英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

カテゴリ: 難易度★★★

Category: Fiction
Length: 368 pages 
Total recommends:★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★

2016年英語読書日記 No.27(目読書No.7)351冊目 

今年は本を読む時間がなかなか確保できない状態なんですが、最近はaudibleが充実してきているのもあって、作品を選ぶときにaudibleのないものが目で読む読書という選び方になってきています。これもaudibleが出ていませんでした。これはイギリスアマゾンで見つけたんですが、舞台がイギリスで、評価もなかなかだったので読んでみました。

自分の子供を産後の育児ノイローゼで無意識に殺害してしまったかどで罪を問われた女性のお話です。お話は主人公が刑期を終えて社会復帰するところから始まります。

物語はなかなか先が見えないという意味ではこれは犯人がわかりません。主人公の立ち位置がすごく不安定なのが話を左右しています。設定はあり得ないかなあとも思いましたが、でも読ませるミステリーでした。

イギリスでは「いい大学」としてはオックスブリッジという言葉がひと昔前によく言われたものですが、オックスフォードとケンブリッジが代表格。でも小説を読んでいて、よく出くわす大学名はダラムです。小説の上での印象では、オックスブリッジはまだまだハイソな感じがあって、ダラムは庶民の頭のいい生徒が行くような感じをうけました。イギリスではトップ10位以内に入る大学みたいです。このお話ではダラム大学出身の登場人物が話の軸に置かれます。ダラム大学の中はハリポタのロケ地になったとあって、写真見て、昔観光に行ったような。家族で参加した一日観光のルートに入っていたようです。忘れてた。すごくイギリスって感じでした。

話の土台には、人間関係の強さやもろさが描かれていて、それも引き付けられる一因となっています。学生時代の優越感、嫉妬、悪意がどのように人間関係を支配していくかというのも読んでいて、ありそうもないけど、こういうシチュエーションはおこりそうで怖いと思わせてくれます。

これを読んで思い出したのが、これら。
The Girl on the Train [ペーパーバック] 
Gone Girl: A Novel [ペーパーバック]
 
上の3作品は容赦ない感じですが、これらよりかなりソフトな感じだと思いました。母と赤ちゃんが絡んでいるのもあります。それに主人公が素直でやさしい。

上3つは読了感の悪さもマックスですが、切れ味も抜群。ここまでのキレはないですが、「振り回され感」は似ているところもあります。この類の本たちは、人間の心って闇がたくさんと教えてくれます。この「振り回され感」を味わいたければ上の3冊はうってつけです。2冊は映画化されてます。

犯人のめどがなかなか立たなくて、展開が見えなくて最後まで読ませてくれました。

最後まで行くと、読了感はいいです。

このところミステリーも増えました。犯人探しが結構得意なんですが、どんでん返しにやられるとなんだか嬉しい快感を味わっています。なんとなくわかったとしても楽しんでますが(笑)

連日UPできました!うれしなあ。地味なこのブログですが、引き続きよろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Category: Fiction
Length: 301 pages /
8 hrs and 54 mins 
Total recommends:★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆

2016年英語読書日記 No.26耳読書No.20)350冊目 

久しぶりの読書日記です。たまってきたので、年内に今までの分書けるかなあ。はやくかかないと細かい部分を忘れそうです。 

アメリカのジャンルにはJewishというカテゴリーがあって、ホロコーストものはそれに入ります。英語読書をしていて、ホロコーストの話に出会わないことはない。私は歴史ものも好きなので、今までも結構読んできました。

ホロコーストの話はとにかく層が厚い。それぐらい私たちの歴史の中で重みをもっているということでもあります。ユダヤ人がユダヤ人のことを書くとJewishということになるのかな?いろいろあるようです。大昔イスラエルに一人旅をしたことがあります。その時に興味を持って、本を読んだりしました。その時初めてシオニズムやらいろいろなことを知った覚えが。イスラエルでは英語が普通に通じて、やっぱり英語って大事だと思いました。

これもJewishのカテゴリーに入っているんですが、これは戦争モノではなくて、アメリカのブルックリン、いやマンハッタン?とにかくニューヨークが舞台で、ある兄弟一家の数十年を描いているお話です。

陽気な兄と堅物の弟。父親が亡くなった時に、大学生だった弟は、兄と二人で父親の会社を継ぐために大学をやめて兄を助けることになる。兄はすでに結婚していて、そのうちに弟も結婚。兄と一緒に住んでいた弟はそのまま同じ家で新婚生活を送る。こうして、兄弟一家は一軒の家の違う階下でそれぞれの家族を養っていくことに。

陽気な兄の妻は、また陽気な妻。二人の間にはわんぱくな男の子しかおらず、妻は女の子が欲しいと思っていた。堅物の弟の奥さんは少し気弱で、いつも男の子を欲しがる夫に娘しか生んであげられないことに悩んでいた。

そして兄弟の妻たちは同時に子供を授かるのだった。やがて産み月が近づき、二人は母になる。そこから話は一気に展開を迎えます。

この子供が生まれるまでは、すごく淡々としていて、「うーん、どんなファミリードラマなのだ?」と思っていたんですが、後半から引き込まれました。

戦争モノ以外のJewishものはおそらく初めてだと思います。バルミツバ(ユダヤ教の男の子の儀式)の様子や、普段英語の小説を読むのとは違った家族の様子がうかがえて、興味深かったです。私の知識は物語から学ぶものが多いなあと思います。

でも、宗教や人種が違っても、テーマはやっぱり変わらない。そこに家族がいて、愛情に始まり、憎悪や嫉妬というような感情がある。

堅物の弟の描写は、今でいうアスペルガー症候群に近い様子です。彼が愛情を上手く家族に伝えることができず苦しみ、家族と自分を傷つけるエピソードもどこの国でも起こっていること。

そして最後には赦しが描かれている。

どんな人も同じように苦しみ、悩み、笑って泣いて、人生を過ごすのだということをまた思い出させてくれたと思います。

物語は淡々としていますが、上質なドラマを味あわせてもらいました。面白かったです。

これで切りのいい350冊目。てくてく長い道のりをここまで歩いてこれました。あと3年ぐらいで500冊が見えてきました。このブログが誰かのお役に立っていればいいなあと思い今に至ります。

さて、なんとか読書日記、定期的にUPしたいでーす。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Category: Mystery Suspense
Length: 394 pages / 10
 hrs and 7mins

Total recommends:
★★☆☆
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★

2016年英語読書日記 No.24耳読書No.18)348冊目 

がんばって連日UP。

このところルーティーンに入れているミステリーサスペンス。 この分野はたくさん作品があるのと、作家も多いような気がします。このお話は表紙を見てお?ツインピークス?と思ったのと、やたらにレビューが多くて評価が高い。audibleもあるなあ、よしよし。あ、なんと私のお気に入りのナレーターじゃないですか。で聴くことにしました。ナレーターはこれを担当している人。
ちょっと早めだけど、抑えた感じが大好き。男性の声もうまいし、子供の声もうまい。 あ、この女性作家さんは今気に入ってる刑事ものです。イギリスが舞台。

The Girl on the Iceもイギリスが舞台。 あ、The Girl on the Trainってのもありましたね。違いまっせ。舞台は全部イギリスですが。

イギリス人男性作家ですが、女性刑事エリカ・フォスターが主人公。チェコスロバキアから移民としてやってきて、苦労して刑事になり、同僚のイギリス人と結婚したんですが、夫をある事件で殺された過去を持っています。この設定はなんでそうなのかさっきわかったんですが、作者は今スロバキアに住んでるからなのかなと思いました。 

あるセレブの女性が凍り付いた公園の池から死体で発見された。 何不自由ない生活でもうすぐ婚約者と結婚するはずだった。夫の死からまだ間もない刑事エリカ・フォスターは事件の解明を命じられる。とのっけから死体がでてくるミステリーです。犯人も冒頭で出てきて殺人を目撃する形です。かなり切れちゃった人で、時々登場しますが、最後までわからない作りです。うまくごまかしてます。真相が知りたくて読み進むと思います。

誰か犯人かわからなくて、容疑者が絞れないところはなかなかですが、私はこの作品があまり好きになれませんでした。あるエピソードがあって、それがしつこく描写されるのがいまいち。いやそれは男性が読んだりしたらエロチックに思うのかもしれませんが、ちょっと気分悪かったし、そこまでしつこく描くのなら、それが事件にかなり深くかかわってるんだろうと思ってたら肩透かし。犯人をわからなくするための仕掛けにしてはちょっとなあ。なので、評価の高い作品ですが、私は2巻はないと思います。他のエピソードもちょっと「ん?」とも思いました。人間関係やキャラクターの描き方もあまりこころに響きませんでした。同じナレーションで聞いているDetective Kimシリーズのほうがシャープさが上です。女性刑事なので、女性の読者も多いと思うのですが、どうなんでしょう?どんでん返しはあるのでそれはなかなか面白かったです。

