英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

カテゴリ: ノンフィクション

Author: Trevor Noah
Category: Biography
Length: 285 pages
 / 9hrs and 50mins / About 94240 words


Total recommends: 
★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.38(耳読書No.33)411冊目
お越しいただきありがとうございます。ファンタジーから打って変わって今度はめずらしくノンフィクション。これも面白くて3日で聴き終わってしまいました。なんと著者ご本人のナレーション。たまに訪問させていただくブログで見かけたのと、お友達も聴いて面白かったと言っていたので、聞くことにしました。これも大正解。

南アフリカ出身のコメディアンで、国で有名になった後にアメリカでも活躍している彼の南アフリカでの生い立ちが中心のノンフィクションです。アパルトヘイトがまたあった南アフリカで、アフリカ人の母とスイス人の父の間に生まれたトレバー。当時は異民族同士の結婚は犯罪とされていたので、「生まれが犯罪」という意味のなかなかすごいタイトルです。

結婚が許されていないというのは結構最近まであった話で、アメリカでも60年代に白人と黒人との結婚が認められていなかったというエピソードを扱った小説をこの間も聴きました。

WhiteでもBlackでもない彼はColored ( Coloured )とカテゴライズされて、幼少、少年時代を過ごします。かなり面白く読めるのですが、語られている内容はかなりつらい現実。さらっと語るところもすごいけど、それを笑いに持っていけるところが才能なんだろうなあと感心しました。聞きながらかなり大笑いしましたが、笑えない話もかなり多かったです。

ひとつひとつのエピソードが、笑うことも、びっくりすることも、すべて人生の教訓として彼が消化していくのが素晴らしいです。彼の生い立ちで、グレもせずに、人を大笑いさせながらも、人間味あふれるその人間性がすごいなと思いました。アパルトヘイトの矛盾を鋭く突いていて、感心しました。自分のアイデンティティを確立するのに苦労もしながらも自分自身を見失わない強さとしなやかさに拍手です。なんだかんだあったとしても、強い母の愛に育まれたのだということが作品からもうかがえます。

先にも書きましたが、これはトレバー・ノアご本人が読んでいて、朗読ではなくて、まるでそばで話をしてくれているかのような語り口。これも良かったです。すごく軽快です。ほんとに話が上手で、抑揚があって面白い。
英語はすごく聞きやすいと思います。なので、難易度を★二つにしてみました。私は南アフリカの人とは一度しか話したことがないのでなんとも言えないのですが、聞きやすいのではないかと思いました。

ノンフィクションに興味があるのなら、これはいいかも。ついでに南アフリカの現状も彼の目を通して学べます。

興味を持ったので彼がアメリカでホストを務めるThe Daily Show をちょっとのぞいてみました。。

結構弾丸トークです。アメリカのオバマケア始動したばかりなのになあ。ころころ変わって振り回されるのは国民ですからね。どこの国も同じなような。こちらの英語は報道番組でもあるので、かなり速く話していると思います。

でも、自叙伝のほうはもっとゆっくりで聴きやすいです。

やっぱりいろいろ学べて楽しいなあ。

読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author:Cheryl Strayed
Category: Non-fiction ( Biography / Travel )
Length: 315 pages /  13 hrs and 6 mins / About 97650 words

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★

Romance-packed-degree:★★☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆

2017年英語読書日記No.33(耳読書No.29)407冊目
お越しいただきありがとうございます。
これも出会えてよかったなと思えた本となりました。映画を先に見つけて、アマゾンではアメリカのセレブ司会者のブッククラブで有名になった本というをアメリカアマゾンで知っていました。そこに「話題になって、その後の編集がいまいち」みたいなことを書いてあったような気がしたので、(他の本と混同していたらすみません)躊躇していたんですが、この間お友達が読んでいたので、私も読んでみることに。

