英語読書日記 by angel

読んだ洋書の記録です。冊数は原書を読んだ冊数で、Graded Readers等は記録に入れてません。今の目標は500冊です。一緒に英語読書楽しみましょう!

カテゴリ: 難易度★★


Author:Colm Toibin
Category: Historical Fiction
Length:  272 pages 

Total recommends:★★★☆
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆


2016年英語読書日記 No.7(目書No.3)331冊目 

前回のブログから打って変わって(笑)文学読んでました。

これは、英語読書つながりでよく行き来させてもらっている方が「angelさんもしかして今これ読んでる?」と教えてくださったものです。その時は違うの読んでいて、そのうちに映画化されてるとわかり、じゃあ次にとこの作品を読み始めました。読んでるうちにアカデミー賞にもノミネートされていると知りました。教えてくださり感謝です。

最初はアイルランド訛り聞きたくて、audibleにしようとサンプル聞いたら、「これ?英語?こんなにアイリッシュ訛りが聞きにくいわけないでえ。アイリッシュ?」いや、オランダ語でした。オランダ語のaudibleしかなかった。デンマーク語だったかなあ。しかし、びっくりした。ヨーロッパで評価が高そうですね。ドイツ語の翻訳も見ました。

audibleがなかったので、結局、目で読むことにいました。後で見たら、ブッカー賞にもノミネートされ、コスタノベル賞という賞も受賞している作品。うなずけます。文学読んだという感覚を味わせてもらいました。

これは英語学習として読むというよりは作品を味わう作品だなあと思いながら読みました。ページターナーとかではなく、話は淡々と主人公がアイルランドからニューヨークに渡っての日々を追う感じです。ナレーションも三人称でどこか距離を置く感じ。

でもそれがかえって主人公が体感することを私たちが感じれるようにしてくれている。なぜか主人公のナイーブさが全然気にならない。かえってこういうシチュエーションはあり得ると、妙に感心しながら読み進みました。

面白かったのは、その一見突き放しような感じもあるけど、なぜか臨場感がある、1950年代にアメリカに渡った若いアイルランド人女性の視点で見るニューヨークのブルックリン、そしてふるさとアイルランド。

この感じはなかなかないです。

そして有名な「唐突な終わり方」。あれは意見が真っ二つに分かれるようですが、私はあの残し方がかなり気に入りました。うまい。読者にバトンを渡してるんですね。物語の半分ぐらいは一気読みしたので、よけいに面白かったです。

英語は難解な表現があまりなく読みやすい英語です。これも50年代のお話なので、スラングが少ない。でも読みやすいからサクサク進むかというと、これはまた違うと思います。英語学習のために読むにはおすすめしませんが、小説を味わいたければこれはお勧めです。

映画のトレイラーはこちら。

こちらはアイリッシュ訛りが聞こえてきますねえ。

さて、次は何を読もうかなあ。本ばっかり読んでると、お勉強っぽいのをそっちのけにしちゃうのでだめですねえ。でもたまにはね。ご褒美が必要です。

本だけ読んでテストの点数を上げるのはかつて実験したんですが、もともとの英語力がなかったのか(笑)ともとれるかもしれませんが、やっぱり違います。読書は楽しいなあ。

でもたくさんの英語に触れることができて、燃え尽きない。

読書っていいですねえ。

これ読んでたいだいている方がいい本に出会えますように。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author:Jeffrey Archer
Category: Fiction
Length: 404 pages / 13 hrs and 5 mins

Total recommends:★★★★
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆


2016年英語読書日記 No.6(耳読書No.4)330冊目
 
  
前巻を読んでから日がたっていないんですが、アマゾンをうろうろしていたら新作で出ているのを見つけました。そこには最後とほのめかすようなことが書いてあったので、「もう終わるんなら読んどこっと」(実際には聴いとこっと)とダウンロードしました。確かaudibleはちょっと先行だったような?

で、わかったのは、これは最終巻でないということです(笑)アマゾンの増えてるコメントでもわかります。どうやら次が最終巻らしい。でも、終わるので安心?して聞けますね。

相変わらず「またつまらぬものを斬ってしまった」状態で、ばったっばったと人が死ぬのは同じです。殺さんといてほしい人も死んでしまいますもんね。クロニクルなので年月が経てば死んじゃうのもありますしね。でもこのシリーズけっこう若い人も死にます。それから「この登場人物は何のために出てきたのだ」みたいなかわいそうなのも。

途中の巻で中だるみ感があったのは、登場人物が多すぎて、主人公のハリーから周りの登場人物、特にジャイルズに話がずれてしまっていた時に感じたのではないかと今になると思います。ハリーが中心に添えられるとやっぱり話がしまるので、ババコフのエピソードを入れたのはよかったと思います。

悪役も相変わらず小ずるい動きをしていて、これは気に入って書いているのではないか?と思いながら聞きました。かえってコミカル。

秀逸なのはやっぱりこれも後半。ハリーのスピーチのクライマックスはなかなか感動です。スピーチの終わりにこの巻のタイトルである”Cometh the hour, cometh the man”という引用をしてから、前巻を受けて、”The pen is mighter than the sword”で自分のペンを掲げ、会場の皆がそれに倣うシーンとそれに続くシーンも静かで、でも大きな力が動く瞬間と言った感じでした。

そして、この巻は作者自体がこのシリーズを終わろうと決意していることがわかる展開です。それにそういうセリフにあふれていました。ハリーの母であるメイジーが息子に「いつまでも同じ主人公の作品を書かずに、新しいことに挑戦しなさい」とかね(笑)

エンタメ作品ではありますが、作者の経てきた経験、(作家、議員、スキャンダル、裁判、そして刑務所での生活)がすべて生かされたうえでの作家魂を見た感じがしました。話の運びはとにかくスピーディでうまいので読みやすいです。

大昔、友人の結婚式でたまたまイギリスにいたときに、ちょうどアーチャー氏のニュースが新聞をにぎわしていました。ご本人の波乱万丈がなければ、この作品は生まれていなかったもなあと思いました。

英語も引き続きわかりやすいです。途中ナレーションの人が風邪をひいてるんじゃないかと思う鼻声がありました(笑)それでも、誰を演じてるかはかなりわかりやすいので、このナレーションは好きです。面白い表現もいくつか拾いました。

前に引き続きよかったので、きりよく最終巻も読もうと思います。11月ぐらいらしいです。見届けたいですしね。最終巻はついに大きな謎が解かれそうです。

次は何にしようかなあ。面白いのもあって、予定より早く聞けてしまいました。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Fredrik Backman
Category: Fiction
Length: 305pages /9hrs and 12mins

Total recommends:★★★★
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆

Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆


2016年英語読書日記 No.5(耳読書No.3)329冊目  

これは超おすすめ。きっとどんな人が読んでも心温まるハートウォーミングなお話です。

この本は、このブログをよく参考にしてくださるお友達が読んでいらっしゃったものです。アメリカアマゾンをうろうろしているときに、お勧めの一つで出てきて、「あ、これいんこさんが読んでたのだ」と見つけて、見てみると、みなさんすごくいいと書いてある。

大正解でした。心がうるうる潤いました。最後はうるうる泣きながら聞きました。(おばちゃんなので、フツーよりは涙もろいとは思いますが)読んでよかったなあ。こういうの大好きです。いんこさんありがとう!

