英語読書日記

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

カテゴリ: デュアルタイムストーリー

Author:Fiona Davis
Category: Dual time
Length:  368 pages
  / 11 hrs and 42 mins / About  114080 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:★★

2017年英語読書日記No.60(耳読書No.50)433冊目
お越しいただきありがとうございます。私の読書は偏りがあるんですが(笑)おそらくこれも偏りの理由の一つだと思います。ヒストリカルやこの現代と過去の二つの主人公が登場する形のデュアルタイムというお話に目がありません。最初ヒストリカルだと思って聞き始めたら、デュアルタイムでした。

主な舞台はここです。
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本の表紙と全く同じ建物です。NYマンハッタンにあるダコタハウス。表紙はおそらくセントラルパークから見上げた感じで、まだ周りにビルがない状態だから違うように見えますね。当時はそうだったみたいです。私は旅行中に観光バスからのぞいたことがあるだけですが、豪奢で素敵な建物です。ジョン・レノンが住んでいて玄関前で殺されたことでも有名になった超高級マンションです。現代でも資産があるだけでも、有名なだけでも入れないと言われているマンション。これを設計したとされる人のアシスタントして働き始めた女性が主人公の一人です。あ、調べたら、設計者として出てくる登場人物も全く別の名前だったので、完全にフィクションだとおもいますが、それでもうまくつながっててかなり面白かったです。

時代はこのダコタハウスが建てられた1884年ぐらいと、100年後の1985年。舞台は同じダコタハウスで話が繰り広げられます。交互にヒロインが登場するのでそれさえ慣れればデュアルタイムは展開があってすごく面白いです。

ヒロインが、特に過去のヒロインがとても苦労するのですが、現代(といっても1985年です。設定上そうしないと無理があるのでしょう)で知る100年前の事実とは実は違っていたという話で、クライマックスに向かってわからなかった謎が明かされていくのですが、

途中思い出した本は二つ。まずはこの間も取り上げたこれです。
舞台が同じマンハッタンというのと、やっぱり同じような設定があるこちら、

この二つにもっとメロドラマチックさを加えた感じです。

このThe Addressはなかなか結末が面白かったです。すごいどんでん返しがありました。

フィクションなので、作りばなしなのですが、それでも作者の知識や調べた史実などからくる断片を拾って自分もいろんな知識をつけることが可能です。ここでは、マンハッタンの成り立ちを学べたり、自由の女神が運ばれてくる様子がわかったり、間接的にでもいろんなことが知れるのです。私は英語で話をするときに、この読書からくる情報で、いつも得をしたなと思うことが多いです。

それは、言語を学ぶという目的だけでないことを指しています。

それとドラマを通じていろんなことに共感したり、感動したり。言語を超えてそれができるうれしさがあります。たまらない魅力です。

ああ、物語っていいですねえ。

気が付くと、今年はaudiobookだけですでに50冊聴いていることに気が付きました。おお、これはタイ記録だと思います。今までで目と耳を合わせて100越えをしたことがるのですが、そのときは多分1年で50冊だったと思います。今年はまだ4カ月あるので、audibleに関しては新記録になりそうです。励みになるだけのことだけど、素直にうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author:Lisa Wingate  
Category: Dual time Fiction

Length: 352 pages
 / 14 hrs and 28 mins / About  109120 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.56(耳読書No.47)429冊目
お越しいただきありがとうございます。デュアルタイムです。これもベストセラーから見つけたものですが、この作家さんの作品は1冊読んだことがあって、ものすごい高評価の本だったにも関わらず、自分ではそこまでと思った記憶があるので、しばらくスルーしてました。

でもあらすじを読んで、孤児ではないのに誘拐されて孤児として売られるという実際に起こったお話をもとにつくられたものだと知って読むことにしました。

これも読んでよかったお話でした。

最初は謎が多いのと、大人の女性と12歳の女の子の二人の主人公が交互にでてくるので、話を把握するのがちと大変なんですが、これはデュアルタイムでは普通のことなので、そこさえクリアすると、途中から平行した二つの時代が絡んで話が見えてくると非常におもしろくなってきます。これも途中からは止まらなかったです。

これを読んでいて思い出したお話がこちら。
私の読書日記はこちら。What She Left Behind

無理矢理愛する人の元から引き離され、閉じ込められるという設定が同じ。今回は子供たちとうところが違います。子供たち、とくに小さな子は記憶があまりないので、本当に悲劇だったそうです。当時、「シャーリーテンプルのような金髪」で、小さければ小さいほど人気があったという描写に、人間のエゴを感じるのは私ひとりじゃないと思います。人間であって、ペットじゃない。

お金持ちで子供を欲している人たちをカモに、組織がらみで子供たちを売買する。施設ではもちろん虐待が横行しているという、考えられないことが少し前におこっていたのです。実際には物語で語られるよりもひどいことが起こっていたそうです。そんなことが起こらないようにと願って書かれたのだと思います。

デュアルタイムなので、最初は少しゆっくり目ですがすぐにテンポが速くなって展開があるので、さらわれた兄弟たちがどうなるのかハラハラしながら聞きました。

英語はaudiobookだと12歳の女の子の英語が聴くのに少し慣れがいると思います。テネシーが舞台なので南部訛りの子供という設定なので、語彙とかではなく、リスニングという意味で簡単ではないかもしれません。大人の女性の声はそれもあって、非常に聴きやすく感じました。

これは映画化されるかも。お勧めです。トータルで★5.3ぐらいのお勧め度です。あと少しで赤星になるぐらい。

さて、次は実話をもとにしたお話ではなくて、実話を聞いています。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

 個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

ダウンロード (4)

Author: Kathryn Hughes 
Category: Fiction ( Dual time )

Length: 416 pages
 / 9hrs and 11mins / About  128960 words 

Total recommends: 
★★
Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:★★
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.51(耳読書No.42)424冊目
お越しいただきありがとうございます。なかなか読書日記までこれなくて、またたまってきました。わすれないうちに書かないとと思いながらなかなかかけません。

久々のデュアルタイムです。私はaudibleのヘビーユーザーなので、これはaudibleのサイトと、アマゾンのサイトでお勧めとしてずっと出ていた作品です。じわじわとヒットした作品のようで、ちょっと前にアマゾンのチャートに躍り出てきたときに、他の作品と一緒に購入してありました。(アマゾンチャートとランキングもよく見ています)年間会員なので、気に入ったものが見つかったら、2,3作品一緒に購入したりします。クレジットはお得感がありますが、最近は値段をよく見てからです。クレジットより安いのもかなり出てきてます。

このデュアルタイムは第二次世界大戦と現代ですが、現代も少し前だったと思います(忘れかけ(汗))マンチェスターに住む主人公ティナはハンサムなバスの運転手と恋に落ちて結婚するが、夫のアルコール依存からくる暴力におびえる日々だった。ある日、週末だけ働いていたチャリティショップで、チャリティに出されていたコートの中から開封されていない古い手紙を発見する。戦争に出る前の男性が、自分の子供を妊娠した恋人にあてた手紙だった。彼女はなんとか恋人の女性を見つけ出して手紙を渡そうと決意する。

主人公の一人がドメスティックバイオレンスに苦しむ女性。もう一方の主人公は戦争が始まる時に、恋人の子供を身ごもり、時代が許さなかったために、医者である父親にアイルランドの叔母の農場に追いやられてしまうという設定です。過去と現代が絡んだときに、また新しいなにかが始まります。

手紙がつなぐ運命。時に人を引き離し、時に人をつなげる。偶然が起こす悲劇と出会い。違う時代が交互にでてくるので、飽きません。ちょっとredundantかなと思うとこと、ちょっと都合がいいかなと思うところはありましたが、久々のデュアルタイムだったので、楽しみました。中盤までにちりばめた謎を説明しようとしているのだと思いますが、説明っぽいなという印象をちょっとうけました。おじいさんの登場は私は別にいらなかなったなあ。ケイト・モートンとかの類をたくさん読んでると、そのあたりにうるさくなってしまうのです。すみません。これはこれで面白かったです。

これを聴いていて思い出したのは、この映画。

婚外の妊娠で翻弄されるお話であるという共通点があります。ちょっとまえまで結婚せずに妊娠してしまった女性が修道院に入れられて子供を取り上げられてしまうということが結構当たり前だったようです。特にカソリックでは厳しい。この小説では主人公はカソリックではないけどアイルランドに舞台を移してうまくつなげてありました。私はBBCでこの映画のことや歴史を知りました。学びが多い。