大正解でした。

22歳で最愛の母親が45歳の若さでガンで亡くなってしまい、母の死後、26歳まで迷走する著者。不倫、離婚、ドラッグ、中絶など、落ち込むまで落ち込んだ人生。それを経て、どうしてもぬぐい切れない母の死と向かい合うことを思い立ち、誰もなしえない旅、自分探しの旅に、当時はめずらしかった女性一人で数か月アメリカの大自然を歩くということをした女性の旅行記です。

このタイプの話は初めてだと思います。で、普段は物語が中心の私で、ちょっと心配でしたが、聞き始めると、

引き込まれました。

主人公が出会う人々、主人公を通してみるアメリカの大自然。彼女の体験を追うような形であっという間に聴き終わりました。

ここでの「旅」はやはりjourneyという言葉がぴったり。trip,travelではなくjourneyです。この違いは英語を教えてるとよく出会うので説明しますが、実際の旅にこころの旅を乗せて心の昇華をも体験するというところにこの話の良さがあると思いました。

実際にアメリカを歩く著者にまるで自分の心を一緒にモンスター(彼女の素人まがいの大荷物を指す)に乗せて旅をしているようでした。

誰もが苦しみを持ちながらも、一歩一歩進んでいく。

とても素直にこころにすっと入ってくる、平易な文。だけど深い。素晴らしいなと思いました。

英語もすごく読みやすいと思います。

audibldeで聴いても著者が語りかけているようでゆっくりとした、一緒に歩きながら話を聞いているような速度です。なので、ページ数に対して時間が長い。これはゆっくりという意味でもあります。

英語もすごく聞きやすいアメリカ英語だと思いました。

立ち止まってちょっと考える。いろんな重荷を抱えていても、こんなに人間はしなやかになれるんだと本から強さももらった気になれます。

あと、quoteもなかなか良かったです。気に入ったフレーズがたくさん出てきました。

映画はこちら。映画の評判もいいみたいですね。

主人公のリース・ウィザースプーンも著者に近いような。それにお母さん役がローラ・ダーンというのもいいですねえ。

本は映画よりもエモーショナルな感じが抑えられていると思いますが、その淡々としたところからにじみ出るものがよかったりもします。

またまた読書日記が滞ってきました。もう一冊読み終えたものがあるのですが、なかなか書けない。

そして、前回のつぶやきにコメントをいただきありがとうございました。本当に嬉しかったです。いただいた言葉を胸にしっかり刻みこんでまた英語読書、audibleに邁進しようと思いました。

こうやって、素晴らしい方々と一瞬でも繋がれることを誇りに思います。

これからもこのブログともどもよろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Length:  384 pages / 10hrs and  47mins / about 114080 words

Total recommends:

Difficulty: 
★☆
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記 No.13(耳読書No.12)387冊目  

お越しいただきありがとうございます。こちらも映画化されたものです。アメリカの最先端の技術の陰に隠された黒人女性の活躍を、埋もれた歴史から掘り起こしたもので、第二次世界大戦前から現代までNASAの前身の機関に才能のある数学者を集められました。その中には才能のあるもの、女性も、黒人女性もいました。その中でも3人の女性に焦点を合わしています。

ノンフィクションなので、心躍るという感じではないですが、3人の女性の生い立ちを淡々と追っていく語りです。物語のように山がないので、気がそがれやすく、ノンフィクションは私の中では難しいほうですが、難しめのものも聞き返しをしながらがんばって聞くこの頃です。ナレーションはそれほど速くないので英語自体は聴きやすい方だと思います。

このところ、アメリカの黒人を扱うお話をよく聞いています。これの次もそうなんですが、こんなことが、ここ数十年でいまだ起こっていたことなのかと改めて知ることが多いです。うーん。登場する黒人女性はNASAの前身である機関から数学の能力を買われて雇われた人たち。黒人女性の中ではエリート中のエリート。彼女たちはいわゆる数学の天才たち。それでもこの仕事を得るまで大変な苦労をしています。