ちらっと見聞きしただけですが、どうもブログでコツコツ書いていた物語が、大人気になって書籍化されたもののようです。

妻に先立たれた59才のウヴァ(Ove)、怒りっぽく、誰にも心を開かない。彼の人生に必要だったのはたった一人、妻ソニアだけ。そんな彼の家の前に引っ越してきた一家。その一家とかかわったことから、彼の日常が変っていってしまいます。近所でいろんな小さな騒動が起きるんですが、最初はただの怒ってばかりの偏屈なウヴァおじさんが最後にはもう愛おしくて仕方なくなります。

話の前半は耳で聴いていたのもあったので、淡々と進んで、主人公ウヴァおじさんの偏屈さが目立ちます。でも後半からじわじわとその偏屈さの裏が垣間見られるようになってきて、心をわしづかみされました。たまにあるんですが、「読み終わりたくない」と思えた作品となりました。

英語は読むにはすごくわかりやすいと思います。スウェーデンが舞台の翻訳本ですが、スラングが少ない。ノンネイティブにはそこで敷居が低くなりますよね。

聴くには英語が少し速めで淡々としているので、平易とは思いませんでした。イギリス人のナレーションです。知らない言葉とかではなく、ササッと進みます。で、気がそがれるとすぐ聞き落とし気味になるので、外で聴いているときは何度か巻き戻して確認しました。なのでなるべく家の台所(一番集中して聞ける)で聴きました。最後は泣きながら食器あらっていたのは私です。

これを読んでて(聴いてて)思い出したのはコチラ
これはロマンスですが、Oveはロマンスじゃなくて、心じんわりさが上の本です。Rosieのドンは決して怒らないけど、かなりオタク。Oveおじさんはかなり怒りっぽいので、違うと言えば違うんですが、本人の意思に関係なく、周りの人間がいつの間にか助けられているという状況が似ています。

ああ、物語っていいですねえ。またこんなお話に是非出会いたいです。

これは聴き終わってすぐに読書日記を書きたくなって書いています。明日試験なので、じつはそんな場合じゃないのかもしれませんがね。読書の時間を削ってテスト勉強しないといけないので、よけいにそう思うのかも(笑)でも、一応英語教えてるので、やらないとと思いながら自分のお尻叩いている日々です(涙)

こんな時に、「英語力ってなに?」とふと思ってしまう私です。テストで測れる英語力って何?

英語で聴いて英語がそのまま脳に入ってきて、感動して泣いてしまう。

ホントはそれが大事なこと。

英単語を知っていても、問題が解けても、私にとっては、これがなければ意味がない。

こんな気持ちを一人でも多く持ってもらいたくて、この読書日記を書き続けています。自分の生徒たちに少しでも伝わるように感動する本を探して読み続けて、それを伝え続けています。

試験を越えて、英語や違う言語を通して何かを得ることが大事。それが目に見えないものでも。

このブログ、基本、本を読まないと更新できないので、 なかなか目立ちません(笑)でもコアな読書の方がいらっしゃってくださってるので、一定の読者数を得ることができるようになってきました。ありがとうございます。はじめていらっしゃって、ダダっとたくさん読んで去っていかれる方も多いみたいです。

そんななか、同じ本を読んで感動してくださる人がいることを信じて。

やっぱり英語読書はやめられない。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Jeffrey Archer

Category: Fiction
Length: 512pages / 12 hours and 56 minutes

Total recommends:★★★★
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★★

Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆


2016年英語読書日記 No.3(耳読書No.2)327冊目  

あまりにも長くて難易度が高くて、音が聞き取りにくいゲーム・オブ・スローンズ(ほんとに長いんです(涙))のあとには、「休憩的」に行こうかなとふとこれをきいてみました。ほんとはきりがないので(笑)もういいかなとも思っていた終わりを知らないクリフトンクロニクル。しかし、多読を始めたばかりの方におすすめをきかれて、「シドニージェルダン」を読まれていたところから、ふとこれの1巻の名前をだしました。で、人に勧めといて自分はという気分になって聞くことに。

びっくりするほど、毎回同じパターンを踏襲します。もうこれはわざとだとしか思えないほど(笑)前回の危機を冒頭で回避し、そして新たな、もしくは再び悪者が登場して、主人公たちがまた危機に立たされる。「またかよ」と思いながらつい進むのがこのシリーズなんですが、後半はかなりよかったと思います。前半は★3つぐらいの感想でしたが、後半で5つとしました。

ベテラン作家なので、本当にそつがないし、うますぎる感がありますが、この作品は多読には本当にお勧めの一冊だとは思います。この巻は前巻に引き続き読ませてくれます。

作品の展開上しかたないかもしれないけど、やたらに人が理不尽に死にます。だからこそ物語が盛り上がるのですが、個人的にはそこがちょっとね。物語は安定感がありますが、ワンパターンとも言えます。なんというか、テレビドラマのシーズン1がうまくいって、で、シーズン2も好評だったので続くといった感覚と似たものを私は抱きました。

今回はスターリンについてけっこう学べたのは興味深かったです。このクリフトンとケン・フォレットの世界大戦トリロジーはまさにかぶっているので、続きを読み始めるときに頭の中を整理しないといけません。

英語は読みやすいと思います。日本で習うような言い回しもよく出てきます。で、スラングが少ないのでそれも読みやすい理由の一つです。世界的ベストセラー作家ならでは。

私はこのシリーズは1からずっとaudibleで聴いています。2巻ぐらいから同じ男性がナレーションをしてると思うのですが、1巻のナレーションに比べると少し速めではあります。しかし、かなりうまいほうじゃないかと聞くたびに思います。

自分の中でうまいと思うポイントは「男性が女性を演じても自然である」というところなんですが、この人のはすごく自然です。しかも男女だけじゃなくて、声だけでどのキャラクターがくっきりとわかるところもすごいです。それと、イギリスはアクセントの宝庫ですが、それもすごく意識されているし、外国語訛りも出てきて、このナレーションのうまさに舌を巻きます。

難しいものの後なので、よけいにサクサク進みました。

次はまた気が向いたら読むかもしれません。

読みやすので、このシリーズはお勧めです。1巻が特におすすめ。

さて、次はペーパーバッグがそろそろ読み終わります。実は本読んでる場合じゃないんですが、読んじゃおうかな。いや、勉強しなくっちゃ。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Tracy Rees
Category: Historical Fiction
Length:  576pages /15hrs and 46mins

Total recommends:
★★★☆
Difficulty: 
★☆☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆

Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★


2015年英語読書日記 No.58(目読書No.15)322冊目  

audibleのサイトでお勧めでいつも出てくる作品をちょっと聞いてみました。ビクトリア時代の孤児の女性のお話ですが、「あしながおじさん(実際にはあしながお姉さん)」ビクトリア朝編といった感じです。

ビクトリア女王の時代にこんなことありえないだろうけど、そんなことはどうでもいいのよという勢いで楽しく聞けました。ロマンチックで、秘密がひとつずつ明かされていく進み方はついつい聞き進むので、ヒストリカルフィクションで甘めのものがお好きならこれはうってつけです。

イギリスのある地方の名士の一人娘が8歳の時に雪の中で置き去りにされた赤ちゃんを見つけます。彼女はその赤ちゃんを自分のお気に入りのお人形の名前と雪からAmy Snowと名前を付けて自分の屋敷で引き取ってもらうことに。でも、領主の両親は孤児のAmyを忌み嫌います。

なんかちょっとロマンチックな魔法なしのハリポタ7巻?に似ているような。手紙で指示される手がかりをもとに少しずつ謎を解いていくAmy Snow。あ、分霊箱とか、悪い魔法使いとかは出てきませんがね。Snowというのも、聞いたことがあるような(笑)

謎が最後に明らかにされていくので、設定はとってもとってもおもしろいんですが、しっくりこない部分もありました。謎が明かされても全部はすっきりしないという感覚もあって、★一つ減らしました。

英語はこういうヒストリカルものは読みやすいと思います。俗語も少ないので英語ネイティブスピーカーでない人にはけっこうとっつきやすいのではないかといろいろ読んで思っています。これはビクトリア時代のお話だけど、実在の人物を扱っていないし、(多分)どこまでもフィクションなのでさらに読みやすい感じ。

こういうのはストレス解消になって、私はとっても楽しかったです。

後で見てみたら、日本アマゾンでKindleなら破格の値段というのもお得感がありましね。私はアメリカアマゾンのaudibleなのであんなに安くはなかったけど。

ヒストリカルフィクションは大好きなんですが、あまりにロマンスすぎず、あまりにエロチックでないものを求めると案外見つけるのが難しい時もあります。読んでみないとわかりませんものね。

ということで、2015年度のものもあと残すことろ2冊。なかなか書けないなあ(涙)なんとかガンバリマス。仕事も始まりますしね。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Category: Thriller
Length:  422pages / 10hrs and 34mins

Total recommends:
★★★★
Difficulty: 
☆☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆

Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★☆


2015年英語読書日記 No.55(耳読書No.40)319冊目   

最近、続きが出るたびに読んでるミステリースリラーです。これは超ページターナー。今年はけっこうミステリーにも挑戦しているような。主人公の女刑事が、悲しい過去を抱えながらも、敢然と悪と戦う(たいていサイコな悪者)お話で、読了感が案外いいのが売り物だと思います。ノンストップスリラーというのも読むとうなずけます。