このエピソードとドメスティックバイオレンスをかけ合わせて、デュアルタイムに仕上げているのですが、ドメスティックバイオレンスのほうの描き方もかなりドラマチックでちょっと荒いかな?とは思ったのですが、そうじゃないと話が収まらないのでいいのだ。

特筆すべきは、舞台がマンチェスターなので、audibleで聴くと英語が楽しいです。マンチェスター出身の人は知ってても、マンチェスターに滞在したことはないので、偉そうには言えませんが、実際はもっと砕けた感じだろうけど、感じが出てるのではないかと思いました。アイリッシュの英語もちょっとでてきて和みました。audibleはやっぱり朗読なので、きれいに聞こえます。母音の使い方が違うのが顕著で面白い。訛りを意識してナレーションをしているところも多いので、そういう意味では目で読んだほうが簡単かもしれません。聴いた途端、ナレーターの声になじみがあったので、調べたらロンドンが舞台のミステリーと同じで、そちらでもロンドンの人たちのアクセントがうまかったので、なるほどと思いながら聴きました。なかなか声も渋くてクールな感じです。

あと、イギリスが舞台だとよくお目にかかるのが、この小説にも出てくる「チャリティーショップ」というもの。古いものを大事にするお国柄から、アンティークショップもでてきますが、チャリティーショップは寄付されたものを扱うお店で、古着とかが多い。Oxfamとかが有名ですよね。

ちょっと忙しくて、親ブログでは書いたのですが、目で読む読書を我慢しています。やること多くて手が回らないので、いっそのこと止めました。楽しい方に流されてしまう自分をなんとか食い止めないといけません。それでもブログがたまるのは、家事をしたり、用事をしたりしながら聴く時間があるからです。主婦が英語漬けになるのは案外難しいなというのを自分も思うし、周りの方々を見ていても思います。時間が有限ですからね。充実させたいです。

せっかく読みに来てくださる方の数が安定してきたのもあるので、なんとかがんばって書きたいです。こちらのブログは反応があまり見えないことが多くて、拍手だけでもうれしいけど、コメントいただけると一層うれしいです。ありがとうございます。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。
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Author:Gill Paul
Category: Dual Time ( Historical Romance)
Length: 426pages /
12hrs and 4 mins / about 128960words

Total recommends:
★★
Difficulty: 
☆☆
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:

Mystery-packed-degree:☆☆

2016年英語読書日記 No40耳読書No.32)364冊目 

きました、きました。好みのデュアルタイムが。この間「angelさんの読書日記はけっこう偏りがある」と言われたんですが、これですかね?うふふ。つい本能の赴くまま好きなジャンルを突き進む自分がいます~。

これは最初、イギリスアマゾンで見つけたと思います。舞台の一つがイギリスです。ランキングにも上がっているので、結構好評みたいです。

題材がロマノフ王朝だったので、「これはちょっと眉唾っぽくなってないか?」とちょっと疑心暗鬼で聴き始めました。 ロマノフ王朝の生き残りは実は・・・。というお話です。

完全に作者のフィクションなんですが、

やられました。

ロマノフ王朝の王女と若きブルジョア出身の兵士の恋。史実の中から話を掘り起こしてここまでフィクションにできるのはなかなかすごい。

愛の物語でした。

これはデュアルタイムとヒストリカルフィクションが好きな人は超おすすめです。ついでにロシア革命の様子もよくわかるし、ニコライ皇帝一家の最後の様子も事細かに描かれていて、私はこういうのが大好きなので、のめり込みました。ロマノフ王朝、ロシア革命といえば、「オルフェウスの窓」が浮かんでしまう私なんですが、(全巻大人買いして読みました。もう手元にはないですが(笑))フィクションとしてかなり面白かったです。もし、ロマノフ王朝の王女が生き残っていたら、まさにこんな風になっていたかもと思わせてくれる説得力がありました。

ラストでおじいさんとおばあさんが亡くなるシーンがそれぞれ描かれるんですが、私はそういうの弱くって、一人涙しながら聴きました。

なんだか”The Notebook"のような感じでもありました。芽生えた愛を一生貫き通すんですよねえ。

昔ドキュメンタリーでニコライ皇帝一家暗殺の話を見た覚えがあるんですが、聴いていてそれを思い出しました。歴史って一つ間違うととんでもない方向に行くんだなあと思いますよね。そんなことが今でもたくさん起こっているのが現実でもあります。

歴史もののいいところは、ずばり「歴史を学べる」というところにあります。作者が史実を調べ上げて物語を編み上げていく。学習法としては邪道かもしれないけど、私は学生時代そんな妄想がなければ歴史は勉強できない少女でした。いまだにその気持ちを思い出しながらヒストリカルものを読んでいます。歴史をこの目でみてきたでみたいな感じで語られるともうメロメロです(笑)

これも読んでよかったなあと思いました。暗殺シーンや、主人公が苦しむのはちょっと辛いけど、それゆえ真実味があるし、それを乗り越えて愛を貫くのはとてもロマンチックです。

おすすめです。歴史のうねりのなかで愛を貫いたロマンスを是非!

読んでいただきありがとうございました。

 

Category: Romance
Length: 351 pages / 
 9 hrs, 50 min
Total recommends:
★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★
Mystery-packed-degree:★★

2016年英語読書日記 No.25耳読書No.19)349冊目 

お越しくださりありがとうございます!またまた連続更新。ぜいぜい。

ミステリーサスペンスで身も心も凍った後にはロマンスですね。これはデュアルタイムロマンスで心フワフワです。タイトルから甘めなのがわかります。アメリカ南部に住むウェディングドレス屋を営む主人公が、手に入れたアンティークドレス。そのドレスを巡って過去と現代のヒロインのロマンスを描いていきます。

デュアルタイムは私が勝手に分類してみると、時代をわかつ二人のヒロインに、

①血縁関係がある
②全く関係ない

に分かれます。これはどちらであるかいうとネタバレになるので伏せときますが、ちょっと行き遅れたと思っているヒロインと南部で奴隷制度がまだまだはびこる過去のヒロインを1着のウェディングドレスが接点となっています。私はロマンチックなのが大好きなのでこういうのも好き。ヒロインはいつも幸せじゃなくて、やっぱり婚約者とすったもんだもします。都合がよろしすぎでも全然大丈夫よ。だってロマンスだしい。一寸古めかしい雰囲気がかえってよかったです。

キャラクターもすごくわかりやすい描き方で、それほど悪人が出てこないです。あ、ずるい人が出てきます。なのでひっかかるところがあまりないと思います。

英語は難しくないと思いました。アメリカ英語であまり速くないです。audibleもすごく聞きやすかったです。

心が殺伐としたときにこういうのは効きます。そういう時に手に取って、さわやかな読了感を楽しんでくださいネ。デュアルタイムを探して三千里の私です。なかなか探すのが最近難しかったりもします。デュアルタイム書く作家さんもいつもデュアルタイム書くとは限らなくって、過去だけとかもありますしね。

このところ、暇を見つけては多読王国というのに記録を始めたんですが、あんまりそこからは飛んできてくれないです。くすん。あまりの多さにちょっと記録するのがめげそう。語数もほとんどわかる本がなくて、1ページ250語で計算して切り捨ててます。意味あるのかいな。でもやり始めたのでいつかは全部やりきりたいです。

それよりも来てくださる方が増えたのは、やっぱりブログ村。感謝です。それにアーカイブが生きてる性質を持つこのブログなので、書いててよかったなあと思うことも。

いつも読んでくださりありがとうございます。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author:Ella Carey 
Category: Dualtime romance
Length: 258pages / 
7 hrs and 54 mins

Total recommends:
★★★

Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★☆☆
Can't-sleep-degree:
★★★
☆☆
Romance-packed-degree:
★★★★☆
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

2016年英語読書日記 No.21耳読書No.15345冊目 

さてさて、なんとか間を置かずに更新ですよ。ライブブログカテゴリー内でのランキングは超乱高下するこのブログですが(笑)上がると嬉しいものですね。本家の英語ブログはランキングすら参加してないので、これで一喜一憂してますー。

お友達に「ブログ村のバナーを上に目立つようにせねばあかん!」とアドバイスもいただきました。また見てみますー。いつもありがとうございます。あと、多読王国で今年に入ってから読んだものをUPしだしたら徐々にそこからも読みに来てくださる方が!でも知り合いの方もはいってるかもー。ありがたいです。

今年21冊目の本はデュアルタイムです。最近探すの大変だったりする。ちょっと戦争モノは避けたいなあと思うとなかなか見つかりません。でもこれも蓋を開けると第2次世界大戦が絡んでました。

