目
お越しいただきありがとうございます。ハリポタ20周年記念に乗じて「ハリポタをaudiobookで楽しもう月間」中の私です。

1,2巻に比べると3巻は長かったけど、4巻からはその比じゃないです。長いったら長い。4巻ともなるともう完全に世界が確立されております。作者の細かいところまで描き込んで行く様がますます出てきた感じがあります。

しかしハリポタで育った子供たちはある意味ラッキーかも。子供たち、とくに当時の男の子達の活字離れがピタッととまって読書率がぐんとあがるほどだったそうです。しかし、脂が乗り切った、全世界が発売日に徹夜して並んで手に入れる現象が起こっていたこの作品、悪者の描き方もかなりどぎつくなっていく感じです。 かくいう私もこの巻からは先行予約して解禁日から読んでました(笑)

悪役に、登場人物が蔑まされる様子は読んでいてあまり気分がよくないのですが、それも計算のうちなんだろうなあと思いながら聴きました。例えば、ハグリットのお母さんがジャイアントだということが暴露されて、落ち込むシーンがあるのですが、そのシーンも含めて、差別に対しての強いメッセージを打ち出しています。いろんな人、人種、考えが共存する世界を願っている。その描き方の中に強さがあるからこそこれほど読まれているのかもしれません。

このお話の大成功した要素のいくつかは、最終巻に向かってヴォルデモードとの関係が徐々に明らかになっていく全巻を通してのクライマックスのほかに、各巻でもそれぞれに大きな謎解き、クライマックスが用意されているところと、一人一人のキャラクター性が出ているところじゃないかなと思います。ほんとに読ませます。

私が好きなキャラクターはよく驚かれるのですが、スネイプ先生です。それとハグリットも好きです。父親不在のハリーの実は陰と陽の父親役である(と私が思っている)この二人がとてもお気に入りです。

難易度は、1巻から読み進むので、実際にはそれほど難しく感じないのですが、★3つにしておきます。登場人物もかなり多いので、はじめて読むと難しいかもしれません。単語は英語母語者ではない人にはハードルが高くなっていると思います。

やっぱり原作がかなり厚みがある分、映画では描かれていない裏の部分がわかって面白いです。映画もまた見てみようかな。

この巻からは、今(2017年7月現在)はアメリカアマゾンでは会員価格では購入できません。なので、わざわざイギリスアマゾンに行ってダウンロードしました。ということで、これはサービス特典である無料で聴きました。得した気分。そのうちアメリカアマゾンでも会員価格が解禁になるだろうけど、待てません(笑)そのまま購入するのは1巻でも、ましてや7巻分合わせるとえらい金額になりますが、1巻1000円ぐらいならなんとかなります。なので、英米両方のクレジットを使い分けることとなりました。で、気が付いたのですが、年間クレジットだと、今はイギリスアマゾンの方が安い?計算したら1冊840円ぐらい。うーん、もっと早くに気がつけばよかった。以前もイギリスアマゾンの会員だったのですが、あまりにも制限が多くてアメリカアマゾンに絞った経緯があります。

今後はうまく活用しようと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Karen White 
Category: Fiction

Length: 426 pages
 / About  138880 words

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:★★
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.42(目読書No.6)415冊目
お越しいただきありがとうございます。

6月読書になんとか間に合った1冊です。最近は目を酷使できなくなってきているので、30分ぐらいの単位で読んでいます。でもお休みだったのもあったし、ひと月に1冊はせめて目で読みたいと思っているので、最後は何度も休憩しながら、目薬と睡眠を挟みながら今月中に読み終えることができました。うれしい。

ある飛行機が突然爆発して、乗客が全員亡くなる事件が起きます。飛行機からたまたま自宅に落ちてきたトランクを見つけたEdith。そこにはその事件の真相が隠されていたという始まりなのですが、読んでいるときにはまったく気が付きません。最後の最後までいろんな真相が明らかにされないのもなかなかやります。謎も気になりながらも、それよりもメインなのはのちにEdithの孫の嫁がその家を相続して引っ越してからの出来事です。でも全部話が絡んできて最後に全部つながるのですが、やっぱりミステリーとしてではない終わり方がよかったです。展開が甘めでもこれは好きな作品となりました。

この作家さんは確か2冊目です。4年ほど前に読んだのがこの作品です。
これで好印象を持っていたので、是非また読んでみたいと思っていました。

しかし、この人の作品はお値段がけっこうします。それにaudilbeも日本では入手ができない。でもこの人の作品はすごく落ち着きがあります。今は少しずつしか読めないので、贅沢しちゃうのと同時に、じわじわと味わえる感じのものをまた選んでみました。