英語はネイティブスピーカーが普通に読む感じだと思います。ナレーションはちょっと速めですが、私は好きなので気になりませんでした。

読み終わった本があと7冊たまってるんですが、なんとか夏休み中にUPしちゃいたいです。無理かな(汗)

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Category: Mistery Suspense
Length: 392pages / 9
 hrs and 35 mins

Total recommends:
★★★

Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★★

Romance-packed-degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★

2016年英語読書日記 No.22耳読書No.16)346冊目 

なるべく日を置かずに更新して、企業努力して、おそらくお友達がバックアップしてくださってて、なんとライブドアブログでもこんなに上にいったことはないんだろうかみたいない順位に!更新していない自分の旧ブログ(新本家ブログはまた別です)がもっと上にいるのがへんな感じです。

でもそれもしばしの間です。今は読み終わって、かけずにいたものを書いているので、ネタ(読み終わった本)がなくなり、仕事が再開するとまた超弱小ブログになりますー。わはは。それまでの間でも味わっとこう。

このシリーズは私の中でかなりヒットしています。読めば納得していただけると思うのですが、

とにかくスピード感があります。それと主人公が小気味いのがお気に入りです。

シリーズ第4巻。猟奇殺人、誘拐などなど、いろいろ扱っていますが、今回のテーマはタイトル通り「死体」。サイコスリラーと銘打ってあるので、毎回サイコパスが出てきます。ただ単にコワいだけじゃなくて、犯人探しもなかなか凝っていて最後までノンストップなスピード感があるので、サイコが大丈夫ならこれは読み進むこと請け合いです。

1巻が圧倒的な評価を経て、そのあと数か月ごとに続刊が出ています。普通なら、巻を追うにしたがってちょっと失速することが多いのがシリーズものですが、これはあまり失速してないなあと思う私です。事件はますます陰惨な事件を扱ったりもしてるけど、理由はキャラクターの描き方だろうなと思います。 異常犯罪を扱っているので、あまり気分のよくないシーンも多い、それでも読んでしまうのは、

主人公キムが、理不尽で残酷な犯人を追い詰めて、何度もやられそうになりながらも、満身創痍になっても、果敢に立ち向かうからじゃないかなと思います。自身が暗い影を抱きながらも、悪に引きずられない強さを持ち続けるという設定がどこまでも貫かれていてほんとうに気持ちいいです。今回もキムの過去が一つ明らかになるんですが、そのエピソードには涙しちゃいました。やるな作者。サスペンスで泣かされたぞ。

その正義感の透明感に惚れちゃいます。

1巻では確か★4つにしていました。でも巻を追うにつれて、主人公の過去が少しずつ明らかになってきて親しみを感じるようになってくるのでつい読んじゃう。最近はサイコスリラーも結構読むことが多くなってきてるんですが、男性作家よりやっぱり女性作家の方が芸が細かいなあと、これを読むと思います。

英語はaudibleのほうでは早口なほうかなと1巻はきいていて思ったのですが、このナレーションがすごく好きになってしまって、あまり気にならなくなっちゃいました。(自分の英語力がついたかどうかは謎)後ほどまた書こうと思っているサスペンスでも、ナレーションが同じ人だったのが決定打で聴き始めたほどです。冷静な感じを出すのがうまくって。イギリス英語で、おそらくバーミンガムあたりの訛りとかスコティッシュとかを使い分けて演じてくれるので聞いていて楽しかったりもします。

サスペンスでうるっとくるのも珍しい。あ、私だけかな(笑)

お次は超キュートなロマンス。続き物です。ジャンルを変えると新鮮味があるのでいいです。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Category: Romantic Suspence
Length: 464pages / 
14 hrs and 19 mins

Total recommends:
★★★★☆
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★★
☆☆
Romance-packed-degree:
★★★★☆
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

2016年英語読書日記 No.20耳読書No.14344冊目  

たまった読書日記をなんとか夏中に書いてしまおうと頑張ってはいるんですが、結局バタバタしています。やりかけの多読王国も途中。途中でタドキングになれたのはうれしいし、やっとおひとりこのブログに飛んできてくださったのも嬉しい。で、ブログ村のほうからももっと来てくださるので嬉しいです。ありがとうございます。

大御所ノーラ・ロバーツ、久々です。ペンネームを他に二つ持っていて、ジャンルで使い分けている多作のベテラン作家なので、読んでいて、もとい、聴いていてものすごく安定感がありました。もともとハーレクイーンで活躍していて、アメリカでも最も有名な作家の一人に入る作家さんだそうです。ほとんどの作品が日本語に翻訳されているので、英語が難しければ両方という手も取れますね。

冒頭からなかなかスピード感がありました。12歳の女の子が主人公。ある日父親が自分の誕生日プレゼントを用意してくれているのではないかと、普段はいらない場所を探してみたら、そこには手足を縛られ、虐待され衰弱していた女性が放置されているのを発見してしまう。

父親が恐ろしい殺人犯だったというのが冒頭部分で、すぐに逮捕されます。そこから残された主人公と母、弟の人生が一転。世間から隠れるように過ごします。

どこまでもそつがないので読み進みます。少女のトラウマの描き方もうまいし、登場する男性像も素敵ではあります。

どんでん返しもあるんですが、私が犯人はだれなのかすぐにわかってしまったのはまあ仕方ない。(その登場人物が出てきたらこの人だろうなと思いながら読んでけっこう当たる) それでも、けっこうハラハラでした。

そつがなさすぎるので、読了感も良いとは思います、私は超ファンにはならなかったけど話の運びは飽きさせないので面白いことは面白いです。

英語はむずかしさレベル★2個半って感じです。過去の話はあまり会話文がないけど、現代になってからは会話文も増えるのでよりわかりやすいと思います。audibleではアメリカ英語で聞きやすい英語でした。

さて、次はデュアルタイムです。ドイツが舞台。デュアルタイム専門家(そんなのあるかは不明)としては見つけると読んでしまう私ですー。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

 

Category: Dual time story
Length: 416pages 


Total recommends:
★★★★☆
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★★
☆☆
Romance-packed-degree:
★★★★★
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

2016年英語読書日記 No.19(目読書No.6)343冊目 

どんどん追いついてきましたヨ~。ぜいぜい。4月から読書日記までたどり着けず、ずっとためこんでいました。これは6月に読んだものです。

この人の代表作はこれったらこれ。
よく見ると私がアマゾンの書評書いてました(笑)これ読んだ年の自分的ベスト作品だったものです。

これ以降この人の作品は結構読んでいます。Wildflower Hillを超えるものにはなかなか出会えませんが、はずれがないので安心して読めます。オーストラリアの作家さんなので、知名度もアメリカやイギリスの作家さんよりは低いのか、日本ではこの作品はkindle化もされていない。なので、新古品を海外から取り寄せて読みました。最近は海外からの紙ベースの新古品がkindleよりも安い場合も多いので、よく利用しています。紙がないのになんであんなに高いのだ!とちょっと怒ってる私です。洋書も私たちが読み放題可能になるようにしてくれー。

オーストラリアと言えば、よく似た作品を書くもっと有名な作家さんがいます。Kate Mortonが世界でも知名度が上。私も新作が出るたびに毎回すぐに手に取っています。その他にちょっと前にブレイクした”Husband's Secret"のLiane Moriartyとか、男性なら"Rosie Project"のGraeme Simsionが有名ですかね。この二人の作品も読みますが、コンテンポラリーものなので、私の好みはやっぱり過去を絡めさせたら天下一品のKate MortonかこのKimberly Freemanに軍配が上がります。

舞台はオーストラリアで、ある避暑地のホテルで起こった事件が中心です。最初はだれが死んだのかさっぱりわからないので、ミステリー仕立てのように読み進めます。この作者は現代の主人公と、過去の主人公に血の絡み(肉親関係なのかどうか)をつけたり、つけなかったりするので、それを見極めるのも謎のひとつとなってます。

徐々に何がおこったのかが明らかになっていくんですが、なかなかうまいです。現代の主人公にはあんまり肩入れできななかったのは私がおばちゃんだからかも。

冬のホテルで起きる殺人って、なんか金田一少年出てきそうですね。あ、出てきませんよ。お屋敷舞台の方が好きなんですが、これはこれで、冬の雪に閉ざされた空間ってのを描いていて、面白かったです。

英語は難しくもないけど、大人向けの普通の小説なので、やっぱり★3つにしときました。

さて、今書いている時点で、実際には読んだ冊数が350冊を超えてます。あと50冊で400冊。来年には達成できそうです。うれしいなあ。目標の500冊も射程範囲に入ってきました。