今回の事件は二人の少女誘拐事件。しかも被害者の母親は、Kimの幼馴染。(Kimは思っていないけど)その母親が彼女を是非担当にと指名してきた形です。

とにかく女刑事Kimはんがかっこいいです。この主人公の描き方が人気の一つだと思います。他者を受け入れれないと本人は思って行動しているんですが、いつの間にかいろんな人間を救っている。実は殻の中に人一倍人間らしいバルナブルな心が宿っているという設定です。鋭くクールな横顔に見え隠れする弱者への果てしないやさしさがにじみ出るのがなんとも言えない魅力だと私は思って読んでいます。今回は10歳ぐらいの女の子たちが被害者なので余計にそれが前面に出てきます。そこにホロッときます。

それから、登場する人間の暗の部分を描くのも上手です。旬な言葉を使うならダークサイドですな。でもさらっとしてる感じもする。これは多読にはもってこいな気がします。著者は1作目からハイスピードで続編を出すし、なぜか値段も安いので、新作でも買えます。(主婦にはこういうのが大事なのだ)新作が出たときにaudibleがなかったので、その時目で読んでる次に読もうと思っていたら、audibleが発売されていた。やったあ。

私はこのナレーションも好きなんです。英語は速めだけど、主人公Kimのイメージにけっこうあってます。子供の声色も男性の声色もすごくうまい。引き込まれます。で、もちろんイギリス英語なのでね。舞台がたしかブラックカントリーというところ。バーミンガムに近いです。いろんな英語がけっこう飛び交って、私はそれを聴くのも楽しみにしています。犯人のぞっとするような冷たさや、残酷さ、変質さの声色も超うまい。半面Kimはんの犯人に決して屈しない熱さを表現する声色も大好きです。

このナレーションになれたのかどうかはよくわからないんですが、1作目の印象からすると、ずいぶん聞きやすく感じました。1作目に比べたらちょっとは速度が落ちてるのかも。どうかなあ。

1作目はこれ、
Kimはんが颯爽と登場します。施設で何年も前に埋められた少女の死体が何体も出てくるおぞましいプロローグ。バイクに乗ったKimが事件を解決していきます。

2作目はこれ、
今度はKimのライバル登場?超天才の女医が挑んできます。Kimはんがんばれー。

3作目なので、加害者、被害者以外はおなじみのキャラが登場するんですが、それもなかなかいい感じ。それに巻を重ねるごとに話の運びもけっこうテンポが良くなっている感じも受けます。それはアマゾンでも他の読者の人も書いてたような。

英語は聴くのにはちょっと速めだとは思いますが、読む分には難しい方ではないと思います。話に乗ったらあっという間に読んじゃう類の本なので多読向けだと思いました。犯人知りたいし、どんでん返しや意外な結末がちゃんと用意されてますからね。

最後の最後まで気の抜けないノンストップスリラー。冬休みにいかがですか?あ、ちょっとサイコです。それが大丈夫なら超おすすめ。

やっと読書日記にたどり着けたと思ったら、読み終わったもの、聞き終わったものがまた増えてるので、なんだか追いかけっこしてるようです。書くと読む時間がなくなって、読むと書く時間が無くなるみたいな。なにしてんだか。

次は心が痛くなる、ポイニャン系マックスのお話です。ズシーンときました。

今年は60冊読めたらと思ってたんですが、今で58冊です。仕事も今までで一番多くて、試験を受けながらだったので、結構大変でしたが、なんとかなった。59冊目を聴き始めて、目で読むほうが間に合うかなあという感じです。年末はバタバタしますしね。でもきりもいいので60冊行きたいです。ほんとは本だけ読んでたいなあ(涙)

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: John Green
Category: Young Adult

Length:  256 pages /  7
 hours and 11 minutes

Total recommends:
★★★☆
Difficulty: 
☆☆☆
Story:
★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★☆☆☆

Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆


2015年英語読書日記 No.54(耳読書No.39)318冊目   

ヤングアダルトです。アメリカのティーンに人気のジョン・グリーン。バックボーンがしっかりしている感じで文学のようなミステリーのような、なおかつ時代を超えたクールさも感じられる作家さんじゃないかなと思います。

これはタイトルを読んで、「"Paper Towns”はニューヨークらへんだったけど、これはアラスカかあ」と読み始めて仰天。わはは、全くの見当違いでこれまた面白かった。ネタバレはやめときます。

主人公はどの小説もそうですが、高校生です。違う州からフロリダの寄宿制の学校に入学してきた主人公が、出会いと別れを通して味わう青春を描いています。ちょっと前の設定なのは、やっぱり著者の青春時代を重ねながら書いているのかなとも思いながら聞きました。

どの作品もただのヤングアダルトではない、この人の作品。この作品は特にその要素が強いです。私は順番を前後して代表作3作を読みましたが、これが一番凹凸があると思いました。研ぎ澄まされた感じ。ドラマチックさもこれが一番強いと思いました。

この本ではいろんな人のquote(引用文)を使うんですが、それが特徴の一つかもしれません。ここで使われているのは、「死に際の一言」そう、小説のテーマは「死」です。

英語は難しくないけど、簡単じゃないヤングアダルトの典型です。英語はアメリカ英語の男性のナレーションで聴きやすかったです。

この人の作品は毎年映画化されているんですが、御多分に漏れず、コレも来年映画化決定で、今制作中です。
アメリカでは来年6月に公開されるそうです。これもヒットするだろうなあ。トレイラーはまだみたいです。

だんだん読書日記が追いついてきました!嬉しい。

次はイギリス発ノンストップミステリーです。今気に入っているシリーズの一つ。ページーターナーです。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Neil Gaiman
Category: Fiction (Fantasy)
Length: 259 pages

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆
Romance-packed-degree:

Mystery-packed-degree:


2015年英語読書日記 No.38(目読書No.10)302冊目

これは好き嫌いが二つに分かれそうな
不思議なお話です。

表紙が気になっていたのと、アメリカアマゾンですごく絶賛する人と、そうでない人がいたような印象がありました。大人のファンタジーともあったような。このあいだアマゾンプライムデーの日に日本アマゾンでたくさんダウンロードしたもものの一作品です。しかも119円! そうでなければ読んでいなかったかも。

大人が自分の子供のころに起こった不思議な不思議な出来事の回想で成り立っているお話でした。でも、大人のというのは、やっぱり描かれているのが表面子供の世界でも、なぜか深読みしないといけないんじゃないかと思わされるからです。一見池に見えるその水面の下には実は深い深い海があったということを全編を通して描いているようです。

イギリスの田舎で育った主人公が、中年になってから故郷に帰ってきます。かれが7歳の時の人生を左右する出来事を思い出しながら。主人公がその時に出会った11歳の不思議な少女。自分の農場のそばにある池のことを「海」と呼び、特別扱いしていました。

ある日、主人公の家の車が盗まれ、少し離れた道路で盗んだ本人が車で自殺しているのが発見されました。そこから物語が動き始めます。

子供向けの本を書くことで知られていて、賞も受賞されている作者の大人向けのファンタジー。でも読んでいて、まるで童話の世界に迷い込んだような気分でした。半分ぐらいまでは展開があまりないんですが、後半が盛り上がります。

ページ数が短い作品なので、読みやすいですが、子供の純粋な目を通して語られる物語なので、好き嫌いがはっきりわかれるんじゃないかなと思って読みました。 259ページで辞書機能を使ったのは90個ぐらいでした。読む速度はすごくキリがよかったので覚えているんですが、10%弱を30分で読んでいたようです。だから1時間20%ぐらい進む感じですが、100%が本編ではないので、1時間47,8ページぐらいで読んでいたようです。

さて、次はkindleだと値段が高すぎで、ペーパーバックだと半額ぐらいだったので、新古品でペーパーバックを取り寄せたものを読み始めています。舞台はお城です。お城もの大好き。不思議なファンタジーを読んで、コワーいサイコスリラーをaudibleできいていたので、次はごろっとジャンルを変えてロマンチックです。

ジャンルを変えて読むのは変化があっていい方法だと思います。

audibleも一昨日には聞き終わってるんですが、追いついてないです。新しいのはこれまたお気に入り作家をきていて、ちょっとぐっと来ています。ドラマしてますねえ。

今日はつかれちゃったので、英語ブログは無理かなあ。せめて読書ブログだけでもね。 

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

The Longest Ride [ペーパーバック]