この2冊目の本も大当たりでした。こういう落ち着いたのが好きだなあ。キャラクターの設定は甘めですが、描き方が案外あっさりしていて大人な感じです。耳ではJ.K.Rollingを聴いているので、対照的なのがかえってバランスが取れました。

このThe Sound of Glassはちょっとした謎解きもありますが、ただ謎が明るみにでるだけでない、そこに伴う人々の悲しさや、つらさをも含んでいるところに惹かれました。

それぞれがいろんな苦しさを静かに乗り越えていく様は読んでよかった一番いいところです。たくさんハイライトをつけてメモしました(kindleの機能がさらにUPしてますねえ)

例えばこんなフレーズたち。
The greatest moments in life are usuallly the smallest.

Try to remember that the best days of your life are still agead of you.


うなづくこと数回。元気のない時に見返したいような言葉が溢れています。最後はやっぱり泣きました。

何度も書いたように、今、目で本を読むのがなかなかつらいです。これも昨日ぐらいから字体を一回り大きくして読みました。ページめくるのがちょっと面倒(笑)以前の様に長時間読めなくなっています。

それでも読書を楽しめるのは、audiobookのおかげです。

そのことを以前に書いたときに、たくさんの方が励ましをくださいました。その励ましのおかげでまたてくてくと読書の旅を続けることができています。ありがとうございます。

その中の何人かは、多読王国でよくお見かけする方々です。その方々が本を読んで記録するのを私も励みに一緒に頑張らせてもらっています。月に100万語という目標を掲げて頑張られている方にも触発されて、私も耳でもいい、頑張ってみようとやっています。なかなか至りませんが、すごく励みにさせてもらっています。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、その多読王国を主催されいる管理人の方にも励みになるサイトで記録する機会をいただいて、感謝です。

今月もたくさん物語に出会って心洗われました。

来月もまたたくさん感動をもらって、心の洗濯したいです。

読んでいただきありがとうございました。

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Author: Amy Harmon
Category: Fantasy ( Romance )
Length: 336 pages / 11hrs and 3mins / About 104160 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★★★★
Mystery-packed-degree:
★★

2017年英語読書日記No.37(耳読書No.32)410冊目
お越しいただきありがとうございます。でた、ひさびさに好みにぴったりはまったファンタジーロマンス。もう少女になって夢中で聴きました。これは自分の中でかなりヒットでした。表面的な感じだと、X-Menの世界を中世のようなファンタジーに持ってきた感じ?いやそれだけじゃなくて、ものすごくロマンチックなんです。しかも童話のような雰囲気が漂う。うーん、素晴らしい。

主人公のラークは5歳の時に王に目の前で母親を殺された。母は王に結婚を望まれたが、それを拒んで違う貴族の元に嫁いでラークを生んだ。ある才能を持った母はラークの未来のために彼女の「声」を自らの力で殺される瞬間に封印する。その16年後、ずっと父親に監禁に近い状態で、暮らしてきたラークだったが、森で傷を負った大きな鷹に出会った。そこからラークの運命が変わろうとしていた。

私は小さなころひとり本棚にあるグリム童話を繰り返し読むような少女でした。その血が疼きました。あのヨーロッパの森深くでなにかしら怪しげなことが起こっているような、短調な暗さを伴うような寓話っぽい話が大好き。

最初はこれ、アメリカアマゾンで「あんたこれ好きやと思うで」とお勧めされたもの。読み終わるまで全然気が付いていなかったのですが、実はこの作者の作品は2作品目でした。

でも前回読んだのはヒストリカルロマンスでとっても大人向けなんです。これ、
イタリアが舞台のナチス侵攻のお話。ユダヤ系イタリア人人女性とアメリカから祖父の元に預けられ、神父になった男性が主人公です。

これとは打って変わって、舞台は架空の中世を思わせる世界。ドワーフやフェアリーの末裔がでてきたり、Giftedと忌み嫌われ、畏れられる、ミュータント(X-Menを想像してくだい)のような人間が出てきます。

最近読んだファンタジーロマンスはこれ、
これは大ヒット作品で、かなり派手さもあるファンタジーです。この1巻はほんとにグリム童話かと思う雰囲気も満載で好きです。2巻以降はちょっとバブリーさもかなりなアクションも出てくる(笑)濃いロマンスでもあります。