アメリカアマゾンで好みの作品を「これはどない?」とお勧めされるんですが、その中の一つで、評価も高くて多かったので聞いてみました。

アメリカ人の主人公Annaがドイツから移民した祖父に頼まれて、ドイツの祖父の元屋敷に置いてある思い出の品をとってきてほしいとドイツに向かいます。舞台は現代のドイツとアメリカ、そして過去のパリとドイツです。ドイツに行くまで、自分の祖父がドイツの貴族出身だったということを知らなかったAnna。そこから徐々に祖父の過去が明らかになっていくというデュアルタイムです。

このデュアルタイムは、すでにいろんな設定のものを読んでいる自分にとっては全く新鮮じゃなくて、同じようなものを読んだことがあるなあという印象でした。あまり目新しいものを感じなかったというのが正直なところです。過去のヒロインの存在がちょっと浮いた感じになってしまっています。

話が短いので、寸足らずな感じは致し方ないのかもしれませんが、かえって短いお話は、母国語でない人にはそれがかえって手に取りやすいとも言えます。これはアマゾンUnlimitedの会員だと読み放題の本なのでいいかもですね。主人公の自分探し、成長物語ともとれるので、読了感は悪くはないです。おじいちゃんをもっと絡めてくれたら★UPなのですがねえ。

英語はわかりやすいと思うので、さらっと読めるのではないかと思います。ナレーションも聞きやすいアメリカ英語です。ふと思ったんですが、audibleで女性のナレーションで聞くと、やけに男性がかっこよく感じるのはどうも宝塚のような感覚なのではなかろうかと思った私でした。男性がしなを作って演じる女性のナレーションは違和感を感じるのになあ。不思議です。

さて、お次はサスペンススリラー。映像にはしてほしくないホリフィックなシーン満載のお話でしたが、シリーズものなのでまた聴いてしまいました。

このところ、なんだかバタバタして、当初期待していたようには読書にありつけません。アマゾンの読み放題も始まったので目で読む読書にいそしみたいんですがねえ。夏は表読書に、裏読書もするので(公式記録外です(笑))で、表の方がお友達につられてつい長編に手をつけてしまったのでいつ終わるか不明です。

仕事から離れて英語読書に耽る日々を夢見る私です。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Category: Dual time story
Length: 416pages 


Total recommends:
★★★★☆
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★★
☆☆
Romance-packed-degree:
★★★★★
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

2016年英語読書日記 No.19(目読書No.6)343冊目 

どんどん追いついてきましたヨ~。ぜいぜい。4月から読書日記までたどり着けず、ずっとためこんでいました。これは6月に読んだものです。

この人の代表作はこれったらこれ。
よく見ると私がアマゾンの書評書いてました(笑)これ読んだ年の自分的ベスト作品だったものです。

これ以降この人の作品は結構読んでいます。Wildflower Hillを超えるものにはなかなか出会えませんが、はずれがないので安心して読めます。オーストラリアの作家さんなので、知名度もアメリカやイギリスの作家さんよりは低いのか、日本ではこの作品はkindle化もされていない。なので、新古品を海外から取り寄せて読みました。最近は海外からの紙ベースの新古品がkindleよりも安い場合も多いので、よく利用しています。紙がないのになんであんなに高いのだ!とちょっと怒ってる私です。洋書も私たちが読み放題可能になるようにしてくれー。

オーストラリアと言えば、よく似た作品を書くもっと有名な作家さんがいます。Kate Mortonが世界でも知名度が上。私も新作が出るたびに毎回すぐに手に取っています。その他にちょっと前にブレイクした”Husband's Secret"のLiane Moriartyとか、男性なら"Rosie Project"のGraeme Simsionが有名ですかね。この二人の作品も読みますが、コンテンポラリーものなので、私の好みはやっぱり過去を絡めさせたら天下一品のKate MortonかこのKimberly Freemanに軍配が上がります。

舞台はオーストラリアで、ある避暑地のホテルで起こった事件が中心です。最初はだれが死んだのかさっぱりわからないので、ミステリー仕立てのように読み進めます。この作者は現代の主人公と、過去の主人公に血の絡み(肉親関係なのかどうか)をつけたり、つけなかったりするので、それを見極めるのも謎のひとつとなってます。

徐々に何がおこったのかが明らかになっていくんですが、なかなかうまいです。現代の主人公にはあんまり肩入れできななかったのは私がおばちゃんだからかも。

冬のホテルで起きる殺人って、なんか金田一少年出てきそうですね。あ、出てきませんよ。お屋敷舞台の方が好きなんですが、これはこれで、冬の雪に閉ざされた空間ってのを描いていて、面白かったです。

英語は難しくもないけど、大人向けの普通の小説なので、やっぱり★3つにしときました。

さて、今書いている時点で、実際には読んだ冊数が350冊を超えてます。あと50冊で400冊。来年には達成できそうです。うれしいなあ。目標の500冊も射程範囲に入ってきました。

読んですぐに書ければもっといいんですが、今は時間的に難しいのでこういう形です。

冊数はうれしいけど、何よりもうれしいのは、読んだり、聴いた物語が頭の中に住み着くことです。読んで数か月たったものの読書日記を書くはめになっている今日この頃ですが、読んでいた時の記憶がざあっと出てくる感覚はなんとも言えません。

物語が自分の中で息づいている。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author:Corina Bomann (Translated by Alison Layland)
Category: Dualtime romance
Length:  430 pages /12hours and 17mintutes

Total recommends:★★★★
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★★★
Romance-packed-degree:★★★★
Mystery-packed-degree:
★★★★

2016年英語読書日記 No.9(耳読書No.6)333冊目 

待っていましたよ、こういうのを。ドラマチック、ロマンチック。

女性のためのデュアルタイム。かなりロマンチックです。男性はちと無理かもしれませんが、おとぎ話ともとれるすれすれの「夢見てもいいじゃない、中年女性」作品。ああ、うっとり。舞台もドイツ、イギリス、インドネシア、ちょっとイタリアとロードムービーさながらです。

ドイツ,ハンブルクに住むリリィ。夫に先立たれた彼女は舞台は夫亡き後、自分のアンティークショップを営みながら、一人静かに暮らす日々を送っていた。しかし、ある日、見知らぬ老紳士が彼女の店に突然現れ、古いバイオリンを渡した。「これはあなたが持つべきものです」驚くリリィ。理由を聞こうと出て行った男性をあわてて店を出て追いかけようとした彼女だったが、男性の影も形もなかった。

古いバイオリン、バイオリンには「Rose」の文字が彫られていて、ケースの中には「Moonlit Garden」と名付けられた楽譜が一枚はいっていた。いったい誰がもっていたのか、本当に彼女がもらうべきものなのか。その謎を解くために、リリィはその専門家でもある親友のエレンの住むイギリスへと旅立った。

この作者、ご本人がたくさんのデュアルタイムを読みつくしてるんではないかと思わせるほど、ツボをついてくれました。

謎の置き方もうまい。いくつも謎をおいといてくれて、それを主人公が解いていくのと同時に、読者は過去の真実も合わせて解きほぐしていきます。ちょっと先に読者がわかりすぎるかな?とも思いましたが、ちりばめられた他の謎がぐいぐいと牽引してくれる感じで飽きさせませんでした。

英語はドイツ語からの翻訳本なので、読みやすいです。同じ表現、たとえばhave a butterfly in my stomachとかいうたぐいの表現が繰り返しでてきます。(聞いてるのでちょっと違っていたらすみません。メモとかもあまりとらないので)同じ言葉を好んで繰り返すのは、英語を母国語としない私たちにとってはかえって読みやすいものとなりえます。

ドイツの作品の翻訳本はいままでもけっこう読んだことがあるのですが、当たりが多いです。英語にもしやすいのかも。あまり違和感なく読めます。著者のことをウィキったらドイツ語しか出てこなくって、昔第二外国語でドイツ語をとったはずの私なんですが(汗)「これってドイツ語だよねえ」しかわかりませんでした。わはは。まあ、ドイツではベストセラーになったのぐらいはわかりました。ドイツでは賞とってるのも。わかる方にまかせます。

思い出したのは、この本たち。デュアルタイム(1作品はフィクション)である以外はストーリーは違うんですが。
上の二つは同じ作者の作品ですが、この作品を足して、さらにエキゾチックで角を取って、甘めにしたようなお話といえばいいでしょうか。これらの作品が好きならこれもきっと楽しめると思います。デュアルタイムにさらされて過ごしている(デュアルタイム研究家と自称しようかなあ(笑))私も、「ちょっと都合いいけどさ」と言いながら止まりませんでした。