読んですぐに書ければもっといいんですが、今は時間的に難しいのでこういう形です。

冊数はうれしいけど、何よりもうれしいのは、読んだり、聴いた物語が頭の中に住み着くことです。読んで数か月たったものの読書日記を書くはめになっている今日この頃ですが、読んでいた時の記憶がざあっと出てくる感覚はなんとも言えません。

物語が自分の中で息づいている。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

A Court of Mist and Fury (Court of Thorns and Roses)images (2)

Author: Sarah J. Maas 
Category: fantasy
Length: 626pages /
23 hrs and 16 mins

Total recommends:
★★★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★★

Romance-packed-degree:
★★★★★
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

2016年英語読書日記 No.18(耳読書No.13)342冊目    

 夏休みに入ってこのブログの更新もできるようになっているので、ちょっとうれしい私です。今書いている時点でブログ村の英語ランキングは274位!洋書では1位!(追記:洋書・洋楽だったので、あとで洋書だけのを見つけて変えたら圏外になりました。わはは)ほんまかいな。洋書はもともとの母数が少ないだけですがね(笑)ブログ村から来てくださる方も増えて、感謝です。英語読書のangelと認識されるのはほんとうれしい。

さて、打って変わって久々のファンタジー。おばちゃんになって久しいので、あまりファンタジーは受け付けなくなってきている私ですが、乙女にかえって無理やり聞いてます。これは2巻。続き物です。

1巻はこちら。この作品の読書日記はコチラ
これは女の子向けのファンタジーです。超ハンサムキャラ、俺様キャラ、ツンデレとありとあらゆる要素を詰め込んだって感じ。いやあ熱いったら。ロマンチックで、ハラハラドキドキの世界が展開されてます。

これの続きなので、照れながら聞くのはわかっておりました。それなりの覚悟で聴き始めました。

これまた、凄い展開が・・・。ネタバレやめときます。

ちょっとだけ触れとくと、1巻で脇役だったイケメンフェアリーに焦点が当てられたりなんかもします。1巻からかなり目立ってて、ファンが付くだろうと私が書いていた役の人です。マレフェセント顔負けでっせ。

一応ヤングアダルトの分野ですが、そうとは思えないようなエッチなシーンも多いので、ヤングアダルトの子たちが10代後半か20代になっても続けて読んでる人気作家なんだろうなという印象です。このシリーズの前のシリーズもかなり人気があるようです。だからといって、コリーン・フーバーほどの作風の変貌は遂げてないと思います。あれはエロチカにも入れられてるような(汗)

少女漫画の王道を行くようなファンタジー。どうぞお楽しみください。

熱いったら熱いです。、「知りたかったら次巻でどうぞ」というなんともいえない終わり方だったので、読む予定です。トリロジーじゃなかったらどうしよう。このメロメロ世界に耐えられるかなあ(汗)

主人公が人間の女の子で、ヒーローはみな人間じゃないイケメンそろい。で、主人公が超もてちゃうというパターンにはまっております。私は1巻の終わりからの展開は全然気に入ってないんですが、メロメロ世界で案外ストレス解消にもなってるので、読んでいます。わはは。

1年ごとに新刊が出るので、ちょっと忘れてるエピソードもあって、最初は戸惑いました。かなりリンクしているので、一気読みの方がわかりやすいと思います。なので、メロメロ世界観を深めるためにも、3巻が出る前に、再び1、2巻を聞いてから挑もうとおもっております。→結構はまります(笑)

英語は耳で聴いてるのもありますが、ファンタジーなので、想像しにくいという点でやはり★3つにしときました。

さて次はよく読む作家さんのデュアルタイムです。audibleがなくて、kindleもなかったので、新古本を取り寄せて読みました。いまどき珍しいほんとの目読書。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Jojo Moyes
Category: Fiction
Length: 353pages

Total recommends:★★★★
Difficulty: ★★★☆☆

Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆

Romance-packed-degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★☆☆☆☆


2016年英語読書日記 No.4(目読書No.2)328冊目  

今年は目で読んだものが連続でこの著者です。いや、ただの偶然ですが、年末にこの本欲しいなあとつぶやいていたんですが、kindleでも高くて買えずに、同じ著者の古い作品がkindleにもともとダウンロードされたものがあったので、それを読み始めていました。つぶやいていたのを夫が聞いていて、ペーパーバックをプレゼントしてくました。ありがたや。で、連続となりました。

安心してください。今はマスマーケット版が出て、千円台であります。ちょっと損した気分ですが、私はマスマーケット版は最近は避けてるので手に取らなかったかも。(目がかなり疲れます)

この本は映画された原作の続編です。ご存じこれ。読んだのは3年ぐらい前かな?

手前味噌ですが、過去の読書日記はコチラ↓

http://blog.livedoor.jp/angel430/archives/4039814.html
Me Before You
Me Before You [ペーパーバック]
これの映画のトレイラーがこれ。映画化で原作もまたベストセラーに出てきてます。

豪華な顔ぶれのような。ヒロインはゲーム・オブ・スローンズのデナちゃん。ちと明るすぎるような気もするけど、まあまああってます。ウィルの役はすごく似合ってますねえ。このロケーションはイギリスならではですね。お城は好きなのだ。

このお話の続編が今回の作品なんですが、前作あっての今作なので、2冊読んだほうが面白みが増します。

続編もさすがのJojo Moyes。まあ、ちょっと取って付けた感じと、事件がありすぎの感もありますが、映画のようなお話でした。だからと言って派手でもないです。別のお話として楽しめるとも思います。新しい登場人物が出てきてこの著書ならではのすっちゃかめっちゃかさも出てきます。やっぱりうまいです。こうくるかという感じ。

読了感はやっぱりすごくいいので、やっぱり5つ星。

それとこの作品は他の作品でもよくあるように、脇役がいい味出してます。今回は主人公ルイーザのお父さんとお母さん。ついでにおじいさんもいい。あのへんはイギリス映画を見てる感じがすごく出てます。細かいエピソードは結構ぷっと笑わせてくれます。たまに出てくるコミカルさがいいです。

それと、やっぱりショッキングな終わり方だった前作を受けて、今回はその後の登場人物たちへの救いがあったのがよかったです。

英語は会話文も多く、テンポもいいので、派手さはなくても読み進みます。独特な表現も出てきますが、全体的に意味が全くとれずに迷うということはありませんでした。辞書なしでも楽しめたので、★3つとしときました。

次は何読むかまだ決めてません。試験が近いので、自分で禁止しました(涙)いろんなことを並行してやっているので、あまりにも時間がないです。それと体調もあまりよくないのもあるので無理は禁物です。去年はよく60冊行ったなあと思います。今年はいきなり1000ページものもあったし、これから読もうと思っているものの中にも600ページを超えてるようなものもあるので、冊数にあまりこだわらないように気を付けています。こだわるとまた無理しちゃいますしね。

これも試験前にかからないように、でも止まらないので、最後の100ページぐらいは週末で一気読みしました。一気読みすると面白みも増しますね。これは寝る前とたまに乗った電車の中が主な読書時間となりました。もっと時間欲しいなあ。

audibleはハートウォーミングなお話を聴いています。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Jojo Moyes
Category: Romance
Length: 417pages

Total recommends:
★★★☆
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆

Romance-packed-degree:★★★☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆


2016年英語読書日記 No.1(目読書No.1)325冊目  

ちょっとビターなロマンスならこの人。これは昨年の夏にアマゾンプライムセールで無料でいただいた作品の一つです。最近本が高くって、せっかくダウンロードしてあるので読んでみました。

もうけっこうこの作者の作品を読んできたので、これがその中のベストに入ることはないですが、最後まで楽しんで読めました。作品によってけっこうガラッと雰囲気が変わることも多いなあと思います。これはすごくまじめな主人公たちとまじめな脇役で固められています。脇役にも味が出てるのが好きな私です。

舞台はオーストラリアとちょっとイギリス。いままでもフランスだったりもしたので、イギリスっぽさが強い感じがないのも特徴かも。きっといろんなところを旅して触発されて作品をかいてるんだろうなあと想像しながら読みました。

オーストラリアのさびれた港町Silver Bay。クジラかイルカ観光ぐらいしか目玉のない静かな場所に起こるちょっとした騒動を描いています。 

登場人物がまじめで好感はもてるんですが、ちょっと無理がある設定かなあとも思いました。ちょっと感情移入しにくかったです。掘り下げもしにくい設定でもあります。

最後はそう来るだろうなという、じわーとくるクライマックスが待っているので、読了感はすごくいいです。先が読めても私は作品を楽しめるたちなので用意されているどんでん返し的なものに気がついても大丈夫でした。やっぱそうこなくっちゃみたいな気分でちょっと嬉しかったりもする。

英語もわかりやすい方だと思いました。★2つか3つぐらいな感じです。 

でも安定度は抜群、しかも波が大きいロマンスを書いてくれるので、安心して読める作家さんの一人です。 

この本は12月から読み始めて、半分を1月で読みました。今年第一号の作品です。ペースがどんどん落ちてます。なかなか本を手に取ることができないのがちょっとつらいこのごろです。