このThe Bird and the Swordは上のローズシリーズや、トワイライトのようなナイーブさをすべて取り除いた感じの話。金満すぎもしないし、イケメンを強調しすぎもしない。あ、イケメンは出てきますがね(笑)それもかなり気に入ったところです。”Shiver"というパラノーマルを書いたMaggie Stiefvaterと少し似た感じもあります。

ファンタジーを書く作家はこの暗い感じの雰囲気を紡ぎ出そうとしているのではないかと思いながらよく読むのですが、この寓話的な雰囲気、クラッシックな雰囲気を出すのはかなり難しいような気がします。

ロマンスも満載で、最後まで愛の物語でもある。ああ、うっとりです。大昔観た映画「レディホーク」をちょっと思い出しました。映画よりももっとロマンチックです。

それと秀逸だなと思ったのは言葉のチョイスです。なんだかとても詩的で示唆的な意味深な言葉が多い。主人公が口がきけないという設定がよけいに感覚を研ぎ澄まされる感じです。うーん好き。

英語は時折難語かなと思うものも出てきます。中世で出てくるような家具なんかの名詞に慣れていればそれほど違和感はないと思います。

秀逸なのは、ナレーション。抑えた感じではあるけど、なんだか奥で響くようなすばらしい声だと思いながら聴きました。演技上手すぎ。

これも映画化して欲しいなあ。

ファンタジーとロマンスの二つの要素が絡み合ったこのお話、このジャンルが好きな方には超おすすめです。続編も先月出てるようなので、audibleを待ってみます。出なければ目で読もう。楽しみです。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Mark Sullivan
Category: Mystery and Thriller
Length: 526 pages / 17hrs and 43mins / About 162440 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★

Romance-packed-degree:★★★★
Mystery-packed-degree:
★★

2017年英語読書日記No.36(耳読書No.31)409冊目
お越しいただきありがとうございます。事実は小説より奇なりとは言いますが、これはほんとにあったことなのか?と思うほど埋もれた歴史を元にフィクション化されている話です。すごい。

読む本を探すときに、もちろんベストセラーのランキングも利用します。アメリカアマゾンのランキングがつい先日リニューアルされて、この本がやたらに取り上げられていました。発売して間もないのに、「最も読まれている作品」として紹介されていて、コメントもけっこう絶賛。私は歴史ものには目がないのですが、第二次世界大戦物は特に好きというわけでもないです。でも洋書をたくさん読むようになって、この時代を避けることは無理なので、けっこう読んでいます。つい最近もイタリアが舞台の同じ時代のものを聞いているのでどうしようかと思いましたが、かえってわかりやすいかなと思って聞いてみることに。

大正解でした。ほんとに埋もれた歴史を教えてもらいました。

著者が知り合いから「誰にも知られていない伝説的な第二次世界大戦の隠れたヒーロー」の話を聞きつけ、その実在の自分にコンタクトをとって長時間にわたってインタビューして出来上がった作品だそうです。なので、出てくる登場人物はすべて実在の人物。ナチスドイツイタリア侵攻、イタリアパルチザン、ナチスドイツ崩壊、ムッソリーニ政権崩壊の詳細がわかりました。ほんとすごいわ。

主人公ピノが17歳の時、ドイツ軍がミラノを牛耳り始めます。心配した両親は彼と弟をスイス国境近くの山のふもとの教会が運営する寄宿学校に預けます。

そこで彼は、志高い神父に出会い、ユダヤ人救出の手伝いを秘密裏に始めます。ユダヤ人がスイスに逃亡できるように険しいアルプスの山越えのガイドとして何人もの人の命を救います。その活躍ぶりはハリー・クリフトンも真っ青?(笑)

たった17歳の少年が命を狙われながらも、自然と戦いながら人の命を救う姿だけでも感動ものなのですが、そのエピソードはほんの前半だけ。波乱万丈な彼の数年は続きます。一人の少年がこれだけ歴史の証人なってしまう偶然にびっくりしました。でも歴史的な事実は変わらないですから、ほんとにびっくりします。