まだまだ隔離政策があるなか、彼女たちは隔離された敷地で、トイレも別々。それでもその才能を武器にアメリカの最先端技術の縁の下の力持ちになっていく。宇宙飛行士の命も彼女たちの計算に命がかかっている。それがなければ今の発展はなかっただろうというところが胸のすく思いで、スカッとしました。なんでこんな話が今まで埋もれていたのかと私も思いました。

面白かったのは、computerという言葉。よく考えればなるほどなんですが、この作品でやたらに最初から出てきて、すぐに気が付いたのですが、今ではPC,今打っている機械を表すのが当たり前なんですが、語尾のerは例えばrunnerは「走る人」と人を示しています。

computerも同じ。計算をする人たちもcomputerと呼ぶ。主人公の女性たちはつねにcomputerと呼ばれていました。思わず聞きながら横で仕事していた夫に「computerって人を表す言葉みたいなんだけど、確認してみて」と辞書で確認してもらって、ふたりで「へえ」ボタンでした。あと、タイトルのfiguresというのも、人物と数字のダブルミーニングかなあと思いながら聞きました。

映画はこちら、

映画はHelpでも出てきた女優さんが出てきていい感じです。原作より抑揚がもちろんあるのでなかなかよさげです。

ちょっと仕事が立て込んでいるのでこれも数日前にきき終わったのですが、更新できませんでした。その間に次の作品も聞き終わってしまったので、ガンバリマス。お次はお気に入りの作家の作品で、これも心の洗濯になりました。

読んでいただきありがとうございました。


Category: Nonfiction

Length:  256 pages / 5hrs and  35mins / about 79360 words

Total recommends:

Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記 No.9(耳読書No.8)383冊目  

お越しいただきありがとうございます。今回もノンフィクション。これも翻訳が出てました。こちら、
アメリカでベストセラーになった本です。やっぱ日本語タイトルは語りすぎな感じがあるなあ。しかたないけど。

将来を嘱望された脳外科医がレジデンス(研修医)を終えようとしているときに直面した事実。

自分が肺がんにかかっていた。煙草も吸わないのに、ステージ4の末期状態。

そこから著者は「死」と「生」についてまっすぐに真摯に向き合う。それをとてもわかりやすい言葉で語って、読んでいる人の心にすっと入ってくる。すごくピュアな優しい気持ちが届く。

短い生涯を凝縮して生きた人から教えられることは多かったです。

著者はアメリカではもう、エリート中のエリート。首席で高校を卒業して、大学も文学と生物学,さらには哲学をも極め、レジデンスになった時には引く手あまたのオファーを受けた超優秀な脳外科医であったカラ二シ氏。文学をこよなく愛していただけあって、言葉が響きました。

途中、ガンを一旦克服した後、寿命を縮めるのを覚悟して脳外科医として働くことを選択したことにすごく驚きました。でもそうでなければ自分でないというその覚悟にも驚きました。聴いていると、すごく簡単に思えてくるのが不思議なんですが、自分のやりたいことをあきらめない人生、そしてやってくる死を受け入れる人生はそう簡単にできるものでもないと思います。違う選択をしていたらもっと寿命は伸びていたかもしれないという後悔を捨て去る潔さも感じました。

ご本人が語る形なので、すごく謙遜していますが、この方きっと患者さんにものすごく信頼されていたのがそれでもわかりました。巻末は奥様が書かれたものなんですが、それがさらに著者が周りの人や家族にどれだけ愛されて、愛していたのかがひしひしと伝わってきます。賢人は薄命なのかなあとさえ思っちゃいました。

短いお話ですが、このお話はガンを患った方々にもすごく勇気を与えてくれるものではないかと思いました。医者として、患者としての両方の立場で語っているし、また、人生を俯瞰する力も優れている人だということが文面からすごく伝わってくるので、静かだけどじわじわといろいろ考えさせられました。