例えば、上の作品とはちがって、キャラクターの掘り下げが浅めだとは思いました。夫に先立たれた主人公は特にツイストがあまりないので同情票があつまらないだろうと思います。その点の掘り下げがたりないかなという点では、感動で心ふるえた時とかにたまにつける★6つにはなりませんが、これだけのピースをジヅゾーパズルのようにはめ込んでいくのは大変だろうと感心しました。ドラマチックです。

こちらにも似た感じがあります。甘さはこちらの方が近い。
The Lavender Garden: A Novel (English Edition)
設定は遠いけど。 Duet以外の二つの作品どちらかがすきならほんとに楽しめます。

さらに朗報は、これはkindleだと、これ書いてる時点ではプライム会員だと無料で読めます。英語も翻訳ものなので、ロマンチックなのが大丈夫であればかなり読みやすいので強くお勧めできます。

私はaudibleで聴きました。audibleでも1クレジットで買うよりやすい金額の約8ドル。クレジット使わずに買いました。この値段でこのお話は価値がありました。 

ああ物語っていいですねえ。ロマンチックだなあ。次もクレジット以下の作品で評判がよさげなのを見つけたので聞いてみます。ロマンチックサスペンスらしい。

読んでいただきありがとうございました。
 
お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 

Author: Kate Morton
Category: Dual time ( Mystery )

Length:  608pages / 
21 hrs and 24 mins

Total recommends:
★★★★ 
Difficulty: 
★★★☆ 
Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★☆ 
Mystery-packed-degree:
★★★★☆

2015年英語読書日記 No.51(耳読書No.36)315冊目   

久々のケイト・モートン。この著者の作品は全部制覇していて(多分)今は作品が出るたびに読んでいます。今回はほぼ同時にaudibleも発売したので、そちらで挑戦。ちょっと語彙が難しめの作家さんですが、長いのでやっぱり耳で聞いたほうが速く読み終わります。それに会員の私にとってはそのほうが安いというのもあります。最近新作高くって手が出ません。audibleを先行予約して、21時間もあるのに、発売日から聞き始めて6日で聴き終わってしましました。書くのが随分後になってますね。忙しくて追いついてないです。

この人の作品はデュアルタイムであることと、表現力の豊かさにも特徴があると思うのですが、それにもう一つ面白くしているのが、

ミステリー仕立てだということです。この作品は他の作品よりもミステリー色が濃いです。あ、ちょっと長いのが玉に瑕ですがね。

でも語彙も長さも全然気にならなかったです。ケイトワールドにどっぷりつかりました。

舞台はコーンウォール。1933年のある夏の日、たくさんの客でにぎわう屋敷で、屋敷の主の1歳の一人息子が忽然と姿を消した。行方不明になったまま、一家はロンドンの家に行ってしまい戻らなくなった。

70年後の現在、仕事の休暇を取って祖父の家に滞在していた刑事のセイディが、犬の散歩中に廃墟と化した屋敷に遭遇し、70年前の事件を知る。未解決の事件に興味をもったセイディは独自に事件を調べ始める。まず連絡をとろうと試みたのが、当時を知る数少ない人物で、行方不明になった赤ちゃんと15歳離れた姉である有名なミステリー作家のアリスだった。

赤ちゃんは死んだのか、遺体はどこにあるのか。70年前の真相が徐々に明らかになっていく。

イギリスの田舎に静かに佇むお屋敷、過去に埋もれた真実。この人の定番なんですが、最初からワクワク。そして今回は熟した感があって、次々と話が展開します。それも一筋縄ではいかなくて、誤解もからめて、いろんな謎がひも解かれていきます。

相変わらずやっぱり複雑な意図が巧妙に織り込まれています。でもこれが一番軽さもあるかもしれません。テンポも上がった感じです。意外などんでん返しも私は途中でわかりましたが、それでもいいのよケイトちゃん。とにかく読みたくてあっというまに終わっちゃいました。

この人の作品で一番好きなのがこれ、何度も紹介しています。
これが彼女の作品の中で初めて読んだものですが、kindleでもなく、まだ1級を合格したてで読んで、辞書を片手に寝る間も惜しんで読みました。後で見たら5日で読んでました。衝撃的でした。あまりに感動してブログで紹介されていた有名な渡辺さんにお礼メールを送ったほどです。著者ご本人にファンレター書けばよかった。いまだのこの作品は全部読んだ英語読書の中でもランキングに入るほどです。

著者の作品の中で、これの次に今回の作品が好きです。理由は簡単。

子供がテーマだからです。子供をめぐるお話をこの人が書くと、それはもう何重にも巻いたような、しかもさりげない、じわじわと湧いてくるような母の愛情を感じるからです。その場だけでなく、あとからもじわっときます。

英語はこれだけaudibleなので、比較のしようがないですが、ナレーションがオーストラリア人で、すごく聞きやすいです。ケイト・モートンの他の作品や、”The Husband's Secret"のリアイン・モリアーティの作品も読んでます。いろんな方言も演じ分けていてすごく聞きやすいので、ストレスがありませんでした。

語彙はやっぱり難しめであることは否めないのと、あっさりした感じもあるけど、内容が濃い、人によっては「ここまで細かくなくても」と思う人もいるかもしれません。非常に緻密なところもあります。景色の描写、人物の掘り下げもとことん書ききる感じです。でもやらしさもないんですよね。上手いなあと思います。

お気に入りの作家の作品。また来年か再来年までさようならです。

次はヤングアダルト。頂いたものを聴いてみました。なんとか今年中に今年のものに追いつきたいです。頑張るぞー。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Susan Meissner
Category: Dual time ( Historical story ) 

Length:  352 pages / 9hrs and 57mins 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★☆☆ 

2015年英語読書日記 No.45(耳読書No.32)309冊目

もともとこの作家さんはお気に入りです。ちょっと堅さと教訓めいた感じは自分の好みにピッタリまではいかないものの、いつも安心して選べる作家さんの一人です。しかも、デュアルタイム。現代と過去にヒロインがいてその過程を描くスタイルです。

偶然あらすじを見て、これは読まずには(聴かずには)いられなくなりました。

ヒロインの一人が歴史上の人物。

Lady Jane Greyだったからです。この人は「九日間の女王」という名前でも有名。イギリス史のテューダー朝のなかで唯一私の興味を引いたのはこの人。ロンドンのナショナルギャラリーに彼女の処刑シーンを描いた有名な絵があります。そこでしばしひとりたたずんで眺めたことを思い出しました。
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20代のころ、すごく興味を持ったんですが、日本ではあまり資料がありませんでした。イギリスに行ったときに関連の本を探したけど、探せずじまいでした。それに英語力もそこまでなかった。今はそのあと出された小説を持っています。

この人はヘンリー8世の妹を祖母に持ちます。グレイという名前でもわかるんですが、ドラマ化もされた”White Queen"の主人公エリザベス・ウッドヴィルの血を父方、母方両方から受け継いでいます。グレイの名前はエリザベス・ウッドヴィルがエドワード4世と結構する前の夫のもので、その息子の一人がジェーンの先祖に当たります。繋がってて面白いと思うのは私だけかな(笑)家系図を見て楽しんでるのも私ぐらいか・・・。

有名なヘンリー8世が亡くなった後、王国は混乱します。跡継ぎのエドワード6世は病弱。長女のメアリーはカソリックなので、エドワードに何かあれば、英国国教会の存亡が危ぶまれます。エドワードとメアリーの姉妹であったエリザベス(のちのエリザベス女王)はその当時は処刑された母(アン・ブーリン)を持つ身で、結婚が無効とされていたので、あてにされていませんでした。そこで、担ぎ出されたのがこのジェーン・グレイ。プロテスタントで、かなり由緒正しい王家の一員。王位継承の順位は低かったものの、エドワード6世がなくなる時に彼女を次の玉座にと遺言をのこした(側近に説得された)ので、王の死後、急に即位が決まったのでした。

しかし、エドワードの姉のメアリーがそれを覆したたため、9日間だけの在位でロンドン塔に送られ、処刑されることになります。夫の野心の犠牲になったとも言われています。あ、いかん。またミニレクチャーっぽくなってきた(汗)

そのジェーンのはかない、成就することのなかった愛を描きながら、メアリー女王に処刑されるまでの様子を刻々と語られていきます。

それと並行して、現代でアンティークショップを開く40代の女性ジェーンが、ひょんなことから16世紀の古い指輪を手に入れます。ここはあくまでフィクションなんですが、ジェーン・グレイのものではないかというところが接点です。現代のジェーンは息子が大学に(確かデューク大学だったかな)進学し、家を離れたところに、優秀な医者である夫から急に「別居したい」と申しだされていた状況。