うーん、やはり読んだらすぐ書かないと客観的になりすぎますね。それがいいのやら、悪いのやら。

さて、次は超大作です。耳でも1か月はゆうにかかりました。ということで、いくらaudibleでたくさん読めると(聴ける)としても、長い作品にとりかかると冊数はおのずから減ります。でも冊数ばかりに目が行くとどうしても短めのものを選んでしまうので、「今年は○○冊!」とはやっぱり今年も立てないでおきます。いや毎年そうですね(汗)

本を読んでまったり過ごせる日を夢見てまたがんばります。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Celeste Ng
Category: Fiction
Length:  304pages 

Total recommends:
★★★☆
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆

Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆


2015年英語読書日記 No.56(耳読書No.41)320冊目   

これは、今年読んだ中で「苦しい系」ナンバー1の座に輝く作品でした。この表紙もかなり意味深です。これは読んでいる間「ああ苦しい」と思いながらだったんですが、この苦しさを味合わせてくれながら、最後まで読んでしまうというところにすごさがあるのではなかろうかと思いました。暗さもマックス。

でも読んでよかったです。心の叫びを味わうことでまた自分の中に層をなすような疑似体験を得ることができました。いただいた作品で、聞き始めたときに最後まで行けるかなあとさえ思ったんですが、読み終わらないと苦しいままなのでこういう結末でも知れてよかったと思いました。

中国人の移民の息子ジェイムス、ある私立学校に両親が用務員として雇われたことから、その学校に通うことになりハーバード大学を出て大学で教鞭をとっていた。はじめての大学の授業を受けていたマリリン。両親が離婚して母と二人暮らしをしながら、いつか医者になる夢を抱いて入学した矢先だった。当時にしては珍しかった中国系アメリカ人に惹かれた白人のマリリン。二人は結婚して、ジェイムスを雇ってくれた大学のあるオハイオに引っ越した。

生まれてきた子供たちも10代になり、大学進学の決まった兄、優秀で母のお気に入りの長女、年の離れた末の娘。しかし、ある日のこと、長女が忽然と姿を消した。そこから今まで見えないふりをしていた傷口が開いていく。人種差別、家族関係。誰もが抱くだろう悩みのその奥の深く深く入り込んだ、悲しみにメスを入れるような問題作。

長女が行方不明になる冒頭から、ずしりと何かが肩にのったような感覚に襲われます。人種差別が一番のテーマで、父親のジェイムスが味わう差別は、同じアジア人である私たちにはすごく理解ができると思います。白人の母との間に生まれた子供たちも、結局周りとは溶け込めないまま。結局は白人至上主義なのだということを突き付けられます。表面だけが平等を装い、そうでない社会。

そしてそのひずみから生まれる子供への極度の期待。子供を押しつぶしてしまうほどの抑圧感です。その描き方もありそうで怖いと思わせるうまさです。我が家はいわゆる「お受験」を経験しているので、思わず自分は子供を抑圧していないかと思ってしまいました。

そういう自分の中の感情を沸き立たせるような作品はやっぱりなかなかないです。心の中をのぞいているよう。

けがはそのうち治るもの、でも心の傷は見えないだけに癒える日は見えない。この作品は行方不明になった家族の中心である長女リディアがいなくなることで、ぽっかりあいた穴からそれぞれの心の血が噴き出した形です。

心の叫びの先に見えるものは。家族に光が届くことを願って読み続けました。

ここまで苦しい感じは久しぶり。

全然違う話ですが、これに近い苦しみ。
私は原作を読んで、心が苦しくなって、いまだ映画が観れません。ひたひたと漂う哀しさをずっと引っ張り続けるのはなかなかできない。アジア系作者ならではなのでしょうか。でもその雰囲気を保ち続けて読ませるのはやはりすごいのではないかと思いました。

英語は家族がテーマなのでとっつきやすいです。だからと言って、登場人物が少ないわけではなく、視点が家族それぞれに飛ぶので、難易度は★3つにしときました。

たまにはこういうものを読んで心を満たすことも必要かなと思いました。いつも登場人物皆がハッピーなハッピーエンドとは限らない。人生は甘いも辛いもあるんだということを感じさせてくれる作品となりました。

ああ、読書っていいですねえ。

ちょっとがんばって更新するようになると、読者がちょっとは増えてるような気がします。わかる範囲で読書日記とかを探そうとしてもなかなかないので、地味なりに同じような趣味をお持ちの方々の拠り所にになってくれないかなあなんても思います。英語読書日記にしてはがんばってるほう?宣伝もしてませんしね。

さて、次はきっと日本では知らない人はいないかもというベストセラー作家のミステリー。というか、この名前自体は知名度は高くないですが。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Kate Morton
Category: Dual time ( Mystery )

Length:  608pages / 
21 hrs and 24 mins

Total recommends:
★★★★ 
Difficulty: 
★★★☆ 
Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★☆ 
Mystery-packed-degree:
★★★★☆

2015年英語読書日記 No.51(耳読書No.36)315冊目   

久々のケイト・モートン。この著者の作品は全部制覇していて(多分)今は作品が出るたびに読んでいます。今回はほぼ同時にaudibleも発売したので、そちらで挑戦。ちょっと語彙が難しめの作家さんですが、長いのでやっぱり耳で聞いたほうが速く読み終わります。それに会員の私にとってはそのほうが安いというのもあります。最近新作高くって手が出ません。audibleを先行予約して、21時間もあるのに、発売日から聞き始めて6日で聴き終わってしましました。書くのが随分後になってますね。忙しくて追いついてないです。

この人の作品はデュアルタイムであることと、表現力の豊かさにも特徴があると思うのですが、それにもう一つ面白くしているのが、

ミステリー仕立てだということです。この作品は他の作品よりもミステリー色が濃いです。あ、ちょっと長いのが玉に瑕ですがね。

でも語彙も長さも全然気にならなかったです。ケイトワールドにどっぷりつかりました。

舞台はコーンウォール。1933年のある夏の日、たくさんの客でにぎわう屋敷で、屋敷の主の1歳の一人息子が忽然と姿を消した。行方不明になったまま、一家はロンドンの家に行ってしまい戻らなくなった。

70年後の現在、仕事の休暇を取って祖父の家に滞在していた刑事のセイディが、犬の散歩中に廃墟と化した屋敷に遭遇し、70年前の事件を知る。未解決の事件に興味をもったセイディは独自に事件を調べ始める。まず連絡をとろうと試みたのが、当時を知る数少ない人物で、行方不明になった赤ちゃんと15歳離れた姉である有名なミステリー作家のアリスだった。

赤ちゃんは死んだのか、遺体はどこにあるのか。70年前の真相が徐々に明らかになっていく。

イギリスの田舎に静かに佇むお屋敷、過去に埋もれた真実。この人の定番なんですが、最初からワクワク。そして今回は熟した感があって、次々と話が展開します。それも一筋縄ではいかなくて、誤解もからめて、いろんな謎がひも解かれていきます。

相変わらずやっぱり複雑な意図が巧妙に織り込まれています。でもこれが一番軽さもあるかもしれません。テンポも上がった感じです。意外などんでん返しも私は途中でわかりましたが、それでもいいのよケイトちゃん。とにかく読みたくてあっというまに終わっちゃいました。

この人の作品で一番好きなのがこれ、何度も紹介しています。
これが彼女の作品の中で初めて読んだものですが、kindleでもなく、まだ1級を合格したてで読んで、辞書を片手に寝る間も惜しんで読みました。後で見たら5日で読んでました。衝撃的でした。あまりに感動してブログで紹介されていた有名な渡辺さんにお礼メールを送ったほどです。著者ご本人にファンレター書けばよかった。いまだのこの作品は全部読んだ英語読書の中でもランキングに入るほどです。

著者の作品の中で、これの次に今回の作品が好きです。理由は簡単。

子供がテーマだからです。子供をめぐるお話をこの人が書くと、それはもう何重にも巻いたような、しかもさりげない、じわじわと湧いてくるような母の愛情を感じるからです。その場だけでなく、あとからもじわっときます。

英語はこれだけaudibleなので、比較のしようがないですが、ナレーションがオーストラリア人で、すごく聞きやすいです。ケイト・モートンの他の作品や、”The Husband's Secret"のリアイン・モリアーティの作品も読んでます。いろんな方言も演じ分けていてすごく聞きやすいので、ストレスがありませんでした。

語彙はやっぱり難しめであることは否めないのと、あっさりした感じもあるけど、内容が濃い、人によっては「ここまで細かくなくても」と思う人もいるかもしれません。非常に緻密なところもあります。景色の描写、人物の掘り下げもとことん書ききる感じです。でもやらしさもないんですよね。上手いなあと思います。