ハラハラドキドキするシーンもけっこうありますが、戦争なので、残酷で、心が悲鳴をあげたくなるようなことも起こります。

ナチスドイツに抵抗するパルチザンがいつも正義を貫いているかというと、彼らのせいで犠牲になる人もいる。

独裁者ムッソリーニの最後やナチスに協力したとされるコラボレイターと呼ばれる人たちの最後は悲惨です。人々のヒステリー状態の中、まるで魔女裁判のように血祭りにあげられます。ほかにも、どんな落ち度も持ち合わせない人たちが簡単に「ファシスト」と言ってその場で殺され、金品をとられて、道にすておかれるというようなことは、二度と起きてはいけないなとゾッとしながら聴きました。

主人公ピノの体験を通して語られる世界は、「戦争は世界を、人間の心を狂わす」ということだと思いながら聴きました。「歯には歯を」の論理で人を殺すことがいかに人間のこころを蝕んでいるかということを描くことで、今私たちの世界でも起きている短絡的な事態に警鐘を鳴らしているかのようだと思いました。人は歴史から学べるはずなのに。

これは映画化されるんじゃないかと思いながら聴きました。アルプスの自然との闘いも、ロマンスも、カーチェイスもあるので、映像でもかなり派手さも出ると思います。

あくまでフィクションで、実際には正当化できないこともあっただろうけど、それを超える魅力があるのではないかと思いました。私が今まで出会った第二次世界大戦物では、これが好きです。
これは舞台がフランスです。思い出すだけで、夜空と張りつめた空気がよみがえるような気分です。透明感のあるお話が大好き。

Beneath the Scarlet Skyはもっと正面から構えた感じのお話だと思いました。

英語は歴史ものが苦手でなければ普通な感じです。男性のナレーションですが、かなり聴きやすいと思いました。ナチス将校のドイツ訛りがやけに気に入っていました。この曲者の将校は物語のキーになっていて、悪人だとしても描き方がかなりかっこよかったです。映画になったらこの役がほんとに大事だと思います(脇役好きな私)

歴史モノのの魅力は、起こったことが、まるで自分の前で起こっているかのような追体験ができることです。歴史の教科書を読んでロマンにはせていた少女の血がじぶんのなかで疼きます(笑)

17時間、500ページを超える作品でしたが、おもしろくて、これも止まらず、1週間で聴けました。

今は打って変わって、ファンタジーを聞き始めたんですが、これがまた大当たり。夢中で聴いています。この間聴いた3部作ローズシリーズより好きかも。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:Sarah J. Maas 

Category:Fantasy

Length: 720 pages /  25hrs and 8mins / About 200880 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★★☆☆
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★

Romance-packed-degree:★★★★★
Mystery-packed-degree:★★★

2017年英語読書日記No.32(耳読書No.28)406冊目
お越しいただきありがとうございます。トリロジーの最後です。

長いので大変でしたが、3巻で終わってうれしい。濃ーいファンタジーです。

女の子向けなんですが、ファンタジーのすべての要素をつぎ込んでかつロマンチック、堂々のフィナーレです。聞きながら「ロードオブザリング」と「ゲームオブスローンズ」を合わせたようなものを味わっている感覚に襲われました。すごい。→二つとも何度も繰り返し見ている私(笑)絶体絶命な感じはロードオブザリングとものすごく重なります。魔術やモンスターのようなものがたくさん出てくるので、ちょっと都合よくない?みたいなところありましたが、楽しみました。映像化したらすごいだろうな。

切なさもマックスになるシーンがあって、ええっ‼となるシーンも。1巻でヒーロー役だったタムリンの影が薄すぎだなあと思いながら聞きました。いろんな要素が詰まっているので消化不良な部分も感じましたが、それを凌駕する勢いもありました。何もかも派手でかえって潔いです。

他に女性が主人公でちょっと似ているお話にこんなのがあります。もうすこし大人っぽい。
主人公の女性がカギを握るという設定は同じ。上のコートシリーズとアウトランダーを混ぜたような感じもうけましたが、2巻、3巻と進むうちに失速してるなと思いました。映画化の話もあったのに、どうなったのかなあ。

このコートシリーズは読者対象がもうすこし若くて、ファンタジーで育った若すぎない若者?が読む感じです。中高生があの濃いラブシーンを読むのかなあ。おばちゃんはびっくり。

1年ごとに次巻が出る大ヒット作だったのですが、1年たつと細かいところがおぼろげになるので、今回は3巻を読む直前に1巻、2巻を聞いてから挑みました。なので、たくさんいるキャラクターの把握ができて迷走しずにすみました。

上のA Discovery of Witchesもそうですが、ファンタジーは案外手ごわいと思います。英語で架空の世界を想像しながら読まないといけませんからね。モンスターが出てきてもそれを思い描くのはなかなか大変です。なので、難易度は★3つですが、シリーズ通して4に近い感じでもいいかなと思っています。