Author: Nicholas Sparks
Category: Romance
Length: 416pages / 13hrs and 11mins

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
★★★

2015年英語読書日記 No.37(耳読書No.27)301冊目

ロマンスがお好きなら文句なしに面白い。ハンカチも用意してください。


ああ、また出会えました。読んでよかった出会えてよかった感動作。なんと爽やかな作品なんでしょう。王道を行くロマンチック。ここまでくるともうこそばゆくもなんともない。

さすがロマンスの王様ニコラス・スパークス!もうニコラス・スパークスは卒業したかなと思っていてんですが、この作品で気がかわりました。私が読んだ彼の作品の中でこれが一番好きになりました。 

映画はこちらですね。トレイラー見ただけでも原作とかなり違うのがわかりますね。

映画がすごくいいと聞いて、一瞬映画だけ見ようかと思っていたんですが、以前にDear Johnを読んでから映画を見つけたので見たら原作とエンディングが違ってがっくりきました。原作はあんなにいいのにと残念に思った覚えが。
映画はほとんどが原作を超えることはないというのが自分のセオリー。だから映画がいいということは、原作は素晴らしいに違いないと読むことにしました。実はアメリカアマゾンでも原作は絶賛だったのでwishlistには入れてありました。きっかけを与えてくださった方ありがとうございます。そうでなければ卒業で終わっていたかも。一期一会なんだなあ。

さてご存知かもしれない薀蓄ですが、Dear Johnというのは女性が男性に三下り半を言い渡す手紙のことを意味します。絶縁状。あの本は主人公の名前とそれをかけているわけですね。私はこの意味を偶然違う本で辞書を引いて出会って知りました。 読んでるときは知りませんでした。あ、テストにはでませんぜ(笑)

映画も大好きな私ですが(オタクだとおもわれていると思います(笑))やっぱり原作とは違います。映画はある意味ダイジェスト版。でも映像が伴うのでまた違う楽しみもありますね。それから2時間ちょっとでは全部説明しきれないところは原作を知っていると行間を自分で埋めて、もっと映画を味わえます。ドラマはもっとですね。そういう作りの映画はうまいなといつも思います。 

二組のカップルの過程がほんとに丁寧に描かれます。一組は90才を超えるアイラと妻のルース。一組は大学卒業を迎えようとしているソフィアとカーボーイハットの似合う牧場育ちのルーク。二組のカップルの出会いから物語は並行して続きます。

アイラと妻のルースはほんとうにオシドリ夫婦なんですが、子供がいません。そこの部分も深く感動するエピソードがはさんであってもう涙します。愛を育むということはこういうことなんだなあと、それがきれいごとでも、なんでもいいものはいいと思い知ります。

途中何度も涙した私です。愛し愛され、愛を信じて人生を全うすることがなんて幸せなことなんだろう。それがいろんな苦労を伴っていてもということをニコラス先生に教えられた気がしました。よくぞここまで一途な愛を書いてくれたと大拍手です。

この人の作品はノースカロライナ周辺が多いんですが、今回もそうです。ロケーションも魅力的だと思いました。それと、人物の描き方が本当に上手いですね。細やかだし、ナイーブさがない。あってもそれをうまく使っています。人の善良な部分を描き出すのが本当に上手い。人気があるのがわかります。

話の展開もいいです。どう絡んでいくのか最後の最後までわからないんですが、こうなってほしいという話の展開にかえって感心しました。素晴らしい。

この作者の作品は日本でもたくさん読まれているのでご存知の方も多いと思いますが、かなり読みやすいです。私はaudibleで聞いたんですが、ナレーションが二人。女性のほうのナレーションが速めでしたが、全体的に聞きやすかったです。

これを読むと、あなたのパートナーがとても愛おしく思えると思います。

Love is timeless. 

是非、このロマンスで心ほぐしてほしいです。

文句なしに面白かったです。

ああ、物語っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。
 
お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Lesley Pearse
Category: Mystery fiction
Length: 409pages / 12hrs and 12mins

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
★★★

2015年英語読書日記 No.36(耳読書No.26)300冊目

イギリス旅行中に、やたらに駅のポスターで見たこの作家の作品。「Lesley Pearseって有名なのね」という印象を受けました。でもアメリカアマゾンとかではそれほど聞かないし、audibleも出てませんでした。でも、たまたま新作をaudible見つけたのでチャレンジ。

イギリスの地方の町の雑貨屋の娘として家業を手伝う25歳のモリー。暴君の父親に苦しむ母とともに暴力に耐える毎日だった。彼女の町に数年前に突然やってきたキャシィと娘のペタル。町はずれの農家から家を借り暮らし始めた。娘のぺタルは当時ではめずらしい肌が褐色の子供だった。多くの町の人たちが疎遠にする中、モリーはキャシイとペタルと親しくなる。そしてエリザベス女王の戴冠式の日、ある事件が起きる。

ミステリー仕立てのフィクションです。話は謎があって、主人公がいろんな試練を乗り越えて犯人を見つけるという筋です。

面白いのは面白いんですが、聴いていてなぜかフレッシュな感じは受けませんでした。最初は1950年代の話だからかと思っていたんですが、途中で自分の中で思ったのは、

発想がちょっと昔。という印象です。もしかして作家の年齢なのかとおもったら。それもあるかもと思いました。

イギリスでたくさんの人に読まれている作家のひとり。今は70代とのことなので、私が感じた古さはそれもあるのかもしれません。すみません。アメリカで言うダニエル・スティールのような位置にいるのかなあ。きっと作家と同年代か、40代~60代の人が読むのかもしれません。私はその層なんですがね(笑)ひねりを感じませんでした。

いくつかけっこう意表をつくどんでん返しがあるんですが、私にはあまりしっくりきませんでした。そのエピソードは必要あるのかなあとも思っちゃた。それと犯人の設定がちょっと安易かなあ。それも昔っぽいと思いました。

でもそつがないのは、ベテランのなせる業なんだろうなあ。当時ではちょっと行き遅れとおもっている25歳の女性がある事件をきっかけに彼女の人生にも転機が訪れるという筋で、心清らかで、いじわるを受けながらも、
その人の好さゆえに助けてくれる人がいて、再出発できる。

安定したお話という感じです。読みやすいし、イギリスっぽさは満喫できます。イギリスの世界大戦前後の話はよく読む私ですが、この時代は初めてかも。

次はミステリーにしようかとおもったんですが、耳ではロマンスにしました。映画化されてて、映画もよさそうなんですが、この人のお話は原作と映画がちょっと違ったりもしたので、まずはかなり好評な原作を聞いてみようと思います。

最近はaudibleが充実してきて新作は一緒に発売のものも増えてきました。特に新作はaudibleは会員価格で一定の金額なので、読むバージョンより安く手に入ることになります。新作は高い。アメリカでも「本を聴く」ことが定着してきてるじゃないかなという印象です。

audibleは日本人のもとめる「テストで点が取れるリスニング力」にはなかなかつながりにくいと私は思っています。もう何度も書いていますが、その時は100冊読書だけに力をそそぎながら、試験を受けてました。耳で50冊、目で50冊。

でも、時間をかけて聴き続けることが力にならないわけがないのも今になって思います。瞬発力ではない力の蓄積。

なによりも楽しいのがいいです。

夏休みに入って読書にかける時間が逆にとりにくいこともあるんですが、楽しみながら読書したいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


Author: Clare Makingtosh

Category: Thriller & Suspense
Length: 385 pages/13hrs and 15mins

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★★
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
★★★

2015年英語読書日記 No.35(耳読書No.25)299冊目

最初に事件が起こります。5歳の男の子がひき逃げに遭い即死。で、そのあと、車を運転していたと思われる女性が突然登場。ここまでで、「おお、ミステリーですね」と思いました。女性がトラウマにずっと苦しんでなんとか安らぎを見出そうとする過程と、事件を追うベテラン刑事と新人女性刑事がなんだか怪しい関係になりそうになるという過程が半分ぐらいまで続くんです。それはそれで面白いんですが、半分ぐらいまでそうなので、「これはミステリーじゃないのね」と思い始めたとたん、

ミステリーというか、サスペンスになっていきました。なるほど、そういう手だったのか。これはなかなかページーターナーです。途中から先が知りたくなってとまらなくなりました。ひとつ誤解していたのも、ナレーションでごまかされていたことがわかりました。うぬぬ。