お気に入りの作家の作品。また来年か再来年までさようならです。

次はヤングアダルト。頂いたものを聴いてみました。なんとか今年中に今年のものに追いつきたいです。頑張るぞー。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Robert Masello
Category: Occult

Length:  338pages / 11hrs and 7 mins

Total recommends:★★★★☆
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★★★☆

2015年英語読書日記 No.49(耳読書No.35)313冊目   

同じジャンルばっかり読んでると、たまに飽きてくるので、こうやって違うジャンルを読んだりしています。インディー・ジョーンズや、マイケル・クライントンとかも好きだったりするので、たまには超常現象ものも。たまたま見つけたこれ、非常に高評価だったのと、audibleがあったので、聞いてみました。

話は第二次世界大戦中が舞台です。歴史的事実と、オカルトを混ぜて無理やりそうくるか、みたいなところに面白さがあるみたいで、まるで映画でした。まあ、こういうのもあり。映像にしたら面白くなるか、駄作になるかの二つに分かれそうな危うさもあります。

エジプトの有史以前のオカルト現象と、ナチスドイツを絡め、さらにアインシュタインの相対性理論がどうやって出来上がったというところまでを描くフィクションです。あくまでフィクションですが、エンタメとしては面白いです。

この物語、そのアインシュタインが主な登場人物で登場します。近代史の登場人物が出てくると、ちょっと違和感があります。中世の歴史上の人物なら全然大丈夫なんですが、写真があって、言動を見聞きしたことがある人はちょっとこそばゆい感じですね。

でも、フィクションとはいえ、当時のアインシュタインの生活を垣間見るようで、そこは面白かったです。

映画「ハムナムトラ」な感じもややあります。でもあんなにスケールは大きくなくて、主な舞台はほとんどアメリカです。

主人公は戦争で負傷した、若き大学教授と、エジプト人の父とイギリス人の母を持ち、古代の秘法の秘密を発見した美貌の考古学者。二人の出会いとロマンスも描かれています。

男性作家なので、ロマンスに関しては女性読者から見るとちょっと物足りないですが、いろんな要素が入っていて楽しめる作品とも言えます。

英語は男性のアメリカ英語のナレーションで400ページ台で11時間なので、ゆっくり目なほうだと思います。前回のDon't Let Me Goが300ページ台で同じぐらいなのを考えるとやっぱりゆっくりだとわかります。アドベンチャーものやオカルトが好きな人にはとっつきやすいと思います。

がんばって連日UP。一つ追いついた。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
 


Author: Catherine Ryan Hyde 
Category: Fiction

Length:  432pages /
11 hrs and 17 mins

Total recommends: 
★★★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

2015年英語読書日記 No.48(耳読書No.34)312冊目  

 映画「Pay Forward」の原作者として有名な著者です。この人の作品は以前に1作読んだことがあったので、また読んでみたいなと思っていました。地味だけど、アマゾンでの評価はすごく高いです。audibleになったものもあるんですが、見つけたときは制限がかかっていて日本には販売してくれませんでした。これもそんな作品の一つで、発売してからしばらくしてaudibleが日本からも購入可能になったのを見つけたのでダウンロードしました。

読んで(聴いて)よかったー。心温まるお話です。これはお勧め

10歳のグレースはいつも独りぼっち。ママは薬物中毒から抜け出せなくて、何日も寝て過ごしてる。だからグレースはいつもアパートの外で座っている。

そこに同じアパートのビリーが出てきた。彼は元ダンサーで、今は家からほとんど出ることができない。12年間、宅配で買い物を済ませて引きこもっている。でも、毎日座っているグレースがどうしても気になって。

「なぜ毎日そこにいるんだい」
「誰かが私のことを気づいてくれるのを待っていたの」

同じアパートに住む隣人たちが10歳のグレースのために奮闘するお話なんですが、それぞれの登場人物がそれぞれの事情と気持ちをもって、グレースをなんとか施設や里親制度の手に渡らないように協力しあいます。引きこもりの男性、移民の若者、夫に先立たれて一人暮らしの老婦人。グレースに心を寄せた同じく同じアパートの独身女性ウェイレインが中心になってグレースを守ろうとします。

なんだかこの世界に迷い込んで、物語が終わってほしくない気分にさせてくれるお話でした。

人間は捨てたもんじゃないんだよ。と著者が物語を通して語っているよう。でもそのメッセージも押し付けではなくて、登場人物たちは、時に苦しみ、笑い、一生懸命生きている。それを通して小さな勇気が湧くようなお話。

地味でもこういうお話が好きです。社会の隅でひっそりと生きている人たちも、その人生を懸命に生きている。どの人生でも平等なんだと思わせてくれるようなオーラに包まれます。

サスペンスや怒涛のドラマに疲れたら、是非これを手に取ってみてください。これも「ああ、どうなるんだろう?」とちょっとハラハラもするけど、すべてがハッピーエンドじゃないけど、だからこそ心に沁み込んでくるものがあると思います。

ああ、物語っていいですねえ。

読書日記がどんどんたまって追いつかない(汗)記憶のあるうちに書かないと。でも書いてるうちに思い出すもんですね。なんとか追いつきたいです。

読んでいただきありがとうございました。

 お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Paula McLain 
Category: Historical fiction

Length:  384pages 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

2015年英語読書日記 No.47(耳読書No.33)311冊目 

これは実在の女性を描いた作品です。アフリカのケニアで育ったあるイギリス人女性の半生。1900年代初めに、競馬の馬の調教師、騎手として活躍し、飛行機乗りとしても活躍した彼女。そんな女性が当時いたんだとびっくりしますね。エドワード王の時代です。

描写がすごくよくて、ドラマを見ているような感じでした。登場するキャラクターもしっかりと書き込んであって、自分の中で俳優さん達が動いて演技しているのを頭に浮かべながら聞きました。私はこの時代前後の話や映画に親しみを感じているので、まったく違和感ありませんでした。これは映画化されるかもと思わせるような設定です。

しかし、びっくりしたと書きましたが、時代の先を行き過ぎていたために、こういう人生を送ったんだなあと思わざるを得ない強い女性です。

実在の女性のお話なので、作家の人の想像を膨らませて書いているにしても、作りばなしのようには響かないうまさがありました。

この作家はこのお話で注目されたみたいです。
私はこれは読んでいないんですが、今回のCircling the Sunはアフリカが舞台だと聞いて、

ポチッとしました。ケニアが舞台で時代としては、同じぐらいの時代設定のこの作品を思い出しました。
これはロンドンとケニアだったと思います。大英帝国が繁栄の陰りがそろそろ見え隠れする時期。アフリカ開拓に必死になっている時でもあります。

当時イギリス人がケニアにこれほどの社会を作って生活していたんだと、改めて知れて興味深かったです。

面白かったのは、実在したイギリスのロイヤルファミリーも登場したことです。主人公と仲良くなった皇太子。

このThe Circling the Sunのヒロインは他のヒロインとまた違います。強さの後ろにすごく陰りがあります。読者がそうあってほしいという像というよりは、時に苦しみ、あきらめ、時に理不尽なこともし、好きなことを突き詰めて行く。当時は相当、はたから勝手な人物にきっと映っただろうけど、実在の自分だからゆえにその陰りが感じられたのではないかとも思いました。

作者があとがきに少しこの女性について語っている部分もありました。私は初めてそこでこのヒロインが実在の人物だと知りました。で物語がすごく腑に落ちました。

読んでからしばらくたつので、なかなか言葉が出てこないですねえ。書いているうちに物語が映像とともに出てきました。暑い暑い国の物語。

読書日記がたまっています。すこしずつ書き始めたらまた読んでくださる人が少し出てきて嬉しいです。

次は心温まるキュートはヒューマンドラマです。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Rosamund Lupton
Category: Mystery 

Length:  352 pages 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆ 
Romance-packed-degree:☆☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★☆ 

2015年英語読書日記 No.46(目読書No.12)310冊目 

この著者の作品はいままでこれ以外に2冊読みました。この作家も好きです。どれも女性が主人公のミステリー仕立てですが、どれも母と子に焦点が置かれています。ミステリーというよりフィクションのジャンルともとれます。自分は女性で、子供がいるので、母と子の話に惹かれます。あらすじの最初だけ書きますね。

アラスカの自然を撮り続けるカメラマンの夫が現地で行方不明になってしまった。取るものもとりあえず小さな娘を連れてイギリスからアラスカに向かった主人公。娘は耳が不自由で、片時も離すことはできない。現地は猛吹雪で、捜索も困難な状態。そこで起こっていたことは、アラスカで暮らす現地の人々の謎の集団死亡だった。死体はすべて火災で焼かれてその中に夫がいるのかわからない。