一つ残念だったのは、ナレーションの交代です。2巻までの慣れ親しんだジェニファー・イケダさんがよかったなあ。audibleを聞いていたらけっこう出くわします。そのうち慣れてきたんですが、最初主人公の性格がすごく悪く聞こえてしまってちょっとマイナスでした。

続き物は読む前から、わかる部分も多いので楽は楽ですが、トリロジーぐらいで私はお腹がいっぱいになってきます。それと、売れているからこそだろうけど、巻を追うにつれて長くなる(笑)で、こういうのは一気に突っ走った方が楽しめるので、一気に聞きました。ちょうど子供のために裁縫をしないといけなくて、アイロンとミシンをしながらずっと聞いていました。それで少しはつらいお裁縫も苦じゃなかったかもー。(縫物は好きですが、自分が作りたいものを作れないとね)

怒涛のファンタジー、しかも再度1,2巻を読んでからだったので、頭の中が別世界です。でもこういうのもいいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author: Sarah J. Maas 
Category: fantasy
Length: 626pages /
23 hrs and 16 mins /about 203360 words

Total recommends:
★★★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★★

Romance-packed-degree:
★★★★★
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

2017年英語読書日記No.30(耳読書No.27)404冊目
いやあ、長いっすよ。20時間超えるとなかなか長いです。けっこうな一気聞きなので、おなか一杯になりますが、それでもやっぱり読ませるのはヒット作ならではです。後半は週末だったのもあったので、半分(11時間)をほぼ3日で制覇しました。覚えてませんが、今日だけでも5時間は聴いたと思います。ぜいぜい。こういうのは集中力あるんだけどなあ(笑)試験はだめです。

この本の醍醐味は、真っ向からメロメロなファンタジーとして潔くバッサリこられるところです。ヘンな遠慮や客観性なんでいらないのと、直球ストレートでズバッとはいってきいます。1巻もさることながら、さらにさらにメロメロ度が増して、ファンタジー度が増してます。同じようなこと去年も書いたかも。切ない思いを抱え、運命の人と愛を貫くというロマンス王道を行くこの話運びは、10代向けのお話で、ファンタジーといえどもおばちゃんでもグッとくるし、2回めでもそれは変わりません。大人向けファンタジー、Outlanderが大丈夫なら、このメロメロも大丈夫だと思います。前述したようにもっと直球でヒロインも強い。

英語はティーン向けファンタジーでも、簡単な方ではないと思います。何人かの方が挑戦してくださって、そのご指摘も受けました。ファンタジーは案外曲者だと思います。想像しにくいですからね。それに登場人物も多いほうです。でもはまるとほんとに面白いんです、これ。骨太なストーリです。

2巻分34時間がんばって聞いて、これでやっと3巻に行けます。続き物を間髪入れずに読むと、キャラクターやストーリーがわかりやすいのでお勧めです。細かいところはやっぱり「ああ、そうだった」となるので、聴き直してよかったです。

これ、トリロジーで終わってほしい気もします。発売されて間もないけど、やっぱり大ヒットのようですね。さてどうなるか。2巻で再度確認したら、次も新キャラが出てくるんだろうなという感じだったので、聴いといてよかったです。

気がつけば今年はいつの間にか5月ですでに30冊。年間で100冊行った時ほどのペースではないですが、その時はニュースを一切聞かずに100冊で、今はポッドキャストのニュースを一日1、2時間というノルマが終わって聞くことが多いので、それを考えると、かなりハイペースです。でもいろいろなことを平行しないといけないので、耳が中心です。それでも物語の中に自分を浸からせたい、それが楽しみになっているからこそできるのだなと思います。

400冊を超えて、以前の自分より英語力がついてるかとかどうかはすで実感がない状態を随分前に通り越してしまったので、よくわかりません。

とにかく出会う物語が面白いことが一番大事ですものね。

最初に目標に掲げた500冊まであと100冊を切りました。なんとかマラソンを完走したいと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:Amy Harmon
Category: Historical Fiction (Romance)
Length:  372 pages / about 119090 words / 12 hours and 51 mins
 
Total recommends:
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.27(耳読書No.24)401冊目

お越しいただきありがとうございます。ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?私は読書三昧と行きたいところですが、一番最後になってしまう今日この頃です。平行してやるのは苦しいですが、楽しいので続くところが英語読書のいいところ。