これ以上はネタバレできないんですが、「女性向けのサスペンス」とでも言っておきます。ちょっと気分が悪くなるキャラクターで、いわゆるパターンにはまった悪人も出てきます。最後まで謎解きをおいときたかったのでそうなったんだなとは許しました(笑)

これが初作品とのことですが、キャラクターをちゃんと描いていて、刑事さんたちの私生活も絡めていくのはイギリスの刑事もののテレビドラマのようだなあと思いながら進みました。事件を追う以前に生活感あふれた感じがわかりました。

舞台はブリストルとウェールズの海岸です。それはとっても雰囲気を味わえてよかったです。ウェールズのひなびた海岸と崖と波の音が聞こえるような感覚にも陥りました。

英語はわかりやすいです。特に女性のナレーションがゆっくりでとてもか細い声で、ヒロインの感じがとてもでていました。男性のほうのナレーションはそれに比べた速め。英語が難しいというより、視点が変わるのと、時が前後するのがややこしいかもしれません。それと男の子が殺されるんですが、そのへんをわざとぼかしていて、やられました(笑)

サスペンス、スリラーの部分もあって、主人公がかなり弱いので途中イライラするかもしれませんが、こういう立場に立たされたらこうなるであろうことはわかるので理解できました。

この本はそういうことがもっと詳しくわかります。これもかなりなサスペンス。
Into the Darkest Corner
Into the Darkest Corner [ペーパーバック]
これよりはまだ後味は悪くないかも。

サマーリーディングにはいいかもしれません。旅行先できけばよかったかな。

次もイギリス人作家です。昔イギリスで電車乗ってるときにやたらとその著者の違う作品のポスターを見たんですが、audibleを見つけたので挑戦です。

おお、今公式記録が299冊です。あと1冊で300冊。7月中には達成できそうです。うれしいなあ。

目のほうは新しいKindleを開ける暇もないままです(笑)早く仕事を終わってスイッチ入れたいです。

読んでいただきありがとうございました。
 
お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 


Author: John Green

Category: Young Adult (Fiction)
Length: 336pages

Total recommends: ★★★★

Difficulty: 
★★☆☆
Story:★★★★
Can't-sleep-degree:★★
☆☆
Romance-packed-degree:☆☆
Mystery-packed-degree:
★★★☆☆

2015年英語読書日記 No.32(目読書No.9)296冊目

17歳の自分に読ませたかった a rite-of-passage ストーリー

先日、都会の本屋さんで映画化されたほうの表紙を見つけました。表紙のヒロインマーゴ役の
凛々しいまゆげにつられて読み始めた私です。映画はこれですね。

ヤングアダルトはやっぱりその対象となる年齢層の人が読んで面白さが増すのはあたりまえなんです。でも、英語の難易度から行くと、英語学習者には読みやすいという利点もあります。

確かにこの本は読むのに時間がかかりませんでしたが、英語学習者が英語を学習するためだけというのであればお勧め度は低いです。読みやすいけど、読みにくいもののひとつかも。なので、お勧め度は★4にしようかどうか悩んだんですが、最後は自分の中では5つと思ったので、それに素直に従いました。

この作者の作品はこれを以前に読みました。これも映画化されてます。
アメリカで映画化された直後に読んだんですが、その後日本でも公開となり、日本でも読んでいる人が増えました。その中でかなりコケおろした感想を見たことあります。読むんじゃなかったみたいな。まあ難病ものでもあるので、そういうのが苦手な方だったのかもしれません。それを差し引いても、どうも英語学習のために読んだからそう思うんだろうなという印象でした。そういう感想を持つ場合はおそらくミステリーとかで英語学習読書を済ましたほうがいいかも。

アメリカの17歳ぐらいの視線ですからね。青い鳥文庫とまではいきませんが(ライトノベルズとかいえばいいのか?よくわかりません)、17歳の文学少年少女の視点も必要かも。

こちらのPaper Townsも、最初はそれなりの「独りよがり度」が高いなと思いながら読み始めました。裕福な両親に何不自由なくものを与えられ、美貌も備えた破天荒な高校生マーゴ。クイーン
マーゴの暴走を止められる人は誰もいない。隣に住んでいる共働きの両親の一人っ子として堅実な暮らしをしている主人公クインティン。2歳のころからの幼馴染の二人は高校ではほとんど会話をすることもなくなっていて、ある日突然マーゴの暴走に一晩付き合わされる羽目になったことから話が動き出します。

主人公は草食系高校生男子クインティンです。彼の視点で物語が語られます。ヒロインマーゴの変わりぶり
は親のネグレクトによってもたらされたんですが、 彼の視点で魅力的なマーゴも、とてもわがままな女子高生にしか映りませんでした。

途中までは。

しかし、前半は「うーん」と思っていたんですが、後半は「うむむ、これは」にかわっていきました。前半でもセンスの良さは一流だなあとは感じていたものの、後半はそのセンスがさらに光ってました。大笑いしたシーンもあります。これは映画化したら面白いだろうなと納得しました。終わり方も私は納得でした。うまいぞ。17歳の私に読ませたかったです。アラフィフのおばちゃんの私じゃなくて。

高校生にはこういうの読んでほしいなあ。恋愛ものだけじゃない心の中の何かに触れるもの。

高校生の「なんだか違和感のある感覚」から大人になっていくだろうまでの過程の一瞬がうまくかかれているので、親としての視点でも読んでよかったです。それとある意味ミステリー仕立てで、物語に出てくるpaper townsを探しあてるお話でもあります。

英語はkindleでの辞書機能だけでは処理できない語が結構出てきます。Wikipediaに何度もつながろうとする言葉ばかり(新しい言葉だったりで、辞書にないということですね)でも、私はもともとオフラインで読んでるし、Wikiってるとかなり時間がかかったり、結局出てこなかったりするので、使っていません。そういう意味でも多読ものとしてはお勧めできないかもです。

ヤングアダルトで男の子が主人公のお話で私が好きなのはこれです。
これは私を完全に17歳に戻してくれたんですが、ここまでは響かなかったものの、Paper Townsもよかったです。

途中であきらめないでよかったです。

目で読む読書になかなか時間を確保できないこのごろですが、やっぱり読書はいいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: John Wood
Category: Nonfiction
Length: 300 pages
  • Total recommends:

    Difficulty:
    ☆ (1,5)

    Story:

    Can't-sleep-degree:

    Romance-packed-degree:

    Adventure-packed -degree:

        • Mystery-packed-degree:

2015年英語読書日記 No.24(目読書No.7) 
288冊目

これは、ブログで知り合った方にお勧めされて、読み始めたものです。ネパールの大地震がちょうど起きていた時だったのも後押ししました。ちょっと前の作品ですが、日本でもすごく話題になったものみたいで、アマゾンでも数人の人が書評を投稿していました。自分が紹介した作品を読んでもらってうれしい私なので、その方のお勧めも読んでみました。ありがとうございます。

久々のノンフィクション。

マイクロソフトで経済的には何の不自由もない生活をしていた著書が休暇で訪れたネパールでひょんなことから学校を訪れることになり、そこで子供たちが読む本がほとんどないという現実に出会ったことにより、会社を辞めて世界中の子供たちに本を届ける、学校を設立して、教育をすべての子供に与えるためのRoom to ReadというNPOを自ら立ち上げた著者の奮闘記です。

「教育が世界を変える」というコンセプトは私も常に思うものです。

もしアフガニスタンにもっとユニバーサルな学校が普及していたら、

「アメリカは悪」という教えしかしない学校しか選択肢のない子供たちはもっと視野を広めてテロリストの予備軍にはなっていなかっただろう。というのもうなずけます。

それは、ノーベル賞をとったマララさんがI am Malalaでも言及されていたのと同じですね。

私は昔見た映画でそれを強く思い始めました。何よりも未来に投資すべきことで、いちばん大きな効果が得られるのは教育だと。私は映画の中で「食べ物を与えてくれるから少年兵になって人殺しをする」というエピソードに強く衝撃を受けて以来、国連のワールド・フード・プログラム、学校給食を目的とした団体に毎月、本当に少額の寄付をするようになりました。

それでは世界は変えられない、と言われたけど。

でもその小さな善意が集まれば大きな力になるのだと、Room to Readの著者は語りかけます。

英語は非常に平易でよみやすかったです。難しさレベルは★1つにしたいところですが、語彙は難しいのもちらちらあったのと、物語のように盛り上がりはさほどないため★1,5な感じで2つにしました。