彼が息を引き取るシーンは、家族を亡くした時に、同じようなことを私も経験したので、すごく力が入って聞き入りました。昔に友人だった人が医者でした。そのころにいろいろ聞いたことをすごく思い出しながらでもありました。特にアメリカのお医者さんは信じられないほど激務です。エリートでも一人前になるのに30歳をゆうに超えないとなれない。それまでにとてつもないストレスと体力を消耗して、精神的にも肉体的も限界の人も多いのだなあとわかります。

この本は劇的な感動という感じではなく、ひたひたと静かに満ち満ちてくる感覚がありました。

「死」に向かって「生きる」それはもともと私たちの中にある永遠のテーマ。 やっぱりGoodnessを育てていくことがいかに大事かとこれを読んでまた思いました。

関連の動画も見てみました。短めのを貼っときますね。

タイトルの由来もこれでわかります。うーんさすがですよね。

英語は前に読んだノンフィクション「Grit」よりはわかりやすいと思いました。それに短めなので迷走しないです(笑)言葉も迷いがない。

忙しさの中で見失うことも多いことを本に触れることでまたそれが自分の中に息づいてくる。

ああ、本っていいですねえ。勉強を超えてこれがないと私は英語の勉強できないカラダになりつつあります(笑)

めずらしくノンフィクションを結構読んでます。おつぎは久々にYAに挑戦中です。

読んでいただきありがとうございました。

Category: Non-Fiction 
Length: 353ages / 9hrs and 22 mins / about 109120 words

Total recommends:

Difficulty: 
Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記 No.7読書No.6)381冊目  

お越しいただきありがとうございます。久々のノンフィクション。これは日本でも翻訳本が売れていると思います。アメリカではベストセラー。

日本版はコチラ。

前の犬の翻訳でも同じだったんですが、日本語のタイトルってすごく説明できちゃいますね。いいのか悪いのか、まさにこの副題がすべてを語ってくれてます。なんだか言語の違いを感じる?

そうです。著者は大学の教授で、心理学者。教師として数学を教えたときに、「なぜ、知能指数の高い子供と、高くない子で同じような成績になることがあるのだろう」という疑問から始まりました。

知能指数に関係のない才能。Grit=やりぬく力が知能指数を凌駕することさえある。

または、知能指数という才能より、むしろ、Grit力の方が必要な力なのである。才能があるとかえって弊害になる時さえある。

最初に、アメリカの兵士の精鋭を要請する学校で、調査を行った著者ですが、上と同じように、士官候補生として最後に残った優秀な生徒は、みなが入学数時にSATの成績がトップクラスなわけではなかったということが判明したというわかりやすい例に始まり、アメリカの著名人のインタビューもたくさんまじえて、いかに「やり抜く力」が大事か、そしてそのGrit力はどうやって育ったのか、どうやって育てればよいのかを例を挙げながら語っています。中にはウィル・スミスのお話もあって、やっぱりひとかどの人は違うなあと感心しながら聞きました。

本でも少し触れられていましたが、これは序論のまとめみたいな感じなので、少しわかると思います。

私はこのTEDはこれがオンエアされたぐらいに見たと思います。この間お友達がこれを聴いていたので、「あ、TEDの人だ」と思い出して私も聞いてみました。

ノンフィクションは物語の様には私にはいかなくて、気がそがれやすいです。なので、むずかしさレベルをあげました。序論があって、本論がずっと続いて結論。本論のところで迷走しそうになります。似たような例が続く。結論は2回聞きました。

ご本人がナレーションもされているのですが、英語は聴きやすいです。引用文は「クウォート、アンクォート」というのがけっこう個人的に受けてました。でも使われている単語はそんなに簡単じゃないのもありました。そこでもやっぱり難しさレベルを上げときました。

いろいろな要素があって、学ぶことも多かったです。Grit力は小さい時から育っていなくても、大人になってからでもできるというのも力強いなと思いました。

結論での著者の印象的な言葉を引用します。

”Grittiness is not only thing I want my children to develop.”