時代を超えた二人の心の葛藤を描いていきます。

私は何といっても過去の場面が好きです。現代の舞台も、ニューヨークやロードアイランド当たりでとっても素敵なんですが、イギリス史が好きなのでね。

悲劇の人として有名なんですが、それを同じようにとらえて書いてもらえるとなかなか嬉しかったです。まるで歴史の目撃者になったよう。

これを聞き終えたのは9月なので、ずいぶん日がたってしまいました。本も読みたい、聞きたい、ブログも書きたい、でも仕事もあるし、それに伴って趣味以外の英語の勉強も並行していたので、なかなか書けませんでした。つらかったなあ。

まだ、落ち着いたとは言えませんが、今年もあとわずか、また読書日記徐々に再開したいと思っています。細々と書いていますが、こんなブログでも毎日訪れてくださる方もいらっしゃいます。感謝です。

ああ、物語っていいですねえ。心を人生を潤わせてくれます。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Hazel Gaynor
Category: Dual time ( Historical story) 

Length:  384 pages / 9hrs and 41mins 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★★★
Can't-sleep-degree:
★★
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
★★☆☆ 

2015年英語読書日記 No.44(耳読書No.31)308冊目

タイタニックで生き残った女性が残してくれた、形のないプレゼント

これはずっとアマゾンのwish list に入れてました。表紙で見るからにタイタニックのお話だとわかるので、どうしようか悩んでいたんですが、評価もすごく高い。私は映画「タイタニック」を映画館でお尻痛くなりながら見たんですが、たくさんの人が死ぬ運命にあるのがわかっているので、あの映画も何度も見たいと思わないです。でもこのところまた「次何聴こう?」となってました。

この間audibleでバーゲンがありました。1クレジットで2つ買えたので、もともとwishlistに入れていたものを見つけて買いました。でもそのうちの1作品はヤングアダルトで、最初の1時間きいて返品しました。結局もったいないことしました。実はもう一つの作品ももう聞き終わったんですが、気分があまりよくなる作品じゃないので裏読書にしました。こういうこともけっこうあります。夏にも一冊裏読書にしましたね。今回のものはサスペンススリラーでページーターナーはありましたが、読書日記書きたいとも思わないと、聞き終わったときに思っちゃったので。あ、冊数の累計損するけどいいや。

そういうときはwishlist頼み。皆さんの評価を再度読んでやはりなかなかよさそうなのでポチッとしました。

で、聞いてよかったです。

主人公は二人。私の好きなデュアルタイムストーリーです。

学でジャーナリズムを勉強していたグレイス。教授に文才を認められ、将来を嘱望されていた。しかし突然最愛の父親が亡くなり、大学を休学して母を支える日々だった。父の死からしばらくたったグレイスの誕生日に、ひいおばあさんのマギーが彼女につぶやく、
「あなたには才能がある、いままで誰にも語らなかった私の過去を書いてほしい。あなたの誕生日は私がタイタニックで生き残った日」といままで誰にも語らなかった過去を語り始めた。アイルランドで両親を亡くした17歳のマギーはアメリカのシカゴに移民したおばに連れられてタイタニックに乗ってアメリカに渡ることに。大好きな男性を残して。


過去のタイタニックが舞台の時は、映画「タイタニック」で垣間見た船内の様子がババッと浮かびます。あの映画と違ってヒロインが3等クラスに乗っています。で一等クラスとの恋物語ではありません。あんな風にドラマっちくな恋の展開ではなく、もっともっとじわじわくるものがあります。だから、映画の映像は物語を理解するのに助けてくれたけど、私はこちらの物語のほうが好きです。地味だけど、マギーの気持ちがひしひしと伝わってきました。

もう会うこともないだろうアイルランドに残してきた恋人シェーマス。彼が託してくれた14通の手紙。その手紙はアメリカにつくまで毎日1通ずつ読むように言われて4通目まで読んだところで船が座礁して沈んでしまい、混乱の中行方が分からなくなってしまいます。残りの手紙に書かれた内容は永遠にわからない。私が一番惹かれたのはマギーとシェーマスの純粋な愛でした。せつなさマックスです。

前半はあまり感動もなかったんですが、後半から急に物語が動き出します。

タイタニックの悲惨な事故。

沈むまでの様子を刻一刻と描いていくので、もう目が(耳が)離せませんでした。3等にいたマギーがどうやって奇跡的に助かったのかを彼女の日記とともに追っていくひ孫のグレイス。まるで自分が一緒に船内にいる気分でした。

ひ孫のグレイスはマギーのタイタニックの話をたどるうちにだんだんと変化していきます。それがデュアルタイムのいいところ。過去からたくさんの贈り物を与えられていることを悟ったとき、人は自分が自ら動き出すことで人生は進むんだと現代の主人公たちが気が付く。それを一緒に体感することは私たちに対しても与えられる贈り物のようです。

この話が大好きになったのは上の要素だけではありません。是非読んで最後に心温まってほしいです。苦しさを乗り越えて優しさを手にしたおばあちゃんの人生。

ああ、物語っていいですねえ。これはストンと今年のベストテンに入りました。

ちょっと忙しくてなかなか更新できませんでした。いよいよ読書の秋ですね。これからはもうちょっと読書の時間を増やせたらなあと思っている私です。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Lucinda Riley
Category: Fiction ( Dual time romance)

Length:  418 pages

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
☆☆ 

2015年英語読書日記 No.42(目読書No.11)306冊目

ロマンチックなデュアルタイムならこの人. 


この著者の作品は結構読んでいて、だいたいがデュアルタイム(二つの時代にヒロインがいる形)です。過去と現在が繋がる時に、すべての真実が明るみになるみたいな、ドラマチックなお話がお好きならこれはぴったりです。

どの作品も結構人気があるんですが、この本も好評だったみたいなので、読むことにしたんですが、なぜかkindleだと値段が高い。ふつう新作でなければここまで高くないんですが、なぜか高く感じました。ふと見るとペーパーバックなら半額ぐらいの値段です。中古で読まれていない「新古品」みたいなのを見つけたのでそれを取り寄せました。海外からでも今は2週間も待てば日本並みの送料で届くのがいいですね。

フランスの由緒ある家柄に生まれたエミリー。晩婚で、エミリーが10代のころに亡くなった本の収集が趣味だった貴族の父と、父とは年が離れていたが、社交界の花で、華やかなパリの生活を好んだ母。母の愛に飢えながら過ごした彼女はとうとう求める愛情を得られないまま母を看取る。

彼女の元に残ったのは、豪奢な暮らしの果てに母が残した借金と、修復が必要な父の城だけだった。大好きな父の城をなんとか残そうと思い、思いを巡らすエミリー。そこにイギリスからやってきた男性セバスチャンが声をかけてきた。「僕の祖母コンスタンスは、君の父に戦争中にとても世話になった」と切り出したセバスチャン。やがて父の過去、コンスタンスの足跡が明らかになっていく。

やっぱり、主人公が最初はとってもナイーブ(作品中にもnaiveteという言葉が何度も出てきます)なんですが、最後には試練を乗り越えて成長していきます。そしてちゃんと最後には本物の愛を手に入れることもできるという安心できるロマンスです。

面白いのは、やっぱり第2次世界大戦中のヒロインコンスタンスが経験するナチが占拠するフランスでの経験です。彼女は地下組織を支援するためにイギリスから遣わされたエージェントなんですが、そこで偶然現在のヒロインエミリーの父に出会います。

このフランスへのナチ侵攻のお話はいろんなところで出てきます。映画でも見ました。
たとえばこれ、
これは今年の大ヒット作品ですが、同じ時代を描いています。
それからこちらも、
どちらもフランス人女性とナチスとの絡みを描いています。

この3冊の中で、「The Lavender Garden」が一番「甘い」作品です。レジスタンスの活動は少しでてきて、そのあたりはちょっとドキドキしますが、ロマンチックさはこれが一番要素が強いと思います。とにかく「愛」がテーマな感じ。 この著者の作品はどの作品もけっこう貴族やお屋敷にこだわるところがあるので、それさえ大丈夫なら、この人の作品は、その「貴族」の部分を含めてロマンチックだとも言えます。上の二つはもう少し突っ込んで、ビターで、深さがあります。ロマンスの色が強いのはこの作品だと思いました。私はお城ものは大好きなので大丈夫な派です(笑)(イギリスのお城めぐりが好き)でも実際にはお城より人間に焦点があります。

お話は紆余曲折あって、だいたい想像がつくんですが、作者がいろいろ工夫を凝らしているのもわかります。ちょっと都合がよすぎるところもあるけど、それもご愛嬌。読者が満足する終わりにしたいんだなあと優しい気持ちで読めます。都合よすぎても感動もします。