これなら挫折は少ないかもしれません。しかも内容がいいですしね。

普通の人ならこれはお勧め度は★5つでもおかしくないと思います。NPOの立ち上げや、現地の子供たちの声に耳を傾ける姿、一人一人をできる限りサポートしようとするという方針は心打たれました。お金を集めて、その大部分が本当に子供たちの教育に使えるようにするという、具体的なことを知れただけでもよかったです。

アメリカでの寄付活動の描写は読んでいてあまり興味深いとは思いませんでした。お金を寄付するのは素晴らしいことだけど、お金持ちの人たちを集めて、一人が多額の寄付をするということが詳細に語られているところもありました。誰が何万ドルしようが、寄付をするという行為にそんなに違いがあるのかなあとおもってしまった。すみません。でも著者が感謝を表したいから書いているんですよね。★4つなのは、それもあるけど、もともと物語の盛り上がりが好きなのもあるので、お気になさらないでください。好みの差なだけで、正直な感想です。

スリランカの津波の時に、アメリカのいとこ同士の男の子がチャリティバンドを考案して学校をいくつも建設できる基金を集めたとか、たくさんのたくさんのいいエピソードも載せられているし、写真もあるので、全体的に読んでよかったのは事実です。

これはさっきも書いたように、読みやすいです。内容もわかりやすい。英語読書で私がこのあいだ書いたように「ヤングアダルトの独りよがり度」や「あまりにもラブラブしすぎ」なのを避けたい人にはうってつけだと思いました。

お勧めです。

ページは300ページですが、実際には本文は270ページでのこりはacknowledgements、いわゆるあとがきかつ、謝辞になっています。週末3日ぐらいで半分ぐらい読めたんですが、なかなか読む時間を確保できませんでした。

読む速度は他の物語より格段に速く読めました。普段は大人向けの小説で1時間50ページ前後だとおもうのですが、(きっちりした性格じゃないので、だいたいです)これはもう少し早く読めたと思います。全編を読むのに4時間ぐらいかかったと思います。

ひとりの善意がこんな大きな活動につながるうねりを疑似体験できます。今こそ本当に世界で子供たちに「人としてやってはいけないこと」を教えないといけない時代にもっとなっていると思います。宗教の違いで、考え方の違いで、人種の違いで、経済格差の違いで人を殺してもいいということを思わせてはいけない。

たとえば、100人の善意は一人の悪意であっという間に悪い方向に行きます。でも悪意を消すことはできない。じゃあ、善意を持つ人をたくさんつくればいいと思います。それを助けるのが教育じゃないかなと、この本を読んでさらに思いを強くした私でした。発展途上国の子供たちは、それよりも先に経済的な自立が来るのがわかっていてもです。

今回の地震でさらに深い傷を負ったネパールに思いをはせながら読んだ本でした。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

Author: Laila Ibrahim
Category: Historical Fiction 
Length: 
 253pages (
8 hours and 21 minutes )
  • Total recommends:
         

    Difficulty:

    Story:

    Can't-sleep-degree:

    Romance-packed-degree:

    Adventure-packed -degree:

        • Mystery-packed-degree:

2015年英語読書日記 No.17(耳読書No.13) 
281冊目

奴隷制度がまだはびこってきたアメリカの黒人のナースメイド(乳母)とその女性に育てられた白人の女性の半生を描いたお話です。

この時代、南部の白人社会で育った女性が本当にこんな風に育つのかなあとは思ったものの、教科書的ではありますが、それでも素直でいいお話でした。

私にも一応あった純粋な(笑)少女のころに涙した「アンクルサムの小屋」を思い出しました。記憶がかなりおぼろげですが、それに近いものはあると思います。

本当に大事なものは何かとダイレクトに訴えかけているのはいいです。

英語はとてもわかりやすくて、audibleでは南部訛りもあったのか、かなりゆっくりでした。ページも250ページほどなので、これはおススメです。

黒人の自由を白人の目から描いたものはあまり読んではいないけど、私の好きなのはこれです。
これも白人の目から書いたものって感じではありますが、60年代の黒人のメイドの様子がよくわかって、笑って泣いてととても面白かったです。媚びてない感じも好き。映画もよかったです。

「The Help」よりもっとこの「Yellow Crocus」は時代が前にさかのぼります。奴隷制度がまだあった南部で、北部でやっと奴隷が自由になりつつある時代。こちらのほうはかなり真面目な直球といった感じ。

本当の母親ではなく、黒人の乳母が、実は白人の女性の心の核を作ったという心温まるお話です。

当時のアメリカ南部のプランテーションや奴隷制度や、白人の価値観など、いろんなことも学べてよかったです。

これは読みやすいのでほんとに手に取りやすいのではないかと思います。

読みやすい本がないか、英語読書をやりたいけど、挫折しそうな方にと思って読むこともけっこうあります。だから、読みやすくて、いいお話に出会うと私もうれしい、本を手に取って読んでいただけたら、なおうれしい。 

お役に立ちますように。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 

    • Author: Riz Rozenberb
      Category: Historical Fiction 
      Length: 
       156pages (
      5 hours and 43 minutes )
      • Total recommends:
          • ★☆☆ 

        Difficulty:

        Story:
                  • ★☆☆

        Can't-sleep-degree:

        Romance-packed-degree:

        Adventure-packed -degree:

            • Mystery-packed-degree:

      2015年英語読書日記 No.16(耳読書No.12) 
      280冊目

  • シンガポールが舞台。17歳の王家の末裔の少女が主人公です。シンガポールはいろんな人種が混在して暮らしている国家ですが、それを集約したような主人公。イギリス、中国、インドなどの血が彼女の血に流れています。病気で両親を亡くして、祖父母と大叔父、そしてほんの一握りの使用人たちと宮殿で暮らしています。

    王家の末裔と言っても、名ばかりで、住んでいるのは一応宮殿ですが、補修する費用も、人手もありません。頼るべき収入は退役軍人のイギリス人のおじいさんの年金のみ。

    1900年代はじめのイギリス領になったあとのシンガポールを描いています。

    物語は17歳の少女の家族と周りの人たちが中心で、彼女が住む宮殿の保存についてをめぐるちょっとした騒動も描かれています。 主人公の成長物語とも言えます。

    英語は難しくないです。淡々と語られるのと、日常の延長のような感じで起伏があまりないストーリーともとれるので、難しくないのに気がそがれるということもあったような。

    しかし、audibleとしては短いほうなので、すぐに聞き終わります。5時間はなかなかないです。あってもスピードが速かったりすることも。短いのはある意味いい点ですね。短いと話が追いやすいです。でも、それゆえ話がシンプルでもあります。

    一番このお話で私がよかったと思う点は、物語を通してシンガポールについて知れたことです。あのエキゾチックな感じはなかなか他ではないかもしれませんね。王族の末裔が貧乏暮らしで困っているというのもご愛嬌でした。

    こういうのを読むと旅行したくなります。シンガポールは一回行ったことがあるんですが、また行きたいなあ。行きたいところが多すぎですね。

    まだまだたまってますね。新しいPCでやっと打てます。でも打ち始めたら、exploreで不具合がでたので、cromeに変えて打っています。ややこしなあ。

    読んでいただきありがとうございました。

    お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


  • Author: Simon Wook
    Category: Thriller & Suspense 
    Length: 
     295 pages 
    8 hrs and 24 mins
    • Total recommends:
        •  

       Difficulty:
        • ☆☆☆

      Story:

      Can't-sleep-degree:

      Romance-packed-degree:
                • ☆☆☆

      Adventure-packed -degree:

          • Mystery-packed-degree:

       
2015年英語読書日記 No.12(耳読書No.9) 276冊目

このところこの読書日記も毎日来てくださる方が2桁になったちょっとうれしい私です。ありがとうございます。ためずに頑張って書かないとね。

最近ミステリー、スリラーを読むのをちょっと増やしたら、おすすめにそのジャンルも出てくるようになりました。それで見つけた作品二つがたまたまaudibleがセール価格で、プリペイドのクレジットの金額より安かったのでまとめ買いしたものです。疲れた時とかに読みやすくてページターナーを挟んだりしています。

これは読みやすいと思います。いきなりすごい展開で始まって、ノンストップで終わるので、ページターナーとも言えます。女性がターゲットになっていて、異常犯罪者に狙われるという筋もはっきりしたもので分かりやすです。単純ですが、飽きさせないような作りなので多読の一つにいれてもいいかもしれません。