Grit力を育てても、Goodness力がなければ意味がない。

勉強ができても、仕事ができても、その人がいい人間でなければ意味がないですものね。 

誰もがウサイン・ボルトになるために走っているわけではなし、アインシュタインになるために勉強しているのではない。

”If my daughter says to me,"Mom, I shouldn't practice my piano today because I'll never be  Mozart."

I'll say in reply, " You are not practicing to be  Mozart.”


これをこうとらえてもいいかもとふと思いました。

私たちが英語を勉強するのは、「英語ネイティブ」になるため?

Grit力を上手に高めて、やっぱりそれをいろんな形で人を助けることに役立てることが大事だとダックウォース博士も説いています。

私はあまり勉強ができない学生だったと思います。大人になってもそうだと思っていますし、自分が成功者とは全く思いませんが、

だけどもしかして、博士の説く、Grit力を大人になってから徐々に身につけていっている人間の一人になっていたら嬉しいなと思いました。

500冊まであと119冊。できると思っています。そしてその日もそんなに遠くないと思っています。

読んでいただきありがとうございました。


Author: Marie Kondo
Category: Non-fiction 
Length:  224pages /

Total recommends:
★★★★
Difficulty: ★☆☆☆☆

Story:
★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★★★★

Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆


2015年英語読書日記 No.60(耳読書No.42)324冊目  
 
 やっと2015年の分が終わります。これはブームの作品ですね。たまたまaudibleが手に入ったのと、年末のお掃除の時期だったので、聴いてみることにしたんですが、

これが、あなた。時期が悪すぎました。

大掃除の間3回聞きました。ついでに断捨離状態になってしまいました。英語の勉強そっちのけで(笑)

これをきき始めたときには1月に英検を申し込んでいた状態だったので、大掃除程度とおもっていたんですが、冬休みに入ってから新学期が始まるまでの2週間ほどは、ずっと家の掃除と整理にどっぷりつかるほどでした。

時期が悪すぎますよね。っておうちは多少きれいになったので良しとします。勉強時間が減ってしまってあとで苦労はしましたけど。

日本語の原書がいまだに本屋さんに並んでいるのでご存じの方も多いと思います。去年の「TIMEの100人」に日本人として村上春樹と並んで二人選出もされてましたね。その前後からアメリカではベストセラーになっていました。これは文字で読むより聴きながら掃除するのがより効果的だと思います。

「二度と散らからない」がコンセプトです。私は収納に関しては、著者ほどときめきは感じていませんが、カレン・キングストンも好きだし、いろんな本を読み漁った時期もありました。

結婚、引っ越し、出産と、自分なりのいろんな人生のステージを経ながら家の中をなんとか整理整頓しよう、仕事をしながらもきれいにしたい(しようじゃなくて、したいです(笑))とやってきて思うのは、

「二度と散らからないシステム」は「散らかさない」「かたずける」「システムを守る」人がいて初めて成り立つのだというものです。

システムがあっても片づける人がいなければ意味がない。いつも収納やインテリアのことを考えていればできると思いますが、私には英語という課題もあるのでそちらに気が向いた途端部屋が散らかり気味になります(笑)

まあ、それにしても、得るものはたくさんありました。面白かったです。

年末年始に断捨離して30袋以上のゴミ袋やランニングマシーンなどの大型ごみも出した我が家ですが、仕事が始まって、英語の取り組みも始まって断捨離はお休みです。またお休みなったらこれ聞いてお掃除しようと思っています。

英語は日本語からの翻訳なので、背景知識がわかりやすいのもあって、英語の難しさレベルは★ひとつにしました。

これでやっと2015年の60冊が終わりました。遅くなってしまいました。すでに2冊今年の分があるので早く書きたいです。

今年の60冊はがんばりました。今までで一番仕事が多くなったうえで秋からは試験を受けていたのもあるので、目で読む本がどうしても減りました。それでもaudibleも助けてくれたので60冊行きました。今後は眼もかなり疲れやすくなったので、目で読む本は体調も考えて、今年もあまりたくさんは控えようと思っています。