しかし、妻は夫の死亡を認めず、警察を頼らず娘と二人夫を探しに吹雪の嵐の中へと旅立った。果たして夫は生きているのか。

アラスカという舞台がまず気に入りました。それにタイトルもいい。そして小学生の娘が「無音の世界」で生きている。アラスカの星空、自然、雪と音のない世界という掛け合わせ、そしてミステリー。このお話も白い息が見えるような感じです。自然と常に向かい合わせなので、淡々として透明感もある。こういうのは好きです。

謎が出てきてそれが徐々に明らかになるのも面白かったです。ミステリー単体として見るなら物足りないかもしれないけど、夫婦、親子の絆を描いてあるので、私にはたくさんの殺人事件が起こって残酷よりもこちらのほうが好みでもあります。

何と言っても私が好きなのは、少女の視点で語られるシーンが好きでした。1つの舞台で、淡々ともしているので、単調になりがちなところを、語り部をかえることで、飽きがこないです。謎の解き方もなかなかおもしろかったです。

英語は会話文も多いし、舞台が自然の中で、登場人物も少ないので、語り手が母親と娘の交互に替わるのにさえ慣れれば難しいほうではないと思います。語彙は簡単じゃない語も出てきますが、名詞が多いので辞書機能がついていればそれほど苦にならないとも思いました。ページも352ページと長くないのもいいと思います。

この著者はデビュー作で一躍有名になりました。これ、
これはラストまで不気味さもあってなかなかでした。これも寒さが見える感じです。

その次はこれ、
これは幽体離脱もの。いやホント(笑)これは夏のお盆時期って感じですかね。

作品を追うにしたがって、鋭さから柔らかさも出ているような気もします。英語が簡単とも言い難いですが、いったん物語に入ることができれば、知的さも、抑えたエモーショナルな面もあって面白い作品たちだと思います。

今年はなかなか目で読める時間を確保しにくいので、隙間で聴いて行く耳読書が中心です。この作品はaudibleがなかったので、目で読みました。目ではそうたくさんは読めてないんですが、来年はもう少し読みたいなあと思っています。どうなるかなあ。

このところはaudibleがあればそのほうが早いので、audibleで聴くことが多くなってきました。3:1の割合で耳で聴くことが多い。時間と目の疲れもあります。紙ベースのマスマーケット物は安くても絶対手に取らなくなりました(笑)でもまだ規制があって、audible自体があっても手に入らないものもあります。TPPで緩和されたらそれもなくなるのかしら。

もう、ずいぶん前から気が付いてるんですが、耳で聞くほうが楽な自分もいます。これも膨大な慣れなのかなあと自分では思っています。今年はすでに30作以上耳で聞いてますしね。今年は耳だけできりよく50作品いくかなあ。いや、無理はやめときます。時々超大作もいれてるし。そうやって自分の首は締めないほうがいい(笑)他のことしながらだとちょっと苦しいですしね。

本だけ読める環境に憧れる私です。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Susan Meissner
Category: Dual time ( Historical story ) 

Length:  352 pages / 9hrs and 57mins 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★☆☆ 

2015年英語読書日記 No.45(耳読書No.32)309冊目

もともとこの作家さんはお気に入りです。ちょっと堅さと教訓めいた感じは自分の好みにピッタリまではいかないものの、いつも安心して選べる作家さんの一人です。しかも、デュアルタイム。現代と過去にヒロインがいてその過程を描くスタイルです。

偶然あらすじを見て、これは読まずには(聴かずには)いられなくなりました。

ヒロインの一人が歴史上の人物。

Lady Jane Greyだったからです。この人は「九日間の女王」という名前でも有名。イギリス史のテューダー朝のなかで唯一私の興味を引いたのはこの人。ロンドンのナショナルギャラリーに彼女の処刑シーンを描いた有名な絵があります。そこでしばしひとりたたずんで眺めたことを思い出しました。
ダウンロード
20代のころ、すごく興味を持ったんですが、日本ではあまり資料がありませんでした。イギリスに行ったときに関連の本を探したけど、探せずじまいでした。それに英語力もそこまでなかった。今はそのあと出された小説を持っています。

この人はヘンリー8世の妹を祖母に持ちます。グレイという名前でもわかるんですが、ドラマ化もされた”White Queen"の主人公エリザベス・ウッドヴィルの血を父方、母方両方から受け継いでいます。グレイの名前はエリザベス・ウッドヴィルがエドワード4世と結構する前の夫のもので、その息子の一人がジェーンの先祖に当たります。繋がってて面白いと思うのは私だけかな(笑)家系図を見て楽しんでるのも私ぐらいか・・・。

有名なヘンリー8世が亡くなった後、王国は混乱します。跡継ぎのエドワード6世は病弱。長女のメアリーはカソリックなので、エドワードに何かあれば、英国国教会の存亡が危ぶまれます。エドワードとメアリーの姉妹であったエリザベス(のちのエリザベス女王)はその当時は処刑された母(アン・ブーリン)を持つ身で、結婚が無効とされていたので、あてにされていませんでした。そこで、担ぎ出されたのがこのジェーン・グレイ。プロテスタントで、かなり由緒正しい王家の一員。王位継承の順位は低かったものの、エドワード6世がなくなる時に彼女を次の玉座にと遺言をのこした(側近に説得された)ので、王の死後、急に即位が決まったのでした。

しかし、エドワードの姉のメアリーがそれを覆したたため、9日間だけの在位でロンドン塔に送られ、処刑されることになります。夫の野心の犠牲になったとも言われています。あ、いかん。またミニレクチャーっぽくなってきた(汗)

そのジェーンのはかない、成就することのなかった愛を描きながら、メアリー女王に処刑されるまでの様子を刻々と語られていきます。

それと並行して、現代でアンティークショップを開く40代の女性ジェーンが、ひょんなことから16世紀の古い指輪を手に入れます。ここはあくまでフィクションなんですが、ジェーン・グレイのものではないかというところが接点です。現代のジェーンは息子が大学に(確かデューク大学だったかな)進学し、家を離れたところに、優秀な医者である夫から急に「別居したい」と申しだされていた状況。

時代を超えた二人の心の葛藤を描いていきます。

私は何といっても過去の場面が好きです。現代の舞台も、ニューヨークやロードアイランド当たりでとっても素敵なんですが、イギリス史が好きなのでね。

悲劇の人として有名なんですが、それを同じようにとらえて書いてもらえるとなかなか嬉しかったです。まるで歴史の目撃者になったよう。

これを聞き終えたのは9月なので、ずいぶん日がたってしまいました。本も読みたい、聞きたい、ブログも書きたい、でも仕事もあるし、それに伴って趣味以外の英語の勉強も並行していたので、なかなか書けませんでした。つらかったなあ。

まだ、落ち着いたとは言えませんが、今年もあとわずか、また読書日記徐々に再開したいと思っています。細々と書いていますが、こんなブログでも毎日訪れてくださる方もいらっしゃいます。感謝です。

ああ、物語っていいですねえ。心を人生を潤わせてくれます。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Hazel Gaynor
Category: Dual time ( Historical story) 

Length:  384 pages / 9hrs and 41mins 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★★★
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
★★☆☆ 

2015年英語読書日記 No.44(耳読書No.31)308冊目

タイタニックで生き残った女性が残してくれた、形のないプレゼント

これはずっとアマゾンのwish list に入れてました。表紙で見るからにタイタニックのお話だとわかるので、どうしようか悩んでいたんですが、評価もすごく高い。私は映画「タイタニック」を映画館でお尻痛くなりながら見たんですが、たくさんの人が死ぬ運命にあるのがわかっているので、あの映画も何度も見たいと思わないです。でもこのところまた「次何聴こう?」となってました。

この間audibleでバーゲンがありました。1クレジットで2つ買えたので、もともとwishlistに入れていたものを見つけて買いました。でもそのうちの1作品はヤングアダルトで、最初の1時間きいて返品しました。結局もったいないことしました。実はもう一つの作品ももう聞き終わったんですが、気分があまりよくなる作品じゃないので裏読書にしました。こういうこともけっこうあります。夏にも一冊裏読書にしましたね。今回のものはサスペンススリラーでページーターナーはありましたが、読書日記書きたいとも思わないと、聞き終わったときに思っちゃったので。あ、冊数の累計損するけどいいや。

そういうときはwishlist頼み。皆さんの評価を再度読んでやはりなかなかよさそうなのでポチッとしました。

で、聞いてよかったです。

主人公は二人。私の好きなデュアルタイムストーリーです。

学でジャーナリズムを勉強していたグレイス。教授に文才を認められ、将来を嘱望されていた。しかし突然最愛の父親が亡くなり、大学を休学して母を支える日々だった。父の死からしばらくたったグレイスの誕生日に、ひいおばあさんのマギーが彼女につぶやく、
「あなたには才能がある、いままで誰にも語らなかった私の過去を書いてほしい。あなたの誕生日は私がタイタニックで生き残った日」といままで誰にも語らなかった過去を語り始めた。アイルランドで両親を亡くした17歳のマギーはアメリカのシカゴに移民したおばに連れられてタイタニックに乗ってアメリカに渡ることに。大好きな男性を残して。