英語はドラマチックなお話なので、それほどわかりにくいとは思いませんでした。フランスが舞台なので、たまにフランス語の単語が出てきますが、気になるほどではないです。これはペーパバックで読んだので、単語を調べずに読む「タドキスト」読みで読んだものです。辞書を使わずに読むということです。kindleのような電子書籍と違い、辞書機能を使わないので、あいまいな語彙は文脈で読むという練習になりました。

気が付いたのは、kindleで読むよりPBのほうが少し時間がかかるということでした。このところ私の目がPBは字を読むのがしんどくなってきているのもあります。PBの細かい字はだんだんつらくなってきています。でも、たまにはこういうのもいいなと思いました。字大きいの選ばないといけませんがね。でもそれだとマスマーケットの安い版は買えないということですねえ。困ったなあ。

ああ、ドラマチック。物語っていいですねえ。またこの人の作品はいろんなジャンルにはさんで読もうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Susanna Kearsley
Category: Dual Time 
Length: 
 518pages (
15 hrs and 42 mins)
  • Total recommends:

    Difficulty:

    Story:

    Can't-sleep-degree:

    Romance-packed-degree:

    Adventure-packed -degree:

        • Mystery-packed-degree:


2015年英語読書日記 No.20(耳読書No.15) 
284冊目

この著者の作品は、全部じゃないけど、結構読んでいます。デュアルタイムとたまにミステリーっぽい作品を書くカナダの作家さんです。17世紀のイギリスの歴史に詳しくて、そのあたりのことを中心に書く作家でもあります。これ以外にも2,3作品はお気に入りです。スコットランドが大好きなようです。

ストーリーは、17世紀に書かれたメアリー・ダンストンという女性の日記が見つかり、それが暗号で書かれていたので、その暗号を解くために、現代の主人公であるサラが日記の持ち主のフランス人の家に滞在し、暗号を解きながら、サラとメアリーの二人の主人公の恋の行方を追うというデュアルタイムです。

主人公サラはアスペルガー症候群で、数字に天才的な才能をもっているために、暗号を見事に解き明かすというエピソードは面白いです。その謎解きがもう少し前面に出てくれても面白かったかも。アスペルガーであるがゆえの苦しみと救済が描かれていたのはよかったです。

一番有名で評判が高いのがこの作品です。これは目読書も、耳読書も両方チャレンジしました。超お気に入り。
私はこれを皮切りにいろいろ読みました。これ以外にこの著者では2,3作品お気に入りがあります。全部気に入っているわけではないです。作品によります。

この「Sophia's Secret (米では「Winter Season」)に迫る面白さだったと書いてあるコメントもあったんですが、私にとってはそこまではいきませんでした。でもこのところ、この人の作品を読んでいて気がそがれがちだったんですが、これはそこまではいかなかったです。

これは著者の作品の「Sophia's Secret」や「Marianah」などに近いロマンチックな感じがあったのがよかったです。一途な愛情の実がぱっと開くようなういういしいロマンチックさが最後にやってくるんです。それが好き。しかも過去と現代がつながってる感じはなんともいえない感覚を呼び覚ましてくれます。今回のこの「The Desperate Fortune」は主人公の間のきずながあまりないので、そこは残念ですが、何度もその手も使えませんしね。

この作家のすごいところは、過去の登場人物の多くが実在の人物であるということです。架空の人物ももちろんいます。そう、史実をもとにギャップを埋めたり、そこから掻き立てられた物語を編み出しす手法です。だから緻密な調査をして、古い文書を調べた土台の上に創作していくので厚みもあります。話の後に、調べた内容について少し語られているので、それもなかなか面白かったです。

英語に関しては、読みやすいとも言えないと思います。難しい語彙が連続して出てくるわけでもないんですが、デュアルタイムは得てして場面展開が多くて、おのずからダブルキャストなので、登場人物を把握するのが大変ですね。だから難しさレベルは★3つ半なかんじで4つにしときました。この人の作品は新しめのものになるたびにちょっと難しめなように私は感じます。

audibleだったので、ナレーションは女性一人が、スコットランド訛り、フランス語訛りを駆使して語ってくれました。でも、私にはちょっと仰々しい感じに響きました。もうすこし落ち着いていてもよかったかも。ある女性の話し方を聞いたときに、なぜかドラマ化された「アウトランダー」で魔女狩りで火刑に処されるスコットランド人女性の話し方にそっくりだったので、すぐに「あ、スコットランド訛りだ」とわかりました。そういう意味ではaudibleは価値がありますね。

これでとりあえず読み終わったものは書き終わりました。ためないでおくのはなかなか難しいです。仕事が忙しいときに聞き終わったら書けませんしね。今週の仕事が終わってほっと一息なので、うれしくてこれ書いています。

小説以外に何か違う取組み始めると、今度は目読書をする時間がかなり限られてくるので、困ったものです。ゴールデンウィークで小説を何か一気読みしたいなあとも思っています。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

  • Author: Jojo Moyes
    Category: Fiction (Romance)
    Length: 
     560 pages
    • Total recommends:

      Difficulty:

      Story:

      Can't-sleep-degree:

      Romance-packed-degree:

      Adventure-packed -degree:
                                • ☆☆
                                                • ☆☆

          • Mystery-packed-degree:

       
2015年英語読書日記 No.15(目読書No.4) 279冊目

この人の話は3冊目です。2冊読んではずれなしどころが、当たりだったので、この際制覇しちゃおうかなと思って3冊目を読みました。audibleがあるものとないものがあって、作品の中でも人気のありそうなこれはaudibleがなかったので、目で読むことにしました。500ページを超えると、隙間で読む私にとってはなかなか時間が必要です。

仕事の合間の春休みだったので、けっこう短い期間で読むことができました。集中して毎日ある一定の量を読む機会に恵まれたのもよかったです。

というより止まらなかったというほうが正しいかも。

決まった形にこだわらない著者ですが、この作品のスタイルは私の好きな「デュアルタイム」形式です。ヒロインが二人。第二次世界大戦でナチスドイツに占領されたフランスの戦争に駆り出されてしまった画家の妻と、現代のロンドンで、建築家の夫が急死した妻。

二人を結ぶのは、フランスの画家が描いた妻の肖像画。現代のヒロインが新婚旅行で訪れたスペインで偶然出くわしたその肖像画を譲り受けたことがきっかけです。

うまいのは、世界大戦中のヒロインが一体どうなってしまったのか、最後の最後までわかりません。そしてなぜ彼女の肖像画がスペインにあったのかも謎。それらを一つずつ紐解くように解かれていくのを見事に乗せられて先に進みたくなるという作りです。

これは面白い。私は止まりませんでした。

現代のロンドンでも、主人公が、肖像画をめぐって裁判を起こされて窮地に立たされます。なぜなら、その肖像画はナチスドイツによって略奪されたとされていたもので、元の画家の家族が行方を探していたものだからです。すごく価値のあるものが戦時中にナチスによって没収されて、いまだに行方不明のものあります。ときどきニュースでドイツのアパートで名画が発見されたとかいうニュースを聞きます。それぐらい名画や価値のある美術品が当時ごっそりドイツに運ばれたという事実に基づいて書かれたものだと思います。

過去も現代も、主人公たちのロマンスがしっかり描かれていて、謎を解くミステリーでもあり、裁判の心沸き立つようなシーン、どんでん返しのシーンも用意されていて、もう言うことないです。

さすがのJojo Moyes。読むたびに引き込まれます。

英語はロンドンのシーンは読みやすいですが、フランスのほうがフランス語が並ぶので簡単とは言えないかもしれません。この人の語彙はけっこう豊富なんじゃないかなと個人的には思います。会話は生き生きとしていて、描写も細やかです。難しさレベルは総合的に見て★4つにしときました。ちょっと4つが続いているような。

前に読んだ作品もそうだったんですが、私がこの人の作品でいいなと思うのが、

キャラクターの描き方です。この作品で特に気に入ったのは、現代のヒロインのお父さんや、同居人、あげるとキリがないくらい脇役がかなりいい味出しています。これは映画にしてもかなり面白いだろうなとワクワクしながら読みました。ほんとに生き生きしています。

代表作品は何度も出していますね。ご存知これ、
これの次にはこちらを読みました、
全く毛色がちがいますよ。

ほんとどれを読んでもハズレがないです。現代のイギリスを味わいたかったらこの人の作品はおすすめ。

さて、今の作品に戻ってみると、The Girl You Left Behindを読んでかなり似ている作品がありました。
舞台がよく似ているというだけですが、これ、
同じく、第二次世界大戦のフランスが舞台です。今年のベストセラーですが、Jojo Moyesの作品を読んだんじゃないか?とふと思ってしまった私です。まあ歴史ですから、似たような設定はあって当たり前と言えば当たり前ですね。でも、作家によって全然違う視点なのも面白いなとも思いました。