でも物語が大好きな自分は変わりありません。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: John Wood
Category: Nonfiction
Length: 300 pages
  • Total recommends:

    Difficulty:
    ☆ (1,5)

    Story:

    Can't-sleep-degree:

    Romance-packed-degree:

    Adventure-packed -degree:

        • Mystery-packed-degree:

2015年英語読書日記 No.24(目読書No.7) 
288冊目

これは、ブログで知り合った方にお勧めされて、読み始めたものです。ネパールの大地震がちょうど起きていた時だったのも後押ししました。ちょっと前の作品ですが、日本でもすごく話題になったものみたいで、アマゾンでも数人の人が書評を投稿していました。自分が紹介した作品を読んでもらってうれしい私なので、その方のお勧めも読んでみました。ありがとうございます。

久々のノンフィクション。

マイクロソフトで経済的には何の不自由もない生活をしていた著書が休暇で訪れたネパールでひょんなことから学校を訪れることになり、そこで子供たちが読む本がほとんどないという現実に出会ったことにより、会社を辞めて世界中の子供たちに本を届ける、学校を設立して、教育をすべての子供に与えるためのRoom to ReadというNPOを自ら立ち上げた著者の奮闘記です。

「教育が世界を変える」というコンセプトは私も常に思うものです。

もしアフガニスタンにもっとユニバーサルな学校が普及していたら、

「アメリカは悪」という教えしかしない学校しか選択肢のない子供たちはもっと視野を広めてテロリストの予備軍にはなっていなかっただろう。というのもうなずけます。

それは、ノーベル賞をとったマララさんがI am Malalaでも言及されていたのと同じですね。

私は昔見た映画でそれを強く思い始めました。何よりも未来に投資すべきことで、いちばん大きな効果が得られるのは教育だと。私は映画の中で「食べ物を与えてくれるから少年兵になって人殺しをする」というエピソードに強く衝撃を受けて以来、国連のワールド・フード・プログラム、学校給食を目的とした団体に毎月、本当に少額の寄付をするようになりました。

それでは世界は変えられない、と言われたけど。

でもその小さな善意が集まれば大きな力になるのだと、Room to Readの著者は語りかけます。

英語は非常に平易でよみやすかったです。難しさレベルは★1つにしたいところですが、語彙は難しいのもちらちらあったのと、物語のように盛り上がりはさほどないため★1,5な感じで2つにしました。

これなら挫折は少ないかもしれません。しかも内容がいいですしね。

普通の人ならこれはお勧め度は★5つでもおかしくないと思います。NPOの立ち上げや、現地の子供たちの声に耳を傾ける姿、一人一人をできる限りサポートしようとするという方針は心打たれました。お金を集めて、その大部分が本当に子供たちの教育に使えるようにするという、具体的なことを知れただけでもよかったです。

アメリカでの寄付活動の描写は読んでいてあまり興味深いとは思いませんでした。お金を寄付するのは素晴らしいことだけど、お金持ちの人たちを集めて、一人が多額の寄付をするということが詳細に語られているところもありました。誰が何万ドルしようが、寄付をするという行為にそんなに違いがあるのかなあとおもってしまった。すみません。でも著者が感謝を表したいから書いているんですよね。★4つなのは、それもあるけど、もともと物語の盛り上がりが好きなのもあるので、お気になさらないでください。好みの差なだけで、正直な感想です。

スリランカの津波の時に、アメリカのいとこ同士の男の子がチャリティバンドを考案して学校をいくつも建設できる基金を集めたとか、たくさんのたくさんのいいエピソードも載せられているし、写真もあるので、全体的に読んでよかったのは事実です。

これはさっきも書いたように、読みやすいです。内容もわかりやすい。英語読書で私がこのあいだ書いたように「ヤングアダルトの独りよがり度」や「あまりにもラブラブしすぎ」なのを避けたい人にはうってつけだと思いました。