異常犯罪を扱っていますが、後味もすっきりタイプのスリラーだと思いました。

「女性をなめんなよ。強んだぜ」ということを強調していますしね。映画にしやすそうな題材だと思いました。

英語は書いたとおり平易だと思いました。セリフも多いのでわかりやすいです。audibleのアメリカ英語のナレーションも速くないので聴きやすいです。女性のナレーションはやっぱりいいなあ。男性が女性のパートを読むと、私はなんだかこそばゆい感じになることがあるんです。

また読書日記がたまってきましたね(汗)いろいろバタバタするとすぐ溜まりますねえ。忙しいとかえって耳しかあかなくなるので、耳読書が増えるんです。で、読書日記を書く時間が確保できない。

英語読書を成功させる鍵の一つは、やはり語彙力じゃないかなあと思っています。形容詞、副詞がわかると映像がもっと細やかになるんじゃないかなと。「なんとなく」の力ももちろん大事ですが、もともと知ってればもっとわかりやすいのは当然ですからね。私は多読オンリー派でもないので、kindleではわからなかったら即辞書機能を使います。たいてい新しい言葉や、語尾変化(完了形とか)で1発で出てこない確率が高いんですが、それでも一応タッチしています。それで「ああ、そうだこの意味だった」「ああ、これであっていた」とできたらさらに語彙力が強化されますからね。久しぶりに受けた英検1級で語彙が苦じゃなかったのはその蓄積があったからだとも思っています。

あれ?話が読書ブログじゃなくて、英語ブログネタになってきたのでこの辺で。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


  • Author:Lisa Genoba
    Category: Fiction
    Length: 
     144pages 7hrs and 51mins
    • Total recommends:  
      Difficulty:
        • ☆☆☆

      Story:

      Can't-sleep-degree: 
      Romance-packed-degree:
        • ☆☆☆

       Adventure-packed -degree:☆☆☆
      Mystery-packed-degree:
        • ☆☆☆

       
2015年英語読書日記 No.11(耳読書No.8) 275冊目

表紙でもうおわかりだと思いますが、若年性アルツハイマー病を発症した演技がアカデミー主演女優賞を受賞した作品の原作です。

アカデミーの前からよく目にするようになって「あ、映画化されたんだな」と思っていました。

あらすじを読んでみたら、「ハーバード教授で、50歳の女性が
最初は更年期障害だと思っていたら、 じつは若年性アルツハイマーだった」

読むことにしました。

読んで良かった。ほんとうによかったです。

淡々と彼女の症状が悪化する様を描いているんですが、それがかえってリアリティを与えていました。小説というより、ノンフィクションのようにさえも感じました。

名門ハーバードのしかも認知言語学の教授という肩書きのエリート女性。同じく同大学の教授の夫と優秀な3人の子供。50歳になってもその頭のキレに衰えは見えていなかった。しかし、病魔は奥深いところでうごめいていた。ある日、急にいろいろことを忘れるようになってきたのを「更年期だ」と思っていたが、あまりにもひどくなってきたので、専門医の門をたたくことにした彼女。

もともと人より優れた頭脳を持ち合わせていたために、すでに発症していたことに気がついていない状態だった。

この年になるまで英語の勉強し続けていて、よく「ああ、数年前はもっと早く覚えられたのになあ。あれ、あの単語なんて言ったけ?」と常に思っている今日この頃の私です。若い人の吸収力はもう自分にはないし、年齢を感じるだけに、このお話はなんだか身近に感じてしまいました。もし自分だったらと思いながら話を読み続けました。

自分が自分でなくなっていく過程を時系列に綴っていく。自分が自分であるうちにできることをしようとする主人公に教えられることはたくさんあります。Aliceのように急激ではなくても、人間は誰もが自分の終末に向かって歩んでいるのだから、その歩く過程をどうするかは自分次第なんだと思えます。

まさに「今」を生きることがいちばん大切。過去よりも未来よりも今。

Aliceは自分の尊厳を保とうと、必死で戦います。でも、それもすべて波にさらわれてしまうがのごとく徐々に蝕まれていくしかない状態になって、ありのままの自分を受け入れるしかない。

自分をなくしていく自分を。

最後に自分を見失って、家族に囲まれて佇むAliceは不幸なのか?

胸にぐっと突き刺さるような現実を見ているのに、やっぱり最後には人間の心の大切さを味わえる作品でした。

Still Aliceというタイトルはうまいなあと思いました。原作は数年前に出たものなので、翻訳も出ています。「静かなアリス」とStillをダブルミーニングにしたところもいいですね。「まだ」と「止まった=静かな」という意味。
日本語でもなかなか同じ感じが出ていそうです。

この平坦な語り口と、話の進め方は、英語が母国語でない私たちにはかえってわかりやすさを与えてくれると思います。すごくわかりやすかったので、読みやすさを星二つにしてみました。英語だと200ページないので短時間で読めて内容が非常によくて、大人向けの本であるという点でもオススメです。

英語でも日本語でもぜひ読んでみてほしい作品です。

このところ忙しくてまた耳だけでの英語読書です。目はけっこう酷使しているので、あけた方がいいとも言えますが。今はスリラーのジャンルのものを聞いています。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。


2015年英語読書日記 No.2(耳読書No.2) 266冊目

Author: Kristin Cashore
Category: Young Adult (Fantasy)
Print Length: 482 pages (13hrs)
  • Total recommends:★★
    Difficulty: 
    Story:★★  
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:  
    Adventure-packed -degree:★★
    Mystery-packed-degree:
     

舞台は中世を思わせる7国王の支配する世界。どっかできいたことあるな(笑)ミッドランドの王ランダの姪として、青い目と緑の目を持ち、戦闘能力が飛び抜けて高いグレイス(特殊能力)を持つものとして恐れられている主人公カッツァ。王の命令で国内で王に歯向かう者には、彼女を使わすという脅しで王国を守ってきた。ある日、任務を終えた彼女は、誘拐されて重症を負った老人を助ける。その老人は近隣の王国の王妃の父だった。


多読を本格的に始めた5年前ぐらいに出版されたこの本はウイッシュリストにはいっていたんですが、すっかり忘れてました。最近アマゾンでやたらに目にするなあと思って、よく見るとaudileがあるので、聞いてみることに。ヤングアダルトもあいだに挟んで読んじゃう。それと、やたらにランキングに上がってきたり、話題になるのは、映画化かドラマ化であろうというのがわかってきました。聴き終わってからウィキったら、おととしに版権が買われて映画化が決まってました。

表紙は左が従来のオーソドックスなもの。私のaudibleの表紙は右のものでした。それからトレイラーみたいなのもあったけどあれば映画のかな?

ファンタジーらしくて面白かったです。アクションが多くてヒロインがかなり潔いのが人気の秘訣じゃないのかなと思いました。世界で一番強い戦士という設定の主人公です。普通なら魔法がでてくる中世のファンタジーですが、これはちょっと違う感じです。上でも書いたようになにかに突出した能力を持つ人間が時々でてくるというもの。主人公のカッツァ以外にもグレイスを持った登場人物が出てきます。それぞれに違う能力なので、その力が拮抗するところもなかなか面白いです。

王国もので、王や妃、王子に姫がぞろぞろ出てきますが、封建的な世界で、「結婚もしないし、子供もいらない」と一人現代的で超アマゾネスなヒロイン。その相手役ポーはまるでトワイライトのエドワード(笑)読んだ人はわかるはずですね。でもポーのほうが好感が持てるかも。

アクションもさることながら、アドベンチャーもついてくる。このあいだ読んで"The Martian”の主人公も真っ青な雪山越えのシーンはなかなか面白かったです。

★5つ上げたいぐらいの気持ちですが、前半が少しペースが遅目に感じました。キャラクターを確立させたい感じに思えました。後半からはすごいスピード感があるので、盛り返します。前半まで耐えると面白が倍増します。

日本語の翻訳が出てて、タイトルが「剣姫」ってタイトルでした。そのものなんですが、なんだか竹刀とか、日本刀振りそうな感じもしますねえ。イラストもなんか今風で可愛すぎて萌え系に見える・・・。この差はなんなんでしょう。まあ日本の中高生はああいうコミック風のイラストの方が好きですしね。うちの子もそうです。

さて、次は何しようかなあ。まだ決めていません。目読書はラブコメなので、またサスペンスに挑戦しようか、感動系にしようか考え中です。うーん。

読んでいただきありがとうございました。 

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 


2015年英語読書日記 No.1(耳読書No.1) 265冊目

Author: Robert Dugoni

Category: Mystery
Print Length: 418 pages
  • Total recommends:★★
    Difficulty:☆☆ 
    Story:★★   
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:☆☆  
    Adventure-packed -degree:☆☆
    Mystery-packed-degree:
    ★★ 

People are not always being entitled to the answers,
not with the answers could do more harm than do good.