どちらも人気の作品ですが、私はJojo Moyesのアプローチが断然好きです。Kristin Hannahは情緒的でしっとりしていて、Jojo Moyesはドライな部分とウエットな部分がうまく混ざり合うような絶妙なコンビネーションといった感じ。まあイギリスの話というものありますね。

4冊目は何を読もうかなあ、聴こうかなあ。他の作家のもの、違うジャンルのものも読みたいですからね。

ああ、読書っていいですねえ。いろんなことが物語を通して学べるのが好き。

またまた読書日記がたまってます。仕事がまだ一巡してなくて、落ち着いていないです。これも隙間で書けました。読者がジリジリと増えているのがちょっと嬉しくて、がんばって書きました。

いつもありがとうございます。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


2015年英語読書日記 No.3(耳読書No.3) 267冊目
Author: Susan Meissener
Category: Dual time Story (Fiction)
Print Length: 8hrs 56mins or 336pages
  • Total recommends:★★
    Difficulty: 
    Story:★★  
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:  
    Adventure-packed -degree:☆☆☆
    Mystery-packed-degree: 

アメリカの企業のCEOの娘として育ち、自分のアイデンティティを確立できない大学生のローレン。一人娘の彼女は自分の立場に戸惑い続け、州立大学で英文学を専攻し、寮で普通の大学生として振舞っていた。 

ある日キャンパスの求人欄で手書きの求人情報を見つけたローレン。それはある女性が、先祖から受け継いだ17世紀に遡るある女性の手紙の内容を復刻するアルバイトであった。

もちろんお金には何不自由のない彼女だったが、その手書きの求人情報に惹かれて応募してみた。インタビューに行った時に出会った屋敷の女主人は「これは我が家の女性に代々手渡せれてきた、Mercyと呼ばれる女性が1600年代に書いた手紙。彼女は魔女裁判にかけられて、処刑された女性」と告げられる。有名な「セイラムの魔女裁判」の生きた証拠でもあった。

大学の授業のあと、老人の屋敷に通って手紙を原稿に書き写す日々。 手紙の主、死んで何百年も立つ女性から受け取ったメッセージとは?


この人の作品はこれで2作目です。最初に読んだのは最新作のこれ、
これは心に響きました。なんとも繊細なお話。心に残りました。

気に入ったので、少し前のものですが、audibleを見つけたので聞いてみました。

金持ちさが鼻につくことを気にして過ごすある大学生が主人公。自分は差別はしていないとおもっているが、そのナイーブさに気づく女の子のちょっとした成長物語でもあります。

デュアルタイムと言ってもいい設定で、あと二人女性が登場します。主人公の女性が古い手紙の原稿おこしを手伝うことになったお金持ちの孤独な老人。

そしてその手紙の主である、魔女裁判で死んだ女性マーシー。やっぱりこのタイトル,The Shape of Mercyも掛詞なんだなと思いながら読みました。

何よりも私が面白いなとおもったのは、やっぱり1600年代のマーシーの手紙です。セイラムの魔女裁判はアーサー・ミラーで有名ですよね。私は映画「クルーシブル」で知ったんですが、まさにあの世界が展開されます。


クリーシブルとはまた違う視点ですが、摘発者であるアビゲイル、テュテュバ等、実名がでてきてなんともオーセンティックな雰囲気で引き込まれました。頭の中であの時代を思わすような、アーミッシュで見るような服装で暮らす人々の映像が頭を駆け巡ってました。

ピルグリムとして、アメリカ大陸にやってきた信心深い、人々の暮らしに思いを馳せました。その素朴さ、熱心さが生む悲劇。ひとつのヒステリー状態ですね。歴史が絡むとやっぱり面白いです。やっぱり人間より怖いものはないのかも。嫉妬が生む悲劇。

小説を通して歴史を知るのが好きです。なぜかというと、その時代の人物が直接かたりかけてくれる気分になれるから。


さて、なかなか時間が確保できなくて、思ったより英語読書が目でできていません。聞いてばかりですねえ。これも子供のお受験たけなわの時に聞いていました。聴き終わって2週間以上たってしまって、なかなかかけませんでした。忘れないうちに書かないとね。

なかなか更新できないのに、毎日見に来てくださる方がいる。感謝です。

お気に入りの本見つけて下さるといいなあ。

読んでいただきありがとうございました。お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

The Midnight Rose: A Novel [Kindle版]
Author: Lucinda Riley
Category:Dual time story (Historical )

Total recommends:★★
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
★★☆  
Romance-packed-degree:
★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★

舞台はインドとイギリスです。この本のヒロインはインド人女性。その女性が100歳(だったかな)で亡くなるところから物語は始まります。

女性が亡くなる直前にどうしても叶えたかった願いあった。イギリスに残してきた自分の当時3歳の息子のこと。死亡証明書もあったが、自分の母から譲り受けた特殊な直感力で、彼女は息子の死を信じなかった。なぜなら、いままで全ての自分の身近な人の死を悟ってきたからだった。 息子の行方をどうしても知りたかった彼女は、お気に入りのひ孫に真実を書いた手紙、生きていると信じて疑わない息子に当てて彼女の半生を綴った手紙を託した。

しかし、手紙を渡した直後、彼女は息子の死をはっきりと直感する。そして翌日眠るように天に召されたのだった。ひ孫はイギリスへと旅をする決意をする。

インド人女性の生涯と、現代のイギリスのマナーハウスで明るみになる過去を絡ませたデュアルタイムストーリーです。普通は過去と現代の女性二人というのが相場なんですが、この話は現代が舞台の方ではもうすこし複雑です。ひ孫のインド人男性とアメリカ人女優が現代においては主軸になっています。

カースト制度のまだ強かった時代のインド、そして貴族階級意識がまだ強いイギリス。これらをパズルのごとくうまく組み合わせてお話は作られています。 他の作品でもそうですが、ちょっと無理がありそうな設定を組み合わせるのが好きな作家じゃないかなと思います。ちょっときらびやかな世界を描き出してはくれるので、面白いですが、もうすこしキャラクターに厚みがあってもいいかなと時々思いながら読みました。でも醸し出される雰囲気は好みです。

たとえば、インドのマハラジャ、マハラーニー(お妃)やプリンセスの生活やイギリスの貴族の生活を再現してくれるので、そこは読んでいて楽しいです。当時のインドの上流階級の子供はたいていイギリスのボーディングスクールに行くのが主流だったとか、イギリスの広大な領地と屋敷を維持するのに、アメリカの成金の援助が必要だったとかいうエピソードが散りばめられています。ダウントンアビーに近い世界が展開せれていて、しかもドラマチックです。

ヒロインがインド人の女性ですが、非常に健気なのがよかったです。身寄りのない彼女が必死で自分の人生の活路を見出していく、ひどく悲しい想いを胸に生き抜いていく女性として描かれていて、最後の最後で明らかになるエピソードには感動の涙してしまいました。それまでに「ちょっと都合いいかな?」みたいなことろを全部払拭してくれるうまい終わり方でした。

この人の作品は3作目ではじめてaudibleで聞きましたが、インド訛りの英語が聞けて面白かったです。audibleの感想に「イギリス英語がちょっと配役でごちゃごちゃになっていた」みたいなことを書かれていました。これだけ使い分けて演じるのは私からすると驚きでした。インド訛りとイギリス訛り、それも貴族の英語と庶民の英語、アメリカ英語を分けているので、結構大変。ナレーションはインド人みたいなので、インド訛りが一番それっぽく聞こえました。当たり前か(笑)

audibleの魅力はこの「訛り」を意識して語られるところじゃないかなと思います。イギリスが舞台、ヨーロッパが舞台だとこういうのを楽しめます。アメリカが舞台でも、もちろん訛りを変えています。南部訛りとかがすごく特徴的に聞こえますよね。でもイギリスだともっとそれが多い。

いままで読んだ3作品の中でこれが一番印象的でした。ドラマチック度も一番高い。謎がなかなかわからないので、かなり早く読み(聞き)終わりました。面白かったです。

ああ、ドラマチックなロマンスいいですねえ。インドのマハラジャの宮殿とイギリスの貴族のお屋敷の旅、うっとりして終えた私です。

読んでいただきありがとうございました。 

Author: Susan Meissner
Category:Dual time story
400pages

Total recommends:★★ 
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★  
Can't-sleep-degree:★★☆☆  
Romance-packed-degree:
★★  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆☆  