お勧めです。

ページは300ページですが、実際には本文は270ページでのこりはacknowledgements、いわゆるあとがきかつ、謝辞になっています。週末3日ぐらいで半分ぐらい読めたんですが、なかなか読む時間を確保できませんでした。

読む速度は他の物語より格段に速く読めました。普段は大人向けの小説で1時間50ページ前後だとおもうのですが、(きっちりした性格じゃないので、だいたいです)これはもう少し早く読めたと思います。全編を読むのに4時間ぐらいかかったと思います。

ひとりの善意がこんな大きな活動につながるうねりを疑似体験できます。今こそ本当に世界で子供たちに「人としてやってはいけないこと」を教えないといけない時代にもっとなっていると思います。宗教の違いで、考え方の違いで、人種の違いで、経済格差の違いで人を殺してもいいということを思わせてはいけない。

たとえば、100人の善意は一人の悪意であっという間に悪い方向に行きます。でも悪意を消すことはできない。じゃあ、善意を持つ人をたくさんつくればいいと思います。それを助けるのが教育じゃないかなと、この本を読んでさらに思いを強くした私でした。発展途上国の子供たちは、それよりも先に経済的な自立が来るのがわかっていてもです。

今回の地震でさらに深い傷を負ったネパールに思いをはせながら読んだ本でした。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author:Malala Yousafzai
When: January ?~ February 1st 2014 
Category:Biogarphies & Memoirs 

Pages: 272pages

Total recommends:
★★★★★ 
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★
☆ 
Can't-sleep-degree:★★
☆☆
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆☆  
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆☆

こちらのブログを更新するのは久しぶりです。いつも変わらず訪問してくださった方々、ありがとうございます。1月に入ってずっと試験に集中していたので、本は自分に「禁止」してました。

Malalaちゃんが一躍有名になったのは、タリバンの女子教育禁止に対してブログで意見を発信したことからです。その後15歳の時に暗殺を企てられてて銃撃され、瀕死の状態をさまよい、生還してから再び立ち上がってノーベル賞候補にまでなったというすごい女の子です。

さてこの本、前から海外のアマゾンでは短期間だったと思うのですが、ベストセラーに躍り出ていたのを記憶しています。パキスタンの女の子の話でタリバン絡み。タリバンと言えば、
以前にこの本を読んで、かなーり感動はしたものの、 「重い」という気持ちと、タリバン支配下の世界は、女性がかなり虐げられているので、手に取るまでは至っていませんでした。 

でもこの間「クローズアップ現代」でマララちゃんの特集があったのを偶然見て、すぐにポチッとしました。でも試験が近かったので本格的に読み始めたのは試験終了後。

「これ、16歳の少女が書いたの?」というのが最初の感想。インタビューでも、国連のスピーチでも素晴らしい英語を披露してくれてますが、お父さんが先生で、学校を運営していて、女子教育にも心血を注がれている中で育っただけあって、かなり賢い。

でも、少女らしさもたくさん出ていて、「ここ(彼女の村か町)はTwilightのバンパイアが生きる世界より生きにくい場所」とか、「Ugly Bettyをまた見たい」とかいうくだりもあって微笑ましいです。確か彼女が11歳の時にTwilightシリーズを英語で読んでいたと思うのですが、羨ましい限り。もうバイリンガルに近い感じです。

すごいのは、やっぱりタリバンが彼女の村を席巻して、洗脳して支配していく様を詳細に書いていて、やっぱりアフガニスタンの話を彷彿とさせました。パシュート族なので、かなり近い感じでもありますね。

それと、パキスタンという国が彼女の視点から描かれるのですが、その国の成り立ち、歴史、人々の暮らしがたくさんわかってよかったです。パキスタン初の女性首相ブットー女史の話もよく出てきて、(Malalaちゃんが彼女に例えられることも多い)「そういや昔よくニュースで出てたな、この人と、ムシャラフ大統領」と思わずウィキってました。数日前にBBCでブットー首相の息子が政治家になるというインタビューを聞きました。まだ25歳。彼も英語はネイティブスピーカーのようでした。(お母さんは英語の方がうまかったらしい)