シアトルで刑事をするトレイシーはつらい過去を背負っていた。本来自分が一緒に乗るはずだった車に、妹サラを一人運転させて帰らせたために、妹は帰らぬ人に。当時レイプ犯として逮捕された犯人は、死体を埋めた場所を語ろうとはせず、捜査もあやふやなまま無期懲役の判決を受けた。トレイシーは疑問を持ち続け、隠蔽を疑った。彼女は教師の職を捨てて、刑事になるために家を出る。妹の事件をほんとうに解決するために。

しかし、それは開けてはいけないパンドラの箱だった。


年末ぎりぎりにダウンロードして、聴き始めたものです。普段あまり読まないミステリー仕立ての本にこのところ恵まれたのと、試験が終わって、タガが外れた私の読書熱が再燃したのと相まって、本をたて続けてに聞いていたために、いつもの「デュアルタイム」ばかりだとね。こんな私でも違うもの読みたくなりました。

これは幸先が良いスタートです。これも面白かったです。最近は集中して作品を終えることが多いので、面白みが増すのかもしれません。ミステリーとサスペンスとスリラーのどのジャンルなんだ?と思えるような作品でした。スリラーが一番少ないかなあ。とにかく全部味わえる美味しい作品。

ラストのほうはかなり気分の悪い結末が待っているんですが、この作品に関してはわたしは「これはうまいぞ」と思いながらあっという間に終わりました。昔はミステリーやサスペンスが好きだったことを思い出したほどです。この作品の上手さはあまりにも突飛でないオーソドックスさを残す書き方。突飛じゃないのがかえって説得力があります。人間の心理を掘り下げすぎないところもかえっていいです。情緒的だけど、過ぎない王道な感じ。

前に読んだ”Gone Girl"とか、”Defending Jacob”はある一定の不気味さをもって、ツイストが多く、意外性を前面に出してます。あそこまで行くと、わたしはちょっと辟易。だから、怖いのきらいなわたしも、これは納得です。これは面白いとおすすめできます。ノンストップのページーターナー。

たとえば、日本でよくこれ読まれてたような気がしますが、
これよりもっともっと軍配の上がる上級の面白さです。ジョン・グリシャムの法廷シーンよりもっとスピードがあってわかりやすくて、ジョン・ハートの情緒さをちょっと併せ持ちながらもバランスのとれていて、感動も覚えます。しかも戦慄のサスペンススリラーという美味しいどこどりのストーリーでした。ぐっと読者をわしずかみです。

調べてみるとやっぱりa lawer turned a writerでした。しかし作家になる夢のほうが先だったようで、なるほどと思わせる緻密さを感じました。

耳で聴いたので、4日かかりましたが、目で読んでたら徹夜してしまったかも(笑)妹を思う姉の心情、父の子供への愛情が絡まって単なるスリラーじゃないのがよかったです。

英語もわかりやすかったです。最近は耳で聞いたほうが臨場感もあるし、楽な気がしています。気のせいかなあ。忙しくて座って本を読む時間がないなら、耳だけ使おうと、12月の読書はほとんどaudibleで聞いたんですが、大量に聴くことによって、へんに慣れてきたのかも。会話文が多いとaudibleはほんとうにオススメです。笑えるシーンはもっと笑える。泣けるシーンは読み手の震える声につい涙してしまう。演技してくれますしね。

映画化されるんじゃないか? 

ああ、面白かった。

やっぱり読んですぐ書くほうが読書日記は書きやすいです。これからはサボらず書こう。できるかな(汗) 次はファンタジーと、明るめのラブコメを並行しています。どちらもやっぱり楽しいなあ。来週から本格的に仕事も始まるし、お受験もあるので、ちょっとペースが落ちると思います。せっかく読者が増えつつあるのになあ。くすん。

読んでいただきありがとうございました。 

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。 

The Midnight Rose: A Novel [Kindle版]
Author: Lucinda Riley
Category:Dual time story (Historical )

Total recommends:★★
Difficulty:★★☆☆ 
Story:
★★☆☆  
Can't-sleep-degree:
★★☆  
Romance-packed-degree:
★★☆☆  
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
★★

舞台はインドとイギリスです。この本のヒロインはインド人女性。その女性が100歳(だったかな)で亡くなるところから物語は始まります。

女性が亡くなる直前にどうしても叶えたかった願いあった。イギリスに残してきた自分の当時3歳の息子のこと。死亡証明書もあったが、自分の母から譲り受けた特殊な直感力で、彼女は息子の死を信じなかった。なぜなら、いままで全ての自分の身近な人の死を悟ってきたからだった。 息子の行方をどうしても知りたかった彼女は、お気に入りのひ孫に真実を書いた手紙、生きていると信じて疑わない息子に当てて彼女の半生を綴った手紙を託した。

しかし、手紙を渡した直後、彼女は息子の死をはっきりと直感する。そして翌日眠るように天に召されたのだった。ひ孫はイギリスへと旅をする決意をする。

インド人女性の生涯と、現代のイギリスのマナーハウスで明るみになる過去を絡ませたデュアルタイムストーリーです。普通は過去と現代の女性二人というのが相場なんですが、この話は現代が舞台の方ではもうすこし複雑です。ひ孫のインド人男性とアメリカ人女優が現代においては主軸になっています。

カースト制度のまだ強かった時代のインド、そして貴族階級意識がまだ強いイギリス。これらをパズルのごとくうまく組み合わせてお話は作られています。 他の作品でもそうですが、ちょっと無理がありそうな設定を組み合わせるのが好きな作家じゃないかなと思います。ちょっときらびやかな世界を描き出してはくれるので、面白いですが、もうすこしキャラクターに厚みがあってもいいかなと時々思いながら読みました。でも醸し出される雰囲気は好みです。

たとえば、インドのマハラジャ、マハラーニー(お妃)やプリンセスの生活やイギリスの貴族の生活を再現してくれるので、そこは読んでいて楽しいです。当時のインドの上流階級の子供はたいていイギリスのボーディングスクールに行くのが主流だったとか、イギリスの広大な領地と屋敷を維持するのに、アメリカの成金の援助が必要だったとかいうエピソードが散りばめられています。ダウントンアビーに近い世界が展開せれていて、しかもドラマチックです。

ヒロインがインド人の女性ですが、非常に健気なのがよかったです。身寄りのない彼女が必死で自分の人生の活路を見出していく、ひどく悲しい想いを胸に生き抜いていく女性として描かれていて、最後の最後で明らかになるエピソードには感動の涙してしまいました。それまでに「ちょっと都合いいかな?」みたいなことろを全部払拭してくれるうまい終わり方でした。

この人の作品は3作目ではじめてaudibleで聞きましたが、インド訛りの英語が聞けて面白かったです。audibleの感想に「イギリス英語がちょっと配役でごちゃごちゃになっていた」みたいなことを書かれていました。これだけ使い分けて演じるのは私からすると驚きでした。インド訛りとイギリス訛り、それも貴族の英語と庶民の英語、アメリカ英語を分けているので、結構大変。ナレーションはインド人みたいなので、インド訛りが一番それっぽく聞こえました。当たり前か(笑)

audibleの魅力はこの「訛り」を意識して語られるところじゃないかなと思います。イギリスが舞台、ヨーロッパが舞台だとこういうのを楽しめます。アメリカが舞台でも、もちろん訛りを変えています。南部訛りとかがすごく特徴的に聞こえますよね。でもイギリスだともっとそれが多い。

いままで読んだ3作品の中でこれが一番印象的でした。ドラマチック度も一番高い。謎がなかなかわからないので、かなり早く読み(聞き)終わりました。面白かったです。

ああ、ドラマチックなロマンスいいですねえ。インドのマハラジャの宮殿とイギリスの貴族のお屋敷の旅、うっとりして終えた私です。

読んでいただきありがとうございました。 

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