過去のタイタニックが舞台の時は、映画「タイタニック」で垣間見た船内の様子がババッと浮かびます。あの映画と違ってヒロインが3等クラスに乗っています。で一等クラスとの恋物語ではありません。あんな風にドラマっちくな恋の展開ではなく、もっともっとじわじわくるものがあります。だから、映画の映像は物語を理解するのに助けてくれたけど、私はこちらの物語のほうが好きです。地味だけど、マギーの気持ちがひしひしと伝わってきました。

もう会うこともないだろうアイルランドに残してきた恋人シェーマス。彼が託してくれた14通の手紙。その手紙はアメリカにつくまで毎日1通ずつ読むように言われて4通目まで読んだところで船が座礁して沈んでしまい、混乱の中行方が分からなくなってしまいます。残りの手紙に書かれた内容は永遠にわからない。私が一番惹かれたのはマギーとシェーマスの純粋な愛でした。せつなさマックスです。

前半はあまり感動もなかったんですが、後半から急に物語が動き出します。

タイタニックの悲惨な事故。

沈むまでの様子を刻一刻と描いていくので、もう目が(耳が)離せませんでした。3等にいたマギーがどうやって奇跡的に助かったのかを彼女の日記とともに追っていくひ孫のグレイス。まるで自分が一緒に船内にいる気分でした。

ひ孫のグレイスはマギーのタイタニックの話をたどるうちにだんだんと変化していきます。それがデュアルタイムのいいところ。過去からたくさんの贈り物を与えられていることを悟ったとき、人は自分が自ら動き出すことで人生は進むんだと現代の主人公たちが気が付く。それを一緒に体感することは私たちに対しても与えられる贈り物のようです。

この話が大好きになったのは上の要素だけではありません。是非読んで最後に心温まってほしいです。苦しさを乗り越えて優しさを手にしたおばあちゃんの人生。

ああ、物語っていいですねえ。これはストンと今年のベストテンに入りました。

ちょっと忙しくてなかなか更新できませんでした。いよいよ読書の秋ですね。これからはもうちょっと読書の時間を増やせたらなあと思っている私です。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Philippa Gregory
Category: Historical Fiction

Length:   624 pages /24hrs and 10mins

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★☆☆ 

2015年英語読書日記 No.43(耳読書No.30)307冊目

圧巻!教科書に出てこない本物のヘンリー8世像を描く、イギリス薔薇戦争の「カズンズワーシリーズ」シリーズ最終話


ヘンリー8世の絵が表紙だったので読むつもりはなかったこの本です。しかしアマゾンのコメントで「Cousins' War 」最終章を飾るにふさわしい」とどなたかが書いていたのを読んで、飛びつきました。

プランタジネット朝にばら戦争というのが起こるんですが、いわゆる内輪もめ。王権を争って兄弟、従妹がどろどろの覇権争いに突入します。で、従妹同士の戦争から「Cousins' War 」(いとこ戦争)と呼ばれています。薔薇は紋章で、白薔薇がヨーク家を表し、赤薔薇がランカスター家を表しています。

このばら戦争の終結は敵同士のランカスター家の末裔であるヘンリー7世とヨーク家の王の娘エリザベスの結婚によって両家が結ばれその子供が王家を継ぐことで終結を迎えます。

その息子の一人がかの有名なヘンリー8世。6人の妻のうち二人を断頭台に送り、カソリックと断絶して英国国教会を作り、恐怖政治を強いた王です。父王の家名からテューダー朝と呼ばれています。娘は有名なエリザベス女王ですね。この作品では赤ちゃんで登場。それより姉のメアリーに焦点が当てられています。

非常に強い国のイメージを出すことには成功しているので、英国王の中でも一番有名な王様。ロンドン塔に行くと、ヘンリー8世の鎧を見ることができるのですが、その大きさにちょっとびっくりします。映画では「ブーリン家の姉妹」という作品で若いヘンリー8世が登場します。その頃はハンサムだったらしいですが、年齢を重ねるにつれてかなりサイズがかわったんだなという印象です。

イギリス史は大好きな私なんですが、かなり暗いテューダー朝なので、フィリッパグレゴリーの史実をもとにした話は私はテューダー朝は避けて、このCousins' Warシリーズしか読んでいません。 

このお話はテューダー朝になってからの時代なんですが、主人公はヨーク王家の唯一の生き残りである女性が主人公です。ヘンリー8世の母(ヨーク、エドワード4世の娘エリザベス)の従妹、すなわちエドワード王の弟のジョージ・クラランスの娘です。弟はロンドン塔に連れ去られて猜疑心の強いヘンリー7世(ヘンリー8世)のパラノイアの犠牲、すなわち処刑されました。

その女性の目を通して描かれるテューダー朝と言ってもいいと思います。

いつの日かヨークの王子が現れて、王権をとってかわられるかもしれない、という恐怖感を持ち続けたヘンリー7世。それはこれの前作”White Princess"で詳しく描かれています。

その息子のヘンリー8世は母はヨーク家、父はテューダー家なので、兄アーサーが流行り病で若くしてなくなってしまったために、兄に嫁いできたスペイン王女と結婚して、国民の大歓迎を受けます。しかし、兄のように王としての教育を受けず、甘やかされてきたヘンリー(もとはハリー)はなんでも思い通りにしないと気が済まない。王国をイエスマンだけ残してあとは処刑してしまうという暴挙に走ります。これは国として悲劇としか言いようがない展開です。

女王とともに、ヘンリー8世を赤ちゃんの頃から世話をしていた主人公エリザベス。やがて狂信者のような王に変貌するまでの王の人生を見届けるようなその立ち位置。そこに視点をおいて描かれた世界は読むものを圧倒します。

ヨーク王家として王となったエドワード4世の妃となったエリザベス・ウッドヴィルの母はフランスの貴族です。この母と娘は物語の中では魔女のような存在として描かれています。ヘンリー8世の祖母に当たる魔女の娘であり、魔女と噂されたエリザベスが「ヨーク家を滅ぼした王の末裔はすべて死に絶えるだろう」という呪いをかけます。そのあたりはフィクションも入っているのですが、これがシリーズを通してすごく生きています。

その呪いが現実化していくかのように、ヘンリー8世の元に生まれてくる息子はすべて死に絶えてしまい、王女もみな子供ができない体。ヘンリー王は嘆き苦しみ続けます。祖母のエリザベスがかけた呪いが血のつながった子孫に及んでしまう結果となってしまう。自分もそれに加担していた母エリザベスはそれを一番気にかけていて、今回の主人公に密かに悩みを打ち明けます。

著者があとがきで書いているのですが、実際にはフランスから嫁いだジャケッタ(ヘンリー8世のひいおばあちゃん)から受け継いだ遺伝病のせいで子供に特に男の子に致命的な欠陥が受け継がれていったのではとありました。知る限りでは、誰かから梅毒をもらって最後は苦しむに至ったということしかきいたことがなかったので、なるほどの解説でした。あれほどたくさんの王子を亡くしていたのも知りませんでした。

その呪いを唯一知っていたが、決して口外することのなかった主人公エリザベス。(エリザベスが多すぎてややこしいですよね。同じ名前がほんとに多いんです。)父ジョージは謀反の疑いで兄エドワード4世に処刑され、弟はロンドン塔に何年も閉じ込められたあと、ヘンリー7世に処刑されるという悲劇を経験した彼女。それゆえ、ロンドン塔に入ることに生涯恐怖を感じ続けます。彼女の血筋は父は王弟、母は当時キングメーカーと言われていた王のいとこにあたるウォーリック家の末裔。なので、どこまでもヨーク王家を背負っていた女性なんですが、ヘンリー7世の母の息のかかった一介の名もない騎士と結婚して自分の王家の名前を消し去ることを決意します。

そして静かに、静かに生き残る道を選びながら、テューダー王家が国をかく乱していくのを見届けていくことになります。

淡々と話は破局に向かって語られるのですが、なぜかものすごくハラハラします。いつ王の気が変って、誰が殺されるのか。主人公の目から語られる中世の世界でも、やはり、独裁者という名前の人物はつくられるべきではないなと思わせてくれます。

イギリス史を愛する私なので、細かい部分までこの作品は堪能しました。エリザベス女王の母として断頭台の露ときえたアン・ブーリンはここでは案外悪役です。以前にもこのシリーズのことを書いたときに同じようなことを書いたんですが、このシリーズを通して読む醍醐味は、

主人公が変って、視点が変ると、悪役が悪役でなくなったり、逆であったりということが起こることです。視点でものの見方が変る。歴史もそうですね。かつてウィンストン・チャーチルが「歴史は勝者につくられたものだ」というのもうなずけます。