一番の盛り上がりはやはり、タリバンの標的となり銃撃を受けた時と後です。死んでいてもおかしくない状態から奇跡の生還を果たすところは、母の気持ちになって何度も目頭が熱くなりました。

彼女が銃撃されたあと、そのニュースは世界中を巡り、彼女にエールがたくさん届きます。有名なアンジェリーナ―・ジョリーはお見舞いの言葉以外にも彼女の教育基金にも寄付をくれたそう。それから、彼女が国連でスピーチした時にまとっている布の一枚は故ブットー首相の遺品で、息子さんたちが彼女の病院に届けてくれたものだそうです。

英語はやさしいんですが、でもそれほど読みやすいとは思いませんでした、理由はパキスタンの地名や人名、言葉が混じるからです。巻末にはそのリストが載っていました。(いちいち見てませんが(汗))
だから思ったより早くは読めませんでした。単語も時折「おお、これ1級単語」というのが平気で出てきます。

本を買おうか、kindleで読もうか一瞬悩んですが、本を選びました。できれば私の生徒の誰かが手に取ることができればいいなあと願いを込めて。教室に本を持って行って見せてあげたら皆「あ!先生その子知ってる!」という子も多かったです。スピーチはそのうち教室で見せてあげようと他の先生と話をしています。

母国で「イギリスで暮らせる切符を手にするために撃たれた」なんてことも言われながらも、いつの日か母国に戻って教育を変えたいという決意も本の中で語っていました。

彼女のメッセージは力強く、しかもピュアです。「ペンは剣よりも強し」を10代で証明した一人としてこれからも力強く、故郷の国のため、特に女子教育のために尽力し、さらには世界の子供の教育を変えていくリーダーの一人になってほしいなと思いました。

過激な思想の凶弾のターゲットにはもうなってほしくないです。

 
私も教育は世界を救うと信じている一人です。 

Author:Naoki Higashida
Translation by KA YOshida and David Mitchell
When: Octorber 7th 2013
Category:Biographes & Memoirs 
Pages: 193pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

自然からの語りかけに耳を澄ませる子供たちの内なる声がきける本

アマゾンを見ていたら、日本人の本がベストセラーになっている。しかも訳者は「クラウド・アトラス」の作者ではないですか。「東野圭吾の訳でもこんなふうに出てなかったぞ」と思いながらしばし読んでみると、作者が自身の自閉症について書いた本のようでした。興味を持ったので、サンプルを読みだしたら、止まらなくなって一日で読んでしまいました。

訳者のご夫妻がこの本に出会ったいきさつをDavid Mitchellが冒頭で書いてありました。お二人のお子さんが自閉症だと分かった時にインターネットでこの本に出会い、心を動かされたのがきっかけだったそうです。

「自閉症の人たちの心の中を知る」というアプローチ。インタビュー形式で著者が答えていきます。中には著者の物語も入っていて、うるうる涙しました。これは読んで本当によかった。こころ洗われる気持ちになりました。

自閉症であろうが、なかろうが、普段から子供たちと接していていつも言い続けるのは「あなたのままでいいんだよ」ということ。「そのままでいいんだよ。あせらなくていいの」というその一言がどれだけその子供たちを安心させるかということを身を以て感じてきました。それをさらに確信させてくれた一冊となりました。英語で本を読むのが趣味で出会ったこの本。普段なら手にしていなかったかもしれない。だから訳者のKa YoshidaさんとDavid Michellさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

英語は13歳の少年の言葉であるのもあるのか、素直でキラキラ光っています。それが英語でもにじみ出ています。日本語の本も今取り寄せているところです。英語学習者の人が手にとっても読みやすいものだと思うので是非読んで、美しい、美しい心の琴線に触れてほしいと思いました。

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