静かに静かに、すぐそばにあった想いが届いたとき、歩き出す勇気がもらえる。
地味だけどほんとうに素晴らしいお話。

 
これは大好き。文体も好きです。

舞台はニューヨークの現代と1910年代。1世紀を隔てて、ビルの大火災と9.11で大事な人をなくした女性の辿る道を丁寧に丁寧に描いた物語です。

時を隔てて、
まったく縁もゆかりもない女性二人を繋げるものは、一枚のマリーゴールドの絵のスカーフ。しかもそのさりげなさもうまいです。血縁がどうのとかいうドラマチックさはないのに、こころ癒される物語を紡ぎ出す著者のスタイル。

ニューヨークのビルの大火災、9.11のビル崩壊をうまくシンクロさせながら物語は進行します。うまい。

これはもちろん、2014年の私のベストに入るお気に入りの作品になりました。 

英語は単語が時々難し目のものが出てきます。でも女性の心情を丁寧に描いていて、わたしはとても読み進みました。小道具の使い方もかなり上手です。文体がかなり控えめですごく好感のもてる書き方だと思いました。

最後の「つながり」のエピソードはこういうのに弱いわたし。やっぱり涙しました。

こういうさりげない静かな感動をくれる本が好きです。哀しさをともないながらもそれを心にいつも持ちながらも、やさしい時間を過ごそうとする主人公たち。

私と似た本が好きな人はこれはオススメです。400ページだけど、それほど長くは感じませんでした。
地味だけど、こういうのが大好き。

ああ、読書っていいですね。2015年もたくさん静かな感動に出会いたい私です。

読んでいただきありがとうございました。

Author: Lucinda Riley
Category:Dual time story (Historical )

Total recommends:★★ 
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
☆☆☆☆  
Romance-packed-degree:
★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:
★★☆☆

舞台はアイルランド。アメリカで恋人と住んでいた主人公はある事件をきっかけに彼の元を去りふるさとのアイルランドの両親の家に帰って来た。ある早朝のランニング中に、崖に一人佇む少女を見つける。崖を漂うように歩き、危うく落ちそうになるところを助けた彼女は、そこから徐々に少女と話を交わすようになる。8歳の少女は学校にもいかず、忙しい父親のもと、一人寂しく過ごしていた。それをきいた主人公の母親は「あの屋敷には近づかないで欲しい」と懇願した。過去に何があったのか、徐々にその謎があきらかになっていく。

この著者の作品は2作目です。やっぱり前の世代に何か絡みがあって、現代にそれが解決されるというお話です。二つの世代でヒロインが苦しみながらも未来をつかもうと、健気に生きていくというお話がすきな私。

実は今の時点でこの著者の作品は3作読みましたが、3冊中ではこの本が一番インパクトが弱いです。だからといって楽しめないわけでもないです。読みやすさ、時代の設定、舞台は完全に自分の好みなので、また全作品制覇しようかなと思っています。

英語は読みやすい方だと思います。会話文も多い。読んでいて描写が続くと、それをイメージする力をたくさん必要とするので、会話文やモノローグの多いものが読みやすいものではないかと思います。この人の作品はヒストリカルというよりは、人間関係に重きを置いているので、読みやすほうだと思います。

こうやってお気に入りの作家が増えていくので、読む本を探す時間も以前より減ったかも。誰かの新作がでてたりするとそれを読むというサイクルがけっこう出来上がってきています。

同じ傾向の作品を読むのは善し悪しがもちろんあると思いますが、その分野に関してはかなり深い理解も得られるという利点もあります。ミステリー、アドベンチャー、ロマンスとか自分の得意分野を作るのはいいことだと思っています。好きこそもののですからね。

どうも、今年中に今年読んだ本の読書日記を書き終わりそうにないですね。本当は過去に読んだ作品、別のブログでUPしていたものもここに統合してまとめたいなあと思っていたんですが、なかなかできないですね。でも、自分が数年前に読んだ本が映画化されたりして話題になると、その記事のアクセスが増えます。そういう意味では自分のブログが役に立ってるんだと思えてかいた甲斐があります。 

読んでいただきありがとうござます。 

Author:Lusinda Riley
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★  
Difficulty:★★☆☆ 
Story:★★★★☆ 
Can't-sleep-degree:★★★  
Romance-packed-degree:★★★★    
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:★★☆☆  

舞台がイギリスでお屋敷が出てきて、ちょっと歴史が絡むとすぐに読み始めてしまう私です。これも現代との絡みのあるデュアルタイムストーリーです。

フランス人の夫と子供とともにフランスに暮らす主人公は、世界を飛び回るピアニストだったが、公演中に夫と子供を自動車事故で一度になくしてからはピアノに触れることもなく、故郷のイギリスの姉のそばのコテージを借りて心の傷が癒されることもなく、ひっそりと暮らしていた。ふと通りかかったマナーハウス、そこは彼女の祖父が庭師として暮らしていた屋敷だった。そこで屋敷を継いだ男性と出会う。彼は先代の当主の甥だった。先代に子供がいなかったので、一番近い親族として屋敷を引き継いだのだが、屋敷は維持することが難しく、手放すためにそこに滞在しているところだった。

ふたりの出会いを境に、過去に起こった悲劇が徐々にあきらかになっていく。

戦争を挟んでいるので、舞台はタイにも移ります。イギリスの石造りの屋敷と広大な緑の庭と、南の国の花の香りあふれるトロピカルな風景と、フランスの田舎と舞台は主に3つです。そのコントラストも面白いです。

この著者の作品はこれが初めて手にとったものですが、自分の好みの範疇に入っているのでストーリーを楽しみました。

この人の作品はヒストリカルで、お屋敷が出てきて、豪華な感じが味わえます。貴族階級のタイトルを重視しながらも、実は貴族といっても財産を手放さないといけない危うさも描きます。そしてブルジョアな感じ。やっぱりお金かというところもあります。そこは現代っぽい。

愛があると思った結婚が破綻していく、愛さえあれば生きてけると思った人生だけど、それだけが手に入らないというそれぞれの人生を描きながら、それでも先祖代々伝わる屋敷は深く、静かに佇むだけ。

その思いを現代の主人公が繋げる役をになっている。その構図はやっぱり読んでいていいものです。 

Author:Kathleen Tessaro
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★★  
Difficulty:★★☆☆ 
Story:★★★★  
Can't-sleep-degree:★★★☆☆  
Romance-packed-degree:★★★★    
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:★★★☆☆

ロンドンに夫とふたりで暮らす主人公がある日突然受け取ったのは、パリで亡くなった身寄りのない女性の遺言状だった。全く身に覚えもなく、全く知らない女性から莫大な財産を受け継ぐことになった主人公は、夫の浮気に気づいた時、飛び出すように、単身パリへと赴く決心をした。

これも女性ふたりのデュアルタイムストーリーです。最初の舞台ニューヨークで孤児の少女だった女性がなぜパリで人生を終わるのか、そしてイギリスの女性になぜ財産を残すのかが丁寧に描かれています。

過去からの無言のメッセージを受け取ったとき、現代に生きる主人公は新たな気持ちで旅立つことができる。この構図は多くの作品が持っているものですが、これも同じ路線。でもそれが王道で、そういう結末を体感したくて読者が読んでいるのを作者はわかっている。いいですね。わたしもその一人です。

デュアルタイムの難しさは、舞台が最低でも二つで同時並行でストーリーが進むことです。そして時代を隔てているのも難しいのではないかと思います。最初はどう関係するのか全くわかりません。それが急にクロスするところに面白さがあります。途中で真実が明るみになるんですが、そのストーリーラインにちょっと感動しました。

英語は普通だと思いました。舞台がパリなので、audiobookだと、フランス語訛りの英語も聞けます。

これを読んで連想する作品は
これはデュアルタイムとは言えませんが、テーマが古着。小道具に香水がでてくるのと、フランスが舞台になるという意味で雰囲気がちょっと似ています。

これは絵画が小道具。戦争が出てくるのも共通しています。

どちらもちょっと哀しさを漂わす感じのしっとりした作りです。わたしは匂いに敏感なので、香水はあまり興味がないのですが、これを読んで面白いなと思いました。

女性が悩みながら、悲しい過去を背負いながら生きていく。そのことが最後になって愛情として溢れ出す構図で、とても読み応えがありました。女性の作家が女性のために描いたストーリーが好きな私ですが、好きなのは、読んでいて、作者から読者へ、作品を通して熱いエールを感じるものです。

「がんばってるね」というメッセージ。そして人間は癒されるものなのだということが文から溢れ出るもの。

 これも好きな作品となりました。

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