重厚なテューダー朝もかなり歴史を歪曲して成り立っていたものです。その祖になったヘンリー7世は父方をたどると、王家とほとんど関係がない。王を亡くした妃がその召使と再婚してできた子供を父として持っていただけ。母方のランカスター家の血筋だけでごり押して王になったがゆえにテューダー時代はああなったようです。マニアックになっていくのでこの辺でやめときます(笑)

英語はクリアなBritish アクセントで、ゆっくりで聴きやすかったです。しかも、これの前は確かグラスゴー訛り入りの速いイギリスサスペンスだったので、なおさらゆっくりに感じました。あっちが倍速みたいに感じるほどです。

時代物はその時代独特の用語や相関図が頭に描ければ、かえってよみやすいです。現代で使われるイディオムが少ないので、英語学習者には楽なのではないかとさえ最近は思うようになってきています。

とにかく最後の最後まで気が許せない展開で、極めつけは最後のシーン。もう圧巻でした。

読んでよかった。

こういうのは書き出すと書き終わらないので、ただのおたくになってきたし、この辺で止めときます。

このカズンシリーズは3巻分のお話がドラマ化されています。DVD取り寄せてみました。主演は映画Mission Impossibleで活躍してたかっこいい女スパイ役の人です。
 
これ見るとこのお話の前段階が把握できます。
シリーズもセットであるみたいですね。

私は1冊はイギリス旅行で読んで、いくつかは旅行中に買って帰りました。一冊は友人のイギリス人が帰りに読むと、持ってかれたので、イギリスにあります(笑)でも1作品を除いてすべてaudibleで聞きました。イギリス英語でイギリスを旅してる気分が味わえて楽しかったです。

ヒストリカルストーリーの何が好きかというと、主人公の目を通して、ドラマが展開されながら、実際にその時代にいるような感覚を味わいながら歴史が知れるということにつきます。ライブで歴史を味わっているその臨場感に惹かれます。これは少女のころから持っている自分の特徴。感情移入して頭の中で歴史上の人物が動き出すのがたまりません。

それを骨の髄まで味あわせてくれるのがこの作家さんです。かなり濃い世界が展開されますが、強烈なファンがいるのもうなずけます。

さて、ついつい長くなって、ミニ講義っぽくなってきた。やめときます。イギリス人の友人にも「私よりもイギリス史の中世に詳しい」と言われたオタクです。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Lucinda Riley
Category: Fiction ( Dual time romance)

Length:  418 pages

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
☆☆ 

2015年英語読書日記 No.42(目読書No.11)306冊目

ロマンチックなデュアルタイムならこの人. 


この著者の作品は結構読んでいて、だいたいがデュアルタイム(二つの時代にヒロインがいる形)です。過去と現在が繋がる時に、すべての真実が明るみになるみたいな、ドラマチックなお話がお好きならこれはぴったりです。

どの作品も結構人気があるんですが、この本も好評だったみたいなので、読むことにしたんですが、なぜかkindleだと値段が高い。ふつう新作でなければここまで高くないんですが、なぜか高く感じました。ふと見るとペーパーバックなら半額ぐらいの値段です。中古で読まれていない「新古品」みたいなのを見つけたのでそれを取り寄せました。海外からでも今は2週間も待てば日本並みの送料で届くのがいいですね。

フランスの由緒ある家柄に生まれたエミリー。晩婚で、エミリーが10代のころに亡くなった本の収集が趣味だった貴族の父と、父とは年が離れていたが、社交界の花で、華やかなパリの生活を好んだ母。母の愛に飢えながら過ごした彼女はとうとう求める愛情を得られないまま母を看取る。

彼女の元に残ったのは、豪奢な暮らしの果てに母が残した借金と、修復が必要な父の城だけだった。大好きな父の城をなんとか残そうと思い、思いを巡らすエミリー。そこにイギリスからやってきた男性セバスチャンが声をかけてきた。「僕の祖母コンスタンスは、君の父に戦争中にとても世話になった」と切り出したセバスチャン。やがて父の過去、コンスタンスの足跡が明らかになっていく。

やっぱり、主人公が最初はとってもナイーブ(作品中にもnaiveteという言葉が何度も出てきます)なんですが、最後には試練を乗り越えて成長していきます。そしてちゃんと最後には本物の愛を手に入れることもできるという安心できるロマンスです。

面白いのは、やっぱり第2次世界大戦中のヒロインコンスタンスが経験するナチが占拠するフランスでの経験です。彼女は地下組織を支援するためにイギリスから遣わされたエージェントなんですが、そこで偶然現在のヒロインエミリーの父に出会います。

このフランスへのナチ侵攻のお話はいろんなところで出てきます。映画でも見ました。
たとえばこれ、
これは今年の大ヒット作品ですが、同じ時代を描いています。
それからこちらも、
どちらもフランス人女性とナチスとの絡みを描いています。

この3冊の中で、「The Lavender Garden」が一番「甘い」作品です。レジスタンスの活動は少しでてきて、そのあたりはちょっとドキドキしますが、ロマンチックさはこれが一番要素が強いと思います。とにかく「愛」がテーマな感じ。 この著者の作品はどの作品もけっこう貴族やお屋敷にこだわるところがあるので、それさえ大丈夫なら、この人の作品は、その「貴族」の部分を含めてロマンチックだとも言えます。上の二つはもう少し突っ込んで、ビターで、深さがあります。ロマンスの色が強いのはこの作品だと思いました。私はお城ものは大好きなので大丈夫な派です(笑)(イギリスのお城めぐりが好き)でも実際にはお城より人間に焦点があります。

お話は紆余曲折あって、だいたい想像がつくんですが、作者がいろいろ工夫を凝らしているのもわかります。ちょっと都合がよすぎるところもあるけど、それもご愛嬌。読者が満足する終わりにしたいんだなあと優しい気持ちで読めます。都合よすぎても感動もします。

英語はドラマチックなお話なので、それほどわかりにくいとは思いませんでした。フランスが舞台なので、たまにフランス語の単語が出てきますが、気になるほどではないです。これはペーパバックで読んだので、単語を調べずに読む「タドキスト」読みで読んだものです。辞書を使わずに読むということです。kindleのような電子書籍と違い、辞書機能を使わないので、あいまいな語彙は文脈で読むという練習になりました。

気が付いたのは、kindleで読むよりPBのほうが少し時間がかかるということでした。このところ私の目がPBは字を読むのがしんどくなってきているのもあります。PBの細かい字はだんだんつらくなってきています。でも、たまにはこういうのもいいなと思いました。字大きいの選ばないといけませんがね。でもそれだとマスマーケットの安い版は買えないということですねえ。困ったなあ。

ああ、ドラマチック。物語っていいですねえ。またこの人の作品はいろんなジャンルにはさんで読もうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Angela Marsons
Category: 
Suspense Thriller
Length:  384 pages / 8hrs and18mins

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★★

2015年英語読書日記 No.41(耳読書No.30)305冊目

Wow, Kim. You did it again. 


第一弾が結構面白かったので、2巻もチェックすると、「1巻よりさらにおもしろかった」とありました。ちょっと次の作品何しよう?病だったのもあるし、主人公のキャラクターの描き方が私もとっても気に入ったのでこれにしました。

1巻と同じでaudibleできくとちょっと速めです。1巻でほぼ明らかになった主人公の敏腕女性刑事キムのプライベートがかなり詳しく描かれていて、そこがターゲットになっていきます。今度の敵もかなり手ごわくて、1巻とは違い、最初から犯人が登場します。

主人公がかなり頭が切れる役でさっそうとしてて、この話を面白くしているんですが、今回は相手も一筋縄ではいかない頭脳明晰な女性。二人の会話のシーンは火花が散ってマス。心理戦が面白い。

このシリーズはサイコスリラーなので、かならず病気の人が出てきます。その描き方もうまくて、キム自身もそうですが、弱者に対する視点がいいです。それと、悪はものすごく悪なので、それに立ち向かっていく過程を小気味よくも感じました。「ほんまに、どこまで悪い奴やねん、この犯人!」って感じで、「キムはん、思いっきりたたきったってや」と叫びたくなりますが、これがなかなか。やられながらの応戦。まあそこが面白いわけですね。

かなり鋭く、付け入るスキを与えない主人公がなぜそうなったのかということも1巻同様よくわかるんですが、それと同時に、その合間合間にちらっと見える彼女の無意識からでる人へのやさしさがなんともいえない魅力かなと思いました。今回はワンちゃん登場です。それも私はお気に入りです(犬飼ってますからね)

1巻ほど謎解きはないですが、スピード感たっぷりでした。

なんだかんだと今年に入ってけっこうミステリーやスリラーを読んでましたね。それはそれで面白いと再度思っています。

次はちょっと長めのヒストリカルフィクションです。これのあとなので、英語が超聞きやすいです。

読んでいただきありがとうございました。

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