このブログも随分と日の目を見てくれるようになってくれてました。読者の数は安定してきてくれたので、ちょっと嬉しい。ご要望があって、コメント欄に返事を書くようにしばらくしていたのですが、反応がほとんどないので、前回からまたコメントに直接返事を書くのを控えさせていただきました。ご質問等があれば機会を設けてブログ上でお答えさせていただきますね。

さて、今回のお話です。ヒストリカルが続きます。

ヒストリカルはかなり読んでて、ナチスドイツ侵攻についてもかなり読んできました。これもナチスドイツ侵攻のお話ですが、舞台はイタリア。いままでフランスが舞台のものはいくつか読んだり映画も見たりしたんですが、イタリア物は小説では初めてでした。映画はこれを見たことがります。

ユダヤ人の夫とイタリア人の妻そして子供が強制収容所に入れられてしまうお話。主人公の父と息子のやりとりがものすごくハートウォーミングなんですが、ほんとにほんとに悲しいお話でもあります。

小説に戻ると、これは逆パターンで、ヒロインがユダヤ系イタリア人です。イタリアにアメリカから幼少のころ連れてこられた少年アンジェロと祖父の勤め先の娘エバ。小さなころから家族のように育った二人の半生を、戦争の波に飲み込まれていきながら追っていくお話で、ロマンスの色もすごく強くて、私はこれは好きです。愛を貫くのがいいですねえ。うっとり。

舞台がフローレンスとローマが中心というのがまたいいです。古く美しい街並みを背景に、戦車でその石畳を壊しながらやってくるドイツ軍といったところでしょうか。

あと、audibleだからこその醍醐味なのですが、英語母語者でない登場人物はナレーターがその国や地方の訛りをつけて演じてくれます。これが楽しい。今回はイタリア語とドイツ語訛りの英語が飛び交いました。本物にどれだけ近いのかは別として、私にとっては訛りがあってこその英語だなと思わせてくれる体験なので、とても好きです。日本での「ネイティブになる」という風潮に対しての意識が薄まるというか、どうでもいいかと思わせてくれるというか。ある程度の正しさはあってもいいけど、行き過ぎの風潮はどうもなあとずっと思っています。

それよりも作品を楽しむことの方が自分にとっては大事かな。

これもうっとりさせてくれる愛あるロマンスでした。ドラマチックです。

読んでいただきありがとうございました。
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お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Length:  687 pages / about 152520 words / 14 hours and 52 mins
 
Total recommends:
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.26(耳読書No.23)400冊目
お越しいただきありがとうございます。トリロジーの最後です。3代にわたってのお話で、トータルではなかなか面白くて楽しみました。舞台がニュージーランドというのがとてもよかったです。

今回は1巻で出てきた主人公のええっとひ孫が主人公です。主人公に近い準主人公は孫なので、ちょっとややこしいですね。でも血のつながりで話が進むのは大好き。なんだかロマンを感じます。

主人公たちの住んでいたニュージーランドのクライストチャーチ近くにあるマナーハウスから舞台はロンドン、アメリカ、ニュージーランドの北島と移っていきます。主人公は両親の意向でイギリスにある寄宿舎に連れていかれます。マオリ族の祖母を持つ主人公は疎外感を感じながら過ごし、孤独な生活に耐えます。そのあとも、若くして波乱万丈な状態にさらされるのですが、その部分は読んでいて気分が悪くなりました。10代の少女が一人で生き抜くことはかなり大変なのはわかるのですが、やっぱりひどいなあと思いながらなので、そこで面白さが半減してしまった私です。

でも、その苦労が報われる話の持って生き方なので、読了感はとてもいいです。3部作なので、やっぱり読み終わりたいですしね。

英語のナレーションは3部作すべて同じ人が読んでいるので、心地よく聴かせてもらえました。

3部作全部だったら、全体で★4つというところです。楽しめました。こういう世代を超えて物語が続く大河ものはいいですねえ。またこういうのに出会いたい私です。

これで、やっと400冊まで到達しました。うれしいです。目標まであと100冊。来年にはちょっと無理だろうけど、あと少しです。

何百冊読んでも聞いてもあまり自分の中に変化は感じませんが、というかマヒしてますが、やっぱり物語が心の中に息づいていくのはとてもいいです。心が豊かになります。

あと100冊。またコツコツと楽しみながら読み聴く日々です。

読んでいただきありがとうございました。


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